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[542] 題名:平成26年度秋学期第16回三戸ゼミナール活動報告 名前:渡邊諒太(26期) 投稿日:2015年02月08日 (日) 15時15分
≪目次≫
T.基本情報
U.討論会へ向けての勉強
V.寿司企画
W.先生のお話
X.討論会までのタイムスケジュール
Y.刮目・今日イチ
T.基本情報
【日時】2015年2月3日(火) 13時00分〜23時00分
【場所】経営学部B棟202
【出席情報】(敬称略)
4ryu :渡邊、安藤、(馬、新山)
ラフレーズ :笹井、木田、三厨
PS4 :佐藤、浦林、(石嶺、飛田)
温故知新協働組合 :高橋、坂本、藤田
院生 :阪本、中村、(陳)U.討論会へ向けての勉強
レジュメを持ってきていないゼミ生が多数おり、持ち込まれたレジュメ自体のクオリティ低く、
相手に理解させる立場に立ったレジュメが作られておらず、一度先生が研究室に戻られてしまいました。
その後、ゼミ生の間で中村さんのサポートと先生からのアドバイスを元に
論文の結論へ向かうまでの過程を第一部・第二部と検証していき、
資本主義を論ずる上でテーマの広さを示す為に、第三部に他の資本主義の論者の議論を示す形で論文を作っていくことにした上で、
先生からご講評を頂きました。
結論:資本主義は終焉しない。
価格革命によるエネルギーコストの増大→新たな燃料資源の採掘によって収束するのではないか。
新たな周辺を作り出せない(空間革命の失敗)→海底や宇宙の開発によって新たに空間革命が出来るのではないか。
また、資本主義サイクル論は長い16世紀と長い21世紀と、それぞれ革命の順序が異なるため水野の論が成立しないのではないか。
先生からのコメント:
水野は資本主義サイクルとして三つの革命に言及しているわけではない(ゼミ生がそう理解したものである)。
三つの革命(価格革命→利子率革命→空間革命)は中世と現代において普遍的なメカニズムでははないとしても、
現状を分析するツールとして、3つの革命は活かすことが出来るはずだ。
故に、革命の順序が異なることが水野のロジックを否定する事にはつながらない。
それぞれの革命について、水野の資本主義論を詰めていく必要がある。
・利子率革命は、革命なのだろうか?
・価格革命が、石油価格の高騰が資本主義終焉をもたらすのか?
・空間革命は本当に資本主義にとって必要なのだろうか?
また、結論部については本当に終焉しない、で良いのだろうか。
自然環境への影響や人口動態を見ても、それは怪しいのではないか。
「終焉するーしない、すべきーすべきでない」
というマトリックスを作り、第三部の論者の議論が活かしていく必要がある。V.寿司企画
新年会での歌留多企画や、スピーチ大会の結果を元に
歌留多の乱取り、チーム戦で勝利できなかったゼミ生には河童とかんぴょうの巻き寿司が与えられ、
歌留多乱取りの優勝者、チーム戦の勝利者たち、スピーチ大会最高得点者には握り寿司を景品としました。
さらに、握り寿司を得る逆転のチャンスをかけて、
イヌ・ネコ・トリ・ドラえもんの4つの中から自分に見えない様にこれらの役が割り当てられ、
他のゼミ生からの評価を元に、自分に割り当てられた役を当てるゲームを行いました。
ルール:質問者とその回答者のやり取りを元にし、自分に割り当てられた役が何かを当てる。
正解者にはボーナスとして握り寿司をゲットすることが出来る。
プレイヤー: 質問者…回答者に対し、「●●なら、だれが一番か」などの質問を投げかける (六名程)
質問回答者…質問者から投げかけられた質問に対し、役を回答する (二名)
役回答者…質問とその回答から、自分にどの選択肢が割り当てられているかを当てる。(四名)
進行:
結果:W.先生のお話
1.困難な状況においても準則を守ることが、自身の責任能力を養い自信となる。
2.現代社会は、最終的に「暴力」に結びついてしまう。
その理由は、これらの要因による。
・貧困は暴力に結びつきやすい。
貧困であれば教育も受けられない。教育が受けられれば、暴力は有効な行動ではないと気付けるからだ。
・資本主義は貧困を克服するものであるが、格差を生んでしまう。
・イスラム教は資本主義と相いれないものであり、
多くの国が資本主義を導入すればイスラム教は相対的に貧困に近づいてしまう。
・経済的に豊かになると、生きることに実感が見いだせなくなる場合がある。
実感を見出すために非日常、つまり暴力や宗教に走ってしまう。
これらの関係には、個人・欲求の追求という前提がある。
3.権利の対概念の歪み、と個人の限界
4.古代→中世→近代というパラダイム
一般的に現代の人々は歴史を、
古代→中世→近代、
という経過で把握している。
それぞれの時代は次のように
古代とは、ギリシャ・ローマの時代、
中世とは、共同体・宗教の抑圧の時代、
近代とは、個人の解放の時代だ。
ここでの近代と中世の関係は「暗黒の中世からの解放の近代」であり、
この構図そのものが「近代という立場からの歴史の見方」となっている。
見方が近代の視点となっている際は、近代の価値観である「個人」を否定できない。
つまり、現在は「個人」を否定できない社会となっている。
このように、時間や空間さえも「近代」という視点に支配されており、
よほど強く意識しなければ「個人」についての固定観念から抜け出せない。
(笹井 2/12 1:46)X.討論会までのタイムスケジュール
2月10日(火) 相手ゼミと議論テーマ・問題設定の共有
2月12日(木) 各自の担当章の経過報告/全体の合体
2月13日(金) 全体の流れの確認(矛盾点の確認)・不足していないかの確認1
2月14日(土) 〃 2
2月15日(日) レジュメ交換/相手のレジュメの共有
〜質問票作成〜
2月20日(金) 質問票交換
〜回答書の作成〜
2月25日(水) 回答書交換/共有
〜最終調整・当日の流れに確認〜
2月27日(金) 討論会 当日Y.刮目・今日イチ
○渡邊諒太(26期, 2/8,15:20)
■1.自分の準則が何かを問い、来年度の準則を明確に立てる事。
■2.この一年、三年生としてどの様な年度であったか。
■3.この一年、ゼミ幹事としてはどの様な年度であったか。
(今日から明日にかけて夜のうちに、報告含め内容を追記します。)
〇笹井純也(26期 2/9 2:14)
■1. 自分と相手を豊かにする姿勢 〜討論会・レポートどちらも相手を豊かに〜
今回、「テキストを読んでいない人には伝わらない、
テキストを読んだ人にはつまらないレジメ」、
「完結したレジメ」を書いていました。
これでは相手を豊かにすることも、自分を大切にもできません。
ゼミから帰宅する電車の中で、僕はこう考えました。
「最後のゼミで完結したレジメを書いてしまった…。」
「これまでのゼミの掲示板や授業のレポートも
似たような質だったのではないか。」
その日、僕は家で過去に自分が書いた文章を見返しました。
そして、自分が情けなくなりました。
相手を意識した書き方ではなく、内容も浅く、
文章そのものも分かりにくかったです。
僕は本当に自分も相手も豊かにしていないんだな、
と感じることができました。
しかし、
まだ今期のレポート課題は残っています。
討論会論文も残っています。挽回のチャンスはあるのです。
僕だけでなくゼミ生全員で、挽回していきましょう!
自分と相手を豊かにする文章・レポートを書こう、と意識した途端、
何をどう書くべきかわからなくなり、急に文字が進まなくなりました。
僕は文章を書くむずかしさに、改めて気付いたのだと思います。
「書けないなあ、わからないなあ」と悩みながらも、
一歩一歩積み重ねて、自分も相手も豊かにする文章を、書いていきたいです。
→笹井君、自信を持て!
掲示板の書込みを辿ってきたら、君の成長が誰にもわかるぞ。
>何をどう書くべきかわからなくなり、急に文字が進まなくなりました。
とあるが、一つ提案がある。
「掲示板の加筆修正」をしてみたらどうだ。
各人の書込み(Y.刮目・今日イチ)には、手を入れられないが、
Xまでの「報告」なら、皆で「完成させる」ものだ。
>自分と相手を豊かにする文章・レポートを書こう
「将来の自分」と「他のゼミ生・卒業生」に役立つ、読みたくなる、情景を彷彿させる文章になるよう加筆してほしい。結構難しいぞ。
今までもみんなで「創り上げて」ゆけばいいのに、と思っていた。
そうすれば、みんなが書き込みたくなり、読みたくなる「掲示板」になるのに…。
そうなれば、カウンターの周りも「本家」を上回り、現役の「キリ番報告」も活発化しようが…。
→先生、ありがとうございます…!!
「掲示板の加筆修正」、春休み期間を活用してやっていきます!
そしてそのことを準則にして、自信を付けていきたいです。
「創り上げる」掲示板にすること…難しそうですが、
とても勉強になり、やりがいもあることだと思っています。
今年度の掲示板幹事としても、掲示板を活発化させていきます!(笹井)
【記事No.542 編集キー:539】←編集キーを打ち間違えました。記事No.とは異なるので気を付けてください。
[541] 題名:平成26年度第三回スピーチ大会 結果発表 名前:高橋篤史 投稿日:2015年02月06日 (金) 19時34分
第三回スピーチ大会結果発表
平成27年1月20・27日に行われた第三回スピーチ大会「この人を語る」の結果発表です。
平均点で順位づけしています。
評価項目は、@人に聞かせる話し方A特徴をとらえているかB相手が喜び、周りがうらやむかの三つでした。
第一位 藤田航平 39.96点 三冠達成
第二位 坂本恵理奈 39.35点
第三位 三厨昌平 39.23点
第四位 浦林幸輝 39.15点
第五位 石嶺佑騎 38.46点
第六位 阪本夏美 34.88点
第七位 安藤陽介 34.15点
第八位 高橋篤史 34.14点
第九位 木田世界 34.08点
第十位 笹井純也 34.07点
第十一位 佐藤樹 30.42点
第十二位 渡邊諒太 28.79点
ほとんどの四年生にとっては最後のスピーチ大会。
藤田さんが見事今年度のスピーチ大会を完全制覇しました。
おめでとうございます。
○私は、1日目は聞くことができなかったのだが、原稿をアップしてくれないだろうか?
できれば、用意していたものと、コメントをもらった後の修正版の両方を。
>三戸先生
原稿を両方アップするようにもう一度リマインドします。
先生に原稿を見ていただける機会を大切にしたいと思います。(高橋)
スピーチ大会掲示板URL
【記事番号:541 削除キー:speech】
[540] 題名:2014年度第14回木ゼミ 活動報告 名前:坂本恵理奈(25期) 投稿日:2015年01月30日 (金) 23時31分
《目次》
T.基本情報
U.DVD視聴
V.先生のお話
W.来週の予定
X.今日イチ・刮目T.基本情報
【日時】2015年1月29日(木) 16時15分〜21時00分
【場所】経営学部B棟204
【出席情報】(敬称略)
25期:木田、浦林、藤田、坂本
26期:渡邊、佐藤
院生:中村、阪本U.DVD視聴
視聴:NHK Eテレ〈トマ・ピケティ講義〉パリ白熱教室
第1回「21世紀の資本論〜格差はこうして生まれる〜」第2回「所得不平等の構図〜なぜ格差は拡大するのか〜」
ピケティは、19世紀に広がっていた格差が、20世紀に入り世界大戦と大恐慌によって減少したが、
21世紀に入り再び格差が広がっていることに着目している。
1. 第1回・2回のまとめ
(1)所得格差が資産格差につながる(その過程は説明されていな
(2)格差が問題(なぜ格差が拡大しているかは不明)
(3)(所得・資産の)再分配が経済成長につながる(理由は不明)
(4)不平等の是正のためには、知識・技能・教育格差の是正が必要(理由は不明)
2. 先生のまとめ
テーマ:「格差社会」批判
(1)各格差について
資産(所得)格差・労働所得格差・総所得格差(実態認識)が
どう推移していくかと、その格差の原因・理由が何であるか
(2)格差がなぜ問題なのか
再分配→経済成長なのか?明確に説明されていない。(資本主義の第一法則と第二法則との関係は?)
または、「人間は平等でなければならない」というマルクスのいうようなイデオロギー的問題なのか。
(3)討論会とのつながり
@自分たち(水野)の議論とどうつながるか
・資本主義の終焉・無成長⇔労働格差の拡大
・「安定成長」は可能か
・格差解消のための「再分配」は成長につながるのか
・「マネー資本主義」と「労働所得格差が広がっている」ことのつながり
A三井ゼミとの議論
・「地位」と「機能」と「労働所得(格差)」の関係
・産業社会における「資産格差」と「所得格差」V.先生のお話
話の聞き方について
1.問いを立てて聞く
話を聞くときは、問いを立て、自分で考えてみる。
そしてその観点から話を聞くことで、学ぶことができる
2.メモは疑問に思ったことを書く
ノートを取るときは、話をそのまま書いてはいけない。
それはボイスレコーダーがやれば良いし、数字は変化しそして調べれば良い。
追わなければいけないのはロジック。
問いを立て、何を確認すべきかを意識しながらメモをする。
3.なぜその話をしているのかを考える
話を漠然と聞いていたのでは、それがなぜ話されているのかわからない。
つねにテーマを確認しながら聞くことが大切だ。
4.どういうものか、を知ること
そのものが何かを考える。
例えばピケティの話がわかっても、「経済」とは何かがわからなければ、
自分のものとはならない。それが何かをまず知ることが大切。
そのために、自分がわかることとわからないことを明確にし、
わからないことは徹底的に明らかにする。W.来週の予定
各自「パリ白熱教室」の第3・4回を見て、今回不明だった点が明らかになっているかを
確認し、その上で議論をする。X.今日イチ・刮目
○坂本恵理奈(25期,1/30, 11:15)
DVDを見る前に、先生から話を聞く時にはどのように聞き、どのようにノートをとればよいか、
というお話をして頂きました。しかし、実際にやってみようと思っても、なかなか上手くいきませんでした。
常に、問題はなんなのか、これはどういうことなのか、問いを立てながら聞くというのは、
やはり訓練が必要なのだと感じました。今回その方法を教えていただけたので、これから意識して
取り組んでいきたいと思います。
【記事番号: 540 編集キー:540 】
[539] 題名:第13回木ゼミ 活動報告 名前:木田世界(25期) 投稿日:2015年01月28日 (水) 12時28分
《目次》
T.基本情報
U.ニュース発表
V.DVD視聴
W.先生のお話
X.今日イチ・刮目T.基本情報
【日時】2015年1月22日(木) 17時00分〜21時30分
【場所】経営学部B棟204
【出席情報】(敬称略)
25期:木田
26期:渡邊
院生:中村、阪本U.ニュース発表
◆ニュース発表のコンセプト
なぜそのニュースを扱い、そのニュースにどのような意味があるのか、人に納得させる。
民主主義の社会においては、人と話し人を説得することで協働を行うことができる。
◆聞き方
他の人がニュースを発表する際に、それに反対か、賛成か、結論には賛成か、わからないのかと、自分がそれについてどう考えているか常に確認しながら聞く。
1.ヘイトスピーチのおよびヘイトスピーチ禁止法の是非について(木田)
<法規制の是非「自由は無制限ではない」「表現の自由を死守せよ」>(『産経新聞』 2014年10月10日)http://ironna.jp/article/464
この記事では、ヘイトスピーチ禁止法を制定することに賛成の意見(五十嵐氏)と反対の意見(木村氏)が載せられています。
僕は、まず現状認識として、ヘイトスピーチを防げていないこと、
そして、他者の自由(在日朝鮮人が日本で生きていくこと)を侵害する自由を認められないこと、
また、ヘイトスピーチを法律で禁止することで社会全体にヘイトスピーチを許さないというメッセージを発せられると思い、
ヘイトスピーチ禁止法賛成の意見を支持しました。
しかし、質疑と先生のお話を聞いて、やはりあれもこれも法律として規制してしまう社会より、
倫理に基づいた問題解決が行われる社会の方が良いと思いました。
なぜ、ヘイトスピーチということを取り上げたかというと、
ヘイトスピーチやネチズムといったものを見ると、日本人が排他的になってきているように思えてくるということがあります。
また、バイトテロなどを見ると、自分たちの属するグループの中での評価ばかりを気にして、
社会全体からどう見られるかということを全く気にしない状況になっています。
ヘイト・スピーチやネチズムは民族・人種レベルで、バイトテロはもっと小さいレベルで起こっていることですが、
どちらも排他的になっているという点では共通していると思えますし、
そのように排他性が高まってくる中で、秩序あり調和した社会、安心して暮らすことができる社会を守ることができるのだろうか、
という懸念があります。
2.ISIS邦人二名への身代金を請求 ―ついに日本人が狙われた― (渡邊)
〇なぜこのニュースを取り上げたのかV.DVD視聴
10月21日放送 ガイアの夜明け 「食の安全≠守る!驚きの仕組み」
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20141021.html (番組概要)
この番組を、バーナードの議論で見るとどうなるのか?
この番組で紹介された、安全な食品を作る為の組織における伝達は「責任の体系」と言うことができる。
責任感を持ち安全・安心な野菜を作ろうという準則を共有できる人、それを実行できる人(責任能力がある人)を探し、彼らに安全の確保をするように働きかける。(道徳創造)《感想・コメント欄》
【記事番号:539 編集キー:538 】
[538] 題名:平成26年度秋学期第14回三戸ゼミナール 名前:〇笹井純也(26期) 投稿日:2015年01月28日 (水) 04時23分
今週は19期生の酒巻さんが、ゼミに参加されました!
今ここでの学びの場や仲間たちを大切に、毎日を過ごしていきたいと思います。
≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会
V.討論会へ向けての勉強
W.本の交換会
X.先生のお話
Y.来週の予定
Z.刮目・今日イチ
T.基本情報
【日時】2015年1月27日(火) 16時30分〜22時00分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
4ryu :渡邊、安藤、(馬、新山)
ラフレーズ :笹井、木田、三厨
PS4 :佐藤、浦林、石嶺、(飛田)
温故知新協働組合 :高橋、坂本、藤田
院生 :阪本、陳、(中村)U.スピーチ大会
以下、先生やゼミ生に言われたことを書きこんでください。
またスピーチ大会掲示板のリンクです。
原稿をアップして、書き直しましょう。
http://bbs4.sekkaku.net/bbs/mitospeech.html
1. 木田世界−笹井純也を語る
2. 三厨昌平−木田世界を語る
3. 石嶺佑騎−坂本恵理奈を語る
4. 阪本夏美−馬辰卿を語るV.討論会へ向けての勉強
三井ゼミとの討論のため、共通の問題設定を考えました。
ゼミ生の議論と先生のアドバイスの結果、
@先進諸国における顧客の創造は可能か?
Aグローバル市場において、日本企業は日本人従業員を雇うべきか?
(Bピケティの主張する格差社会はあるべき社会であるのか? ※補として。)
以上の三つを三井ゼミに提案していくことになりました。W.本の交換会
テーマ「古典名著」、4年生の先輩方にとっては最後の本の交換会でした。
古典は、現代社会にどう活かすのかという視点で紹介していきましょう。
場合によっては、読み方まで紹介すべきです。
交換会幹事、報告お願いします。X.先生のお話
1. いい話とは何か 〜「心」がなければ「上手い話の壁」は越えられない〜
今回は上手い話にはなっていても、いい話はなかった。
仏像は彫った所で心がなければ、「仏像」とは言えない。
手を合わせられてこそ初めて、「仏像」となるのと同様に、
スピーチも「心」があって初めて、いいスピーチとなるのである。
では、いい話のためには何が必要か、
コンセプトをよく理解し、
@役に立つ、A面白い、B心に残る(感動する)の条件を
満たす話である。
そして話とは、
@誰を(語られる相手)、
A誰に向かって(ゼミ生全体と、語られる相手)
B何のために(聴き手をどう変えたいか)
によって、どのように話すのかが変わってくる。
2. エピソードとは何か 〜臨場感のため、意識の共有を図るため〜
今回はエピソードらしいエピソードがなかった。
では、エピソードとは何のために話すのかを考えなければならない。
エピソードは事実を並べるのではなく、臨場感を生み出すためにあり、
臨場感とは、共感を生むため・意識の共有を図るために必要なのである。
3. 「この人を語る」で使えるであろうエピソード 〜ゼミ生の発見と、自分自身の自己再発見〜
秘密の共有、知られざるゼミの一コマ、ゼミ生の一面。
これを語ることによって、ゼミ生の発見、また、
自分自身の自己評価・自己再発見につながる。
ただし、ただの裏話ではなく、ゼミ生の姿・その人の本質に迫らなければ、
その人を変えることはできないだろう。
4. 言葉と価値観 〜メディアの言葉は国民の価値観〜
ニュースの「言葉遣い」がずれてきている。
これは、軽く扱われるべき問題ではない。
なぜなら言葉には価値観が表れており、
言葉が崩れれば、「価値観」が崩れるからだ。
言葉により価値観が崩れた例として、「キレる」がある。
最近「キレる」という言葉が、日常的に使われるようになった。
キレるとは、理性の糸が切れる、という意味だ。
以前は認められない概念であって、
「キレる」も「逆ギレ」も許されなかった。
しかし、「キレる」という言葉が日常的に使われるようになった。
これにより「キレる」という価値観も認められたのである。
価値観が認められたから、今キレる若者・キレる中高年が表れている。
同様の例として、「我が儘」がある。
企業が「お客様の「我が儘」を認めます」と言ったために、
言葉としての「我が儘」を、消費者は平気な顔で行なうようになったのだ。
私たちは情報源を、TV・ラジオ・雑誌といったメディアから得ている。
そのメディアが「適切な言葉遣い」で表現しなければ、
私たちは崩れた価値観を そのままに受け止めてしまう。
つまり、メディアの言葉が崩れれば、私たちの価値観も崩れてしまうのだ。
(追記・1/28 18:09 笹井)Y.来週の予定
○渡邊諒太(26期, 2/1, 18:40)
2月3日のゼミは英語統一テストの終了後、13:00に集合を予定しています。
その後の流れは、討論会に向けた勉強、寿司とそれにまつわる企画、刮目という流れで進めたいと考えています。
また、今学期の区切りとして、刮目は全員に述べてもらいます。
その際、三年生はこの一年ゼミで学び変わったこと、
4年生は今までのゼミ活動を振り返り、刮目を述べてください。
タイムスケジュールは、以下の通りを予定しています。
13:00-18:30 討論会に向けた勉強(一部ずつ一時間半程度、結論部再検討1時間予定)
18:30-19:30 食事企画
19:30- 刮目Z.刮目・今日イチ
〇笹井純也(26期 1/28 4:24)
■1. 古典名著のテーマ理解について
本の交換会で、十返舎一九『東海道中膝栗毛』を紹介しました。
「来週からテストで、古典名著は読み始めるまでに苦労する本が多い。
だから読みやすい本を持って来よう。」と考え、それ以上は考えませんでした。
古典名著を読む状態に置かれた際にどのような観点で薦めるのか、ではなく、
そもそもなぜ古典名著を読むのか、古典は古典として残り、名著は名著として残る理由は何なのか、
という問いを持つべきでした。
テーマを意識しようと心掛けた点では本当にほんの少しの前進ですが、
もっともっとテーマを意識して、コンセプトをしっかりと把握できるようになりたいです。
○三厨昌平(25期 2015/02/01 0:17)
今回のスピーチ、良いネタ、良い話し方は意識できました。
しかしコンセプトを詰めることはできませんでした。
【誰を語るか:木田】【誰に向かって語るか:木田、ほかのゼミ生】は自ずと決まっていたが、
【誰のために語るか】という視点、これが抜けていました。
木田に語る。では何のために語るのか、考えていませんでした。
「木田に語る」ということを明確に意識して、「木田のために語る」
「木田を良くするために語る」「木田を動かす」というところまで発展させられなかった。
「よいスピーチをする」ということしか考えていなかった。
ネタは2か月前から貯めはじめてたくさんもっていたが、
それをどのように、どんな順番に使うのかということをしっかり考えられていなかった。
前回のスピーチ大会でも同じ木田を語り、「褒めるだけではなく、けなす(改善する)こともすべき」と勉強したが、
結局それが何のためだったのか、ということをしっかり理解していなかった。
○渡邊諒太(26期, 2/1, 18:30)
◼︎スピーチをどう評価するか。
前回のスピーチ大会において、中村さんより、三年生の評価があまり的を得たものとして入ってこないというご指摘を受け、
今回のゼミでは、先輩方がどの様にスピーチを評価して居るかを注意して見ていました。
先輩方はまず、何をスピーチで伝えたかったのかを把握し、その上で構成が適切であったかや話し方が適切であったかを評価していました。
それと同時に、テーマのコンセプトと照らし合わせ、伝える内容が適切であったか、合致していたかを評価されていました。
この様に見ていくと今までの自分の評価は感覚的で、頭から漫然と聞いて引っかかったことをただそのまま言ってしまっていました。
また、話全体から評価を考えていても、コンセプトと合致しているかという視点が無かったのだと気がつきました。
そうではなく、引っかかったことを聞き終わった後に再構成し、言うべき点を整理する必要があるのだと学びました。
次回以降、先輩方がスピーチ大会の場で評価をしてくださる機会は大きく減ってしまいます。
しかし私の手元には、先生や先輩方が二年生の時からずっと評価をしてくださった、その蓄積である評価シートがあります。
よく読み、この評価シートを踏まえてまだ荒削りである今回の分析を深めるとともに、
次回からのスピーチを磨き、卒業する時、あるいは何処かで会った時に先輩方を刮目させる様な話が出来る様になりたいです。
◼︎仲間がいれば、失敗は乗り越えられる。
19期 酒巻さんの刮目とその後の先生からのお話を聞き、自分の事と照らし合わせて考えたことがあります。
私は高校生の時に所属していた部活を挫折して辞めており、辞めたことも、その辞め方も、三年以上経っても未だに
「これで本当に良かったのか」と迷い、どこか後悔している気持ちがぬぐい切れません。
しかし、挫折や失敗なども仲間がいれば乗り越えることが出来るのだという話を聞いて、
ナンセンスかもしれませんが「確かに、あの時に仲間は居なかったよな…。」と振り返り、一つ納得することが出来ました。
今、私が何か困った時や、ゼミに出れなくなった時に声をかけてくれる仲間が居ることがとても嬉しいです。
また、これからは自分からもその様な関係性を作れる様に、誰かから仲間だと言ってくれる様な、そう言える様な人間になりたいです。
○中村貴治(20期,2015,02,02, 10:30)
三厨君、渡辺君、動画の撮影を有難うございました。
確認したら、先週分のスピーチが挙げられていたので、当日できなかった評価をしたいと思います。
まだ全員分ではありませんが、ひとまず。
■木田世界(相手:笹井純也)
@まだ表現力に乏しいね。話し方については、声を張ることを覚えた方がいいね。どこが強調し、伝えたいことなのかがわかりにくくなっている。
特に、身振り手振りの表現には大いに改善の余地があり、意識するだけで一気に表現の幅が広がるでしょう。
A笹井を評価している点が散発的ではないだろうか。頑張り屋、創意工夫、等。
表現力の乏しさも相まって、結局全体的として何を伝えたいのか、という点が不明確だと思う。
特に、「ドラえもん(特定意志薄弱児監視指導員)」の着眼点はいいが、最後の「笹井が来年どんなドラえもんになっているか〜」は、それまでの展開から導き出せるだろうか?
自分と相手がどんな関係なのか、一言で表したほうがいい。それが結論であり、スピーチのコンセプトになる。
(問題意識−)論理展開−結論を意識すること。これは、「この人を語る」に限らず、どんなスピーチにも言えることでしょう。
※なお、論文と違ってこんなに明確な構造をとらないことも多々あることが、スピーチの奥深さではあります。
Bスピーチの後に片づけを始めるのが早すぎる。最後の締めとして、余韻をもたせることを意識しましょう。
→自分が話すことに意識が言ってしまい、聞き手との空気づくりが意識できていないのでは?
【総評】
サラッと言ってしまったけど「一つ一つの機会を大事にし、いつも一生懸命に物事に取り組む」が大切だったのではないかな。
それを、最後のドラえもんと上手くつなげられるように原稿を再構成すれば、もっと良くなるのではないかと思いました。
「ドラえもん」は記号に過ぎないから、内容を持たせることがむしろ大切だと意識すべきだね。
◯木田
>中村さん、コメントありがとうございます。ご返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
@の声の張り、強弱などは自分でも反省点として意識していたのですが、
身振りについては意識していなかったので、次回しっかり意識したいです。
スピーチの練習をする際に動画を撮って、どんな身振りをすればいいか考えたいと思います。
A原稿を書いている段階では、前中半で「頑張り屋」というキーワードを繰り返し、
最後に、ただ頑張るだけでなく人を助けるドラえもんになってほしいという構成にしようと思っていたのですが、
キーワードの表現のインパクト、言うタイミング、回数、口調などを十分に意識していなかったので、
キーワードとして残せていなかったと思いました。結果、どういう構造のスピーチなのかも不明確になってしまいました。
B僕が話す前の週の三年生のスピーチで、すぐ去ってしまったことを見て、同じことを感じていたのですが、
自分のスピーチに行かせませんでした。
正直、緊張に負けて慌てて去ってしまったと思います。実績と準備に基づいた自信をつけることを意識し、
そのために少しずつより高い準則を乗り越えていく経験を積み重ねていこうと思います。
結局、エピソードが多く散らかってしまい弱かったこと、
キーワードと構造が不明確であったことが、
最後のドラえもんになってくださいという言葉に重みを持たせられなかった原因となってしまいました。
先生が仰っていたように、次回はエピソード二つを4,5分、掴みと締め、つなぎで1分ほどで話したいです。
■三厨昌平(相手:木田世界)
@少ない動き、声のトーンで聞かせる表現力は流石だなと思う。木田のキャラも相まって、エピソードの情景が想像しやすい。
ただ、こちらが驚くような内容のエピソードではなかった。
語る相手が相手(ゼミに深くかかわっており、しかもキャラが立っている→みんながよく知っている)なので、
難しい部分だろうが、上手く突破してほしかった。
A表現力のせいかあまり気にならなかったけど、振り返ってみると、説明調のエピソードが多いね。
セリフを挟んだり、光景を描写するなど、まだ臨場感を出して相手を引き込む工夫の余地があると思う。
タモリの弔辞でも、赤塚不二夫のセリフをいくつか挟み、光景の描写を入れていたよね。
逆にモノローグ的な「赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私をみている」も、変化球としてアリだよね。
B文脈として一番大切だったのは、「悔しいことに、彼ほどの真摯さを持ち合わせていません。俺は今、彼のように本気で物事に接しているのだろうか。そう自問自答した。」
という部分ではないかな。そこに焦点を合わせ、そこまではずっと、木田が「頑張り屋だけどちょっとな…」という、一歩引いた三厨の視点を出していき、
最後に、「しかし、そんな彼のことを、僕は内心ではこのように思い、羨ましく、尊敬していたんだ!」と出すと、ぐっと三厨と木田の関係のオリジナリティが出たように思う。
そして、「ずっと一緒にいた気がする」以降の話は、切るか最初の方に回して、「悔しいことに〜」の後はすぐに結論に入った方が、全体の文脈が締まると思うよ。
【総評】
三厨が木田世界を語るのは二回目で、二年連続だったと思う。一回目と何が変わっただろうか。
その点を意識してほしかったし、みんなに伝わるように話してくれれば、関係や想いの濃さがわかるし、話に深みが出たんじゃないかなと思います。
>中村さん、ありがとうございます。
やはりyoutubeで撮影すると、(公式的に「残る」「残す」かどうかとは別に)記録として残るので、
それに対してコメントを付けて頂いたのは非常にありがたかったです。
先生がいらっしゃらなかった先々週の回にも思いましたが、先生と先輩のコメントシートがあることで
勉強できる量が大きく変わるのだと改めて感じました。
さてスピーチについてですが、
エピソードの描写というところでは、他のゼミ生の知らない木田とのシーンを、まるで他のゼミ生がそこにいるかのように話す、ということは
前回に比べてできませんでした。
今回は、前回の中村さんの「とっちらかってしまった」というコメントを受けて、
木田のできない部分(まとめる力、マネージメント)を話した後に、尊敬する部分(真摯さ)を語り、最後に一緒に過ごした時間を語る、
という順番でまとめましたが、結果的にまとまっていたかというとそこまでにはできず、
聞いていて中身をどれだけ面白くできるか、惹きつけられるか、という点まで落としてしまいました。
これはコンセプトとしてどういう方向に持っていくのか、というのがやはり曖昧になってしまったのが大きいと思います。
コンセプトレベルで考えた時に、今まで自分と木田のあいだにあったこととして、去年のスピーチ大会がはっきりと挙げられると思いますが、
それを「背景」としてスピーチに組み込めなかったのは非常に残念です。
それまでやってきたことを「背景」として自分のものとして血肉化して語る、というのは、論文を書く上でも非常に重要なことであり、
まだできるようになっていないことを感じました。
■藤田航平(相手:高橋篤史)
@「彼」と「高橋」どちらが良かったのか。終盤で直接語り掛けるところになって「彼」と続けていたところを、
「高橋」に変えた狙いはわかるものの、ちょっと関係性として遠いところにいる印象を聞き手に与えたように思う。
その距離感は、下のAの問題につながるものであり、親密さがもっと欲しかったように思う。
A藤田が高橋に色々と想いって色々と伝えたことはわかったが、相互のやりとりから関係性が見えず、
一方通行のシーンが多かったと思う(もちろん、実際の関係性はそうではないと思いますが)。
高橋の反応やセリフ入れたり、もっと踏み込んで、「高橋から俺も学べた」というかたちに持って行った方が、
良かったんじゃないかな。エピソードとしても、臨場感が出ると思います。
B表現力等々については、特にもう言うことはありません。
恐らく本質的に重要なんだろうと思うことは、長くなったこともあり、下に【総評】としてまとめました。
【総評(半分藤田に対するメッセージ)】
僕の印象では、藤田は環境への適応能力が極めて高い人間で、やろうと思えば、
大抵は求められていることを70〜80点代のレベルですることができる奴なんだろうと思っている。
しかしそれは、仮に環境適応が「(@)環境に合わせる、(A)環境を変える、(B)その環境から離脱する」の三つであるとするなら、
(@)の「環境に合わせる」ことであって、(A)の「自らが環境を変えていく」ことではないでしょう。
何かを成し遂げ、記憶に残る人間とは、大抵は(A)「自らが環境を変えていく」ことのできる人間であり、
そこまでに至っていないことが、藤田がゼミでその高い能力を認められ一目置かれながらも、
惜しくも惜しくも高い存在感を発揮するにまでになっていない理由なんだろう、というのが藤田自身に対する僕の評価です。
これ以上、(スピーチの)力を伸ばすためには何が必要なんだろうか。
それは「何が、何故重要なのかを掴む力」であり、それが「自分で環境を変えていく」ための推進力となり、
スピーチにおいては「何のために語るのか」、コンセプトに立ったスピーチができることにつながるのではないでしょうか。
その力をつけるために必要なことは、まさに「哲学」であり、とにかく「考える」ことでしょう。
本当は、テキストを読み込み、学問に打ち込むことがそのための一番の手段なんだと思います。(僕自身も最近になってわかってきたのですが)
ただ、4月以降は中々そういう機会を保つわけにもいかなくなるのだろうと思います。
ゼミでは掲示板、そして毎年の浩友会という形で、常に考える場、何が何故重要なのか掴む力を養う場が残されています。
卒業までの数か月、そして卒業してからも常に力を磨き、これからも成長した姿を見せてほしい。
■石嶺佑騎(相手:坂本恵理奈)
@話し方については、表現の幅が広がって来たような印象を受けました。
ある程度、思った通りのリアクションを引き出せるようになっているんじゃないか。
後は、相手を感動させたり、心に残る話をし、そのための話し方ができるようにするというのは、皆と共通の課題だろうと思いました。
A現役生にとっては驚くような話ではなかったのかもしれないけど、坂本さんが「誉められたことがない」と呟いている話は、
聞けて良かったと思っています。私は先生ではありませんが、もう少し、意識的に誉めた方が良かったなあと思いました。
誉める部分はいっぱいあるので。そう意味では私にとっては役に立つスピーチでした。
B話し方に拡がりが出たのはいいが、そのせいで「気が抜けた感じ」がずっと続いてしまうことが気がかりです。
おそらく原稿上も、あえて「ハズし」たり、皆を思わず笑わせたりする個所が随所にみられるのではないでしょうか。
特に、最後の坂本さんへのメッセージの部分は、笑いを誘うような話はいらなかったんじゃないかな。
【総評】
先輩らしいが、先輩らしくない。強いて言えば石嶺らしいスピーチだった。話し方も原稿も。
けれど、ここぞというときに先輩として後輩を動かすには言葉に「重み」が必要ではないだろうか。
そのための話し方、演出を考えてほしい。来年は、25期生が抜けて頭一つ抜けた存在になるので、いい機会ではないか。
■阪本夏美(相手:馬辰卿)
@話し方については、特に言うことはありません。私は普段から留学生にどう思っているのか、から始まることが面白い。
現象に対する関心が強いことと同じように、人への関心が強いのでしょう。
その分け隔てのなさが、阪本さんの良さであり、相手に好感を持たせるところなのかなと感じました(偉そうですみません)。
A恐らくエピソードの数が限られた中で、「桜の並木道」をキーワードにして聞き手を引っかからせつつ、
馬君個人の話と留学生一般の話を、上手くリンクさせ、行き来しながら話を進める、というのは、
上手い戦略だと思いました。その点はなるほどと思いました。それも、普段から留学生に対して色々と思っていないとできないことですが。
Bしかし、そのこともあって、結局、「馬君自身がどういう人間であるのか」という部分については、
謎のままになってしまったと思います。強いて言えば(@)馬君の話と留学生一般の話を分けて話をし、「馬君と留学生一般の『違い』」を強調するのも一案ですし、
(A)もしくは、三戸先生の下で勉強したい、学ぼうとする志の高さがが馬君の特徴なんだと、明確に結論付けて言った方が良かったと思います。
そうすると、最後の「それにも関わらずゼミに来ていない、頑張れ、もっと一緒に学びたい!」というメッセージを強調することにもなると思います。
【総評】
語りたい相手がゼミに来ていない現状を見て、原稿を変えることができるという胆力と、構成力は素晴らしいと思います。
阪本さんの場合は将来教育者になるということを考えると、その時に学生に対してどんな話ができるようになりたいのか、
という視点も持ってスピーチ大会に臨むことが重要なのかなと思います。
○安藤陽介(25期,2015/02/02,23:46)
スピーチ大会の2週目、今回は評価する側として勉強になりました。
自分自身はスピーチをつくるとき「誰に」「何を」というのは明確に考えるようにしていました。
しかし、昨日の皆のスピーチや、先生のお話をきいて、自分のスピーチには「なぜ」がなかったことがわかりました。
「なぜ自分がこの人を語らねばならないのか」
「なぜこのことを相手に伝えなければならないか」
そのようなことが明確であればあるほど、スピーチに感情がこもり、「人を動かす」スピーチになるんだなと感じました。
そして人を動かし、相手を変えるためのスピーチにはシメが重要ということも今後頭に入れておきたいです。
世の中をよくするには仕組みを変えるか、人を変えるかの2つしかない。
人を変えるのは言葉であり、無言のふるまいである。
自分は仕組みを変えることで世の中がよくなる、ずっとそう考えていたような気がします。
会社を選ぶとき、あらゆるものの価値判断をするとき、「仕組みを変えていること」に
ものすごく価値を高く置いていたような気がします。
一方「人を変えている」「人を良くしている」というところには目を向けていませんでした。
人を良くすることで世の中はよくするということにも、もっと目を向けて生きていきたいなと思います。
○陳媛
スピコン原稿 『この人を語る』
「流浪に剣心」。研究しか眼中にない中村さんはこのアニメーションが好き、
しかも、家に漫画の全巻も置いてあると聞いたときにびっくりしました。几帳面で
研究好きな中村さんはまさか漫画が好きだなんで思うもしなかったです。しかし、
中村さんを剣心に照り合わせてよく考えてみたら、何となく分かって来た気もしました。
「そっか、確かに中村さんに武士が住んでいるんだ、それは中村さんの無私、滅私奉公
という精神のところに見えることだ。」ある日、中村さんになぜ剣心が好きかと聞いたら、
「昔、デンマークに住んで、剣心の漫画しか売らなかった。」というアバウトな返事をもらいました。
しかし、彼の中で武士魂が住んでいるから好きだと信じます、そう信じたいです。
中村さんの無私さは留学生たちの頼みに几帳面に応えるところにありました。大学院ゼミの留学生の間
でラインのグループがあります。普段静かなあのグループはある日、一枚の写真でものすごく騒いでいました。
それは、中村さんとある留学生とのライン会話のキャプチャでした。日付や時間がわざと丸づけられていました。
夜中の2時、4時、6時!一月の一日、三日!内容は留学生の論文の直しとアドバイスでした。その写真で、
本人でない留学生の私たちまで感動しました。元旦の日、日本の家族と団楽し、お年玉を抱えて唾液を垂らして
スイートな夢を見る日です。しかし、中村さんは何夜も眼をとじらず、論文をチェックしアドバイスを
考えていました。まさに、武士のように、周りの人に何かあったら、自分の欲を全部犠牲にし、
助けにいくのようです。
中村さんの無私さは公正であるところにもありました。私のテイーチング・アシスタントのために
春学期に何度か文章のチェックを確認してもらい、宿題を先生に渡してもらうことがありました。文章を
中村さんチェックしてもらうことが本当に怖いです。ある時、先生に渡す大学院授業の宿題がありました。
正直、ごまかすように宿題を書きました。中村さんを経由で先生に渡すため、中村さんに提出しました。
チェックと頼んでないのに、なぜかその宿題をばーっと見ました。ごまかし宿題がすぐ見抜かれたようで、
まあ優しい顔をしている中村さんの顔が急にこわばり、赤くなり、いまにも先生らしく怒り出すようでした。
隣で盗み見していた私は殺意を感じ、どっかに逃げました。「ああ、昔、山梨に住み、帰り電車が同じなので、
二人でよく立ち話をしました。それで私の友情が生じたと思うのにな。私の友情があっても、
テイーチング・アシスタントであってもいざ宿題を前にしたら、決してかばってくれないね!」
ああ、怖い怖い、これからちゃんと勉強しないと、危険にさらされた時に、武士の中村さんは
助けに来てくれなかったらどうしよう!
危険なときにも武士中村さんが助けてくれるように勉強頑張りますよ!
来年の元旦に私の修士論文の直しをよろしくお願いしますね!
○酒巻塁(19期、04:25 2015/02/03)
皆さん、改めて先日はありがとうございました。
このトピックがゼミ終了から数時間後にアップされていることは素晴らしいと思います。
そのスピード感は社会人になっても非常に重要かと思います。
さて、あの場でお話しできなかったことを一つ。
ゼミ中先生のお話をお聞きしていて、「うんうん、そうなんだよなぁ」と頷きっぱなしでした。
これは学生のときにはなかった感覚です。
心構えが変わったことは当然としても、当時と今で何が違うんだろう…と、考えていて一つ考え付いたのは、
社会人として働いた数年間に、思い当たる・共感する出来事が多くあったということです。
実際ゼミ活動だけでなく、大学の授業で学んだ理論やケーススタディが自分の会社に当てはまっていると感じたことは多々あります(当たり前の話なんですが)
ここで皆さんにお伝えしたいのは、大学での経験は社会人になってからも役立ちますよーなんてありきたりなことではなく、
如何に自分の中に落とし込むか が重要ということです。
良い話の要素の一つに「役に立つ」というものがありますが、聞く人自身に何かに活かそうという意思がなければ意味がありません。
例えば授業で紹介されたケースを身の回りのこと(サークルやアルバイト、ゼミ等)に当てはめてみる。
あるいは自分がその立場だったらどうするかを考えてみる。
そういう経験が社会人になってからとても活きます。
というより学生のうちにそういう訓練をしておかないと、いざ社会人になってからしようとしても大変です。
僕自身に当てはめてみると、当時の自分には「活かす」という感覚が欠けていたために、
先生のお話を聞きながら「これは良い話だ」と感じながらも自分の血肉とすることが出来ませんでした。
いかに良い話であろうと、"ジブンゴト"として聞かないと駄目です。
ただそもそもですが、将来どうなりたいか、どのように生きていきたいのかという方向性が定まっていなければ、何に・どのように役立てるかも考えにくいとは思います。
3年生はいよいよ就活の時期でしょうか。
大変だとは思いますが、まず自分自身と向き合って自分の将来像を作り上げることから始めてみてはいかがでしょうか。
4年生は大学生活も残りわずかですが、上記のことを少しでも意識してもらえたらきっとより良い2か月になるかと思います。
それではまたの機会にお会いしましょう。
【記事No.538 編集キー:538】
[537] 題名:平成26年度秋学期第14回三戸ゼミナール 名前:高橋篤史(26期) 投稿日:2015年01月21日 (水) 07時54分
今週は、先生が発熱のためご欠席なされました。
先生がいらっしゃらない中で一人一人のゼミ生がどのように振る舞うべきか
考えさせられるゼミとなりました。
→「ご欠席」+「なさる」は重ねて使える様ですが、
「なさる」の活用が変かもしれません。(三厨)
≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会
V.討論会に向けての勉強
W. 来週の予定
X.刮目・今日イチ
T.基本情報
【日時】2015年1月20日(火) 16時30分〜22時00分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
4ryu :渡邊、安藤、馬、(新山)
ラフレーズ :笹井、木田、三厨
PS4 :佐藤、石嶺、浦林、(飛田)
温故知新協働組合 :高橋、坂本、藤田
院生 :中村、阪本、(陳)U.スピーチ大会
第三回スピーチ大会「この人を語る」第一週
〇三厨昌平
スピーチを各スピーカーごとに動画で撮影してyoutubeにアップしました!
リンクを知っている人だけが動画を観られる「限定公開」です。
再生リストになっているので、20日の全スピーカー分あります!
以下、院生や他のゼミ生に言われたことを各自書き込んでください。
1.佐藤樹−浦林幸輝を語る
2.笹井純也−三厨昌平を語る
3.渡邊諒太−安藤陽介を語る
4.高橋篤史−藤田航平を語る
・強弱の他にスピードの変化というものを意識的に使えなかったことで相手に長いと感じさせ聞く気を起こさせなくなる話し方であった。
・この人を持ち上げるになってしまっていた。落としてあげるということが重要である。
・最後感謝するのであれば、数秒間頭を下げるなど型にも気を配ること
・自分にしか見ていないところを具体的な行動を交えて語る部分が足りなかった
5.安藤陽介−渡邊諒太を語る
・スピードが単調
・最後がさっと終ってしまった。
・テーマの難しさにあったロジックや事実が用意出来ていなかった。
6.坂本恵理奈−石嶺佑騎を語る
・語りかけるような話し方、人に聞かせる話し方が、今回のテーマにあっていた。
・原稿が良かった。1年1年分けて語り、またエピソードが豊富な語る対象を選んでいた
・石嶺さんを語りたいという思いが伝わった。
・思い出話のようにも聞こえた。
・原稿の構成のせいか、終始単調な話し方だった。最後に迫るような話し方ができればさらによかった
7.浦林幸輝−佐藤樹を語る
・佐藤を自分はどう「先輩」として評価しているのか、ということを聞き手に上手く伝えられなかった。
・佐藤と「しっかりしろ」で、ネタをかぶせてきたのは良かった。
・話がつっかえることがあるのは良くなかった。V.討論会へ向けての勉強
今回は、結論についてある程度の目途を立て、目次について話し合いました。
結論:水野の論には納得できる点もあれば納得できない点もある。資本主義は終わると言えないまでも他の資本主義の形態に変容する。
(このポイントと理由を列挙できるようにする)
目次案
争点
・「もっと先へ」というイデオロギー、水野の論から問題提起されたものの考察は水野の論を超えた項目をどのように扱うか⇒水野資本主義終焉論の検討部に入れる。
・ピケティ・ポラニーの論を、水野の検討に使うかそれとも資本主義の独立した議論として行うか、実際にやってみなければわからない。
・定常化社会論や里山資本主義論(できればモースの贈与論も)を補論として取り扱う。W.来週の予定
1.第三回スピーチ大会「この人を語る」第二週
来週も引き続きスピーチ大会の続きを行います。
発表順は、木田(笹井)、馬(阪本)、三厨(木田)、藤田(高橋)、石嶺(坂本)、
陳(中村)、坂本(馬)、中村(陳)です。
2.本の交換会
来週は、2014年度そして四年生の方々にとって、最後の本の交換会です。
テーマは“古典・名著”X.刮目・今日イチ
高橋篤史(26期 1/21 7:08)
●スピーチ大会
この人を語るは、第二回スピーチ大会と比べて原稿段階では作りやすかったことは確かです。
それは、前回よりも語りたい内容が明確になっていたからです。
「この人を語る」より一段深めてサブタイトルを付けたことが明確になった要因だったお思います。
今後もメインタイトルとサブタイトルについて意識したいです。
しかし、いくら前回原稿を作りやすかったからといって、自分で満足し、周りから高い評価を得るようなスピーチにできませんでした。
より良いものにするためには中村さんがおっしゃっていたように人のスピーチを聴き
どこがよく良いか悪いかを考えるだけでなく、他人のスピーチに対する評価を聴くことも必要であるので、来週は先輩方の評価を生かしたいです。
●討論会勉強
目次が具体的に固まってきて、分担をできるまでに至りました。
担当部分を決める際に、自分の中でどこか違和感があったのは、自分が夏からずっと続けていた学びを
納得できるまでやっていなかったツケだということに気づきました。
自分が中途半端に投げ出してしまっていた学びを再度納得できる形に持って行き、
これからの討論会をやってよかったと思えるようにレジュメづくりに勤しみます。
●ゼミ活動
ゼミの先輩とのつながりは、卒業してしまってからも続いていく。
ゼミという制度の切れ目が縁の切れ目ではないということを心に刻み、
先輩方との残り少ない時間を充実したものにしたいと感じました。
〇笹井純也(26期 1/22 4:41)
目次の上に高橋が書いてくれているように、
今週先生はご欠席なさりました。
つい僕は毎日を漫然と過ごしてしまいがちですが、
この毎日は決して当然ではないんだぞ、と改めて感じました。
このゼミで学べていることにもっと感謝し、
もっと意識して毎日を過ごしていきます。
■1. スピーチ大会について
「悔しい」…という気持ちも確かにありますが、
それ以上に「(分からない事実なども含めて)わかった!」という印象が強いです。
特に、スピーチ大会の評価される楽しさ、を実感として わかりました。
自分がじっくり考えてきた原稿や話術に対して、自分以外のかたから
悪い点や納得がいかない点、どうすれば良くなるかを指摘してくれることは
なかなか経験できないことです。
「なんとなく納得いかないけれど、どう直せばわからない」状態から
コメントをもらって「こうすれば良くなる」状態になることはとても嬉しいです。
しかし、まだまだもっとも大切な「テーマへの理解」と
「課題と受け取らず自分の世界に巻き込む姿勢」が浅く、
「三厨さんを語る」までには至りませんでした。
最後のスピーチ大会にもかかわらず、残念です。
それでもまだ挽回のチャンスはあると思っています。
今回気付けた点から成長していき、
(まずは)卒業までに、先輩方へ成長した姿を見せたいです。
準則は、
1. 三厨さんを意識した、話の「勢い」を見せる。
2. スピーチ時間を目標通りにする。
(目標は5分〜5分30秒の間。前回大会では練習時より1分30秒以上超え、
時間をオーバーしたので、今回は特に余裕を持って設定しました。)
3. 手振り・目線を意識的に行なう。
でした。
(具体的な反省点は、追記します。)
○安藤陽介(25期,2015/01/23,17:59)
久々の「この人を語る」でした。
選んだテーマ、伝えたいことに見合うロジック、エピソードにかけていたかなと感じています。
また、スピードの調整もゆっくりは意識できたものの早く畳み掛けるような話し方ができませんでした。
スピーチというのはひとつの作品であって、話し方から見た目、内容、エピソード、の各部分各部分が
相互に作用してはじめて「伝える」ことができるんだなと改めて思うことが出来ました。
最後の刮目で「テーマを絞れ」といいました。
3年生スピーチの多くは「誰を語るか」だけしかスピーチに盛り込まれておらず、
「その人のどういう部分を誰に伝えたいのか」という「誰に何を」という部分が欠けていたと感じました。
なので、これからのスピーチは自分なりに伝えたいことを明確にして原稿を作ることをおすすめします。
〇三厨昌平(25期 2015/01/24 14:04)
今回のスピーチ大会では、3年生と4年生で明らかな差を感じました。
3年生は、
1・「この人を語る」が「この人に感謝する」というテーマになっていた。
2・口調が朗読口調になっていて、「ステージの上に立つ」のではなく「原稿にとじこもる」ような話し方だった。
3・最初と最後の話し方には気を配られているが、中盤の話し方には気を配られていない。
と思ったのですが、
さすがに4年生はこれがクリアされていました。
ただ中村さんがおっしゃっていた、「自分と相手の個人的具体的濃密的関係をゼミ生に刮目させる」
というところまで踏み込めていたスピーチは無かったと思います。
これから来週話すための準備をするうえで、
準備をする手順で、前回のゼミで出た意見、コメントをまとめてみました。
テーマを決め方
・サブテーマを設ける。
・人についての評価:相手について、他の人からよりも深い、新しい認識を与えるものでなければならない。
・その人を語ることで自分を語る。その人を語らないと自分を伝えられない。
・なぜ「この人を語る」のか?
ゼミは学びの場であり、自分と相手の唯一無二の関係を語り、
自分がその人とどのように接したのか、そんな関係性があったのか!と刮目させる。
個別性・具体性・独創性が必要。
原稿の作り方
・ネタは劇的エピソードのみならず些細なエピソードからも生まれる。
・「この人」が書いた「この人を語る」を読んでおくべき
・卒業後も関係は続くのだ。制度・システムが終わっても、縁は続く。
話し方
・語る相手にアイコンタクトをする。
・「中盤を制するものは試合を制す。」
・「納得させる」ためには、展開が速くなく遅くなく。
・強弱を付ける/付けないの情報を入れる。
○佐藤樹(26期,1/24 15:00)
■スピーチ大会について
今回僕は、3つの課題を持っていました。
@話す姿勢
→いつも揺れているので、今回はそれを意識してスピーチに臨みました。
結果、改善できたと思います。
今後も意識して、堂々としたスピーチをできるようにします。
A話し方
→メリハリ、と間をつけることを意識しました。
前よりはつけられたと思う反面、先輩方には遠く及ばないと感じました。
また今回のテーマに即した話し方はできていませんでした。
B先輩としての浦林さんを語る
→自分だけが語れるのは、浦林さんのどの側面だろうか、と考え、
浦林さんが先輩として僕にしてくれたこと、を中心に話を構成したいと思いました。
しかしそれをうまく伝えるための構成ができず、十分に伝えられませんでした。
それが残念です。
安藤さんが言っていたように、“この人を語る”のこの人の部分にとらわれすぎて、
語るということに意識を割けなかったです。
前回も同じようにテーマ理解が十分にできていませんでした。
三厨さんと同じように、3年と4年の間の差は僕も感じました。
テーマ理解の差が大きい気がします。
〇 木田世界 (25期 1/26 16:09)
刮目を書くのが非常に遅くなってしまい、非常に勿体ないことをしてしまいました。
スピーチを聞いたうえでの感想は、三厨や他のゼミ生が書いている通りだなと、思うので、
アップロードされている笹井の原稿を見てコメントを書きます。
(笹井以外の前回のスピーカーも原稿上げましょう。幹事は、スピーチ大会掲示板のリンクを貼るようにして下さい。)
笹井の原稿は、「三厨さんは『トロンボーン』です。」「三厨さんの期待を上回るようなアドリブ ソロ ハーモニー……、僕は奏でてみせますよ」など、
一つ一つの表現が非常に工夫されているのですが、
今回は却ってその工夫が三厨に持つ敬意や感謝の気持ちを伝えにくくしてしまったのではないかと思います。
(早口になってしまったことの方がより大きな原因かもしれませんが…)
工夫を単なる工夫にせず、それによって伝えるべきことをより明確に伝えること、
僕自身まだできていないですが、その重要さを改めて感じさせられました。
坂本恵理奈(25期 1/26 15:35)
最後のスピーチ大会が終わりました。私は2年前も今回も石嶺さんを語りましたが、2年前よりは成長できた
ように思います。しかし、みんなからの評価にもあったように、やはり話し方が単調になってしまいました。
最後まで話術面の課題が残りました。
一方、原稿は良かったと言っていただけたのは嬉しかったです。
今回原稿を考える際に、以前中村さんが掲示板に上げてくださっていた「タモリの弔辞」と「上岡龍太郎の献杯の挨拶」
を参考にしました。特にタモリの弔辞の原稿を何度も読み、またスピーチを見ることで、
「エピソードで語る」ということを少し理解できたように思います。
今回のスピーチで、「型」を学ぶということの大切さを、改めて学びました。
○浦林幸輝(25期
今までのスピーチで何度も言われていたことなのですが、僕は原稿に内容を詰め過ぎてしまいがちです。
そのため、いつも時間内にスピーチを納めようと早口になってしまったり、結局何が言いたいのかという
ことがぼやけてしまったりします。
そこで、今回は意識して原稿の内容を普段より減らしてみました。一度作った原稿を、自分では内容が
少なくて不安になるくらいまで、大胆に削りました。時間がだいぶ余ってしまうのではないかと心配して
いましたが、その分いつも以上にゆっくりと話すことを心がけたら、思った以上のスピーチができました。
(後で追記します)
【記事番号:537 削除キー:537】
[536] 題名:webで見つけた水野資本主義論批判 名前:mito 投稿日:2015年01月15日 (木) 20時27分
がっかり→水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」
⇒実質成長率と名目成長率を区別すべきという主張です。
資本主義の終焉と歴史の危機(2)
⇒こちらは、水野の議論を肯定しています。『超マクロ展望 世界経済』の感想も同ブログにあります。
〇 木田 世界 (25期)
先生、ご紹介ありがとうございます。リンク設定と一言説明を追記しておきました。
もっと早く自分たちで検索しておけば...と思います。
検索してみて他にも水野の批判を見つけたので、載せておきます!
水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』を読む
〇笹井純也(26期 1/16 14:43)
先生、ご紹介ありがとうございます!
ブログを読んだ感想・コメントを書き込みます。
木田さんも紹介ありがとうございます!
早めにコメントを書きたいと思います。
討論会に活かすだけでなく、自分の世界を広げて巻き込むために読んでいきたいです。
1.はみ唐さんの空手、コンサル、親バカ日記
「がっかり→水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」」の感想
実質成長と名目成長、リフレーションの効果とその根拠、ポール・グルーグマン氏の主張など、
僕には詳しくわからない事ばかりでした。
僕自身は 水野の論を経済学的観点からは検討できなくとも、
「その経済学的観点からの批判に対して、どのように考えるのか」
という意見を考えられるようになるべきだと考えています。
もう少し勉強して、追記します。参考まで、リンクを貼ります。
@ Bloomberg.co.jp「クルーグマン氏が決定的役割−安倍首相の増税延期の決断で」
A 現代ビジネス「ノーベル賞経済学者クルーグマン「日本経済は消費税10%で完全に終わります」」
B yaoo知恵袋「名目成長率と実質成長率の違いは何ですか?」
2.古稀の青春・喜寿の青春「資本主義の終焉と歴史の危機」の感想
資本主義の構造について「かねてから疑問に思っていた」とは、
すごいです。とても資本主義について意識されているかたなのだろうと感じました。
だからこそ、僕はブログ筆者の意見をもっと読みたいです。
ブログ筆者(お名前がわからないので…。)の水野に対する主張は以下の三点しかありません。
@"「先進国」と言うところを「アメリカ」と置き換えればその通りと私は思います。(1ページ目-最終段落)"
A"水野理論の当否は別として、この理論に基づく現在の経済現象の説明には頷ける点が多いのです。(2ページ目-スペース直後の文章)"
B"いずれも納得できる説明です。(2ページ目-最終段落)"
この書き方からブログ筆者は、水野の論に大筋では納得していても、
どこかに納得できない点があるようです。
筆者は、水野の論のどこが納得でき、納得できないのか、
そして、冒頭の疑問は水野のテキストにより解決されたのか、
を知りたいと思いました。
冒頭の疑問、「利率がゼロになれば資本主義は成り立たないのか」、
「もはや、日本の資本主義は成り立たなくなっているのでは?」への
僕の意見は、また追記します。(改行やフォントの修正 1/17 2:35)
ちなみに、このかたは
2014私撰10大ニュースも行なっているようです!
そこでは、「青色LEDにノーベル賞」を挙げています。
僕はあまり意識していませんでしたが、確かに大きなニュースでした。
見知らぬかたと十大ニュースを比べられることに、
ネットの力と十大ニュース、それぞれの大きさを感じました。
〇笹井純也(26期 2/9 2:14)
ポール・クルーグマン『さっさと不況を終わらせろ』の、
文庫版を発刊されました!書店では平積みです。
amazonでは44件のカスタマーレビューを持つ、注目の一冊です。
「クルーグマンを読みたいけれど、ソフトカバーでは高い…。」
「でもbookoffでは見つからない!」という方に、
(やや)お求め安くなりました。
僕もその一人なので、討論会までに読んでおきたいです。
【mizunohihan】
[535] 題名:平成26年度秋学期第13回三戸ゼミナール活動報告 名前:渡邊諒太(26期) 投稿日:2015年01月15日 (木) 15時13分
≪目次≫
T.基本情報
U.討論会へ向けての勉強
V.本の交換会
W. 先生のお話
X.来週の予定
Y.刮目・今日イチ
T.基本情報
【日時】2015年1月13日(火) 16時30分〜22時00分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
4ryu :渡邊、馬、(安藤、新山)
ラフレーズ :笹井、木田、三厨
PS4 :佐藤、浦林、(石嶺、飛田)
温故知新協働組合 :高橋、坂本、藤田
院生 :中村、(阪本、陳)U.討論会へ向けての勉強
1.3年によるレジュメに関する議論・コメント
(1)今まで作ってきた論文に立った書き方ではないのではないか。
その為、論文をまとめる足がかりとしての機能を果たせていない。
・PS4の作ってきた資本主義の類型や発展についての記述がほぼない。
・周辺が消失し、投資が出来ず資本の自己増殖が出来ないから終わるのだ、という結論で良いのか。
終焉論の担当チームが行っていた検証に触れられていない。
・「広義の資本主義」については今までの中で十分に定義されていない。
(2)重要な概念について
・一般の資本主義については辞書から引くのではなく、資本主義の歴史的な発展をまとめてみたり、
あるいは社会主義との対比を交えるなどとして一般の理解とすり合わせるのがよいのではないか。
・中心/周辺とはどの様なものか(地域・人・その他のどれなのか、時代によって変化するのか等)、
定義と、それが何を指すのかまでの説明が必要なのではないか。
・広義/近代、経済システム/イデオロギーという分け方を整理できていないのではないか。
2.目次、検証項目の作成
V.先生のお話
1.「力」があるのに活かせないことを、痛みに感じること。
「やってみなさい」と言われた時には、十分な力を発揮することが出来る。
力は持って居るはずなのに、課題に反応するのみのものとなっている。
その点に対して、痛みを持つべきだ。
2.やってきたことを活かすには。
今回のレジュメ自体は、それそのものが悪いわけではないが、
活かせる形になっていなかったのではないだろうか。
それは、「課題に応える」という点のみで持ってきたものだからではないだろうか。
自分がしたことを活かすには、課題に応えるのみならず、
それを我が物として大切にし、世界にとしていく姿勢が必要である。
3.やれなかったことに対して、フォローをする事。
今回、本の交換会では2冊の対応する小説、ノンフィクションを持ってくることとなっていた。
やり方は変えたが、本来はそうあるべきであったところを一冊しか紹介しなかった際、
後日、もう一冊の本を用意し紹介をしたり、掲示板でもう一冊を紹介したりなど、
そういったフォローが無ければ、周りの物から敬意を持って接してもらえないだろう。
自分の人生を豊かにする為には、敬意を持たれることは大切である。
4.水野の論の限界 〜「欲求がある」という前提を持つ経済学〜
水野の限界は経済学の範疇から出ていないことだ。
経済学とは、市場によって どのように資源配分をするか、を考える学問である。
17世紀〜18世紀は国全体が貧しく、その時代に経済学は生まれた。
よって、そもそも経済学は、「欲求があるという前提」を持っている。
しかし今の時代には、(不安はあっても)欲求はない。
そのため、経済学の範疇から出ない水野の論は、限界に突き当たるのである。
5.価値観の変化が終焉をもたらす 〜「欲を引き出す」経営学と、消費者の変化〜
欲求があるという前提に立つ経済学に対して、経営学とは、欲を引き出す学問だ。
現代は、文房具や『アナと雪の女王』、コンビニの商品などを考えればわかるように、
「前もって」その商品を買いたい、という欲求がある訳ではなく、
「その商品を見てはじめて」その商品を買いたくなる(買いたくさせる)のである。
しかし経営学は欲を引き出す学問であるにもかかわらず、今の時代では、欲しいものが無くなってしまう。いる。
(⇒欲しいものがなくなったからこそ、「顧客の創造」を行う経営学が求められるようになった
という意味ではなかったでしょうか。(木田)
←木田君、この質問の意味がよくわからない。「顧客の創造」が出された時代を考えて御覧。
「顧客の創造」は大量生産+企業の維持存続が背景ではないか?)
→木田さん、ありがとうございます!修正したいと思います!(笹井)
〇木田
先生、コメントありがとうございます。
僕の「顧客の創造」の理解が浅かったです。
「経営学は欲を引き出す学問であるにもかかわらず、今の時代では、欲しいものが無くなってしまう。」
という文章だと、どのようなことを意味しているか明確でないと感じたのですが、ご指摘を受けて、
「大企業中心社会となって、大企業の維持存続のため、顧客の創造(マーケティングとイノベーション)が求められた。
しかし現代では、そのマーケティングとイノベーションが十分に成功していない。
そこから考えると、今後の社会において大企業が大量生産を行っていくことが続けられるのか、疑問である。」
ということだと解釈できると思いました。
〇笹井
先生、木田さん、コメントありがとうございます。
自分ひとりでは深く意識できなかった文章から、
たくさんのことが学べており、掲示板の力の大きさを感じています。
修正してみました。
(該当部分には 斜体と取り消し線を使用します。)
昨年の『アナと雪の女王』をゼミ生の多くが見ていなかった事からも わかる。
はたしてそれは、企業の責任なのか? それとも消費者の変化なのか?
これまでの日本の社会は、大企業中心社会となって、
大企業の維持存続のため、顧客の創造(マーケティングとイノベーション)が求められた。
しかし現代では、そのマーケティングとイノベーションが十分に成功していない。
そこから考えると、今後の社会において大企業が大量生産を行っていくことが続けられるのか、疑問である。
もし日本人が「消費」者から「ボランティアをすることにより、お互いの満足感を得る」という考えがへと
主流になったなら、資本主義(無限の進歩というイデオロギー)は終焉したと言える。
(4、5の追記 1/17 18:03 笹井)W.本の交換会
テーマ「小説・ノンフィクション」
紹介の方法
1.テーマに対し二冊セットで持ってきた場合、二つとも紹介する。
2.どちらかのテーマで持ってきた場合、評価―A以上の本を紹介する。
交換会幹事、報告お願いします。X.来週の予定
スピーチ大会ーこの人を語るー@
ここに、スピーチ順や評価項目が予め書いてあると、用意しやすいかもしれません。
○三厨昌平(25期, 1/16, 11:05)
4年生のスピーチの順番については、
ゼミ後に話し合いのために残った浦林、木田、坂本、藤田、三厨で話し合い、
来週については、その場に居なかった安藤、馬、石嶺さんにお願いしたい、という意見がまとまりました。
が、それを別として「同期内では前回大会で順位の下位の者からスピーチ」というスピーチ大会の慣例に則ると
安藤、坂本、浦林、木田、馬、三厨、藤田ということになります。
私は「同期内では前回大会で順位の下位の者からスピーチ」が良いと思います。
石嶺さんについては、石嶺さんの出席日(片方だけ出席したいのでは)と話す相手(坂本とお互いに話す)を鑑みて、
石嶺さんが20日に出席が可能であれば
20日に 3年生 + 安藤、坂本(石嶺さんを語る)、石嶺さん(坂本を語る)
27日に 浦林、木田、馬、三厨、藤田 +院生の先輩方
の順番で話すことを提案したいと思います。
石嶺さんが両日参加あるいは20日のみ出席であれば、
20日に 3年生 + 安藤、浦林、木田
27日に 坂本(石嶺さんを語る)、馬、三厨、藤田 + 石嶺さん(坂本を語る) + 院生の先輩方
を提案したいと思います。
○石嶺
三厨の「同期内では前回大会で順位の下位の者からスピーチ」で良いと思います。ただ今回現役生の今年度卒業予定:来年度在学比率が一対一なので20日に3年生+木田+石嶺、27日に残り4年生+院生とかもいいかと思います。
私は両日参加します!
>高橋
石嶺さん、三厨さん提案ありがとうございます。
今回は、時間の都合上三厨さんの案を採用します。
スピーチ大会の概要
・時間八分以内
・評価項目 人に聞かせる話し方(10点満点)、その人をうまくとらえているか、本人が喜び周りがうらやむような話か(各20点満点) 合計50点満点
1/20
1.佐藤−浦林
2.笹井−三厨
3.渡邊−安藤
4.高橋―藤田
5.安藤−渡邊
6.坂本−石嶺
7.浦林ー佐藤
1/27
8.木田−笹井
9.馬−阪本
10.三厨−木田
11.藤田−高橋
12.石嶺−坂本
13.陳−中村
14.阪本−馬
15.中村−陳Y.刮目・今日イチ
○渡邊 諒太(26期, 1/15, 15:10)
■レジュメに対する姿勢
今回のレジュメを作る際に、やらなければならない個別のことにとらわれ、
全体の構成がどの様なものであるのかという視点を欠いてしまい、
論文作成のための足掛かりともならない様なものになってしまったと考えました、
その際に中村さんから「能力の問題ではなく、態度(姿勢)の問題ではないのか」
というコメントを頂きました。それを聞いたのちに考えてみると、論文を期日までに完成させて、
相手に納得させるのだという姿勢は作っている際に乏しかったではないかと思わざるを得ません。
残り一か月と十日を残すのみとなってしまいましたが、出来る限り討論会へ向けて食いついていきたいです。
○三厨昌平(25期, 1/16, 11:05)
「課題を我がものとして、世界の中に位置づけ、周りを巻き込む。」
これが今回のゼミで、自分に必要な視点だと改めて感じたことです。
最近、自分が取り組んでいること(卒論なり、掲示板なり)に対して
「すべき」思いが強くてやる気が起こらない時、
「これは俺がしたいことなんじゃないか?これをすると〇〇が分かるようになるし、やるしかないではないか!」
と考えると、心安らかに動けますが、
今回のゼミで、討論会論文に対して、間接的に、ネガティブに向き合う自分の姿勢が出てしまい、
より血肉化させたいと思いました。
また「瀬島龍三は巨魁だ」という、先生の把握を教えて頂き、
平成に生まれてテレビと小説しか知らない自分の瀬島についての認識の浅さを感じました。
交換会に出した『瀬島龍三』は、全部は読み切れてはおらず、
プレゼンでは肯定的な分析についての評価しかできませんでしたが、
否定的な分析というものも、しっかり読んで把握したいと思いました。
〇笹井純也(26期 1/17 2:26)
■1. レジメについて
26期で書く、第一回目のレジメでした。
しかし、結果は議論の共有事項にならない、悔しいレジメでした。
本論と結び付けて考える、迷った時に先輩方へ質問をする、など
もっとできること・やるべきことはあったはずです。
課題としてしか受け止められていないこと、その表れでした。
■2. 未来像について
ゼミの場では「未来像を描くことは格好良い!」と思ったのですが、
そうではなく、「いまある現状と将来を踏まえて、
なおかつ築きたくなる社会の未来像を描くことが格好良い」のだと考え直しました。
ぜひ、そんな未来像を描ける人になりたいです。
■3. 本の交換会について
今回僕は「いい本を持ってくること」を強く意識し、
先生から「この中では一番いい本じゃないのか」という言葉をいただきました。
しかし、僕の紹介はとても下手でした。相手を世界に巻き込むのではなく、
課題として受け止めていたため、本選びだけで満足してしまいました。
また、中村さんの紹介する本を知り、
「小説とノンフィクションをセットで紹介する意味」も考えるべきだった、と思いました。
この二冊の何を比べてほしいのか、どの順番で読んでほしいのか、というテーマへの意識を、
僕は持っていませんでした。
(追記します。タイトルの変更も行ないます。)
〇木田 世界 (25期 1/17 19:55)
今回、僕は本の交換会で小松左京の『復活の日』を持ってきて、
A+の評価をつけたのですが、この本に手を上げたのは一人でした。
「A+の本を持ってくるなら、それにどんどん手が上がらないのはおかしい
(紹介に問題があるのではないか)」という言葉を聞き、悔しく思います。
今回、魅力をつたえられなかったのは、表現の問題であるとともに、
本の内容の理解の浅さもあると思います。
特にA+の本になると、内容も深みがあるものなので、
より深く深く理解する姿勢を持って読まねばと感じました。
⇒「何が書いてあるか」を「深く理解する」ことはもちろん大事だ。
だが、人が読みたいと思うのは「何を得ることができるか」ではないか?
先生、コメントありがとうございます!!!
この刮目を書いた時は「深く理解すること」によって「何が得られるか」(=魅力)
が分かるものと思っていたのですが、今考えるとこの両者は重なりながらも別のものだと思いました。
「深く理解するする」のは本の中に入って、著者は一体何を言っているのかを考えることだと言えますが、
「何が得られるか」を考えるには、それだけでなく、本に書いてあることを様々なものごとと結びつける広い視野
を必要とすることだと思います。
今後、「何を得られるのか」という視点をもって本を紹介する意識を持ちたいです。
○佐藤樹(26期,1/17 20:55)
■1.レジュメについて
今回のレジュメは、今まで・これからのつながりをあまり意識していないものでした。
また、全体を考える、ということが全然できていなかったのも問題でした。
幹事として討論会全体を考える立場にいるのだから、目の前のことだけでなく、視野を広げて、今後・完成形も考え、今後の日程を調整・変更していきます。
■2.姿勢・態度について
今回のレジュメ作りの際に、4年に聞くということができませんでした。
卒論が忙しいだろうから、等の理由をつけて、結局連絡をほとんどとっていません。
ゼミ全体の論文という姿勢を改めて持ちます。
また、先生や中村さん、4年の先輩の言葉に対する態度が悪かったです。
せっかくいただいた言葉に対して、下を向いて、ポジティブに/自分の成長と結びつけるようには聞けませんでした。
もう一度言われたことを考え直すと同時に、今後は言って“もらう”にふさわしい態度をとるように心懸けます。
■3.本の交換会について
直前に紹介した藤田さんと本がダブり、言おうと考えていたことを直前で変えました。
このようなときの対応策は2つだと思います。
@直前の人の紹介よりも、より魅力的に話し、直前の人の分も印象を持っていく
A同じ紹介をさけ、別の切り口で紹介する
今回僕がとったのは、Aの手段です。
しかし、藤田さんよりも魅力的に本を紹介できませんでした。
1月27日の今年度最後の本の交換会は、同時に、今の4年生の前で紹介する最後の本の交換会になります。
本を厳選し、読みながら切り口をいくつか考え、その中から紹介の仕方を考え、ほしいと思わせられるように準備します。
■4.最近…
ここ最近、精神的に不安定といいますか、不健康になってきています。
頭に靄がかかっているような感じです。
どうにかして、この状態から脱却したいです。
原因としては、今やらねばならないことを課題としてしか認識できていないことが、ストレスになっているのではないかと考えます。
なので、まずは身近なところから行動に移していこうと思います。
【記事No.535 編集キー:535】
[534] 題名:討論会についての告知 名前:佐藤樹 投稿日:2015年01月14日 (水) 19時02分
討論会 目次
自分の担当する章の隣に名前を書いてください。
序
第1部 水野の資本主義論
第1章 概要(渡邊)
1.水野にとっての資本主義
「もっと先へ」(エネルギー・文明論的に)についても書く。
2.水野が述べる資本主義サイクル
三つの革命の関係性も書く。
第2章 検討(佐藤)
1.資本主義の識別
(1)水野の資本主義把握と一般的な資本主義の比較
(2)中心/周辺構造の歴史
(3)時代別の比較・分析
2.資本主義サイクル
(1)長い16世紀
(2)長い21世紀
(3)長い16世紀と長い21世紀の比較
(4)3つの革命の定義
第2部 資本主義終焉論
第3章 概要(高橋)
2.フロンティアの消滅
3.電子金融空間の創造
4.グローバル資本主義とは
5.中間層の没落
6.水野が考える資本主義の終焉はどのレベルで起こっているのか
第4章 検討1/2 3つの革命(笹井)
1.価格革命
エネルギー(石油、燃料電池)、工業原料、3Dプリンタ、ものづくり
2.利子率革命
ちょっと書いておけばよい
3.空間革命
地理的物的空間―資源、マーケット
電子金融空間
→×金融空間、バブル清算型資本主義、電子金融空間は限界
→〇情報革命、情報の有効活用、老人と子どもの通信などに使える
もの:燃料電池、新しいエネルギー
新空間(宇宙、海底、山頂、)
木材、木炭→産業革命、石炭、蒸気、内燃機関→石油、原子力
→燃料電池(トヨタ燃料電池特許全取得)
(資本主義は価格革命で終わるのか、代替エネルギーの可能性について書く。)
第5章 検討2/2 グローバル資本主義は限界か
1.グローバル資本主義はなぜ生まれたか
(ピケティ、格差論など触れる
2.グローバル資本主義で利子率はどうなったのか
3.格差の拡大は資本主義の終焉とに結びつくのか
第3部 資本主義の未来(仮)
第6章 「もっと先へ」というイデオロギーは力を失ったのか (木田)
企業、消費者、顧客の創造、欲求、第三の矢
フロンティアをどうとらえるか。欲望??
第7章 ピケティ『21世紀の資本』から(浦林)
第8章 ポラニー『大転換』から (三厨)
自己調整的市場批判と、水野の資本主義終焉論をからめる。
市場経済批判・市場社会とは限らず社会には互酬が存在するという観点から進める。
第9章 定常化社会へのソフトランディング(と、ハードランディング)
第10章 藻谷浩介『里山資本主義』から (馬)
里山資本主義は次の資本主義になるか?
結
上で名前を書いた章を以下に書くこと。
佐藤…序+ 第1部第2章
渡邊…第1部 第2章
笹井…第1部 第4、5章
高橋…第2部 第3章
三厨…第3部 第11章 ポラニー『大転換』から
木田…第2部 第6章 「もっと先へ」というイデオロギーは力を失ったのか
安藤…
馬……第3部 第10章 藻谷浩介『里山資本主義』から
坂本…
藤田…
浦林…
石嶺…
新山…討論会 日程
1月27日(火) 各自の担当章の経過報告1/結論の方向性の議論
2月3日 (火) 各自の担当章の経過報告2/詰めるべき点の確認
2月12日(木) 各自の担当相の経過報告3/全体の合体
2月13日(金) 全体の流れの確認(矛盾点の確認)・不足していないかの確認1
2月14日(土) 〃 2
2月15日(日) レジュメ交換/相手のレジュメの共有
〜質問票作成〜
2月20日(金) 質問票交換
〜回答書の作成〜
2月25日(水) 回答書交換/共有
〜最終調整・当日の流れに確認〜
2月27日(金) 討論会 当日
〇三厨昌平(25期 2015/01/14 19:37)
佐藤、ありがとう。
いくつかの章のタイトルを書き替えて、触れるべき内容を単語で追加し、
どの章を誰が書くか、というところに追加して
誰がどの章を書くか書き込む項目を設けました。
学んだことの整理
空間の限界を左右するもの
(1)環境(マーケット、環境問題)
(2)主体(イデオロギー、欲求)
(3)もの(原料、エネルギー)
価格革命は
(1)マーケットに限界が来ているのか
(2)資源量に限界が来ているのか
○ 木田世界 (25期 1/14 21:08)
佐藤、ありがとう。
目次について、順番等は後で動かせるので、
ひとまず分担を考える上では上記でいいかなと思うのですが、
今後、順序や重複項目の整理していった方が良いんじゃないでしょうか。
以下、一案です。
第1部 資本主義論
第2部 資本主義終焉論
第3章 概要
第45章 3つの革命
1.価格革命
エネルギー(石油、燃料電池)、工業原料、3Dプリンタ、ものづくり第8章資本主義は価格革命で終わるのか(代替エネルギーの可能性について書く。)
2.利子率革命
ちょっと書いておけばよい
3.空間革命
地理的物的空間―資源、マーケット
電子金融空間
→×金融空間、バブル清算型資本主義、電子金融空間は限界
→〇情報革命、情報の有効活用、老人と子どもの通信などに使える
もの:燃料電池、新しいエネルギー
新空間(宇宙、海底、山頂、)
木材、木炭→産業革命、石炭、蒸気、内燃機関→石油、原子力
→燃料電池(トヨタ燃料電池特許全取得)
第59章 グローバル資本主義は限界か
1.グローバル資本主義はなぜ生まれたか
ピケティ、格差論など触れられる
2.グローバル資本主義で利子率はどうなったのか
3.格差の拡大は資本主義の終焉とに結びつくのか
第6章 「もっと先へ」というイデオロギーは力を失ったのか)
企業、消費者、顧客の創造、欲求、第三の矢
第74章 水野が考える資本主義の終焉はどのレベルで起こっているのか
第87章 定常化社会へのソフトランディング(と、ハードランディング
第3部 資本主義に未来はあるのか
結
○佐藤
三厨さん、木田さん、追加の書き込み・提案ありがとうございます。
全体の流れをどうするか、ということを考えるためにも結論は早めに方向性を打ち出したいですね。
そうすることで、章立ての編成や人数の調整もできるでしょうし。
【記事534 削除キー534】
[533] 題名:2014年度秋学期第11回木ゼミ活動報告 名前:渡邊諒太(26期) 投稿日:2015年01月11日 (日) 11時09分
《目次》
T.基本情報
U.ニュース発表
V.DVD視聴
W.先生のお話
X.今日イチ・刮目T.基本情報
【日時】2015年1月8日(木) 17時00分〜21時30分
【場所】経営学部B棟204
【出席情報】(敬称略)
25期:木田
26期:渡邊
院生:中村U.ニュース発表
1.大手食品企業、異物混入が群発的に発覚
2.カジノ法案成立へ
3.欧州連合の最近の動向V.DVD視聴
視聴:NHK Eテレ「日本人は何を考えてきたのか 第8回「人間復興の経済学をめざして」
“経世済民”の根本思想を貫いた河上と福田
大正から昭和の時代、貧困などの社会問題に取り組んだ経済学者がいた。
日本のマルクス経済学研究の草分け、河上肇、そして厚生経済学を提唱した福田徳三である。
2人は、論争し合いながら、日本に経済学を普及させていった。
河上は、ヨーロッパ留学で資本主義社会の矛盾を目の当たりにし、「貧乏物語」を発表、時代を代表するベストセラーとなる。
しかし、同書が批判を受けると、マルクス主義経済学の研究を続け、資本主義経済の枠組みそのものの変革を目指すようになる。
河上の思想は日本のみならず、毛沢東、周恩来ら中国にも影響を与えていく。
一方、ドイツで学んだ福田は、生存権、労働権を主張し、社会政策への強い関心を抱いていた。
関東大震災の直後に被災地を歩いて、社会調査を行い、「復興経済」を被災民の立場にたって構想した。
晩年に厚生経済学を研究し、今日の福祉国家構想の先駆けとなった福田の研究は3・11後、改めて注目を集めている。
「経世在民」を貫いた2人の経済学者の姿を追う。
番組概要―エンタ魂(NHKによる番組概要が見当たらなかったため他サイトより引用)《感想・コメント欄》
W.先生のお話
1.歴史を学ぶ、歴史から学ぶとはどういう事か
(1)当時の人が何を、なぜ問題としたのか?
(2)その問題は解決されたのか?
(3)今、新たな形で問題となっていないか?
(4)今生きていたら、当時の人は何を問題とするか?
歴史とは、この流れに沿って学ぶものである。
2.ニュースをどう問題とするか
1つのメインのニュースを取り上げる。そして問題設定の為に対応するニュースをぶつける。
そしてそれにまつわるサブのニュースを揃えていくことで、ニュースの意味が見え、
ニュースをどの様に問題とするかが見えてくる。
3.新聞、雑誌/Webニュース
ニュースの意味を考えるにあたって、
新聞や雑誌から拾う場合、読み解く力が無ければ書かれていることをそのまま受け入れるほかない。
その点、Web上のニュースはリンクをたどりながら自らマッピングすることが出来る。という点で
ニュースの意味を考える際には優れたツールであるいう事が出来る。
4.数字が嘘をつかないのは…。
「数字は客観的であり、嘘をつかない」という言葉があるが、それはその通りである。
しかし、何故数字が嘘をつかないのかを問う時、それは数字が絶対的なものではなく、
この世にあるあらゆる「曖昧なもの」を切り捨てているからであると考えるのが自然ではないだろうか。
5.更に煩くなる消費者たち、その時企業は…。
ぺヤングの一件は本来、問題を起こしてしまった人に対し、誠意を込めた対応をし、
その日生産された製品を回収することで収まった一件ではないだろうか。
それを製品全回収という”過剰な”対応をすることとなった。
日本の市場は縮小傾向にあることは最近ずっと言われている事である。
そして、その担い手である消費者たちは今後より一層企業に対してうるさくなるだろう。
日本の消費者のうるささは、一方で製品品質の向上をもたらすだろうが、
果たして、そのような市場に経営者は参入したいと思うだろうか。X.今日イチ・刮目
○渡邊諒太(26期,1/11, 11:15)
■2015年最初の木ゼミ
2015年が始まり、そして新年あけまして初めての木ゼミです。
しかし、残念なことに学部生の参加者は木田さんと僕だけでした。
ゼミの活動は、火ゼミと木ゼミであるという事を思えば、
もう少し積極的に参加があってもいいのではないかな、と思います。
それに、折角の木ゼミの学びの機会を逃すというのは
もったいないことではないでしょうか。
■ニュースを纏めてみて感じる事
今回僕は食品企業の異物混入についてニュースをまとめました。
日頃ニュースを漠然と見ているよりも、複数のニュースを並べて意識的に
そのニュースのがどの様な意味を持っているのかという点や、
問題とされている点、されるべきではないかと考えられる点、
そういったものがよりはっきり見えてくるように思われます。
時間がある程度まとまってあいている時にはこまめにやっていたのですが、
日ごろからニュースを観る際に複数ニュースを並べてその意味を考えていきたいです。
■
【記事番号:533 編集キー:533 】