関東学院大学ラグビー部を応援する,おっちゃんの掲示板
関東学院大学のラグビー部,野球部,陸上部等の運動部について書いてくれると嬉しいぞっと。
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| その昔、早稲田大学が低迷し代わりに関東学院が頂点に立った時があった。早稲田大学の復活を託されたのは当時ラグビー界花形のOB人物だった。関東学院が釜利谷で練習をしていると就任して間もないその花形監督が単身で現れた。なんと練習試合のお願いに来たという。伝統校の花形監督がポッと出の新興校の格下の監督に頭を下げにきたのだ。釜利谷グランドだけでなくラグビー界全体が震撼した。プライドをかなぐり捨てたその覚悟に関東学院の監督は恐怖を覚えたという。早稲田大学の選手も俺たちがあの監督にそんなマネをさせてしまったとワナワナ震えた。 しかし実力の差は歴然としており、春季練習試合は57-7と大差がついた。ところがそのゲーム前、花形監督は「カントーは強いぞ、今のお前たちは50点差をつけられるだろう」と予想していたが、その読みの深さに「この監督なら俺達は復活できるぞ」と奮い立った。 花形監督は怯むことなく夏季練習試合も組んだ。実力差のため関東学院は控え選手を並べたがそれでも関東学院の完勝だった。早稲田大学の選手達はショックで誰もしゃべらなかった。 そんな選手達に花形監督は言った。「この試合に負けて早稲田は追いつかなくてはならない姿がイメージから実像へ変わった。俺たちは今やっとスタートラインに立てたんだ。いいか、俺がお前たちを強くしてやる。」その確信めいた言葉に選手達は一斉に顔を上げた。 その後の練習で早稲田大学選手達はダミーに着せていた慶應、明治のジャージをはがし関東学院のジャージを着せてひたすらタックルを繰り返した。伝統校のプライドを捨て、復活へのターゲットを関東学院一本に絞ったのだ。そしてその後、見事復活を果たし早関時代へと入っていったのだ。 |
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| [1384]2023年04月08日 (土) 18時59分 |