トランプの軌跡、
[6565]グッキー
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2017年04月11日 (火) 06時58分
以前ははっきりシリアを攻撃するのは間違いだ。何の得にも成らないとツイートしていた。
Donald J. Trump @realDonaldTrump 2013年9月7日 President Obama, do not attack Syria. There is no upside and tremendous downside. Save your "powder" for another (and more important) day!
大統領就任まではロシアと協調という外交方針だったのは間違い無いだろう。 マイケル・フリンがロシア大使に電話し逆制裁をしないでくれと頼んだという。 それに於いてロシアは必ず逆制裁を行っていたのを逆制裁を保留した。 トランプがロシア融和政策を取ると見込んでのことだろう。 逆制裁を行わないでくれと頼んだのは、トランプ政権はロシア融和政策を取るつもりだったからだろう。
しかし就任直後に起きた魔女狩りで状況が一変した。 ロシアが大統領選に介入した。ロシアとトランプ選対は共謀した。トランプはロシアの手先だ。と何の証拠の無いまま魔女狩りが吹き荒れた。
馬鹿言ってるんじゃ無い!と正面切って議会と戦いたいところだが、議会承認人事を控えて居るので議会と戦うわけにも行かず、妥協を余儀なくさせられたのでは無いか? マイケル・フリンの辞任も議会の圧力だったかも知れない。 これに於いてトランプはロシア融和政策を取れなく成ってしまった。 プーチンとの早期会談も流れてしまった。
トランプはアサドを悪人、アサド政府を国民弾圧政府と刷り込まれて居たのは間違いない。 「アサドは嫌いだがアサド政権はテロ対策に一番貢献している」 アサドは嫌いだがというのは、アサド政府が国民を弾圧して居るという認識を持っていたからだろう。 化学兵器も使用したと思い込んでいた。 しかしテロ殲滅を優先し多少のことは目を瞑ろうと考えて居たのでは無いか?
しかし再度の毒ガス攻撃が起き、残酷な写真を見せられ人道上、無視出来ない、警告を与えなければ成らないと考えたのでは無いか? イヴァンカも大統領に影響を与えたという。ショックドクトリンに掛ったのだろう。
アメリカ大統領として人道無視な出来ごとに何もしないではいられない。 プーチンと連絡が取れればプーチンと相談しただろう。しかし魔女狩りでプーチンと連絡を取ることも出来無く成っていた。 それで1回限りの警告攻撃を許可してしまったのだろう。
これに於いてアメリカンファースト、モンロー主義のバノンは安全保障会議より外された。 ロシアとの窓口、マイケル・フリンは辞任した。 トランプ政権はCIAの洗脳に完全に乗せられる体制に成ってしまった。
アサド政府は国民弾圧政府、化学兵器を使った過去も有る、空爆が有った、化学兵器被害が出た。 これでトランプはアサド政府軍が化学兵器を使ったと判断したのでは無いか? 表に出せばすぐばれるような偽造証拠も見せられたかもしれない。例えば偽造盗聴録音。 トランプでは偽造と判断出来ない。公表してしまえば専門家によりすぐに偽造とばれる。 スパイの命が危険なので公表できないと言われたのだろう。
トランプはアサド政権は国民弾圧政府、アサド政府軍が化学兵器を使った。 警告攻撃はやむを得ない正義の行使だと認識している。 プーチンはまた謀略による攻撃で、アサド政府軍は化学兵器を使うどころか持って居ないと認識している。
この認識の違いをそのままに話し合っても何の解決も得られないだろう。 溝が深まれば認識の差を埋めるのに時間が掛るだろう。
米議会ではもっとやれとトランプを煽る者も居る。 弱虫と言われたくなければ再度の攻撃もしなければ成らない。 ロシアは再度の攻撃は目視することが出来ない。
危険が迫っている! ーーーー
トランプ大統領の娘が、シリアへのミサイル攻撃に関するホワイトハウスの決定に影響を与えた―マスコミ https://sptnkne.ws/ecph 攻撃を命じたトランプ大統領の声明 全文 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940461000.html

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