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生長の家・開祖の『御教え』全相復活
を目指す掲示板

「生命の實相」第14巻 <和解の倫理>

われわれは天地一切のもの(実在)と和解しなければなりませんけれども、
虚説に対して和解してはならないのであります。
虚説に和解したら実相をくらますことになります。
虚説を容れることをもって寛容と和解の徳があるように思うのも間違いであります。
虚説を排撃すること、いよいよ明瞭であればあるほど真説は明らかに照り、
それに照らされて救われる人間もまた多いのであります。

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[1045] インターネット道場―――体験実話特集・平岡初枝先生「子供を見つめて」より(6)
信徒連合 - 2015年11月08日 (日) 09時03分



インターネット道場―――


体験実話特集


平岡初枝先生「子供を見つめて」より(6)




  健全な家庭には中心がある


一本の木を見ても、すっきりとしんの立った木は立派にのびるのです。一軒の家も同じことです。

夫を中心に、お父さんを中心に、年寄りを尊敬し、一つ心になってこそ、その家は栄え、子供たちも健全に育つのです。

和顔・愛語・讃嘆ということも、中心が立っていなければ、自然にはできないことです。形だけの好い顔や、良い言葉が、そう簡単にできるものではありません。




<すべてのものに中心がある>


お父さんを尊敬させるお母さん、お母さんに感謝することを教えるお父さんに育てられる子供ほど幸せなものはありません。これが拝みあいの家庭です。中心帰一が、神のみ心だからです。大は太陽系から、小は原子や電子の世界まで、すべてに中心がある。その中心を軸にして一切が回転する。これが大自然の秩序です。この大自然即ち神の心に従った時、家庭も社会も立派になり、救われる。今日の日本の国家社会の混乱は、この中心を失いかけている姿です。

日本の建国二千六百余年の興隆の歴史は、天皇を中心に全国民が一つ心に拝み合った姿でした。それが、昭和20年の敗戦後、連合軍総司令官マッカーサー元帥の日本国弱体化政策によって崩れ去ろうとしています。彼は頭のいい男です。日本の強さは、天皇に中心帰一の国の体制の中にあることを見てとったのです。彼は、この中心をゆるがすことを第一の政策にしました。

“日本国は万世一系の天皇これを統治す”と明記した、神の心に則った憲法を改正して、天皇を単なる象徴、つまり、かざりものの位置に引き下して、軽んずることをおしえたのです。そして、わが国の知識人をもって任じている多数の文化人たちが、これに追随し雷同して、自らの手で国の歴史をふみにじり、国旗・国歌にまで難くせをつけて、国の中心をぐらつかせようとするマッカーサー政策の手伝い役となり下がったのです。

その結果が、今日の社会の混乱です、国家の混乱です。一番気の毒なのは、その混乱の中で一切の中心を失った青少年たちです。愛すべき国を失い、愛すべき君を失い、愛すべき同胞を失い、愛すべき父母を失いました。思想のみなし児です。思想の捨子です。可哀そうです、いたましい限りです。

その濁流に押し流されているのが、不良の徒です、非行の輩です。彼等を救う道は、神意に従って中心帰一の理念を教えることです。それが、彼らに愛する国を与えることであり、君を与えることであり、親を与えることです。そうでないかぎり、今日の青少年に生き甲斐を感じさせる道のないことを、この国の指導者たちに気づいていただきたいのです。

すべてのものに中心がある。太陽系には太陽があり、原子電子には、核がある。一つの会社に社長があり、一つの県には県知事があり、一つの町にも町長がある。それぞれに中心があり、その中心にそって回転するところに、その会社その町の繁栄があるのに、国の中心をぐらつかせ、弱体化させて、どうして国の繁栄が成立つであろうか。また、国の繁栄なくして、国民一人一人の幸福が保証されるであろうか。

国民の一人一人が幸福になれず、国の繁栄もなくして、どうして世界の平和に寄与できるのか?

話は大きなところまで進展しましたが、原理は一つです。一家の健全なる繁栄を願うのならば、妻は主人を中心に立てて、子供にも父を尊敬し母を愛する中心帰一の心を養うようにしなければなりません。

先日、あるところで私は恐るべき話をききました。ある小学校の先生が、生徒たちに、
「君たちは、親の恩を知っているか」
とたずねられたそうです。とたんに一生徒が立って、こう答えたというのです。

「知っています。親のオンは、お父さんで、親のメンは、お母さんだ」

みんな笑ったが、私は笑いごとじゃないと、悲しくなりました。




<家庭の浮浪児>


家庭の中心が確立していないと、子供たちは父母の、その時その場のでたらめな感情の波にふらつかされます。それが、家庭の浮浪児です。そして、やがては社会の浮浪児への道をたどるもとになるのです。

先日見たテレビ・ドラマに、こんな場面があった。今日はお父さんが出張先から帰る日とあって、四、五歳の坊やが、朝からはしゃいでいる。それも、飛行場に迎えに行くのだというので、大騒ぎである。

ところが、お母さんの方は夫の出発前にちょっとしたいきさつがあったために、「今日は迎えになど行くもんか」と心にきめていたのです。

キャッキャッとはしゃいでいる坊やに、その時お母さんの言った言葉がどうでしょう。
「坊や、お父さんとお母さんとどっちがすき……お父さんにつくの……お母さんにつくの……」

子供は可哀そうに、まごまごしているのです。子供はお父さんもすき、お母さんもすきなのです。それが健全なのです。子供の純で健全な心が、こうした心ない母親の言葉でゆがめられてゆくのです。




<父親を嫌う子ら>


家庭に浮浪児を育てておくと、やがては親が結果を受けとらねばなりません。

「息子が十八歳になりましたが、どうしてもお父さんの職を継ぐのがいやだ、お父さんと一緒にくらすのがいやだ、というのです。どうしたらいいでしょう」
こんなことを言ってくる奥さんがある。

「長女は、今年高等学校を卒業します。そして『何がなんでも大学へ進学したい』というのです。ところが、主人は『女の子に大学など要らぬ』と、頑強にききいれないのです。二人で話しあってくれたらいいとも思いますが、娘はお父さんとぜんぜん口をきこうとはしないのです」

こうしたケースは、ほとんどといっていいほど、日頃のお母さんの言葉や表情を通じて、
「おやじ、きらいや……」
という気持が子供の潜在意識の底深く植えつけられた結果なのです。

二番目の例の場合には、私は次のように指導しました。

「家へ帰って、御主人にお詫びしなさい。娘さんにも、おわびなさい。勇気を出して、家庭の雰囲気を一新するのです。秩序ある生活を創りだすのです。朝おきたら、先ず御先祖を礼拝するのです。一服のお茶でも、お年寄りから先に、あげるのです。立てるべきものを立て、尊敬すべきものを敬う生活をすることです。そしたら、自然に家の中が調和した状態に変わるのです」

彼女は、涙ながらにきいて下さって、実行されました。一切がよいように解決したことは、いうまでもありません。




<お父さんを尊敬させるお母さん>


私の尊敬している奥さんの一人に、千葉市登戸の井出さんという方がおられます。お子さんは四人。三男一女のお母さんですが、お子たちはみな立派です。二人の息子さんは、大きな会社の重要な位置におられるし、一人はある大学の助教授というわけで、それぞれ社会に貢献していられます。素晴らしいのはそれだけでなく、お父様の広いお屋敷内に、三人ともがそれぞれ別棟の住居をかまえていられて、それはそれは見る目にも羨しいほど仲睦じい一家なのです。みなさんが結婚して、もうお子さんがあります。

井出さんは、「盆暮にはもちろん、今日はお父様のお誕生日、今日はお母様のお誕日と、三人の娘たち (お嫁さんのこと)が揃って喜ばせにきてくれます……」と、目を細くして喜んでいられます。

このお母さんに、私はあるとき、お願いしました。
「井出さん、あなたの教育法をきかせてくださいませんか」
井出さんは驚いたような表情で、言われました。

「私に教育法などあるものですか。私はただ子供たちの幼い頃から、あんたたちは素晴らしいお父さんをもって幸福ね……と、そればっかりいってきただけです」

「そうだ、これだ。これ以上の教育法がどこにあろうか」と、私は感歎したものであります。




<お父さんを軽蔑させるお母さん>


教育下手なお母さんたちは、父親を尊敬させるどころか、子供を味方にして、夫に対する不平不満をぶちまけたり、父を軽蔑させることにかかりきっているのです。

しかし、思った通りになるのは、せいぜい十一、二歳までで、子供が自覚期に達すると、父親を批判し、父親を軽蔑させた当の母親を批判し、軽蔑するようになるのです。家庭で父を尊敬できず、母を尊敬できない子供は、必ず社会に出たら誘惑に流されて行くのであります。

これに反して、井出さんのように父を尊敬させたお母さんの子供は、年頃になったとき、そのまま母を愛し、母を尊敬できる子に育っているのです。

いろいろの質問をもってこられる方の中には、
「子供が昨年高校を卒業したのですが、どうしてもお父さんと意見が合わず、困っています」
といったケースが、とても多いのです。私は、そうした方には、こう話すのです。

「それは、あなたのまいた種が生えたまでですよ。あなたは息子さんのまだ小さい頃、『お父さんは、しょうがないわね。またお酒をのんで……』とか、『なまけてばかりいるわね』とか、子供相手にお父さんを非難し、お父さんを軽蔑させるようなことを言った覚えがあるでしょう。それが、いつの間にか子供の心の中に 『おやじは、きらいだなぁ』という気持を植えつけてしまったのです。父親コンプレックスというのですね。しかし、幼い頃は、まだ十分の表現力がないから、それを表わしようがない。ところが、心身ともに成長して、力もついてくる思春期になると、心の奥底深くおし込められていたものが爆発的に頭をもたげるのです。お父さんの言うこと、すること何もかも嫌いだ、という形で現われてくるのですよ」

事実そうなのです。お父さんを尊敬する子供を育てるお母さんになってください。




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