| [1858] 日本国家の現下の危機と基本的打開策 ――― それは、世界に誇るべき天皇中心国家観と日本精神の復活を目指す教育の普及にある ――― マサノブ君は目をつり上げて反論するであろうが・・・ |
- 塚原卜伝 - 2016年01月19日 (火) 18時06分
現代日本は「大国難」の状態にありますが、マサノブ君の認識はそうではないようであります。信徒の豊富な浄財を独裁権限で自由に使って、一般人では及びもつかない超豪華な大規模ログハウスを建てて、極めて優雅な宗教貴族生活を満喫しているのであります。一応表面的な体裁を整えるために「自然との共生」とか「地球環境の改善」とか、「神・自然・人間の大調和」とか「新文明の創造」とか綺麗ごとを並べておるのでありますが、所詮はマサノブ君の基本的信条である「この世で一番大切なのは『権力』だよ」、そして「独裁者になる事だよ」という昔からの彼独特な“マサノブ人生哲学”の実践であるのであります。
マサノブ君は、『権力人生』と『独裁者人生』を実現するために、「生長の家総裁」という終身雇用制度を200%最大限に活用したのであります。『権力』を手に入れ、『独裁者』として生涯を君臨していくためには、北朝鮮の金正恩と同じく冷徹無比に徹して反対者をすべて追放(粛清)していったのであります。
マサノブ君は、現代日本の大国難には一切言及しないのであります。彼はグローバリズムを主唱する国際主義者であります。彼の心には『日本国家』はないのです。『日本民族』、『日本人』という意識は全くないのであります。宗教哲学的な『国家理念』、『民族理念』というものが理会出来ないので一切触れないのであります。むしろ、なぜ国家概念が存在するのか、なぜ民族概念が存在するのかが理解できるにはまだまだ個生命としての彼の霊魂が若すぎる(幼い)のであります。教えの継承者でありながら、『理念の天降り』、『理念は現象に先立つ』、『理念の現象化』が全く分からず、従って信徒に対して説くに説けない状態にあるのであります。
GHQの占領政策によって、日本人は国家概念、民族概念を失い、思想的には百家争鳴の陥穽に落ち、遂に未曾有の大国難を現在迎えているのであります。この日本国家、日本民族の「大国難」を列挙いたしますと次のようになるのであります。
1、 第一番目は言うまでもなく、共産中国の尖閣諸島奪取の危機であります。さらに、沖縄独立運動の煽動であります。これらは、中国国民の内政的不満を外へ向ける目的と共に、第一列島線、第二列島線、さらに日本の属領化を目指す共産中国の長期戦略であります。周到な計画でもって沢山の工作員が潜入している事実から目を背けてはならないのであります。韓国も竹島占拠の次には、壱岐・対馬の土地を買い占めて実質的には韓国の属領とすることを狙っている。しかし、戦後教育によって育った多くのマスコミ人たちはその実態を詳しく伝えないのであります。故に、これ等のことを国難として認識する国民も少なく、政府の積極的な予防策実施の支障となっているのであります。
2、 公共放送であるNHKも、いつまで大東亜戦争の「侵略戦争」という決め付けと、悲惨な面にのみ焦点を当てた繰り返し繰り返し番組を放送し続けるのでしょうか? その目的は、戦後日本人の心に定着せしめられた「戦争贖罪意識」を更に潜在意識の底の底まで永遠に定着せしめる戦略であります。勿論、このNHKの放送方針のウラには共産中国の工作が為されていることが十分に疑われるのであります。
3、 NHKのみならず、朝日・毎日・東京その他の地方新聞も、概ね「戦争贖罪意識」を更に定着させるべく活動を繰り返しているのであります。彼らは「平和」、「世界平和」という誰もが反抗できにくい催眠言葉を繰り返し、その言葉を防禦壁に仕立てて目的を達成して行こうとしているのであります。この様なマスコミ人は本質的には無意識の意識において母国である「日本国家」に対して何ともいえない“憎悪感情”を抱いており、愛国心を敵視し、国家そのものをも否定する思いを懐いて居るのであります。彼らは、現代日本において物質的には豊かに収入面に於いても高額を得て、自由に政府批判を繰り返して行けるのも、独立国家・日本の存在あればこそ出来るのであると云う簡単なことすら認識しておらないのであります。現代マスコミ人種の殆んどはジパノフォビア的存在、即ち、日本人でありながら反日的言動を為す日本人なのであります。基本的には強い“自虐思想”の持ち主であり、それが証拠に、彼らは、日本の侵略戦争番組の特集を年中行事的に取り上げ放送しますが、「アメリカによる反人道的な原爆投下」、「アメリカのインデアン虐殺史」、「スペインによるインカ帝国滅亡史」、「イギリスによるアヘン戦争」、「欧米のアジア侵略の植民地史」、「西欧諸国のアフリカ直線分割の植民支配」などについては絶対的といえるほどに採り上げようとしないのであります。
4、 日本共産党の党勢拡大に対しては、常に注意しなければならないのであります。共産党は、末端活動において弱者の見方、正義の使者的振る舞いを確かに実践して支持者を増やしています。何か行政上の不満があれば共産党議員に頼めば解決してもらえるという実績を積み上げていっているのであります。これからの所得格差社会の広がりにつれて着実に共産党への支持者は増えていくものと予測しなければなりません。しかし、一般庶民レベルでは、共産党の最終目的が「天皇制打倒」にあると云う認識は全くないのであります。たとえ知っていたとしても、重大事項としての認識はないのであります。日本共産党綱領には『党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。』と明確に天皇制を廃止して共和制の政治体制の実現を謳っていることを日本国民全員が知らねばならないのであります。
5、 学校教育においては、まだまだ日教組の左翼思想教育が為されており、国立大学でも在日の教授による反日教育が憲法の「学問の自由」を盾にして続けられているのであります。この様な教育を受けた「戦争贖罪意識」を潜在意識に定着せしめられた弁舌の優れた日本人が、マスコミ界において主流派を形成しているのであります。この「戦争贖罪意識」からの離脱という教育の大改革を為さずして、戦後レジーム(体制)からの脱却は出来ないのであります。
6、 これから起って来る大国難の一つは移民難民問題であります。逆三角形型の人口構成による国内労働力不足を補うために、外国人労働者の受け入れによる移民問題であります。日本は世界有数の国民の安全と権利が保証されている実に住み安い環境の整った国家であります。日本人の生来の良さである外国人に対する優しさのある国民であります。そこに付け込んで、日本国内から国家秩序を破壊する目的で入り込む工作員やスパイ、地方都市から外国人参政権を獲得する事によって地方自治を内部破壊しようとする目的の移民の危険性に対しては最大限の予防政策が必要であります。日本共産党あたりは此処を狙っていることは確実であります。そのためには移民申請の際には、日本国家に対する忠誠の誓いと一切の反日的言動を取らない、違反したら国外退去命令を出すといった厳しい条件付が必要であります。これには、共産党や社民党、民主党そしてマサノブ君あたりもクレームをつけるでしょうが、これからの混沌とした国際情勢、特に国際テロの多発下に於いては国家防衛のための必要な施策であります。このことは憲法の基本的人権の保障とは別の次元のことであります。今日に於いては、共産中国や北朝鮮国家の崩壊とそれに伴う大量の難民の押し寄せは十分に考えられる現実的問題(大国難)であり、それを前提とした法整備と対処シュミレーションがこれからの日本の国家防衛策としては絶対的に必要な事柄であります。
7、 国内の社会問題として、特に精神的国難の大きな問題としては、日本人の国家意識の欠如が上げられるのであります。この国家意識を欠如の状態に持って行くことはGHQの日本弱体化政策の最大目的の一つになっていたのでありますが、この国家意識の欠如を促進せんがために、「東京裁判史観・戦争贖罪意識・自虐史観」にもとずく日教組教育が施され、戦後70年経って日本社会のあらゆるところで日本弱体化の果実となって実を結んでいるのであります。具体的には、マスコミによる自虐史観と戦争贖罪意識の繰り返し放送、日本民族弱体化を狙った現行憲法による権利主張型社会、女性の天分を忘れて家庭形成を放棄した女性の社会的進出の促進、パラサイトシングル・ニート・フリーターの増加、結婚忌避思想の拡大、男性の女性化と女性の男性化の弊害、シングルマザーの増加、堕胎の増加と出生率の減少、離婚と母子家庭の増加、不登校児童問題、家庭内暴力、売上・利益・効率第一主義の経営、倫理道徳観念の崩壊、独立心の衰退と国家補償要求の蔓延、人生の目的は金というホリエモン主義の蔓延、学級崩壊、家庭崩壊、核家族思想の普及による家系の歴史を知らない子ども、神棚も仏壇もない家庭の増加、先祖との霊的系譜意識の断絶、日本各地での墓地の荒廃問題・・・すべて日本民族としての意識の喪失、日本国家概念の喪失にその根本的原因があり、そこから派生してきた問題=国難であると考えられるのであります。
8、 更に挙げれば、日本人全体の問題として考えられなければならない事は、科学の世界、医学の世界において、人間とはこの目に見える肉体であると云う思想、**(確認後掲載)ば何も残らないと言う唯物的死生観―――一口にまとめれば唯物的人生観、唯物的世界観にたって、歯止めなく科学と医学が進歩して行き留まるところを知らないのであります。これ一重に科学も医学も一切の倫理道徳と霊的思考なしに進んでいる有様であります。具体的には、このままではロボット工学の極端な進歩によって、近い将来において単純労働やある程度の専門職種においては、生きた人間の出来る仕事はなくなり、すべてロボットに置き換わることは予測できる範囲となって来ているのであります。そうなると格差社会は広がる一方であります。特別の勝れた能力なき一般国民にとっては益々住みにくい生きて行きにくい日本社会となって来ることが予測されるのであります。欧米では、この辺を見越してロボット開発の倫理的開発限界を定めているところもありますが、日本では一切の制限なきため、人工頭脳の研究は極端なところまで進む可能性は極めて大であります。医学においても、臓器移植や人工臓器開発によってちょっとでも肉体人間の地上寿命を延ばすことが医学の使命と考える人が増えて、その結果として国家予算に於ける健康保険の医療費は増大を続け高齢化社会による介護と福祉予算は増え続けていくのであります。これすべて倫理道徳なき唯物思考一辺倒の価値観のしからしむるところであります。
この様な色々な形での国難を日本国家と日本国民が乗り切っていくためには、日本国政府としては、主として精一杯の財政的な施策を構じるでありましょうが、物質面と金銭面の政策には限界があり、上記の如く国難の根本的解決にはいたらないのであります。根本的解決のためには、以下に述べるような形而上的根本対策が絶対的に必要であります。
@ GHQの最大の目的は、日本民族が再びアメリカに歯向かえないような民族に加工することであったのでした。フランス革命の様な大流血なしに徳川幕府から明治新政府への政権交代、僅か百年も経たないうちに封建制社会から近代工業社会に大転換した日本民族の恐るべき力、あの日露戦争時の日本海海戦においてネルソン提督のスペイン艦隊撃破以上のロシア・バルチック艦隊撃滅の史上唯一の超完全勝利を成し遂げた日本民族の恐るべき力、さらにアジアで唯一の欧米植民地にならず独立を保った日本民族の恐るべき力、資源不足の中で4年間に亘ってアメリカに歯向かった日本民族の恐るべき底力、当時世界第一級のゼロ戦、空母艦隊、戦艦大和を建造した日本民族の恐るべき科学的才能、世界無比の忠君愛国精神・・・これらの恐るべき日本民族の力の源泉は、「天皇中心主義」と「教育勅語精神」にあったとGHQはみごとに分析看破したのであります。
日本民族の徹底的弱体化のためには、サヨク思想の普及浸透、教育勅語廃止のかわりとして戦争贖罪意識の植え付け教育の徹底、マスコミによる東京裁判史観・戦争贖罪意識・自虐史観を助長させる番組編成を強力に推し進めることにしたのであります。そして社会政策としての3S政策(スポーツ・スクリーン・セックス産業の煽動政策)、クイズやゲームや賭け事に傾注させ、政治に対し不感症にさせる政策の推進・・・かくして大多数の国民の意思と価値観、人生観はものの見事に変革されてきて現代に至ったのであります。
故に、平成の大国難を乗り切っていくためには、失われたる「日本民族精神」の復活が超長期政策として復活させていくことが第一であります。
A そのためには、開祖・谷口雅春先生の説かれた『生命的国家論』、『日本精神』、『中道實相愛国心』を取り戻すことが、今後の教育の主眼としなければならないのであります。これによってのみ、GHQによって施術せられた日本民族弱体化政策を覆して、戦後レジーム(体制)を脱却し、GHQによって招来せられたる平成の大国難を乗り切っていく手段はないのであります。
B 「国家論」とか「民族論」といえば戦後教育思想で洗脳された人たち、――その第一人者のマサノブ君は勿論のこと、――― は、“逆コース”と解釈して全面的な拒否反応を示すのであります。日本の古来からの民族思想の基本は、「君民一体」、「平和・安寧・五穀豊穣」、「霊的系譜の尊重」、「日子・日女思想」であったのであります。これが、天照大御神の『天壌無窮の御神勅』であり、神武天皇の『日本建国の御詔勅』として具体的に示されているのであります。これ等の「国家論」や「日本精神論」は決して、日本国家だけが最高のものであったり日本民族だけが最高の民族であるとの排他的思想ではないことは、その内容をつぶさに熟読すれば理解できるものであります。マサノブ君がよくいう偏狭な国家主義や偏狭な民族主義では決してないのであります。日本民族古来の天皇中心の国家観、大和魂と称せられる日本精神を日本民族全員が共通の基本的価値観として生きる社会の建設であります。日本人として生まれた使命と喜びを感じる日本人の養成から始められなければならないのであります。マサノブ君のように日本人でありながら、反日的言動を為すことは許されないのであります。
C 開祖・谷口雅春先生が説かれた「生命的国家観」や「生命的民族観」は、肉体脳(人間知)で考え出された机上の理論ではないのであります。それは、開祖・谷口雅春先生が『無』の関門を透過せられて、絶対実在の直接認識で實相世界の実在としての日本国家の實相を直視されたものであり、絶対的真理そのものであります。今日のマサノブ君という反日的日本人に主導せられたる「生長の家教団」では、この「生命的国家観」や「生命的日本民族意識」を広汎に述べ伝える力はなくなっていますが、「生長の家」立教の使命と目的から言っても、この絶対的真理に基づく「生命的国家観」や「生命的民族意識」そして「日本精神」の宣布が必要であります。だから、開祖・谷口雅春先生時代の「生長の家教団」に於いては勝れた識者たちが終結されていたのであります。この地上の「生長の家教団」の使命は、全国民に対して開祖・谷口雅春先生の「生命的国家観」とその理念実現(これが日本国實相顕現)のためにすべての日本人は類は類を持って集まる法則によってこの地上現象世界に誕生して来ていることの認識を広めていくことにあるのであります。
D かくして、「生命的国家観」、「生命的民族観」を広め、「日本精神」を甦らせて行って初めて、国家安泰と国民の至福が整う社会が実現され、GHQの作った日本民族弱体化政策である戦後レジーム(体制)という国民的呪縛からの解放が実現できるわけであります。われわれ日本国民の目指すところは、唯物的資本主義社会を止揚した「生命的国家観」と「日本精神」に基ずく新文明の創造 ――― すなわち、『真理国家』の建設であります。「理念は現象に先立つ」、「理念が現象化する」という宇宙の絶対法則に従ってこそ、『真理国家』が建設でき、それと同時に戦後レジーム(体制)からの脱却、平成の大国難の克服が可能となるのであります。
E しかし、マサノブ君は「生命的国家観」や「生命的民族観」や「日本精神」を100%忌み嫌っているのであります。彼は、空想的平和主義者であり、唯物現象的グローバリズム信奉者であります。本来の「生長の家」の使命目的とは相容れない価値観を有する人物であります。彼が如何に空想的な机上の平和論をとこうとも、神・自然・人間の大調和を説こうとも、平成の大国難を乗り切りって、日本国家を磐石の基礎の上に再構築する事は不可能であります。マサノブ君は、今生においては開祖・谷口雅春先生の「唯神實相世界観」に立ち戻る可能性はゼロであるといえるのであります。然らば、彼は総裁と言う椅子に座り続ける資格と適性はないといえるのであります。ゆえにマサノブ君は辞職してもらわねばならない、という結論になるのであります。彼が「生長の家」という看板を依然として掲げ続けているわけは、あくまでも「金のなる樹・打出の小槌」との認識であります。看板の“不正使用”に該当するのであります。信徒を上手に言いくるめて騙しているのであります。宗教家としては決して許されざる重大な宗教的詐欺に該当するのであります。
F 「マサノブ教」時代に入って以来彼は1回たりとも開祖・谷口雅春先生の『生命的国家論』について話したことはないのでありますから、われわれ信徒は、この開祖・谷口雅春先生の『生命的国家論』をシッカリと身に付けて置かなければなりません。そこで、以前の「本流掲示板」に投稿せられていた『生命的国家論』の投稿文を以下の「子記事」として再掲示させていただきくことに致します。
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