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[82] 題名:後期第1回本の交換会〜中公新書〜 名前:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2009年11月10日 (火) 02時15分
10月13日に行われた後期第1回目の本の交換会の報告をします!
テーマは中公新書です。
◆紹介本リスト◆
[評価]
出品者 : 著者名『本のタイトル』 評価 購入者
※今回の出版社は全て中公新書になります。
三戸先生
○白川静『漢字百話』A− 石井
漢字が使われる限り出版され続けるだろう。
宮城谷の初期作品に漢字の意味を考える視点を与えたのはこの本である。大学生必読の本!
○小池和男『日本企業の人材形成』A− 大野
今年の論文の1章を担当するならこの本は必読である。
○尾高邦雄『日本の経営』A− 中村
中公新書で日本的経営論を知るなら、これは読むべき!
○佐和隆光『現代経済学の名著』B+ 竹田
名著にどんな本があるのかを知るべし!古典に裏打ちされた教養が大事である。
渡辺さん
会田雄次『アーロン収容所』A 竹田
1962年に初版が出て、02年の段階で85版も刷られている!
これは世紀を越えて読まれ続ける名著である。
[A]
坂倉:岡田暁生『西洋音楽史』 三戸先生
クラシック、音楽史を楽しく知るならこれを読め!
今村:大塚滋『食の文化史』 坂倉
いま溢れるほどの食があるが、日本人はいつから肉を食べ始めたのか。
食について知識を持とう!
1975年に出版された本だが、今読んでも新鮮な内容がぎっしり!
清野:日引聡,有村俊秀『入門環境経済学』
経済学と聞くと難しいようだが、身近な問題をみる!
渡辺:白川静『漢字百話』 今村
三戸ゼミ生必読の本。先生もご紹介されている!
大野:木村尚三郎『歴史の発見』 渡辺
ヨーロッパ史の第一人者、現代社会へのあくなき探求!
[B+]
竹田、大平:正高信男『ケータイを持ったサル−「人間らしさ」の崩壊』 近藤 井上
三戸ゼミ生はサルじゃない!この本を読んで、コンクリートジャングルにサルを探しに
いこう!
安齊:本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間』 大野
古郡さんもご紹介されています!20年も読まれ続けている本です。
石井:川喜田二郎『発想法』 清野
KJ方の例がたくさんある。結び付けていくことが重要である!
井上:諏訪哲二『学校のモンスター』(中公新書ラクレ) 石井
最近の親はおかしい!その実態はいかなるものか!?
中村:河合隼雄『無意識の構造』 渡辺さん
「ふだん何を考えていますか?」知的好奇心がくすぐられる本!
[B]
近藤:読売新聞社会部『ドキュメント 裁判官−人が人をどう裁くのか−』
裁判員制度導入。あるべき司法の姿とは!?
感想
中公新書は私個人的に好きな出版で目を引く普段本が多いのですが、
今回の交換会では、本当に三戸ゼミ生らしい本がたくさん紹介されて、
とても興味をもちました。
是非書店で購入していきたく思います。
(最近、家の本棚から本が溢れてしまい大変ですが、
1年でこれだけ増えた、と嬉しくもあります)