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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

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[605] 題名:2017SPRING私が関心を持った新聞記事 名前:三戸 投稿日:2017年03月13日 (月) 14時16分

《記入の仕方》
・学年・氏名
・新聞名、日付、面
・記事のコピペタか、要約したもの
・コメント(5行以上)

一番下の窓(白い枠)に、「Number」に”605”を、「Pass」に【NEWS2017】を入れ(書き込み)、「編集」ボタンをポチッとすれば、書き込めるようになる。

こういう時、真っ先に書き込むものが、注目・評価・信頼される。
課題を一挙に答えようとしなくてもいい、書き直してもいいのだ。
まず、yahooニュースからでも一つ選んでコメントを付けてみてごらん。
(もちろん、そのままで終わりでは駄目だぜ)



《記入欄》
2年 後藤 孝宏
ヤフーニュース
3月16日(木)に公開された「安城市PR動画」が、本日3月17日(金)正午時点で、YouTube急上昇ランキングで最高位2位を獲得した。すでに視聴回数は10万回を突破し、自治体PR動画ではまれにみる大ヒットを記録している。

本作は日本一かわいい女子高生“りこぴん”がゾンビ姿で現れるインパクトのある登場シーンから始まる。安城市が掲げる「健幸(ケンサチ)」というキーワードをもとに、“ゾンビでさえも健康で幸せになってしまう”まちの魅力を、オリジナルの「歌」と「ダンス」を加えて表現している。

【コメント】
近年、yotubeやその他インターネットの動画公開サイトを使って知名度をあげる芸能人やアイドルが増えてきた。名もない一般人であってもyotubeを使って芸能人を上回る年収、知名度を獲得したものも今では多く存在する。

パンチパーマの一見いかついおじさんがコミカルなダンスを踊る通称「PPAP」がyotubeをきっかけに大ブレイクしたのは記憶に新しい。
さて、そんなyotubeを使って安城市は地域の知名度UPを行っている。そしてその動画は視聴ランキング2位になり、結果は大成功といえるだろう。
実際、この女子高生のことも安城市のことも知らない僕でさえ、yotubeで1度見てみようか、、そんな気になった。
このように、その時代その時代にあったPR方法、活動をいち早く行うことは企業、行政、個人に関わらず重要なことだ。
ぜひその他の地方でも取り入れてもらいたい。

1年 山田 たから
ヤフーニュース 3/15(水) 14:10配信

「変なホテル」関東初進出、ロボット140台が接客

 接客や掃除をロボット140台が担当するホテル。その名も「変なホテル」が関東に初めて進出しました。千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートの近くにオープンした「変なホテル」。長崎のハウステンボスにある宿泊施設につづく、2軒目のホテルです。 フロントでチェックインを受け付けるのは、恐竜型のロボット。ロビーの水槽で泳いでいる魚も、ロボットです。 およそ140台のロボットに対し、従業員は7人と人件費を大幅に削減し、同規模のホテルと比べて利益率を倍以上に高めることを目指しているということです。
 「新しいホテルのビジネスモデルを将来、世界に展開していこう」(エイチ・アイ・エス 澤田秀雄社長 エイチ・アイ・エスの澤田社長は、台湾、上海など海外も含めて、100軒の開業を目指すとしています。

【コメント】
 ハウステンボスの変なホテルは世界で始めてロボットがスタッフとして働いたホテルとしてギネスに載り注目を集めました。ハウステンボスでは 「従業員」はロボット186台に対し人間9人。また今回の東京のホテルでは およそ140台のロボットに対し、従業員は7人です。
 将来的に約半数の仕事がロボットに奪われるといわれています。スーパーのレジなど目に見える形でも現れています。企業としては人件費が削減でき売上を伸ばすことができますが、働く側としては仕事が無くなっていくような感じに思えます。同じく増えていく仕事もあると言われているので私たち自身が時代に合わせて変化していかなければいけないと思いました。
一方で人間の負担が軽減され働きやすい社会になるのではないかという期待もあります。

1年 山田 たから
日経新聞web 3/6 22:26配信

「雲仙」躍進トップに 外国人が選ぶ九州の温泉

 九州観光推進機構は、外国人が選ぶ九州の温泉コンテストで雲仙温泉(長崎県雲仙市)が1位になったと発表した。2位は長湯温泉(大分県竹田市)、3位は由布院温泉(大分県由布市)だった。雲仙温泉は前年の8位から躍進。事務局は「旅行者への投票を積極的に呼びかけていた」と勝因を分析している。
 主催の九州観光推進機構は6日、福岡市内で表彰式を開いた。雲仙温泉観光協会は「今後も交流サイトで体験型の観光資源をアピールするなど集客に注力したい」とした。
 コンテストは昨年に続き2回目で、2016年9月〜17年1月にかけてホームページ上で外国人が投票。3061票が集まった。日本語・英語で行った前回調査は長湯温泉、由布院温泉、黒川温泉(熊本県南小国町)の順。今回調査では、香港・台湾などで使われる繁体字を加えた。

【コメント】 
 海外の観光客の方々が増えていることは実際に感じます。私は雲仙の温泉に海外のお客さんが多く訪れていることに驚きました。外国の方だけでなく日本人にも訪れてほしいと思いました。またこのようなコンテストが開催されていることにも興味を持ちました。このコンテストは去年から行われており、今年で2年目になります。コンテスト自体がニュースになることで九州のPRになると思いました。また、より魅力を伝えるために後藤さんが書いていたような注目を引くようなPR動画を公開するなどしたら多くの人に知ってもらえると思います。海外向けPR動画など作っても面白いと思いました。

2年 後藤 孝宏
日経新聞web 2017年3月25日7:00

【男性の育休取得率7.4% 16年度、都調査 依然低水準】

東京都がまとめた2016年度の男女雇用平等参画状況調査によると、都内男性の育児休業取得率は7.4%だった。15年度より3ポイント上昇したが、低水準にとどまった。女性は94%だった。管理職に占める女性の割合は前年度より2ポイント高い14.1%で、わずかに上昇した。

調査は16年9月、都内の30人以上の2500事業所と、従業員5000人を対象に実施した。

現場からは「育児・介護休業を取得する職員が申し訳ない気持ちになっているのが現状」(宿泊・飲食サービス業)、「産休復帰の職員をカバーする職員の負担が増えてきたことが懸念される」(医療・福祉業)といった声があった。

【コメント】
日本の男性育休取得率の低さは、私が高校3年生のころに小論文学習をしていた際、1度学習テーマに選ばれて以来、問題であると考えていました。
たしかに、男性が育休をとることに対する抵抗感や、一度休んだ後に復職をしづらい、または復職した後に現場の状況把握が難しいといった点は大いにあります。しかし、育休をとることはデメリットだけでなく大きなメリットもあります。
まず男性も育休をとることで、奥さんの負担が減り夫婦円満につながるでしょう。さらに男性も育休が十分にとれるというイメージは確実に企業の印象を良くします。また、少子化の一つの原因となった女性の社会進出、晩婚化による出産率の低下にも多少のプラスが生まれるのではないでしょうか。
保険会社の「日本生命」はいち早く男性の育休取得率100%を心がけているようです。他の企業も実施してみてはどうでしょうか。

2年 堀 卓也
日経新聞 一面 3月7日
【ヤマト、全面値上げ】
大手運送業者のヤマト運輸が今年9月末までに宅配便の基本運賃を引き上げる方針を固めた。値上げの要因としては、インターネット通販の拡大と人手不足で現場の負担が高まり、サービス維持のためには値上げが不可避と判断したためである。
長尾社長は「ネット通販急成長により事業の継続に危機感を覚えるようになった。ボリュームが大きく割引率が高い大口顧客と強い交渉をしていくと述べアマゾンジャパンなど数社との交渉に入っていることを明らかにした。これに対しアマゾンジャパンのチェン社長は「送料無料は大事なサービスで値上げの予定はない」と話した。
 交渉は現在も続いており、仮に値上げに応じた場合はネット通販の値上げにつながる可能性がある。

 Yahooニュース 3/30(木) 11:10配信
【現場崩壊に抗うヤマト、宅配料金値上げは根本解決策に非ず】
クロネコブランドの宅配最大手、ヤマト運輸は時間指定などサービスの一部を改める方針。荷物の引き受け増加により、労使で締結している残業時間の上限がこの数年は守れなくなってきたとして、取扱荷物の総量を抑制するよう要請したためである。アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は、2月の日本記者クラブでの講演で、「品ぞろえの強化、低価格、利便性の3つの柱が重要。その中で配送スピードは最も重要な戦略の一つだ」と、今後の戦略を語った。
 宅配業者を悩ませるのが再配達。その割合は約2割で、国交省でも「社会的損失」として解決策を検討、実施してきた。現状の解決策は、「最寄り駅やコンビニエンスストア、マンションなどへの受取ボックス設置を増やし、利用者がこのボックスを利用することで再配達の無駄を省く」、「スマホを使って利用者に配達日時を連絡することで確実に受け取ってもらう」などが挙がる。物販市場全体に占めるネット通販の割合は5%に過ぎないが、今後はさらに伸びていくと考えられる。

【コメント】
近年、ネット通販利用者が急速に増えてきて起こった問題である。アマゾンの便利すぎるサービスのために裏で宅配業者が苦しんでいるのが現状だ。
一つ目はYahooニュースの記事にもある通り再配達が大きな負担となっているため、顧客の利用法に問題があるという点。顧客の意識を変えることは難しいがLINE等で顧客と連絡をとる等新たなシステムを導入していくことで多少の改善は図れるだろう。
次にヤマト運輸の経営の問題。現状の宅配システムが適していない、人員が足りないこと自体に問題があるという点。長期的に考えればシステムの抜本的な改革は必要ではあるが難しい。
やはり一番の問題はアマゾンにあるのではないだろうか。この数年の間にも利用者は増加し新たなサービスを導入している。この変化に適した契約が行われているのだろうか。ヤマト運輸も利益の中でアマゾンが大きく占めているために強気の交渉を続けているがもう少し歩み寄る必要があると思う。もちろん、ヤマト側も利潤が上がれば経営を変えなければ現状は変わらない。宅配がパンクする前に双方は運賃の是正が必要であると思う。


1年 山田 たから
ヤフーニュース 時事通信 4月1日 0時23分

避難指示7割で解除=残るは原発立地2町など―福島

 東京電力福島第1原発事故で、福島県富岡町の全域に出されていた避難指示が1日、放射線量が高い帰還困難区域を除いて解除された。

 対象区域の住民登録者は、全町民の7割に当たる9544人(3月1日現在)。

 宮本皓一・富岡町長は解除後、「これまで以上の懸命さで復興、再生に取り組んでいかなければならない」と話した。

 3月31日には同県飯舘村と浪江、川俣両町の避難指示も同様に解除され、事故から6年で、県内11市町村の避難指示は対象区域の約7割で解除された。残るは七つの市町村にまたがる帰還困難区域と第1原発がある双葉、大熊両町となる。

 ただ、富岡町で解除の前段階として行われている準備宿泊の登録者は、28日時点で348人にすぎない。復興庁などが実施した住民の意向調査では、解除後も「戻らないと決めている」と答えた世帯が57.6%に上る半面、戻る希望があると回答した世帯は16.0%にとどまる。

 政府や町は帰還困難区域について、除染やインフラ整備を重点的に進める「特定復興再生拠点区域」を設け、おおむね5年以内をめどに解除を目指す。

   【コメント】
原発は今の段階では人が入れる状況ではないと言います。ロボットにより修繕作業が行われており人の手に負えない状況にあります。その状況で7割の避難指示を解除というのは納得がいきません。また、福島県では癌の発症率が増えているというデータも実際に挙げられています。戻りたくても戻れないというのが住民の思いだと感じました。もし、私の地元が放射能により汚染されてしまうと思うと原発には反対していきたいと思いました。

【NEWS2017】


[604] 題名:2017年春休みの課題 名前:三戸 投稿日:2017年03月13日 (月) 14時15分

2017年春休みの課題は以下の二つだ。
(1)齋藤孝『なぜ日本人は学ばなくなったか』講談社現代新書
   内田樹『下流志向』講談社文庫
  @2冊の概要をそれぞれA4判2枚程度にまとめよ。
  A納得できる点と納得できない点をそれぞれ3点ずつ挙げよ。

⇒春学期最初は「読む力」「まとめる力」「報告する力」「質問する力」などの基礎力涵養に充てたい。
 第1週:「概要」の報告、他者との比較からも学ぶ(レポート報告)
 第2週:まとめ方のポイント
 第3週:理解する力(納得する)
 第4週:理解する力(批判する)
 第5週:理解する力(比較して)
 第6週:議論する力(わかる―わからせる)

(2)経営学部生は「日経TEST」を受けなければならない。
 ただ、試験勉強として問題集を解き、そのために新聞を読むよりも、
 自分の「社会を見る目」を養うようにして欲しい。
 また、新3年生も新聞を読む習慣は、勉強・就職・仕事で役に立つはずだ。

 そこで、できたら毎日がいいが、週に2回、日経新聞から関心があるニュースを3点ずつピックアップし、
 それぞれに数行のコメントを付けることを課題とする。
 (日経新聞を休み中は読めないなら、他の新聞なり、ネットからでもいい。)

⇒この掲示板の上のスレッドに書き込むこと。

【2017.3kadai】


[603] 題名:第1回 三戸ゼミ・中村ゼミ合同合宿レポート 名前:三戸,中村 投稿日:2017年03月10日 (金) 17時42分

長崎三戸ゼミと長崎の地で産声をあげた中村ゼミとの初の合同合宿が開かれた!

さぁ、今回の合同ゼミに参加したゼミ生たちよ、競って合宿レポートと感想をここに書き込むように。

1.《合宿レポート》(合宿幹事)

報告が遅くなってしまいすみません。
3月9日から10日にかけて三戸・中村ゼミナールとの合同合宿を行いました。


≪目次≫
T.基本情報
U.三戸ゼミ・中村ゼミ活動報告会
V.懇親会
W.ブリッジ
Z.スピーチ大会

T.基本情報

【日時】2017年3月9日(木)〜10日(金)
【場所】長崎県立佐世保青少年の天地
【参加者】(敬称略)
・三戸ゼミナール 計8名
先生:三戸先生
ゼミ生:石垣、岩山、大村、後藤、平山、堀、吉岡
・中村ゼミナール 計7名
先生:中村先生
ゼミ生:江川、折小野、藤、高野、中原、幸
・オブザーバー 計1名
先生:大田先生
大田先生は自身のゼミで行う今後の活動の参考にしたいとの理由から
今回の合同ゼミ合宿にオブザーバーとして参加してくださいました。

【時間割】
1日目(3月9日)
10:30‐11:30 開会式(各自挨拶、先生方から一言)
11:30‐12:00 ブリッジ
12:00‐13:00〈昼食・休憩〉
13:00‐16:00 ゼミ活動報告会
17:30‐21:30 夕食・懇親会
2日目(3月10日)
9:30‐10:00 ブリッジ
10:00‐12:20 スピーチ大会
12:20‐13:00 〈昼食・休憩〉
13:00‐13:20 ブリッジ
13:20‐15:00 閉会(各自感想・先生方から一言)


U.活動報告

各ゼミが年末から今年度末までに行った活動を報告しました。

1.三戸ゼミ

@報告内容
 三戸ゼミでは大学近くの地域スーパーマーケット2社(エレナ・まつばや)の調査・比較を行った。
調査に至る前段階としてスーパーを特集した企業番組のDVDを視聴。
番組内で取り上げられている特色や経営戦略といったポイントを踏まえたうえで
3班に分かれて調査を行った。
その後ゼミ内での2度の報告の場を経て合宿の報告会の場に臨んだ。

 各班の比較項目として価格、品ぞろえ、立地、併合施設、地域密着度と
多岐に渡った。
そして比較した点からどちらに優位性があるか、どちらを利用したいと思うか
といった観点で結論とした。


A先生の講評
・大田先生
企業番組のDVDで学んだ視点と実際の調査項目の相関が薄い。
比較しただけゴールの設定がない。
・中村先生
そもそも調査の目的が不明慮。
比較項目が多く限定されていないため漠然としている。
→どれか一つの項目に絞れば深められたのでは?
・三戸先生
DVDで取り上げられていた「良い点」が調査した2社のスーパーで
どこまで実践されていたのか。
データや資料から項目を引き出して比較対象と差異を見つけるかが重要。
資料を作成するにあたり一覧性の重視。読み手に意図を明確に掴ませる。

2.中村ゼミ

佐世保の中心街にある焼き肉店「愛山亭」を調査した。
補足としてこの調査は愛山亭からの依頼であり、3月末には
調査結果報告会を控えている。

@学生のアルバイト雇用の調査
アルバイトの雇用のモチベーションの変化する段階(アルバイト開始前・開始後)に
ついて決定要因、継続要因、モチベーション向上要因の3つの観点から調査。
長崎県立大学生100人にアンケートを取りハーズバーグの2要因説をもとに分析した。

学生がアルバイトを決定・継続段階においては主に時給や自由度など衛生要因を
重視する傾向があるためそれを押し出した募集をする。
動機付けに関しては提案として誕生日を祝うことで「楽しさ」を与えたり、
ボーナスによる賞与でモチベーションを上げる。

A学生の利用実態調査
この項目でも学生100人にアンケートを取りその結果を分析して学生の集客を
増やせるような提案する。

学生の焼肉における予算から食べ放題・飲み放題の価格設定の提案。
焼肉に行く頻度の少ない女性客を集めるためにレディースデイを設ける。
焼肉屋を利用する際には車を使う男子学生が40%いるため駐車場との提携を行う。

先生の講評
ハーズバーグの二要因説の有効性はなにか。
アルバイトの提案における妥当性。
学生の利用客が増えることでの影響。
→従来の家族層、サラリーマン層が離れる危険性

V.懇親会
夕食は外でバーベキューでした。「気温が低い!炭が足りない!肉も足りない!」
などなど反省点もありましたが、アウトドアスキルの高い平山君の活躍もあり
みんな楽しく夕食を頂きました。

外は寒いということで余興は夕食後に屋内で行うことに。

企画その1 クイズ
各ゼミ先、先生入り混じったグループを3つ作りクイズに挑戦しました。
形式は問題のTOP5を予想するというもの。
「Twitterのフォロワー数が多い日本人」や「世界の競技人口が多いスポーツ」といった
お題からTOP5に入ってそうなものを5つ挙げてランクインしていた数を競いました。
皆TOP3まではなんとか予想できるものの5位までとなると厳しいようで
四苦八苦していました。

企画その2 劇
「桃太郎のその後」というお題でグループ毎に即興で考えて披露。
グループとポイントは前の企画から引き継ぎ3人の先生方に劇の採点をして頂きました。

A班は反抗期に入りグレた桃太郎を面白おかしく演じ、
C班はイソップ童話の「金の斧銀の斧」と上手に話しを繋げていました。
あろうことかサンシャイン池崎の一発芸に逃げ込むグループも…。

先生の評価の結果一番はA班!
場面の転換を、座布団をもった藤さんが舞台の前を通り過ぎることで
うまく表現していたのも高評価でした。
最下位はサンシャイン池崎グループことB班。
ギャグ自体は認知されていたものの、唐突な一発ギャグでは評価を
得られなかったみたいです。
クイズではトップだったのに劇の点数が低すぎたため最下位となりました。

W.ブリッジ
 三戸ゼミの伝統的競技であるブリッジを三戸ゼミ・中村ゼミ対抗戦として行いました。
今回の合宿では計4回戦行いました。

・1回戦
先行(コインを当てる側) 三戸ゼミ   後攻(コインを当たられる側)中村ゼミ 
3本目的中(中原君の右手)       11本目的中(大村さんの右手)

中村ゼミ側はみんなの予想がバラバラで当てられなかったようです。
初めてなので乗る側も乗られる側も互いに気を遣っていました。

・2回戦
先行 三戸ゼミ          後攻 中村ゼミ 
2本目(江川さん左手)      1本目(後藤くん右手)

2本目で当てて勝ったと思いきや、後藤君がコインを落とすという痛恨のミス!
1本目で当てられてしまいました…。

・3回戦
先行 三戸ゼミ          後攻 中村ゼミ
10本目(幸くん右手)      10本目(吉岡くん左手)

今回は引き分け
慣れてきたのかコインの受け渡しがうまくなったような印象を受けました。

・4回戦
先行 三戸ゼミ          後攻 中村ゼミ
4本目(大田先生 右手)     3本目(三戸先生 左手)

真ん中の人達が怪しいと三戸ゼミ生が予想する中で三戸先生が目の前にいる
大田先生が持つコインを当ててくれました!
中村ゼミも同じく、前列と予想したゼミ生を尻目に、中村先生が三戸先生を見破りました。
二人の長年培われた経験の差にゼミ生たちはただ驚くばかりでした。

W.スピーチ大会
この合宿では各ゼミの中から4人代表を出し合って、
前回と同じテーマでスピーチを行いました。

合同ゼミ合宿スピーチ大会 要綱
テーマ
「自己紹介」

ルール
 ・制限時間は4分 誤差は1分前後に抑えなければならない。
         時間係は3分30秒になったら合図をする。

 ・各項目に点数をつけランキングを作る。
  ただし制限時間をオーバーするとランキングから除外される。

評価項目
 A.話術 (50点満点)          B.内容 (50点満点)
  1.声の大きさ (10点)         1.その人のことが良く分かったか (20点)
  2.抑揚 (10点)            2.関心を持てたか (10点)
  3.話す速度 (10点)          3.好感を持てたか (10点)
  4.メリハリ (10点)          4.その他プラスしたい点 (10点)
  5.その他プラスしたい点 (10点)
  
 ※テーマが自己紹介なので「その人のことが良く分かったか」の項目に
  重きを置きました。「その他プラスしたい点」は自由記述欄となっています。
合宿参加者系16名(自己評価含む)からの評価です。
* * * * * * 結果発表 * * * * * *


 1位 後藤 孝宏 
 
 
 2位 岩岡 李咲  


 
 3位 幸 龍之介

(その場で集計・発表したため点数と4位以下の
記録を忘れてしまいました。申し訳ありません。)

三戸ゼミのスピーチ大会に引き続き後藤君が二冠です!
岩岡さんも前回に引き続き二位を獲得!二人ともおめでとう!!
***********************************

先生のお話
話には良い話と上手い話がある。
上手な話というのは話術が優れている話である。
また楽しい話は楽しそうに、悲しい話悲しそうに話すことで相手にどのような
イメージを与えるかという点においても重要であり、テーマが自己紹介であるならば
尚更与えるイメージは大切だ。

スピーチ大会は評価しあうところが重要だ。
互いに評価しあうことで自分の長所・短所が見えてくると
同時に他人の評価から新たな発見や視点を知ることができる。
スピーチ大会を通して話から自分自身を作っていく。



2.《感想〜合宿に参加して》(全員)

書き方例/
○ 長県 五郎(中村ゼミ一期生)
1.印象に残った場面
 〜〜〜〜
2.得た、学んだこと
 〜〜〜〜
3.改善したいこと
 〜〜〜〜


○江川由美(中村ゼミ一期生)
1.印象に残った場面
話し合いばかりしかないと思っていたゼミ合宿でしたが、ブリッジというイベントがあって驚きました。

2.得た、学んだこと
今回は初めてのゼミ合宿ということで、進行の型から学びました。話す順番やブリッジをすることなど、普段のゼミ活動では学べなかったことを合宿をすることで学ぶことができました。

3.改善したいこと
水戸先生から、話し出す際に第一声を大きく出すことや話すときに間をとることなどを言われた直後にも関わらず、実践することができていなかったので、普段から意識できるよう頑張ります。

〇堀 卓也(長県大三戸ゼミ一期生)

1.印象に残ったこと
 今回一番印象に残ったのはスピーチ大会。
発表者のいろいろな工夫や特徴が見られたが、中でも一番は石垣君のスピーチだ。
彼のスピーチは内容が面白く中盤までは良い調子で話していたのだが、
時間の読みを誤ったのかスピーチの時間が30秒程余ってしまい、
必死に話を付け足して間をつないでスピーチを終えた。
なぜ彼のスピーチが一番印象に残ったのか、今一度考えてみると自分に足りなかった
ものが見えた気がする。

自分のスピーチは構成を必死に考えて臨み、本番でも間違えないかというところ
ばかり気になって声が小さくなり自信のないスピーチになってしまった。
声の大きさの点が低く「えー」の数が多いといった評価であった。
練習をもっとして自信をつけるのが一番の解決策であろう。
だが彼のようなアクシデントになった場合対応できただろうか。
そもそも自分が目指していた話とは、どちらかというと上手い話しよりも良い話を重視するものではなかったか。

前回のスピーチ大会もそうだったが自分の型や原稿に捉われすぎて
その場の空気、その場の熱、伝えたい感情を乗せてスピーチができなかったという
評価シートからは分からない改善点に彼のスピーチから気付くことができた。


2.得たこと、学んだこと
この合宿では「なぜ」の視点の重要性について学び実感した。
三戸先生は日本企業が方法や形ばかり気にして「なぜ」の視点が欠落している
ことを度々触れていましたが合宿の開会のお話でも「なぜ」の重要性について
話されました。
三戸ゼミの調査発表では「どのように」行うかばかりに気を取られ目的の
設定が問題視されたのが今回の大きな反省点である。確かに調査の目標の設定も大切だが
その前に「なぜ」調査を行うか踏み込んで考えられていれば目的を設定できたのではないか。
さらに言えば「なぜ」この報告会を行うか意識できていれば報告の内容も工夫できたのではないか。
 学び自分のものとするには使いこなせなければ意味がないので
「なぜ」の視点は常に持って取り組みたい。


3.改善したいこと
報告会の講評で先生も言われていたが資料の「一覧性」は改善しなければならない。
今回の報告書は1.ページ内で各班の報告がまとめられておりポイントが分かりにくかった。
また、別紙で資料を作成しており詳しい調査方法や報告書内での判断の根拠など
必要な情報を説明するにあたって分けてしまったのも大きな反省点。
その結果、質問も一応は掲載されているものの分かり辛かった箇所に関するものが
多くなってしまった。
さらに深刻なのはページ番号の掲載忘れや書式の統一が図られていないなど
報告の信憑性が疑われかねないミスもあった。
前回、佐賀大で行われたインゼミの時に作成した資料はそのようなミスはなく
発表の場を経て成長しているべき筈がある意味では出来なくなった点が
出たのは重く考えるべきだと思う。

総じて発表し伝える意識が欠如していた。
内容に関してもそうだが、資料から相手に伝えることをまずは考えたい。

○高野 夏希(中村ゼミ一期生)

印象に残ったこと
今回の合宿で特に印象に残ったことは、スピーチ大会です。
中村ゼミ内でのスピーチ大会は一度ありましたが、他ゼミとの合同のスピーチ大会は今回初めて行われました。中村ゼミでは自己紹介としてのマイブームがテーマでありましたが、三戸ゼミは自己紹介そのものがテーマとなっており、私たちとは少し形式が違うものでした。
今回は計8人のスピーチがあり、その中でも後藤くんの発表が最も印象に残りました。その理由としては、私はいかに聞き手の興味・関心を引き、そしてもっと聞きたいと思えるスピーチするかという事が重要だと考えていたからです。その点で、ほかの発表者も良いスピーチであったとは思いますが、後藤くんのスピーチは本当にあっという間の4分間だったと感じ、とても話に興味を引かれ、もっと聞きたいと思えたため、今回の合宿で一番印象に残りました。

得たこと、学んだこと
今回の合宿で学んだことは、幹事として何をすべきかということです。
私はこれまでに幹事という役割を経験したことがありませんでした。そのため、合同合宿初日は何をするべきなのかが分からずにいました。
しかし、中村先生や三戸先生から助言をいただいてからは少しずつ幹事として動くことができるようになりました。
具体的には、次に次の活動の指示出しをすること、各プログラムに要する時間を測ること、次の活動に移る前に活動の総括をすること、という助言を頂きました。
これを意識して合宿を行なっていくことで、今後の合宿のプログラムを立てる際に活かすことができ、またこの活動で何を学んだのかを改めてゼミ生全員で共有することができ、学生として学ぶことができると分かりました。
今回の合宿で学んだことを今後のゼミ活動や合宿に活かしていきたいです。

改善したいこと
今回の合宿で改善したいと思ったのは活動報告会でのことです。
私たち中村ゼミは今回の合同合宿に臨む前から愛山亭調査事業を行っており、その中で、段階を踏むごとにレジュメをチームで作っては研究室で中村先生に報告して、それをリライトし、また作り直すという作業を何度も行なってきました。
しかし、それでも私たちの爪が甘い部分があったがために合宿の活動報告会では多くの質問や意見をいただきました。対象・方法を限定し、対象のデータを収集、分類し分類同士の関係性から法則性を見つけ出す、ということを意識する事が重要だということを三戸先生がお話しになり、私たちはこの点での意識が甘かったと感じました。
今回の活動報告会での反省を生かし、報告書をリライトし、更に良いものにしていきたいと思います。


【M&N17.3.10】


[602] 題名:長崎県立大学三戸ゼミ2期生歓迎会 名前:後藤 孝宏 (長崎県立大学1期生) 投稿日:2017年03月01日 (水) 19時53分

長崎県立大学三戸ゼミの記念すべき2期生を歓迎する会活動報告です。

平成28年度新ゼミ生歓迎会 要項

目的:1年生に三戸ゼミのメンバー、雰囲気を知ってもらおう

内容:
19:00開始
1.三戸先生による、最初の挨拶

2.食事を通して親睦を深める

3.自己紹介

4.最も印象に残った自己紹介決定戦

5.三戸先生による今年の抱負

6.一本締め

************************************

印象に残った自己紹介1位
第2期生 清武 勇人

*******************************

【感想】

平成29年2月27日、三戸ゼミの2期生と1期生が一つの部屋に集まり、顔合わせを行いました(欠席者3名)。
私は幹事だったのですが、初めての歓迎会、初めての1年生、そして初めての幹事と、初めて尽くしでどうしたらいいのかわからず、また入念な打ち合わせや準備も出来ない状態で新入生歓迎会は始まりました。

グダグタなものになってしまうかもしれない、という一抹の不安を覚えながらも歓迎会スタート。さあどうなるか、1期生と2期生の親睦は深まるのか。

自己紹介は特にルールなどを決めず、「自分の印象を与える」「覚えられる、関心を持たれる」ということにのみ重点をおいたものとしました。
制限時間や決まったテーマはなし。

まず2期生が先輩として、後輩にお手本を見せるべく自己紹介。
名前、漢字の覚え方、趣味、服を買う店や今日のコーディネート。何もテーマがないからこそ、「なんでもあり」という自己紹介。
まだゼミが始まって半年ほどですが、1期生は基本通り、忠実な自己紹介を行いました。

さて2期生の自己紹介。
緊張もあり、またなんの教えも受けてない状態のため、どうしても声が小さくなってしまったり、途中で止まってしまったりしており、時折三戸先生による指導も入りながらの自己紹介でした。
そんな中トリを飾った2期生の清武くんはなんと持ち前の一発ギャグ(これがなかなか面白い)を決め笑いありの自己紹介。とても印象的な自己紹介で、最後の投票ではほとんど満場一致といってもいい堂々の1位。

1期生のみんな、負けてられないですね

そんなこんなで2期生の賑やかな面子のおかげか、三戸先生のユーモアのおかげか、頼りない幹事のもとではありましたが、新入生歓迎会はなかなかいい雰囲気で行われました。

ただ反省点とするならば、序盤に進行を急ぎすぎてしまったことと、もう少し歓迎会らしいゲームや話を用意しておくべきでした。


[601] 題名:平成28年度 第一回長崎県立大学三戸ゼミスピーチ大会「自己紹介」 活動報告 名前:平山龍太郎(長崎県立大学1期) 投稿日:2017年02月05日 (日) 00時21分

第一回長崎県立大学三戸ゼミスピーチ大会「自己紹介」 活動報告


現在、佐世保の地にて先生からご教授賜っております!
当掲示板にてゼミの活動報告をさせていただくことになりました。
何かと至らぬ点もあることと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします!


平成29年1月16日(月)に開催された
第一回スピーチ大会「自己紹介」の活動報告です。

**********************************************************************************

第一回スピーチ大会 要綱

テーマ
 「自己紹介」

ルール
 ・制限時間は4分 誤差は1分前後に抑えなければならない。
         時間係は3分30秒になったら合図をする。

 ・各項目に点数をつけランキングを作る。
  ただし制限時間をオーバーするとランキングから除外される。

評価項目
 A.話術 (50点満点)          B.内容 (50点満点)
  1.声の大きさ (10点)         1.その人のことが良く分かったか (20点)
  2.抑揚 (10点)            2.関心を持てたか (10点)
  3.話す速度 (10点)          3.好感を持てたか (10点)
  4.メリハリ (10点)          4.その他プラスしたい点 (10点)
  5.その他プラスしたい点 (10点)
  
 ※テーマが自己紹介なので「その人のことが良く分かったか」の項目に
  重きを置きました。「その他プラスしたい点」は自由記述欄となっています。

 なお、発表の順番に関しては心構えに差が出ないよう直前にくじ引きで決定しました。
 三戸先生含む評価者7名700点満点での結果となります。


* * * * * * 結果発表 * * * * * *


 1位 後藤 孝宏  (560点)

 
 
 2位 岩岡 李咲  (544点)

 
 3位 吉岡 裕輝  (539点)

 4位 大村 花穂  (525点)

 5位 堀 卓也   (516点)

 6位 平山 龍太郎 (433点 ※6名による評価)



第一回スピーチ大会優勝は後藤孝宏君です!おめでとうございます!

***********************************************************************************

〈感想〉
初めてのスピーチ大会、そして自由度の高い「自己紹介」というテーマもあり、
皆さんが苦戦されていることが強く伝わってきました。

「自己紹介未経験者」なんて人はいないものの、それをスピーチとして纏めて話す
ということは全員が初めての経験で、自己紹介で最も重視すべきである「名前を覚えてもらう」ことを
軽視し、取りあえず4分に達するために出身地や趣味などの情報をどんどん後乗せし纏まりがなくなっていく
「雪だるま式自己紹介」になってしまった人も多いのではないでしょうか。私は特大の雪だるまを作ってしまいました。
今回点数の高かった人たちは「名前を覚えてもらう」ことに重きを置き、より印象に残るスピーチが
出来た人たちなのだと感じます。

今回は日程が急であったということもありますが、スピーチを行う際は練りに練った原稿を
熟読し何度も発表の練習を行った上でようやく人にものを伝えることが出来るのだという
ことを実感いたしました。

もうしばらくすれば他ゼミとの合同合宿でスピーチ大会が行われます。
その時は、この第一回の反省点を活かし、より人に伝えられるスピーチが出来るよう気を付けましょう。
もうすぐできる後輩たちの見本になれるよう精進してまいります!

◯木田(横浜国大三戸ゼミ25期)です。

平山さん、長崎県大三戸ゼミナールの皆様、はじめまして。

横浜国大三戸ゼミOBの木田です。

ご報告、有り難うございます。

県大三戸ゼミにもスピーチ大会の伝統が受け継がれていること、嬉しく思います。
僕はスピーチ大会が苦手で、その日が近づく度に頭を抱えていたのですが、
スピーチ大会のお陰で苦手意識はだいぶ減ったと思います..
(残念ながらまだまったくもって上手とは言えませんが...)

実は三戸ゼミには、「スピーチ大会」掲示板なるものが有ります。
スピーチ大会掲示板
先輩方の原稿もこちらに載っています。
やはり学びには「復習」が大事ですので、もしよければ原稿をこちらにアップロードしてみませんか。
(他のOBも県大三戸ゼミの皆様がどんなスピーチをされたのか、気になっていると思うので...!)

今回の反省や修正した原稿もアップすれば次回はきっとさらにうまく喋れるようになるでしょう。

また、掲示板の利用方法について、
報告する時には「削除パスワード」を追加するようお願いします。
削除パスワードは、削除だけでなく修正や他の人がコメントを追加する際に必要になります。
投稿の際に、「削除パスワード」欄に半角で適当な言葉・数字を入力すればパスワードが設定できます。

また、修正や他の人がコメントする際は、このページの一番下にある
「Number」ボックスにロット番号を、「Pass」にパスワードを入力すれば編集できます。

※この投稿のパスはこちらで追加しました。


○笹井純也(26期 2/13 0:57)
平山龍太郎さんはじめ、
長崎県立大学三戸ゼミナール1期生の皆さま、はじめまして!
ご報告ありがとうございます。
特に、平山さんは県大三戸ゼミ生として初の場立て、さぞ緊張したことと思います。

さて私、横浜国立大学三戸ゼミナール26期生で大学卒業一年目の、
笹井純也(ささい・じゅんや)と申します。
スピーチ大会。
自分が何に良いと感じているのかはうまく言葉にできず、
また、私もスピーチ大会には悔しい思い出ばかりですが、良いなぁ、と思います。

そんな訳で、僕もスピーチ原稿を考えてみました。


 名は体を表す、と言います。
 私の名前は笹井純也(ささい・じゅんや)。
 松竹梅の「竹冠」に世界の「世」、
 そして横棒二本・縦棒二本の「井」です。
 つまり、「笹井」を漢字で書くと…、ご覧ください。
 「四角」が多い。

 よって性格も「四角四面」……、と続けるつもりでした。
 が、しかし。

 先週のことです。
 横国三戸ゼミ同期の佐藤くんと話す機会がありまして、
 彼もまたエピソードが絶えないやつなのですが、曰く、
  「ゼミの2年間で、笹井は本当に変わった。
   真面目さは変わらないけど、冗談を言うようになった」とのこと。
 かつての私は冗談ひとつ言わなかったのか、その真偽はさておき、
 小さな変化を発見し、伝えてくれるのは彼の良いところ。
 見習いものです。

 でも同時に、私は悩みました。
 これから僕は、どう自己紹介をしたら良いのだろう…、と。

 ……そうだ、こうしよう…!

 名は体を表す。
 人の「些細」な変化を見逃さない、そんな男を目指しています。
 私の名前は「ささい」です。

 さあ、これから共に学び、
 自分を変えていこうではありませんか。
 長崎県大三戸ゼミナールの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 (※タイトル:「名は体(たい)を表したい」)


やはり難しいですね。
さて、
実は、活動報告掲示板とは別に、
「三戸ゼミナール掲示板」なるもの有ります。
このうち「活動報告掲示板に(No.5242,投稿者:日々野さん(15期))」は、
この報告に関する書き込みです。僕もコメントしております。
他の書き込みもきっと、面白かったり、心に残ったり、役に立ったりすると思いますので、
読んでみてはいかがでしょうか。

(追記 笹井純也 2/14 0;22)
読み直したところ、
この自己紹介に大きな誤りを見つけたため、
該当部分を忍者文字にいたします。
再度追記します。



◯岩切 尚弥(横浜国大三戸ゼミ4期生)

長崎県立大学三戸ゼミナールの皆さん、はじめまして。
三戸ゼミ4期生の岩切と申します。
実は私は生まれも育ちも長崎で、いまも実家は時津町にあります。

さて、スピーチ大会ですが、三戸ゼミでは私が大学3年生の頃に始まりました。私自身もスピーチ大会で研鑽を積んだ一人ですので、皆さんがスピーチ大会を通して学ぶことを嬉しく思います。

スピーチ大会の採点結果が個々人に戻ってきていると思います。

よく比較してみて欲しいのは、三戸先生の点数と、ゼミ生の点数の比較です。

何故、三戸先生はこのような点数にされているのか?
どのようなコメントをしてくださっているのか?

ここをよくよく比較して、学んで欲しいのです。

と申しますのも、スピーチは話をすることで磨かれますが、それ以外にも他者のスピーチの採点をすることでも学べます。

他者のスピーチを採点することで、
・何が良かったのか
・何をどのように改善すればいいのか
(自分ならどういう表現や話し方、工夫をするのか)
をよく考えてみてください。

スピーチ大会で話せるのは原則1回ですが、採点は自分以外の人数分できます。
そこから学ばない手はないのです。

私はかつてはスピーチは苦手でした。
ですが、採点を通じて実力を養えたと思っております。三戸ゼミには「スピーチ大魔王」という称号があります。年間のスピーチ大会で最優秀スピーカーを2年連続とった者だけが名乗ることが出来るのです。
私がそうなれたのは、ひとえに採点の点数をよく考えること、他者のスピーチの採点のコメントをたくさん書くこと、三戸先生がどういうところを評価しているかを見ること、ひとえにそれで培ったと確信しております。

採点はとても難しいものです。

ですので、三戸先生の採点と比較することから始めてみては如何でしょうか。そこから気づきが見つかるのではないかと思う次第です。

社会に出ると、立派なスピーチが出来ることは稀有であり、それは自らをとても助けてくれます。

是非頑張ってください。




○平山 龍太郎(長県大三戸ゼミ一期生)

先輩方、早速のご返答ありがとうございます!

今現在私たちは春休みを過ごしていますが、三月になると他ゼミ合同での合宿がありそこで討論会などが行われます。

まだまだ何もかも未熟な私たちですが、先輩方の培ってきたものを少しでも引き継いで「業」として紡いでいけたらと思っております。

こういったことはとにかく経験がものを言うと感じたので、何事にでも前向きに挑戦し、経験を積んでいきたいと思います!

【H2901】


[600] 題名:平成27年度三戸ゼミ・三井ゼミ合同ゼミ活動報告〜どのような社会に生きていきたいのか?問を持って生きること〜 名前:渡邊諒太(26期) 投稿日:2016年03月06日 (日) 14時59分

報告が遅くなり申し訳ありません・・・!
二月末、三井ゼミナールとの合同ゼミを行いました!
各ゼミの報告会、先生の講義、そして懇親会について報告致します。

≪目次≫
T.基本情報
U.三井ゼミ論文「真の豊かな社会とは」の議論
V.三戸ゼミ論文「資本主義の未来」の議論
W.三戸先生の講義
X.懇親会
Y.感想


T.基本情報


○勉強会
【日時】2015年2月29日(月) 9時30分〜18時00分
【場所】日本大学経済学部7号館9階7092・7093教室(最寄駅:JR水道橋駅)
【出席情報】(敬称略) 
・三井ゼミナール関係者 計23名
先生:三井先生、竹内先生、高橋先生、渡辺先生
ゼミ生(討論会メンバー):河津(10期)、境田(11期)、豊澤(以下12期)、永井、山崎、山根
ゼミ生(討論会メンバー以外):13名(11期 4名、12期 9名)

・三戸ゼミナール 計9名
先生:三戸先生
院生:中村、木田
ゼミ生:石嶺(24期)、藤田(25期)、笹井(以下26期)、佐藤、高橋、渡邊

○懇親会
【日時】2015年2月29日(月) 18時30分〜21時30分
【場所】「七輪バル ひとつなぎ輪」神保町本店(最寄駅:都営地下鉄神保町駅)
【出席情報】  割愛  計18名


【時間割】
○勉強会 9:30-18:00
<開会> 9:50-10:25
9:50-9:55   両ゼミ長からの挨拶(三井ゼミ ゼミ長境田君→三戸ゼミ ゼミ幹事渡邊君)
9:55-10:10   自己紹介(三井ゼミ生→三戸ゼミ生→三戸ゼミ院生)
10:10-10:25 先生からの話(高橋先生→三井先生→三戸先生)  
<報告会―三井ゼミナール―> 10:30-11:55
10:30-10:40 発表
10:40-11:55 回答、質疑応答
<報告会―三戸ゼミナール―> 12:00-13:30
12:00-12:10 発表
12:10-13:30 回答、質疑応答、先生からの質問
<昼休憩・昼食> 13:30-14:00
<両ゼミ 発表> 14:00-14:30
14:00-14;30 発表、質疑応答
<三戸先生の講義> 14:35-17:55

(予定)
○勉強会
<開会>
 9:30-9:35  両ゼミ長からの挨拶
 9:35-9:55  両先生からのお話
 9:55-10:15  自己紹介
<報告会―三井ゼミナール―>
 10:15-10:30 三井ゼミナール論文発表
 10:30-10:45 質問票への回答
 10:45-11:45 質疑応答
<昼休憩・昼食>
 11:45-12:30 昼休憩・昼食
<報告会―三戸ゼミナール―>
 12:30-12:45 三戸ゼミナール論文発表
 12:45-13:00 質問票への回答
 13:00-14:00 質疑応答
 14:00-14:30 先生方からのご講評
小休憩(10分)
<三戸先生の講義>
 14:40-16:10 三戸先生の講義
 16:10-17:05 質疑応答
<閉会>
 17:05-17:25 参加者感想
 17:25-17:55 先生方からのご講評

○懇親会 18:30-21:30
 18:50  乾杯
 19:00- 参加者感想
 20:15- ゼミ生による出し物
 21:00- 先生方の講評
21:30 閉会


U.三井ゼミ論文「真の豊かな社会とは」


1.ゼミ生間の議論
(1)結論と論理展開
結論:真の豊かな社会の為に、NPOへの参加によって脱経済至上主義を目指すべきである。
論理展開:
ドラッカーは企業がコミュニティとなり、個人に「位置づけ」と「役割」を与える社会、
すなわち産業社会を真の豊かな社会と捉えた。
しかし、企業は経済至上主義から脱することが出来ず、利益の追求に走ってしまった。
多元的組織社会である現代においては、NPOが個人に「位置づけ」と「役割」を与える。
故に、真の豊かな社会を実現するために、NPOの活動へ積極的に参画していく必要がある。

(2)挙がった論点
@「位置づけ」と「役割」とは何か?

A「経済至上主義」とはなにか?

2.先生のお話
「真の豊かな社会」とは結局どのような社会だと考えているのか。

V.三戸ゼミ論文「資本主義の未来」


1.ゼミ生間の議論
(1)結論と論理展開
結論:外的な限界に直面していることを認識し、ポスト資本主義へ移行すべき。
論理展開:
人類史を「拡大・成長」期と「定常(安定)」期のサイクルであると捉える。
現在は第三の「拡大・成長」から「定常」への移行期である。
広井は「拡大・成長」期は外的な限界に直面することによって「定常」期へ移行すると述べる。
しかし、広井が述べている様に「外的な限界」によって「定常」期に移行するのではない。
「外的な限界」を「認識」することで、定常における知が生まれ、「定常」期へと移るのである。

(2)挙がった論点
@人類が「拡大・成長」してきた理由は何か。
その理由として、
第一・第二のサイクルでは「拡大・成長」の志向性をもたない「生存欲求」、
第三のサイクルでは志向性を持った「個人の欲求」が挙げられた。
しかし結果的にどちらも「拡大・成長」しているのならば、
どちらも「拡大・成長」を志向していたと言えるのではないか。
「拡大・成長」への「意図性」と読み替えたとして、そのように分けると見えてくるものは何か。

A広井とドラッカーの共通性と差異性は何か。
広井もドラッカーも共にコミュニティの重要性を述べている。
広井は、個人を繋ぎなおす先として、
ドラッカーは、個人が「位置づけ」と「役割」を得る場として、
それぞれ重要視している。
両者の共通性と差異性を考えてみてはどうか。

2.先生のお話
「ポスト資本主義社会」は自分たちにとって幸せな社会になりえるか。
ならないとしたら幸せな社会はどのようなもので、どのようにして実現されるのか。

W.三戸先生の講義


三戸先生がなぜ経営学者になったのか、
大学時代の経験と問題意識を基に、ドラッカーとバーナードに触れ、
そのうち、ドラッカーの限界についての講義をして頂きました。

ドラッカーの限界と何か:
ドラッカーの社会分析が鋭いモノであった一方で、
@市場(交換の原理)を所与としたこと…
A自由を所与としたこと…
B不完全な個人の欲求を(無限定に)満たすことを肯定した(顧客の創造)こと
この三つによって現在は決して幸福な世界にはなっていない。

X.懇親会


今回の懇親会は、三井ゼミOBの近藤さんがオーナーを務める
「七輪バル ひとつなぎ輪 神保町本店」にて行いました!
(一昨年、昨年と利用した「和民」はなくなっていました・・・)
三井ゼミの鈴木君が進行を進めてくれる中、
三井先生による乾杯の音頭から、その後参加者の感想を述べていきました。

懇親会も盛り上がってきたころ、各ゼミを紹介する出し物を行いました。

三井ゼミは、ゼミ生による漫才。
ドラッカーをテーマに扱ったネタでしたが、
ドラッカーの出身地を間違える珍事(ボケではなかった!)が発生。
三井先生のツッコミを交えての三人漫才となりました。

一方三戸ゼミは「ミトブリア宮殿」を放送。
幹事の渡邊を中心としたゼミ論文の執筆風景を描き、
三井ゼミ生からも共感を得る内容でした。
ただ、音声がうまく流れず、
BGMや会話の内容を聞き取りづらかったのは残念でした。

Y.感想


○渡邊諒太(26期, 3/6, 18:30)

今回の合同ゼミにおいて、目標を二つ挙げました。
1.まずは発言を積極的に行うこと
2.その上で議論の流れを意識し、熟慮した発言を行う。

この二つの目標のうち、1についてはある程度達成できたと思う一方、
2については、受け答えや質問に手一杯であったように思いました。
懇親会の場では、2が果たせなかったのは何故かを十分に考えられなかったので、
この場で少し、考えたことをかいてみたいと思います。

議論の流れを熟慮した発言、という目標を挙げた際、
以下の様な問題があったのではないかと思っています。

■挙げた目標は明確なものだったのか。
積極的に発言するという目標はある程度イメージを持てるものでした。
一方で議論の流れを熟慮した発言、とはどのようなものなのか、
これが自分の中で固まっていなかったのではないかと思います。
議論の流れを意識しなければ全体的に混乱が起こるのは確かですが、
目標に対して明確なイメージがなければ、達成は非常に難しいと思います。
そのため、反省の一点は「明確性」ではないかと思います。

■そもそも、一日で出来ることなのか。
今回、合同ゼミは一日で行われ、なおかつ報告と質疑応答は14時までという制約がありました。
その上で、最終的に目標が果たせるのか、という問題がありました。
今回の目標は何度か議論を重ねる内に出来るようになるものであり、
普段から意識すべきことではあるにせよ、合同ゼミの場で掲げる目標として、
不適であったことは否めないのではないかと思っています。
反省のもう一点は「実現可能性」ではないかと思います。

■少しでも出来るようになるには、どのような準備が必要だったのか。
その上で、なるべく出来る様になるために、何をする必要があったのか。
これは、レジュメをしっかりと読み込むことではないかと思います。
相手のレジュメは「質問する」という観点からしか読んでおらず、
論旨を「理解する」という点に立って読んでいなかったように思います。
自分達のレジュメも同様、作成した後で「回答する」という点でのみ、
読み返し、回答状を作成していたのではないでしょうか。
(自分たちの議論は何か、明確に持っていれば、最後の三井先生の質問に対して、
少なくとも沈黙で応えることは無かったのではないでしょうか…。)

目標設定の適切さ(「明確性」「実現可能性」)と、達成するために必要なことを意識する。
自分が立てた目標に対して、まずはどのようなものであったかを考えました。


○高橋篤史(26期 3/6 22:15)

・反省点
今回の合同ゼミの課題は、
何と言っても三井先生の
「君たちはポスト資本主義社会をどのような社会だと思っているのか?」
という質問に対して答えることができなかった点に尽きます。

それほどまでに「自分たちの勉強が何だったのか、どのようなものだったのか」
という問いを立てずに、ただ場当たり的にその都度直面した問題に取り組むことに
終始してきた結果かもしれません。
またそのために、相手に対する質問も
自分たちとの共通目標(「次の社会と生き方を見出す」)
に立った質問になっていなかったのではないかと後悔しています。
質問・解答から派生した質問に答えることができず、
発言回数も少なくなってしまったことも、それが一因でしょう。

立ち止まり「全体としてどのようなものか」「自分たちのやっていることは何か」
を考える時間を儲けていこうと思います。

・できた点
私は全体の司会・進行をしましたが、僭越ながら不可はなかったと自己評価しています。
それは、夏合宿などの経験などから、
「多少後ろめたくても、全体のために堂々と言い切る」
ことを目標に掲げ、ある程度達成できたためだと思います。
これが先生のおっしゃる「高をくくる」ということなのかと
今さらながら、その一端が分かりました。

よりプレッシャーの押しかかる場での司会・進行を任せられたときは
このことを意識していきます。

・全体として
準備のために集まった時間や休憩時間での何気ない会話。
「ミトブリア宮殿」の企画を話し合った時間と撮影。
自分達の論文の弱点を突いた質問を出してくる好敵手。
有難い講義・話をしてくださった先生方。
深夜遅い時間にもかかわらず、取り合ってくれた先生や三井ゼミの方々。
時間、場所、人に恵まれた良い合同ゼミだったと思います。
私の学生生活の最後を飾るものとして納得のいくものになりました。

皆様、本当にありがとうございました。


○藤田航平(25期 3/6 22:45)
今回の合同ゼミで一番学んだこと。
それは「自分の事として捉える」という姿勢です。

我々が「拡大・成長の志向」について議論していた際、
先生方から「その志向の主体は誰なのか」という質問が出ました。
主体を抜きにして議論を進めてしまったのは、
自分たちが書いた論文を、自分自身の生き方に関わる問題として捉えていなかったからだと思います。

また、三井先生からの
「では結局どのような社会が幸せだと思っているのか」という質問に対して沈黙が続いたことは、
今回の合同ゼミでの忘れられない・忘れてはならない場面です。

三戸ゼミ生は
論文に書いたこと、質問状に書いてあったこと、回答状に書いたことだけで議論を進めようとしていたのに対し
三井ゼミの皆さんは
論文では書いていないこと、考えていなかったことにも、
「分かりたい!」「考えたい!」という姿勢で積極的に答えようとしていたのが印象的でした。

この姿勢については、三井ゼミに「負けた」と言わざるを得ない...!(悔しい!)
(懇親会で挽回したかったが..音量が...!)

学びを「自分の事として捉える」ことは、「自ら問いを立てる」ことと同じであり、
三戸先生が仰った「知る」と「分かる」の違いにもつながることだと思います。

これは、これまでなんどもなんども三戸先生から教えて頂いていたことであり、
言葉では知った気になっていましたが、
今回の合同ゼミで(3回目にしてやっと)実感を持って、分かった、ような気がします。

この合同ゼミで得られたことを、これからの学びの姿勢に生かしていきたいと思います。
先生方、三井ゼミの皆さん、準備・運営を行ってくださった皆さん、有難うございました。


〇笹井純也(26期 3/9 7:55)
皆様、合同ゼミではどうもありがとうございました。
私が掲げた目標は、「相手を理解するように意識する」でした。
しかし、思っていた以上に「理解」とは難しく、理解は難しいということを感じました。

三井ゼミと議論をして気付いたのですが、
私は相手の意見を理解する事よりも前として、広井の論や論文の理解が浅かったのです。
相手を納得させられるほどの理解はもちろん、
「この本に書いてある事はこういうことだ」と話すまでの理解にも達していませんでした。
だからこそ、広井の論の理解に関わる質問にとっさに答えられなかったり、
質疑の前の発表ではダラダラと話してしまったり、してしまったのだと思います。

理解とは難しいことでした。
『ポスト資本主義』は夏休みから半年間読んだ本であり、ゼミにて議論し合っていたにも関わらず、
そして、分厚い学術書ではなく260ページの新書にも関わらず、私はしっかりと理解できていない。
改めて、理解とは難しい。そう感じました。

討論会から10日程経つ中で、理解が難しいのは当たり前かもしれない、と考え始めています。
  ・人はそう簡単に自分の考えを相手に伝え、相手は理解できるものなのか。
  ・本の文章一行一行に対して「分かった」と言えることは、どれほど難しいことなのか。
こう考えてみると、今回私が掲げた目標は高すぎるものであり、
また、卒業前に「理解は難しい」ということに気付けて良かったと思っています。
難しいものは難しいものとして、着実に向き合っていきたいです。


また、これは討論会当日ではなく、準備でのエピソードですが、
三井ゼミのレジメは去年より今年、一回目の交換より二回目の交換で、分かりやすくなっていました。
例えば、太字下線が付くようになっていたり タイトルが変更されていたり、という風にです。
これに驚きました。

では、なぜ私はそこに驚きを感じたのでしょうか。
それは、私が前提と考えていた部分に対する変化だったから、だと思います。
自分はそもそも変わることがあるとも考えもしなかった部分に対して、
三井ゼミの方々は気付き、変わっていく。
だからこそ驚き、自分との学びの姿勢の違いを感じたのだと思っています。
三井ゼミから感じた「あぁ、すごいな」という感覚を、今度は他の誰かに与えられるよう、意識していきたいです。


〇石嶺佑騎(24期 3/9 8:39)
渡邊、場立てありがとう!

今回の討論会における一番の学びは藤田君と同じく
「自分の事として捉える」ことでした。

私たちは何度も「それを自分の事として考えているのか・この本から何を学び、これから
の自身の行動に繋げるのか」と問われ続けていたと思います。
しかし私は一向にそれができずにいたし、正直半ば諦めそうになってもいました。
なんとも実感が湧かず、また同時に社会と自分の繋がりをあまり感じていなかった。
三戸先生だからこそ考えれらるのかもしれない、と思った時もありました。

しかし三井ゼミとの討論会において、三井ゼミは私たちよりずっと自分のこととして
考えられていました。
永井さんから「私はNPOに参加していきたいと思いました。」というような発言が聞けた
時は心底驚きました。自分より同年代どころか4つ下の学生が考えられている。
とても衝撃的で、その姿勢が羨ましく思えました。そしてこの姿勢は自分でも身に付け
られるかもしれないという希望を持つことができました。

またその後の先生の講義で、学ぶことはそれを自分のものにすること。
自分がその通りだと思ったならば、そのように生きてゆかねば学んだことにはならない。
そのように聞いた時、先生はまさにそれを体現しているのだと気付きました。
自分を変えた一冊、自分を変えた言葉、教え。それがあることが、自分が
そこから学んだ証になるのだと思いました。
「この本を読んで、こうだと思いました。」から「この本を読んで、こうだと思ったから、
これからはこうしていくようにする」に変えていくことが、私のこれからの課題です。

最後の討論会で、ずっと教えて頂いて尚それを得られなかった姿勢について手がかりを
得られたこと、またそれについて希望を持てたことは、本当に良かったと思います。

これからその姿勢を少しずつ得て、次は聞かれても沈黙してしまわないようになろう
と思います。合同ゼミに参加することができて、本当に良かったです。
皆様、有難うございました。


【削除キー :H27-godozemi】


[599] 題名:平成27年度第31回三戸ゼミナール活動報告 〜我々は分岐点にいる。これからどう生きていくのか。〜 名前:高橋篤史(26期) 投稿日:2016年02月06日 (土) 13時39分

テスト期間中にも関わらず特別に行った今回のゼミ。
春休みに入る前にゼミ論文の構成を検討・確定するために集まりました!

≪目次≫
T.基本情報
U.『ポスト資本主義』概要の議論
V.節分企画
W.本の交換会
X.面白い話
Y.先生のお話
Z.今後の日程



T.基本情報


【日時】2015年2月2日(火) 16時40分〜25時45分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
24期:石嶺
25期:藤田
26期:笹井、佐藤、高橋、渡邊
院生:中村、木田
【時間割】
14:55-15:05 面白い話
15:05-24:10 ポスト資本主義議論
 15:05-17:30ポスト資本主義”広井概要・問題点・考察”
 17:30-19:30ポスト資本主義”広井結論の確認”
 19:30-21:00 ポスト資本主義”水野との関係性確認”
 21:00-23:00 ポスト資本主義”ゼミ結論の確認”
 23:00-24:10 ポスト資本主義”ゼミ論文の構成確認”
24:15-25:00 節分企画
25:00-25:45 先生の話

(予定)
14:40-14:45 面白い話
14:45-21:00ポスト資本主義・報告作成
 14:45-16:45 広井資本主義論 概要・問題点・考察・結論 検討
 16:45-18:30 水野と広井の関係性 検討
 18:30-20:15 ゼミ全体の結論 検討
 20:15-21:00 目次・内容検討
21:05-22:05 節分企画
22:10- 刮目



U.『ポスト資本主義』概要の議論


前回に引き続き、『ポスト資本主義』の議論を行ないました。
納得のいく論文にすべく、今回も白熱した議論となりました。
広井の概要と結論を確認したあと、広井の水野の関係性を確認し、
ゼミ論文全体の結論と構成を考えていきました!

1.ゼミ生間の議論
(1)広井の結論と論理展開
@結論
次はポスト資本主義、かつ定常社会になる。
また、その様になるべきである。

A結論に至るまでの論理展開
人類史は「拡大・成長」と「定常」のサイクルである。
外的限界と内的限界によって、現代は定常期へと移行しつつある。(人類史のサイクル論)

資本主義と近代科学は、パラレルに発展してきており、
現在、科学のありようが変化しているため、
資本主義もまた、ポスト資本主義へと変化する。(科学論)

資本主義と近代科学は、共同体や自然から個人を切りはなす動きをしてきた。
しかし、これらは切りはなすことが出来ないものであり、
個人を共同体、自然と一体化させようとするポスト資本主義になるべきである。(規範論)


(2)論理展開に対する疑問
結論を確認した後、その論理展開に納得できるか否か
判断を下すために、問題点を挙げていきました。

サイクル論、科学論に対しては多くの疑問が挙がりましたが、
規範論に対しては特に疑問点は挙がりませんでした。


(3)目次
ゼミ生の議論や先生の意見を参考にしたところ
暫定の目次は以下のようなりました。
  序
  T.『ポスト資本主義』概要
    (項目の立て方は要検討)
  U.サイクル論の検討
   1.問題点
   2.考察
  V.科学論の検討
   1.問題点
   2.考察
  W.『ポスト資本主義』結論への検討
   1.『ポスト資本主義』結論
   2.まとめ
   (項目の立て方は要検討)
  結
  補 水野資本主義論との比較



2.先生のお話
広井の結論と論理展開に対して
結論と論理がつながっていない。
@外的限界と内的限界の説明をもっと具体的に加えるべき。
A資本主義と科学の関係性が不明確である。
(まるで科学が変化したから資本主義が変わる、と見えてしまう。)
B規範論と現状分析の関係を示すべきだ。
(別の言い方からすると、広井がなぜ規範論を言うのか、ということだ。
 広井はポスト資本主義になると考えているが、
 多くの人々はスーパー資本主義を目指しているからだろう。)



V.節分企画


レギュラーで行われる最後のゼミに何か面白い企画をしたいという気持ちと
節分が近いということもあり、三戸ゼミ節分企画を行いました!!

デパート、スーパーマーケット、そして佐藤君手作りの恵方巻きを巡り、
石嶺さん出題の「ゼミクイズ」で熱戦が繰り広げられました。
佐藤くんは笹井君と美味しい恵方巻きを購入し、のりたまで作った自家製恵方巻きを、
石嶺さんは最後のクイズということで全員全問正解の狙えるクイズを、
笹井君はが「なぜなに節分」という節分や豆まき・恵方巻きの起源などをまとめた
資料をそれぞれ作ってくれとこともあり、非常に盛り上がりました。



W.本の交換会


今回、本の交換会「世界」を予定していましたが。
前回同様に議論が白熱し、時間の都合上行うことが残念ながらできませんでした。

代案としてゼミ活動報告掲示板上ではなくゼミナール掲示板上で
OB・OGも巻き込んで行うことを検討しています。
その際、ハードルの高い「世界」というテーマから
より身近で参加しやすいテーマに変更することを視野に入れています。

また最後のテーマとして皆から「是非ともやりたい!」と声の上がっていた
テーマ「三戸ゼミで紹介された本」も同じくゼミナール掲示板上で
OB・OGを書き込んだ形での開催を予定しています。

OB・OGも参入する本の交換会、どのような知の世界が展開されるのか楽しみです!!



X.面白い話


今回は最後の「面白い話」として、心のビッグバンチームから佐藤と高橋が二人で、
「今こそ聴く三戸ゼミ生の秘密」をテーマに聴取者参加型の話をしました!

皆が気になっていただろうけど気になっていた部分、
のどに刺さった魚の骨をこの機会に聞いてみました。
石嶺さんには蔵書について、、藤田さんには体重について、
笹井くんには怒った経験について、佐藤くんにはお肌ケアについて、
高橋には口癖についてをあれこれ聴きました。

節々に二人の準備不足が垣間見え、正直言って終始ぐだぐだでしたが、
室内は不思議な雰囲気に包まれ、結果的に面白かったのかな?という話になりました。


【「面白い話」としての分析】
ネタ:今こそ聴く三戸ゼミ生の特徴
話し方:物々しい緊張感のある雰囲気
ずれ:緊張感のある話し方と、どうでもいいけど気になる質問。
オチ:特になし

オチがないのはひどい・・・
また、内容の特性上アドリブがメインの話となるため、
面白くするための工夫をする準備時間が取れなかったのが
ぐだぐだした話になってしまった原因の様に思われます。



Y.先生のお話


1.電子化とはなにか〜物事を機能性のみならず、その意味からも考えよう〜
電子化とは何だろうか。
電子書籍の利点・欠点から考えてみよう。

まず利点から考える。
携帯性に優れていることが挙げられよう。
通勤・通学時では厚く重い書籍よりもスマホやタブレットで読んだほうが快適だろう。
また家の近くに大きな書店がない人々(例えば田舎に住む人々)にとって、
電子書籍は様々な本を読むことのできる有効な手段となるだろう。
(ただしamazonなどのネット通販も同じ役割を果たすことができる。)
もう一つの電子書籍の利点として「絶版のため入手できない本を読むことできる」点が挙げられる。
三戸公やかんべむさしの著作は良い本にも関わらず、絶版本は多い。
しかし電子化されれば半永久的に保存されるため、
絶版のため入手できない事がなくなるだろう。この影響は大きい。

それに対して電子書籍の欠点は、情操が失われることにある。
例えば、教科書が電子化されるとどうなるか。
入学当初に教科書が手渡されたときの「自分は小学生になったのだ」という自覚は、薄くなるだろう。
また、学校卒業後に押し入れから出てきたときの懐かしさはなくなる。

ここまで電子化の利点・欠点を考えてきたが、電子化とは何だろうか。
電子化とは、時間と空間を超越することであると言える。
時間を超越するため絶版本はなくなり、
空間を超越するため書店が近くにない人々への手段になる。
時間と空間を超越した結果、情操が失われるのである。

そう考えた時、子どもに与えるのは、高校生からで充分ではないか。
小学生、中学生の間は情操をはぐくむために時間を使い、
高校生から電子書籍やスマホを与えていく。
それでも十分遅くはないはずだ。
電子化により得られるものと失われるものを十分に考えておく必要があるだろう。

時間と空間を超越した影響として、もう一つ。
これまでは時間や空間を商品として購入していたが、
電子化の時代では権利を購入することになる。
例えば、求人情報の掲載について。
チラシという紙媒体のスペース(空間)に期限(時間)付きで対価を支払っていたが、
電子化の時代になってからは無限な電子空間に(それ故に)時間無制限で載せることができる権利
に対して支払っているのである。


2.「地域・地方」概念の違いと「創生」〜卒論に対するコメント、助言〜
「地方」と「地域」は似ている概念ではあるが微妙に異なっている。
(もう一つ似た意味を持つ概念に「地元」がある。論文はこれら3つが混同していた。)
それぞれの対義語を考えると、「地方⇔中央」、「地域⇔全国」となる。
(類義語はそれぞれの対義語を考えてみると
微妙な差異が分かりやすくなり理解が深まる。)

現在、「地方と中央」の差はほとんどなくなってきている。
電気、水道やガス等ライフラインは全国に普及している。
全国各地が高速道路や新幹線などの高速交通網によってつながっており、
コンビニやTSUTAYA、UNIQLOといっチェーン店、更にはインターネット(通販)によって
同じ商品を購入でき、同じサービスを受けられる。

一方、今だに「地域と全国」は、文化的な側面の差が残っている。
地方では独自の伝統的な祭事が続けられており、
中央では美術や音楽、演劇など様々な芸術に触れることのできる機会が
地方とは比較にならないほど多い。
そのような状況下で、地域スーパーや地元資本の役割を
顧客や従業員といったマーケット(消費/需要/雇用)すなわち「地方と全国」のフレームワーク
から捉えるだけでなく、「地域と全国」との違いに意識を持っておくべきだろう。

参考:
皆様の食品スーパー、やまと



3.大学について〜知のあり方と、私たちの生き方〜
高度経済成長期以降、大学は良き就職の為に存在してきた。
しかしそのようなことが保障されなくなってきた今、自分がどう生きるか、
人とどう関係を持つかを決めていくためのヒントとして、大学がある。
なぜなら、大学は前世紀のものだからだ。
大学の制度は19世紀のままであり、19世紀の「知のあり方」を残しているのに対して、
情報を無批判に受け入れる大衆の考え方は20世紀的なものである。

今の大学改革は、この知のあり方を急速に崩し、知を損得の手段として考える。
大学は学長のトップダウン型となり、学長は政府予算に、
政府は大企業に、それぞれ大きく影響を受けるようになっている。
大企業は、四半期タームという短い視野しか持っておらず、
大学・学生に対して即戦力すなわち「損得」「役に立つこと」を求める。
しかしそうではなく、「知」は「知」として存在しており、それ自身に価値がある。

知を損得の手段として考えるパラダイムでは、
今の人文科学分野を縮小する大学改革は必然であり、
この流れによって過去の国々はみな没落している。

大学教育は損得では測れないあるべき姿を成すためにも、
今日を昨日の延長として捉えるのではなく、
今日を明日のための一日として捉えるべきではないだろうか。


4.facebookと掲示板のコミュニケーション
facebookはこれまでのコミュニケーションを変容させる。
 ・旧友と新しい友人が、同じに扱われてしまう。
 ・返答は「いいね!」ボタンで済まされてしまう。
このようなコミュニケーションは気軽であるのだが、
重みや過去がなく、情報のやりとりでしかなくなってしまう。

一方、掲示板には重み、過去の積み重ねが存在する。
また、過去を共にした同じ三戸ゼミ生という
伝えたい”相手がいる”ことこそ掲示板の良さであろう。


5.議論の進め方について
議論において「自分はこう思う。なぜなら…(理由)だからだ。」と発言していくと、
全体の議論は進みやすくなる。
「何について話すか」が曖昧でいるよりも、
議論においては「相手を納得させる姿勢」を意識すべきである。


6. どう生きるか、どう関係を持つか、決めるということ
庶民は知恵と情報(cf:文化)に基づき、判断していた。
それに対して、大衆は情報を無批判に受け入れる。
現代は大衆消費社会であり、我々はその中で生きている。
だからこそ(情報を無批判に受け入れるのではなく)、意味を問う姿勢が重要となる。

高度経済成長期には、いい大学に入ればいい会社が約束され、
いい人生を送れるとされていた。
そんな時代であれば、情報を無批判に受け入れても人生を過ごせたかもしれない。
しかし、今はそのような時代でなくなった。
どのように生きるか、どのように人と関係を持つか。
それらを損得ではなく、自分で決めていくことが求められているのである。
どのように生きるか、どのように人と関係を持つか、決めていくことこそ、
「生きる」ということではないだろうか。

自分の「生きる」道をより良きものにとする一つの方法として、
ゼミと同じような関係を、家庭や職場、地域共同体の中でも築くことがある。
そのためには自分が良いと思ったことを放置するのではなく、
大切にし続け構造的に理解することを心がけていく必要があるだろう。



Z.今後の日程


2・2(火)ゼミ
↓2週間
2・16(火)論文交換・質問状作成開始

(2・20(土)・21(日) 御宿合宿)
↓7日
2・23(火) 質問状交換・解答状作成開始
↓6日
2・29(月) 三井ゼミとの合同ゼミ@日大 当日

良い論文を作り、なおかつ締切を守るために
計画を立てていきましょう!!




【記事No:599 削除キー : h27-31th】


[598] 題名:平成27年度第30回三戸ゼミナール活動報告 〜エンドレスな頭の使い方と、ゴールのある頭の使い方、使い分けられるように!〜 名前:笹井純也(26期) 投稿日:2016年01月29日 (金) 23時22分

≪目次≫
T.基本情報
U.『ポスト資本主義』概要の議論
V.本の交換会
W.面白い話/チーム対抗クイズ
X.先生のお話
Y.次回の予定


T.基本情報


【日時】2015年1月26日(火) 16時40分〜23時55分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
24期:石嶺
25期:藤田
26期:笹井、佐藤、高橋、渡邊
院生:中村

【時間割】
16:35-16:40 面白い話
16:40-21:45 ポスト資本主義”問題点の議論”@
19:05-19:35 チーム対抗クイズ
19:40-23:25 ポスト資本主義”問題点の議論”A
23:30-23:55 刮目

(予定)
16:35-21:05 ポスト資本主義・報告作成
 16:35-17:20 序・結チーム(チーム延長戦:石嶺、渡邊)発表・質疑
 17:20-18:05 第一部チーム(トリプルC:佐藤、高橋)発表・質疑
 18:25-19:10 第二部チーム(エコロジカルなチーム:藤田、笹井)発表・質疑
 19:15-20:45 目次・内容検討
20:50-21:20 チーム対抗クイズ
21:25-22:10 本の交換会「世界」
22:15- 刮目

U.『ポスト資本主義』概要の議論


 1.ゼミ生間での議論
  (1)進め方について
  今回は到達点は論文の目次・及びその内容をつかむこととし、各チームが作成してきた
  レジュメを序・結、サイクル論(理論)、規範論という順に確認していくという順序にした。

  しかし議論の途中でゼミ生間の論文の完成予想図の食い違いが判明。
  本論にドラッカーと水野を、序・結チーム、規範論チームの四人は入れないと考えており、
  サイクル論チームの二人は入れると考えていた。
  三戸先生からアドバイスを頂き、今回のゼミ論文は広井と水野を比較し、
  それによって分かることを結論とする方向で一致した。

  その後は論文で扱う広井の問題点を考えるために、
  サイクル論・規範論における問題点を確認し、どの問題点を扱うかということを次回までの課題とした。

  (2)新たに出た問題点
  サイクル論・科学論・思想哲学の関係性はどのようになっているのか。
  →定常における思想、発展における思想を明らかにし、また定常における科学を検証する。
   (第1・2のサイクルの科学・思想に目を向けてみる)

  (3)その他指摘
  科学論はサイクル論とは別の理論として存在する。
  →科学と資本主義はパラレルに発展してきたという論は現状分析の理論であり、
   またサイクル論とは別個に存在するのではないか。

  拡大から定常へと移行する際に、経済システムそのものが変わるということは不確か。
  →第3の定常化においてポスト資本主義(経済システムが変わる)になるという論理は、
   サイクル論だけでは導けないと考えられる。

 2.先生のお話
  (1)議論の進め方
  「序」をどう書くかという議論を初めにしていたが、論文の結論・論理展開を考えた上で、
  初めて「自分たちの問題意識はなんだったのか」を考えることができる。
  そのため、(問題の列挙は出来るとしても)本来この議論は最後に考えるべきものだ。

  また、今回は合同ゼミに向けた議論であることを忘れてはならない。
  エンドレスな勉強をすることは、学生の勉強として十分にやってよいことであり、
  実際に、そのようにやっていると楽しさを感じるものだろう。
  しかしもう一方で、論文として成果を出すという点も考えなければならない。
  そのため、ゴールをどこまでに設定するかということが重要となり、
  そのために何を考えなければならないかという方向へも頭を働かせる必要がある。

  (2)論文の方向性について
  今回の論文では、今までの勉強をどのように結びつけるのか。

  広井の論に集中して議論をするのであれば、
  今までの勉強(ドラッカー・水野)は「序」に触れるだけでよいだろう。
  しかし、ドラッカーや水野を関連付けて論じるのであれば、
  本論の中に、これまでの勉強をまとめる章を立てる必要があるだろう。
  また、少し格好つけた論文にしたいのであれば、
  ゼミ開始から今までの勉強の系譜を(「創」などを使って)たどり、
  自分たちの議論の位置付けをするというのも手だろう。

  現実的にはドラッカーの議論を枕にし(「序」に触れる程度)、
  広井の資本主義論の問題点を整理、その上で水野の議論とどうつながるのかを考える。
  そしてこれをすることによって見えてくるものを結論に持ってくるという手ではないだろうか。

  最終的には、自分たちがどう論文を作れば満足するかを考えることが重要である。

  (3)「引っ掛かり」を無かったことにしない
  自分たちが議論していて「引っ掛かり」が出てくることがある。
  その原因がはっきりせず、結局「勘違いでした」として流さないほうがよい。
  何か引っ掛かりを覚える、ということはそこには何かがあるはずであり、
  議論している部分について、
   @筆者(広井)が使っている用語の定義は何か、それでよいのか、
   A一般的な意味としてよいか、その他に特有の意味を持っていないか、
  しっかりと確認して、その原因を考える必要がある。


 3.次回に向けて
  広井班:テキストの問題点の整理・その中からいくつか選んで検証。
  水野班:水野論の確認・まとめと広井論を比較。

V.本の交換会


 今回、本の交換会「世界」を予定していましたが、
 ポスト資本主義の議論が白熱してしまったため、
 残念ながら行うことができませんでした。

 今回のフォローと今後の進め方については、
 ゼミ幹事(渡邊)と本の交換会幹事(佐藤)と相談し、
 その上で改めてお伝えいたします。

W.面白い話・今週のクイズ


1. 面白い話
 今回は、笹井が準備をしてきてくれました!
 なんと今回はまさかの「笹井君の裏側を知ろう」というクイズを開催!!
 これまでとは全く違った「面白い話」でしたが、クイズの際に大きなクロック帳を用意してくるなど
 準備をしてきた笹井クイズ。
 皆さんの顔には笑顔が浮かんでいました笑

 問@ 「吹奏楽団での、笹井のあだ名は?」
  選択肢: @ケニアに行ったことがあるので、「マサイ族」
       A友人を完膚なきまでに打ちのめした、眠れる獅子、「清」
       B寝癖がひどいまま活動に参加したので、「与謝野晶子」
  正解(忍者文字):@「マサイ族」! ちなみにABはそれぞれ中学、高校時代のあだ名だそうです。。。   
 問A 「吹奏楽団の出し物で笹井がやったことは?」
  選択肢:@全力を出して「号泣の演技」(⇒そして本気で心配されてしまう。)
      A「セーラー服でももクロを踊る」
      B「舞台でアフリカ部族の踊りをする」
  正解(忍者文字):@AB全選択肢正解! 全てやったことがあるそうです。。。

 【「面白い話」としての分析】
  ネタ:吹奏楽団での笹井純也(笹井の裏側)
  話し方:クイズの司会者を意識
  ずれ:ゼミでの笹井(マジメで、冷静)と吹奏楽団での笹井(珍妙なあだ名・行動)
  オチ:クイズの答案

 回答者指名制や全選択肢正解と工夫することによって、「今週のクイズ」と明確に区別。
 異質ではあるものの「面白い話」として受容されるように作っていました。
 吹奏楽の笹井というネタなので意外性(ずれ)に富んでおり、驚きつつも楽しめるクイズでした。

2. 今週のクイズ  
 今週の担当は藤田さんでした。
 「Google検索で振り返る2015年」と題し、
 Google検索における急上昇ワードと総検索数第一位を予想しました!
 昨年末2015年を振り返っていたところなので、時期の良いテーマでした。
 クイズの答えの意外性のみならず、選択肢やヒントにも趣向が凝らされており、
 「面白いクイズ」となりました!

 【クイズと解答】
 ※解答は忍者文字です。
  問@  急上昇ワード『話題の人』部門 上位3ワードを予想せよ
 
 <選択肢>
   a.後藤健二 b.五郎丸歩 c.佐野研二郎 d.広瀬すず e.堀北真希
   f.安倍信三 g.北斗晶 h.川島なお美 i.福山雅治 j.ペッパーくん

     (選択肢に「ペッパーくん」あり。……話題の”人”?)
         ⇒第一位 :a.後藤健二
          第二位 :h.川島なお美
          第三位 :g.北斗晶
  
  問A  急上昇ワード『○○とは』部門上位3ワードを予想せよ
 
 <選択肢>
   a.安保法案とは b.イスラム国とは c.ドローンとは d.マイナンバーとは 
   e.リベンジポルノとは f.国勢調査とは g.格安スマホとは h.インバウンドとは
   i.排他的経済水域とは j.生きるとは

     (選択肢に「生きるとは」あり。……”急上昇”ワードになる?)
         ⇒第一位 :f.国勢調査とは
          第二位 :c.ドローンとは
          第三位 :d,マイナンバーとは
  
  問B  総合ランキング第1位を予想せよ
     (ヒント:答えを聞いた時の渡邊が取るであろう反応「そりゃないぜ!」)
         ⇒youtube

  【結果】
   中村さん      …8pt.
   ぼくらの秋学期  …3pt.
   三戸先生     …1pt.
   心のビッグバン  …1pt.

 中村さんが圧勝です…! 改めて、中村さんが『トレンディ』だと分かりました!
 先生からは「これから彼のことを『三戸ゼミのトレンディエンジェル』と呼ぼうじゃないか」
 というご提案を受けました!
 一般的には「トレンディ」は良い響きなはずなのに、
 三戸ゼミでは少し複雑な気持ちになるとは、なんだか不思議ですね!


X.先生のお話


1.コンビニについて
 コンビニの発祥はアメリカである。
 アメリカは大衆社会であり、その中で目立つことにこだわる。
 しかし肉まんの包み紙は目立たない工夫があり、これはヨーロッパ的である。
 日本もヨーロッパと同じように目立つものを、
 「野暮ったい(無粋で洗練されていないさま)」モノとして回避する傾向にある。

 コンビニの100円コーヒーは、充分に味が良い。 
 コンビニで100円でコーヒーが飲めて、その味がおいしい。
 これは平凡なようでいて、凄いことである。
 それは同時に、専門店にとっての厳しさも表している。
 専門店は専門店ならではのコンセプトを設定し、
 コンビニとの差別化を模索していく必要がある。

 コンビニの機械化はいつになるだろうか。
 コンビニ店員に求められるマルチタスク、
 バイトの若者が気配りできなくなっていること、
 機械はミスがなくマルチタスクも苦でないことを合わせると、
 コンビニの機械化は必ずやってくるだろう。

2. 自分で考えるとは
 自分で考える、とは何か。
 自分で考えるとは、自らの原理・原則に基づくことだ。 

 では、我々はどれほど自分で考えているのだろうか。
 例えば、大学受験について。
 一見自分で考え大学を選んだように思える。
 しかしなぜ自分はその大学・学部・学科・ゼミ・科目を選んだのか。
 それらすべてに答えられる人は何人いるだろうか。

 また、自分で考えることは必ずしも良いとは限らない。
 「他者に選択をゆだねると後悔する、
 自分で選択すれば後悔はない」という主張もあるが
 そんなことは言い切れないのではないか。
 他人に選択をゆだねた方が適切なこともある。 

 自分で考えるには価値基準に基づくのであるが、価値基準には
  @他者から与えられたものと、
  A自分の中で形成されたものの、両方がある。

 だからこそ、どこからどこまでを自分で考え、どこからどこまでを他人に任せるのか。
 それを考えることが大切になる。

Y.次回の予定


横浜国立大学最後の三戸ゼミナールとなります・・・!

 ・ポスト資本主義報告と発表
 ・合同ゼミに向けて今後のスケジュール確認
 ・本の交換会「世界」
 ・食事企画:節分ですよ皆さん!!
 ・刮目

【記事No:598 削除キー : h27-30th】


[597] 題名:平成27年度第三回スピーチ大会「この人を語る」 大結果発表!! 名前:高橋篤史(26期) 投稿日:2016年01月25日 (月) 14時52分

平成27年度第三回スピーチ大会「この人を語る」 大結果発表!!


皆さんお待たせいたしました!
平成28年1月19日火曜日に開催された
平成27年度第三回スピーチ大会「この人を語る」の結果発表の時間です!!
今年度最後のスピーチ大会、見事栄冠に輝いたのは誰だったのでしょうか!?


第三回スピーチ大会 要綱
テーマ
 「この人を語る」 
   
ルール
 ・制限時間は10分
 ・事前自己申告制
   自分で設定時間を申告しその前後1分に収まるようにする。出来なかったら減点。
  (1分前、申告時間に右手、1分後に両手を挙げて合図)

評価項目
 1.話術  計10点
  秀(立派なお手本)…10点
  優(上手い話し方)…5点
  良(標準)   …2点
  劣(物足りぬ) …0点
 2.コンセプト  計30点
  @相手の人柄が伝わるか
  言葉、表現   10点
  エピソード   10点
  A良き関係性が伝わるか 10点
 3.その他(:_____)   計10点
  合計50点 
 ※評価項目について
 ・話術
  「秀・優・良・劣」の四段階評価です。それぞれ10,5,2,0点です。
  得点差がつきやすいのでモチベーションが上がるのでは!?
 ・その他
  今回は、「(具体的に)どこを」「何点分」評価したか、
  記入するスぺ−スが新設されています。

発表順.話者(期) →この人
 1.佐藤 樹 (26期) →渡邊諒太
 2.渡邉 諒太(〃)   →佐藤樹
 3.笹井 純也(〃) →橋篤史
 4.橋 篤史(〃) →笹井純也
 5.藤田 航平(25期) →石嶺佑騎
 6.石嶺 佑騎(24期) →藤田航平


結果は以下の様になりました!!
     

 第一位  石嶺 佑騎  37.7点


      

 第二位  藤田 航平  35.6点


      

 第三位  渡邊 諒太  27.9点


      

    第四位  笹井 純也   27.3点


      

    第五位  橋 篤史   27.1点


      

    第六位  佐藤  樹  26.6点



栄冠に輝いたのは、石嶺佑騎さん!!
最後のスピーチ大会にして初優勝。おめでとうございます!!



《総評》


今大会は、平成27年度において最後のスピーチ大会でした。
それだけでなく、25年近く続いてきた横浜国立大学で行われる三戸ゼミナール
において最後の通常のスピーチ大会でした。
(合宿でのスピーチ大会はまだまだあります!)

それだけにいつも以上に気合の入るゼミ生達。
集大成として、これまでのスピーチで学んだことを活かし、
原稿作成や当日のスピーチに挑む姿が見られました。
結果として、見事優勝したのは24期の石嶺さん。
25期の藤田さんが二位、26期の四人がそれに続くという結果となりました。

今回より新たに採点基準として
・話術の「秀・優・良・劣」の四段階評価
・その他欄に具体的に「どこを」「何点分」評価したか
という二点が加わりました。これについては反省が必要で、
前者のために後者が調整欄としての機能に終始してしまった
という混乱を起こしてしまいました。

そのような評価項目の中でも
話術は、これまでのスピーチ大会の成果もあり皆上手くなっていました。
一方で、皆のポイントが低かったのは「コンセプト」でした。
「この人を語る」とは、相手に対する信頼や愛情を基底にして、
「相手と自分の関係性」ではなく「相手の人物像」を語ることです。
そして、それに合った2^3個のエピソードや適切な話し方をすることです。
皆、関係性のみを語っていました。その点でテーマに対する理解が
不足していたのではないでしょうか。

そのような状況の中で結果を分けたのは、スピーチの”上手さ”でした。
上手い話とは、テーマに沿って構成を考え、意図的にする話です。
それを一段高いレベルで出来ていたのが、石嶺さんと藤田さんでした。

ただ、”上手い”話と”良い”話は異なります。
”良い”話は、自らの想いや感情を自然(⇔意図)に話すことで可能となります。
”上手くて良い話”をすることは、意図と自然という対立する概念を
両立させなくてはならない点で、非常に難しいことです。

ゼミ室で行うスピーチ大会は今回が最後となりますが、
私たちのスピーチはまだまだ続きます。
いつの日か”上手くて、良いスピーチ”をできるように、
これからもスピーチ大会で学んだコンセプトの理解や話術の工夫、
評価基準の設定やそれに基づいた評価を行っていきましょう。



《関連リンク》


・詳しい集計結果は下のリンクから

平成27年度第一回^第三回スピーチ大会集計結果 (GoogleDriveのExcellシート) ※必見

今年度全大会の順位・ポイントなどが記載されています。
いろいろな発見があるので是非ご覧ください!!

三戸ゼミスピーチ大会用掲示板
自分の原稿を見直す良い機会となり次のスピーチに役立つので、原稿をアップしましょう!!



《コメント》


〇高橋篤史(26期 1/19 13:30)
今回のスピーチは、満足できないものでした。
単に準備不足というのもありますが、「テーマに対する理解の浅さ」が響きました。
コンセプト(why?)というものを突き詰める上で、自ら評価基準・評価項目を考えることが
非常に重要であることを改めて学んだので、これから積極的に行っていきたいと思います!


〇笹井純也(26期 1/27 23:40)
高橋、集計ありがとう!
また、石嶺さん優勝おめでとうございます!

今回もコンセプトへの理解が足りていませんでした。
コンセプト、テーマに対する理解、難しいです。
 >「この人を語る」とは、相手に対する信頼や愛情を基底にして、
  「相手と自分の関係性」ではなく「相手の人物像」を語ることです。
とありますが、言われてみると、なるほど、と思いました。

なぜなら、その場にいるのは相手と自分だけではないからです。
「相手と自分の関係性」を語っても、
その場にいる人々にとっては意味がありません。
「相手の人物像」を語り、その人がどのような人物であるのか、
どれほど信頼できる(愛情を寄せられる)人物なのか、を聞きたいはずです。
そしてそんな話は相手にも伝わることでしょう。

誰のために、何のために話すのか。
今回は語られる相手以外の人のことを、強く意識すべきでした。


そして、
今年度最後のスピーチが終わってしまいました。

自分のことになってしまうのですが、
二年の頃は あれほど下手で苦手だった話術が、
第一回、第二回では平均3点(5点満点)以上、
第三回では平均3.13点(良)をとれました。
目標はもっと高く掲げるべき、ですが、
なんだか嬉しく思ってしまいます。

私はスピーチ大会を通じて、
「話が下手だと自覚しているが、どうすれば上達するか分からない」から、
「どこに気を付けると上達するか分かる」ようになりました。
これはスピーチ大会で得られたことだと思っています。

もちろん私は現在も話がうまい訳ではありません(決してそんな事はありません)。
間、強弱、メリハリがそれぞれ足りていませんし、
時間も早くなったり遅くなったりしてしまいます。
(時間の不安定さは、間とメリハリが一定に出来ないからだと思います。)
まだまだ上達ためにすべき事は山積みです。

だからこそ、
これを機に、話術の目標を今までより高く掲げていこうと思います!


【記事No.597 削除キー:h27-speechfinal-kekka】


[596] 題名:平成27年度第29回三戸ゼミナール活動報告〜横浜国大三戸ゼミの、最後のスピーチ大会!〜 名前:笹井純也(26期) 投稿日:2016年01月21日 (木) 23時45分

≪目次≫
T.基本情報
U.第三回スピーチ大会「この人を語る」
V.今週のクイズ・面白い話
W.先生のお話
X.次回の予定


T.基本情報


【日時】2015年1月19日(火) 16時40分〜23時00分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
24期:石嶺
25期:藤田
26期:笹井、佐藤、高橋、渡邊
院生:中村

【時間割】
17:00-20:10 スピーチ大会
21:15-21:45 チーム対抗クイズ
21:50-22:50 刮目

(予定)
16:35-20:05 スピーチ大会
(一人当たりスピーチ10分、評価シート5分。
評価時間45分×2パート。予備時間30分。)
20:10-20:40 チーム対抗クイズ
20:45 刮目

U.第三回スピーチ大会「この人を語る」


 今回のテーマは”この人を語る”でした。

[ルール]
 制限時間:各々が自分で制限時間を設定し、前後一分程度に収めて語る。
        ただし長くても10分は超えないこと。

[評価項目]
1.話術 計10点
秀(立派なお手本)…10点
優(上手い話し方)…5点
良(標準) …2点
劣 (物足りぬ) …0点
2.コンセプト 計30点
@相手の人柄が伝わるか
言葉、表現 10点
エピソード 10点
A良き関係性が伝わるか 10点
3.その他(_____) 計10点
合計50点

[発表順]
 1.佐藤樹
 2.渡邊諒太
 3.笹井純也
 4.橋篤史
 5.藤田航平
 6.石嶺佑騎

V.今週のクイズ・面白い話


1.面白い話
今回は、藤田さんが面白い話を行いました!
先日の成人式をきっかけに親になる年齢が近づいていることに気が付き、
自らの幼少期をもとに、親の躾について語る…、ように見せつつ、
よく言われた「昔それで死んだ人がいるよ。」という言葉に対して、
徐々にツッコミを挟んでいくお話でした!

ネタ      :母からよく受けた躾:「昔、それで死んだ人がいるんだよ!」
落ち      :「昔ライター使って…死んだ人がいるんだよ!」「…いや、なんで死んだんだ!?」
話し方     :エピソードの中で、登場人物の口調、感情を明確に示した。
ずれ     :母の躾が聞き手の意識とずれていた。
          (聞き手の代弁者としての「藤田さん」)

今回の話は、そのままでも十分に面白い話でした。
ただ、「ズレ」というものを意識した際に、
@母のちょっと変な躾に対し、何でも素直に受け取る「幼少期の藤田さん」:登場人物同士のズレ
Aそのやりとりを第三者(聞き手)として突っ込む「現在の藤田さん」:聞き手と話とのズレ
の二つに明確に分けて語ることで、より面白い話となったのではないでしょうか。

2.今週のクイズ
今回のクイズは久しぶりにゼミ室で行いました!
渡邊くんが頭に紙でつくったコック帽をかぶり、
演出として沸かせていました!

「食糧自給クイズ」
昨今TPPの議論が盛んになっており、とりわけ食料品に関する議論が活発に行われています。
一方で三戸ゼミでは、新年の抱負に「健康」を掲げるゼミ生が多くおりました。

「健康」は良き食事から。しかしその食糧がどこから来ているのか。
はたして今後もその食糧を加えた食生活は続けられるのでしょうか。
食糧自給率のクイズを通して、皆様一緒に考えてまいりましょう!

問1.以下に掲げる食品の輸入国第一位はどこか?
   4択にて正解チームに1ポイント進呈
・牛乳…@中国   Aロシア Bアメリカ C輸入していない
・小麦…@アメリカ A中国  Bカナダ  Cオーストラリア
・大豆…@ブラジル Aカナダ Bアメリカ C中国
・牛肉…@アメリカ Aカナダ Bメキシコ Cオーストラリア
・海老…@アメリカ Aロシア Bインド  Cベトナム
・砂糖…@アメリカ Aタイ  Bオーストラリア C輸入していない

問2.上記品目の輸入の割合は何%か(小数点第位1位四捨五入)。
   4択にて正解チームに1ポイント進呈
・牛乳…@93% A65% B33% C0%
・小麦…@88% A58% B18% C8%
・大豆…@93% A65% B44% C12%
・牛肉…@98% A75% B60% C28%
・海老…@99% A91% B82% C65%
・砂糖…@91% A60% B32% C0%

問3.日本の食料自給率(2014年、カロリーベース)は何%か?
   ±5%以内で、近いチームに1ポイント進呈


W.先生のお話


1.問うことの大切さについて
われわれが習う(受動的)ばかりで学ぶ(能動的)という姿勢に辿り着けない。
スピーチ大会の評価を問わないということはそういうことだ。
それはこれまでの「答えを出す」(課題に応える)勉強ばかりしていたからであり、
その教育は「真理」があるキリスト教の世界観に立つ近代から始まっている。
しかし社会では自分で課題を立てることから始まる。
そのうえ今の社会はこれから戦争ができるような国になるかもしれないという
社会であり、私たちはそこに生きているのだ。
三戸ゼミではそんな社会の中でどう生きるのかという問いを持ち、
生きられるようになってほしい。

そのためにまず、評価を問うということが大切だ。
評価を問うということは相手が何に価値を置くかを知るということであるとともに、
自分と相手の価値観の違いを知り、己の基準を問うことでもある。
そうすることで、自分が何に価値を置き、何を大切にするのんかということが見えてくる。
スピーチ大会の評価や本の交換会の評価はそれを考えるためにやっていることだ。
何も疑わずに生きるのでなく、一つ一つ、なぜデパートの商品は6〜7点程度なのか、
ファミレスは8点以上のものを出さないのか問う姿勢を持ってほしい。
そうしてこそ、社会を考え、その上でどう生きるかを考えられるようになれる。

2.「この人を語る」について
「この人を語る」では語る相手の人物像が浮き上がるようなスピーチが適当だろう。
まず基底として、相手に対する愛情や信頼がある。
そうして相手の人柄を示すエピソード(2〜3個)を選ぶ。
 ⇒エピソードこそがその人の姿を思い浮かばせる部分。
   まずゆっくりと、そして情景が伝わるような口調が大事になってくる。
そして〆でこそ相手へのメッセージ(感謝・激励など)を伝える。

3.上手い話といい話
上手い話といい話は違うものだ。
上手い話とはテーマに沿って話を、構成を考えて、意図的にする話である。
しかし良い話とは、感情ありのままであり。
基底にある愛情や信頼がそのままに、剥き出しになってつくられる自然な話だ。
だからうまい話といい話を両立させるのは非常に難しい。
意図と自然のバランスが大事である。

X.次回の予定


1.ポスト資本主義の議論〜合同ゼミにおける論文の構成〜
2.本の交換会「世界」

【記事No:596 削除キー : h27-29th】




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