第一作です。会社に行きつつちまちま作って4日位で完成。 苦労したのは内布の端の処理(特にカーブ部分、上に出るので目立ちますね)と組紐、房。 組紐は糊をつけて固定したはずなのに、房を作っている間にどんどん解けて紐が長くなっていく…(汗)なんとか羽根を引っ張って戻したのですが、紐に癖がついてすごくいびつになりました(ToT) 房は最初ティッシュが緩かったため、金糸で縛ろうとしても滑って抜けてしまい、すごく苦労しました。何回目かにティッシュを巻き直したら、すぐに出来ました(笑)
作ってみて分かったのは、一つ一つのパーツを出来るだけ丁寧に作るのがいかに大切かと言うことです。 どうも早く完成させたくて適当に作ってしまいがちなので…。 がんばります。
今2作目、無謀にも綿入れ&玉縁に挑戦し、悪戦苦闘中。 お盆休みに完成できればと思っています。
投稿日:2013年08月13日
kusunoki [95] 04/07/(火) 18:07:57
おお〜、すばらしくかわいいではないですか!
やはり飾り房に苦労されたようですね。 まず飾り結びのコツですが、
1)始めはこの紐を使うのではなく、ある程度太めのアクリル紐で結び方の練習をする。 結びの初心者が、始めから細い紐で練習すると苦労します。 まずはゆるまない、太いアクリル紐で結びの練習をして、結び方を覚えましょう。
2)唐打ち紐で結びがどんどんほどけてきたら、紐が潰れた証拠。 心機一転、新しい紐でやりなおしましょう。 唐打ち紐は中が空洞になっています(マカロニ状態)。 結びで最後の締めをするときに、この空洞を潰すことによって締まるのです。 つまり、締まっている中心以外は(羽の部分)、中が空洞のままです。 慣れない人は、操作している間に紐の全ての空洞を潰してしまい、紐がきしめん状態になっています。 紐がきしめん状態になってしまうと、ひっかかりがなくなってしまうので、 どんなに締めてもゆるんできてしまうのです。
3)一つの結びが終わったら、結びの中心に水を一滴たらしておきましょう。 筥迫工房で販売している紐は「人五紐」といいます。 人五とは、「人」=人絹(レーヨン)、「五」=1mm程度の細さ、という意味です(正絹のこの太さのものは「五印」といいます)。 レーヨンは水に弱いので、濡れているうちは堅くなり動きません(ただし、これから結ぼうとしているところにつけると、反対に結べなくなります)。 接着剤は三段の結びが終わってからつけましょう。 でも慣れれば、水をつけなくても簡単に結べるようになりますよ。
何事も数をこなさなければ、簡単には作れません。
>一つ一つのパーツを出来るだけ丁寧に作るのがいかに大切か、、、
ああ、いい言葉ですね。 現代社会にとっても欠けていることだと思います。 日本人の持つ「丁寧な仕事」を筥迫作りは思い出させてくれます。
Rom筥 [96] 04/07/(火) 18:08:19
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返信ありがとうございます。 やはり、習うより慣れろですね。アクリル紐で練習してみます。
せっかく作ったので、今日のお出かけで装着してみました。
この筥迫ですが、柄合わせをしているようで実はナンチャッテ柄合わせなのです(笑) 同じ色の別の花柄をえいやっとドッキング。胴締めをしている方が大きな花に見えます。 こういう柄の取り方もありですよね(笑)
kusunoki [99] 04/07/(火) 18:09:47
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落し巾着を入れる場所が違います。 確かに「帯の中に入れる」と書いていましたね。 実際には着物の中(帯のあたり)です。 筥迫を入れた位置で、そのまま巾着を下に落とし込みます。 つまり巾着の紐は見えないのです。
Rom筥 [100] 04/07/(火) 18:10:12
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落とし巾着の紐、これでは確かに見苦しいですね。 ということは、外に出すのではなく懐の中で帯に挟むのですね? なるほど、勉強になります。
kusunoki [101] 04/07/(火) 18:10:34
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