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[184] 題名:2010年度三戸ゼミナール夏合宿〜深夜企画編〜 名前:清野彩奈(22期生) 投稿日:2010年10月15日 (金) 03時58分
竹田さん、報告に対するコメントありがとうございます!
第二弾の企画報告は深夜企画の「かくれんぼ」です。以前から先生が近くの丘を使って
何か企画をしないかと提案されていたので、今回はかくれんぼを企画してみました!○深夜企画「かくれんぼ」
0基本情報
(1 日時:9月28日(三日目の深夜)
(2 参加者
※鬼や隠れるペアはくじ引きで決定した。
【鬼】
清野彩奈、小泉篤史、勝又友大、坂倉尚道
【隠れる人】
三戸先生&松井敬祐 大野さん&市川宗近 守内彩子&衛藤雄介
竹田俊亮&中村貴治 近藤祐太朗&小林裕生
1企画内容
皆さんご存じの“かくれんぼ”である。鬼に見つからないように隠れ続ける子供の頃に
誰もが遊んだあのかくれんぼを大人になった今、本気で行ってみた。
今回の企画は宿の中にこもりがちになってしまうことを考え、「外に出て体を動かし、気分
転換する」というコンセプトを設定した。
もちろん、普通にかくれんぼを行ってもつまらない。そこで賞金を掛けて鬼ごっこを行う
テレビ番組の「逃走中」から色々と制度を取り入れてみた。
※「逃走中」の詳しい内容は、以下の公式サイトをご覧下さい。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/tosocyu/
(1 ルール
・範囲はスタート地点の墓場から丘にかけて5分以内とする。
・メーリスを活用するので携帯電話を常備する。また、着信音が鳴るように設定する。
・確保情報を鬼が配信するので、企画中は鬼以外メーリスの使用を禁止とする。
・木の上に登ったり危険な場所には立ち寄らない。
・見つかった人はスタート地点である墓場に戻り、待機する。
(2 ポイントについて
隠れる人には個人ポイントが与えられ、持ち点5Pでスタートする。見つからなかったら
そのまま5Pを獲得することができ、チームの点数に加算する。
鬼はミッションの都合上、捕まえたペア一組につき鬼全員が2P獲得できる。
(個人最高・・・5P、鬼最高・・・10P)
(3 進行手順
1 墓場近くの入り口にある鐘撞き場をスタート地点とし、隠れる人は5分以内に移動する。
2 鬼の探索時間は30分。鬼3人は懐中電灯を持って探索に出掛ける。
※懐中電灯の制限・・・10分以内は足元のみ。それ以降は制限なしとなる。
3 隠れる人には途中で“ミッション”が課される。ミッションはメーリスによって配信
され、挑むも挑まないも各ペアの判断に任せる。
4 30分経過したらメーリスで終了を伝え、スタート地点へ戻る。
2結果発表
意外と丘は真っ暗で視界が良いとは言えない。また、前日に雨が降ったので足元の状況も
良いとは言えなかった。そして虫が大量に発生するという出来ごとに見舞われた。
そんな中、このかくれんぼで面白エピソードとして紹介したいのは鬼の小泉さんと勝又さん
である。この二人はこの企画を行う上で重要な人物であった。
まずは小泉さんについて。何故、小泉さんがこの企画で重要なのかと言えば、大きな声では
言えないのだが・・・・・実は小泉さん、かなりの怖がりなのである。
そんなに大きな声で言えないことなので大きな文字で表現させていただくことにする。
私がミッションの都合上スタート地点に一人で残るため、鬼の三人で探索に出掛けて
もらうことになったのだが、かくれんぼをスタートしてペアが隠れる時点(2分くらい)で
既に弱気な発言ばかりしていた。
※この時、鬼は近くの駐車場に移動して待機していた。
清野「私、ミッションの都合上ここに残りますね。三人で探しに行って下さい」
小泉さん「え、一人でここ(スタート地点)に残るの?怖くない?しかも三人で探すの?」
清野「いや、手元に懐中電灯ありますし・・・。三人でも何とかなりますよ」
勝又さん「鬼って個別で動いて探すの?」
清野「いや、個別でもペアになっても自由でいいですよ。個別にしますか?」小泉さん「嫌だよ。怖いじゃん」
清野「あ、じゃあ小泉さんは坂倉とペアでいいです」
この時点で怖がっていたらこの人どうなってしまうのだろう、と思っていたのは秘密だ。
それから5分が経ったので三人を見送って私は一人で鐘撞き場で待機していた。
ミッション用のメールを打って待機していたのだが、聞こえること、聞こえること。「うわぁぁぁああああ!」という叫び声が丘の方から。
何だこの声、と思いながら近くの墓場を見やっても、丘の方から断末魔が聞こえてくる。
そこに墓場特有の雰囲気が混じってとても不気味だった・・・。
10分経過したあたりから続々とペアが見つかり始める。この時点で近藤&小林ペア、
守内&衛藤ペアが発見され、スタート地点に戻ってきた。
ちょうどいいので、ここで先程用意したミッションのメールをメーリスにて配信した。
【ミッションが発生しました!
これから10分以内にどのペアでもいいのでスタート地点へ戻り、清野へ一声掛けてください。
失敗すると先程捕まった近藤&小林ペアが鬼として復活し、終了時間が延長されます。】
私はこのためにスタート地点に残ったのである。メーリスを配信して「よし!」と作業を
終えて確認作業に入ろうとしたら、すぐさま先生&松井ペアが戻ってきた。
配信して1分も経たない出来事だったため、この時、私はかなり動揺した。
メーリスには捕獲情報が流れなていないし、早々にミッションをクリアされてしまったと
ショックを受けていたのだが、実はそうではなかったらしい。
清野「あれ、先生達って見つかったんですか?」
先生「いや、自分から出てきたんだよ」
先生のお話によると自分達が隠れているすぐ近くに小泉さんがいたんそうだ。そのまま
隠れていようかと思ったが地面はぬかるんでいるし、じっとしていてもつまらないからと
完全にびびっていた小泉さんの前にいきなり出現して驚かせたらしい。
先生「小泉、『うわぁああ!』ってすごい驚いていたぞ」・・・あの叫び声ってそういうことだったのか!!!
丘から聞こえてきた叫び声は隠れているペアが出しているのだと思ったが、犯人は
小泉さんだったのか。
この小泉さんに対して着実にペアを見つけ出していたのが勝又さんだ。5ペア中3ペアを
勝又さんが発見した。
視界も暗いし足場も良くないから着実に近くを確認しながら進んでいったら次々と発見
できたのだそうだ。鬼がポイントを稼げたのは間違いなく勝又さんの活躍があってこそだ。
大野さん&市川ペアも勝又さんによって見つかり、残るは中村&竹田ペアのみになった。
ミッションは達成されることなく、新たに追加された近藤&小林ペアから逃げ切ることが
できるのだろうか!?
最終結果は・・・中村&竹田ペアが最後まで隠れきった!!!
しかし、戻ってきた二人はひどい虫刺され状態になっていました。5Pは獲得したものの、
見ていてすごく痒そうでした。
深夜企画には優勝賞品としてハッピーターン(超big!)を用意しておいたので、宿に戻ってから
贈呈した。小腹がすいた時のハッピーターンは美味しいものである!
中村さんと竹田さんは最後まで隠れていたので、両極端な鬼のエピソードを知らず、後の
総括で「小泉さんと勝又さんのおかげ」という意味が分からずに「何の話か分からない」
と発言するのであった。
3総括
新企画なので総括の時に「やってよかったか」を聞いたところ、「よかった」と答える人が
多かった。しかし、検討すべき部分がありすぎた。深夜企画は残るかもしれないが、今回の
かくれんぼは残らないかもしれない。
・開催場所が適していなかった
下調べが不十分だったため、場所(近くの丘)が企画を行うのに適していないということに
気付けなかった。意外と隠れる場所が少なかったり、前日の雨で地面が泥濘となって危険
だった。
⇒下調べを行い、今後も深夜企画を外で行うなら他の場所を見つける必要がある。その時は
安全面なども考慮し、御宿の外で企画を行うということをよく考えることも必要である。
また、かくれんぼにこだわるのなら昔、宿の中でかくれんぼをしたことがあるらしい。
外でなくとも企画はすることができる。
・意外と虫が発生した
虫は完全に予想を外した。スプレーを買って合宿所に持って行っていたが、あまりにも
涼しくて虫はいないだろうと思い、荷物から取り出さなかったら実は結構いた。
これは明らかに自分の判断ミス。
⇒外で企画を行う場合は虫よけスプレーを必ず持って行くこと!本当にすみませんでした。
この企画に対して“面白さ”は@メンバーによるものAシステムによるものがあると先生
からご指摘を受けた。それによれば今回の企画は間違いなくメンバーによって面白さが
演出された。現状のシステムでは穴がありすぎるし、とてもじゃないがシステムによる
面白さは無かったように思う。
メンバーによる面白さは偶然によるものが大きいので、次回、深夜企画を行うのであれば
システムによるもので面白さを演出したい。