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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
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[290] 題名:2011年度第6回ゼミ活動報告〜よむ・読む・詠む〜 名前:衛藤雄介(23期) 投稿日:2011年05月25日 (水) 00時54分

衛藤です。5月24日の午前中は掲示板上で大変失礼しました。
2011年第6回のゼミの活動報告を行ないます。

この日は急激な気候の変化のせいか、
9人のゼミ生の中でなんと5人が欠席してしまい、
先生含め

5人しかゼミ室に集まらない

という事態に。
(なんだか前回自分が報告を担当した際も人数が少なく、
これは何かのジンクスなのでしょうか…。)

みなさん、体調管理には気をつけましょう。

ですがこれも前回同様良い点もあり、
人数が少ない分お互いの机を寄せ合うことで、
近い距離で話し合いを行うことができました!
今後のゼミに活かせるような、
新たな空間の活用の仕方を見つけられたような気がします。


また、今回は先生の提案により
“活動報告を3回書き込む”
ということを実践してみようと思います。

3回書き込むとは、
@1回目に骨組みを書き込み(期限はゼミ終了から24時間)、
A2回目により内容を充実させ(期限は1回目の書き込みから24時間)、
B3回目で完成させるというものです(期限はゼミ終了から一週間)。

◎今回は1回目の書き込みということで、
骨組みのみ書き込もうと思います。
さらに詳しくは24時間以内に書き込みますので、
どうぞご期待ください。(2011/05/25 0:56)

◎たった今2回目の書き込みを終えました。
しかし24時間と定めた期限に対し20分も遅れてしまったのは
非常に悔しいです!!
何か気になる点等ありましたらコメントをよろしくお願いします。
それらのコメントに対する修正を3回目の書き込みとしたいと思います。
(2011/05/26 1:16)



【目次】




T.基本情報
U.ドラッカー勉強“現代の学としての経営学”
V.刮目
W.感想


T.基本情報




【日時】5月24日(火)16時40分〜21時52分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、(清野)、(小林)
<23期生>(市川)、衛藤、(松井)
出席率:44%(4/9)

U.ドラッカー勉強“現代の学としての経営学”


三戸公『現代の学としての経営学』(文眞堂選書、1997)の
第1章「ドラッカーの世界」(p.13-p.20)をテキストとして使用。

1.今週の課題
課題@: この文章のテーマ(問い)と結論は何かを考えてくる。
課題A:論理展開をおさえながら、各見出し毎に最も重要だと思われる箇所に線を引いてくる。

2.議論の内容
課題@:「この文章のテーマ(問い)と結論は何かを考えてくる」
テーマとして一番多かったのが、
“ウェーバーと比較したドラッカーの楽天的な社会の捉え方について”
であった。
しかし、著者が単にドラッカーそのものの理論について書いた文章ではないか
という意見も出たことから、
この節を読むだけでは判断ができないという結論に。

 結論については
 「彼はその規範と現実の乖離のきびしさに目をむけなかったからこそ、
組織体のもつ不可避なマイナス側面を見過ごしたからこそ、彼は楽天的になりえたのである。
」(p.20,ll1-2)
の箇所に全員が注目しており、この点が結論である点については全体で意見が一致した。

課題A:「論理展開をおさえながら、各ブロック毎に最も重要だと思われる箇所に線を引いてくる。」
 (@)バラ色の企業組織論(p.13 ll.1-p.14 ll15)
ウェーバーと同じように、…彼によって展望せられる未来は、バラ色でさえある。」(p.13 ll.4-8)
人間の社会的諸行為…人間の生活のすべてに浸透し貫徹する社会になった」(p.13 ll.12-15)
この大量生産の原理…生きがいを見出してゆく場としての制度であると把握する」(p.14 ll.5-10)
 この3か所においてこの文章のテーマだけでなく、ドラッカーの社会の捉え方や企業観をおさえる。

 (A)自由と機能の統一(p.14 ll.16-p.16 ll3)
 「人間の本来は自由にあり…責任のない人間なんか人としての格を持たぬ人でなしだと捉えたのである」(p.15, ll.4-8 )
 「人間が本来自由ならば…こう考えるわけである」(p.15, ll.16-p.16, ll.2)
  この2か所でドラッカーの人間観だけでなく、この文章でのテーマの箇所にも登場する
“個人の自由が保障される”点について触れられている。

 (B)分権制による全員経営者化(p.16 ll.4〜p.19 ll6)
 「企業が目的的存在たるかぎり、…自己統制してゆく」(p.16,ll.10-14)
 この箇所に線を引くことで、表題の『全員経営化』についてよりわかりやすくなるのだが、
『分権制』については
 「目的管理に対応した組織構造は分権制である。…分権制である」」(p.17, ll.15-p.18,ll.1)
 「各単位がそれぞれ独自の顧客…自己管理を可能にしてゆかねばならない」(p.18,ll5-7)
上の2か所のどちらに線を引くのが正しいかについて決着がつかなかった。

 (C)規範論としての長所と欠陥(p.19 ll.7〜p.20 ll4)
 表題にある、長所については
 「彼の規範はむしろ積極的に肯定すべきであり、…努力をしなければならない」(p.19,ll.10)
であり、欠陥については
彼に対して不満を述べるとすれば、…欠けるところがある点に在する」(p.19,ll.11-14)
 の箇所に書かれている。


3.先生のお話
 結論において、(C) 規範論としての長所と欠陥での「法則的把握において欠けることろがある」(p.19,ll13-14)ことから、
ドラッカーは社会において分析すべき点を分析していないことがわかる。
 また、「不可避的な」(p.20,l2)という表現からもわかるように、
ドラッカーの理論における「規範と機能の統一を指向する」(p.p.20, l3)だけでは不十分であることがわかる。

よってこれより導き出されるこの文章の結論は
ドラッカーの理論は規範論であるが、規範と機能の統一を指向するだけで、
法則的把握といった分析すべき点を分析していない(現実を見ていない)

ということがわかる。

テーマについてであるが、上の結論から考えると
なぜ、ドラッカーは上のように現実を見なかったのか?
という点を考える必要があり、これは単に線を引いて抜き書きするだけでは不十分である。

4.次週の課題
 @著者(三戸公)の不満は何か?(1章全体を読んだ上でドラッカーの位置づけを考える)
 Aドラッカーの人間観・企業観・管理観をふまえてこの文章のテーマを自分なりに考えてくる。
 B焦点の一文はどこか?


V.刮目


その日学んだこととして、
自分は三戸ゼミにおける勉強の“型”について話をしました。

勉強の際に先生から学んだことは、線を引く際において
書いてあることだけを並べても、勉強にはならず、
なぜそうなったのかという問いに対する自分の考えを相手に
納得させるように伝えようとすることが勉強である。

と教わりました。

その日自分が提出したレジュメは単にテキストの重要な部分を
抜き書きしただけのものでした。
しかし、先輩のレジュメや先生の話をよく分析し、
自分のものにしていきたいと思います。

また、その際先生から教えて頂いたことは、
“わかる”ことは“分ける”ことであり、
分けたものを比較することでわかることができる。
比べるものが無い場合、本当に良いものをわかることはできない
ということでした。

先輩のレジュメや掲示板での他の人の書き込みなど、
どんどん比較することで“わかる”ように努力していこうと思います。


W.感想


今回の勉強の場において、
自分は正直ついていくのがやっとであり進行を
ほとんど中村さんに任せてしまっていました。
ゼミ幹事として恥ずかしいです。

しかし、ゼミでの勉強を重ねるにつれてだんだんとゼミの“流れ”が
自分の中にできてきたような気がします。

来週の勉強も難しそうなテーマですが、
ゼミ幹事として立派に振る舞えるよう頑張っていきたいと思います。


=======================================
以下、その日学んだことを自由に(5行程度で)書き込めるスペースを設けます。
削除キーは[0524]

たった4人の参加でしたが、
得たものはとても大きいゼミであったと思うので、
どんどん書き込んでいきましょう!

―――――――――――――――――――――――――
◎中村(20期) 2011/05/25 03:30

おお、私は感動しました…!!早い報告、有難うございます(今、泣いています)。
つい先ほど、三ッ沢上町駅の前で別れたばかりですよね。
活動報告の最速記録更新ではないでしょうか(おめでとう!!)。
早い報告だと、コメントを打つ方も本当に気持ちがいいです。これからも楽しみにしています!

今回私が得たのは“コミュニケーションの温かみ”を実感したことです。
今日のゼミは4人だったため、机を2つだけ、殆どくっつけて行われました。少人数、至近距離で議論したせいか、
「この相手は“他でもない私”に向かって言葉を発してくれているのだ」と、しみじみ感じることができたのです。
今までは人数が少なく、距離が近ければ、「喋らなくてはならない責任が生じる」から良いのだ、
といった少し冷たい感覚で捉えていたのですが、今回の事で、こういう温かい意味づけもあるのだなと感じました。
かなり感覚的な物言いになってしまいましたが、
こういった感覚に敏感になることは、円滑なコミュニケーションにおいてはとても重要かと思います。
せっかく今までにない状況だったのですから、これも学ぶ機会。
(特に私は理屈っぽくなるきらいがあるので…)この“感覚”は忘れず、掲示板などにも活かしていきたいです。

◎三戸「人は応える、ひとを動かす」

>また、今回は先生の提案により
>“活動報告を3回書き込む”
>ということを実践してみようと思います。

私の提案(呼びかけ)に、衛藤君が応えた。
それに、中村君が応えた。

この「応答の連鎖」を期待して、見守っていきたい。

(削除キーは、目立たせたほうがいいのでは?)

◎近藤(22期)
今回のゼミでは、今までのゼミで5〜7ページほどの論文を読んできて思った、
「読む」ことについて話しました。
簡単にまとめると、以下のような話です。
読むと言う言葉は、「文章を読む」以外にも、
「心理を読む」「空気を読む」等、いろいろな使われ方がある。
文章を読むことは、ただ文字を読んでいくということでなく、
筆者が何を伝えたいのか、何を伝えるためにこのような表現を使っているのか、
深く考えながら読まなければならない。

それに対し、先生は2点教えて下さいました。
(1)4種類の「よむ」
@再現できる(=情報を相手に伝えることができる=知識)
A察する
B理解する(=我が物にする)
C「詠む」

(2)「分かる」とは「分ける」ということ
何かを分かるということは、その中で何が重要か、良いのか、を判断し、
分類することができるということである。
「良い」とは、相対的に比較し、自分の基準を設けることができることである。

文章を読むことをもっともっと続け、本当に「読める」ように、
また「分かる」ように、勉強していきたいと思います。

◎坂倉(22期)
第6回のゼミは、「本の読み方」の勉強を行いました。
内田樹『街場のアメリカ論』文春文庫の「まえがき」に引き続き、
今季2回目の「本の読み方」の勉強でした。
前回の勉強でも先生から「読み方」習っていたので、自分ではそれができていると思い込み(今思うと、なんて甘い考えだ!)、
ゼミ生内の議論では、「テーマ」「結論」や「線の引く箇所」もほとんど一致していたのですが、
実際の所は「何も読めていない」という所が先生のご指摘により明らかになりました。
字面だけ追う本の読み方からは脱却し、著者と対話しながら、
言葉の一つひとつを自分の心と突き合わせながら本を読めるようにならねば!なりたい!
ということを強く感じました。




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