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[87] パンドラの箱舟 追記&ログ
神酒 - 2018年01月22日 (月) 03時13分

シナリオ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6858179

「竜夜に頼まれて来たものの・・・なんだこれ?祭りかなんかやってんのか?」

解説:『おーーーーっとここでおかわり!みるみるうちに他の選手との差を広げていきます!』

解説:『一体その体のどこにそれだけの重量が入っていくのか!?
    彼の胃袋は底なしかぁーーーーーーー!!!!』

「……もしかして」

モブ:『おかしいぞ…、明らかに体の体積より多くの食料が平らげられている…!!』

(もぐもぐもぐもぐ)
「……おかわりだ。」(口の端にご飯粒をつけつつ)

「…やっぱり!」

解説:『おーーーーーーっとここでタイムアー――――――ップ!!!!!!
    他の選手の追随を許さず!優勝したのは!!
    なんと飛び入り参加で出場した戮選手だーーーーーーーーーーッ!!!!!!!』

解説:『平らげたのは大盛カツカレー30皿!!!
    ありえない!しかしその皿のタワーは確実に存在しています!!!
    彼には優勝賞品として、商店街のどこでも使えるクーポン券10万円分が進呈されます!!
    おめでとーーーーう!!!!』


「…まだ食えるんだが…」

「戮ー、ゆうしょーおめでとーでもあんま目立つような事しない方がいいと思うけど?」
小声で↑

少し不満そうにしながら賞品を受け取り、そこで初めてともに気づいたように顔を向けます。

「人間界は物価が高いんだ。」

「こういう場でなければ腹いっぱいに食える場所がない…。」

「いやまあ気持ちはわかるよ?うんうん。でも今日はここまでにしとこ、竜夜に頼まれて探しに来たんだよ」
って言いながら腕を掴んで壇上から降りるように促す

こころなしかしょんぼりしつつも、ともに促されるままに壇上を降りて人込みを抜けます。
ただししっかりとクーポンは握りしめている。

クーポンを握り締めながら壇上を降りようとしたその時、突然めまいが起こり、視界が真っ白に塗りつぶされて、二人は意識を失います。
意識を失う前に二人は、どこからともなく以下の言葉を耳にする。
『貴方が救えるのはただ一人です』

目を覚ますと二人は、板張りの長方形の部屋の中にいる。
部屋は時々ゆらゆらと揺れて、そのたびに部屋全体からミシミシと軋むような音が響く。
部屋にはドアが1つだけあり、窓はない。

(アイデアファンブルにより、とも気絶 戮は聞き耳、後にアイデア成功)

遠くから波の音と潮の香りがするのがわかる。
この部屋が船の船室ではないかという事に気が付く。


さらに探索者たちは、それぞれ自分たちの片足が足枷によって戒められ、鎖に繋がれている事に気がつく。
この身に覚えのない状況に、《SANチェック(0/1)》となる。 戮は自動成功なので0です。

鎖の長さは部屋の半分と少しほどで、鎖の端はそれぞれ別々の壁の真ん中あたりに繋がっている。
鎖につながったまま行動できる範囲は、別途地図を参照(左右の壁から描かれた半円部分)。
足枷にも鎖にも鍵穴らしきものはなく、鎖は頑丈で武器を使っても物理的に切断することはできない。

「なんだここは…。
………?潮の匂い…?」

「!
なんだこれは?鎖か…?」

少し鎖に爪を立ててみるけど、おそらく通用しないとわかってやめる。

乱暴に揺さぶって起こされるとも。

「おい、起きろ。寝ている暇はないぞ。」

「うーーーーーーーーん、あと5分・・・・・・・あ!?」

「起きたか。」

「なら現状を確認しろ。
 …なにかおかしいぞ。」

「ん、どしたどした」
ここでともは聞き耳だけ成功していたので波の音と潮の香りには気づく。

戮は多分超常現象には慣れてるけど(人外だから)、こういう突拍子もない不気味さは初めてだと思う。

「何ここ?会場にいたはずなのに・・・鎖?」
鎖をぶち壊そうとするとも、止める戮。

「それだけじゃない。ここはおそらく海のうえだ。」

「やめておけ。それは壊せない。」

「はー、ふーん・・・海?え、海の上?これ壊せないし・・・」

「…なんらかの力が働いているのは確かだ。
 おそらく、俺たちと似て非なるものの力が。」

「だろうねぇ、しかし人間ならわかるけどオレらに壊せない鎖ってどうなってんの?不気味だわ・・・」

「……。」

部屋の中をぐるりと見渡す戮、床に目星、成功。
ともは天井に目星、成功。続いて海図に歴史、成功。

「この海図なんかおかしいな……」
「この海図……現実のどこの場所でもないな」

戮は床に刺さってたダガーと紙をみる。

戮、SAN自動成功。

この部屋の揺れ方が異常な事に気づき、本当に海に沈んでしまうのではないかと気づいて、
《SANチェック(1/1d3)》となる。
戮、成功。減少なし。

紙の裏も確認。ここではともには内容を伝えず。
戮は床に自分の姿しか映らないことを確認。

ダガーの詳細わからずにともに渡す。

「とも、これを見てくれ。」

「ん、何これ?ダガー?」

「あぁ。さっきそこに刺さっていた。」
紙の詳細伝えない。

「ふーん・・・これ見たことあるかも」

考古学成功、このダガーが『ミセリコルデ』と呼ばれるものである事と、その由来を知ることが出来る。

「慈悲の短剣ねぇ・・・」
詳細を戮に話す。

「……慈悲の短剣…か。」
ここで戮にダガーを返す。

砂時計をみる戮。
砂時計を見ようとしたその時
船が大きく揺れる。部屋全体が、今にも崩れるのではないかというほどに、
ぎしぎしと大きな音をたてて軋む。

「うわわわ、何!?」

また、船の異常な状態に、探索者たちは《SANチェック(1d3/1d5)》となる。

「落ち着け。腹に力を入れて腰を落とせ。」

「んなこと言われても急に揺れるんだもんー!」

どちらも成功だがSANはお互い1減少。

「…この砂時計。全く動いてないぞ。」

「これだけ揺れても動かないとか普通の物じゃないね、やばそうな物だ…」

ここで戮は扉に目星、紙を発見。内容読めず。

ともは背中側にあった武器を調べ出す。

「ダガーもそうだけどさっきから後ろにあるこれ気になるんだよね」

「…見るからに危険そうだな…。いったいいつの物だ。」

「鎌ぐらいしか使ったことないけどなんか手に馴染むね、これ」

「…手に馴染む…?」

「あぁ…。あの扉に紙が張り付けてある。
 ここからでは見えないようだが…。」

「本当だ、この鎖さえどうにかなれば見れるのにね」
ともがここでふと床をみる。戮も同じタイミングで床を確認。

床には自分自身の姿しか映っていません
戮は二度みて確信した?

「そういやこの床、自分しか映ってないね」

ここで戮が鏡の自分にダガーを突き立てれば、と考える。
長考。

戮はともにさっき床にあった紙を見せて、自分の考えを話します。

「……というわけだ。
 おそらくこれで脱出できると考えられる。」

「………」

紙の内容を話したことによりここでともも察する。ともはSANチェ失敗により1減少。

「その考えが正しいとすると、このナイフを自分に…ってことか」

「あぁ。
 …だが、もし違っていたら、その時は自分自身を殺す結果になるかもしれない。」

「………」

「だからまず俺がやる。
 もしこの仮説が間違っていた場合、おそらく相手にこの短剣を刺すのが正解になる。
 その時は、俺に短剣を刺せ。そうすれば出られるだろう。」


「……わかった、生きて帰りたいから、別れの言葉なんか言わないからな 」


「安心しろ胸に短剣を刺したくらいでは饕餮族はそうそう死なない。
 一度目の失敗でも死んでいないなら二度目でもギリギリ死なないだろう。」
戮のわかりにくい励まし。

「……‥」

戮が短剣を構えて床の自分と相対します。

「…とも、大丈夫だ。」

「お前は、帰してやる。」

床に映った自分自身に、振りかぶった短剣を突き立てます。
それこそ、躊躇も、迷いもなく。

慈悲深き短剣は戮の急所に刺さり、戮は静かに事切れる。
それと同時にともの鎖が外れます。

※KPのミスにより床を刺して死亡する事案が発生。
本当は自分自身に刺して完全回答なのでここは改変した方が良いと思われる。

覚悟していたとはいえ、目の前でもうひとりの探索者の死を目の当たりにしてしまったともは
強制的にSANチェックとなります
《SANチェック(1d3/1d5)》

普段しないような励ましが逆に仇となったと思われる。成功はしたものの、1減少。

「やっぱりね、そういうこと」

戮に刺さったナイフを抜いて自分の胸に突き刺します。
※これが完全回答でした、申し訳ない。

すると、既に死亡している戮の鎖が外れます。
あと少しだけあった砂時計ですが、そんなことはお構いなしと言わんばかりに船は沈んでいきます。

まるで今まで悪い夢を見ていたような気分で飛び起きるがそこは船内ではなく、
自分のよく知る景色が広がっていることに気づき、二人は安堵のため息をつきます。
しかし、ふたりのその手には船内にあったはずの物が握られており、あれが夢ではなく本当の出来事だった
ということを嫌でも理解してしまうのでした――。

戮の手にはクーポンと金の砂時計、ともの手にはミセリコルデが握られていました。

「…あれは、夢、だったのか…?
 いや、じゃあこれは……?」

「悪趣味な帰り方だよほんとに…」

「とも…。無事、だったか。」

「……嫌なものを、見せたな。」

「お陰様でね!先にあの紙の内容知ってて、ダガーさえ持ってればオレが先に死んでやったのに・・・」

「そうするだろうと思ったから言わなかった。」

「もうあんなことすんなよ、怒りたくても怒れないじゃんか」

「断定はできないが善処する。」

「あー、心臓に悪かった…嘘とは言えど一回死んだんだもんな」

「…とりあえず気分をなおすためにも食事に行くぞ。
 嫌な思いをさせた侘びだ。お代は俺がもつ。」

「ん、ありがと。食べに行ってから竜夜んとこ帰ろうね!」

「あぁ。……竜夜には言わないでいてくれると、助かる。」

「言わないよ、言ったらオレまでなんか言われそうだもん。ほら、行こいこ」

「おい、待て。どこに行くかは決めてあるのか。」

「さっきのクーポン券?あるじゃん。それでよくない?」

「クーポンはどこでも使えるやつだ。
 何が食べたい。
 …ここら辺の地理には俺の方が詳しいだろう。」

「肉!肉がいい!」

「ならあそこにするか…。
 たしか焼肉の食べ放題があったはずだ。」

「…俺は食べ放題だけ注文拒否されているが…、まぁ、お前は大丈夫だろう。」

「実質出禁食らってるじゃん……せっかくだからぱーっとやろやろ!」

戮のSAN全回復に対してとものSANが1しか回復してないのなんか不穏。

[124] パンドラの箱舟 リプレイ風小説
神酒 - 2018年11月16日 (金) 00時07分

「竜夜に頼まれて来たものの・・・なんだこれ?祭りかなんかやってんのか?」

竜夜に戮を連れて帰って来いと頼まれて久々に人間界に来た。
飛べばすぐに見つかるだろうと思ったが『大事にはしたくないからそれだけはやめてくれ』と釘を刺された。

宛てもないし、徒歩で探すとなると一体何日かかるんだろうなんて考えながら歩いていると不自然な人だかりを見つけた。


解説:『おーーーーっとここでおかわり!みるみるうちに他の選手との差を広げていきます!』

解説:『一体その体のどこにそれだけの重量が入っていくのか!?
    彼の胃袋は底なしかぁーーーーーーー!!!!』

どうやら大食い大会が開かれているらしい。

『おかしいぞ…、明らかに体の体積より多くの食料が平らげられている…!!』

「……もしかして」

周りの反応が明らかに“やばいもの”を見るようなものだった。
ここにいたら楽だなぁなんて思いながら人ごみをかきわけるようにして壇上の前まで進んでみた。

「……おかわりだ。」

壇上の上には口の端にご飯粒をつけつつ、カツカレーのおかわりを要求する戮の姿があった。

「…やっぱり!」

解説:『おーーーーーーっとここでタイムアー――――――ップ!!!!!!
    他の選手の追随を許さず!優勝したのは!!
    なんと飛び入り参加で出場した戮選手だーーーーーーーーーーッ!!!!!!!』

解説:『平らげたのは大盛カツカレー30皿!!!
    ありえない!しかしその皿のタワーは確実に存在しています!!!
    彼には優勝賞品として、商店街のどこでも使えるクーポン券10万円分が進呈されます!!
    おめでとーーーーう!!!!』


「…まだ食えるんだが…」

不満を漏らす戮。
だがもうカレーが入っていたであろう鍋はすっからかんだった。

「戮ー、優勝おめでとう〜……でもあんま目立つような事しない方がいいと思うけど?」

壇上の下から他の観客に聞こえないように、戮にだけ聞こえるように小声で話しかけた。

相変わらず不満そうにしながら賞品を受け取り、そこで初めてオレの存在に気付いたようでこちらに顔を向けてきた。

「人間界は物価が高いんだ
こういう場でなければ腹いっぱいに食える場所がない…。

開口一番が人間界への不満だった。

「いやまあ気持ちはわかるよ?うんうん。でも今日はここまでにしとこ、竜夜に頼まれて探しに来たんだよ」

あまりにも真面目に言うものだから笑いをこらえながらも壇上に上がり、こころなしかしょんぼりしている様子の戮の腕を掴んだ。

戮の手にはしっかりとクーポンは握りしめられていたが取り返すのも可哀想だなと思い、何も言わずにそのまま人ごみを抜けようとした。

瞬間――突然の目眩。

それだけではない、視界が真っ白に塗り潰されて―――。

『貴方が救えるのはただ一人です』

そんな言葉が聞こえたような気がした。

… … …

「なんだここは…。
………?潮の匂い…?」

遠くから波の音と潮の香り。
この部屋は恐らく船の船室なのだろう。

「!
なんだこれは?鎖か…?」

さらに戮は片足が足枷によって戒められ、鎖に繋がれている事に気がついた。
しかし、こんな事は人間ではない者達にとっては日常茶飯事といっても過言ではない。

戮は鎖に爪を立ててみるが足枷にも鎖にも鍵穴らしきものはなく、鎖は頑丈で物理的に切断することはできないだろうと判断してすぐにその行為を止めた。

鎖の長さは部屋の半分と少しほどで、鎖の端はそれぞれ別々の壁の真ん中あたりに繋がっているようだ。

戮の反対側にはのんきに眠りこけているともの姿があった。
声をかけたくらいじゃ起きないだろうと思い、鎖を引きずりつつもともの側に寄って、乱暴に揺さぶった。

「おい、起きろ。寝ている暇はないぞ。」

「う〜ん、あと5分・・・・・・・あ!?」

二度寝をする気だったのかもしれないがすぐに何かに気付いたのか勢いよく飛び起きた。

「起きたか……なら現状を確認しろ。
 …なにかおかしいぞ。」

「ん……?」

遠くから波の音と潮の香り。

板張りの長方形の部屋の中。
部屋は時々ゆらゆらと揺れて、そのたびに部屋全体からミシミシと軋むような音が響いていた。
部屋にはドアが1つだけあり、窓はないようだ。

「何ここ?会場にいたはずなのに……鎖?」

とりあえず自分の拘束を力任せに引きちぎろうとするが戮が首を振って自分にもついている足枷と鎖を見せてきた。

「やめておけ。それは壊せない。」

どうやら戮にもこれは壊せないようだ。
だったらなおさらオレには壊せないだろうと諦めて、現状を把握すべく、周りを見渡した。

「それだけじゃない。ここはおそらく海のうえだ。」

「はー、ふーん……海?え、海の上?これ壊せないし……」

戮はオレよりも先に起きて現状を把握したらしく、淡々と説明してくる。

「…なんらかの力が働いているのは確かだ。
 恐らく、俺たちと似て非なるものの力が。」

「だろうねぇ、しかし人間ならわかるけどオレらに壊せない鎖ってどうなってんの?不気味だわ……」

目が覚めたら知らない場所にいた事、壊せない鎖。
それらは明らかに異常であり、一刻も早く此処から脱出した方がいいだろうと思った。

「……。」

部屋の中をぐるりと見渡す戮。
オレも上からどうにか出られないかと上を見上げた。

「この海図なんかおかしいな……
…現実のどこの場所でもないな。」

だてに長生きはしていない。
今まで見たことがない海図が天井に描かれていた。

戮の方を見るとどうやら床に刺さっていたであろうダガーをまじまじと見つめていた。
一瞬だけ何かを考えるような顔をしたかと思えば、そのダガーを此方へと渡してきた。

「とも、これを見てくれ。」

「ん、何これ?ダガー?」

「あぁ。さっきそこに刺さっていた。」

「ふーん、これ見たことあるな
……『ミセリコルデ』、確か慈悲の短剣とかいう意味合いがあってだな……
重症の騎士にとどめを刺すために用いられたり、敵の騎士に対して捕虜になるか死かの、どちらかを選ばせる時に使われたためだとか……」

今の状況でそんなものがあるなんて物騒でしかない。

「慈悲の短剣ねぇ……」

嫌な予感がする。

「……慈悲の短剣…か。」

戮にダガーを返す。
正直返したくはなかったが、その予感が当たるとは限らないし、そもそもオレ達は普通の人間じゃない。
そう簡単に死ぬわけがない。

ダガーの下に紙があった事を思い出す。
紙に何か書いてあったのか聞こうとした瞬間、船が大きく揺れた。
部屋全体が、今にも崩れるのではないかというほどに、ぎしぎしと大きな音をたてて軋む。

「うわわわ、何!?」

バランスを崩しかけて壁にもたれ掛かる。

「落ち着け。腹に力を入れて腰を落とせ。」

「んなこと言われても急に揺れるからー!!」

戮は至って冷静だがオレはカナヅチだ、船が沈みでもしたら泳げずに苦しむだろう。
そう考えるだけであまり冷静ではいられなかった。

「…この砂時計。全く動いてないぞ。」

あれだけ揺れておきながら砂時計が全く動いていない事に気づく戮。

「これだけ揺れても動かないとか普通の物じゃないね、やばそうな物だ…」

壊れない鎖、全く動かない砂時計、異常な揺れ。

ともは背中側にあった武器を調べ出す。

「ダガーもそうだけどさっきから後ろにあるこれ気になるんだよね」

「…見るからに危険そうだな…。いったいいつの物だ。」

「鎌ぐらいしか使ったことないけどなんか手に馴染むね、これ」

「…手に馴染む…?」

「あぁ…。あの扉に紙が張り付けてある。
 ここからでは見えないようだが…。」

「本当だ、この鎖さえどうにかなれば見れるのにね」
ともがここでふと床をみる。戮も同じタイミングで床を確認。

床には自分自身の姿しか映っていません
戮は二度みて確信した?

「そういやこの床、自分しか映ってないね」

ここで戮が鏡の自分にダガーを突き立てれば、と考える。
長考。

戮はともにさっき床にあった紙を見せて、自分の考えを話します。

「……というわけだ。
 おそらくこれで脱出できると考えられる。」

「………」

紙の内容を話したことによりここでともも察する。ともはSANチェ失敗により1減少。

「その考えが正しいとすると、このナイフを自分に…ってことか」

「あぁ。
 …だが、もし違っていたら、その時は自分自身を殺す結果になるかもしれない。」

「………」

「だからまず俺がやる。
 もしこの仮説が間違っていた場合、おそらく相手にこの短剣を刺すのが正解になる。
 その時は、俺に短剣を刺せ。そうすれば出られるだろう。」


「……わかった、生きて帰りたいから、別れの言葉なんか言わないからな 」


「安心しろ胸に短剣を刺したくらいでは饕餮族はそうそう死なない。
 一度目の失敗でも死んでいないなら二度目でもギリギリ死なないだろう。」
戮のわかりにくい励まし。

「……‥」

戮が短剣を構えて床の自分と相対します。

「…とも、大丈夫だ。」

「お前は、帰してやる。」

床に映った自分自身に、振りかぶった短剣を突き立てます。
それこそ、躊躇も、迷いもなく。

慈悲深き短剣は戮の急所に刺さり、戮は静かに事切れる。
それと同時にともの鎖が外れます。

※KPのミスにより床を刺して死亡する事案が発生。
本当は自分自身に刺して完全回答なのでここは改変した方が良いと思われる。

覚悟していたとはいえ、目の前でもうひとりの探索者の死を目の当たりにしてしまったともは
強制的にSANチェックとなります
《SANチェック(1d3/1d5)》

普段しないような励ましが逆に仇となったと思われる。成功はしたものの、1減少。

「やっぱりね、そういうこと」

戮に刺さったナイフを抜いて自分の胸に突き刺します。
※これが完全回答でした、申し訳ない。

すると、既に死亡している戮の鎖が外れます。
あと少しだけあった砂時計ですが、そんなことはお構いなしと言わんばかりに船は沈んでいきます。

まるで今まで悪い夢を見ていたような気分で飛び起きるがそこは船内ではなく、
自分のよく知る景色が広がっていることに気づき、二人は安堵のため息をつきます。
しかし、ふたりのその手には船内にあったはずの物が握られており、あれが夢ではなく本当の出来事だった
ということを嫌でも理解してしまうのでした――。

戮の手にはクーポンと金の砂時計、ともの手にはミセリコルデが握られていました。

「…あれは、夢、だったのか…?
 いや、じゃあこれは……?」

「悪趣味な帰り方だよほんとに…」

「とも…。無事、だったか。」

「……嫌なものを、見せたな。」

「お陰様でね!先にあの紙の内容知ってて、ダガーさえ持ってればオレが先に死んでやったのに・・・」

「そうするだろうと思ったから言わなかった。」

「もうあんなことすんなよ、怒りたくても怒れないじゃんか」

「断定はできないが善処する。」

「あー、心臓に悪かった…嘘とは言えど一回死んだんだもんな」

「…とりあえず気分をなおすためにも食事に行くぞ。
 嫌な思いをさせた侘びだ。お代は俺がもつ。」

「ん、ありがと。食べに行ってから竜夜んとこ帰ろうね!」

「あぁ。……竜夜には言わないでいてくれると、助かる。」

「言わないよ、言ったらオレまでなんか言われそうだもん。ほら、行こいこ」

「おい、待て。どこに行くかは決めてあるのか。」

「さっきのクーポン券?あるじゃん。それでよくない?」

「クーポンはどこでも使えるやつだ。
 何が食べたい。
 …ここら辺の地理には俺の方が詳しいだろう。」

「肉!肉がいい!」

「ならあそこにするか…。
 たしか焼肉の食べ放題があったはずだ。」

「…俺は食べ放題だけ注文拒否されているが…、まぁ、お前は大丈夫だろう。」

「実質出禁食らってるじゃん……せっかくだからぱーっとやろやろ!」

戮のSAN全回復に対してとものSANが1しか回復してないのなんか不穏。




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