| [5213] 「新潮45」 850円にしてはとても勉強になる本でした (谷口貴康) |
- サーチャー - 2016年09月23日 (金) 22時37分
<田舎もんのブログ> 谷口貴康 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新潮45 2016/9/22(木) 午後 9:14
新潮45の10月号が昨夜届きました。
田舎暮らしゆえ大きな本屋もないのでネットで取り寄せました。理由は表紙にかつて仕事で通っていた生長の家本部の塔が写っていて、その内容に総裁がブログにてでたらめが書かれているとえらく憤慨しておられるよう・・さて、どんなものかと読みたくなりましたが、850円が無駄になるというご意見もあったので貯まっていた楽天ポイントを使い楽天ブックよりタダで送ってもらいました(笑)
三流の週刊誌やタブロイド夕刊紙と違い署名入りの責任の所在が明らかな記事が並ぶしっかりとした月刊誌でした。内容については細かい点では事実とのずれはあるものの、外部の記者が書かれたものとしてはよく取材されていると感じました。別に取材にも本部に行っているし、でたらめばかりとは感じませんでした。
重要な事は、外部の記者にも取材した実名入りの人達にしても今の教団はどの様に思われているかという事は、動かしがたい客観的事実であるという事です。
事実無根であれば正式に抗議すればよいし、反論を書くことを新潮45に求めればよいと思います。デタラメだから読むのは無駄だという部類の書きモノではないので読んでそれぞれが自分で判断していけばよいのではないでしょうか。
普通の感覚であれば、批判が数多く成果が上がらなければ省みて
熟考すべきではないでしょうか。
何故、そう思われてきたのか。方針が偏りすぎてはいなかったか。
なぜ会員は減り続けるのか。聞きにくい意見に意識して耳を傾けたか
自分の考えと合わない人にやってきたことは、本当に教えにてらして正しい行動だったか。
そして、
自分にとってのこの制約となる(記事)は進歩するためのきっかけを与えてくれているのではないかと
(最近のご発言より)制約こそ創造の母である。
「何でも自分がやる」「誰にも負けない!」などと、自他を峻別して争っていると、車酔いのようにフラフラして力が出なくなる。これが“人生酔い”という悩みだ。任せるべきところは他に任せよ。他人も自分も同じ神の子である。
(ただ記事中で現総裁が幼き頃に祖父や父をいかに思っていたかという事は、総裁の心の中の問題でありそれを知りえるのはご本人とご本人の心の告白を聞いた近親者しかいませんので他人様が推測で書くことは記事のクオリティを週刊誌並みに下げるので慎しんでいただけることを希望します。また、N氏は父がどのような思いをもって生政連の活動凍結を行ったかを知りえない立場であるにもかかわらず物知り顔で断定的に語ることは恩ある人に対して失礼ではありませんかと言いたくなりました)
少し熱くなりましたがこれが私の率直な感想です。
・・・この10月号には、新しい時代の「天皇親政」という村上正俊氏の論考があり深く考えさせられるものでした。また、公明党に反旗を翻す創価学会員の記事も興味深く、信仰と組織の問題をひとごととは思えない事として読ませていただきました。850円にしてはとても勉強になる本でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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