私がOBの皆さんから推挙され監督となって、既に27年目となります。4部の最下位であったころからのスタートでした。が、当時の熱い心意気の選手達が、今の立命館の原点であります。時間がかかりましたが、1部に返り咲いた時のチームの主力選手は、一般入試の選手でしたし、最後に勝負を決めた選手は、田中・堀組でスポーツ推薦ではありませんでした。堀君は、今も滋賀県の国体選手として老体に鞭を打っております。 また、女子部の前主将伊與田選手もスポーツ推薦ではありませんでした。 これが、永年積み上げてきた立命館大学のスタイルです。「自由で清新」の校風の中で、それぞれの選手 が、大切な青春時代に自分の個性・持ち味を様々な 立場で発揮できるチームです。上手い・強い選手ばかりではありません。というより、チームを戦力として支えているように見える選手も、日々悩み、苦しみながら、自分との戦いを続けている…それが、「勝つ」ためのプロセスなのです。みんないい奴ばかりですから、一緒に「立命館の魅力」を味わって下さい。
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