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生長の家・開祖の『御教え』全相復活
を目指す掲示板

「生命の實相」第14巻 <和解の倫理>

われわれは天地一切のもの(実在)と和解しなければなりませんけれども、
虚説に対して和解してはならないのであります。
虚説に和解したら実相をくらますことになります。
虚説を容れることをもって寛容と和解の徳があるように思うのも間違いであります。
虚説を排撃すること、いよいよ明瞭であればあるほど真説は明らかに照り、
それに照らされて救われる人間もまた多いのであります。

<新掲示板の概要について>

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[1858] 日本国家の現下の危機と基本的打開策 ――― それは、世界に誇るべき天皇中心国家観と日本精神の復活を目指す教育の普及にある ――― マサノブ君は目をつり上げて反論するであろうが・・・
塚原卜伝 - 2016年01月19日 (火) 18時06分




現代日本は「大国難」の状態にありますが、マサノブ君の認識はそうではないようであります。信徒の豊富な浄財を独裁権限で自由に使って、一般人では及びもつかない超豪華な大規模ログハウスを建てて、極めて優雅な宗教貴族生活を満喫しているのであります。一応表面的な体裁を整えるために「自然との共生」とか「地球環境の改善」とか、「神・自然・人間の大調和」とか「新文明の創造」とか綺麗ごとを並べておるのでありますが、所詮はマサノブ君の基本的信条である「この世で一番大切なのは『権力』だよ」、そして「独裁者になる事だよ」という昔からの彼独特な“マサノブ人生哲学”の実践であるのであります。



マサノブ君は、『権力人生』と『独裁者人生』を実現するために、「生長の家総裁」という終身雇用制度を200%最大限に活用したのであります。『権力』を手に入れ、『独裁者』として生涯を君臨していくためには、北朝鮮の金正恩と同じく冷徹無比に徹して反対者をすべて追放(粛清)していったのであります。



マサノブ君は、現代日本の大国難には一切言及しないのであります。彼はグローバリズムを主唱する国際主義者であります。彼の心には『日本国家』はないのです。『日本民族』、『日本人』という意識は全くないのであります。宗教哲学的な『国家理念』、『民族理念』というものが理会出来ないので一切触れないのであります。むしろ、なぜ国家概念が存在するのか、なぜ民族概念が存在するのかが理解できるにはまだまだ個生命としての彼の霊魂が若すぎる(幼い)のであります。教えの継承者でありながら、『理念の天降り』、『理念は現象に先立つ』、『理念の現象化』が全く分からず、従って信徒に対して説くに説けない状態にあるのであります。



GHQの占領政策によって、日本人は国家概念、民族概念を失い、思想的には百家争鳴の陥穽に落ち、遂に未曾有の大国難を現在迎えているのであります。この日本国家、日本民族の「大国難」を列挙いたしますと次のようになるのであります。

1、 第一番目は言うまでもなく、共産中国の尖閣諸島奪取の危機であります。さらに、沖縄独立運動の煽動であります。これらは、中国国民の内政的不満を外へ向ける目的と共に、第一列島線、第二列島線、さらに日本の属領化を目指す共産中国の長期戦略であります。周到な計画でもって沢山の工作員が潜入している事実から目を背けてはならないのであります。韓国も竹島占拠の次には、壱岐・対馬の土地を買い占めて実質的には韓国の属領とすることを狙っている。しかし、戦後教育によって育った多くのマスコミ人たちはその実態を詳しく伝えないのであります。故に、これ等のことを国難として認識する国民も少なく、政府の積極的な予防策実施の支障となっているのであります。

2、 公共放送であるNHKも、いつまで大東亜戦争の「侵略戦争」という決め付けと、悲惨な面にのみ焦点を当てた繰り返し繰り返し番組を放送し続けるのでしょうか? その目的は、戦後日本人の心に定着せしめられた「戦争贖罪意識」を更に潜在意識の底の底まで永遠に定着せしめる戦略であります。勿論、このNHKの放送方針のウラには共産中国の工作が為されていることが十分に疑われるのであります。

3、 NHKのみならず、朝日・毎日・東京その他の地方新聞も、概ね「戦争贖罪意識」を更に定着させるべく活動を繰り返しているのであります。彼らは「平和」、「世界平和」という誰もが反抗できにくい催眠言葉を繰り返し、その言葉を防禦壁に仕立てて目的を達成して行こうとしているのであります。この様なマスコミ人は本質的には無意識の意識において母国である「日本国家」に対して何ともいえない“憎悪感情”を抱いており、愛国心を敵視し、国家そのものをも否定する思いを懐いて居るのであります。彼らは、現代日本において物質的には豊かに収入面に於いても高額を得て、自由に政府批判を繰り返して行けるのも、独立国家・日本の存在あればこそ出来るのであると云う簡単なことすら認識しておらないのであります。現代マスコミ人種の殆んどはジパノフォビア的存在、即ち、日本人でありながら反日的言動を為す日本人なのであります。基本的には強い“自虐思想”の持ち主であり、それが証拠に、彼らは、日本の侵略戦争番組の特集を年中行事的に取り上げ放送しますが、「アメリカによる反人道的な原爆投下」、「アメリカのインデアン虐殺史」、「スペインによるインカ帝国滅亡史」、「イギリスによるアヘン戦争」、「欧米のアジア侵略の植民地史」、「西欧諸国のアフリカ直線分割の植民支配」などについては絶対的といえるほどに採り上げようとしないのであります。

4、 日本共産党の党勢拡大に対しては、常に注意しなければならないのであります。共産党は、末端活動において弱者の見方、正義の使者的振る舞いを確かに実践して支持者を増やしています。何か行政上の不満があれば共産党議員に頼めば解決してもらえるという実績を積み上げていっているのであります。これからの所得格差社会の広がりにつれて着実に共産党への支持者は増えていくものと予測しなければなりません。しかし、一般庶民レベルでは、共産党の最終目的が「天皇制打倒」にあると云う認識は全くないのであります。たとえ知っていたとしても、重大事項としての認識はないのであります。日本共産党綱領には『党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。』と明確に天皇制を廃止して共和制の政治体制の実現を謳っていることを日本国民全員が知らねばならないのであります。

5、 学校教育においては、まだまだ日教組の左翼思想教育が為されており、国立大学でも在日の教授による反日教育が憲法の「学問の自由」を盾にして続けられているのであります。この様な教育を受けた「戦争贖罪意識」を潜在意識に定着せしめられた弁舌の優れた日本人が、マスコミ界において主流派を形成しているのであります。この「戦争贖罪意識」からの離脱という教育の大改革を為さずして、戦後レジーム(体制)からの脱却は出来ないのであります。

6、 これから起って来る大国難の一つは移民難民問題であります。逆三角形型の人口構成による国内労働力不足を補うために、外国人労働者の受け入れによる移民問題であります。日本は世界有数の国民の安全と権利が保証されている実に住み安い環境の整った国家であります。日本人の生来の良さである外国人に対する優しさのある国民であります。そこに付け込んで、日本国内から国家秩序を破壊する目的で入り込む工作員やスパイ、地方都市から外国人参政権を獲得する事によって地方自治を内部破壊しようとする目的の移民の危険性に対しては最大限の予防政策が必要であります。日本共産党あたりは此処を狙っていることは確実であります。そのためには移民申請の際には、日本国家に対する忠誠の誓いと一切の反日的言動を取らない、違反したら国外退去命令を出すといった厳しい条件付が必要であります。これには、共産党や社民党、民主党そしてマサノブ君あたりもクレームをつけるでしょうが、これからの混沌とした国際情勢、特に国際テロの多発下に於いては国家防衛のための必要な施策であります。このことは憲法の基本的人権の保障とは別の次元のことであります。今日に於いては、共産中国や北朝鮮国家の崩壊とそれに伴う大量の難民の押し寄せは十分に考えられる現実的問題(大国難)であり、それを前提とした法整備と対処シュミレーションがこれからの日本の国家防衛策としては絶対的に必要な事柄であります。

7、 国内の社会問題として、特に精神的国難の大きな問題としては、日本人の国家意識の欠如が上げられるのであります。この国家意識を欠如の状態に持って行くことはGHQの日本弱体化政策の最大目的の一つになっていたのでありますが、この国家意識の欠如を促進せんがために、「東京裁判史観・戦争贖罪意識・自虐史観」にもとずく日教組教育が施され、戦後70年経って日本社会のあらゆるところで日本弱体化の果実となって実を結んでいるのであります。具体的には、マスコミによる自虐史観と戦争贖罪意識の繰り返し放送、日本民族弱体化を狙った現行憲法による権利主張型社会、女性の天分を忘れて家庭形成を放棄した女性の社会的進出の促進、パラサイトシングル・ニート・フリーターの増加、結婚忌避思想の拡大、男性の女性化と女性の男性化の弊害、シングルマザーの増加、堕胎の増加と出生率の減少、離婚と母子家庭の増加、不登校児童問題、家庭内暴力、売上・利益・効率第一主義の経営、倫理道徳観念の崩壊、独立心の衰退と国家補償要求の蔓延、人生の目的は金というホリエモン主義の蔓延、学級崩壊、家庭崩壊、核家族思想の普及による家系の歴史を知らない子ども、神棚も仏壇もない家庭の増加、先祖との霊的系譜意識の断絶、日本各地での墓地の荒廃問題・・・すべて日本民族としての意識の喪失、日本国家概念の喪失にその根本的原因があり、そこから派生してきた問題=国難であると考えられるのであります。

8、 更に挙げれば、日本人全体の問題として考えられなければならない事は、科学の世界、医学の世界において、人間とはこの目に見える肉体であると云う思想、**(確認後掲載)ば何も残らないと言う唯物的死生観―――一口にまとめれば唯物的人生観、唯物的世界観にたって、歯止めなく科学と医学が進歩して行き留まるところを知らないのであります。これ一重に科学も医学も一切の倫理道徳と霊的思考なしに進んでいる有様であります。具体的には、このままではロボット工学の極端な進歩によって、近い将来において単純労働やある程度の専門職種においては、生きた人間の出来る仕事はなくなり、すべてロボットに置き換わることは予測できる範囲となって来ているのであります。そうなると格差社会は広がる一方であります。特別の勝れた能力なき一般国民にとっては益々住みにくい生きて行きにくい日本社会となって来ることが予測されるのであります。欧米では、この辺を見越してロボット開発の倫理的開発限界を定めているところもありますが、日本では一切の制限なきため、人工頭脳の研究は極端なところまで進む可能性は極めて大であります。医学においても、臓器移植や人工臓器開発によってちょっとでも肉体人間の地上寿命を延ばすことが医学の使命と考える人が増えて、その結果として国家予算に於ける健康保険の医療費は増大を続け高齢化社会による介護と福祉予算は増え続けていくのであります。これすべて倫理道徳なき唯物思考一辺倒の価値観のしからしむるところであります。



この様な色々な形での国難を日本国家と日本国民が乗り切っていくためには、日本国政府としては、主として精一杯の財政的な施策を構じるでありましょうが、物質面と金銭面の政策には限界があり、上記の如く国難の根本的解決にはいたらないのであります。根本的解決のためには、以下に述べるような形而上的根本対策が絶対的に必要であります。



@ GHQの最大の目的は、日本民族が再びアメリカに歯向かえないような民族に加工することであったのでした。フランス革命の様な大流血なしに徳川幕府から明治新政府への政権交代、僅か百年も経たないうちに封建制社会から近代工業社会に大転換した日本民族の恐るべき力、あの日露戦争時の日本海海戦においてネルソン提督のスペイン艦隊撃破以上のロシア・バルチック艦隊撃滅の史上唯一の超完全勝利を成し遂げた日本民族の恐るべき力、さらにアジアで唯一の欧米植民地にならず独立を保った日本民族の恐るべき力、資源不足の中で4年間に亘ってアメリカに歯向かった日本民族の恐るべき底力、当時世界第一級のゼロ戦、空母艦隊、戦艦大和を建造した日本民族の恐るべき科学的才能、世界無比の忠君愛国精神・・・これらの恐るべき日本民族の力の源泉は、「天皇中心主義」と「教育勅語精神」にあったとGHQはみごとに分析看破したのであります。

日本民族の徹底的弱体化のためには、サヨク思想の普及浸透、教育勅語廃止のかわりとして戦争贖罪意識の植え付け教育の徹底、マスコミによる東京裁判史観・戦争贖罪意識・自虐史観を助長させる番組編成を強力に推し進めることにしたのであります。そして社会政策としての3S政策(スポーツ・スクリーン・セックス産業の煽動政策)、クイズやゲームや賭け事に傾注させ、政治に対し不感症にさせる政策の推進・・・かくして大多数の国民の意思と価値観、人生観はものの見事に変革されてきて現代に至ったのであります。

故に、平成の大国難を乗り切っていくためには、失われたる「日本民族精神」の復活が超長期政策として復活させていくことが第一であります。



A そのためには、開祖・谷口雅春先生の説かれた『生命的国家論』、『日本精神』、『中道實相愛国心』を取り戻すことが、今後の教育の主眼としなければならないのであります。これによってのみ、GHQによって施術せられた日本民族弱体化政策を覆して、戦後レジーム(体制)を脱却し、GHQによって招来せられたる平成の大国難を乗り切っていく手段はないのであります。



B 「国家論」とか「民族論」といえば戦後教育思想で洗脳された人たち、――その第一人者のマサノブ君は勿論のこと、――― は、“逆コース”と解釈して全面的な拒否反応を示すのであります。日本の古来からの民族思想の基本は、「君民一体」、「平和・安寧・五穀豊穣」、「霊的系譜の尊重」、「日子・日女思想」であったのであります。これが、天照大御神の『天壌無窮の御神勅』であり、神武天皇の『日本建国の御詔勅』として具体的に示されているのであります。これ等の「国家論」や「日本精神論」は決して、日本国家だけが最高のものであったり日本民族だけが最高の民族であるとの排他的思想ではないことは、その内容をつぶさに熟読すれば理解できるものであります。マサノブ君がよくいう偏狭な国家主義や偏狭な民族主義では決してないのであります。日本民族古来の天皇中心の国家観、大和魂と称せられる日本精神を日本民族全員が共通の基本的価値観として生きる社会の建設であります。日本人として生まれた使命と喜びを感じる日本人の養成から始められなければならないのであります。マサノブ君のように日本人でありながら、反日的言動を為すことは許されないのであります。



C 開祖・谷口雅春先生が説かれた「生命的国家観」や「生命的民族観」は、肉体脳(人間知)で考え出された机上の理論ではないのであります。それは、開祖・谷口雅春先生が『無』の関門を透過せられて、絶対実在の直接認識で實相世界の実在としての日本国家の實相を直視されたものであり、絶対的真理そのものであります。今日のマサノブ君という反日的日本人に主導せられたる「生長の家教団」では、この「生命的国家観」や「生命的日本民族意識」を広汎に述べ伝える力はなくなっていますが、「生長の家」立教の使命と目的から言っても、この絶対的真理に基づく「生命的国家観」や「生命的民族意識」そして「日本精神」の宣布が必要であります。だから、開祖・谷口雅春先生時代の「生長の家教団」に於いては勝れた識者たちが終結されていたのであります。この地上の「生長の家教団」の使命は、全国民に対して開祖・谷口雅春先生の「生命的国家観」とその理念実現(これが日本国實相顕現)のためにすべての日本人は類は類を持って集まる法則によってこの地上現象世界に誕生して来ていることの認識を広めていくことにあるのであります。



D かくして、「生命的国家観」、「生命的民族観」を広め、「日本精神」を甦らせて行って初めて、国家安泰と国民の至福が整う社会が実現され、GHQの作った日本民族弱体化政策である戦後レジーム(体制)という国民的呪縛からの解放が実現できるわけであります。われわれ日本国民の目指すところは、唯物的資本主義社会を止揚した「生命的国家観」と「日本精神」に基ずく新文明の創造 ――― すなわち、『真理国家』の建設であります。「理念は現象に先立つ」、「理念が現象化する」という宇宙の絶対法則に従ってこそ、『真理国家』が建設でき、それと同時に戦後レジーム(体制)からの脱却、平成の大国難の克服が可能となるのであります。



E しかし、マサノブ君は「生命的国家観」や「生命的民族観」や「日本精神」を100%忌み嫌っているのであります。彼は、空想的平和主義者であり、唯物現象的グローバリズム信奉者であります。本来の「生長の家」の使命目的とは相容れない価値観を有する人物であります。彼が如何に空想的な机上の平和論をとこうとも、神・自然・人間の大調和を説こうとも、平成の大国難を乗り切りって、日本国家を磐石の基礎の上に再構築する事は不可能であります。マサノブ君は、今生においては開祖・谷口雅春先生の「唯神實相世界観」に立ち戻る可能性はゼロであるといえるのであります。然らば、彼は総裁と言う椅子に座り続ける資格と適性はないといえるのであります。ゆえにマサノブ君は辞職してもらわねばならない、という結論になるのであります。彼が「生長の家」という看板を依然として掲げ続けているわけは、あくまでも「金のなる樹・打出の小槌」との認識であります。看板の“不正使用”に該当するのであります。信徒を上手に言いくるめて騙しているのであります。宗教家としては決して許されざる重大な宗教的詐欺に該当するのであります。



F 「マサノブ教」時代に入って以来彼は1回たりとも開祖・谷口雅春先生の『生命的国家論』について話したことはないのでありますから、われわれ信徒は、この開祖・谷口雅春先生の『生命的国家論』をシッカリと身に付けて置かなければなりません。そこで、以前の「本流掲示板」に投稿せられていた『生命的国家論』の投稿文を以下の「子記事」として再掲示させていただきくことに致します。



(16)
Pass

[1859] 開祖・谷口雅春先生の『生命的国家論』の概要、およびマサノブ思想との比較
塚原卜伝 - 2016年01月19日 (火) 18時16分



[ T ] 生長の家の「国家観」は、開祖・谷口雅春先生の“大悟徹底”(お悟り)が原点

 生長の家の御教えの原点は、開祖・谷口雅春先生のお悟り、すなわち実相宇宙という絶対実在を肉体の五感・六感を超越した実相覚で以って(『無』の関門を超えて)直接に絶対認識された事にあるのであります。それは『生命の實相』第20巻(P.134−137)で詳しく書かれております。このお悟りが基本であります。



[ U ]  開祖・谷口雅春先生「金波羅華天皇国日本の實相」に御開眼!

@ << 大日本国体の尊厳無比、宇宙の実相と同体にして久遠無窮なる事実・・・大日本国家は因縁仮和合の国家ではない・・・私は『無』の門関を超えて、釈尊の指頭にある金波羅華が象徴する「実在」の荘厳無二組織完備の大日本国家を把握したのである>>(『無門関解釈』第六則「世尊拈花」の公案解釈P.70−72)
 
A <<金剛不壊の世界・蓮華蔵世界・・・私は此の世界を直接見たのである。直接触れたのである。絶対実在の絶対認識である。その絶対実在の世界は決して無常の『空』なる世界ではなく、金剛不壊にして、『実』なる世界なのである。>>(『驀進日本の心と力』P.133)



[ V ] 生長の家の国家論は“生命的国家論”である。御著書からの抜粋引用


@ 国家は生命である。(「憲法の正しい理解」P31−32)

<< 有機的生命体は必ずその単位要素を結合するのに<理念的存在>が先行優先する。生命体である国家も国家形成の単位要素たる国民(国民個人)に先行してその国それぞれの特徴ある国家理念が存在し、その国家理念によって国民が統合せられてそれぞれの特徴ある国家形態が成立する。>>


A 日本国家は、霊的本源の国である(「聖なる理想・国家・国民」P.49)

<< <霊の文化>は神の生命が筋金となって縦に貫く。国家としては、神の生命が筋金となって一本ズーツとたてに貫くのが<皇統連綿>である。日本国はヒノモトとして霊性本源としてその発祥は天照大御神様の神勅を以って肇(はじ)まり、皇室の霊統が連綿として縦に貫く、これは他国に比類なきことであります。>>


B 国家は生命体である(「国のいのち・人のいのち」P.55−56)

<< 普通、国家というものは、主権・領土・国民の三要素が渾然と調和して一体となったものと言われている。領土の上に国民の集まった集団があっても、その集団を統率し総覧する<主権>が無ければ<国家>と称することも認めることも出来ないのである。それは肉体があり細胞の集団があっても全体を統率し総覧するところの<生命・霊魂>が無ければ、それは生きた人間だと言う事が出来ないのと同じである。そして死物や無機物や無生物に<主権>が存在することはないから、国に<主権>が存在すると言うことは国が生命体であることを現しているのである。>>


C 国家という生命体の<統合の座>としての皇位(「国のいのち・人のいのち」P.57)

<< <国>というものも生命体ではないか!人がそれぞれ個の生命体であるならば、<国家は超個の生命体である>。ひとしく生命体であるならば個の人に全身統一の座が立つように、国家にも<統合の座>が立たなくてはならぬ。その座はわが日本に於いては<天津日嗣>即ち皇位として歴史的に与えられている! かく考えることに於いて私は確信的な尊皇者となった。(皇學館大學学長・佐藤通次博士)」>>


D 日本国はこのようにして自然発生した(「国のいのち 人のいのち」P68)

<<此の“現象顕現の法則”の公理に照らして観るとき、日本国家が、天皇中心の国家として現象界に顕現したのは、決して人為によって、野心家の野心によって権力を得たり、狡知(こうち)の人間の暴力や武力によって、出現したのではない事がわかるのである。・・・日本国家は、宇宙に満ちている無数の“国家アイディア”のうち“天皇中心”の“国家アイディア”を受像して、“天皇国日本”が、恰も自然に樹木が生えて来るように、自然に“天皇国日本”が発生したのだと解釈し得るのである。>>


E 天皇国・日本出現の波長的原理(「国のいのち 人のいのち」P.68−69)

<<宇宙には他に色々のアイディアもあるが、その中には“中心帰一”の理念(アイディア)もあり、特にその“中心帰一理念”を受像して、現象界に中心帰一国家が出現するには、その国家を構成するための構成要素たる人間の集団(民族といってもよい)の生命の波長が(換言すればその民族が共通的にもっている精神波動または思想が)宇宙に満ちている色々のアイディアのうちの「中心帰一理念」を特に著しく有っていたために、放送番組に波長を合わせればテレビセットにその番組通りの姿が実現するのと同一の過程によって、天皇中心国家日本が顕現したのである。>>


F 神意の具現として実現した天皇国日本(「国のいのち 人のいのち」P.70)

<<「日本民族の心の中に描かれたる、日本の国の形態を、如何なる形にあらしむべきかの『非物質的構図』・・・つまり、宇宙に満ちている(宇宙と云う放送局から放送している)色々の番組のアイディアのうち、日本民族という人間の集団は、自己の精神的傾向によって実相界にあるところの「中心帰一アイディア」を受信し、それを現象面に具体化したのが日本国家であるわけである。つまり、バラの木がバラの花の形のアイディアを受信し、それを自己の生命の中に融合して、そのアイディアを、バラの花として具体化したのが天意であるのと同じである。ここには“天来(てんらい)”という“神の領域”と、それを受像する“人間の領域”との完全なる整合があるのであって、まことに日本国が天皇中心国家であると云う事は、人間の<はからい>によるのではなく、日本民族の生まれつきの性向が神意を受像して実現した国家形態であるからであって、まことに尊い極みであるというほかはないのである>>



G 天皇国家は日本民族独特の一大文化的創作 (美しき日本の再建)

<< われわれ独特の日本人の創作の文化の中で、いちばん偉大なる生きた芸術――生きて動いている大芸術がこの日本の国体であります。国体というと、国のあり方のことであります。この日本にしかないところの、一大創作芸術、一大文化的産物というのが、日本独特の天皇中心の“天皇国家”というものであるのでありますが、そういう独特の一大創作なる国家が創造されたというのは、この日本民族の真理直観の天分によるのであります。日本民族が古代から宇宙の真理として天地の始めに発見し表現した所の天之御中主神、宇宙の御中に中心があって、全ての生命はその御中の中心から分かれて出て来、そして叉、それが中心に帰一して、中心・周辺一つにして渾然一体であるのが生命体であるという真理を日本民族は把握したのである。日本民族にとっては、全てのものは、一つの中心生命体から分かれ出て、分かれ出た末梢生命が叉、中心に帰一してそれが渾然一体たる有機的生命体となっていると観るのであって、この世界観が国家に現われているのが、この現実の大日本国である。この民族の一大創作芸術である独特の日本の国家形態を我々日本民族は永久に護持しなければならないのであります。



H 理念は現実に先立ち、理念は現象化する――天照御大神「天壌無窮の御神勅」と神武天皇「即位建都の大詔」(『国のいのち人のいのち』P.115−116)

<< 日本国家は天津神すなわち天照大御神が発想せられて、その旨を公宣せられた。「豊葦原の千九百秋の瑞穂の国は、是れ我が子孫の王たるべき地なり。宜しくいまし皇孫ゆきて治らせ。さきくませ。宝祚の隆えまさんこと当に天壌とともに極まりなきものなり」という神勅に日本国の存在構図が示されているのである。 このアイディアが具体的に実現したのが神武天皇様が日本建国の理想「即位建都の大詔」として宣言せられた「上は乾霊の国を授け給いし徳に答え、下は即ち皇孫正に養い給いし心を弘めむ。しかし然して後に六合を兼ねて都を開き八紘をおおいて宇となさんこと亦可からずや」。ここには日本国家が群居せる住民の恣意によって自己防衛や生活擁護の便宜方便のために国家を形成したのではない事実が現れているのである。<多くのものを一つにまとめる>という「中心帰一」という天照大御神の御発想を基にして、日本の国土は発祥し、その国土の上に日本民族は発生し、神武天皇の<六合兼都・八紘為宇>という「即位建都の大詔」となって顕われ、その国の名が<やまと>すなわち<弥々多くまとまる>として顕われ、東西すべての文化を<弥々多く一つにまとめる>日本文化となって顕われるに至ったということである。>>



I 天皇は天照大御神直系の御命の継承者 (『実相と現象』)

 天之御中主神なる“幽之幽の神”から、天照大御神なる“幽の神”が顕現せられ、その天照大御神から“顕の神”なる天皇の降誕となるのであります。(そして、今上陛下の今日に連なっているのであります。)・・・天孫と云うのは、決して子の次の、三代目になる孫という意味ではなくて、「真(まこと)の心」を降ろし給うたことであります。天照大御神の直系の御命を継承せられた天皇が中心になって統一せられている所の「蓮華蔵世界」の理念が天降って、瑞穂の国すなわち日本国家が作られたのであって、理念が先行して、その理念の形に、国土・国民の如き構成部品が集まって、ここに現実の日本国家ができたのであります。>>



J 祖国愛と郷土愛との混同(「国のいのち・人のいのち」)

「郷土愛、即ち愛郷心はむしろ感覚的なもの、目に見え、耳で聞き、手で触れる種類のもの、堪らなく懐かしいもの(故郷の山・川・谷・森・友人・家族・食べ物・道具等)である。しかしそれは<祖国>そのものではなく、祖国の中に含まれている色々な現象に対する愛である。現象は祖国そのものではないのである。しかしそれは、祖国のいのちが産み出して来た物であるからそういう<郷土愛>を我々は時々<祖国愛>と混同するのである。



K <国土>の生命との一体感より<愛国心>は生まれる。(「国のいのち・人のいのち」)

「身土不二論というのがある。わが身はこの国土から生まれたのであるから、わが身と国土とは一体である。国土の生命と我々の生命とは一体である。愛するとは彼我一体・自他一体・全個一体の自覚である。全個一体の自覚より人類愛は生まれる。<国土>の生命との一体感より<愛国心>は生まれる。神の生命との一体の自覚より神を愛する無我献身は生まれる。」



以上、最も大切な事としては、以上の谷口雅春先生の思考が、肉体頭脳から考え出された肉体人間の知恵ではなくして、谷口雅春先生の大悟徹底・實相覚による實相世界の直接把握、一口で云えば谷口雅春先生の釈迦・キリストを超えられた前人未踏の“お悟り”であると云う事であります。



[ W ] 雅宣総裁「今の教え」による“国家”とは?


@ 残念ながら、雅宣総裁の説く「今の教え」の中には<国家とは何か?>についての明確な答えは見当たらないのであります。ただ「信仰による平和の道」第二章<時代に即して神の御心を生きる>の中で「これからは、民族意識を越える価値を人々に与える事が出来るか出来ないか、が平和を実現するかしないかに直接つながってくるのであります。すべての民族を神の子として認めた上で、それ以上の価値を人々が求めるようにならないと世界が不安定になる。」と説いています。ここに説かれている<それ以上の価値>とは、すべての民族を神の子として認めたうえでの国際平和信仰というもので、国際平和信仰という価値観醸成の為には民族主義という価値観は障害となると、理解されます。


A このように説く雅宣総裁の思考は現代社会においては、一見して至極もっともと言えるようであります。しかし、この思考を更に発展させますと次のようになって行くのであります。雅宣総裁のよく説くところの「国家を超え・民族を超え」の真意は<究極の世界平和の為には、人間すべて神の子であるという信仰心の上に立った世界統一国家・世界市民意識の醸成が必要である。なぜならば国家・民族がある限り頭の中では人間はすべて神の子と判りながら、現実問題としてはお互いに利害得失の<国益>が出てくる。この<国益>というものは、相互に矛盾対立する場合が多いので、国家・民族が存在する限り最終的解決として戦争につながってゆく。「愛国心」は、敢えて全面的には完全否定しないが、現実問題としては<国益を愛する>ことになり国家間・民族間の<国益を愛する心>は衝突し戦争につながる。故に、「国際平和信仰」においては愛国心は重要な問題ではなく、むしろ阻害要因である。だから現代および将来の地球においては、愛国心教育は必要とはならない。という結論となるのであります。

雅宣総裁の説く<時代即応の真理>なるものは、以上のごとき論理構成を持つもので「国家を超え・民族を超えた国際平和信仰」によってのみ本当の究極の世界平和へ到達できるのであると説き、国家・民族・愛国心について考えることは、真の国際平和には繋がらないとして「今の教え」においてはその視野から外されているのであります。


B 平成16年10月31日和歌山県講習会場にての質疑内容の一部


<一人の信徒の質問>

「今や、日常語として定着した感がある<国の責任は・・>・<国としては・・>・<国の見解は>・・・といった表現がありマスコミでは毎日の様に使われています。これらの場合の<国>という言葉は正しくは<政府・省庁>と表現すべきです。コトバは生命のヒビキであり創造力を持っています。<生長の家は生命的国家観>であり、唯物的国家観ではありません。生命的国家理念が現象の国家(国土・国民)として顕れて来るのですから、国家の生命と国民の生命とは不可分の自他一体でありここから愛国心が生まれて来ると教えられています。従って現代社会の常用語となっている<国の責任は・・>・<国の見解は・・>等々の表現は、真の愛国心の育成を妨げ国家と国民の利害的対立意識を煽る表現でありますので、この様な表現は早く改めて<国>という言葉が生命的国家を意味するものとして正しく使われねばならぬと考えるのですが、先生のお考えを賜りたく存じます。」


<雅宣副総裁(当時)の答え>

「今の世の中の一般の人々は、政府=国と理解しており、この考え方は広く行き渡っている一般的な考え方であります。辞書にもそのように書いてあります。従って殊更に目くじらを立てる必要はありません。」

これが宗教の大学院といわれた生長の家の法灯を継ぐ人のコトバであります。生命的国家観や愛国心を意識的に避けた誠に低次元の唯物的国家観に基づく解答であります。しかし、根本的な問題として生長の家の<生命的国家観>から観て見過ごせない大きな事柄があります。それは、<国の責任・国家の国民に対する損害賠償責任>等の<国>という言葉の使い方は、知らず識らずに国民の無意識の意識層(潜在意識)の奥深くに、国家と国民とは利害関係においては本来、対立的関係にあるものだとの観念が蓄積されてゆき、国家の生命と国民の生命とは自他一体であるという正しい愛国心など決して育つものではありません。雅宣総裁は戦後教育によって心の深層まで唯物的な見方が浸透して「引き寄せて結べば柴の庵なり、解くれば元の薪なりけり。」という唯物論仏教の教歌と同じ国家観を持ち、それが正しいものだと信じているのであります。この国家観は、精神分析的には国家破壊願望を密かに無意識的に秘めているものであります。故に<国家を超え・民族を超え>と繋がって行くものと考えられるのであります。


C 雅宣総裁は、国家・民族・愛国心の強調は戦争につながる要因であるから<国家を超え・民族を超えた>国際的視野が大切と説く。しかし何故に神様は地球上に色々な国家や民族を創造され、多種多様の文化文明を人間をして創造せられたのであろうか?という<なぜ>に答えていないのであります。また<なぜ>神様は最初から国家・民族の別を創らずに一つの<地球国家・地球市民>とされなかったのであろうか?


D それは、神の国(実相世界)には、多種多様の無限の理念があり、従って神の国(実相世界)の美は「全山一色」の美よりも「全山錦絵」の美であると言う事であります。雅宣総裁は<理念は現象に先立つ>・<理念が現象化する>という現象顕現の法則の面から考えずに、左翼学者・左翼評論家の思考と同じく、国家意識・民族意識が無くなって、世界市民意識になることこそが世界平和実現のための必要条件と考えている。これは丁度、家庭や家族を小宇宙と考えずその小宇宙の家庭や家族の安定・平和の実現をまず第一に考えずに一足飛びに空想的神の国の実現・空想的世界平和の実現を信じて行動する左翼的思想家の考えと同じであって「全山錦絵」の神の国(実相世界)の美意識が理解できない人々なのであります。


E 神様はこの地球という星を<個生命の霊魂進化の場>として創造され、各個人の霊的発達度合いに応じた進化過程を歩ませるために多くの理念顕現の場を天降し給うたのであります。これが、地球上の各国家・各民族顕現の霊的存在理由なのであります。今生に於いて地球上に輪廻転生してきた私たち個性霊魂は今生の霊魂修行の目的にもっとも適した国家・国民を自分の意思で、あるいは霊魂進化の摂理の法則によって選ばれてその国・その国民の一人として生まれてきているのであります
そして当初の霊魂進化の過程を果たして更に無限の霊的向上を目指して輪廻転生していく事にこの上なき霊的歓喜を覚えるのであります。これが神様の目から見た「全山錦絵」の具体的な姿・相なのであります。神の子の実相の具体的顕現の<場>として国家・民族が存在してまず自分の生まれた国・民族の実相顕現が第一でこれを無視したり軽視することは唯物論思考であって間違いであります。この様な霊的観点からの理解は霊魂・霊界を軽視する「今の教え」を説く雅宣総裁にとっては無理なのでしょうか? しかし、開祖・谷口雅春先生の御著書を全相に亘って紐解けばきわめて容易に理解できる事なのであります。 


結論としては、雅宣総裁は独立した国家意識、独立した民族意識は認めてはいないと思われるのであります。認めているのは、国境をなくし、民族意識を無くして、一つの世界国家とする、世界市民意識に統一する、さすれば世界平和は達成できると言う、どちらかと云えば“空想的世界国家論”であり、“空想的世界平和論”であります。だから、雅宣総裁は、国家意識を持つこと、民族意識を持つことを最大限嫌っているのであります。鳩山由紀夫(前)首相と同じく、全くの幼稚なお坊ちゃまだとしか言いようがないのであります。(完)




Pass

[1878] 講習会仮想問答―――
筑紫次郎 - 2016年01月21日 (木) 08時33分




マサノブ教講習会の質疑応答時間の1コマ



● 信徒A 「マサノブ総裁先生は、生長の家の生命的国家論についてこれまで一言も触れられませんでしたが何故でしょうか?」

▼ マサノブ総裁 「国家意識を強く持てば持つほど国益の衝突があり、戦争でしか解決できないことになるからです。世界平和のためには国家意識は無くさねばならないのです。」


● 信徒B 「それでは、共産中国の尖閣諸島侵攻の危険性にはどう対処すべきでしょうか?」

▼ サノブ総裁 「生長の家の教えは、實相独在の教えです。實相世界に於いては尖閣諸島を奪取しようとして攻めて来る国なんてどこにもないんです。現象無しですからね。實相皆善ですから、共産中国もよい国なんですよ。そんなことを夢想して防衛力を増強する必要なんてないんです。自衛隊は憲法違反ですし、解散したらよいのです。」


● 信徒C 「では、共産中国は絶対に日本領土の尖閣諸島や沖縄を奪いには来ないと考えてよいのですか?」

▼ マサノブ総裁 「現象無しデス。實相独在ですから、共産中国はそのような侵略行動は絶対に取りません。悪い現象の出来事は一切なし、善なる實相のみ有り、の信念をもっと強めて共産中国を悪い行為をする国だとする色メガネを外しなさい。徹底的日時計主義が生長の家ですよ!」


● 信徒D 「では伺いますが、現象の地球温暖化も無いのですね。現象なし、實相独在ですからね。そうすると、地球環境の改善活動や環境保護活動、CO2抑制対策なんて一切する必要がないことになりますね。實相皆善ですから環境破壊や汚染の一切ないすばらしい地球だけしかないんですからね。だけど、総裁先生はCO2削減、環境改善運動を進めておられる。矛盾していませんか? マサノブ先生こそ、現象無し、實相独在と説きながら、この環境問題についての実際の行動は現象有り、實相なんて無いと云うように考えておられることになりませんか? 徹底的日時計主義に反しませんか? 全くの自分中心のご都合主義とはいえませんか?

▼ マサノブ総裁 「・・・・・・・・」(顔を真っ赤にして答えられず!)



● あちこちの席から大勢の信徒たちあがり叫ぶ! 

「そうだ、そうだ、総裁の考えは矛盾している。第一、現象無し、實相独在の真理を正しく理会していない。實相と現象とを混同して一緒くたにしている。すべてが言行不一致だ。生長の家真理を自分の都合のいいようにしか利用していない。こんな総裁もう要らぬ! さっさと辞表出して出て行きなさいよ!!」 

「そうだ!そうだ!の声、堰を切ったが如く、怒涛の如く湧き起こる・・・壇上のマサノブ総裁、茫然自失、顔面蒼白! 棒のように立ち尽くすのみ・・・


(以上、仮想問答でしたトサ・・・)



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