| [2156] <再掲示> インターネット道場―― 「正統・生長の家」と「マサノブ教」との比較(どこがどう違うか) 第7回 |
- 信徒連合 - 2016年02月13日 (土) 07時34分
<再掲示>
インターネット道場――「正統・生長の家」と「マサノブ教」との比較(どこがどう違うか)
第7回
マサノブ君は、「生長の家ってどんな教え?」という本を書いています。これを読んでみますと、「マサノブ教ってどんな教え?」というタイトルが正確であります。開祖・谷口雅春先生の『御教え』を換骨奪胎して、マサノブ君の個人的思想ーーーサヨク唯物現象論に基づく環境問題が中心のものーーーが「生長の家」の教えとして書かれているのであります。 最も重要な開祖・谷口雅春先生の大悟徹底(お悟り)や「生命的国家論」や真理の証し「体験談」、霊と霊界に関する事柄については全く書かれてはいないのであります。
「生長の家」の本当の『御教え』を知りたい人や真剣な求道を志す人たちにはマサノブ君の「今の教え」や「生長の家ってどんな教え?」は誤ったメッセージを送ることになっています。
また、本部公式サイトのインターネット講師による「生長の家」の普及宣伝を目的とする「インターネット・ポーサルサイト」では、マサノブ君は、全インターネット講師に『このブログは「生長の家」の真理普及のために開設しましたが、内容や発言は、すべて私本人の責任において書いています。 従って、私は「生長の家」を代表する者でもありませんし、私の発言が「生長の家」の見解ではありませんので、ご了承ください。』という一文を必ず掲載させております。誠に“奇々怪々”な文章であります。その結果として、本部公式サイトでありながら、殆んどのインターネット講師の真理普及のためのインターネット講座が、個人的な“私生活日記”の報告となってしまっています。
インターネットは全世界に公開されているものです。だから、開祖・谷口雅春先生が説かれた「生長の家」の『御教え』を正しくお伝えしなければならないのでありますが、マサノブ君はその責任を放下してしまっているのであります。
そこで、本当の霊的真理を求めておられる御縁ある未信徒の人たちに正しい「生長の家」の『御教え』を正しくお伝えする為に、開祖・谷口雅春先生の『御教え』の根幹である部分を、何回でも何回でも繰り返して掲載して行く必要があります。この様な目的を以って、この「インタイーネット道場」を最初から再び<再掲示>させて頂きます。
******************
(「生長の家 今昔物語」の比較篇を転載)
(注)この比較篇が作られたのは、6年前の平成21年でした。当初の頃は「谷口雅宣先生」と敬称で書かれていました。しかし、平成28年の現在に於いては、“敬称”で呼ぶ値打ちのない人物と成り果てました。しかし、この転載文に於いては、原文どおりの「谷口雅宣先生」として転載いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本建国の精神と理想とは?
「今の教え」における日本の建国精神と理想
平成19年2月11日・本部の建国記念式典での日本建国精神とその理想に関する当時の谷口雅宣副総裁先生の御挨拶は
・日本建国の精神とは、「神武不戦」の思想によって平和を実現すること、つまり、神意に従って八方の国が合意して平和を実現することであります。
・日本神話のもう一つの特徴は、神・自然・人間の三者が一体であるという日本人の感性である。自然は神の生命そのもの、故に日本人が神の御心に聴いて行動するとき、人間・神と本来一体である自然を破壊するなど考えない筈である 。しかるに自然破壊の現象が起きていることは日本建国の理想に反する。
・戦前・戦中のように「六合兼都・八紘為宇」を独善的に解釈せず、多くの国々との合意を形成し、明るく自信を持って地球環境改善運動を進めていきましょう。(大意)
平成20年2月11日・本部の建国記念日祝賀式典における当時の谷口雅宣副総裁先生の御挨拶は
・「神意に聴き、正しいことを素直に実行する。」という精神は、今の日本に一番欠けていることであります。「神意」とは「真理」であり、「神意に聴く」とは「真理に従う」ということです。これは即ち「本当のことを言う」ことでもあります。
・神意を正しく知り、それをコトバの力によって現わして行く我々の運動は日本建国の理想とも合致した正しい生き方であります。今後とも大いに真理宣布の活動に邁進し、ウソをつかない生き方を実践していきたいと思います。(大意)
・なお、一般信徒の人の感想(決意表明)が、インターネットで書き込まれていました。 「日本建国の理念の実現すなわち<中心帰一・六合兼都・八紘為宇・大和の心>と共に、日本国実相顕現による世界平和の実現のために実践して行こうと決意いたしました。」
・この信徒の決意に対する谷口雅宣副総裁先生のお答えは 「ずいぶん古い言葉が出てきましたが、それぞれ貴方にとってどんな意味を持っているのでしょうか?「中心帰一・六合兼都・八紘為宇・大和の心と共に・・・」この言葉は、その意味次第では間違った方向を指すこともありますよ!」
「本来の生長の家の御教え」における日本建国の精神と理想
開祖・谷口雅春先生は「国のいのち・人のいのち」のなかで
・宇宙には色々のアイディアあり。そのアイディアの中で特に「中心帰一理念」を日本民族という人々が、特に著しく持っていた為に、そのアイディアの波長に共鳴して天皇中心国家・日本が顕現したのである。
・まことに日本国が天皇中心国家であると言う事は、人間の<はからい>によるのではなく、日本民族の生まれつきの性向が神意を受像して実現した国家形態であるから誠に尊い極みであるという他はない。(神意の具現として実現した天皇国・日本)
・日本国家は天津神すなわち天照大御神が発想せられて、その旨を公宣せられた。「豊葦原の千九百秋の瑞穂の国は、是れ我が子孫の王たるべき地なり。宜しくいまし皇孫ゆきて治らせ。さきくませ。宝祚の隆えまさんこと当に天壌とともに極まりなきものなり」という神勅に日本国の存在構図が示されているのである。
・このアイディアが具体的に実現したのが神武天皇様が日本建国の理想「即位建都の大詔」として宣言せられた「上は乾霊の国を授け給いし徳に答え、下は即ち皇孫正に養い給いし心を弘めむ。しかし然して後に六合を兼ねて都を開き八紘をおおいて宇となさんこと亦可からずや」。ここには日本国家が群居せる住民の恣意によって自己防衛や生活擁護の便宜方便のために国家を形成したのではない事実が現れているのである。
・<多くのものを一つにまとめる>という「中心帰一」という天照大御神の御発想を基にして、日本の国土は発祥し、その国土の上に日本民族は発生し、神武天皇の<六合兼都・八紘為宇>という「即位建都の大詔」となって顕われ、その国の名が<やまと>すなわち<弥々多くまとまる>として顕われ、東西すべての文化を<弥々多く一つにまとめる>日本文化となって顕われるに至ったということである。
<注釈コメント>
日本建国の精神とその理想について「今の教え」と「本来の正しき生長の家の教え」の内容をこのように並べて読んでみると霊的な意味において大きな落差が感じられる。
・「今の教え」では
(1)日本国家が、霊的・形而上的に「現象顕現の法則」という公理に照らして発生し形成されて来たかの説明はない。
(2)神武天皇の建国の精神の説明はあるが、天照大御神様の「天壌無窮の御神勅」には何ら触れられていない。
(3)神武天皇の建国の御詔勅である「六合兼都・八紘為宇」の世界連邦思想の考え方も民族を超え・国家を超えた世界ワンワールド国家・世界市民思想へと連想がつながり、神・自然・人間の一体感が日本神話の精神であるから、地球環境回復保全運動は、まさに時代即応のものである。と説明されている。
(4)日本の国家理念の素晴らしさ・日本人としての誇り・日本民族の自覚・本当の正しい愛国心は育たず、しかし、それはむしろこれからの日本と世界人類にとっては好ましいことである。(以上は、形而下的唯物論に近い考え方であります。)
・これに対して、開祖・谷口雅春先生の「本当の正しい生長の家の御教え」によると
(1)「現象顕現の公理」に照らすとき、日本は、宇宙の天皇中心の国家アイディアを受信して、自然的に天皇国日本が出来上がって来たと言う「日本国家形成の原理」が<理念>というものを中心(理念の天降り)として説かれております。
(2)日本国家の国家理念(国柄)について天照大御神様の「天壌無窮の御神勅」と神武天皇様の日本建国の御詔勅である「六合兼都・八紘為宇」という二大国家理念が完璧に説かれているのであります。
(3)この事から、日本国実相顕現・大日本真理国家の建設を通しての真の世界平和の実現という順序が、確かな道筋であることが判るのであります。
(4)依って、日本国に生まれた日本人・日本国民としての歓びと誇りが醸成されるのであります。
・ 但し、注意すべき事柄があります。谷口雅春先生の御著書を数多く全相にわたって深く読んでいない人の中には、時として「日本民族選民思想・日本国家絶対独尊思想」に陥ってしまう人があります。生長の家・現・白鳩会総裁・谷口純子先生もその一人で、先生は熱心な青年会時代にこのような思想に陥ったことを告白されています。(「歴史から何を学ぶか」参照)。こうした御自分の体験から<聖典・教典は理性を以って読まなければならぬ>という御文章を書かれたものと推察されます。
・ 谷口純子先生が谷口雅春先生の御教えを間違って把握され、さらに理性を強調されるのも谷口雅春先生の御著書を全相に亘って深く深く読まれておらなかった為でありましょう。そのような偏った考えに陥らない為にも「生命の実相」を出きるだけ多く繰り返し繰り返して読み、かつ「神想観」を毎日必ず続ける習慣をつけることが大切であります。
・「日本国家の生命の実相」に穿ち入るには!
「生命の実相」第4巻・生命篇下巻<生命円相の真理>はじめの御文章・・・
<<・・・人の生命の実相に穿ち入るには、これを霊的に理会することが必要であります。頭で真理を理会するということは、真理の周囲をどうどう巡りして真理の外的なすがたを知るにすぎませんが、霊的に真理を理会するということは、「生命」の実相そのものに全身全霊をもって貫き入り、力の本源をつかむことになります。全身全霊をもって、生命の実相に貫き入るには、この書を頭で読もうとせず、全身全霊で読む、黙読する、朗読する、目で読み、声で読み、声のリズムの中に自分を溶かし込んで読む、端坐して「神想観」を行じ、行じ終わって動き出すとき神(愛)の生活を生きる。かくする時、知恵と愛とのそろった生活が実現するのであります。>>
|
|