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がんばるものではありません。 |
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とおりすがり
(360)投稿日:2009年08月23日 (日) 12時43分
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たまたまサイトを訪れました。
僕自身は、34のときに禁煙して以来、今現在38ですが以来一本もすってはいません。
サイトを見ていて、いくつか感じたことがあります。 努力はわかるのですが、こういう意見もある、ということを見てもらえばなにかの助けになるかも知れません。
僕は、34のある日、思い立ってタバコを一切やめました。 それまではいろんなタバコをすっていました。 日本で市販されているタバコと名の付くものはどんなにまずいと思っていたものでも、最低でも1カートンづつは吸っていると思います。 しまいには市販されていないようなガンジャそっくりのガラム(ちゃんと日本たばこの輸入製です)なども吸っていたぐらいです。 そんな私が一番ながく吸っていたのは、両切りの缶ピースでした。
しかし私はある日、とくになにも執着なくタバコを吸わなくなりました。
理由は、ありません。
誰かのためにやめようとか 自分の体のためにやめようとか
そんなことは一切思いませんでした。ただ
たばこって自分に無くてもいいもので、自分の半分は煙草でできているわけではないのだから、たばこはとくに必要ないかも?
と思ったら、急にたばこを買うのが馬鹿らしくなっただけです。
だから、正直みなさんの禁煙の苦しみというものもよくわからないのです。
タバコにしてもサイトにいろいろ書いてありますが、多くは誇大な解釈と、禁煙のための理由付けにすぎず、科学的にもすこし間違っていることを書いてあるので、それが理解できる人には物足りないところです。
禁煙するのに理由付けなんていりません。 吸うのにも理由なんて要りません。
たんなる嗜好品ですから。
好きなものをやめろ、とは僕は言いませんし、友達にも押し付けたりしません。
たばこは ここで書かれているような殺人の道具ではありません。 周りの人間に対しても、じつはそれほどひどい害があるものではありません。 タバコの副流煙などより、プリウスの排気ガスのほうがよほど毒性が高いのが真実です。 煙草の煙ではひとは死にませんが、プリウスの排気ガスでは人は死にますからね。
何事も ただしく知る。
恐怖で だれかを扇動するのでは長続きしません。 タバコは単なる嗜好品でしかありません。 ケ小平はたばこ好きで死ぬまで煙草を吸い続けていました。 「煙草は肺の鍛錬であるからやめることはできない」 こんな名言を残していますが、これは今の医学見地からすると滑稽でしょう。 しかし、彼は吸い続け、93歳まで生きました。 極端な例ですが、たばこに言われるとおりの害があるとするなら、事実がそれを覆してしまうことになります。
一部をすべてのように語るのではなく すべてはそうなるかも知れない というていどのものでしかないと思うのです。 仏教的に言うと、それが色即是空、空即是色というものにつながっていくものだと思います。
みなさんの禁煙の動機や運動に反対するものではありません。 しかし、応援もできません。
いつか、「挑戦」などと大層にかまえることなく気持ちの上で独善であることを超えられたものになるといいなと思います。
体験的に、禁煙に成功しているというか・・・。 自分としては「いまは必要ないからいらない、未来にまた吸い始めるかもしれない」という意識でしかありません。
肩肘張らずに がんばらずに なんとなーく
それがつづく
それが結果的に禁煙しているという状態に見えるのかもしれません。
がんばれとは言いません。 でも、自分が信じるなにかと戦って、勝ってくださいね。
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