[8125] 二十九日の法語 人間は死ぬのではない |
- 国士無双 - 2018年05月29日 (火) 07時13分
幸いに最近發行された『生命の實相』豪華携帯版の第十巻は“靈界
篇”であって、その中でデンマルクの劇作家マグナッセンにあらは
れたその父の靈からの通信は次の如く述べてゐるのである。長い靈
界通信であるからその要所の一部を抜き書きするほかはないのであ
るが、 『人間とは~から放射された「理念」である。だから人間
は~に属し『生命の世界』に住するものであって、彼の信ずるが如
くには地上の住者ではないのである・・・・・
『人間は愈々高く向上するのだ。智慧に於いて優れたるものはその
智慧によって~から與へられたる使命を果し、愛に於いて優れたる
者は、愛によって~から與へられたる使命を果す。しかし最も智慧
に於いてすぐれたる者もやがては最も深き愛を獲得するであろう。
また愚かなる者もやがて最上の智慧を獲得するであらう。そして人
類は永遠のタイムを通じて等しき高さに向上する・・・・』
これは、すべての人間は“~の子”であてえ内部に“實相”として
無限の完全さを包蔵し、それが“永遠のタイム”を通じて顯現し、
すべての人間が最も高き~の愛と智慧とを發揮する状態に至るまで
向上するものだといふ意味なのである。
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