[3404] <詳報@> 5・29 「大阪講習会」午後の講話は、まるで『共産党講習会』のようだった!! ――― 安倍政権と本流を言葉は丁寧だが、感情は激怒して批判展開!! (コメント追加) |
- 大阪信徒 - 2016年05月30日 (月) 11時54分
<マサノブ発言の要旨> (録音禁止であるのでメモに従ってマサノブ発言をまとめた。)
@ 夏の参院選挙が危ない。アベノミクスの効果は、大企業のみが繁栄し、中小企業までは回って来ていない。安倍首相は1億総活躍時代といっているが、格差社会とは両立しない。あれ程ヒドイ首相は今までなかったのではないか!?
A 雅春先生は、大東亜戦争のことを聖戦だと言ったことは、一度ならずに度も三度もある。当時は、政権を擁護する為に擁護していた面もあるが、一方「神示」のなかではあの戦争を否定されていた。この二点は明らかに矛盾をしている。戦時中の思想統制の中にあっての「聖戦」発言によって、信徒の中に混乱が生じてしまった。この辺のところの詳しいことは、2004年刊「歴史から何を学ぶか」に書いてある。
B このように、宗教運動は時代の制約下で説かれるものである。時代という流れの中で説かれると云う事である。従って、時代が変わればその前の時代の「教え」も変わってこなければならない。それを、当時の雅春先生の言われたとおりに説き実行しなければならないとする「原理主義」を採用すると、時代が変わっても無理なことを信徒に実行せよと言わねばならなくなる。自分の都合に合わせて教祖の引用文を使って実行を強いる。換言すれば、昔の聖典に書かれている周辺部分のことを中心部分に入れてしまう。周辺部分のことを中心部分に入れてしまって理解すること、これを原理主義という。
C 中心部分の真理を現代に翻訳するのが、宗教の指導者の役割である。原理主義の考え方では、仏教で極楽は西方にあると説く場合、「西方」を字の通りに解釈して、日本から西の方向に離れたところ、即ち、現代の「中国」に極楽があると考えることになる。このように「原理主義」は間違った方向へ人々を導いてゆくことになり、危険なのだ。宗教の指導者は、「西方」を西の方向と解釈せずに、遠く離れたところの比喩の言葉だと現代という時代に即して説かねばならない。
D 「生長の家」は原理主義を採用しない。然るに、「生政連」の運動は現代とは矛盾していないと主張した人たちは、今の時代に促した運動方針を否定して、『生長の家』を脱退して、「日本会議」の様な別団体を作り、今は安倍政権の側近にまで成っている。また、「谷口雅春原理主義」の意味が分からないで、別働隊をつくって、有害な行動をして、「生長の家」に害を与えている人々がある。
E 清超先生は、生政連時代の政治色を憂いて、信仰色の「生長の家」へと帰られたのである。清超先生は「法燈を継承すると云う事は、雅春先生の説かれたことを一時一句繰り返すことではない」として、政治色中心の運動方針を改めるために「生政連」の活動停止を決断されたのであって、当時の自分はこのことについて何ら関与していないのである。
F 『日本会議の研究』(菅野 完著)には、「生政連」と言う「生長の家」の政治運動のことが書かれている。219頁には、当時の活動者の名前・伊藤哲夫さんの名前も出ている。111頁には「谷口雅春先生を学ぶ会」は原理主義者であると書かれている。自分(マサノブ)は、このような「生政連」活動や、「日本会議」や「谷口雅春先生を学ぶ会」の行きかたには賛成しないのである。
G 谷口雅春先生は、その当時の方便説法として、“現憲法破棄・明治憲法復元改正”を唱えられた。しかし、時代は変化したのであるから、運動方針も変化しなければならない。何時までも“現憲法破棄・明治憲法復元改正”を唱え続けることは“原理主義”であり、妥協してはならない。脱退して行った「谷口雅春原理主義者」達は、自分たちを『本流』と称して、われわれの「生長の家」教団を『別派』だと称している。このような「原理主義者」達には絶対に妥協してはならないのだ。
H 現代は、お互いに敵対して入る時ではないのだ。人類は今、(自分で自分の首を絞める)自殺行為をしているのだ。現代は、何はさておき、地球を守らなければならないのだ。国家と国家との対立よりも人類全体が危ない時なのだ。我々のしている運動やその方向性を見て“サヨク”という人達が居る。しかし、それはマチガイである。上を見ると「生長の家講習会」と書かれている。その右には「日の丸」がある。そして、開会式には「君が代」を歌っている。どこから見ても“サヨク”ではない。
I 世界全体の情勢を見れば、――
1、2019年までは世界の穀物生産量は上昇していた。しかし、その後は横這いで増えてはいない。
2、一方、世界人口も増えた。従って人間1人当りの穀物量は増えなかった。そして、貧富の差が拡大していった。人口が増える一方、耕地面積は少なくなり、価格は上昇した。飢餓が生じた。
3、現在、アメリカと中国の飼料用穀物の使用量は増え続けている。これは、肉食が増えているためである。特に中国において。この飼料用穀物生産の増産は、生産国の貧困層の食糧を奪うことになるのだ。中国は現在、食糧植民地主義の道を歩んでいる。資源を強奪しているのだ。だから、どうしても肉食を止めるようにしてゆかなければならぬのである。どうしても肉を食べたい人は、鶏や魚の肉に変えて欲しい。牛肉1KG生産するためには7KGの飼料用穀物が必要。豚肉1KG生産のためには4KGの飼料用穀物が必要。鶏肉の場合には2KG,魚肉の場合には1.8KGである。肉食の好きな人は肉の“趣好”を変えて鶏肉や魚肉にして頂きたい。スポーツ界でも最近はベジタリアンが増えて来ているのである。
4、電力についても同じである。四国の面積と同じ太陽光発電設備を作ると、日本の電力を賄える。しかし、安倍政権は原発稼動を優先して太陽光発電の増加を実行しない。
5、太陽光発電を促進する目的は、ただ一つである。戦争を起させないためである。
6、海洋水位が毎年上昇して来ている。その責任は我々にあるのだ。水没の危機に面している南の国の島々を救うには、吾々がCO2を出さない生活をする事である。海水がCO2によって酸化するとサンゴが枯れるのだ。CO2を出さなければサンゴは救える。
J このように、自然エネルギー拡大運動、中でも太陽光発電の拡大普及は世界平和を維持する為に必要なのである。中には、太陽光発電の設備更新時の中古パネルの廃棄にともなう公害について心配する人があるが、科学の力で無公害処理化が可能に成るであろうし、まだ使用可能な中古パネルは低開発国への輸出も考えられる。この自然エネルギーの開発拡大運動のことはすべて「大調和の神示」に基づいていることなのだ。仲良くするとはどう言うことなのか?日本人の中だけではない。人類の中だけでもない。自然界全体、―― 天地一切のものとの中がよくなると云うことである。
<コメント>は後ほど・・・
|
|