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生長の家・開祖の『御教え』全相復活
を目指す掲示板

「生命の實相」第14巻 <和解の倫理>

われわれは天地一切のもの(実在)と和解しなければなりませんけれども、
虚説に対して和解してはならないのであります。
虚説に和解したら実相をくらますことになります。
虚説を容れることをもって寛容と和解の徳があるように思うのも間違いであります。
虚説を排撃すること、いよいよ明瞭であればあるほど真説は明らかに照り、
それに照らされて救われる人間もまた多いのであります。

<新掲示板の概要について>

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[1057] インターネット道場―――体験実話特集・平岡初枝先生「子供を見つめて」より(7)
信徒連合 - 2015年11月09日 (月) 07時09分




インターネット道場―――


体験実話特集


平岡初枝先生「子供を見つめて」より(7)




  愛情は豊かに表現しましょう


<子供をだきしめる教育>


愛情は、みんなもっている。ただ、表現が下手なために 夫婦の間のもつれを深めたり、親子の間に誤解を生じたりするのです。こういう話をしていた時でした。近さんという婦人が立って、次のような体験談をしてくださいました。

「私はあるとき、子供の学校の受持の若い女の先生が、雰囲気は大事なことだとお説きになり『図画の時間に、教室の一隅に蓄音機を置いて、やわらかくて平和で明るい曲をかけながら、絵をかかせると、ほとんどの子供がいたって平和な明るい絵を書くのです。また、私が赤の多い派手な服を着てきたときと、しぶい色の服を着て立っているときとでも、子供の絵が変わるのです』とおっしゃいました。

これをきいて、私はとても感動いたしました。そして、先生方は他人の子のためにこんなに心を配っていてくださる。私は四人の子をもっていて、雰囲気とか愛情の表現とかにどれほど注意し、努力しているだろうか、と考えてみたら、何もないのです。

それで、お話をきいた晩から勇気を出して、おやすみをするときに子供をだきしめてやることにしました。先にもいったように、子供たちは四人います。一番下が男で小学校一年生、一番上が女の子で中学二年であります。夜は小さい子供二人が一室に、大きいの二人が一室にやすんでいます。その晩、みんなが床に就いてから、まず、一番下の小さい子供の寝床へ行って『お休みなさい』とだきしめてやりました。

その子の喜んだのには驚きました。二番目三番目も、みな非常な喜びようです。でも、四番目の時には、ちょっとたじろぎました。もう中学校の二年にもなっているのだ、いやがりはしないかと思ったのです。しかし、公平な態度が必要だと思って、抱きしめてやりました。すると、どうでしょう。いやがると思いのほか「お母ちゃん」と飛びつくようにして喜んでくれたのであります。

こんなにして一週間ほど続けましたら、子供らは私が何を言っても一つの抵抗も感じなくなったのです。ところが、気がついてみると、お父さんがいささか淋しいらしいのです。それで、私はある日、子供らが全部揃っているところで、『ああ、お父さんの分忘れていたね』といって、お父さんに頬ずりしました。子供達は、みんな喜んで手をたたいてくれたのです。今、私のうちは春風に包まれたような楽しさです」




<夫にあまえたお母さん>


千葉県の和田まきさんは、真面目一方、堅い一方の生活をしていた方でした。そのうちに、御主人が今の医術では絶対回復の見込みがないといわれている脳軟化症になられたのを契機に生長の家の教えにふれ、妻としての深い反省が始まったのです。

おいしいものは、もっぱら夫や子供に与えて自分は食べないようにしたり、近所の義理や人情に中心をおいて、家族を審いたりする生活は、決して家族の幸福でないことがわかり、夫や子供に感謝ができると共に、甘えることのできる妻にもならねばならないと思ったというのです。

ある日、中学生と高校生2一人の男の子と夫婦の四人でいるとき、御主人が板チョコを一枚とりだして、いつものように二つに割って子供たちにわけてやりなさいといわれた。その時、和田さんは今だと思って、それこそ大丸の八階から飛びおりるような気持で「二ツウ?」と鼻声で身振りまで添えていったというのです。

すると御主人は、
「何だ、お前もほしいのか……じゃ、三つに割れよ」
と、いかにもうれしそうだったというのです。ところが、三つに割ったチョコレートの中の一番大きいのを中学生の三男がとりあげて、
「母ちゃん、これをお食べ。ハイ、これ」
と、すすめてくれたというのです。

「何ということでしょう。ふだんは僕のは小さい、誰のは大きいと、目をつりあげて争う子が、『母ちゃん、これをおたべ、これが一番大きいよ』と、喜んでくれるのです。私は、このときしみじみ思いました。私が心をやわらかくして甘えることができたので、夫を喜ばせただけでなく、子供たちにも母を喜ばせる喜びを体験させたのだ。家庭のたのしさなんてことは、こんな小さいことの中にあるのだとわかりました。それまでの私ときたら、夫から頼まれもしないのに、子供から要求されたわけでもないのに、自分からまずいものをたべたり、おいしいものは食べなかったりして、自分で好い女房ぶりだと思い、私がこんなにしているのに、私はここまで考えてやっているのに、と思いあがった気持でふるまっていたのです。今になって考えると、はずかしいことばっかりです」和田さんは、こんなふうに述懐されたものです。

愛情の表現は、親が子に対してだけでなく、妻が夫に対する場合に、なおさら大切なことであります。その場合には、柔らかい心が何よりの宝なのです。やわらかい心がないと、それができないのです。そして、その柔らかい心を育てるのは、家庭の雰囲気なのです。




<じっと見つめてニッコリ笑う>


子供は愛されたいのです。信じられたいのです。愛されていろという自覚、信じられているという確信があったら、絶対といっていいほど間違いを起こす心配はないのです。子供が学校へ出て行くとき、帰ったとき、「行っていらっしゃい」「お帰り」という言葉と共に、じっと見つめてニッコリと笑ってやってください。

これが、子供たちにとってどんなにうれしいことか。母の愛情を満身に受けたような気になって、友だちとも仲よく、先生のお話も熱心にきける落ちついた気持になれるのです。ただ、じっと見つめて、ニツコリするだけで良いのです。

愛情の表現というと、「小さい子供なら抱きしめてもやれるし、頬ずりもできますが、大きい子供には、そうもできないじゃありませんか」と、おっしゃる方があります。しかし、それは知恵の足りない話です。目は口ほどにものをいうのです。どんな大きい子供にでも、一日に一度やニ度は、これをやってみてください。御主人には、なおさらのことです。

こんな話を、大阪の中之島の公会堂で話したことがあります。そしたら、11ヵ月ほど経ったある日、再び大阪へ行きますと、高槻市からこられたという一人の紳士が、私の前に丁寧に頭を下げて、言われました。

「先生、ありがとうございます。私は、あの話をきいて、なるほどと思い、さっそく息子にやってみました。息子は、現在高校二年生です。もう私よりも、背が二寸も高いのです。あの日、家に帰ると私の目の前に息子が立っていました。あの−じっと見つめてニッコリ−というのをやったのです。

すると息子は『どうやい、男まえやろう』というのです。おかしくって、ひとしきり笑いましたが、息子も高校二年にもなって、もう頬に薄いがまひげが生える頃にもなると、なかなか父に そんな冗談なぞ思いもよらないことです。お蔭で、あれ以来は“男まえやろう”を振り出しに笑ったり冗談いったりの場面が、よくでてくるようになりました」

また、ある婦人会の席でも、じっと見つめて、ニッコリ笑う話をしたものです。そしたら、2、3日後に、一人の御婦人に呼びとめられました。

「先生、あのじっと見つめてニッコリ笑うって、とてもよろしいですね」
「ああ、あなたは御主人になさったのですか」

私は、この奥さんには子供さんのないことを知っていたからです。答えは思いがけないものでした。
「いいえ、そうじゃありません。あの日帰ったとたんに、お姑さんの目を見つめて、ニッコリしたのです。お姑さんは『どうしたの、どうした』とおっしゃいました。それで、婦人会で平岡先生に伺ったお話をしました。『なるほど、それは良いね』ということになって、それからは台所で会うと、じっと見つめてニッコリ笑う。茶の間でも、廊下でも、会うとじっと見つめて、ニッコリ笑うということになったのであります。

おかげで、子供のいない家庭ではなかなか笑い声もでないものですけれどあれ以来私のうちは、ただもうわけもなく明朗になって、アハ……オホ……と笑い声がたえなくなっ たのです」

その他にも、御主人にこの方法を徹底的に実行した結果「半年のうちに主人の運がひらけて、会社の重役に取り立てられ、月給が二万円もふえました」と報告して下さった方もあります。

ものもいらねば金もいらない。ありあわせの顔一つで、じいつと見つめて、ニッコリ笑うだけ。ただ、これだけの愛情の表現で、幸せになれるのです。日本中の家庭に、じっと見つめて、ニッコリ笑うことを、おすすめしたいのです。




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