| [612] インターネット道場―――個人を救い国家を救う『甘露の法雨』とその奇蹟 K |
- 信徒連合 - 2015年09月21日 (月) 06時51分
インターネット道場―――
個人を救い国家を救う『甘露の法雨』とその奇蹟 K
新講『甘露の法雨』解釈(p.344−350)
<< 昭和三十八年十一月二十六日、大阪中之島中央公会堂で生長の家の講習会がありました時に、吹田市の岸田庄蔵さんが次の様な体験をお述べになりました。
『・・・私の甥が京都の西陣で気楽に過ごさせて貰っていまして、ところがどういう訳ですか、去年の春頃から“ぐれ”出しまして勤めておった会社を辞めてしまう、金は使う、親をいぢめ金が無くなれば、金になるようなものを皆もちだして行く。・・・今日はパチンコ、今日は競輪と言うような調子で・・・甥と申しましても私の家内にしますと長男も同様でございます。結局、私たちが子供同様に大きくして来たのでございますが、・・・子供のいいところをちょっとも見なかった事に気が付いたのです。
「ああ、私が悪うございました。本当にすみません。(息子の名前をとなえて)○○さんは菩薩様です。ゆるして下さい」と心の中で一心にお詫びを唱えまして、その翌日から「甘露の法雨」を千巻読誦する祈願を致しまして、それと同時に私たち夫婦も調和するように一所懸命になりました。なんとしてもこの菩薩様を、真面目の実相を顕していただきたいと思いまして、もう一所懸命になったのであります。
ところが、どうでしょう。この二月頃、急に息子の態度が変わりましてね。そして、あんだけ遊んだ子が自分で新しく仕事を見つけまして、そして勤めに出るようになりました。これには私も自信を得まして「有難うございます、有難うございます」と本当に嬉しくなりまして、それから家内も私も一所懸命になりました。 私も仕事の合間があれば、とにかく朝も昼も・・・。朝の四時頃からお勤めに出るまでに、四回も五回も神想観し、「甘露の法雨」をあげさせていただく、そういう日を毎日続けさせて頂きました。息子はその会社に勤めるようになりまして半年になりますが、毎月皆勤でございます。そして毎月いただいた給料は母親に渡して、それまで迷惑を掛けた弟などにも返しております。
本当にすばらしい息子になりまして、そして私はこの十一月の二日の日――去年の十一月の十八日から「甘露の法雨」を一年間に千巻読誦の祈願を致しまして、三百五十日目に千巻をあげさせて頂きました。その時の嬉しさ――本当にこの息子がすばらしい人になってくれた為に私は本当に泣いて喜びましたのです。泣いて泣いて泪が止まらなかったのであります。家内も一緒に泣いて喜んでくれました。有難うございます。本当に有難うございます。・・・』>>
小児麻痺も消えて・・・
<< 小児麻痺は医療では殆ど治らないものでありますが、『甘露の法雨』の読誦によって不思議に治る実例があるのであります。
昭和三十年十一月二十六日、大阪中之島の中央公会堂で生長の家の講習会がありました時に、吹田市糸田町にお住まいの安川千代さんが次の様な小児麻痺全治の体験をお話になったのであります。
『私は吹田の安川でございます。有難うございます。私は十年程前にこのすばらしい御教えに触れさせていただきまして、それからすばらしい体験を頂きましたけれども、入信いたしました翌年でしたか、当時中学一年生になりました長男が、宇治の中学生錬成に参ったのでございますけれども、その長男が本当にすばらしくなって帰ってまいりました。
ところが、その翌日から発病したのですが、それが小児麻痺と言う医師の診断でございまして、本当に私は驚きましたです。宇治に行きましたのに小児麻痺になるとはどうした事かしらと思いましたけれども、皆さま、それが有難い事に、本当に素晴らしい「甘露の法雨」の功徳によりまして、お医者さんたちは絶対に治らないと仰ったのですけれども、それが二、三ヶ月たちましてから本当にこの御教えを行じましたお蔭によりまして治ったのであります。
この「甘露の法雨」に頼りきったのであります。その功徳によって完全に消えたのでございます。私には、この忘れる事の出来ない体験がございましてから、一層深く御教えを信ずる事が出来ました。・・・』 安川千代さんは、このように仰っているのであります。せっかく、一時、生長の家の教えによってお蔭を受けながら、何時の間にか信仰のスランプに陥って感激が無くなり『甘露の法雨』も私には効かなくなったなどと、『甘露の法雨』を薬剤の如く思って、叉別の薬剤を求める如く、他の色々の宗教に遍歴する人も往々ありますが、そのような人は、自分だけ救われる事を願っていて、伝道によって他を救う事をしないから宗教を生活に生きる歓びが感じられて来ないのであります。
人を救うために活動していますと、救われた人々の魂の悦びが自分に反射して来て、安川千代さんのような素晴らしい生き甲斐が感じられて来、自他共に功徳が倍加して来るのであります。>>
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