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[29] 題名:第6回本の交換会〜日本〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年07月02日 (木) 03時36分
今回のテーマは日本です!幅広いテーマである日本。
OB/OGの皆さんは日本というテーマでどんな本を思いあたるでしょうか。
それでは6月23日に行われた本の交換会の報告を始めます!
◆紹介本リスト◆
出品者 : 著者名『本のタイトル』 出版社 評価 購入者
三戸先生
○ 『カイシャ大国』朝日新聞社 B+ 大野
戦後〜高度経済成長と日本社会の変動を経済の側面から見た本作!
○ 松浦秀明 『米国さらりーまん事情』 (中公文庫)B+ 大野
私たちはアメリカの具体的な労働事情についてどれほど知っているか!?
以前も先生から紹介されたことがあるこの本はお勧め!
○ 犬養道子 『日本人が外に出るとき』 (中公文庫)B+ 竹田
犬養毅の孫である著者が海外赴任者に贈る貴重なアドバイス!
○ 鈴木孝夫 『ことばと文化』 (岩波新書)A 中村
ことばを知れば文化がみえる!日本語からみえる日本の文化とは!?
○ 鈴木孝夫 『日本語と外国語』 (岩波新書)A− 大平
こちらも言葉からみえる日本。外国語と比較することで浮き出てくる日本の長所。
国際理解に役立つ本。
○ 村井吉敬 『エビと日本人』 (岩波新書)A− 清野
世界のエビは日本人が食す!!日本のエビはほとんどが輸入。日本とアジアの知られざる関係がわかる本。
日尻田さん
○ ルース・ベネディクト 長谷川松治 『菊と刀』 (講談社学術文庫)A 片岡
日本人論の名著!!菊の優美と刀の殺伐に象徴される日本文化の型を探り当て、その本質を批判的かつ深く洞察した。
三戸ゼミ生必読の本!
[A+]
○ 片岡 : ロバート・ホワイティング 『菊とバット―プロ野球に見るニッポンスタイル』(サイマル出版)宮原
日米比較文化論の名著!長嶋、王らのエピソードを交えて日米野球の違いを喝破する。
○ 宮原 : 新渡戸稲造 『武士道』(PHP文庫)近藤
今年度3度目の登場である。『武士道』なしに日本は語れない!
[A]
○ 渡辺 : 家永三郎 『日本文化史』(岩波新書)長M
「〜とは何か」と物事を知るには歴史を知ろう!この本はまさにうってつけ!
○ 中村 : 野村進 『千年働いてきました』(角川oneテーマ21) 大野
日本には創業100年を超える会社が、10万社以上!これほど老舗が多い国は世界でも例がない。
なぜ日本にこれだけ老舗の企業が生き残ったのか? それを知りたければこれを読め!
○ 大野 : 三戸公 『公と私』(未来社刊)小泉
すでに絶版となっている名著!三戸ゼミ生は喉から手が出るほど欲しい本だろう。
[A−]
○ 坂倉 : 加藤典洋 『日本の無思想』(平凡社新書)小泉
なぜ、日本で思想は死ぬのか。戦後日本の「タテマエとホンネ」を解き明かす!
○ 小泉 : 新原浩明 『日本の優秀企業研究』(日本経済新聞社)大平
長期的に好業績を上げ続ける企業は何が優れているのか。組織の経済学の視点で、企業経営の現場を徹底検証。
[B+]
○ 竹田 : 李御寧 『「縮み」志向の日本人』(講談社学術文庫)井上
日本に対する新しい発見ができる。日本人には見えなかった「小さいもの」への志向がみえる!
○ 長M : 田原総一郎 『日本コンピューターの黎明』(文春文庫)渡辺
日本独自のコンピューター開発に力を注いだ池田俊雄という天才の一生を暴く!
○ 飯降 : 荒井魏 『天下人の自由時間』(文藝春秋)片岡
戦国武将の趣味と人情を語っている。史実が語る人生と余暇の歴史夜話。
[B]
○ 近藤 : 石田衣良 『傷つきやすくなった世界で』(日本経済新聞出版社)坂倉
現代を生きる若者へ、優しく力強いメッセージ!
○ 井上 : 嶌信彦 『日本の「世界商品」力』(集英社)大野
いま不況の時代に、これからの日本はどんな産業を創出すればいいのか?答えはここにある!
○ 大平 : 飯倉晴武 『日本人のしきたり』(青春出版社)日尻田さん
いま薄れてきている「しきたり」を残していきたいと思う著者が伝統の由来を探る。
[B−]
○ 清野 : 岩中祥史 『出身県でわかる人の性格』(新潮文庫)飯降
雑学として話題のネタになる!いままで知らなかった地方がみえる!
感想
ゼミ生の皆さんが持ちよった日本に関する本は様々でした。歴史、文化、現代の日本、日本人論、日本の企業など。
私の周りの同期は早くも就活を意識してインターンを受けようとしていますが、日本の就活の早期化はいったいどこまで進むのでしょうか。
ところで、最近、村上春樹の1Q84が話題になっていますが、1984年の日本と2009年の日本ではどう違っているのか。
さっそく読んでみたいと思います!
以上で報告を終わります。
※一度投稿しましたが、加筆・訂正させていただきました。