[6937] 安倍首相 2020年には憲法改正 宣言 |
- 不動明王 - 2017年05月05日 (金) 08時09分
戦後日本の常識は、ことごとく世界の非常識と言われて久しい。それは世界史の常識を すべてアベコベに認識するよう、白人侵略者の常套手段である騙しのテクニックに乗せられて、そのことに日本人がまったく気がつかずにきたからだ。
「一国を亡ぼすのに刃物はいらない、その民族の記憶(歴史)を消し、その上に新しい歴史を捏(ねつ)造(ぞう)、発明して押し付ければ足りる」という箴(しん)言(げん)がある。 アメリカは、巧みにこの手を使った。日本側の大東亜戦争史観(八紘一宇、大東亜共栄圈実現の理想)が否定され、アメリカがデッチ上げ、押し付けた太平洋戦争史観(侵略、植民地支配、残虐性を日本の三悪と規定)が正当とされ、これが戦後の日本を縛り上げた東京裁判史観、自虐史観の基本になってしまった。
反省と謝罪を国是とする卑(ひ)屈(くつ)な戦後体制が構築されてしまった。 アメリカは占領期間に七年もかけて、このアベコベ侵略戦争史観を、日本人の骨の髄まで叩き込んだ。
広島、長崎の原爆は一回限りで終ったが、この「魂の原爆」は、その後長く、戦後の日本を暗く覆うことになった。 その結果、太平洋戦争は侵略戦争だったとの誤った信念は、上は首相から、下は偏向教科書で学ぶ小学生にまで及んでしまったのである。 この太平洋戦争史観が、捏造されたもので、ウソ、デタラメであったことを知れば、すべての戦後体制は一変する。今やその時が来たのである。 戦後の戦争史観は、 (一)侵略戦争史観(左翼文化人) (二)大東亜戦争は絶対侵略戦争ではないという史観 (三)アメリカが巧みに侵略戦争を仕掛けたという史観(主客逆転 発想) (四)戦闘(手段、戦術)に負けたが、目的(戦略)を果たした、 本当は日本が勝った戦いであったとする史観(世界史的大観 論)との、四つに大別できる。 最近になって保守文化人によって(二)の段階にまで正論が進んだが、真の敵に対する批判攻撃論は、なお遠慮して腰砕けになってしまっている。 戦後アメリカは、自らの日本への侵略を反省する事実や談話を次々発表して、日本を目覚めさせようと努力している。帰国後のマッカーサー発言、「東京裁判は誤りだった、日本が戦争に立ち上がったのはセキュリティ(自存自衛)のためのものだった(裏を返せぼアメリカこそが侵略者であったということ)」からもそれが見て取れるし、フルブライトも同様の趣旨の発言をしている。インドのパール判事の日本無罪論もよく知られるところである。 また戦勝国が、日本に賠償金を要求しなかったことは、何よりもその間の事情を、雄弁に物語っている。 戦後の日本の、国家の構造設計の基本とも言える占領憲法が一行も変えられることなく今日まで続いてきたことは、日本が戦争犯罪国家だとの編しに目覚めていない証拠だ。こ れを変えることは、また昔の軍国主義に戻ることだと怯えているからである。 かつて、一建築士の耐震構造書偽造に十年も気かつかなかったことが大問題になったが、マッヵーサ元帥の偽装憲法が国家の構造を歪めていたのに、このことに六五年も誰も気がつかないとは、何たる怠慢か。 これでは日本が「法治国家」だとは言えない。偽装の憲法を放置したままの「放置国家」というべきである。
以上 清水馨八朗著 「大東亜戦争の正体」まえがきより
ここに来て安倍首相が2020年には憲法改正との宣言を発した事は、日本国にとって当然の事であり、戦後自虐史観から抜け出した自主憲法を立憲されたいものだ。
日本国を愛する、心ある諸氏、みなで応援し自主憲法成立への世論を盛り上げようではありませんか。
そしてそれに反対する雅宣の退陣への声をあげよう。
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