パリとクラクフ　その３

いよいよ　明日はアウシュビッツ強制収容所の観光で、申し込んでおいたツアーではガイドさんがホテルまで迎えに来てくれることになっていて、朝の８時に来てくれることになっているので、さっさと風呂に入り・・と言っても　日本のお風呂とはもちろん違いますが、それでも　パリのお風呂よりは　すいぶんと良かったです。アメニティ　石鹸やシャンプー、リンスなどもちゃんと用意されてて、タオルも枚数が多いし、パリなんて　4星ホテルだってシャンプーだって　ボディ洗いと同じだし、リンスなんて置いてないです。
朝は、朝ごはん食べるので早めに起きて、一階のレストランで、まだ早かったので　僕の他にもう一人だけで、これまたパリのホテルより種類も豊富ですごく良かったです。（と言っても　パンにハム類　チーズ類　ジュースにサラダ、フルーツです）　ビュッフェスタイルです。
ウェイトレスのお姉さんたちも、ちゃんとしていて英語も話すし、いいかんじでした。ただ料金が高く日本円で2500円ぐらいになりました。

ガイドさんは　どんな人が来てくれるのかな？？って待っていると　女性でした。
すごく日本語が上手な　ソフィアさんです。もちろん　ポーランド女性です。
ホテルのある旧市街から中央駅　バスターミナルのある新市街までは歩いて行きました。15分ぐらいかかった感じでした。ソフィアさんは、ポーランドの大学では　日本語を選択（非常に希少　珍しい）して、その後に日本に留学をしたそうです。東京の大学に奨学資金を受けて1年間勉強したそうです。すごく楽しかったと言ってました。お父さんが　日本で一時期働いていたこともあって影響を受けた様子でした。
お母さんは、え？日本？なに？それ？どこ？って感じで大丈夫なの？って心配したそうです。
1年間の留学にしては、本当に日本語が上手で、パソコンを使えば　日本語もある程度はタイプ可能とは言ってました。これって　すごいことです。
そんなこんなでバス停に到着（普通に道路に標識があるだけ）最初のバスは　満席で乗れずに、次の便まで待つことになりました。すぐにバスが来るわけでもなく、３０分以上は待ったかんじでした。　その間にも　いろいろな人たちが、あっちこっち？？方面行きのバス停に集まり、出発などしていました。冬が長く寒いし、この時期は　多くの人たちが移動するみたいです。ほとんどがリュックサックを背負った人ばかりです。
アウシュビッツの強制収容所には、クラクフとアウシュビッツ間を走っている通常の路線バスのようなものを利用するしかなさそうです。後はレンタカーなどを利用するか、団体であればバスのチャーターもあるんでしょうけど。
時刻表も行先もポーランド語の表記なので、まったく読めません。案の定　外国の旅行者で読めない人は、聞きまくっていました。

写真は、バス停で待っている場所で、他のバス停とか利用する人たちです。バスに表示されていたポーランド語のアウシュビッツ-クラクフ間を走る　と言うような意味です。高速道路を走って行く途中の看板です。
とっても田舎の感じでいいところです。天気も良かったので余計に感じたのかもしれません。これが冬だと違ったイメージだったかも　クラクフでは冬は　マイナス20度ぐらいまで冷え込み、雪は、多くなくものすごく寒いそうです。
クラクフから終点のアウシュビッツまでは、約1時間ちょっとかかりました。エアコンも利いて、天気も良く、朝も早かったのでウトウトしていたのですが、後ろの席のギャル？2人が、うるさいのなんのと　どうでもいい？会話でしゃべりまくりで・・・英語だったのですが　どこの国の人かは　わかりませんでした。
ああ　うるさかった　　そのうちに　自分たちも眠くなったのか　急に静かになったと思ったら　眠ってました。

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