近代経済史俯瞰http://blog.goo.ne.jp/gultuki24
左翼よ財政破綻という言葉に打ち勝てる経済理論を持て。
さすれば向かうところ敵無し。

タカタ経営破綻、上限38億円の少額弁済対象外は299社…東京商工リサーチ調べ
https://response.jp/article/2017/07/05/297022.html

息をしているのがやっとの下請け企業に資金繰り支援をしても返済の目処が立たないのではないか？
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倒産予備軍は１７万件にも上る！　経営不振の中小企業は塩漬け状態　再生進まぬ理由は？
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/161008/ecn16100814000012-n1.html

倒産理由の多くは販売不振、赤字累積
事業消滅型倒産が大多数
つまり事業再生困難な企業が信用保証協会の
保証で生き延びさせられて居るということ。
需要が無い、これに尽きる。どん底不況
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首都圏新築マンション、９１年以来の高値
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00000014-asahi-brf

一方、景気回復狸音頭に踊る人々も居る。
不動産バブル、底辺が無いから崩壊は早いだろう。
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バブルとどん底不況、両極端に分かれた経済、
政府が大資本、大企業、富裕者を支援する政策を
続けているから両極端に分かれる。

フィリピンにしてもベネズエラにしても正反対のことが報じられる。
ブラジルも混乱を極めて居る。テメル大統領の汚職盗聴録音が報じられたかと思えばルーラ元大統領に禁固９年の判決が出される。

あまりにも両極端なことが報じられるので、どちらかが嘘と断じなければ思考が成り立たない。
分かることはアメリカ帝国側とアメリカ帝国に反対する勢力が戦って居るということだ。

欧米日、西側世界の大手メディアはすべてアメリカ帝国側について居る。
アメリカ政府、欧米マスコミと反対のことを報じるものは、事実の検証なしにすべてロシアのプロパガンダということで封じ込めようとしている。

ロシアがそんなプロパガンダが出来るわけが無いだろう。そんなプロパガンダをすれば圧倒的な物量を誇る西側マスコミに潰されてしまう。
事実だからプロパガンダに対抗できるのだ。
「アメリカはロシアのプロパガンダに負けつつある。米議会証言」
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ドゥテルテの対ISIS戦闘のさなか、マラウィ入り
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/

銀行間コール市場、すべての銀行が繋がり資金過不足を調整する。
銀行から出たお金はタンス預金に成らない限り銀行へ行く。
タンス預金の総額はほぼ一定だから、銀行からお金が出て行かないのと同じだ。

銀行がカルテルを組んで通貨発行を支配してしまった。
中央銀行はそれを更に確実にする為に創られた。

景気温度逆調節機能付き銀行が、通貨発行を支配して良い分け無いよね。

鬼畜の社会に見えるよ。

『リベラルが経済問題を人種の問題にすり替えてきたこと』

リベラルが経済問題を人種問題にすり替えて来た。
ワーキングクラスにそんなに人種差別主義者が居るわけは無いと思う。移民問題はワーキングクラスに取っては切実な経済問題だ。
賃金が下がる。仕事が無く成る。

弱者を敵視する。
無能な権力者の自己正当化の為かな。
無能と強欲ゆえの失政を弱者に責任転嫁する。

経済何か驚くほど簡単に良く出来る
http://blog.goo.ne.jp/gultuki24

オーウェン・ジョーンズ『チャヴ　弱者を敵視する社会』
http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/

権力者もまた自己正当化する。大恐慌に至った原因を自分たちの政策が原因だとは考えず、国民が怠け者だ、国民が甘ったれだと国民の責任に転嫁する。
そこで緊縮政策の登場ということに成る。
均衡財政をしていれば市場が自然に回復させてくれるという悪魔崇拝を行う。

しかし緊縮を続けて行けばだんだん経済が落ち込んで行く。
暴動が起き、やがて革命が起きそうな雰囲気に成る。
革命じゃ、こりゃ大変だとパン屑をばら撒く。

しかし少し景気が回復するとまた緊縮、緊縮と言いだし景気が落ち込んで行く。

戦争に成ると命あってのものだね、緊縮、緊縮とは言ってられない。
目一杯、財政赤字を出して踏ん張る。当然景気は回復する。
戦後の復興需要も有るから景気は大万歳と言うことに成る。

『歴史的に見て、英国の保守党は緊縮が好きだ。いつもこれをやっている。例えば、1929年のウォール街での株価大暴落後。せっかく第4回選挙法改正で21歳以上の女性に選挙権が与えられ、労働者階級の女性たちの投票の影響で労働党政権が発足していたにもかかわらず、これは国の非常事態だってんで挙国一致内閣が組閣され、事実上の新政権の支配者は保守党になる。
で、何が起きたかというと、やっぱり緊縮だ。世界恐慌は緊縮で乗り切るしかないとか言い出し、その結果どうなったかといえば、スラムを広げ、困窮する北部と裕福な南部に国を分断。失業者が増えると「この人たちを税金で養っていくのは我々なのか？」と中流階級が不安と不満を感じ始めて、そのムードを緩和すべく、政権は失業保険で生きる人々を懲罰的に扱い始める』
https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170324-00069042/

フーバーは均衡財政で鉱工業生産を半分に減らした。
日本は井上蔵相の旧平価での金解禁『強靭な経済（旧平価での金解禁で強い企業が残れば良いと）』とやらで倒産ラッシュ。
弱い企業が倒産して行けば、強い企業が弱い企業に成るということが分からない。
経済は循環するもの。

自分に痛みを感じず愚かな支配層は、自由な市場と言う
悪魔崇拝で事態を乗り切ろうとする。

如何に財政破綻という声に対抗できる経済理論が必要か
お分かりに成ったでしょうか？

『投資と成長で収入を増やせば財政は健全になるのだと書かれている』
https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170531-00071556/

そんなことを誰も信じないし起きたことも無い。
ニューディール以来、何度、財政政策が
財政破綻という声で頓挫させられて来たことか。
税収で戻って来るなら頓挫させられる分けが無いでしょう。
ここが左翼の弱点です。

財政破綻という声に対抗する経済理論、説得力の有るもので
無ければ多くの人々の支持は得られない。

『「右傾化した」はずだった英国の人々が、「Mrマルキシスト」
の異名を持つド左派党首の政党に戻ってきていることがその何よりもの証拠だろう。』

右対左の対立では無いでしょう。
上下の対立です。
上部構造は数は劣勢でもマスコミという騙し装置が付いている。
下部構造は未だ明確な理論が無い。

左翼は財政破綻という声に敗退して来た。
コービンにもイグレシアスにも今、必要なのは
財政破綻という声に打ち勝てる経済理論だ。

しかし財政破綻という声に説得力ある反論が
出来るものが居ない。
財政破綻という声に勝てる経済理論は世界で
ここにしか無い
http://blog.goo.ne.jp/gultuki24
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2017英国総選挙：コービン労働党が奇跡の猛追。「21世紀の左派のマニフェスト」とは？
https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170531-00071556/

『以前、ここで「もはや右と左の時代ではない。上と下の時代だ」と書いたことがあるが、これは「上部構造と下部構造」にもスライドできる』
https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170609-00071923/

グローバリゼーション、難民流入の影響、痛みを一身に受ける下部構造、
その痛みを理解できずマリー・アントワネット化した上部構造

繰り返される戦略投票の罠
そしてマスコミは左右の対立として分断統治を煽ろうとする。
http://www.diplo.jp/articles17/1704-3lepiege.html