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[144] 題名:オープンゼミ報告 ‐反省と改善点‐ 名前:近藤祐太朗(22期生) 投稿日:2010年05月24日 (月) 06時49分

5月18日に三戸ゼミのオープンゼミを開催しました。
当日の場では、うまくいかなかった点や、もっとこうすればという点が多くありましたので、
自分自身として反省し、来年度以降に残していく意味でも、ここに書き記したいと思います。


1.行ったこと

(1)当日の流れ
【日時】
5月18日16時15分(5限)〜
【内容】
T.幹事挨拶
U.先生のお話
V.全体説明(三戸ゼミの1年間の主なイベントを、パワーポイントを用いて説明)
W.各企画説明(本の交換会、スピーチ大会、ベッティング、創を各幹事から説明)
X.本の交換会「経営者」
Y.質疑応答 ※行えず
(その後、夕食をとってから、普段の勉強)

(2)準備
(@)当日配布資料・アンケートやスライドの作成
本の交換会、スピーチ大会、ベッティング、創の説明をする際、その魅力をさらに
知ってもらうため、それぞれA4 1枚ほどの資料を作成しました。
また、三戸ゼミの年間スケジュール、その中の主なイベントについて説明するための
スライドをパワーポイントで作成しました。

(A)三戸ゼミHPの宣伝
ガイダンスで配布されるチラシや手引きでは、三戸ゼミHPのURLを載せ、2年生に
三戸ゼミHPを見てもらえるようにしました。HPでは、2年生のための三戸ゼミ紹介
ページを新たに設け、ネット上でのアピールもしました。


2.うまくいかなかった点と改善点

○2年生の参加が極端に少なかったこと
 当日の2年生の参加者数は6名でした。例年から比べると、極端に少ない数字です。
 経営学部2年生が多く履修しているであろう授業が火曜5限にありましたが、
 それを考慮してもあまりに寂しい結果でした。

 大学指定のオープンゼミの期間が5月10日(月)〜21日(金)となっており、
 多くのゼミがその前半の週に行う中、今回はあえて後半の18日に行いました。
 他のゼミとかぶらないようにして、参加しやすくしたつもりだったのですが、
 ガイダンス(7日)の直後のほうがオープンゼミへの2年生の関心は高く、
 なるべく早くにオープンゼミを開くのが望ましいとわかりました。

○時間管理ができていなかったこと
 最初に想定していたよりあまりにも2年生が少なかったため、開始する時間が
 10分ほど押してしまいました。さらに、本の交換会の最中に、残っていた2年生が
 次の授業のためと帰ってしまい、意図していた2年生に本を持って帰ってもらうことや
 個別に行う予定であった質疑応答の時間もとることができませんでした。

 少々時間が押しても残ってくれる2年生はいると過信していましたが、当日は
 より綿密な時間管理、確実にそれに沿っていくことが必要だと思いました。

○「参加型」本の交換会ができなかったこと
 今回は2年生にも参加してもらって、本の交換会を行う予定でした。
 ゼミ生はテーマ「経営者」で用意し、2年生にも「人に薦めたい本」を用意して
 もらい、持ってこられない2年生にも欲しいと思った本を持って帰ってもらうことで、
 本の交換会を体験してもらうことを狙いとしていました。
 しかし実際は、交換会が終わるまで残った2年生はおらず、その目的は達成できません
 でした。

 これは、当日の時間管理ができていなかったことが大きく関連していますが、
 その宣伝がしっかりできていなかったことも挙げられます。HP上では、三戸ゼミ
 紹介ページの冒頭で伝えたのですが、そもそもHPを見た2年生が少ないという
 問題点もありました。ガイダンス、チラシ等でも大きく宣伝する必要がありました。
 さらに、三戸ゼミ紹介ページにおいて、本を持ってきてほしいという文章を強く
 打ち出してしまったがために、2年生が参加しにくくしてしまったことも考えられます。
 本がなくてもどんどん参加してほしいということをわかりやくすく伝える必要があったと
 思います。

○当日の説明の評価が低かったこと
 三戸ゼミの年間スケジュールに沿った主なイベントの説明や、各企画の説明をし、
 ゼミでの取り組みについて知ってもらうことを目的としていました。
 アンケートでは、2年生から「ゼミの内容を知れてよかった」「他のゼミにはない活動を
 していることがわかった」等の意見もあったのですが、「説明が普通すぎる」「説明が長い」
 といった意見も出ました。

 説明を行ったこと自体はよかったと思うのですが、その中身にはより工夫が必要で、
 具体的な内容の説明とアピールポイントをしっかり分けられていなかったことが
 否定的な意見が出た要因だと思います。オープンゼミ後に先生もおっしゃっていたことで、
 「説明は資料で、話ではアピールを」ということを意識することで、
 長々とした説明を避け、要点を押さえたアピールができると思います。

○ガイダンスとのつながりが見られなかったこと
 ガイダンスでは、三戸ゼミに入って自分が変わったことについてスピーチを
 しました。(担当:小林)他のほとんどのゼミはスライドを使って行ったので、
 ある意味目立つ結果になりました。ガイダンスで、多くの2年生の興味を引いて、
 オープンゼミで具体的な内容の紹介といった形にしようとしていたのですが、
 2年生の動員数から見ても、うまくいったとはいえない結果になりました。

 ガイダンスで、今回のオープンゼミでしたようなスライドを用いた紹介を、絞った内容で
 行い、「続きはオープンゼミで」とすると、2年生は気になるのではないかと
 今では思います。(あくまで1つの意見ですが)
 ガイダンスとオープンゼミをうまく連動させて行うということも考えていかなければ
 ならないと思います。


3.来年度に向けて

上記の反省点を踏まえて、来年度のオープンゼミに向けての注意点を挙げたいと思います。

○オープンゼミは、ガイダンス直後に行う
○「説明は資料で、話ではアピールを」という意識をもつ
 (具体的内容の紹介は2年生も求めているので、そのための資料を作成する)
○オープンゼミ当日の時間管理を綿密に行う
○予想していなかった事態にもしっかり対応する
 (今回でいえば、人数が少なくても時間通り始めなければならなかったし、
  少ないからこそ個別の質問等を受けておきたかった。)
○参加型の企画は、ガイダンスやチラシで宣伝する
 (が、用意の要る参加への過度の期待は禁物。いろんなケースを想定しておかなければならない)
○HPの特設ページは、来年度も作る


4.感想

予想していた人数とあまりに掛け離れていて、例年の実績から見てもあまりに少ない
ということがまず残念でした。自分が良かれと思ってした詳しい説明が、2年生に
とってはそこまで必要であったかどうかも疑問に思います。昨年度は自分がその立場
だったにも関わらず、2年生の求めていることを考えるのが難しく思いました。
(昨年度の自分がいかに意識せずにオープンゼミを回っていたかよくわかります。)
来年度のオープンゼミは、4年生として3年生にアドバイスする立場になりますが、
今回の反省をしっかりと次に生かせるようにしていきたいと思います。




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