地中海に面する北アフリカの国モロッコを舞台に、それぞれ孤独を抱える二人の女性がパン作りを通して心を通わせていく姿を、豊かな色彩と光で描いたヒューマンドラマです。これが長編デビュー作となるマリヤム・トゥザニ監督が、過去に家族で世話をした未婚の妊婦との想い出をもとに撮りあげたそうです。

臨月のお腹を抱えて、モロッコの都市、カサブランカの旧市街をさまようサミア。イスラム圏のモロッコでは未婚の母はタブーとされ、妊娠中絶が法律で認められていません。彼女は美容師の仕事も住居も失ってしまい、故郷の家に帰ることもできません。住み込みで働ける所を探しますが、どこでも断られてしまいます。路上に座り込んでいたところを、小さなパン屋を営むアブラの家に招き入れられます。アブラは夫を事故で亡くし、幼い娘との生活を守るため心を閉ざして働き続けていました。パン作りが得意で、元々は陽気なサミアの存在は、孤独だった母子の日々に光を灯します。
無事に出産後、抱こうとしなかったサミアでしたが・・・。

異国情緒あふれる町の喧騒も、食欲をそそる美味しそうで珍しいパンの数々も、そしてフェルメールやカラバッジョなどの絵画が好きで影響を受けたという監督による、絵画のような映像美も魅力でした。

何度も再演され、岸田賞も受賞している有名な戯曲「マリアの首」を映画化。

1945年8月9日午前11時2分、長崎市に投下された2発目の原子力爆弾。その瞬間、人口24万人のうち約7万4000人の命が奪われ、東洋一の大聖堂とうたわれた浦上天主堂も被爆し、外壁の一部を残して崩壊しました。

それから12年の時が過ぎた昭和32年。
カトリック信徒の鹿と忍を首謀者とする一味が、浦上天主堂跡から被爆したマリア像を盗み出しました。彼女たちは、なぜマリア像を盗み出さねばならないのか…？

シーンの多くが演劇的だけれど、明治政府がキリシタンに加えた迫害の実態。被曝した長崎市民への心ない差別や7万人とも言われる爆死した人々のおびただし遺体の数々など、原爆の持つ非人道的な残虐さがリアルに描かれていました。
そして、日本も戦争中に原爆開発を目指していたことにも触れています。とにかく戦争は二度と起こしてはいけないのです。

主演、高島礼子、黒谷友香。共演は田辺誠一、柄本明、寺田農、三輪明宏（マリアの声）など

アカデミー賞外国語映画賞受賞作「瞳の奥の秘密」の脚本家エドゥアルド・サチェリと主演のリカルド・ダリンが再びタッグを組んだアルゼンチン映画です。

金融危機のおかげで夢も財産も奪われた小さな町の人々の奇想天外な復讐計画を描いた痛快ヒューマンドラマ。
2001年、アルゼンチンの寂れた田舎町。元サッカー選手のフェルミンら住民たちは、放置されていた農業施設を復活させるため、貯金を出し合うことにします。しかしその金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金が凍結されてしまいます。しかも、この状況を悪用した銀行と弁護士に預金を騙し取られてしまい、絶望のどん底に。しかし、住民たちは奪われた夢と財産を取り戻すべく、驚きの作戦を練り、リベンジに立ち上がります。

「オーシャンズ１１」のアルゼンチン版のような痛快さ＆コメディー要素と現実の厳しさのバランスがよかったです。

戦況が最終局面を迎えた1945年の夏、日本も原子核爆弾の研究開発をしていたという実話を背景に、時代に翻弄された若者たちの姿を描き、2020年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」を、ドラマ版とは異なる視点で描いたという劇場版で、日本・アメリカ合作映画です。

国の未来のために、大学で原子核爆弾の研究開発を進めている修、建物疎開で家を失った朝倉世津は、幼なじみの修の家に住むことになり、戦地から修の弟・裕之が一時帰宅し、3人は久しぶりに再会します。研究に没頭しながらも、その裏の破壊の恐ろしさに葛藤を抱える修、明るくふるまいながらも、戦地で負った心の傷、死の恐怖と闘う裕之。そんな二人を力強く抱きしめ、「戦争なんて早う終わればいい。勝っても負けても変わらん！」「いま日本は物もお金も使い果たしている。そん時に大事なんは人や、教育や」と、戦争が終わった後の世界を見据え、教師になろうと誓う世津。
原爆投下後の広島を訪れた教授と学生たちがつぶやく「これが僕たちの作ろうとしてたものなのか」という心の叫びも印象的でした。

特にファンだったわけではないけれど、正直、三浦春馬さんの遺作の一つでなければ見なかったです。映画はテレビ版より約５割増しの長さでしたが、異なる視点と言われてもよくわかりませんでした。もっと見たかった主演３人の場面は変わらず、長くなったのは主に、原子核爆弾の研究開発の場面でした。でも、やはりテレビより印象に残りやすい映画で見てよかったと思いました。

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の共演がとても良かったし、脇を固める、田中裕子、國村隼、イッセー尾形も好演でした。

愛ママさん、こんばんは

虹の写真ありがとうございます。珍しいダブルの虹、とてもはっきりした虹できれいですね。

ぞうきん、私も同じでした。針を持つのはボタン付けだけです。

デルタ株、恐ろしい感染力ですね。また明日からは緊急事態宣言ですが、今までのまん延防止と、変わりは無いようです。
怖いけどずっと家にこもっているわけにもいきませんよね。
二日間家にいたので、明日は映画館に行ってきます。

名駅前のビルのガーデンです。

プールに行く途中にあるのは、「大戸屋」さんです。

こんにちは。
ネルさんのお部屋に来ると　元気が出ます。
美味しそうなランチと映画の話題と、コロナにも負けない元気を感じます。

私の行くプールの途中にあるのです。
以前は時々寄っていましたが、そういえば　この頃寄ってないのですが。記憶ですが　結構良心的なお店ですよね。

アートフラワー　お上手ですね。
今も取ってあるのですね。不器用だなんてとてもそんな風には見えませんよ。
私は針仕事がすごい苦手で、以前子供が学校に持っていく「ぞうきん」も買っていた記憶が有ります。（自慢できることではないね）

写真は夕方　家の前に出た大きな虹です。
遠くの虹は見ていたけど、こんな身近にしかもダブル虹なんて、良いこと有りそうで家族でワイワイしました。

ジムの隣がイオンなので、ジム帰りに時々ランチに行きます。平日ランチがどこよりコスパが良くて美味しいサイゼリヤに行くことが一番多いです。次が寿がきや。
昨日は、大戸屋へ。

今日はスシローへ。
先週の日曜から今日まで8日間に、何と5回の外食で、こんなに外食が続いたのは初めてでした。
大戸屋のランチです。

昨日はジムが休館日で、夫と映画館に行きました。長崎の原爆をテーマにした「祈りー幻に長崎を想う刻ー」という映画です。

今日のランチは、メイン料理を選んで、ご飯とスープ。ビュッフェで、サラダや果物、デザート、ドリンク、ジェラートが付いています。
特に、サラダバーがとても充実していて魅力的な店です。

右はアートフラワーの続きです。

愛ママさん、こんにちは
美味しそうな和食の写真ありがとう。御主人と久しぶりの外食だったそうで、楽しめてよかったですね。

こちらも、今日は降っていませんが、まだ油断できません。何という長雨でしょう、大雨だと外出もしにくいし、やっぱり野菜が高くなってきました。

毎日欠かせない洗濯も大変、洗濯後、乾燥機と室内干しと分けて、やっています。

長雨はウンザリだけど、終われば厳しい残暑が待っているようです。

愛ママさんと同じくらいの年齢かなと思います。

結婚前に、飯田深雪アートフラワーを習っていて、結婚式のブーケもつくりました。
てんで不器用で、手芸は苦手なのにね。
先日、展示してあったので写しましたが，以前の方が質感がホンモノっぽかった気がします。