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生長の家・開祖の『御教え』全相復活
を目指す掲示板

「生命の實相」第14巻 <和解の倫理>

われわれは天地一切のもの(実在)と和解しなければなりませんけれども、
虚説に対して和解してはならないのであります。
虚説に和解したら実相をくらますことになります。
虚説を容れることをもって寛容と和解の徳があるように思うのも間違いであります。
虚説を排撃すること、いよいよ明瞭であればあるほど真説は明らかに照り、
それに照らされて救われる人間もまた多いのであります。

<新掲示板の概要について>

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[1091] インターネット道場―――体験実話特集・平岡初枝先生「子供を見つめて」より(10)
信徒連合 - 2015年11月12日 (木) 08時52分


インターネット道場―――


体験実話特集


平岡初枝先生「子供を見つめて」より(10)




<三児の寝小便一夜でとまる>


これは、ある田舎で会った、まだ若いお母さんの話です。
「私は三人の子供をもっています。一番上が小学校三年生、次が一年生、一番下は四歳ですが、三人とも毎晩寝小便をするのです。どうしたらよいのでしょう」

「ああ、それはわけはない。私のいう通りしなさい。今日帰ったら、一人一人別々に抱きしめてやるのです。『お母ちゃんは、坊やがおってくれて嬉しい!』と、ほおずりして抱きしめるのです。そんな時、子供は天にものぼる喜びを感ずるのです。子供はお菓子より、おもちゃより、こうしてお母さんに抱きしめてもらうのが一番うれしいのです。この時が子供の天国です。極楽です。寝小便は、淋しいとき、お母さんの愛情を求めて得られないとき、下から出る涙なのです。それだけに、うれしい! とおもった時には必ず治ります。心配しないで、今晩はカラカラなふとんの上でコロコロとねさせ、『さあ、水を飲みたければ水を飲んで寝てもよろしいし、柿をたべたかったらたべて寝ても良いよ。もう、おしっこは出ないんだから……』とニコニコ顔で、いってやって下さい」私は簡単に、答えました。そして、つけ加えました。

「私のこうした話をきいても、実行する人としない人とがある。実行する人は、不断主人にハイのできている人だが、それのできていない人には、むつかしいのです。あんたは、どっちか知らないが、しかし今話をきいて、ああそうであったのか。それなら、これから主人に素直になりましょう、ハイになりましょうと深く心にきめるのです。そしたら、必ず実行できるのですから。それから、おむつは取ってねかすんですよ。合羽を敷かんことですよ。考えても見なさい。おむつは、つまり便所ですよ。便所の設備があったら、心安くできるじゃありませんか。私たちが、夢で便所を探す場合でも、あまり汚れていたり、戸がなかったりで、どうにもならないから、しないのじゃありませんか。もう便所設備のような、おむつはしないことです」

その夜限り、三人の寝小便は止ったのです。若いお母さんは、喜んで喜んで挨拶にこられました。

「先生、ありがとうございます、ありがとうございます。ながい間の寝小便でした。これまで医者よ薬よ、呪いよ、といろいろしましたが効き目がなくて、この頃はお灸がよいというのでそれもしていました。上の子供は、自分でも治りたいので我慢しますが、下の二人は泣くのです。逃げるのです。それを押えて灸をすえねばならない、泣きながら怒っている私でございました……」
昨日までの苦労話も、今は昔話になったわけですが、私は結びに言いました。

「家庭を楽しくするのですよ。思いっきり愛情を表現するんですよ」




<指をなめる子>


赤ちゃんがお母さんのおっぱいにぶらさがって、片方の手で、もう一つのおっぱいをたたいて楽しんでいる。あれが、赤ちゃんにとっては全くの天国なんです。 あの期間をゆっくりいただけた子供は絶対といっていいほど指をしゃぶったり、爪をかんだりするものではありません。それが、終戦後はアメリカばりの文化が輸入されると共に、子供に乳を与えたら母の美貌がそがれるとか、人工栄養がよいとかいって、なるべく早く赤ちゃんからお乳を取りあげる指導がはやったので、急に指をなめたり、爪をかむ子供が増えてきたのです。が、指をなめ、爪をかむ赤ちゃんの姿は、この世で最初の貧乏の表現です。物欲しいすがた、愛にうえた表情です。叱ってなおるものでもなければ、おだててなおるわけのものでもありません。無意識層である潜在意識がやらせている芝居ですから、そんなことで治るわけはないのです。

このことを知って深く感動された中村という若い奥さんは、その晩眠っているみよ子ちゃんの枕元で、20分も泣いてわびたというのです。

「みよちゃん、かんにんして。母ちゃんの愛情が足りないばっかりに、指をなめ、爪をかむ子に育てて本当にすみません……」
それから毎日、ほかの兄弟のいないときに、みよちゃんを抱きしめて、いわれたそうです。

「みよちゃんがいてくれて、お母さんはうれしい」
1カ月ほど続けたある日、気がついてみると、みよちやんの指をなめるくせが治っていたのです。みよちゃんは、五歳でありました。




<子猫をあいして>


みよ子ちゃんの話を大阪のある婦人会で話して「みなさんの中に、こうした指をねぶるくせをなおした方はありませんか」と尋ねると、60ばかりの御婦人がお孫さんのそれをなおした話をしてくださいました。

それは六歳の女の子で、指をなめて吸いだこを作っていたというのです。乳くびの代用に吸うからです。叱ってもおどしてもなおらないので、仕方なくそのままにしていた。ところが、近所の猫が子を生んだとき、今度は猫の子をもらって欲しいとせがまれ、うるさいと思ったが仕方がないので貰ってやった。すると喜んで喜んで、よるもひるも抱いてあそんでいるうちに、気がついてみたら、そのわるいくせがなおっておりました。そういう話をされたのであります。

先の中村さんの場合は、愛せられることによって満足し、あとの場合は愛を与えることによって喜びを満喫したというわけです。子供の時代に動物を愛し、植物を愛するようになれば、自然によい性質が養われるのであります。




<愛の不足は性の目覚めを早める>


指をなめたり爪をかむ悪習は、愛情の不足からくることは以上の例でもわかるとおもいますが、さてそうかといって二十歳を越えてまだゆびをねぶっているものがある。一体、あの悪習慣はいつなおるのか、と尋ねられたことがあります。そうです。叱ってもいい聞かせてもなおらなかったものが、いつ自然になおるかという問題です。

それは要するに、愛情の不足でできた姿は愛情の満足で消えるのです。ここに性の目覚めとの関係が生じてくるのです。すなわち愛する相手を得たとき、それは自然にたくまずして消えるのです。愛情に飢えているものは、それだけ愛の相手を求めているのだから性の目覚めも早くなるわけなのです。

先年、神奈川県の湯河原へ行ったとき、座談の時間に一婦人がこんなことをいわれました。

「先生、ゆびをねぶる子、爪をかむ子は、性の目覚めが早いというのは本当です。私が小学校にいましたとき、同級の男の子に、当時の多額納税者の子がいました。今から考えると、お母さんが違っていたせいもあったのでしょうが、その子がたえず爪をかんでいるのです。青い顔をしていて、先生にちょっと叱られたり注意されたりすると、すぐ小便をもらすのです。小学校の三年になって、まだ小便をもらしたのです。そして、やっとそれがなおったと思ったら、小学五年頃からもう女の子のあとをおっかける子になったのです。今日の先生のお話をきいていると、それらのなぞがみんな解けたようです」

ともかくも、愛情の不足によってあらわれている寝小便をする子、爪をかむ子、金をぬすむ子……これらの子供は、みんな愛の満足という同じケースによってなおって行くのであります。




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