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[177] 題名:2010年度後期第1回本の交換会報告テーマ「中公新書」〜文明の利器を手に入れました〜 名前:坂倉 尚道(22期生) 投稿日:2010年10月12日 (火) 01時32分

10/5(火)に行われた後期第1回の本の交換会の報告をします。
今回のテーマは「中公新書」でした。

●○●紹介本リスト●○●
(先生・OB)
出品者
著者名『本のタイトル』評価 購入者
-紹介コメント
※今回紹介された本の出版社はすべて「中公新書」です。

三戸先生

加地伸行 『儒教とは何か』A+ 市川

−通常、日本で葬式はキリスト教徒以外は仏式で行う。(お焼香など‥)
あれは仏教の形式ではなく、儒教の形式である。
学校の教科書で習った「儒教をこのように取り入れた」(纏足、宦官、教養としてのみ取り入れた…)というのは
間違った解釈だったということが分かる。日本の社会システムの中に儒教ははっきりと入っている。
これこそ、トリビアでなく、目から鱗の本。日本社会を見る目が変わる一冊。

ロナルド・ドーア『働くということーグローバル化と労働の新しい意味』A− 竹田

−英語が社内公用語になる時代で、このサブタイトルを見れば、なぜこの本を薦めるかが分かるだろう。
ドーアは外国人が日本の企業を分析する時に対して、鮮烈な驚きを与えた。
それだけの研究者がこのテーマで書いているのだからおもしろくないはずがない。

佐倉統『現代思想としての環境問題−脳と遺伝子の共生』B+ 坂倉

−目次を見ると、「2章 環境」「3章 エコロジー」「4章 人間」「5章 DNAと人間」
「6章 コンピューター」。環境問題は飽きたと思っているかもしれないが、この本は類書とは違う。
環境問題を自分で考えられるかといったらそうではない。
環境問題を既存のフレームワークからではなく、別の観点から考えられる一冊。


大野さん 

竹内靖雄『経済倫理学のすすめー「感情」から「勘定」へ』A− 松井 

−夏合宿での三戸先生のお話「哲学は知識ではない。実際に哲学をすることが大事なんだ。」
のきかっけ・ヒントを与えてくれる本。身近な問題でも哲学的に考えることができるということに気づかされる。
直感・感情レベルで考えるのではなく、「自分達が扱っている問題の構造や原理」を考えられるようになる。

(現役生)
[評価]
出品者 著者 『本のタイトル』購入者
−紹介コメント
※今回紹介された本の出版社はすべて「中公新書」です。

[A]
坂倉 加地伸行 『儒教とは何か』 小泉
−儒教には「古い」というイメージがあるが、意外に今の日本の生活の中に入り込んでいる。
儒教に対して正しい評価ができる一冊。

安齋 服部正也 『ルワンダ中央銀行総裁日記』 市川
−一国の経済を立て直した日銀マンのお話。読み物としておもしろい。
外国のビジネスでのコミュニケーションの取り方、リーダーシップについても学べる。

[A−]
中村 ロナルド・ドーア『働くということ−グローバル化と労働の新しい意味』 小泉
−10月に入って3年生に差し迫ったもの、「就活」。ただ漠然と就活をするのではなく、
もっと広い観点から「働く」ということについて考えることができる一冊。

近藤 正高信男『ケータイを持ったサルー人間らしさの崩壊』安齋(半額で購入)
−ケータイによる若者の変化が分かる。高校からケータイを持ち始めた近藤も
「まさにそうだなぁ。」と共感することばかり。

小泉 正高信男『ケータイを持ったサルー人間らしさの崩壊』松井
−近藤と二人続けて同じ本の紹介でゼミ室は笑いにつつまれる。
今の人間は、人間らしさを捨ててサルに退化したという考察は目から鱗。

[B+]
守内 正高信男『ケータイを持ったサルー人間らしさの崩壊』衛藤
−アマゾンでは酷評されているが、三戸ゼミ生なら学べるはず。
近藤、小泉さんに続けて本日三人目の紹介。

松井 市川伸一『考えることの科学−推論の認知心理学への招待』坂倉
−管首相は「尖閣沖の映像を見とけば‥」と、アメリカの牧師は「コーランを燃やさなければ‥」と後悔しているはず。
そのような後悔をしないためには、この本を読むべき。

市川 寺田隆信『物語 中国の歴史−文明史的序説』大野さん
−中公新書と聞いて、まず思い浮かんだのが歴史の「物語」シリーズ。
一つの国の歴史について一人の著者が描くというのが良い。中国は今注目すべき国なので読んで損はない。

清野 福島章『犯罪心理学入門』小泉
−「FBIに憧れました。」と最初に一言。素人にも分かりやすくおもしろい。
水曜の「人間科学」の授業で習った用語が出てくるので、この授業を取る人は読むべき。

[B]
竹田 山崎幹夫『毒の話』清野
−最近の一番の話題といえば「タバコの値上がり」。「健康のため」という理由で行われているが、
そもそもタバコはどれだけ体に悪いのか。この機会に見聞を広げよう。

衛藤 伊藤章治『ジャガイモの歴史−歴史を動かした「貧民のパン」』松井
−高校時代、世界史の「テーマ史」が好きだった衛藤がオススメの一冊。
あの有名な事件の裏に「ジャガイモ」が絡んでいる。おもしろい。歴史好きに読んでほしい。

長濱 佐藤俊樹『不平等社会日本−さよなら総中流』
−飲食店のホールのバイト先でもA〜Dのランクが決められる。
階級があることで様々な不公平・不平等な社会が生まれている現代の日本について描かれた一冊。


≪本日の人気本≫

三戸先生ご紹介 
加地伸行 『儒教とは何か』A+

6名が手を挙げました。

続いて第2位が
坂倉紹介
加地伸行『儒教とは何か』A

5名が手を挙げました。

三戸先生が「中公新書で一番」と言い切るほどの本で6名が手を挙げました。
前期の最高人数が5名でしたので、今回で記録更新です!
三戸先生と同じ本を紹介したということで、坂倉紹介も5名を獲得しました。

続いて3名が手を挙げたのは以下の4冊でした。

三戸先生ご紹介
ロナルド・ドーア『働くということーグローバル化と労働の新しい意味』A−
佐倉統『現代思想としての環境問題−脳と遺伝子の共生』B+

大野さんご紹介
竹内靖雄『経済倫理学のすすめー「感情」から「勘定」へ』A−

安齋さん紹介
服部正也 『ルワンダ中央銀行総裁日記』A


以上のような結果になりました。


≪先生のアドバイス≫
本の交換会のゼミ生の紹介に関して、先生が1人ひとりにアドバイスを
してくださります。
そのアドバイスをまとめていきます。

♯情報は絞る
情報は多く出せば良いというものではない。情報が多くなれば、キャッチコピー・一番伝えたいことが薄くなる。
「その本をなぜ選んだか」は別に言わなくても良い。「その本から何が得られるか」に絞って話すと良い。

♯論理は飛んでも良い
紹介で前半に自分の体験などを話す時に、その体験と本の内容を無理に関連付けようとしても
うまくいかない時がある。そんな時は、無理に全てを説明しようとするのではなく、
「そのような体験をして疑問を持っていた自分が、この本を読んで「これだ!」と思い、
いろいろと分かり、おもしろかった。」と言えば良い。

♯本の選び方について
テーマに対して、3冊選んできて1冊を紹介するというやり方を取ると良い。そうすると「読みたい本」ではなく、
「良い本」を選べるようになる。本について造詣がない者も、その「本の良さ」について自信を持って言える。


■□■感想■□■
前期よりも個々の紹介について詳しく書くことができるようになりました。
というのも、合宿中に先生から本の交換会の報告についてアドバイスを頂き、
ICレコーダーを購入し、本の交換会の様子を録音したのです。
これを聞きながら報告を書きました。
これによって、メモではカバーしきれない部分も書けるようになりました。
同時に自分のメモ能力の低さにも気づいたので、そちらも向上していきたいです。

また、新たに<先生のアドバイス>という項目を追加しました。ゼミ生の紹介が終わった後に
一人ひとりに先生にアドバイスをして頂くことが多いです。
そのアドバイスをまとめていきます。本の紹介が上手くなりたい人は、是非ご覧ください。

※次回10/19(火)のテーマは「岩波新書」です。




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