[6814] 神道の心なき愛国は、真の愛国にあらず。 |
- 桜吹雪 - 2017年04月03日 (月) 02時31分
神道の心、すなわち日本建国の理想であり、調和と愛の精神であります。
この心を解らずに只愛国を叫ぶは俗に言う右翼であります。
今話題の籠池氏はその典型であり、真理を解らず、愛国無罪を実践しお国のためと思い込んで「調和と愛」の実践をなされていない事が今回の出来事であります。 --------------------------------------------------------- 以下少しながいですが女性セブン2017年4月13日号の記事を引用致します。
地方で幼稚園を経営する“愛国一家”が起こした火花は、瞬く間に国会を炎上させる業火になった──。安倍晋三首相(62才)と妻の昭恵さん(54才)を巻き込んで広がった森友学園問題。その中心にいるのが、同学園の籠池泰典氏(64才)と妻・諄子氏(57才)、長男・佳茂氏(36才)、そして籠池氏から次期理事長を託された長女・町浪(ちなみ)氏(32才)だ。
森友学園が運営する塚本幼稚園では園児たちに教育勅語を朗誦させたり、『愛国行進曲』を歌わせたりなど、「愛国主義」教育が行われていた。しかし、その一方で籠池ファミリーに暗い影を落とすことになる。
「カメラを向けられるとにこやかな表情を浮かべる諄子さんですが、激高して園児や保護者を怒鳴りつけることがしょっちゅう。7年ほど前には道を歩いていた小学3年生を叩いた容疑で逮捕され、罰金刑を受けました。籠池さん以上に過激で直情的な面があり、『韓国人と中国人は嫌いです』『乳母車に乗ると脳の細胞を壊す』などといった手紙を保護者に送ったこともあります」(幼稚園関係者)
諄子氏のエキセントリックぶりは自宅近隣でもよく知られる。
「大阪市内の有名レストランを出入り禁止になっているそうです。なんでも、お任せコースのみなのに出された料理に“こんなもん食べたくない!”って大声でケチをつけ、少しでも提供が遅れるとテーブルをバンバン叩いて怒鳴り散らすらしいんです。籠池さんが“もういいやろ”となだめても止まらなくって、たまりかねた店側が出入り禁止にしたそうです」(学園関係者)
籠池夫妻は5人の子供に恵まれた。だが、理想教育の“灯台下”の暗闇に、子供たちはすっぽりとはまっていく。
第一子である長男の佳茂氏は大学卒業後、国会議員の秘書や労働組合の職員などを経て、現在は電気工事関係の会社を経営する。会見にも同席し、自身の子供たちを塚本幼稚園に通わせる一方、騒動が持ち上がるまで両親とは没交渉だったという。一家を知る人物が明かす。
「どうも諄子さんと佳茂さんの奥さんの間に嫁姑問題があったみたいです」
第三子に当たる次男(29才)も実家とは疎遠だ。
「次男は母方の実家である森友家を継ぐため、幼い頃祖父の寛さんの養子になっています。幼い頃から『なんでぼくだけ名字が違うんや』と疑問に思うこともあったみたいで、きょうだいのなかでも孤独を感じて育ちました。中学卒業後、相撲の阿武松部屋に入門しましたが、脱走をくり返し1年も経たずに破門。にもかかわらず、夫妻が部屋に乗り込み、“次男が逃げてばかりなのは親方やおかみさんがちゃんと面倒を見ないのが悪い!”とまくしたてたそうです。また、次男は幼稚園の運営とは無関係なのに、今回の騒動があってから、『塚本幼稚園顧問』という名刺を作ってマスコミや政界関係者と接触するといった振る舞いをしています」(一家を知る人物)
第四子の三男も幼少期からアマチュア相撲道場に通った。だが、道場の関係者は教育者の家庭とは思えない光景を記憶している。
「いつもサイズの合わないみすぼらしい服を着させられていたんです。籠池さんは試合を見に来たことは一度もないし、諄子さんは子供が試合に負けると“おまえなにやっとんじゃ、ボケ! **!”と口汚く罵る。家では子供たちに包丁を向けて怒鳴ることもあったそうです」
高校を卒業すると、三男は髪を金髪に染め、家に引きこもった。
「最初は相当もめたらしいですが、夫妻からは見放された状態になった。三男は家を出て諄子さんの実家で暮らしていましたが、21才の時に首を吊って自殺したんです。今から6年ほど前のことでした」(前出・一家を知る人物)
第二子で長女の町浪氏と末っ子の次女(26才)はともに塚本幼稚園に勤めている。
「森友学園の次期理事長として後継指名された町浪さんは、保守系の論客としてシンポジウムに参加するなど、両親の思想まで継承しているようです。ですが、保護者の中には両親の言いつけだけを忠実に守るロボットのようにも感じる人もいます」(前出・幼稚園関係者)
昨夏、雑誌のインタビューに登場した町浪氏は次のように語っていた。
《私が塚本幼稚園の教諭になって受け持った子が、小学校のギャップに何度も園に来てはSOSを受けたことがあります。小学校教員の劣化は私も聞いてはいました。(中略)居ても立ってもいられず、小学校に乗り込みました》
“行動力”は、諄子氏譲りのものなのだろうか。
「次女も保護者に厳しい目を向けます。経験が浅いということもあるのでしょうが、一度キレると諄子さん以上。まだ10代の頃、精神的に不安定な状態に陥ったこともあったそうで、その原因も厳しすぎる両親からの教育方針にあったといいます」(前出・一家を知る人物)
教育勅語の得目の中には、両親やきょうだい家族を尊ぶというものもある。だが、夫妻は諄子氏の母親とも寛氏の死後、20年以上、没交渉に陥っているという。
家族、家業を守ろうとするあまりできあがった窮屈な関係が、いつしか家族をバラバラにしたとしたら、これほど皮肉なことはない。騒動はいまだ収束を見ない。その間にも、籠池ファミリーは着々と“エネルギー”を蓄え続けている。
※女性セブン2017年4月13日号
|
|