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生長の家・開祖の『御教え』全相復活
を目指す掲示板

「生命の實相」第14巻 <和解の倫理>

われわれは天地一切のもの(実在)と和解しなければなりませんけれども、
虚説に対して和解してはならないのであります。
虚説に和解したら実相をくらますことになります。
虚説を容れることをもって寛容と和解の徳があるように思うのも間違いであります。
虚説を排撃すること、いよいよ明瞭であればあるほど真説は明らかに照り、
それに照らされて救われる人間もまた多いのであります。

<新掲示板の概要について>

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[1512] インターネット道場―――体験実話特集・平岡初枝先生「子供を見つめて」より(34)
信徒連合 - 2015年12月20日 (日) 08時35分




インターネット道場―――


体験実話特集


平岡初枝先生「子供を見つめて」より(34)




 うれしい楽しい育児法



<ただ有難く拝みます>

富山県上新川郡笹津町に田崎さんという一家があります。御主人は鉄道に勤めていられますが、夫妻とも実に熱心な生長の家の誌友です。三男一女があり、長男はもう大学を卒業して、長女は高校を終えて、それぞれの職につき、次男は高校、三男は中学に在学中です。四人とも、揃って身体はいたって健康であり、成績はしごく優秀で愛情深く、友だちの信望を一身に集めている素晴らしい子供さんたちです。ある時、私は田崎さんのお母さんに教育法をたずねました。お母さんは、何ともいえぬうれしそうな顔をして、「先生、教育法なんて、私はもう、四人の子供を与えていただけたことがうれしくて有難くて、朝晩にただ拝ませてもらっているだけです。

生まれた時のあの感激、四人生みましたが、一人一人皆新しい感激でした。『ようまぁ素晴らしい子供をお与え下さいました。神様ありがとうございます、御先祖様ありがとうございます、お父さん、お母さんありがとうございます、夫よ、ありがとうございます』と、だきしめて拝んでいると涙がポタポタとおちるのです。本当にまぁ、つくった覚えもない素晴らしいこの目、この耳、この足との手、植えた覚えもないのに頭にはフサフサと黒い毛まで……そして、おしえもしないのに『アッ、アッ』と小さなロをあけて乳をさがすじゃありませんか。そして昨日までつゆ一滴たれなかった私の胸から、お乳が出るじゃありませんか。何という神秘でしょう。すべてが神業、神の子に間違いありません。仏の子に相違ありません。そんな感激を四回もさせてもらった私は、この世の幸せものです。私は“人間は肉の子じゃない、神の子だ”ときかされた時、『そうや、そうや、それに間違いない』と理屈ぬきに信じさせてもらいました。

神の子やと思うと、どうして拝まないでいられましょう。お乳を与える時でも私は必ず、心を整え、笑顔をつくり、『神の子さん、神の子さん、ありがとう、ありがとう』と頭をなでながら与えました。夜、添い寝をしている時でも、神の子さんにお乳を与えるのだと思うと、どうしても寝てなど与える気にならず、必ず起きて坐って与えました。冬のさむい雪の晩など丹前を着て、毛布にくるんで与えました」

「教育法なんて、別に考えたことはありません。ただ、どの子にも『神の子さん』という言葉を日に何度でもあびせる。そうすると間違いないような気がするのです。そして、あの『生命の教育法』でおしえていただいた、

わたしは神の子
つよい子よい子
何でも出来ます
ああ うれしい

このことばを子供たちにも常に口ずさませました。こうして育てていると、ちょっと風邪をひいても、ちょっとお腹が痛いといっても、『あんたは神の子、神さまがすぐなおして下さるよ。神さまありがとう、神さまありがとう、といっていなさい』といっていると、そのうちに何とかおさまるというわけで、子供の教育というものは、たのしいばっかりですね」
と、こんな話をして下さったのであります。

まことに尊い教育法でありまして、これこそ神の子を信じ、神の子を自覚させる教育法であります。




<百点ありがとうございます>

富山市牧田の守川さんも、次のような話をして下さいました。

「うちの孫長男は、今年小学校三年生になりました。毎朝学校へ行く時は私が必ず送って出て、神の子さんいっていらっしゃい
100点ありがとうございます
と合掌してやるのです。これがどんなにうれしいのか、先日もちょっと私が用事にとりまぎれて、孫の見送りをおこたっていると、私のところへからみついて来て、『おばあちゃん、僕学校だぜ、僕学校だぜ』とさいそくするのです。で私が『ああすまん、すまん。おばあちゃん、わすれていた』と、いつものように合掌して見送ってやると、子供はいかにもうれしそうに、いそいそと出て行きました。そして、その日帰ってくると、答案を2、3枚重ねたのを私の前へもって来ましたが、その一番上のが100点なのです。

私がおもわず、
『100点ありがとうございます』
と押しいただいたら、孫はいかにも気の毒そうに、
『おばあちゃん、一ばん下のは70点だよ』
というのです。見ると一番上だけが100点で、次が90点、一番下が70点なのです。それで私が、『坊や、大丈夫よ。今は70点だけれど、神の子さんの頭の中には、まだ30点残っているから、すぐ出て来るよ』と、いうと、孫は分かったのかわからないのか、
『アハ……アハ……』と大きな声で笑いながらかけ去ったのです」

これが、内在無限の可能性を信じて、それを引き出す「生命の教育法」です。もう一度申します。人間神の子を信じて、それを自覚させるのが本当の教育で、その武器は、言葉の力の活用ということになるのです。

子供の内なる無限の可能性をひらく鍵は、ただこれを実行するか、どうかにかかっているのです。それは、お母さんであるあなた自身にかかっているのです。


以上は、家庭のお母さんを中心に問題を考えてきましたが、学校でこの原理が応用されたなら、その学校は生きた教育の殿堂となることができます。世のお母さんや教師たちに呼びかけて、この「生命の教育法」を広めて、真の人づくりを実現することが、新教育者連盟の目的です。それは、祖国日本のための日本人の手による真の日本人づくりでもあります。日本の次代を担う青少年たちを、日教組という赤旗をかかげた国籍不明の教師陣から守るためにも、「生命の教育法」を広める新教育者連盟の運動は、強力に進められなければならないのであります。



( 御高弟・平岡初枝先生の名著「こどもを見つめて」、このご本は現在でも入手可能と思いますので、購入され一家に一冊は備え置かれ、また、新しく家庭をもたれる若いご夫婦には是非ともプレゼントして上げて下さい。霊界の平岡初枝先生並びに、現・平岡家の御子孫の方々もお喜びいただけるものと存じます。合掌 )



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