| [928] 『発祥の精神』に立ち返ってこそ「発祥の地の青年」ではないか!・・・日野智貴君とその仲間たちへの回答 |
- 遮那王 - 2015年10月25日 (日) 16時32分
「トキ掲示板」に「発祥の地の青年」と言う名前で日野智貴君とその仲間たち(兵庫青年会の面々)が集中的に書き込みを始めていることがわかったのであります。「本流」側に対する彼らの一連の質問点については、今までと同じような内容であり、既に回答が為されていることでありますが、今一度、回答しておきましょう。
「発祥の地の青年」の「本流側」に対する質問の要点は次の通りであります。
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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4
3038 :発祥の地の青年:2015/10/24(土) 15:03:46 ID:fMqJE.d.
@ 現在の安倍自民党の方針に対して、本流信徒達が支持しているのは、「"心の法則"と"平和への道"の神示」に違反するのではないのか? A 谷口雅春先生は本当に「開祖」なのか? B 現憲法無効論議についての質問 C 清超先生への批判?についての質問 D 生命倫理尊重に関しての質問
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以上の5点についての私の個人的回答を申し上げます。
[ T ] 現在の安倍自民党の方針に対して、本流信徒達が支持しているのは、「"心の法則"と"平和への道"の神示」に違反するのではないのか?
<回答>
1、 貴君(「発祥の地の青年」)は、「"心の法則"と"平和への道"の神示」の中の、<治にいて乱を忘れず。乱を忘れざる者は遂に乱に逢う。しかし、「生長の家」の生き方は、乱にいて治を忘れざる生活である>という点をのみ取り出して、<安倍政権は「中国の脅威」を煽っている>と云う。しかし、貴君は『秘められたる神示』24頁にある『適当な準備をした上で』という言葉を見落としている。又、『梅の花の神示』には、『無明の自壊作用がないのに光明遍満の楽土が来るなどと甘いことを思うな』と書かれている。『信仰生活の神示』には、『明日のことを思い煩うなという意味は、明日の用意をするな、という意味ではない。信仰生活とは冬が来てから綿入れを縫えと云うような生活ではない。秋から冬に要る綿入れを縫うておいても、それは“取り越し苦労”ではない。心が整えば秋から冬に要るものがちゃんと判って自然法爾(ひとりで)にその要るものを用意したくなるのである』、と書かれている。故に、「中国からの脅威」を煽るとしている貴君の見解はマチガイである。もっと、『神示』をよく読み給え。
2、貴君の、「中国は、東シナ海の油田問題では、日本側の主張する日中中間線よりも中国側で、採掘がおこなわれているわけです。中国は日本に対しても配慮をしている、中国の指導部もやはり、神の子なのです。にもかかわらず、あたかも中国が日本の油田を侵略しているかのような事実無根の言いがかりをつけて軍備拡張を図る、これは、まさに神示で住吉大神が批判された戦前の軍国主義政策そのものではないのですか?」という見解も、中国側に立った貴君の間違った見解である。余りにも、浅はかな幼稚すぎる見解である。もっとよく考えてから発言しなさい! 一言で言えば、中国は日本の資源を“盗掘”しているのである。これが判らないのですか?
3、貴君の見解では、「正統・生長の家」は、自民党をすべて全面支持しているように考えられるが、その見解も間違っている。「正統・生長の家」は、自民党のみが萬世一系の天皇制を護持する唯一の政党であり、現占領憲法改正を党是に掲げている政党であると云うこの一点を支持しているのである。(開祖・谷口雅春先生がおっしゃられたことであります。) 何でもかんでも自民党の政策を支持しているわけではないのであります。もっとシッカリ勉強してくれ給え!
[ U ] 谷口雅春先生は本当に「開祖」ですか?
<回答>
1、一つの宗教を開いた方を一般的には「開祖」・「教祖」と云います。なぜ、「開祖」という言葉が出て来たかといえば、――― 人類光明化指針第9条を現「非生長の家・マサノブ教」では、「生長の家大神 ⇒ 三代目・マサノブ ⇒ 教え」と解釈するようになったからである。正しくは、谷口雅春先生の御昇天と共に『生長の家大神=開祖・谷口雅春先生=「御教え」 ⇒ 第二代以降の総裁・副総裁』と書き改められねばならなかったのである。これが為されず、マサノブ君が直接に「生長の家大神」から啓示を受け取っていると本部講師をして言わしめる事態が出て来たからであって、『開祖』という表現が用いられるようになって来たのである。この点においても、「発祥の地の青年」と名乗る貴君の認識不足である。シッカリしてくれ給え。
2、「発祥の地の青年」と名乗る貴君に逆に質問させて頂く。「三代目・マサノブ君は、清超先生によって認可された正統な『法燈継承者』ですか?」と。 第一、清超先生による正式発表もなければ、広報誌でもある「聖使命新聞」にもそのような公式発表もなかったと云う事実。これに対して貴君の見解や如何に? 「本流掲示板に過去何回も掲示された「マサノブ(自称)総裁の法燈継承の怪?」に関する投稿文をよく読み給え!
3、貴君は又、雅春先生も清超先生もマサノブ君も全部「大聖師」であると言っている。清超先生にも「大聖師」号が付いている、これは正式なものだ、と主張しているが、清超先生は「大聖師とお呼びするのは雅春先生だけである。自分には付けることはするな、と言われた。その清超先生の御遺言を無視してマサノブ君が勝手に「大聖師」号を付けたのである。その魂胆は自分もまた死後「大聖師」号を付けさせたかったのである。
4、貴君は又、清超先生が「生長の家で神示が降りたのは、雅春先生お一人だけである」と仰られたことを知らないのか? 知らないのであれば貴君の勉強不足ではないのか?
[ V ] 現憲法無効論議についての質問に関して
<回答>
1、現憲法無効論については、沢山の人が夫々の考えを提起発表しておりますが、生長の家信徒としての私の考え方は、開祖・谷口雅春先生が書かれているところの現憲法無効論が一番明確で筋が通っていると考えます。即ち、――― 『現憲法は無効である。それは、昭和26年までの「占領行政基本法」(その理由は、占領国は占領期間中、被占領国の憲法を変更出来ない、国際法上の理由)であって、サンフランシスコ講和条約によって独立回復と同時に「明治憲法」は自動回復しているから、その「明治憲法」を現状に合うように同時改正する』――これが“法理論”から見て最も妥当な解釈であると思っております。
2、本当は、昭和26年、独立回復時にこのことがなされるべきであったのに為されなかったのは、当時は左翼勢力が現在よりも強く、実行上の混乱と困難を伴うものであったからで、その根因は、戦後のGHQの日本弱体化方針の第一弾として巣鴨刑務所の共産主義者の即時全員解放が為され、彼ら共産主義者たちは、戦後日本の教育・労働・マスコミの各界へ大手を振って深く潜入してサヨク思想に児童・生徒・学生・一般国民を染め上げて洗脳していったからであります。現在も彼らのサヨク思想の洗脳者が日本社会各層の中心構成者として各界の要職を占めている状態が続いているのであります。故に、自民党の党是の憲法改正も遅々として思うように進まないのであります。
3、吾々、生長の家信徒は、シッカリと開祖・谷口雅春先生の「私の日本国憲法論」を勉強する事が大切で、それよりも大切なことは、サヨク思想者マサノブ君が、信徒をこれ以上隠れサヨクへと洗脳し続けることを許してはならず、サヨク・マサノブ追放に努力を集中すべきであると云う事なのであります。
4、補足しておきますが、国家の存続のために憲法があるのである。憲法学者のために憲法や国家が在るのではない。だから政治家は、憲法学者の意見を尊重して国家を危機に晒すことは出来ない。時の政府は、時と場合によっては、国家の護持と国民の安全を第一に考えて、たとえ国民の支持率が一時的に落ちたとしてもやるべきことはやらなければならないのである。このことを、特にマサノブ君の如き机上の議論を弄ぶサヨク主義者たちは心に明記しておかなければならないのであります。
[ W ] 清超先生への批判?についての質問に関して
<回答>
1、「発祥の地の青年」、貴君らは、読み方が一知半解である。 「今昔物語」に書いてあった内容は、マサノブ君は「闇の権力の関係者」ではなく、「闇の権力者」によって支配されている者であると云う事です。何らかの指令のもとに動かされている者と言う意味であります。
2、清超先生も「闇の権力の関係者」とは書かれていない。マサノブ君に対して彼の「生長の家」の完全解体と『御教え』の抹殺への暴走を食い止めるために、副総裁更迭の断を下せる立場におられたのに、その断を下せず(和田理事長更迭の断は下された)、最後の抵抗として「法燈継承」の認可だけはマサノブ君に与えられなかった。この理由は、「生長の家教団史最大の謎」であるとして、「今昔物語」では推測として、「闇の権力者」の筋からのマサノブ君の生命存続に関する脅迫があったとしか思えない、と書いてあったのである。この辺のところをよく読まずに一知半解で疑問を呈するのは貴君らの間違った見解であると云う事なのであります。
3、貴君らは又、「清超先生を本流論者が大聖師と認めない」としているが、誰もそんなことは言っていない。ただ、マサノブ君が清超先生の御遺言に逆らったこと、自分も死後「大聖師」と呼ばせたかったことを指摘しているのである。拡大、曲解しないでいただきたい。
[ X ] 生命倫理尊重に関しての質問に関して
<回答>
1、「現世代は未来世代の生存の可能性 に対して責任を負う」という世代間倫理からマサノブ君は、安倍政権が推進するES細胞や動物性集合胚に関する見解について問うてはいるが、この件に関しては私も深い知識ないので答えは差し控えさせていただく。ただ、現代医学は、余りにも肉体人間の地上生存期間をのみ長くする事――それが医学の進歩だと思っていること。霊的医学の分野に立ち入ること邪道と考えていることはマチガイであります。
2、マサノブ君も、「世代間倫理」や「生命倫理尊重」や「反優生学」を主張するけれども、霊的分野のことは全然書かないことも、これまた間違っているといわなければならない。今後の人類社会にあっては、そして現代の人類社会の戦争や民族紛争や色々な悲惨な社会的事件の根因からの解決を図るためにはどうしても現象と物質中心の思考から霊的原因追求思考へと思考方法や生活価値観を変えていかなければならない。この辺のことにはマサノブ君は何故触れないのか? 政治のことには口を出さないと明言しながら、自分の考えと違う場合には、政治に関することにも口を挟んでくる。マサノブ君の主張は筋が通っていない。万事が自分中心の御都合主義であるといわざるを得ないのである。
3、「世代間倫理」の重要性を口にするならば、“霊的世代間倫理”の重要事項である「人工妊娠中絶」の霊的弊害について何故語らないのか? 戦後の中絶数は1億人を超えていると云うのに? この点を「発祥の地の青年」、貴君らの見解を問う。マサノブ君の「人口妊娠中絶」に関する見解は、『歴史から何を学ぶか』306頁にあるように生命尊重の立場からの具体的運動を停止して、現在のところ完全に放棄して平気でいるのであります。その理由は、マサノブ君が「因果応報」・「輪廻転生」を宗教家でありながら認めず、胎児を人間と認めてはいない唯物現象論者である事を表わしているのであります。
<総括>
「発祥の地の青年」=日野智貴君とその仲間の兵庫青年会諸君! もしも、マサノブ(自称)総裁のいう事が正しければ、どうして信徒が次から次えと脱退して行くのでしょうか? 何故、青年会が壊滅状態になってしまったのか? この様な「教勢急落」の根元はマサノブにあり、彼の思想が、「非・生長の家」で、開祖・谷口雅春先生とは全く逆の破壊と蕩尽思想であるからではありませんか?
「発祥の地の青年」=日野智貴君とその仲間の兵庫青年会諸君! 君らは、マサノブの腰巾着、岡本光生教化部長の、「法燈継承」に関する『二本の松明論』にコロッと騙され簡単に洗脳されるぐらいの真理の理解力しかないことを反省していただきたい。「発祥の地の青年」ならば、もっと真剣に「生長の家発祥の精神」について研鑽していただきたい。諸君等は、ヘンに思い上がっている。マサノブ君の最終目的は、開祖・谷口雅春先生御創始の『生長の家』の完全解体と地上からの『御教え』抹殺と教団資産の蕩尽であると云う事、この事実を心に明記して、一切のマサノブ君のサヨク唯物思想の著書を読むことをやめて、開祖・谷口雅春先生の御著書の全巻読破、繰り返しの熟読を先ず心がけていただきたい。「掲示板」に出てくるにはまだまだ未熟であることを申し上げておくことに致します。
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