夫とモゾに行って、フードコートマリノの店でランチしました。

パスタとピザとドリンク、ポテトがセットになったペアセット。ちょうどよい量で、美味しかったです。

その後、ショッピングを楽しみました

今年の映画祭で、私が最後に見た韓国映画です。
最後は気楽に見られる作品にしようと思ったのですが、気楽な映画ではなかったです。
元K-POPアイドル三人が、済州島を旅しながら、それぞれの傷と向き合っていきます。
人権映画を作るようオファーがあって作った映画だそうです。
世界を席巻するK-POPアイドル界の過酷な現状、不公平な契約の問題を告発する内容にもなっています。

映画祭で見たドキュメンタリー映画です。

2022年、ロシアの侵攻で始まった戦争によって、故郷を離れ、ポーランドに脱出したウクライナの人々。
人口の約４分の一が避難しているそうです。
映画では、自力では避難できない過疎の村の人、子どもを連れた母たちが次々と避難途中の車内で語ります。
牛を置いてきた、犬を放してきた、家ごと置いてきた、老親を残してきた…。
車窓には、破壊された建物、橋。地雷が埋まっていて、引き返さなくてはならない道路、ロシア兵がいるかも知れない恐怖。
色々見聞きしてきたけれど、こんなにリアルに疑似体験するようなことは初めてでした。
個人の日常をすべて奪い、人生を強制的に変えてしまう戦争の恐ろしさを改めて実感しました。

監督は隣国ポーランドのマチェク・ハメラさん。
映画祭会場の隣が市政資料館です。

「済州島四・三事件　ハラン」について。
世界初公開の映画で、映画祭で見ました。
ハン・ガンさんの小説、「別れを告げない」にも出てくる済州島事件。
監督は、済州島に引っ越して、近隣の人たちに話を聞くうちに、その痛みに共感する方法を考えて映画化したそうです。
悲惨な事件を扱っているけれど、悲惨さを殊更強調するのではなく、そのなかで逞しく行動する女性達の姿を見せてくれました。
６歳の少女が失語症になったのは、事件がタブー視されたという意味合いもあるそうです。

韓国よりも早い世界初公開で、日本公開は未定だそうです。

映画祭で見た、世界初公開の映画です。

私は、「金子文子と朴烈」で金子文子を知りました。この映画を見た人はと聞かれ、多くの人が挙手しました。

浜野監督は元々、金子文子に惹かれていましたが、韓国映画、「金子文子と朴烈」を見たのが、この映画を撮るきっかけになったそうです。
常に、朴烈とセットで語られ、おきゃんで可愛い女。
こんなの、金子文子じゃないという怒り。
一人で立つ女性を描きたかったそうです。

吉行和子さん、出演は３カットだけですが、文子の境遇がよくわかる大事なシーンで、さすがです。
企画から協力していただいたそうで、エンドロールに入れて、本当によかったと監督。

木曜日から今日まで３日間、あいち国際女性映画祭に行って、４本見ました。
映画祭は明後日までで、以前は、映画祭で、８本くらい見ました。

今日はランチ会で、高島屋の上、13階の「えん」に行きました。
先日、夫と行った店です。
私は魚料理の平日限定ランチで、カレイの唐揚げ湯葉あんかけ。
それに、小海老のフライを追加して、デザートとコーヒーを付けました。
おばんざい3品の、ブロッコリー胡麻和え、レンコンのきんぴら、人気のもっちり豆腐（豆乳、牛乳、生クリームをくず粉で固めたもの）も美味しい。
皆さんに満足してもらえてよかったです。

ウクライナレストラン、ジート。
よくメニューが変わりますが、今日は普通のランチが２種類しかなかったです。
いつもよく食べるのがジートランチで、もう１種類がサマーランチ。

サラダと、マッシュポテトのパンケーキ（まるでコロッケ）が２種類（チーズとキノコ）。

ビーツをメインに、きゅうり、ゆで卵、ティル、ヨーグルト入りの冷製ボルシチ。
ピンク色が綺麗でしたが、やっぱりボルシチは温かい方がいいです。

ウクライナらしい飾りが、たくさん増えていました。

あいち朝日遺跡ミュージアム館長のトーク、古代遺跡にまつわる創作落語、落語家と遺跡の落語の作者（元・見晴台考古資料館学芸員）のトークに行ってきました。
古代史ファンには落語の楽しさ、落語ファンには古代遺跡の魅力を知ってほしいというプログラムだそうです。
古代遺跡、落語、どちらも想像するという共通点があるとの話でした。
なるほど！

ノーベル賞受賞作家、カズオ・イシグロの原作の映画化で、「遠い山なみの光」を見ました。

1982年のイギリス。
久々に母、悦子の暮らす実家を訪れた次女で、作家志望のニキは、悦子が再婚前に過ごした1950年代の長崎と家族についての話を聞きたいとせがみます。

1950年代の長崎と1980年代のイギリスの2つの時代と場所が交錯します。

映像が美しく、広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊の演技もよく、難解な感じはしません。

ラストに戸惑いますが、色んな解釈ができる作品ということでいいようです。
「国宝」のような万人向きの映画ではないけれど、見てよかったです。