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卵焼き |
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江◯島平八
(4652)投稿日：2024年12月29日 (日) 21時18分
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ワイは江戸っ子で、尚且つ、味覚が段々と幼児退行している為か、卵焼きは甘い方が好き。
大昔、王子の駅前に江戸時代初期の頃から続く料亭の「扇屋」があり、此処の分厚い卵焼きが硫黄色をした、しっとりと豊かな甘さで、ガキの頃から大好きだった。
ガキ時代に、亡父の持ってた「老舗」の本に触発されてたのを知ってて、亡父が王子で買って来てたらしい。
この本には他に、千住の鰻の尾花、飛騨高山の角正、大徳寺納豆の一久なんかが載ってた記憶。
男がキツネを騙して「扇屋」で酒を飲む「王子の狐」という落語でも有名だったのは、この本でも紹介されてた。
今は、料亭はなくなってしまい、駅の飛鳥山側に卵焼きのテイクアウトの店だけが残っている。
が、日本橋高島屋のデパ地下にも小さな出店があるので、何回か購入して、昔を思い出しながら食べた。
でも、ワイは今は、三つ葉を入れた家内の甘い卵焼きが一番好きかなぁ。
なんてね www
(^_^;)
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