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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
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2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


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[7] 題名:08年度「卒業論文報告会」のご報告 名前:片岡 憲洋(20期生) 投稿日:2009年03月01日 (日) 04時31分

 去る2月24日(火)、08年度の卒論報告会を行いました。
報告者は、近本啓明さん(18期生)、藤井孝之さん(19期生)のお二人です。
 今回の卒論報告会は、報告した2人にとってだけでなく、参加者全員にとって勉強になる、
また意味のあるものとなったと思います。
 参加者の人数は、体調不良や家庭の事情もあり、想定外の少なさとなりましたが、記録のため
だけでなく、少しでも卒論報告会の内容、意味を共有するために報告したいと思います。

【報告の構成】
1.卒論報告会の概要
2.藤井孝之、近本啓明両名の卒業論文について
3.卒論報告会で学んだ・学ぶべきこと
4.あとがき

1.卒論報告会の概要

〇日時 2008年2月24日(火)、15時00分〜21時00分(計6時間)
〇場所 経営学部C棟505ゼミ室

〇報告者及び卒論タイトル 

@藤井孝之(19期生) 卒論タイトル:『「三戸公バーナード批判」検証』
A近本啓明(18期生) 卒論タイトル:『経営者はステークホルダーに含まれるのか』

〇参加者 

日尻田健次(大学院)
18期:大野裕喜
19期:原裕貴
20期:今村達朗、片岡憲洋、中村貴治、守内彩子
21期:勝又友大、竹田俊亮、宮原毅

〇当日の進行

(1)(レジュメを元に)卒論報告⇒(2)質疑応答⇒(3)感想⇒(4)先生のお話

※参加者は、「卒業論文審査表」にて、評価をする

2.藤井孝之、近本啓明両名の卒業論文について

〇藤井孝之『「三戸公バーナード批判」検証』について

(主な参考文献:三戸公『管理とは何か』文眞堂 所収「組織の概念」)

 藤井さんの卒論は、三戸公が『管理とは何か』においてバーナードの組織定義を
批判している部分を再考(検証)しよう、というものでした。
組織の「発展段階」に着目し、バーナードの組織定義を批判している三戸公に対し、
藤井さんも独自の基準を設けて組織の「発展段階」を論じていました。
 その内容は、昨年「抑圧」問題を勉強し、今年「境界」問題を勉強したゼミ生にとって
も興味深い内容であり、また、先生からは、膨らませていけば、「一冊の本になるほど」の
内容である、と評価されておりました。

〇近本啓明『経営者はステークホルダーに含まれるのか』について

 近本さんの卒論は、「ステークホルダー」概念を問題とし、マネジメントにおける決定的
要素である「経営者」はステークホルダーに含まれるのか、ということを検討しよう、
というものでした。先生からは、独自に考え出した「ステークホルダー・マネジメント」に
対する「段階的な理解」を評価されておりました。
 「ステークホルダー」の様々な定義を初めて目にするゼミ生にとっては、
質問の出難い内容ではありましたが、「現実」を所与として考える「経営学の面白さ」
に気づけたことと思います。

3.卒論報告会で学んだ・学ぶべきこと

〇何を問題とし、なぜ問題とするのか 
 「なぜ、三戸公はバーナードの組織概念を批判しているのか」
 「なぜ、藤井は三戸公のバーナード批判を検証するのか」
 「なぜ、近本はステークホルダー概念を問題にするのか」
質疑応答の最中、先生から以上のような質問が出されました。
 「何を問題とし、なぜ問題とするのか」
 藤井さん、近本さんともに、先生からこの質問を受けて、もう一度整理していく中で、
「自分の言いたかったこと」が分かり、それによってゼミ生にも「分かる」内容になって
いったように思います。
 「結論が分からない、納得できない」、ということは、「テーマ」が不明確で、
特に「なぜそれを問題とするのか」ということが明確でないために起こります。
自分が明らかにしたことを他者に分からせる、他者に「納得した!」、
「分かった!」と言わせるためには、「何を問題とし、なぜ問題とするのか」ということ
が大切であるということを今一度再確認できたと思います。討論会についてももう一度
振り返り、常に「テーマ⇒結論⇒論理展開」ということを頭に叩き込んでいきましょう。 

〇何度も読み返すことで初めて、「自分が何を言いたいのか」が分かる 

 「この論文で言いたいことはこういうことではないのか」
先生からそのようなことをホワイトボードで説明していただき、近本さんも
藤井さんも、深く頷いておりました。
(1)何をテーマとし、(2)結論は何であり、(3)それは必要にして十分なのか、ということを、
自分でチェックするのは難しい。「だから、何度も読み返すのだ」
 これは、卒業論文だけでなく、討論会の論文についても同様であります。
「自分が何を言いたいのか」ということが分かるまで、何度も何度も読み返さねばなりません。
そのような姿勢で、自分の論文だけなく、他の論文を読む、という勉強をすることによって、
「分かる」という感覚をもて、「ポイント」がつかめるようになると思います。
「読書百遍、意自ずから通ず」ということを自分のものとしていきましょう。

4.あとがき 
 今回の卒論報告会は、近本さん、藤井さんがしっかりとした準備をしてくださったことで、
充実したものになったと思います。(藤井さん6ページ、近本さん9ページのレジュメ!
レジュメの構成や表を使った説明などはさすが!)
 3年生以上にとっては「初めて」参加する卒論報告会でしたが、来年度以降に向けての
「イメージ」が沸いたことでしょう。来年度は多くの報告者が見込まれますが、
今回の経験を大切にして、これからも学んでいきましょう。「テーマ!結論!論理展開!」





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