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[401] 題名:トロント滞在紀 名前:木田世界 MAIL 投稿日:2013年02月25日 (月) 13時49分

木田 世界 (25期)2月25日 11:49
長い間ご報告できず申し訳ありません、貴重な報告の機会を逃しもったいなくも感じています。

やはり、課題に追われるだけでなく主体的に学び、報告したくなるような経験と学びを得たいと思い、
今期の授業の一つはエスノグラフィー(民族誌)の自由調査の授業をとっています。この調査では、
参与観察、インタビュー、文献調査などを行うのですが、自分の調査ではトロントの地下鉄で活動する
Busker(ストリートミュージシャン、通行人からの「投げ銭」を得て収入源の一部にしている。)をテーマにしています。

Buskerの存在は、トロントの人々にとって日常的なものです。ただ、人々が職業を選ぶとき、
バスカーという選択肢が頭に浮かぶことはそうそうないと思っていました。なぜ彼らはBusker
として生きることを選んだのか?なぜ、ホールやライブハウスではなく、公共のスペースで
演奏するのか?このような問いから調査を始めました。

Buskerの中には、イタリアでビジネスコンサルタントとして働き、年収数億をかせぎながらも、
「金と地位を得て、結局何になるんだ?」と一念発起しトロントに来て、帽子に放り込まれる
コインをあてに生活する者もいれば、旅をしながら生計をたて、30カ国以上に滞在して各地の
民族音楽を融合させた音楽を創り上げてきた者もいます。当初の問いから発展し、「このような
人達を惹きつけるBuskingの魅力は何か?どのようなプロセスを経てBuskerになり、どのような
困難と喜びがそこにあるのか?このような生き方を面白いと思う自分は、何でBuskerに
ならなかったのか?これらの人々と自分は何が違い、何が似通っているのだろうか?」
という点を明らかにしたいです。

  視点を変えて地下鉄の駅という空間に着目すると、トロントの地下鉄のBuskerは許可が必要ですが、
ニューヨークでは許可が要らないという差があります。この差は、地下鉄の駅という公共スペースを
どう認識しているのか、表現の自由をどれほど認めるのかというような所に起因しているように思えます。

  Buskerに関する問いが、どのようにより広範な、社会や文化、人間に関する問いにつながるか、現在大苦戦中です。

  現在、インタビューのため地下鉄中を駆け巡ってる(文字通り)最中ですので、次の土曜日(三月二日)には進行を投稿します。

それでは、三戸先生も、先輩方も、同期のみんなも、お達者で。

(掲示板のスペースをとってしまって申しわけないです、削除キーを入れ忘れてしまいましたので再投稿いたします)

○中村(20期,02/27, 04:30)

木田くん、こんにちは。久しぶりです、院生の中村です!
報告内容についてもコメントしたいのですが(僕はBuskerという呼び方を知りませんでした^^;)、
取り急ぎ、「削除キー」の入力忘れで書き込みを再投稿したということでしたので、
前投稿を管理者パスによって削除しておきました。宜しくお願いします。

また、この前の書き込みで、杉山さんによって日本で1月に話題になった、
大阪市の桜宮高校で起きた「体罰問題」の問題が扱われています。
(部活中に顧問から受けた体罰を苦に、自殺した生徒が出た問題です)

カナダからだと聞き慣れない話題かもしれませんが、
日本ではかなり話題になり、その後も類似の事件が報道され続けています。

カナダで勉強する一方で日本に対してチャネルを開いておく意味でも、
先輩の書き込みに応えてみませんか。木田君の意見も聞きたいです!一部でもいいですよ。
 カナダでは、学校の部活中に体罰などあるのでしょうか?
 そちらの人からすると、「信じられない!」という感じなのかな?
※("ある意味"複雑ではありますが)今書き込んでもらえると、こちらの現役生から一歩リードです。

((あと、文章は適度な部分で切って改行してもらえると、
 後から非常に読みやすくなるので、次回お願いします^^))

○ 木田 世界(25期) 2.27 10:59pm
>中村さん コメントありがとうございます。白熱教室、促される前に参加しておくべきものであったのですが…お恥ずかしいです。こちらの高校では、部活動はオプションのようなものに過ぎない印象があります。具体的にどのようなものであるか、今日聞いてみようと思います。

○三戸(3/03,3:28)
木田君、レスが遅くなりすまない。
@Buskerたちは、なぜその道を選んだのか?理由・きっかけ、他の道ではなく、なぜBusker?
AトロントとNYの差は何か?どこから生じているのか?
 街の性格の差か?国の差か?
BBuskerを問題とする意味は何か?
 日本社会に何を教え・与えてくれるのか?また、君にとってどういう意味が?何を得られる?
「学び」とは、必ず「なぜ」が伴わねば、自分にとって意味がなければ、
「我が物」にはならない、と思う。

なかなか面白い。続きを読みたい。

 p.s.中村君のアドバイスに従うこと。

○ 木田 世界 (25期 3月8日 2:27pm)

三戸先生、コメントありがとうございます。返信がおそくなり申し訳ありません。

Buskingの動機に関しては、多くのBuskerは、音楽が好きで、音楽の演奏がストレスを発散したり、
自分の気持ちを表現し気持ちを整理する、と述べています。
演奏する喜びに加え、生計を立てることもほとんどのBuskerに共通しています。

印象的だったことは、多数派ではないですが、数人のバスカーが政治的な背景も持っていたことです。
ある60歳前後の女性のバスカーに、夫が心臓発作で亡くなった経験について話して頂きまして、
その事件に対する警官の処置に不信と憤り、不条理を感じ、
警察の監査や都市環境の整備に関する社会活動の一つとして、
立ち上がって行動し発信することの重要さを伝えたい、
Buskingの中で出会う人々にその事件について話したい、
何かをしないではいられないという動機からBuskingを行っているようです。

地下鉄構内という空間への認識の差に関しては、現在はバスカーを中心にインタビューしていますが、
規制する側にインタビューする必要があると思います。
Buskerの意識としては、TTC(トロント交通局)がオーディションを行い許可を与えてくれているので、
地下鉄駅構内で演奏することを正当化する必要を特に感じていないようです。

トロントという街の空気ですが、六ヶ月住んだ感想を言うと、自由さはあると思います。
市の中心の道路でもラリー(社会問題の解決を掲げるデモのようなもの。例えば移民、
先住民、LGBTによる不平等や差別に対する抗議、途上国における子供、女性の権利に関してなど)が良く行われていますし。
大道芸人やパフォーマー(例:スパイダーマンの格好をした男!)も居ます。

ただし、TTCの登録制度は排他的です。三年に一度先着175名から75名のみを選抜し許可を与え、
入場料免除権(他駅への移動の場合は免除されず)のために年間150ドルを支払います。
オーディション後に入国した移民、オーディションに参加できなかった者や選考を
通らなかった者は三年間待たなければならないのです。

この調査の基にある想いとしては、
人の生き方、特に職の選択における考え方の多様さを知りたいです。
そして、自分自身が抱いている、人生とはどのようなもので、何を目指して、
どのように選択するのかということに関する思い込みに気づき、生きることに関してより柔軟に向かってみたいと思います。

もっとも、人は人生に関する決定を意識的な選択に基づいて行う、というのも思い込みかもしれません。
縁、偶然、何かとの出会い、ある地域または家の伝統、といったものにもとづいた決定をする人も
います。
buskerの中には、友達にbuskerのオーディション受けてみたら?と誘われ、
ついでに受けてみたら通ったので空き時間にbuskerをしているという音楽学校の講師もいれば、
家族も自分も音楽が好きで、音楽で食べていく一番身近な存在がbuskerだったからという理由でbuskerになったという方もいます。


【削除キー0225】




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