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[182] 題名:2010年度三戸ゼミナール夏合宿報告〜夜企画編〜 名前:清野彩奈(22期生) 投稿日:2010年10月15日 (金) 00時06分
今年の夏合宿では企画幹事として務めました清野です。今回は企画が六つも盛り込まれ、
各担当が思い思いに取り組みました。企画の報告がこれから次々に書き込まれていくと
思いますが、第一弾として夜企画について報告していきます!
各企画の担当は以下の通りとなっています。
○駅弁企画(担当:坂倉)
○2択クイズ〜タコに負けるな!パウル君に挑戦〜(担当:近藤)
○二年生企画「特技de対決ゲーム」(担当:衛藤)
○夜企画「勘違い王決定戦〜衝撃!?自分に対する他者のイメージとは〜」(担当:清野)
○深夜企画「かくれんぼ」(担当:清野)
○音楽企画(担当:清野)
○夜企画「勘違い王決定戦〜衝撃!?自分に対する他者のイメージとは〜」
0基本情報
(1 日時:9月28日(3日目の夜)
(2 参加者
けいさん!!:近藤祐太朗、小泉篤史、勝又友大
肉食主義:坂倉尚道、守内彩子、松井敬祐
SeinoIsm:清野彩奈、竹田俊亮、衛藤雄介
コバストテレス:小林裕生、中村貴治、市川宗近
※清野と近藤は司会者として参加しました。そのため、先生(SeinoIsm)と大野さん(けいさん!!)は
司会で参加できないチームに入っていただいた。
1企画内容
内容としてはあらかじめゼミ生の一人にあるお題に沿って他のゼミ生を例えてもらい、
自分は何に例えられているのかを当てるというものである。
今回の企画は「自己認識と他認識にどの程度の違いがあるのかを検証し、その差異を楽しみつつ、
新たな一面を知ることで自己認識を深める」というコンセプトで行った。
自分のイメージ通りの印象を他人に与えている人もいれば、中には予想もつかない評価を
されている人もいるかもしれない。ゼミ生の意外なイメージを探っていきたい。
(1 各役割
司会者・・・全体の進行とゲストに主に質問を投げかける。
ゲスト・・・事前に解答者である2チームをお題ごとに例え、質問に対して答えてもらう。
解答者・・・問答を通して自分が何に例えられているかを当てる。
(2 ルール
一回戦につき2チームが解答者として参加し、ゲストが例えた自分のものを当てる。正解
した人、一人につき5点を加算して総合点が高いチームが優勝となる。
(同点の場合はじゃんけんで順位を決める)
(3 進行手順
1司会者が質問をゲストに投げかける。
2ゲストが質問に答える。質問は司会者以外からも受け付ける。
3解答者は1と2のやり取りから自分が例えられているものを推測し、スケッチブックに
解答を書いて発表する。
4答え合わせをしてポイントを集計する。
(4 対戦
一回戦 お題:動物(ゲスト:小林/解答者:肉食主義、SeinoIsm)
二回戦 お題:ゲームの職業(ゲスト:竹田さん/解答者:コバストテレス、けいさん!!)
三回戦 お題:家電製品(ゲスト:小泉さん/解答者:コバストテレス、肉食主義)
四回戦 お題:調味料(ゲスト:松井/解答者:SeinoIsm、けいさん!!)
2結果発表
各対戦、色々な印象を残してくれた。意外と正解率が高く、ポイントに差が出なかったのが
意外であった。全部のエピソードをここで報告するわけにもいかないので、一番印象に残った
であろう二回戦だけを取り上げたい。
【二回戦】
お題は「ゲームの職業」である。ゲストに竹田さんを迎え、解答者はコバストテレスとけいさん!!の
2チームだ。
毎回ホワイトボードにお題に沿った解答の選択肢を提示し、自分が何に例えられているのかを
考えてもらう。
今回の選択肢は“遊び人、僧侶、商人、武道家、盗賊、勇者”である。
ちなみに正解は以下の通りである。
遊び人・・・小林
僧侶・・・・中村さん
商人・・・・市川
武道家・・・勝又さん
盗賊・・・・小泉さん
勇者・・・・大野さん
清野(司会)「では竹田さん、レジュメを一緒に書きたい人は誰ですか?」
竹田さん「勇者(大野さん)かなぁ・・・」
などと問答を繰り返していたのだが、途中で参加していないチームから「結婚したら良い
旦那になりそうなのは?」と質問が出た。
そしてここで先生から「じゃあついでにDVしそうなのは誰だ?」とキラーパスがきた!
誰もがこの質問の解答に選ばれたくなかったことだろう。選ばれる可能性がない私達に
とってはとても面白かったのだけれども。
竹田さん「そうですね・・・、良い夫になりそうなのは僧侶(中村さん)です」
清野「あー、分かります。私もそう思います。じゃあDVしてそうなのは誰ですか?」
竹田さん「それは盗賊(小泉さん)です」
清野「盗賊さん(小泉さん) ですか!?」
この後、答え合わせをしたら小泉さんは自分が盗賊だということを当てていました。
この時から小泉さんはちょくちょく「俺、DVしてそうなんだ・・・」と呟くようになる
のであった。
総合結果ですが、ポイントシステムが詰められていなかったため、異例の一位と二位、
三位と四位が同じ順位となってしまった。そのためどのチームもじゃんけんで順位を決める
こととなった。
企画でもじゃんけんでも勝ち抜き、見事第一位となったのは・・・肉食主義チーム!!!!
二位・・・コバストテレス
三位・・・けいさん!!
四位・・・SeinoIsm
ここで恒例の罰ゲームタイムに突入する!今回は地味に嫌な罰ゲームを目指した。
そこで最下位のチームに「二倍に濃く割った黒酢ドリンク一杯(清野ブレンド)飲み干しの刑」
を用意した。
企画が始まる前に私がミネラルウォーターで割ったそれは臭いがきつく、作った自分でさえ
すごい代物を作ってしまったと思った。部屋で保管する際も臭いが充満しないように蓋を
して管理したほどである。
・・・ここで私にとって予想外の出来事が起こった。
最下位は私の属するSeinoIsmである。早速保管していた黒酢ドリンクを取りに行こうとしたら
竹田さんが私に向かって一言、こう言い放ったのだ。
竹田さん「お前もチームの一員なんだから飲むよな?」
清野「え・・・」
いやいや、私、司会役だったのでゲームに参加してなかったんですけども!確かに各チームの
人数分作ったので黒酢ドリンクは四杯用意してありましたけど!そ、そんな・・・!?
※SeinoIsmはこの時、先生、竹田さん、衛藤の三人だった。
しかし周囲も「そうだよな」と、飲め飲めと勧めてきたので逃げられなくなってきてしまった。
そんな中、先生にも「当たり前だろう」と言われ、私は遂に観念したのだった。
そしてここで私にとって予想外の出来事(part2)が起こった。
罰ゲームのドリンクなど作ったことがなかったため、通常罰ゲームに適した量以上の黒酢
ドリンクを作ってしまったのだ!(コップの半分強は入っていた)見た目はただの麦茶のようなのに、
あの酢独特の刺激臭がそうは思わせてくれない・・・!!!
そして四人とも黒酢ドリンク(清野ブレンド)をせき込みながら飲み干したのであった。
あの罰ゲームを体験した私の感想をここに記したい。・・・普通に辛かった!!!
濃く割っているから胃が・・・!!肺が縮まるかと思った・・・!!!!
私の目指していたのは「地味に嫌な罰ゲーム」だったはずなのに「普通に嫌な罰ゲーム」
じゃないか!しかし、先生は酢が得意でないと飲む前に仰っていたのに「罰ゲームとして
はぬるいな」と飲み干してから私に告げたのだった。
あの時は黒酢ドリンクが現実を見ろと私に訴えかけてくるようだった。私がこの企画で
一番猛烈に反省したことは何よりも「罰ゲームはよく考えなければならない」である。
3総括
今回は企画数が多く、この企画にあまり時間がかけられなかったため、小道具にしても
システムにしても全体的に準備不足が目立った。当日、企画の進行中に皆さんからシステムの
提案をしていただくことが多々あり、もっと考えていくべきだったと痛感した。
・問題の難易度のばらつき
問題の難易度にばらつきがありすぎた。初級問題が二つと中級問題が一つ、上級問題を一つ
としたが、上級問題が難しすぎて正答率がかなり下がった。この問題にあたったチームは
点が稼げず、断然、初級問題と中級問題の組み合わせにあたったチームの方が有利である。
⇒難易度は極端にならないよう、ある程度調整しなければならない。また、お題も考える
必要がある。調味料のような無機物は連想することが難しく、職業であったり階級など
少なからず何らかの価値が入ったお題にした方がよい。
また、逆に連想することなく記号として使うのも一つの手である。
・各設問の準備時間が長い
今回はホワイトボードを活用したが、設問ごとに書き直す時間が意外とかかってしまった。
一回戦につき解答の選択肢を書いておく必要があるため、書き直しは必須で、各設問に
入るまでの時間が長かった。
⇒書き直すことが時間を取るので模造紙にあらかじめ書いて用意しておくことで短縮する
ことができる。道具等はしっかりと用意しておく必要がある。
・システムが詰め切れてない
全体的にシステムに対して詰めが甘かった。質問の制限数や答えの見せ方一つでも考える
ことがたくさんあった。特に順位を決めるためのポイントについて考えられておらず、
順位が同着になってしまうという結果になってしまった。
⇒今回は採点の対象としなかったが、解答者として参加していた人は自分以外の人の分も
予想していた。差を出すために自分以外も当てたらポイントを追加で獲得できるようにする
など、ポイントシステムを詰めていく必要がある。
企画を実際に行ってみて分かったのは全体的にシステムが詰められていないということです。
そして、特に自分はポイントシステムを考えるのが甘いのだと思いました。
今回は夏合宿のテーマが「皆で創る」だったからよかったものの、やはりシステムは詰めて
いかなければなりません。これから企画に取り組む時はその点をよく考えて臨んでいきたいと
思います。
あと、罰ゲームはよく考えるべきだと身に染みました・・・。