[7044] 憲法改正論議 |
- 不動明王 - 2017年06月08日 (木) 04時36分
憲法改正に向けて論議が活発になってきたのは良い事であるが、あまりにも改正の趣旨と論点がずれている。
そもそも現憲法は吾が国の憲法では無いのである。
昨年平成二十八年の八月、アメリカ大統領選挙でクリントン候補を応援するバイゼン副大統領は「日本の憲法はアメリカが作った事をトランプは知らないのか、学校で習ってきたはずだ」と、そして「日本が核武装出来ないような憲法にしたのだ」。・・・ この発言は日本の新聞社は大きく報道していないのである。 このように吾が国の憲法はアメリカ製の憲法で有る事がよく解るのである。
それに吾が国の革新系の者達はこれをありがたがって守ろうとする態度で居る。その裏にはもっと大きな目的が有る事を見逃しては成らない。それは日本を唯物左翼国家に革命するには現憲法が都合良いからである。
現憲法の前文はには「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」とある>
これは日本は悪者で諸外国の平和と公正と信義に信頼せよ、 との事である。こんな憲法が何処の国にあるだろうか。
又「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」
とあるが正しく大東亜戦争の目的はそこにあったのだ。西洋各国が亜細亜に専制と隷従、圧迫と偏狭で支配していたものを解放の為日本国は立ち上がったのである。
西欧列強は自分たちの悪事を逆に全て日本に押付たのがこの前文である。
現憲法は占領統治臨時法であるから、早急に廃止すれば自然と明治憲法が有効になってくるのである。(現憲法は占領中での制定であり、国際法違反であるから)その上で現在の吾が国や世界情勢を鑑みて時間を掛けて改正することこそが憲法改正論議の本質である。
このような事に全く触れない憲法改正論議は全く意味がないのである。
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