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美味し (*^^*) |
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江◯島平八
(3884)投稿日:2024年04月15日 (月) 23時02分
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出張の用務先を辞して帰り掛け、この町は交通の要衝であると同時に水産の街でもあるので、思い立って魚市場に寄った。
このいちば、鳥取の境港の魚市場と規模も設えも似た印象で、やや観光客向けになってるのは仕方ないが、内容は境港よりも遥かに充実してた。
まあ、境港に行ったのは夏だったから、本領発揮してなかったのかもしらんが、そもそも冬に境港に行きたいとは思わん。 大昔、ナホトカ号事件の起きた厳冬期に福井県三国町に行って、あまりの辛さに海岸で焚き火してるドラム缶から離れられなかったし。 あの時、厳寒の磯で、手作業で流出重油を柄杓で掬っていた自衛隊員の皆さんには、月並みな表現だが、本当に頭を下げるしか無かった。
話が逸れた。 で、マルソウダとかマトウダイとかコブダイとかタカアシガニとか色んな魚が並ぶ中で、家内が好きな伊勢海老が安かったので、生けとシにたてを一本ずつ購入。 シにたては加熱調理用だが、こんなん、日本橋三越だったら一本15,000円ぐらいはするが、何と3,500円 !! (゜.゜) 思わず「OK!」と叫んでしまい、値引きせんで買いましたwww
で、生けはバチバチバチッ!と跳ねてギューギュー言うのを新聞紙で包んで、保冷袋に氷をしこたま入れて貰い、シにたて共々突っ込んで、JRや伊予鉄バス(往路の雲助リムジンバスはやはり忌避したwww)やヒコーキを乗り継いでも水漏れするコトなく、購入後4時間半後に無事、帰宅。
で、シにたてを取り出して、包丁がシんだらイヤなので、ゾーリンゲンの枝切り鋏(材採集用なのは家内にはナイショwww)で切れ目を入れてから包丁で二つ割りにして、小麦粉を切口に少しまぶして、大蒜バターで焼いてから余熱で処理したら、コレが美味いのなんの。 家内がネコ化したぐらいwww こんなん、フレンチだかイタリアンで食ったら、デカい海老だし、半身でも1人当たり15,000円は取られるデ?
まあ、家内孝行が出来て、苦労して持ち帰った甲斐がありました。 まだ生けがあるが、活かして明日の晩、刺身にする予定。 殻とアタマは味噌汁。 いずれにせよ、我が家で伊勢海老はワイが調理担当なのでwww
ソレはともかく、あの市場は面白いから、また行こう。 産物は多分、日向灘やら豊後水道やら瀬戸内とか色んなトコから上がる模様。 今回、伊勢海老と購入候補で悩んだのはヒゲソリダイ(タモリ)だったんだが、まあアチラは以前に尾道で買って帰ったコトあるし、家内は伊勢海老好きだから。 ただ、市場での名称が確か「シカ」だったので、ちょっと混乱。 マトウダイは「モンダイ」が呼称で、まあコレは分かり易いが、なんでヒゲソリダイが「シカ」なのか?
魚の地方名は多様なので、形態や特徴をしっかり把握してないと、ホントに目の前の魚がナニモノなのか、ワカらんよーになるのだ。
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