【広告】Amazonから今年最後クリスマスタイムセール12月25日まで開催中

ゼミ活動報告 掲示板


モバイル専用URL

三戸ゼミホームページへ戻る

無料カウンター

since 2009.06.19


報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

名前
Eメール
題名
内容
URL
削除キー 項目の保存

[24] 題名:第八回ゼミ報告(2009/6/9)〜「じゃあ、ゼミ始めましょうか」→ 即、刮目!〜 名前:中村貴治(20期生) 投稿日:2009年06月16日 (火) 08時03分

T.基本情報
U.勉強
U−1.今週勉強に入る、その前に
U−2.草食系男子誕生・増加の背景
V.本の交換会
W.刮目


T.基本情報

日時:平成21年6月9日(14:40〜22:30)
場所:経営学部B棟334ゼミ室
出欠状況(敬称略) ※( )内は欠席者

院生 :日尻田さん
タケダプロダクション:竹田、片岡、安齋(山崎、高松)
さわやか興業:勝又、小泉、今村(原、石井)
毅無双  :大野、岩城、中村 (宮原、江島、木戸)
濱屋   :長濱、渡辺、大平 (守内、後藤)
                    
出席率 =57%(12/21)

U.勉強

U―1.今週の勉強に入る、その前に

今週は通常の勉強に入る前に、19期生小泉が個人で
1.前回の勉強を確認するためのレジュメ
2.討論会に向けての問題意識の確認、目次構成案のレジュメ
の2つを作成してきてくれたので、そちらの確認から行いました。
突然のことで驚きはしましたが、そこには小泉の熱い想いが込められていたのです・・・。

1.前回の勉強の確認

(1)前回までの勉強
草食系チェックシートの実際の採点結果と、事前の他者判断に大幅なずれがみられた。
原因を確認しようとしたが、上手くいかなかった。
もう一度、草食系がなんたるかを確認し、ゼミ生間の草食系に対する認識を共有した結果、
※『今ある自分の世界に満足しており、あえて外の世界にかかわろうとはせず、
コンフリクトを回避し、自分の世界を大切にする』
という定義を確認した。

(2)本レジュメの問題意識
我々は前回草食系の『定義(上記※)』を再び共有しなおしたが、その議論を経ても、
その『定義』を草食系の世間一般イメージであるとするのには抵抗を感じる。
例えば、この『定義』から、一般に草食系であるとされる
草g君(事件以前)を連想することは難しいだろう。
我々は世間一般の『イメージ』≠我々が導き出した『定義』ということを認識すべきである。

(3)本レジュメ概要
○我々が導き出した『定義』とは、
元々原典の著者が抱いた『イメージ』から現象分析した結果を、
我々がチェックシートに列挙し、そこから更に抽象化したものである。
もはやその『定義』は、草食系にとどまらず現代社会に生きる若者の特徴を言い表したものであるといえ、
世間一般で言われている草食系の『イメージ』とは乖離している。

○我々が前回議論すべきであったのは草食系の『イメージ』のほうを確認することであったのではないだろうか。
まず、始まりである著者の『イメージ』を洗い直し、そこから我々ゼミ生が抱いている『イメージ』、
チェックシート、そして、『定義』を見つめなおす作業が必要であったろう。


(4)本レジュメから導き出されること
今回、小泉がレジュメを作ってきてくれたことで、
『イメージ』≠『定義』ということが明確になり、これから何を議論すべきかはっきりした。
具体的には、以下の三点が言える。
@我々が討論会に向けて扱っていくのは、『定義』である。
草食系男子を切り口として現代の若者を定義し、
今後日本的経営にどのような影響を与えていくのかをみていくのである。
また、マザコン・オタク・草食系といった若者の変遷の時代背景と、
日本的経営の変容の時代背景をリンクさせて論じることもできるかもしれない。
A草食系男子の特徴を現代の若者に多く見られる特徴ととらえ、肉食系男子を元来の滅私
奉公をしてきたサラリーマンと対比させ、対比表をつくることで、日本的経営、リクルート、マーケティングの変化、今後の社員のモチベーションコントロールのあり方を考えることができる。
B『イメージ』、『定義』の区別が明確されたことで、以下のような軸が見えてきた。
 
草食系の二軸
『定義』

          自己実現
外に開いている



『イメージ』 趣味・家庭――――――――――仕事・会社
(釣りバカ浜ちゃん)|    (島耕作)

   |
     現状に安住
               自分で閉じている

※左下(=第三象限)が草食系
我々が『定義』と定めているのは、縦の「自己実現」―「現状に安住」の軸だけではないのだろうか。
世間一般の『イメージ』を意識したとき、横の「趣味・家庭」―「仕事・会社」の軸も加えるべきなのではないか。
これにより、「草食系とは何か」よりつめられると考えられ、こちらは論文の中で「補」として扱うこともできる。

2.論文に向けての問題意識、目次構成案

(1)問題意識 ⇒ 「論文への想い=問題意識への想い」
「討論会の成功に向けて、一番重要なものは何だ?
・・・・・・・・・・・・・・それは、問題意識への想いだ!!」

論文とは、「問題意識−論理展開−結論」で構成されており、ひとつのストーリーになっている。
そのストーリーの最初たる問題意識をしっかりもち、
「何故自分たちがこの論文を書いているのか」その理由、意味を自分たちの中で明らかにして欲しい。

(2)論文目次構成案
「自分たちが何をしたいのか」を明らかにするには、まず全体を見渡す必要がある。
以下が本レジュメで提示された目次構成案である。

序章 問題意識
1章 日本的経営の概要
2章 日本的経営の評価・動向
3章 日本的経営のウチ・ソト意識
1節 日本的経営のウチ・ソト意識
2節 日本的経営のウチ・ソト意識がもたらす利点
3節日本的経営のウチ・ソト意識がもたらす問題点
4章現代日本社会が日本的経営のウチ・ソト意識に与える影響
1節現代日本社会の特徴〜草食系男子〜
2節日本的経営のウチ・ソト意識に草食系はマッチングするのか
5章日本的経営のウチ・ソト意識は変化すべきか
結  まとめ
補  やり残した課題の提示

基本的なストーリー構成自体は前回の勉強と変わらず、皆概ね賛成であった。
今回、この目次案が提示されことで、具体的な節構成や各部分の関連性をより詰めることができ、
ゼミ生の意識が共有され、またこれからどのように勉強を進めていくか、
配分や“あたり”を全体から見て考えることが可能になった。

(3)これからの勉強の展望
論文を作成するにあたって、重要なことは2点ある。
@「問題意識→結論」の流れに納得できるか。
Aその間の論理展開に整合性はあるか。
この2点をクリアするには、「結論は何か」を明らかにすることである。
例えば、上記5章「日本的経営のウチ・ソト意識は変化すべきか」、
この「すべきか」を「するか」にするだけでも大きな違いがある。
そしてその答えをYESにしたいかNOにしたいか。それだけで四通りの結論が考えられる。
また、前回の討論会論文を考えると、日本的経営のウチ・ソトを考えるだけでも、
かなりの労力と時間が必要になると予想される。
現在の構成案の途中でまとめることも考えなければならない。
もちろん、これらのことはこれからの勉強をみて、結論を出すべきことである。
「自分たちは何に向けて勉強しているのか」、全体を見据えつつ、これらの答えは前期中に決定していくことになった。


U―2.草食系男子誕生・増加の背景

今週の勉強のメインである「草食系男子誕生・増加の背景」。
レジュメは「さわやか興業」、「毅無双」の2チームが担当しました。

(1)議論
2つのレジュメは幾つかの現象(インターネット・携帯の普及、女性の社会進出など)を背景として挙げ、草食系男子と結び付けていた。
挙げた背景として共通しているもの、お互いにないものをそれぞれ比較しながら議論を進めようとしたが、
その2チーム間の分析方法の違いが問題となった。
「さわやか興業」は挙げた背景と、我々が作成した「草食系男子のチェックシート」を結び付けて考えており、
「毅無双」は、背景と草食系の『定義※』を結びつけて考えていたのだ。
どちらのレジュメを基にして議論を進めればいいのか、長考が続いたが、
「チェックシートの項目にある行動(エコに気を使う、服装にこだわり)をとるからといって、
当てはまる人すべてが草食系男子だとはいえない。服装にこだわる肉食系だっているだろう。」
と、草食系の『定義』を用いて、より草食系に結び付けている「毅無双」のレジュメを使用することになった。

早速、「毅無双」のレジュメを用いて、背景と草食系男子のつながりをみていくことになったが、
また議論が詰まってしまった。つながりをもっているとはいっても、いまだ「関連付けられる」という段階に留まり、
背景となる社会現象から草食系が導き出される必然性に欠けていたのだ。

(2)学んだこと
先生の言葉
○他の社会現象からの草食系への結びつけが弱い。
もっと構造的、複合的な把握が必要であり、”草食系が生まれる必然性がある”
というところまで高められなければ、相手を納得させることなどできはしない。
論文から意味を見出す作業はできるようになってきてはいるが、
まず、社会現象の分析した本などを参考として読み、どのように論を組み立てるべきか、
方法論から学ぶ必要があるだろう。
○また、議論に関しては自分の思っていること、意見を言うのはいいけれど、
言うだけいって相手の意見に自分の考えを絡ませるということができていない。

また、自分個人としては、「毅無双」のサブゼミを通して作ったレジュメを活かしきれなかったことに非常に悔しさを感じました。
議論の場で使うレジュメは、数時間に渡るサブゼミの結晶といえるものです。
レジュメ自体は数枚の紙ですが、そこに込められた、メンバーそれぞれが時間と労力を出し合って完成させた「重み」があります。
それを自分たちがゼミの場で最大限活かしていかなくてはならない。また活かしていきたいと強く重いました。

また、議論全体を見通してみても自分が今回の議論の中でいい歯車になれなかったことを非常に悔しく思います。
先生のおっしゃるように、自分の意見をとりあえず言うような状況であり、
この意見を言って議論をどういう方向に進めたいのか、
そんなことをまるで考えられていない自分に腹立たしさを感じます。
今後は“議論する力”を伸ばすことを意識して、ゼミの場を生かして生きたいと思います。


V.本の交換会〜勝負〜
本の交換会の詳細に関しては、21期生安齋が別に報告していますので、そちらをご覧ください。

安齋も申していますが、勝負というのは私たちの世界にあふれています。
サッカーの日本代表では、ピッチ上では年齢・キャリアに関係なく、選手間の名前は呼び捨てにするそうですが、
考えてみると勝負の場とは、目上の人も目下の人も、共に一選手、勝負師として、
対等に腹を割ってぶつかり合える良い「場」なのかもしれません。
今回は野球、武術、将棋、麻雀など、様々な「勝負の場」の本が紹介されましたが、
とりあえず、小学校以来家で眠っている将棋盤でも引っ張り出してみようか・・・。
そう思わされた交換会でした。

W.刮目
今回、書きたいことはいくつもあるのですが、やはり一番に書くべきは、小泉さんのレジュメでしょう。
今回のゼミが始まって2分後、私は刮目していました。刮目最短記録更新です。
レジュメを自主的に6枚!それが2つもある!!しかもゼミ全体のために書いたという!!!
小泉さんの心意気を感じ、「何とかしてこのレジュメを活かしたい」、そう強く感じました。
そして実際、小泉さんのレジュメは大いに価値を引き出され、
メインの勉強以上にゼミに有意義な時間をもたらしました。
「想いは人に伝わるなあ」 改めて思いました。

先生の言葉
皆、ゼミに入る前のただ「知識を得たい」、「なんとなく楽しそう、勉強になりそう」といったところから、
ゼミに入ってしばらく経った今では、ゼミに対する認識が変わっているはずだ。確実に意識の変化が起きているはず。
そうして、実際の現状を体感し認識を改めた上で、もう一度「何故ゼミに入っているのか、参加しているのか」
最初の動機の部分に立ち返って確認するべきであろう。


確かに、ゼミに入る前と現在では、ゼミに対する認識は変わっています。それは一言では表しがたいほど多くのことですが、
ただ言える事は、ゼミに入る前の漠然とした想いから、実際に場を体験して多くの情報を得たことで、
ゼミに対して望むこと、そして自分の伸ばしたい力がより具体的になったということです。
自分がゼミの場をどのような場として認識し、そして自分がどのように力を伸ばしていきたいのか。
もう一度考え直すことで自分の振舞いを意識化し、ゼミの場をより活かしていきたいと思います。




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonから今年最後クリスマスタイムセール12月25日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板