| [5011] <再掲示> インターネット道場―― 「正統・生長の家」と「マサノブ教」との比較(どこがどう違うか) 第175回 |
- 信徒連合 - 2016年09月11日 (日) 08時07分
<再掲示>
インターネット道場――
「正統・生長の家」と「マサノブ教」との比較(どこがどう違うか)
第175回
マサノブ君は、「生長の家ってどんな教え?」という本を書いています。これを読んでみますと、「マサノブ教ってどんな教え?」というタイトルが正確であります。開祖・谷口雅春先生の『御教え』を換骨奪胎して、マサノブ君の個人的思想、―――サヨク唯物現象論に基づく環境問題が中心のもの、―――が「生長の家」の教えとして書かれているのであります。 最も重要な開祖・谷口雅春先生の大悟徹底(お悟り)や「生命的国家論」や真理の証し「体験談」、霊と霊界に関する事柄については全く書かれてはいないのであります。
「生長の家」の本当の『御教え』を知りたい人や真剣な求道を志す人たちにはマサノブ君の「今の教え」や「生長の家ってどんな教え?」は誤ったメッセージを送ることになっています。
また、本部公式サイトのインターネット講師による「生長の家」の普及宣伝を目的とする「インターネット・ポーサルサイト」では、マサノブ君は、全インターネット講師に『このブログは「生長の家」の真理普及のために開設しましたが、内容や発言は、すべて私本人の責任において書いています。 従って、私は「生長の家」を代表する者でもありませんし、私の発言が「生長の家」の見解ではありませんので、ご了承ください。』という一文を必ず掲載させております。誠に“奇々怪々”な文章であります。その結果として、本部公式サイトでありながら、殆んどのインターネット講師の真理普及のためのインターネット講座が、個人的な“私生活日記”の報告となってしまっています。
インターネットは全世界に公開されているものです。だから、開祖・谷口雅春先生が説かれた「生長の家」の『御教え』を正しくお伝えしなければならないのでありますが、マサノブ君はその責任を放下してしまっているのであります。
そこで、本当の霊的真理を求めておられる御縁ある未信徒の人たちに正しい「生長の家」の『御教え』を正しくお伝えする為に、開祖・谷口雅春先生の『御教え』の根幹である部分を、何回でも何回でも繰り返して掲載して行く必要があります。この様な目的を以って、この「インタイーネット道場」を最初から再び<再掲示>させて頂きます。
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(「生長の家 今昔物語」の比較篇を転載)
(注)この比較篇が作られたのは、6年前の平成21年でした。当初の頃は「谷口雅宣先生」と敬称で書かれていました。しかし、平成28年の現在に於いては、“敬称”で呼ぶ値打ちのない人物と成り果てました。しかし、この転載文に於いては、原文どおりの「谷口雅宣先生」として転載いたします。
「比較篇」のまとめ
(1) まづ第一に、第三代目・谷口雅宣先生の「今の教え」というものは、<非原理主義・理性主義・時代即応>による教えの変革を前面に立て開祖・谷口雅春先生の御教えの全相をそのまま受け継ぐことは間違いであるとされているのであります。飛行機に譬えると強制的にエンジンが載せかえられ、しかも片側のエンジンのスィッチが機長の独断によって切られ片肺飛行で飛んでいるのですが、乗客はそのことが何も判っていないのと同じなのです。
この片肺飛行の状態を具体的に説明しますと「人類光明化」という片側のエンジンは<国家を超え・民族を超えた日時計主義による国際平和信仰と炭素ゼロを目指す地球環境保全回復>というエンジンに載せ替えられたのであります。
その理由は<人類光明化>という表現は具体性に乏しく抽象的である、日時計主義・国際平和という言葉のほうが具体的でわかり易い。そして、現代社会で一番大切なことは<世代間倫理>つまり地球環境を回復保全して子孫に伝え残すことである、というのであります。
(2) 次に残るもう一方のエンジンですが、これは「日本国実相顕現・真理国家の建設」つまり国家の成仏というエンジンであります。これが機長の独断でスイッチが切られてしまいました。その理由は、・・・
・谷口雅春先生の御教えは、日本が戦争をしていた時代を背景にして出来たものである。
・日本や日本人(日本民族)のことを殊更に取り上げることはグローバリズムという世界的流れに逆行することである。国家・民族の意識高揚は国益という利害関係・憎悪関係を助長することに繋がって行きそれが積み重なって戦争という好ましからざる自壊現象を招くことになるので良くない。
・「日本国実相顕現」は日本民族選民思想・日本国家独尊思想と誤解する人も居るのであるから<国際平和信仰>には不適切な言葉である。
以上の理由によって開祖・谷口雅春先生の唯神実相のお悟りからの「日本国実相顕現・真理国家日本の建設」(国家の成仏)の言葉が消されてしまったのであります。
と同時に<光輪・卍(まんじ)・十字架>の万教帰一を象徴する生長の家マークも、卍(仏教の象徴)がナチスドイツという国家民族主義を連想させるという理由から平和の鳩をあしらったシンボルマークへと次第しだいに移行されつつあるのであります。
(3)「今の教え」において、第三代目・谷口雅宣先生が触れようとされない真理に関する事柄は・・・・特に病・悩・苦の真剣な悩みに直面している人・真剣な求道者の真に求めている事柄は・・・・
(イ)メタフィジカル・ヒーリング(超物質的治癒)
(ロ)心の世界における運命の形成(唯心所現の原理に関する詳しい説明・実際の体験談)
(ハ)霊と霊界に関する事柄(個人の運命と先祖供養・個別霊供養・水子供養の関係等)
(ニ)自殺防止・凶悪事件に巻き込まれない為の形而上的観点からの根本対策
(ホ)登校拒否・いじめ・引き籠り解決のための形而上的観点からの根本対策
(ヘ)神想観の真髄・大調和神示の真髄および体験談
(ト)立教当初の神秘現象と信徒の奇跡的体験談の数々
(チ)「久遠を流るる命」と「唯神実相哲学」に立脚した「万教帰一」
(リ)<悟り>に関する事柄、特に開祖・谷口雅春先生の大悟徹底に関する詳しい説明
(ヌ)古事記神話の霊的解釈および古き昔からのおとぎ話の霊的解釈
(ル)天皇国日本の起源と由来
(オ)宇宙の摂理から観た大東亜戦争
(ワ)憲法・教育基本法・皇室典範等、日本国の<国柄>に関する法規についての開祖・雅春先生のお考え
(カ)かつて、毎年夏に開かれていた生長の家真理の更なる深い理解のための<詳密講習会>の再開
(ヨ)開祖・谷口雅春先生の霊感的作詞による「聖歌」に頻繁に接しられる機会の増加
(タ)宗教界の大学院的存在としての「真の生長の家」の復権 等々・・・・・
(4)「今の教え」と「本来の生長の家の教え」との霊的レベルの差
イ) 「無門関解釈」第23則の中のお話で説明いたしますと 「今の教え」は、神秀大通禅師のレベル
<身は是れ菩提の樹、心は明鏡の台の如し 時々払拭して、塵埃を惹からしむること勿れ>
「本来の生長の家の御教え」は、六祖・慧能大師の最高級レベル
<菩提は本、樹に非ず 明鏡も亦、台に非ず 本来の無一物、何ぞ塵埃を払うを仮らん>
ロ)「無の門関」を基準に説明いたしますと
「今の教え」は、「無の門関」を超え得ないこちら側の教え(<現象の今>の教え)
「本来の生長の家の御教え」は、「無の門関」を超えた教え(<久遠の今>の教え)
ハ)「今の教え」は、雅宣先生の肉体頭脳知による現象的思索の教え
「本来の生長の家の御教え」は、雅春先生の肉体頭脳知を超えた百尺竿頭進一歩・大悟徹底・絶対実在の絶対認識に基づく教え
ニ)「今の教え」は、谷口雅宣先生という一人の宗教学者・宗教評論家の教え
「本来の生長の家の御教え」は、谷口雅春先生なる真に偉大なる宗教的哲人の教え
ホ)以上を一口でまとめますと
「今の教え」は、大学レベル以下の教え
「本来の生長の家の御教え」は、宗教界の最高級大学院レベルの教え
という事になるのであります。
・謙虚かつ真剣な求道心が必要かつ大切なる所以であります。
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