ケースの加工に時間が掛かりましたが、やっと完成しました。
ケースにはTRIOのTR-2200GIIのジャンクを採用、電池ケース部分が単3サイズのためリチウムイオン電池が入らず、ここは再検討課題です。
基板チェック後配線をし動作確認するも、Bandが160m - 17mしか選択できず、エンコーダーも機能しないので、基板(特にIC周り)を再ハンダしてみましたが変わらず。
VFOを制御しているプログラムが Multi-DC TX に対応していないためと判断し、QRPguysからプログラム(fsk_multi_vfo_05062.ino)をダウンロードして、新しいATMEGA328Pに書き込み元のICと差し替えたところ、15m - 12m - 10m Bandが選択できるようになり、エンコーダーも問題なく機能するようになりました。
VFOは Multi-DC CW TX とは別に先に購入していたため、プログラムがFT8-TX用に設定されていたようです。
早速アンテナを繋いで受信してみましたが、21M-24M-28Mともに全くCWを受信できませんでした。
メイン機(FTDX3000)で確認するも、この時間この周波数帯でのCWは受信できないようなので現時点では仕方ないと諦め。
送受信確認はメイン機との鳴き合わせで確認し、周波数表示もキャリブレーションしました。
送信出力は、13.5Vで2.5W〜3Wと仕様の5Wより小さいのでこちらも再調整が必要です。
VFOのメニュー操作やCWモードSWの使い方などが制作マニュアルでは詳しく説明されておらず、何度も試して確認するしかなかったのがちょっと不親切で残念ですが、制作自体はとっても分かりやすくあまり失敗せずに作れるんではないかと思います。
課題部分の修正と変更申請をしながら、21MHz〜28MHzのCWがもっとアクティブになるのを待ちます。
まずは送信機系統図を書かないといけないですね。