投稿者:塾頭 舘野 雅秀
国民に多大な迷惑をかけた「民主党政権」下、功罪は別として、財務省を喜ばせたのが、「タバコ税」の増税だったのを範とするのか?明日から「改正酒税法」が施行されます。酒類小売店は、大型量販店との競争に敗れて廃業に追い込まれた件数が著しいので、ホットする向きもあるだろう。 消費者にとっては、「タバコ税」の増税と一緒で、選挙公約にもない、勝手な決定であるが、消費税の増税を先送りしている都合上、財務省の期待に少しは応える為、実施に至ったのであろう。 最近は、株価上昇と求人率の増加を成果として言及するも、無策の策、「アベノミックス」や日銀の「黒田バズーカ」等々の掛け声戦術は忘れ去り、所得の実質低下に頬かむりし、「小泉政権」下からはじまった格差の拡大を更に推し進めているのは、対立する野党も無く、党内に敵無しの状況で、自民党総裁選を迎えようとしているからに他ならない。 総選挙が行われても、争うべき強敵の居ない現在、ヤリ放題の政治手腕は、民主主義の晩鐘となるであろう。
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