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[310] 題名:後期第一回本の交換会 名前:市川宗近(23期) 投稿日:2011年10月13日 (木) 18時33分
後期第一回目の、本の交換会のテーマは「戦争」でした。
先生
アリステア・マクリーン 『女王陛下のユリシーズ号』 ハヤカワ文庫 A →衛藤
田中芳樹 『紅塵』 ノン・ポシェット B+ →清野
かんべむさし 『ポトラッチ戦史』 講談社文庫 B+ →坂倉
市川 日本戦没学生記念会『きけ わだつみのこえ』 岩波文庫 A+ →衛藤
清野 武田徹『戦争報道』ちくま新書 B+ →市川
近藤 阿川弘之『雲の墓標』新潮文庫 A →新山
新山 ティム・オブライエン 村上春樹訳『本当の戦争の話をしよう』文春文庫 B+ →坂倉
坂倉 吉村昭『零式戦闘機』新潮文庫 A →清野
衛藤 藤原帰一『戦争を記憶する』 講談社現代新書 B+ →先生
中村 吉村昭 『空白の戦記』 新潮文庫 B+ →近藤
また、先生が、上記のもの以外にも、
戦争本を次のように大きく3つに分けられるということと、
分類しながら本を紹介してくださいました。
(1)戦争がどういうものかを「知る」
@戦争がどうようなものであったか(実態)
A戦争のもつ負の側面(悲惨さ、愚かさ)
(2)戦争から「学ぶ」
(3)その他
児島襄 『太平洋戦争』 中公新書
児島襄 『指揮官』 文春文庫
角田房子 『本間雅晴中将伝』 中公文庫
角田房子 『責任 ラバウルの将軍今村均』 ちくま文庫
レマルク 『西部戦争異常なし』 新潮文庫
セシル・スコット・フォレスター 『駆逐艦キーリング』 ハヤカワ文庫
ハーマン・ウォーク『ケイン号の叛乱』 ハヤカワ文庫
どの本が、どこに分類されるかは、私のメモになく、分類は書くことができていません。
が、戦争を「知る」と同時に「学ぶ」という本が多かったように思います。
また、先生が、角田房子著の2冊のうちどちらかは是非読んでみてほしい、
とおっしゃられました。私も、本屋で探して、週末までには手に入れたいと考えています。
また、『ケイン号の叛乱』という本は、当時サラリーマンが目を真っ赤にして(寝不足になっても)
面白くてやめられない人がたくさんでたという話を聞いて、是非読んでみたいと思った
のですが、アマゾンで調べたところ、安くても1800円でした…。
図書館で探してみます(前回延滞しすぎて借りることはできませんが)。
藤原帰一がどのくらいのものなのか、
先生から聞けるのが楽しみです。
児島襄『指揮官』でどの指揮官が一番すぐれているか討論を以前にしたという
ことだったのですが、凄く楽しそうだとひかれました。
映画と本どちらがいいかを議論するというのも楽しそうですし…。
どっちかは、ゼミでやってみたいです!