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報告の前に・・・


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[68] 題名:2009年度三戸ゼミナール夏合宿報告〜勉強編「家の論理」検討!〜 名前:竹田俊亮(21期生) MAIL 投稿日:2009年10月15日 (木) 23時56分

夏合宿の勉強「家の論理」の検討について報告します。

夏合宿の最終日、この夏合宿に行った勉強を一言で言うと、
「家の論理」の10項目ないし11項目について検討してきた。
と先生はおっしゃられた。
この報告では夏合宿の勉強の中心である、「家の論理」の検討について報告する。
報告の流れは以下のような形で行う。
夏合宿で行おうとした勉強内容についての確認
→実際に行われた事。
夏合宿を通じて出た疑問点と、実際に検討した内容の2つをまとめる形で報告する。

※報告が遅れてしまい大変申し訳ありません。
自分が行った事を大切にすることが出来ていませんでした。
今後気をつけていきたいと思います。

1.今年度夏合宿で行おうとした勉強内容の確認



勉強の課題担当は、毅無双とM屋の2班で行われた。

【夏合宿での勉強の目的】
日本的経営を説明するために欧米の「資本の論理」との差異性を体系的に表した「家」の論理を理解する。

【方法】
(1)三戸公の著書から、「家」の論理の特徴を項目ごとに検討
(2)先輩の平成十六年度論文から、整理された「家」の論理の特徴の検討
(3)先輩の平成七年度論文から、「家」の論理を「原理・構造・制度」の枠で捉えている事についての検討
以上の方法を取り、家の論理の理解を深めることにした。

【手段】
三戸公の著書、先輩方の論文を用いて検討する。
<中心に扱った文献・資料>
三戸公『家の論理 1 日本的経営論序説』文眞堂 主に3章を扱った。
平成十六年度 三戸ゼミナール・小山ゼミナール討論会 三戸ゼミナール論文『日本的経営は組織と個人の統合か』 主に二章を扱った。
平成七年度 三戸ゼミナール論文 第二章 我々の考える「家の論理」

<参考文献>
三戸公『家としての日本社会』有斐閣
三戸公『恥を捨てた日本人』未来社
三戸公『公と私』未来社刊

2.夏合宿で出た疑問点・問い


内容別にまとめて報告する。

(1)項目を整理する上での問い
@ 三戸公の著書『家の論理 1』の第3章の11項目、第5章の8項目、終章の10項目は同じであるのか。
また、先輩の論文で整理された10項目は正しいのか。
A 「家」の理解に必要な項目は何であるのか。また、重要度の順番について、第一の目的の次にくるのは支配関係か。
それとも家族の成員についてか。
B 共同体は1項目目の要素に含まれるのか。
C ゲマインシャフト・ゲゼルシャフトは項目に相応しいか。
D 家族の分類について家族の次にくる分岐要素は何か。直系・傍系か。もしくは血縁・非血縁か。
E 階統制と能力主義をセットで行うものを家の論理とするのか。
F 項目は部分的に当てはまればよいのか?それとも全て必要か。
→それぞれを○×で要不要を検討し、序列をつけていく。(今後の課題)

(2)項目の内容についての問い
@ 階統制・能力主義はそれぞれ日本企業独特のものか。
A 非家族を家族にするのは日本独特の行為なのか。
B 企業は営利追求が目的だとされるが、本当に目的はそれだけなのか。
また、本当に家は営利追求が目的ではないのか。

(3)意味レベルでの問い
@ 共同体と経営体とはそれぞれ何であるか。また、どのように違うのか。
A ゲマインシャフト・ゲゼルシャフトの意味は何か。

(4)「原理・構造・制度」から「家」の論理を見たときの問い
@ 先輩の論文の中にある図と11項目を比較し、11項目の要素でありながら図では落ちている項目に関して、
あえて落としたとするならばそれは何故か。
また、誤って落ちてしまっているならどのように組み入れればよいか。
A 「家名を上げる」と「家格を上げる」ことの関係性は何か。

(5)現象・現実と照らし合わせた時の問い
@サービス残業は命令されての行為か、家族としての意識からの行為か。
A日本の正社員は家においてどの位置付けか。子供、養子、寄親寄子でいうとどれにあたるのか。
B新入社員は家族の中のどこに当てはまるのか。
C公企業・役所は家か。
→私企業と公企業の違いは何か。
 公企業はなぜ民営化するのか。
先生の回答:公企業は家族関係である。(ex:国鉄一家)
D「家」は企業のみならず、「組織」全てに使えるのではないだろうか。

3.夏合宿で検討した問い


上記で挙げられた中で、実際に夏合宿で検討した内容を報告する。

(1)共同体は家の論理の特徴の第1項目目の要素に含まれるのか。
@無双班は、必要であるとの意見に対し、M屋は、不要との意見が出た。
ここで大野が、この問いを検討する前に、
経営体と共同体の意味の違いを明らかにしてからの方が良いのではないか。
との提案を出した。
AM屋が共同体の意味はゲマインシャフトと同義ではないかと意見を出す。
ここで、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの意味の把握をゼミ全体で行った。
Bそして、先生から、共同体の必要性についてヒントを頂いた。
(@) 「家」は共同体であるが、「家」の論理に必要なのか。
(A) 共同体というのは、生活体+経営体である。
ここで、この議論は一応の区切りをつけた。

(2)日本の正社員は家においてどの位置付けか。新入社員は家族の中のどこに当てはまるのか。
 子供・養子・寄親寄子のどれに当たるのか。

この問いに対し、各班が答えを出した。(新・三戸ゼミ写真館の勉強編の写真26がこれにあたります)
<かつての家から見た場合>
子供:夫婦の子
養子:親→子
寄親・寄子:子→親
<現代企業の場合>
子供:新入社員(OJTに見られるように1から教えてもらうなどの躾・訓育、家風に染まる、などの理由から)
養子:ヘッドハンティング
寄親・寄子:中途採用

また、家族における血族を子供、非血族を養子や寄親・寄子と捉えた場合、
子供というのが経営者一族で、養子や寄親・寄子というのは新入社員にあたるのか。
といった疑問点も挙げられた。

これらの問い(家族関係や親子関係)や各班が出した答えについては、
テキストや先輩方の論文を参考に、今後検討すべき課題となった。

(3)公企業・役所は家か。

この問いに対しては、4つに分かれて討論を行うことになった。
各班を半分に分け、他チームと公企業は家か、と、役所は家か、の二つの問いについて、
議論をした。

結果、これらは何をもって「家」とみるかが重要であり、
家の論理の特徴の項目から検討していくべきであるとして、課題を残す形になった。

4.おわりに


今年度の夏合宿では、三戸先生のアドバイスとゼミ生のレジュメや質問により、
勉強の本質の一つである「疑問点を出すこと」が達成できたのではないかと思われる。
しかし、議論においては、全体の総括で挙げたように、全員が納得するという形で進める事が出来ず、
まだまだ勉強をするという点において不十分なところがあるので、
討論会に向けて、勉強の本質を念頭に心がけていきたい。




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