筥迫でおめかしして出かけた時のご報告です。 以前、静電気で筥迫の切り房がわぁっと広がって収まらず往生したことがあったので、この日は帯電しにくいという裾除けにし小さなアトマイザーに水を入れて携帯したり用意周到で臨みました。 結果、道中は羽織物が胸元を押さえて固定していた事もあり、切り房もさらりと落ち着いており大丈夫でした。 (ちなみにどう困るかというと、胸元で切り房の糸が広がると食事がしにくいです(外すかハンカチやナプキンで襟元から押えます)。それと御化粧室での身繕いがしにくいです。)
さて行き先では、羽織物をどのフロアで外そうかと迷いました。建物内でも賑わう場所では、暖房があっても外套を着たままの方も多いようですし、塵除けのように考える?せっかく筥迫を入れているので見えるようにしたいし…などと悩ましく結局ギャラリーフロアの手前で畳みました。冬のもどかしいお洒落心(煩悩ですね)もまた奥ゆかしとしてお許しを。
作家さんとお話が弾んだので筥迫をお見せすると「紙は専門外」とおっしゃりながらも、フワリと両掌に包んで手触りがいいと感想をくださいました。お茶会の器など作られる方に和紙筥迫を感触で鑑賞いただけるとは、もう恐悦至極でございました。筥迫の魅力がまた深まりました。
別の日の組合せで年始の親戚挨拶へ。 和紙筥迫は布との摩擦があって収まりが良いため「巾着みせ」スタイルを試してみました。なんといっても頑張って作った巾着が押し潰れないという安心感が良いです。 着物地もシルク混ウールだったのでかっちりと動かず。車の乗り降りでもずれにくくて活動的になれました。和紙素材、いと良し。なんだかはまりそうです。
ちゅん [647] 01/24/(木) 21:48:37
すっかりコメント入れるのを忘れていました〜 ごめんなさい〜
年始の女性の着物姿ほど周りの方に喜ばれることはないでしょうねぇ。 筥迫と帯もお似合いで。 (私なんぞどのぐらい来ていないんだか、、、反省)
『冬のもどかしいお洒落心(煩悩ですね)』
笑った、、、
筥迫一つで可愛いオシャレ心を煩悩に変えてしまうちゅんさん、、好きです。
そして、筥迫一つで色々な方との会話の幅を広げる、筥迫がお役にたっているようで、私も陰ながら光栄に思います。 先日の講習会で「和紙の人」と話題に上っていましたよ。
今年もまたちゅんさんならではの新しい筥迫の世界を見せてくれることを楽しみにしています。
Rom筥 [649] 02/14/(木) 21:26:18
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