[7207] 龍宮住吉本宮建立の意義 |
- 不動明王 - 2017年07月24日 (月) 04時08分
龍宮住吉本宮建立の意義 (谷口雅春大聖師ご講義より)
古事記によりますと、宇宙本源の神と言われる天御中主神その神が人格的に陰陽の二つの神に顕れられました、その一つは伊弉諾の神さま、もう一つの神様は伊座波の神様であります。 伊弉諾の神さまは霊の神様であり、伊座波の神様は物の神物質を代表する神であります。それで伊座波文化と言いますと、これは唯物論的物質文化の事を言うわけであります。 そして伊弉諾文化と言いますと、これは霊的文化であります。 だから宇宙の本当の作り主と言うのは伊弉諾の神様で、伊弉諾の神様が禊ぎ払いをして、 伊弉諾の神様が禊ぎ払いをすると言うのは宇宙全体の大浄化作用が行われると言うことを意味しているのであります。その宇宙浄化の最後の清めをなす神様が住吉大神(すみのえのおおかみ)なのであります。 一切の命を生み出す龍宮の住吉大神がいよいよ顕れて来られる元のお宮であると言う意味において龍宮住吉本宮と言うのを建立すると言うことにしたのであります。
あの宇治の別格本山にも入龍宮幽祭殿がありますが、あれは我々信徒や誌友が神想観をして龍宮の住吉大神、龍宮大神に心を振り向けて自分から龍宮へ入っていって自分の心が清まるように出来ている、これは幽祭なんです。幽と言うのは隠れると言う心ばっかりで入ってゆくのが幽祭で、顕と言うのはハッキリと祭式をやって、いろいろの儀式を整えてそして厳かに住吉大神が出顕せられてそして乱れている処の世界を清める働きをして頂きそれによって今までの混沌とした世界が良くなると言う事になるわけなんであります。
そして住吉大神のご神体は八岐大蛇の天叢雲剣と同じ両刃の剣と定められました。 由緒ある日の川の砂鉄から名高い藤本章刀匠により制作されました。 住吉大神のご神体として須佐之男命の両刃の剣をもってきたと言うのは、この世界が住吉の世界になり仏教では極楽と言うんですが、その極楽世界になる為にはですね、 間違ったものはみんな切り捨て無ければならない。その為には自分にも間違ったものがある場合には切らなくてはならないのてす。
以下投稿者解説
であるのに雅宣はこの意味も分からず「天之御中主神」を祭ればそれで良しとして、住吉大神の御神札を無くしてしまったのでありす。
「天之御中主神」様は宇宙全体を生かせたもう神様であり現象界には顕われないのであります。その神様が住吉大神さまとなって顕われ現象界が住みよい世界となるようにお導きくださるのであります。
そのお働きを具象化したのが龍宮住吉本宮でありますと同時に生長の家の神様こそが住吉大神さまであります。
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