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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

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[510] 題名:2014年度秋学期 第2回木ゼミ 名前:馬辰卿(25期) 投稿日:2014年10月30日 (木) 22時15分

《目次》
T.基本情報
U.DVD鑑賞・先生の解説
V.今日イチ・刮目


T.基本情報


【日時】2014年10月30日(木) 16時30分〜20時30分
【場所】経営学部B棟204
【出席情報】(敬称略)
25期:木田、藤田、馬、坂本
26期:高橋
院生 :中村、阪本、黄

U.DVD鑑賞・先生の解説



DVDの内容

マクドナルドを業績不振から建て直し、
過去最高益まで達成させた
原田社長の改革の過程についてのDVDを見ました。

今回の勉強のポイントは、原田社長が改革に成功した後、
(研修教室)で若手社員に成功の要について質問をするシーンでした。

@原田社長が実際にやっていること


A若手社員の回答。


B原田社長自ら出した答え。
皆の答えは全部正しいが、業績に繋がらないのであれば、
いくら「正しい」方法だといっても「正しくない」です。

先生の解説

@とAをまとめ、実際全く同じものだと分かります。
では何故原田社長はBを言ったのでしょうか。

それは「業績を伸ばす」という観点から改革の方法を考えないで、
ただAの方法を実行するだけでは、意味がないからです。

しかし、それを若手社員に伝えられなかった原田社長は、
経営者にとって重要な課題である後継者育成ができていない。
ですので、彼を名事業者と言えるが、名経営者とはいえない。

ついでに、方法だけを実行するのが、今の安部政権がやっていることなのでは...

作成中...
(各自の書き込みもあったらどうぞ)


V.今日イチ・刮目



○馬辰卿(25期)10/30 23:49

木ゼミ楽しかったです!
上手く言えませんが、火ゼミよりさっぱり感があります。

今回の勉強で、もう一度「なんのためにやるのか」ということの重要性を確認できました。

A、B、Cをやれば、目的が達成できそうという考え方ではなく、
目的を達成するために、A、B、Cという方法をとるのです。

これで正しく理解できているかどうかがまだ自分のなかで曖昧です。
皆の刮目も見てみたいです。

〇 木田世界 (25期 11/06 23:10)

今回のゼミではDVDを見て分析する方法を学ぶことが出来ました。

感想を述べる際、「顧客の創造」という概念を先にあげて、それに当てはまる具体的な行動(クーポンの発行等)を例示したのですが、
まず原田社長が行った具体的な行動を列挙してから、どのような概念を用いてそれらを分類して説明するのか考えたほうが良いとのご指摘を受けました。

なぜその順番のほうが良いのかというと、具体的な行動をあげる前に概念をあげてしまうと、その観点からしかDVDの内容を見ることができなくなってしまうからだと思います。
まず行動を列挙してから概念を考えれば、複数の概念を用いて多様な分析が出来るのではないでしょうか。

また、なぜ僕がいきなり概念から入ってしまったのかを考えるため、似たような経験があるだろうかと思い返してみました。
前に火ゼミで図を書いてきた時、概念と事実が混在している、というご指摘を受けました。
院ゼミでは、「(自分の感じたこと・直感から始めずに」概念にすがって説明している」というご指摘も頂いています。
これらの経験から、
今自分が考えていることが事実レベルであるのか、概念レベルのことであるのか区別するということ、
直感的に感じたことを逃さずすぐメモして言語化して、そこから思考を発展させていく、

ということを意識していきたいです。


[記事番号・削除キー:510]


[509] 題名:2014年度第二回スピーチ大会 テーマ決定 名前:高橋篤史 投稿日:2014年10月22日 (水) 16時58分

第二回スピーチ大会のテーマを掲示板で決めます。

11/18,25の二週に分けて行われる今回は
「自分」と「他者」を結ぶ「社会」「組織」について考え、
相手を納得させる力をつけることが目標です。

スピーチしたいテーマ案の横に自分の名前を書いてください。(1人1票)

<テーマ案>


@最も魅力的な会社:高橋(26期)、安藤(25期)、浦林(25期)、佐藤(26期)
○安藤
提案ですが「最も魅力的な会社」ではなくて「私の思う魅力的な会社」にしませんか?
その方がいろんな観点が加わって、選択肢が広がる気がします。最もだと比較しなければならないので。

○佐藤
安藤さんの案に賛成です。
僕はこのテーマで
自分の価値観を他者に伝え納得させる、ということを
やってみたいです。
そうすることで自分が何を大事に思っているのか、が
見えてくるかと思います。

⇐高橋
安藤さんの提案ありがとうございます。
提案の採否についてはゼミの場で認証を得たいと思います。

A自分の納得できない社会のルール


B生まれ変わったら、こう働きたい:木田(25期)、笹井(26期)
渡邊(26期)←期限オーバーですが…すみません。
藤田(25期)←遅れてすみません。
坂本(25期)←遅れてすみません。

○木田 @とBで迷ったのですが、最近自分の考えてることが「現実」や「現在」にかなり縛られてしまっている気がしたので、
今ある枠組みをとっぱらって話せるこのテーマにしてみたいです。

○安藤(2014/10/29,13:17)
まだまともに働いてもないのに「生まれ変わる」必要がどこにあるの?「どう働くか」はまだわかりますが、生まれ変わることを前提にしたこのテーマで話すこと無いのですが。生まれ変わったら木になるかもしれないし。

〇三厨(2014/10/29 15:39)
生まれ変わったら人間以外になる話はここでは気に(木に)かけなくて良いとして。

ある程度陽介の言い分には納得したが、まだBに可能性が無いわけではないということで「@Bどちらでも」の立場にします。

「生まれ変わったら」という先生のご提案には、今の御年まで大学教員を務めてこられたからこそ、というのもあって
「テレビリポーターになって世界中を訪れてみたい」という先生の「もしも」は今から実現させるのがある程度難しい話として
面白く膨らませることができると思います。

翻って20才かそこらのゼミ生がどんな話ができるかというと

A.その仕事をするための能力を10代までに(大学卒業までに)ある程度完成させないといけない仕事
B.今から選ぶことはない(できないことはない)が、やってみたい仕事

があるのではないでしょうか。すっきりしない分け方ではありますが。

Aはスポーツ選手や、アイドルなどの芸能系(芸人→タレントコースは残されているものの)
医者、和菓子職人、料理人などの専門職や職人
Bは…宇宙飛行士、漫画家(?)など自分では考えてみてそこまで思い当たりません。

ここまで考えて、今もし就きたい仕事があれば、いくらでも挑戦する年齢に
未だにいることに気が付きました。
あるいは経験したいことは自分の努力次第でいくらでも叶えることができるのではないか、とも思いました。
もちろん時間との闘いであるので、日々自分の思考を鍛えることが必要だと改めて感じます。


○安藤
>A.その仕事をするための能力を10代までに(大学卒業までに)ある程度完成させないといけない仕事
>B.今から選ぶことはない(できないことはない)が、やってみたい仕事
>があるのではないでしょうか。すっきりしない分け方ではありますが。

>Aはスポーツ選手や、アイドルなどの芸能系(芸人→タレントコースは残されているものの)
>医者、和菓子職人、料理人などの専門職や職人
>Bは…宇宙飛行士、漫画家(?)など自分では考えてみてそこまで思い当たりません。

なるほど、納得です。「このテーマで話すこと無い」というのは撤回します。


期限は、11/04(火) 12:00です。

○高橋(11/4)
みなさんありがとうございます。
京のゼミで結果は発表させていただきます。





【記事番号:509 削除キー:2014speech】


[508] 題名:2014年度秋学期 第3回火ゼミ活動報告 名前:木田世界(25期) 投稿日:2014年10月22日 (水) 00時41分

≪目次≫
T.基本情報
U.勉強・先生のお話し
V.来週までの課題
W.今日イチ・刮目


T.基本情報


【日時】2014年10月21日(火) 16時30分〜22時15分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)
4ryu       :渡邊、安藤、馬、(新山)
ラフレーズ    :三厨、木田、笹井
PS4        :佐藤、浦林、石嶺、(飛田)
温故知新協働組合:高橋、坂本、藤田
院生       :中村、阪本、(陳)

U.勉強・先生のお話し



今回は、各チームがブラッシュアップしてきたキーワードの図(ver.3)について質疑応答しました。
その結果、討論会レジメの図を以下の4つにするべきではないかという結論に達しました。

1.メイン:三つの革命と「中心―周辺」構造の変化 (PS4又は4ryu又はラフレの図1)(+温協の図1)
2.長い16世紀と長い21世紀の比較 (温協図2)
3.中心と周辺の関係性 (PS4補足)
4.中心と周辺が誰・何であるのか(ラフレーズ図3、4Ryu図2-3など)

以下、質疑応答・先生のご講評等から学んだことを各チームで詳しく書き込んでください。

<ラフレーズ>
(25期三厨、10/22 14:38書き込み )
絵と概念が混在している。
3つの図の関連がない。
@図1と図2について
絵と概念が混在している。
価格革命、利子率革命、空間革命の関係が分かるものでない
空間革命(階段状の線)は何回起こるのか、検討が必要。
空間革命は他の2つの革命とは独立して起こるのか?→関連して起こる。
A図3について
分かりにくい。杜撰。


<4ryu>
(渡邊, 26期 10/23, 02:05)

図.1 主権国家システムの危機の構造

[これまでの資本主義]―→[フロンティアの拡大]           
              ↓ 
[グローバル資本主義]  [価格革命]
  |   | ↑     ↓
  |   | L―――[利子率革命]
  |?   |
  |    L――――――-¬
  ↓            ↓
[民主主義の危機]    [資本主義の終焉]
  ↓           ↓
   [主権国家システムの終焉]



○考えるべき点
・フロンティアの拡大〜利子率革命の流れは現実の把握であるはず、概念の図と混同してしまっている。
また、フロンティアの拡大〜利子率革命の流れで今まで新たなシステムを生んできたはず、
なぜ現代においては駄目なのかが図に示されていない。
⇒図1とテキストの論が合致しているならば、水野の問題点を指摘するものとして扱わなければならない。

・図3は概念の関係性を表せていない。どのような関係性かを示す必要がある。
⇒図とは、文章を絵にしたものではない。概念間の関係を表すもの。


<PS4>


<温故知新協働組合>

(三厨書き込み 10/28 13:44)
@図1について
誤「ウォール街」→より抽象的に

A図2について
・3つの革命の上にあるカッコは何の軸か?→A.グローバリゼーション→Q.グローバリゼーションとは何か
→A.市場(ヒト、モノ、カネ)と経済圏の統合

・空間革命とは「新たに周辺にできるフロンティアを見つけること」か、
「蒐集に成功できる環境のあるフロンティアであること」か。また地理的である必要はあるのかないのか。
(電子・金融空間の発明を革命とするか否か)

・先生:空間革命が何なのか明らかにすることが最も重要。
一国内で周辺と中心に組み替えが起こったり、多国間で外部と周辺の組み替えが起こったりしており、
2重3重に空間革命が起こっている。

・「陸→海」の「海」というのが具体的にイメージがしにくい


また、蒐集というものの捉え方について先生にお話し頂いたことを書きます。

A)ヨーロッパ文明特有の文化たる蒐集(ADギリシャローマ時代)
B)中心と周辺という構造を持ったヨーロッパ的経済システムたる資本主義(利子率R, 13C)
C)広義の資本主義(利子率R, 13C)
D)教義の資本主義(長い16Cの終わり、18C)

Dは資本の自己増殖というシステムが近代の進歩の理念に蒐集が適応していたというもの。
18世紀、近代になり、人間中心主義が現れ、人間が神と同一の存在、全知全能になろうとするために科学技術に人間の奉仕をさせるようになった。なるべく大きい存在になりたい、価値ある人間になりたいという欲求が、進歩主義を育み、それに見合う手段として科学技術があった。

近代以前は資本の自己増殖を目的にしていなかった。宗教が圧倒的に強い価値観を持ち、神が中心であった。神に近づこうとは思わず、それに見合う方法(科学技術)も無かった。

水野が述べている資本主義の終焉は、A,B,C,Dいつに始まるものなのか?
がいまいちはっきりしないのが水野の論である。




【先生のお話し(キーワード)】

<辺境人としての日本人の終焉>

辺境人―自己否定、世界からの学び
例:和魂洋才、日本のお菓子や料理のレベルの高さ (なぜ、日本人は日本のお菓子の凄さに気が付かなかった?)
⇒自己肯定、米魂化⇒辺境人としての学びの終焉 

(文章で追記します 三厨10/28 13:39)
日本のお菓子は世界で最高レベルにあるのに、そのような言説が無かった。日本は欧米より劣っているという言説しかなかった。
ヨーロッパ産の原材料ですら日本で作るものが世界最高レベルにあるのに、自国の食品のレベルの高さに誰も気づいていないか、口にしない現状がある。
日本は学んでパクるのではなく、それを我が物にしてより良くすることに秀でている。
作って終わりにするのではなく、徹底的に自己否定し、より良いものを作り上げてきた
これまでの日本のあり方こそ周辺の周辺たる姿勢である。
しかし「自分へのご褒美」などと言っているような現在の有様を見るに国の傾きは明らかだ。

<美意識と人生観>
・美意識と人生観で人を選ぶ。
・他者の美意識と人生観を見て自分のそれを考える。

詳しい内容、感想は各自刮目に書きましょう‼

V.来週までの課題


@キーとなる概念をリストアップし、定義・意味を考えてくる。
A図のブラッシュアップ(討論会で用いるものを)
B目次の推敲 (他チームのものも参考に)

来週の本の交換会は「岩波新書」です!

W.今日イチ・刮目


学んだことが頭に残っているうちに、その日の夜に書き込みましょう。
今後も、場たてがなければ自分で場たてして、もしくはワード等に書いておきましょう!


○木田 世界 (25期 10/22 01:07 )
先生のお話しの中で、「日本人はずっと世界から学び続けてきた。しかも、単なる真似ではなく、
外から学んだことを自分たちのものとして変形させることができた(和魂漢才、和魂洋才)」というお話がありました。
そして、今の日本は和魂さえも捨てて、アメリカのものばかりを真似している、ということをご指摘されていました。

このお話を聞いて思ったことは、単なる真似と自分たちのものとして学ぶこととの違いが何であるだろうかということです。
その答えの一つとしては、模倣者が模倣をする対象をどれだけ理解しているかということがあるのではないかと思います。
模倣対象を表面的に見ることしかできなければ、単なる真似として外見上まったく同じことをするしかないです。
しかし、模倣対象を原理・構造のレベルまで深く観察すれば、模倣する人の特性(文化)に合わせて表面的な部分は変えながら、
模倣対象から得た原理・構造を生かすということができるのでしょうか。

模倣すること、和魂○才という学び方についてもう少し考えていきたいです。

○安藤陽介(25期,2014/10/22,23:29)
今回のゼミでは自分たちのチームだけ、水野の論の把握の仕方のアプローチの視点が
他のチームに比べて、ずれていた印象でした。
他チームが13世紀からの資本主義の流れと近代以後の資本主義の流れを図化して
水野の論を理解しようとしていたのに対し、私達は近代以後の資本主義のみを
図化し、それに基づく水野の論の問題点を指摘しようとしていました。
それは、今回の「資本主義は終わるのかどうか」「蒐集の歴史は終わるのか」という大きな問を
無視した行動であり、もう少し良く考えるべきでした。
ある著名な企業の社長が「人は見たいようにしかものは見えない」という言葉を思い出しました。
結局自分は水野の論を積極的にどれだけのものなのか考えず、思考停止しながら、
結論ありきで、図を書き上げていたような気がします。自分の頭を使えていませんでした。
もちろんこれまでの勉強も踏まえなければなりませんが、もう一度ゼロベースで水野の論を
捉えられるようにしていきたいと思います。

・掲示板にはなんのために書き込むのか
今回のゼミでも最後に掲示板に書き込むことへの意味についてのお話がありました。
三戸ゼミ掲示板はOBの皆さんも参加し、ゼミ生が先生から、また先輩・後輩・同期から
一生学び続けるために存在する場であると思います。
一方、活動報告掲示板も、OBの皆さんは参加しないものの、現役のゼミ生がそのときどきの
ゼミで学んだことを振り返り、そして自分がそれをどう捉えたのかを表現する場所だと思います。
そしてそれを残すことによって、先生にまた指導をしていただいたり、同期、後輩の書き込みを見て
自分の言葉、考えを深めていく場所であると思います。
これまでに自分自身様々な組織に属しましたが、こんなに学ぶチャンスがたくさんある場所は他にありません。卒業したら「自ら学ぶ」ことができるようにならなければなりません。ここはそのための訓練の場だと思います。

先生からは、
「どうせ自分たちの書き込みや他人の書き込みを振り返っていないのではないか」
「課題としてしか書き込んでいないんじゃないのか」
という指摘がございましたが、私自身は板に書いたことは振り返ってきたつもりでした。
他のゼミ生の書き込みも毎週楽しみにして待っていました。
しかし未だにそのような言葉をいただくということは、自分自身の書き込みが他人を
動かすようなものではなかったということだと思います。
もう一度「自分を大切にすること」とはどういうことなのか、どうすれば掲示板で学べるのか、
考えながら、活動報告の刮目の書き込みをしていきたいと思います。

○石嶺佑騎(24期 10/23 1:06)
私の作った三戸マンボウ、今机の引き出しで眠っています。今回のゼミで、何の為にゆるキャラやロゴを作ったのか、
もっと自分のしたことを大事にしなさいと言われ、本当にその通りで、自分は何故それをできなかったのかと辛く感じました。
三戸マンボウの製作者であり、週に三回は落書きに描くくらいには愛着もあります。何度かPS4のレジュメに描こう、
消しゴムハンコを作ろうとか発想したものの、それを実現せずにいました。そうしていた折に先生にそのことを指摘され、
今自分がやっていることは自分を蔑ろにしていることで、自分の作った、関わったものをしっかりと愛して、
活かして、自分のモノにすることこそが自分を大切にしていくことになるのだと思いました。

ゼミでやっている全てのこと、ゼミ以外でやっている自分の行為に対しても、そのようにしていくことが大事なのだと思い直しました。
また、この三戸マンボウ、眠い思いをしながらも、楽しさもありました。だからこそ現状をとても辛く感じたのですが、
果たしてゼミのレジュメ作りや日々の勉強をそのようにできているかというと、そうではないなと思います。
これからの勉強、それ以外の活動においても、自分や自分たちが作った物を大事にしたいと思えるように、真摯さと少しの遊び心をもって取り組んでいこうと思います!
本気で何かを為すからその時の思いは強く、それをどれだけ自分や自分達のモノにしていくかが自分を大切にできるかどうかなのだと分かりました。
(それは今までに先生から教えて頂いていたこなのですが)

○浦林幸輝(25期 10/23 3:44)
 図の書き方として、何を書いている図なのか(概念なのか、現状把握なのか、など)
ということを意識し、図内における要素の次元を統一しなければならない、ということを学びました。
今までそのことをあまり意識せずに描いてきたので、今後は気をつけようと思いますし、
図を見る際にも、このような観点で違和感・問題点を探していこうと思います。

 今回僕はゼミに少し遅れて参加したので、ラフレーズの図の解説を聞きそびれてしまいました。
ラフレーズの図は絵で表す図で、僕たちのチームの要素を矢印で結んだ図とは大きく異なり、
個人的に一番面白い表現だと思いました。あのような図にしようという発想が僕たちPS4にはなく、
ラフレーズ流の図の描き方も取り入れてみたいと思いました。

 日本が和魂◯才の「和魂」の部分を捨てて「米魂」を取り入れようとしている、日本を日本たらしめて
いる「周辺性・謙虚さ」を捨て、アメリカ式の「自由・自己中心主義」を導入しようとしている。
そのような時代に、自分はどのような価値観を作り上げていくべきかを考えていかなければなと思いました。

〇佐藤樹(26期 10/23 11:45)

今回のゼミから学んだこと
(1)立場と役割
  本日のゼミでも幹事代行として、ゼミの運営をしました。
  幹事はゼミの運営を行うものなので、
 勉強の司会もやるべきだと思っていました。
  しかし、何をするべきか、何をやらなくてはいけないか、
ということに対しての考えが足りていなかったと思います。
 運営=進行ではないということに気づきました。
 幹事がやるべきは、ゼミの運営であり、
やることを決め、予定を調整し、予定通りに進める、
そしてそのための準備をしていく、ことだと思います。
 だから、個々の進行を一人でやる必要はなく、司会を設けることもできます。
合宿で考えるならば、勉強は司会チームを設定していますし、
テレビ番組を見ても、運営と司会は別です。
 そうなれば、その立場で果たすべき役割を考えることが重要になってきます。
自分は何を行うべきか、何なら人に任せてもいいのか。
それを考える際に、前回の刮目で書いた“原則”と“状況”が
絡んでくる場合もある気がします。
 これらは共に、自分が何をなすべきか、の判断にかかせない要素ではないでしょうか。

(2)“みんな”という言葉について
  先生に“みんな”とは誰をさしているのか、という指摘をされ、
 自分が特に意識せず使っているのだと気づきました。
  少し考えてみたのですが、
“みんな”と“自分たち”を比較すると、
個としての“自分”が明確にあるのが“自分たち”であり、
“みんな”は個としての自分が薄く、
集団の1部の自分しか意味しないように感じます。
 英語で考えれば、weは1人称であり、自分が確かにありますが、
“みんな”を表すeveryone は自分を意味しません。
そして、集団ありき、その中の1部でしかないから、
“みんな”には主体性が欠けている/無責任に感じました。
 この違いについて、そしてその使い分けについては、今後意識していきます。
(追記 10/26 10:30)
 みんなという言葉を主体として捉えれば上記のように感じました。
しかし、どの観点から見るかで捉え方は変わります。
結局、今の日本では、誰が、誰のために、という観点を持てていないと感じました。
その点がはっきりしているのは、自分が自分のためにという個人主義ですが、
その結果様々な問題が生じてきています。
個人主義のあとには、どんな観点が来るだろうかと考えてみたいです。
 

〇笹井純也(26期 10/24 2:04)
「今日のゼミに行けて良かった」――そう感じました。
今期は弱気になりがちです。午後になってやっと体が動いたり、人混みに耐えきれず座り込んだりと、
前向きな気持ちになれる時間は多くありません。
しかし私がどんな気持ちになろうとも、このゼミは変わらずにあるという事実は、
(どう表現すればよいかわかりませんが)どこかを支えられたような気になりました。
勿論そのほかに感じた後悔や気後れ、申し訳なさ、学びへの気持ちなども含めて、
「今日のゼミに行けて良かった」と感じました。

(1) ミームを受け継ぐということ
 人間が遺すものは、@ジーン(遺伝子) と Aミーム(文化) の二つがあり、
 人間以外の生物はミームを持たず、ミームは人間しか遺さないと学びました。
 最近 私は、母の体調が優れないこともあり、毎日料理を作ります。
 レシピが母の頭の中にしかない料理を覚え、家族好みの味付け方も教わっています。
 きっと、”おふくろの味”もミームの一つです。
 唯一人間だけが遺すミームを受け継ぐとはどういうことなのか、
 毎日の経験とともに考えてきたいと思いました。

今学期は体調不良を言い訳とせず、
「今年”も”がんばった」と言えるようにしたいです。

→佐藤
 笹井くんが来てくれると僕は嬉しい。
 ミームというものを具体的に考えていて、なるほどなと感じた。
 書き込みを見て、家族は遺伝的なつながりだけでなく、文化を受け継がせる要素も確かにあると思う。
 でも近年、家事の外部委託や個人化によって文化的な部分は失われてもいるとも思う。
 僕もこのことについては考えてみたい。


◯坂本恵理奈(25期 10/24 20:41)
私たちのチームの発表の際、空間革命の定義についての議論になりました。先生にもご指摘を受けましたが、夏合宿から勉強してきているにも関わらず重要なキーワードの議論になってしまっていたことに恥ずかしさを覚えました。自分がいかに言葉を曖昧に捉え、そのまま使用していたかということがはっきりとわかりました。今回キーワードの定義が課題になったので、しっかり考え理解を深めたいと思います。そして、それを元にレジュメをしっかり作り上げたいと思います。

○高橋篤史(26期 10/26 17:20)
最近ゼミ中やグループワークにと学んでいて思うことは、図を作るのは大変難しいということです。
自分たちが持っている様々な視点を、統一した図にしていくのは根気のいる作業です。
 そんなこと思って、テレビをつけるとある刑事ドラマが放送されていました。
ちょうど警察が殺人事件の真相を暴くために、被害者・容疑者・関係者を結んだ相関図をホワイトボードに
書き出し会議している場面でした。しばらくしてテレビを見終わると、その日購入した小説を読もうと
思い本を開くと三ページ目に似たような相関図が目に入りました。
自分はその時、これ使えるんじゃないかと感じました。
 つまり、日々見ているドラマ、読んでいる小説の登場人物をつないでみる。矢印にどのような事柄を付随するか
どの人物が重要で図に乗せるべきかということを考えながら相関図を作ると、物語の理解も深まるし後で読み返して
すぐ思い出しやすくなる、何より図の勉強にもなるということです。
 先生が、以前おしゃっていた、先生が黒板に書いた言葉を矢印でつなげてみるということに加え、これから
どれほど効果があるかわかりませんがやるだけやってみます。

○渡邊 諒太(26期, 10/28, 15:00)
自分が今、何ができていて、何ができていないのか。
4月からのゼミ活動を掲示板にて、読み進めています。
まだ、読んでいる中でできていること、できていないこと
というものはちゃんと確認できていませんが、
何度か読み返し、整理して行きたいと思います。
しかしまだ、課題をただやるという意識が抜けていません。
この時間に書き込んでしまっている時点で既にそうです。
自分の為にやるという意識が無ければ、
その日の内に、自分の中にあるものを形にしなければ、
「自分の事」になっていかない。
まずは、次の報告は4ryuのはずなので、その日の内に形にします。

【記事番号:508 削除キー:508】


[507] 題名:2014年度秋学期 第1回木ゼミ ノート 名前:木田世界(25期) 投稿日:2014年10月19日 (日) 17時36分

《目次》
T.基本情報
U.勉強・先生のお話し
V.今日イチ・刮目


T.基本情報


【日時】2014年10月19日(木) 16時30分〜21時30分
【場所】経営学部B棟204
【出席情報】(敬称略)
25期:木田、藤田
26期:渡邊、高橋
院生 :中村、阪本、黄

U.勉強・先生のお話し



1.「ワタミが「社員は家族」というならば…」の記事を用いたディスカッション
参考:BLOGOS 「ワタミが「社員は家族」というならば、後藤真希さんのように振舞えるのか?」 - 榊 裕葵 社会保険労務士http://blogos.com/article/92617/

上の記事を読んだ後、ディスカッションを行いました。
まずは賛否を確かめ、記事に全面的に反対の立場の人がいなかったので、
賛成―反対でグループ分けせずに、まずは全員に論点候補を挙げさせて、その後論点を選んで
その論点について各自が思うところを自由に発言するという形で進行しました。
ただし、以下の論点が挙げられたところで、これ以上の議論は「家族」の意味を調べてこなければできないので、
ここで議論を中断するということとなりました。

<論点>
社員は家族―そうでありたいか?望むか?
     ―そうできるのか
     ―そうすべきか? 
⇒何のために働くのか(金、会社、その他….)

<先生のお話し>
・家と家族の関係=滅私奉公…家(会社)を大きくすれば、自分の地位・収入・機能が拡大。

・親子関係…生物的・肉親関係ではない!
@恩情と専制
A庇護と服従

 伝統的家族親子が軸
⇔近代的家族―夫婦が軸:愛情関係

2.DVD:日本のコンビニ アジアで快進撃

3.DVD:プライムニュース 上海福喜食品 

V.今日イチ・刮目


○木田世界 (25期 10/19  17:20)

今回、議論の進め方について学ぶことができました。
議論の着地点はどこになるのかつまり、どのような意見がでるのか、
どのくらいまでは議論を通して明らかにでき、どこからは調べてこなければわからないのか。
を意識することの重要性を改めて意識することができました。
進行は三年生に任せることが多くなりましたが、上のような観点から進行についてアドバイスしていきたいと思います。

また、司会の振られなくても、ともかくまず発言し、そのうち議論を仕切る人が出るくらいでよい、
ありもしない正解を考え込んで黙りこくるのではなく、どんどん発言するべきと指摘されてしまいました。
夏合宿の時も議論の際に沈黙が度々あったことを考えると、どうしても自分や他のゼミ生の中に正解を言おう
とする意識が抜けていないのだなと感じます。

議論の際も、正解を探し求めるのではなく、その人独自の見方を如何に深めていくのかという視点を持って質疑をしたいと思いました。
意見の中の誤りの指摘だけではなく、その意見をこのように発展させることができるのではないか、という指摘も行っていきたいです。


木ゼミは、参加人数が少ない状況となってしまっていますが、
その分、テキストや記事を読んで、しっかりと議論をする練習をしたり、
しっかりと読む力をつけていきたいです!




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[506] 題名:2014年度秋学期 第2回火ゼミ活動報告 名前:高橋篤史(26期) 投稿日:2014年10月17日 (金) 21時07分

≪目次≫
T.基本情報
U.勉強・先生のお話し
V.本の交換会
W.来週の課題
X.今日イチ・刮目


T.基本情報


【日時】2014年10月14日(火) 16時30分〜21時00分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)

4ryu :渡邊、安藤、馬、(新山)
ラフレーズ :三厨、木田、(笹井)
PS4 :佐藤、浦林、(石嶺)、(飛田)
温故知新協働組合:高橋、坂本、藤田
院生  :中村、阪本、陳



U.勉強・先生のお話し



今回は、前回に引き続き
水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』を
図とキーワードを使って理解しようとしています。
この図は討論会(12月予定)のレジュメにも使用されます。

 ○木田 世界 (25期 10/19 16:25)

 <水野の論の二つのフレームワーク>
  @空間革命、利子率革命、価格革命―経済的側面
  A「中心―周辺」・「蒐集」―政治的・文明論的側面

 <今後の勉強の候補>
  @資本主義論そのもの
  A資本主義後の社会について
  Bヨーロッパ論・文明論

 <図を用いた勉強について>

  水野の本は経済モデル、経済システムの比較であるから、
  「図で理解すべき本」と言える。

  図を描くことで、理解を確認し、疑問点がある箇所を発見する。
  次回は、図を描いて学ぶことを楽しみ、「ここは実はこういうことじゃないか!?」
  と自分が発見したことを胸を張って発表できるようにしましょう。



以下、各チームで詳しく書き込んでください。

<ラフレーズ>

図を「生かす」ために、長い16世紀・21世紀の出来事を比較しやすくするための工夫が必要である。
概念の配置方法も、単なる因果関係にせずもう一段深めなければならない。

<4ryu>


[(A)従来の資本主義システム]
    ↓
[(a1)フロンティアの拡大の限界]
    ↓
[(a2)価格革命→利子率革命]
    ↓
[(a3)空間革命]   →[(B)グローバル資本主義]
    ↓
(リーマンショック) 
    ||          ||
[(c1)資本主義の衰退] [(c2)民主主義の危機]


(c1, c2)→主権国家システム(民主主義・資本主義)の終わり

【論点】
グローバル資本主義から、民主主義の危機は導かれるのか?
  1.グローバル資本主義の成立と、その内容は?
  2.著者の指す民主主義とは何か?
  3.いかなるプロセスを経るものなのか?


<PS4>

1.
(1)「資本主義」「過剰」「蒐集」はどのような関係性になっているのか
(2)過剰な蒐集を行う資本主義は限界なのか

→テキストの第4章の論理がよくわからない。その原因が、上で述べたキーワードの関係性を把握できていないからだと考える。この論を理解し、納得するために、この論点を設定した。

2.価格革命が起こると、政治・経済システムが崩壊し、歴史の危機を迎える、とテキストにあるが、それはなぜか。

→タイトルにもある“歴史の危機”についての言及であるが、ここの詳細なプロセスがテキストでは述べられておらず、理論の飛躍がある。水野の論を理解するためにも、ここの論理をはっきりとさせたい。


<温故知新協働組合>

論点
1.脱成長を実現したゼロ成長社会は、
「資本主義」、「近大資本主義」、「中心/周辺,蒐集」の三つのうちどれを超えた存在か。

2.EUの失敗は、「蒐集」の歴史が終わったことを表すのか。
蒐集の対象を変えれば蒐集の歴史はまだ続くのではないか。



V.本の交換会



秋学期最初の本の交換会。
テーマは「中公新書」。新書シリーズ全4回の第1回目です。



W.来週の課題



課題は
1.図の改良
討論会のレジュメ用に全チームで共有できる位に詰めてくる。
2.目次の作成
討論会のレジュメの目次を考えてくる。



X.今日イチ・刮目



○高橋篤史(26期 10/17 20:50)
今回改めて「本を読む」ことの難しさを実感しました。

『資本主義の終焉と歴史の危機』は
文章でなく図で理解する類の本であるということ。
私が今回紹介した『安心社会から信頼社会へ』は
読んで内容をそのまま取り入れる本ではなく
取り扱っているテーマについて考えることで意味を持つ
類の本であるということ。

自分はそのように、どうすればよりよく本から学べるかに
ついて考えたことがほぼほぼなかったと思います。
そう本を読むためにはまだまだ練習を必要とするので
これからは意識して本を読むようにしたいです。

○浦林幸輝(25期 10/18 23:42)
 今回のゼミで学んだことで一番大きかったのは、図の見方でした。
図を見て、自分で説明できれば質問しなくていい。逆に言えば自分で説明できない
ところは質問するべし。また、図を見て気持ち悪さを感じるならば、そこに理論の問題点など
の何かがある。こうした思考の方法やコツみたいなものは、根本的すぎて普段なかなか
知ったり教わったりする機会はないように思います。だからこそ、それを形にして教えて
もらえるこのゼミという空間は貴重なのだと感じました。
これから討論会や卒論などで本やテキストを読み込む機会がありますが、
そのようなときはまず図を描いてみるようにします。
 秋学期に入って、参加するメンバーが充実してきて活気のあるいいゼミになりつつあると思います。
特に、同期である25期生は春学期には就活などでなかなかそろわず寂しく思っていたので、
同期が(ほぼ)そろった今回のゼミは嬉しかったです。

○木田世界 (25期 10/19 16:15)

<今回のゼミについて:図を書いて問題点を見つける>
今回は前回よりも図を一段と深化させることはできましたが、
まだ、この図を見た人が、
「ああ、水野の本はこういうことを言っていて、ここはよくわかるけど、ここは筋が通ってないな」
とよくわかるほどの完成品にはなっていませんでした。
次回こそはそのような図を描いてきたいと思います。

<今週学んだ・考えたこと:水道と近代社会>
これは、もう少し深めてゼミ掲示板の方に書き込みます!

←これは、ここではなく、「ゼミ掲示板」に書き、OBたちと共有することではないか?
 木田君、みんな。最後に載せた問題に答えて御覧。


→先生、コメントと問題ありがとうございます。
掲示板のコンセプトへの意識が浅かったと思います。以後、気をつけたいです。

○安藤陽介(25期,2014/10/19,21:51)
・学んだこと
2週続けて「学んだことを図化する」ということを実践しました。
この実践を通していくつかのことを学びました。
1つ目は「図はモデルである」ということ。
水野の理論が一つの現代社会を表すモデルと考えられるからこそ図示する意義があり、
そしてそれぞれの図から見えてくる違和感こそが、私達が水野の論に対して納得しきれていない部分
であるということがわかりました。
そして2つ目は、重要なのは図示するのことではなくて、図から何を引き出すかということ。
水野の資本主義論の図、モデルから何を引き出すのか、そこから何が得られるのかということがなければ図示する必要がない。
よく自分の考えやモデルを単純なマトリックス図などにしてしまいがちですが、そこからその図以上のことを
引き出せるような学びはしてこなかったので、次からそこまで考えて理論や考えを図示していきます。

・最後の刮目の修正版
まずは、ゼミ幹事であり、チームリーダーである渡邉がゼミに帰ってきたことを嬉しく思います。
いきなりゼミを無言で休んだことはそれはそれで問題ではありますが、
とにかく少しは悩んだにもかかわらず、「よく来てくれたな」という思いが大きいです。
私が幹事である渡邉に言いたいことは
「自分がいなければこの場は成り立たないんだ」という思いを強くもってもらいたいということです。
伝統や歴史はもちろんあるのだけれどここは自分のゼミだ!という誇りを持ち、
活動してはじめて、その場と「主」となって活動ができ、やりがいも感じられると思うからです。
それはゼミ幹事だけではなく、他の3年生4年生のゼミ生も同じで、
「この場は自分の場である」「このチームは自分のチームだ」と思って活動することで良い成果が出るのではないかと思います。
特に4年生は就職してからも言えることで、自社の製品を「これはオレの製品だ」「このサービスは私のサービスだ」と自信を持って思えるかどうかで、自分と会社の成長の度合いが変わってくると思います。
なので、のこり10数回のゼミですが、全員が「主」となれるように、頑張っていきましょう!!

>>木田
「クローズアップ現代」は観てませんが、「過疎地における公共インフラの維持」というのは
今後の日本社会における重要な課題の一つだと思います。
以下木田の考えたことから疑問点をいくつか!
>このような様々なシステムに依存しているのが近代社会だと言えるのですが、
これはなぜそう思うのでしょうか。
システムってどこからどこまでのことなのでしょうか。目に見えないシステムなら近代以前もあるはずだなと思います。
もう少し木田のいう「近代社会の限界」について教えてもらえると嬉しい!

→安藤、質問ありがとう!
今度改めてゼミ掲示板に書くから、
質問されたことについてももう少し考えてみようと思う。

佐藤樹(26期 2014.10.14 23:25)

1.今回の勉強から学んだこと
(1)原則と状況
  これはゼミの始まる前のことですが、
 先生・院生の方々とエレベーターで一緒になりました。
 そして、降りるときに先に降りてもらいました。
 原則的にはそれが正しいと思いますが、その時ゼミ室は空いておらず、その鍵は僕が持っていました。
  先生からそのことについてお話をしていただき、
 原則を重視するあまり状況を考えていないということに気づきました。
 原則ももちろん大事なのですが、そのときの状況に合わせて判断する、
 ということが社会では必須になります。
 しかし、生活を振り返ってみるとそれができていないと感じました。
  ところで、このことを考えてみると、政治は状況よりも原則で動いている気がしてなりません。
 例えばアベノミクスが資本主義を延長させる政策をとっているのも、
 経済の原則から“こうすればこうなる”というように考えているからではないでしょうか。
  原則に従えば思考が楽になって、ひどく単純化するように感じます。そこに気づけて本当に良かったです。

(2)図から“読み取る”こと
浦林さん・木田さん・安藤さんも書かれているように、
 前回・今回と図から得ることが多かったです。
 特に僕は、図を比較させて何かを得る、ということがすごく勉強になりました。
  他チームは、自チームとは違う発想・観点・思想プロセスの図を作ってきます。
 そこから比較をし、違う理由を考えるというのは、すごく面白いですし、急に理解が広まることもあります。
 実際、今回のゼミで、今まで理解できていなかった、
 価格革命と利子率革命の関係性についての発想を得ることができました。
  また、図から何を読み取るか、ということを考えることは、就活でも役に立つことだと思いますので、
 自分のものにしていきたいです。

2.今回のゼミでの反省
  今回のゼミで一番悔しいのは、本の交換会です。
  紹介する前までは、“間を取る”“これをこの順番でいう”ということを意識していたのですが、
 発表するとたんに全部飛びました。その瞬間に、紹介する“相手”が意識からいなくなってしまっていました。
  原因は2つあると思います。
  1つは、その本をどう紹介するべきか、自分の中で理解しきれていなかったことです。
 そこがはっきりとしていれば、もっと余裕をもち、紹介するべき点を紹介できていたはずです。
  もう1つは、準備不足です。
 今回は前回よりゼミの司会はうまくできたと思いますが、それはある程度想定して臨めたからです。
 本の交換会では、それをしていませんでした。
 馬さんが『ケータイを持ったサル』を紹介したからそれをうまく取り入れようとして、
 直前になって紹介を少し変えました。
 そのアドリブのせいで、あせりが増した気がします。
 同じ著者の本、同じ本、はたまた関連する本が出たときにどのように紹介するか、等を
 今後は想定しておきたいです。

〇阪本夏美(10/20 14:37)

(1)図から見えてくること。
図の改良はこれで3回目になります。
チームでの作業は、アイディアや疑問点が次から次にでることもあれば、
まったくでず、行き詰ったまま時だけが流れていくこともあります。
しかし、図を作るという作業を通して、チーム内で水野の議論に対する相互理解が深まっていくことを感じています。

各チームの報告を聞いていると、自分たちとは違う結論を導き出しているチームがいます。
例えば、「価格革命」、「利子率革命」、「空間革命」の順や、
「資本主義の終焉」、「歴史の危機」が意味していること、「脱成長」の位置づけなど。

そして、回数を重ねるごとにそれらの違いがよりはっきりと見えてくるように思います。
それらの違いが、水野の議論に対する疑問点や、論じるべきテーマの発見に繋がっていくのではないかと思いました。


(2)「良い」本とは。
「良い」本とはどのような本であるだろうかと考えました。
三戸ゼミで1年以上、本の交換会に参加し、沢山の「良い」本を紹介して頂きました。
「良い」本とは、
@新たな視点を与えてくれて、そこから何かを学ぶことができる(読み手の能力に依存)
Aいつかもう一度読みたいと思い、本棚に置いておきたくなるような本であり、
B誰かに勧めたくなる
そんな本が良い本であると思いました。
橋君は紹介してくれたのは@の本だったのではないかな?
交換会を通じで、本を紹介することには「慣れ」ても、
良い本を選び、評価することはやはり難しい。

(3)先生の質問
「ゼミ掲示板」
目的:先生、OB、現役生がコミュニケーションを通じて刮目し合う。
書き込む内容:新たな関心に繋がるものや考えるべきニュースやテーマ。

「活動報告板」
目的:ゼミ活動を文字にして残す。ゼミでの議論を更に深める。
書き込む内容:ゼミ活動の報告、ゼミで思ったこと言ったことを文章化する。
でしょか…?

〇三厨昌平(25期 2014/10/20 14:07)
三戸ゼミ掲示板は、OBOGも含めた全ゼミ生と先生が書き込む場です。
その目的は、ゼミが無い週6日間を過ごす全ゼミ生も、学生を卒業したOBOGも、
社会や組織や人について、常に先生とゼミ生に学ぶためであり、
書き込む内容は、自分が社会を観察して得た学びや気付き、だと思います。

活動報告掲示板は、現役のゼミ生が主に書き込むものであり、
その目的はゼミ活動で全体で学んだこと、個人で学んだことをそれぞれが自分で書き込むことによって復習し、
全員で共有することによって新たな視点を得ることだと思います。

皆の書き込みを読んで、学ぶ為のツールについて学んでいるものの、
一番重要な、「学ぶ内容」については書かれていないと思いました。
今回学んだことは、ゼミの場で図で示したように
(周辺あり)周辺から資源を蒐集――――→資本が自己増殖   ⇒資本主義の構造
        |             |
(周辺なし)価格革命     ――――→利子率革命     ⇒資本主義(?)の終焉
      (周辺産出の資源価格高騰) (資本の自己増殖が出来なくなる)
という構造です。本の内容がある程度すっきり理解できました。
この図から、資本主義は周辺の存在に頼っていて、周辺がなくなれば発展することはできないのだということを学びました。
しかし利子率革命⇒「〇〇〇〇の終焉」に入る〇〇が「資本主義」で良いのかどうかということは検討が必要です。

本の交換会では、
「本は鵜呑みにして学ぶ面と、疑問に持つことで勉強になる面、の両方の側面があり、その割合は本によって違う。」
ということを学びました。
自分が考え、学んできたことを、取り入れようとしている新しい知見に常に照らし合わせて読み進めなければならない
という姿勢が、何度も先生に教えていただきながら身についてきた感覚を『父性の復権』を読みながら感じ、
ゼミの場で、先生に整理された形で学び、すっと腹落ちしました。

○藤田航平(25期 10/21 1:00)
・学んだこと
論理を図で示すということの難しさを実感しました。(水野本人は図示できるのでしょうか?)
テキストを読んだだけで水野が論じていることをなんとなく理解できた気でいましたが、
自分で図を書いてみると、どこが理解できて、どこが理解できていないのかが明確になってきます。
しかしそれだけではなく、その図からどういった疑問や論点が生まれるのか、
そこまで考えてはじめて図を書く意味があるのだということも学びました。
自チームと他チームの図の違いによって、そこから生まれる論点も変わってくるのを見て、本当にその通りだと思いました。
論理を理解するために図を書くのではなく、
その論理展開についての疑問や論点を明確にするために図を書くのだということを忘れないようにします。
またこれはテキストの勉強だけでなく、普段のノートの取り方などにおいても大切なことだと思いました。
単なる内容のメモではなく、そこから新たな疑問や興味が生まれ、新たな学びにつながるようなノートの取り方を心がけます。

・先生の問題
ゼミ掲示板
目的:ゼミ生がゼミ以外の場でも学び、交流する。
書き込む内容:ゼミの外で学んだこと。ゼミ生の学び・交流になること。

活動報告板
目的:現役生がゼミで学んだことを報告する。
書き込む内容:ゼミ活動の内容と学んだこと。


◯坂本恵理奈(25期 10/21 9:41)
「ゼミ掲示板」の目的は、OB・OG、現役生関わらず、いつまでもゼミ生として学ぶことを目的としていると思います。
そのため現代社会を見て気づいたこと・考えたことを書き込んだり、ベッティングを通じて学ぶのだと思います。
「活動報告掲示板」は、振り返ったときに、その日のゼミで何があったか、何を学んだかがわかるようにすることが
目的だと思います。そのため、その日のゼミを詳細に報告し、また刮目で個人が何を学んだかを書き込むのだと思います。

今回のゼミで学んだことは、図がそのまま各チームテキストの理解になっているということです。
2回図を書き直しましたが、今回は前回よりもよりチームの理解の違いを実感しました。
各図の書き方や各ワードの関係性、そして結論など、私たちとは全く違う図を見ることで、
自分たちの理解が正しいのか、それとも他チームの理解が正しいのかを考えることができます。
また、そこからさらに理解を深めることもできます。
この勉強を通じて、図を使った勉強ができるよう、また図を見るのではなく
そこから何かを引き出せるようにしていきたいと思います。

◯木田世界 (25期 10/21 11:46)

【質問】への答え
顧客規定→事業規定で考えてみました。
<活動報告掲示板>
@(将来・未来の)自分のため→ゼミで学んだことを定着させる
A欠席者・OBの方のため→学びの内容の共有
➡︎書く内容:そのゼミで学んだこと(記録)・気づいたこと(感想)

<ゼミ掲示板>
ゼミ生,OB,現役生間のコミュニケーション
➡︎書く内容:ゼミ外での学び


【問題】「ゼミ掲示板」と「活動報告板」それぞれの目的・書き込むこと(など)は何か?

【記事番号:506 削除キー:1014】


[505] 題名:2014年度秋学期 第1回火ゼミ活動報告 名前:三厨 昌平 投稿日:2014年10月10日 (金) 11時59分

秋学期のゼミが始まりました。4年生は最後のタームです。

≪目次≫
T.基本情報
U.夏合宿で頂いた課題
V.今期の火ゼミの予定
1.本の交換会テーマ
2.スピーチ大会テーマ
3.討論会
4.卒論(4年)と卒論中間報告
W.来週の課題
X.今日イチ・刮目


T.基本情報


【日時】2014年10月7日(火) 16時30分〜20時45分
【場所】経営学部C棟501
【出席情報】(敬称略)

4ryu :新山、安藤、馬、(渡邊/連絡無)
ラフレーズ :笹井、三厨、木田
PS4 :佐藤、石嶺、浦林、(飛田/連絡有)
温故知新協働組合:高橋、坂本、藤田
院生  :中村、阪本、陳

U.夏合宿で頂いた課題について



今週の勉強で生じた論点

@水野の資本主義の概念は?その終焉とは?

A歴史とは何を示しているのか?

B“価格革命”と“歴史の危機”の関係性

C“利子率革命”と“価格革
⇒これは“利子率革命”と“価格革命”の関係性ということでしょうか?(木田)

〇 追記:ラフレーズ

@図の各部にタイトルをつけて、なぜ図がこの形になったのか、
自分たちはテキストをどう理解したのかを明らかにする。

Aこれは「西欧の終焉」なのか「蒐集」の終焉なのかを考える

B概念レベルの言葉と事実レベルの言葉を整理する。

V.今期の火ゼミの予定


1.本の交換会テーマ
10/14:中公新書、10/28:岩波新書
11/11:講談社現代新書、11/25:その他の新書
12/9:生命・医学
1/13:同テーマでノンフィクルポと小説2つ持ってくる、1/27:古典・名著

2.スピーチ大会テーマ11/18,25の2回と、1/20,27の2回(『この人を語る』)
以下の3つのテーマから、渡辺と飛田の意見を参考に決定する。
(1)最も魅力的な会社紹介 6/28票
紹介の仕方に工夫がいろいろある。全く魅力的でない会社を魅力的に紹介するというのもある。
(2)自分の納得できない社会のルール 9/28票
これは何を持ってくるかによってスピーチの出来が決まるので、吟味が必要。
(3)生まれ変わったらこう働きたい 7/28票
ちなみに先生なら、テレビタレントになって、あまり行けない場所に旅行に行きたい、とのこと。
自由度が高いので、いくらでも膨らませられる。盛り上がりやすい。

3.討論会
12月に行う。細かい内容については3年生で討論会幹事を決め、先方と連絡を取る。

4.卒業論文(4年)と卒論中間報告
 時期:11月下旬から12月頭。
 発表順番:希望+くじ
 制限時間:質疑応答を含めて、一人小一時間。


W.来週の課題


各チームで今回持ってきた課題への回答を、ブラッシュアップしてくること!

X.今日イチ・刮目



○三厨昌平(25期 2014/10/07 12:03)
今回は約3週間ぶりのゼミ活動であり、夏合宿も参加できなかった分、テーマについての自分の理解の浅さを感じました。
先生の理解についても、自分の中での本の理解が十分ではなく、一回で理解しきれるものではなかったため、
次回までにチームの活動にしっかり参加したり本を読みこんで、整理します。

一方で、本当にゼミではレベルの高いことを勉強できているのだということを内定者インターンで肌で感じ、ゼミ生のみんなと三戸先生や先輩に学べる喜びと有難さを自分の中に改めて持ちました。
じっくり勉強に取り組めるのもあと5か月ほどしかないのかと思うと寂しいですが、限られた時間を最大限に使って「俺はやるべきこと(自分がやると決めたこと)をやったんだ」という気持ちを持って卒業したいです。

今回学んだこと
(1)図を作る目的は@理解できていないポイントは何か、A筆者の論理が適切かどうか、なので、
作る過程で出てきたあらゆる疑問をメモしておく。
そして論が理解できたら、著者と対等な立場で議論するつもりで論理展開を吟味する。
(2)何か勉強になる機会を経験したら、終わってから一番勉強になったと感じたことを30秒以内で1個、2分で3つ、勉強になったと思う順番でメモすること。

そして(2)について、ガストからの帰り道に3つ考えてエバーノートにメモったのですが同期されておらず散逸…
もう一度思い出して後ほど書きます。

(追記10/13 22:36)
火曜日に先生とガストでお話しした後で、メモした内容が見つかったので追記します。
今回のゼミで先生から学んだこと。
人はやったことでしか自信を持てない。
思って悩むのはいくらでもできるが、実行しないことには現実は何も変わらない。
現実でいかに動いて自分が正しいと思う方向に問題を解決するかどうか、しようとするかどうかが、
後で自分の中での満足や自信につながる。

先生のお話を聞いて勉強になった3つのこと
1.人生で選択する場合は
10-20年のスパンで後悔しない選択or自分の信頼のおける人が良しと認める選択
をすること。
2.先生の、社会を窺う姿勢。
毎日ヤフーをまとめ、ニュースの中身をまとめて他のニュースとの関連を日々考えているところから培われるものは大きい。
自分もやらねばならない。
3.本を読んで社会を把握することの重要性。

火曜日、帰宅してから寝る直前にベッドでメモしたので、細かく書けばよかったと反省しました。
次回はより深く細かく書いて自分のものにすることを誓って、チームの勉強に戻ります。
(追記、以上)

春学期の国際人事管理論で紹介されてから、NHKラジオ英会話を聞いています。
・レベル別に番組を選択できる。
・スマホで聞ける。
・一つの番組は一日15分で、再放送もあるので聴き逃すことがない。
・テキストは一つの番組につき1か月432円と安く、またとてもよくまとまっていて勉強しやすい。
・取っつきやすい
・朝にやっているので、生活リズムが安定しやすい。

というところでとても私は気に入っていて、1か月続いています。
これほどNHKに感謝したこともないくらいで、少なくとも英語番組の企画者はとても良い仕事をしていると思います。
ゼミ生のみなさんも試しに聴いてみたらいかがでしょうか!





○佐藤樹(26期,10/11 13:40)
秋学期が始まりました。
この秋学期ではこれをやる、というものをまだ決めきれていませんが、
目標を設定して、成長を実感できるようにしたいです。

今回学んだこと
・どう生きたかがその人の“迫力”

 先生のお話の中で、どのように生きたかがその人の迫力になる、という言葉がありました。大事なのは何をしたか、であり、どう思ったかでは一生思うだけ、ということを聞き、自分はなかなか“思うだけ”から抜け出せたことがないな、と反省しました。何かをする、そしてそこから何かを得ようとすることが、迫力につながると思います。
 まずは、1週間に本を2冊ずつ読むことを継続的に行います。学生のうちにしかできないことだと思いますし、これからの人生で必要になってくる視点を与えてくれる行為だからです。

◯木田 世界 (25期 10/12 15:12 )

<今回の学び>
今回、僕たちが書いてきた図は単なるあらすじになってしまっていたのですが、
図の部分部分にもタイトルをつけることで、
その部分はどういう意味なのか、他の部分とはどういう関連があるのか明らかにできるということを学べました。
そして、図を比較することで、著者の論理展開に関する疑問をあぶりだせるということも実感できました。

<今期の目標>
前期にやったこと、やれなかったことを振り返りながら、今期の目標を考えます。

まず、前期には、ゼミ運営に関しては自分は単なる伝達係に終始してしまって、しっかりとゼミ生に働きかけて動かしたり、
自分から何か発案や指摘をすることが少なかったです。
 
このゼミとはどのような場所で、スケジュールはどうなっているのか、そろぞれの企画はこのようなコンセプトで行われるのか
というゼミのコンセプトの理解の浅さがその原因の一つだと思います。
ですので、今期は一つ一つの企画やゼミの報告を充実させ、それを読み返すことでコンセプトの理解を深めたいです。
また、ゼミ運営に関して、先生や師範代によってゼミ生が注意を受ける前に自分で気付き、ゼミ生に働きかけたいと思います。

活動報告に関しては、刮目部分はちゃんと書けていたのですが、他のゼミ生と連携しながら報告の部分を充実させることが出来ていなかったです。
チーム制も活用しながら報告欄の充実を考えたいです。


また、今まで、「出す」こと、問い・考え・調べて自分の答えを持ち、それを書くか話すかして形にすること
を十分にできていませんでした。もちろん、ニュース等を見て、疑問を持ったり、少し調べたりもするのですが、
しかしそれをしっかり形にしてこなかったです。つまり、疑問に対して(暫定的なものでも)自分なりの答えを出し、
どこまで納得できるか、どこから納得できないかを明らかにすることが不十分でした。

ですので、今期は考えを「出す」ことを意識したいのですが、具体的な目標として、
@卒論にできるだけ早く着手し、そこで書いていることを機会を作り出して人に話してみる
A先生がチェックされた日経新聞の切り抜きを進め、そこから引き出したことを文字にする

ことを行いたいです。

また、掲示板を見直して気付いたのですが、恥ずかしいことですが、前期の目標は結局書くのを先延ばしにしたままでした。
前期の目標が頭に入ってないと言うことも、今まで十分に掲示板を見返していないということも、
結局は「自分のために」は掲示板を書けていないことによるのではないかと思います。
今までどれほどの時間を掲示板を書くことに使っていたかと考えると、このままでは虚しいと言わざるを得ないです。

ですので、今期に掲示板を書くときは、「未来の自分に何を語りかけたいか」を意識して掲示板を書きます。
また、週末の時間を利用して過去の書き込みを読み返す習慣を付けていきたいです。


○安藤陽介(25期,2014/10/13,1:12)
大学生活最後の学期のゼミが始まりました。
「4年には4年しか学べないことがある」
それが何なのか、常に考えながら、毎週1つ学び得るように過ごします。

合宿にいなかった三厨や馬が戻り、またゼミが盛り上がっていけばと思います。
三厨がNYに行った話の中で「行って本当に良かった」という言葉を聞いて
「いい経験をしたんだな」と羨ましく思う一方、「合宿に行けばよかった・・・」と
心から思わせることができなかったんだなと、少し悔しかったです。
ただ、合宿での学びはまだ終了していないので、これからのゼミで
学んだことを深堀りしていきたいと思います。


○馬 辰卿 (25期 10/13 20:50)

夏休みにやってたこと。

来年入社することにより、国に戻れる時間も少なくなると考え、
今年の夏休みは二ヶ月間上海で過ごしました。

偶然にも漢方に精通とす叔父と話をすると、私は中国の伝統的な医療法に引かれ、
その後入門書を何冊薦められ、読むことにしました。

驚くことに、中国の医術は西洋のと完全に理論システムが違い、
有る程度科学的ではないとでも言える。

しかし、西洋医学にとっての難病を抱えている患者たちを確実に治している。
科学的ではないので(例えば同じ症状が出ても、違う地域の人、違う季節なら、薬も大きく変わるなど)、
普及は難しいが、その価値を否定することもできません。

自分の目に見えてる世界は狭かったことを思い知らされ、
中国に古くからの文明や文化に感心しました。

今回のゼミについて。

再びゼミの仲間と一緒に勉強できてよかったと思います。
合宿に参加できなくて、皆の話に付いて行くだけでも精一杯でした。

また、後輩たちの活躍を目にし、自分が先輩としてあまりサポートしてあげられなかったが、
ここまで成長していることに感心している一方、後ろめたい気持ちもなくはない。

次はテキストを丁寧に読み、チームメンバーからもサポートしてもらい、
自分ももっと建設的な意見を言えるようになりたい。

残り半年しかありませんが、ゼミ生として有意義に過ごすつもりです。

○藤田航平(25期 10/13 21:30)
今期のゼミの日程について確認した時、
自分の学生生活が本当にあと数ヶ月で終わるんだと実感して、少し寂しくなりました。
テキストの勉強やスピーチ大会だけでなく、討論会もありますし、卒論も書かねばなりません。
最後の半年もやることがたくさんあります。
現役生として学ぶ最後の半年、
卒業してからも、あの半年はこんなことをやったんだと言えるよう、
一つ一つを大切にして取り組んでいきたいと思います。

○坂本 恵理奈(25期 10/13 22:36)
先生が「今までの全生徒生活をどう終えるか」というお話をしてくださいましたが、
そのお話を聞き、改めてこの半年間をどう過ごしていくべきかを考えました。
今私たちは水野のテキストで学んでいますが、まずはしっかりテキストの内容、水野の主張を
しっかり理解したいと思います。そしてその上で、この先の未来を考えられるよう、
学んでいきたいと思います。また、本の交換会やスピーチ大会、卒論等
残りの時間を大切にし、この半年を「生きた」と言えるようにしていきます。
今回キーワードで図表を作りましたが、作る過程ででた疑問に加え、
他チームと比べることで新たな疑問も生まれました。
自分たちが何を理解していて、どこに疑問を持っているのかを明らかにしながら、
今後の勉強につなげていきたいと思います。


○石嶺佑騎(24期 10/13 23:17)
今期初めてのゼミでしたが、改めて「コンセプト」の大切さを感じました。

私は狭い視野の中で「何の為にするのか」考えることが多く、勉強においてもテーマ決めに
おいてもその中で「何の為なのか」考えることばかりでしたが、今回の8回目のテーマ決めを
経て、そもそもその「勉強/スピーチ/交換会」を何のためにやるのか、やっているのかということ
から絶対に離れないようにしながらその中で「何のためのレジュメなのか、スピーチなのか」と
作業することでようやく自分たちがするべきことが見えるのではないかと至りました。

コンセプトが大事ということを後輩に言う中で、自分もまだそれを分かっていないと恥ずかしい
ながらもまだまだ学べる、分かってるつもりのこともきっと沢山あるなと思い直しました。

○浦林幸輝(25期 10/14 0:08)
 先日内定式がありまして、社員の方々の前で軽いスピーチをしました。その時
少し驚いたのが、スピーチが終わった後に悪かったところを指摘されなかったこと
です。考えてみれば今まで人のスピーチに対して評価を直接するというのは
普通めったにないことですが、もっぱらスピーチをゼミの中でやってきた自分にとっては
終わったら必ず評価を受けるのが当たり前だったので、スピーチの肯定的な感想
だけしか受けなかったことに驚きと物足りなさを感じてしまいました。
自分のスピーチに対して良い点も悪い点も含めて多数の人から評価をしてくれる
というゼミの空間が、改めて貴重なものなんだなあと感じ、残り6ヶ月しかない
ゼミの時間を大切にしていかなければならないなと思いました。合宿後に
緩んでしまった気持ちを引き締め直そうと思います。

〇阪本夏美(10/14 10:05)
先日ある本の前書きを読んでいて、
(前書きは、著者が何故この本を書こうと思ったのか、
今関心のあることなどが書かれていて面白い。)
植木屋さんは、木の枝や、葉、幹ではなく木の根を育てていることを知りました。
そこで人間にとっての「根」とは何かについて考えてみました。
枝や、葉、幹は、外から見ることができますが、木の根のほとんどは、土に隠れています。
しかし、根がしっかりとしているからこそ、立派な木に育ち、綺麗な花が咲き、甘い果実が実るのだと思います。
三戸ゼミの修行型に「人間の根」を育てるヒントがあるのだと思いました。
今学期も、三戸ゼミで一緒に学んでいきましょう!!!


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[504] 題名:ゼミ活動の記録について 名前:三戸 投稿日:2014年10月04日 (土) 13時51分

合宿終了日の9/27に「平成26年度三戸ゼミナール夏合宿」を合宿幹事の高橋君が場立てをして、1週間!
埋まった欄は?
書き込んだ人は?

最後の夏合宿」の報告になるだろうに、秋学期が始まっても…。
10/7のゼミまでに間に合えばいい、とでも思っているかもしれない…。

(10/7の)ゼミの準備はその時間までに間に合えばいいし、(早くから準備し始め)ギリギリまで詰めたらいい。
だが、報告は早い方がいい。「記憶」と「感動・思い」が新鮮な裡に書かねばならない。
時間が経つにつれ、記憶は薄れるが、メモをその補いにすればいい。
だが、「感動・思い」は…。
新鮮な裡に書いて「定着」させる。
そして、「冷めた」時に、手を入れることにより、
他者に読ませることができ、後日自分が読み返して「恥ずかしく」ないものになる。

「記憶」も「思い(感動・喜び・怒り・悔しさなど)」も時とともに、薄れ、消えていく。
「人の生きた”証し”」をどう残すか?
人間以外は子供(遺伝子)と生活痕だけしか残さない。
遺伝子と「文化」を受け継ぎ、受け渡すのが人間だ。
ゼミで残すものの一つとして、記録がある。
ゼミという組織のためだけじゃない。
自分がそこでいかに活動したかを残し、自分の心に刻み込むためにある。
卒業後、何年後、何十年後かに読み返してみることができるのは、書いたものだけだ。

気になってちょっと確認してみた。
「ゼミ活動報告版」が設けられた後、合宿がどう記録されてきたかを調べてみた。
以下がその記録だ。
(書き込みをしているゼミ生は、ほぼ毎回きまっているなぁ…。)
2011年度の追い出し合宿は”3.11!のために中止になったが、
その前後の2回の夏合宿は行われたが、記録がない。
参加者に尋ねても、おそらく記憶は定かではあるまい。
その意味において「失われた合宿(の記憶)」だ。

さあ、どうだろうか?
読み直してみて、合宿の光景が目に浮かんだだろうか?
参加したものの思いが伝わってきただろうか?

平成25年度春合宿 活動報告、木田世界(25期)、2014年03月09日 (日)
夏合宿・夏休みの刮目をしましょう、馬辰卿 、2013年09月23日
2012年度追い出し合宿 全体報告、石嶺佑騎、2013年04月01日 (月)
○「2012年度夏合宿報告」ナシ
○2011年度追い出し合宿 中止
○「2011年度夏合宿報告」ナシ
夏合宿表彰の発表+報告リンク集、近藤祐太朗(22期)、2011年03月02日
[概要] 平成22年度三戸ゼミナール夏合宿報告〜第一報〜

[勉強] 2010年度夏合宿勉強総括 坂倉 尚道(22期生)
    2010年度夏合宿勉強全体報告ver1(修正版) 坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強全体報告ver1(修正版 2回目)坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強全体報告ver2 坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強全体反省 坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強システム反省  坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強 結果・分析  坂倉 尚道(22期生)
2010年度夏合宿勉強報告 まとめ  坂倉 尚道(22期生)
[企画] 2010年度三戸ゼミナール夏合宿報告〜夜企画編〜  清野彩奈(22期生)
2010年度三戸ゼミナール夏合宿〜深夜企画編〜  清野彩奈(22期生)
夏合宿 駅弁企画〜三戸ゼミ美食アカデミー〜 坂倉 尚道(22期生)
夏合宿2択クイズ企画〜パウル君に挑戦!〜レポート 近藤祐太朗(22期)
2010年度夏合宿ブリッジ報告(仮)  守内彩子(20期生)

○記録の「有難さ」がわかったなら、合宿以外の記録もチェックしてみて御覧。
 自分が、誰が、どれだけ「記録」を「ゼミ」を「自分(のやったこと)」を大切にしてきたか、がわかる。

【zeminokiroku】


[503] 題名:平成26年度三戸ゼミナール夏合宿 名前:高橋篤史(26期) 投稿日:2014年09月27日 (土) 21時51分

三戸ゼミ写真館
夏合宿の写真上がっています!!!石嶺さん、ありがとうございます。


平成26年度三戸ゼミナール夏合宿



目次
T.基本情報
U.勉強報告
V.各企画報告
W.結果発表
X.先生のお話
Y.刮目


T.基本情報


【日時】2014年9月24日(水)〜27日(土)
【場所】千葉県御宿ニュー日の丸
【出席情報】(敬称略)
ラフレーズ:木田、陳、(笹井)、(三厨)
4ryu:渡邊、安藤、鄭、(新山)、(馬)
PS4:佐藤、石嶺、浦林、(飛田)
温故知新協働組合:高橋、坂本、藤田、阪本
院生:中村

U.勉強報告



1日目:ラフレーズ◆第一章「資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ」

(1)報告内容
○第一章主旨
@現代の利子率の低下は、フロンティアの消滅により資本主義が終焉を迎えつつあることを示している。
  

A資本主義の延命策である「電子・金融空間」の創造はバブルを多発させ、
国家による金融政策はグローバル化した現代では効果がない
  

B経済成長のための「電子・金融空間」の創出、グローバル化、金融政策はむしろ、
中間層の没落、民主国家の危機、デフレと経済の低迷等の反近代を生み出している。

○考察 ←「考察」か?
○論の検証
「資本主義の終焉」や「フロンティアの消滅」の意味を確認し、
本当にフロンティアが無くなってきているのか、フロンティアがないと資本主義は存続できないのかを検証する。
  

  
@資本主義とは、資本の自己増殖を推進していくシステムであり、
「資本主義の終焉」とは、過剰な生産設備が作られたため、資本が余り利子率が低下し、
資本家が投資により利益を上げることができない状況である。
  
※16世紀の利子率の低下は、新大陸への進出という「空間革命」によって解消された

A「フロンティアの消滅」とは、これ以上「周辺」を増やしようがないこと、
「周辺」が「中心」と同質化し消滅しつつあることを指している。
  

B市場規模、交易条件、電子金融空間のどの軸を見ても、新たな「周辺」を見つけることはできず、
既存の「周辺」が消滅することも避けられない。
 
※長い21世紀にはインターネットと金融市場の発展により、「電子・金融空間」を生み出す「空間革命」が行われたが、
バブルが多発した為、資本主義を延命させることはできないと考えられる。

 
C資本の増殖が「安く買い高く売る」ことによって行われる限り、
「安く買って高く売る」側=「中心」と、
「安く売って高く買う」側=「周辺」の存在が資本主義の前提となる。
したがって、「周辺」がない限り、資本主義が存続することはできない。

(2)議論
○質疑応答
・「長い十六世紀」の低金利はどのようなものだったのか。
 →現在と同じ状況だったが、新たなフロンティアによって解消された。
  

・まだ国内に周辺は作られるが、没落した中間層から資本主義への同意がなくなる。
それによって資本主義は終焉するのではないか。
  

・「中心」、「周辺」とは何か。
 →「中心」:「周辺」から集めてくるところ
  (→資本主義における蒐集の対象は?)

○先生のコメント
・「広義の資本主義(13c~)」と「狭義の資本主義(18c~)」のどれについて終焉すると論じているのかが明確になっていない。
さらに、株式会社と市場による現代の資本主義はどうなるのか。
  

・人間活動の中に社会活動があり、その中に経済活動(贈与経済,互酬経済,交換経済)がある。
そしてその交換経済のなかで、
市場経済、貨幣経済、資本主義(広義)、株式会社(18,19c~)、大企業(20c~)といった経済の発展をしてきた。
以上のどのレベルで世界が変わるのか。

・インターネットの普及は、新たなフロンティアを生み出す「空間革命」ではないのか

・「時間」という概念が無ければ「進歩」もない。
一昨日も昨日も明日も明後日も去年も来年もずっと同じ生活。そういったかつての生活から離れることが「進歩」である。
水野はそういった「進歩」をやめろと論じるが、そういった生活、考え方に戻ることはできるのか。

○論点
@現代のインターネットの普及は「空間革命」ではないのか ←「報告内容」に「空間革命」という言葉がないが?
(⇒報告内容に「空間革命」を追記しました。)

 →インターネットという「空間革命」はどのような変革をもたらすのか。
  

A資本主義の崩壊は近代の崩壊なのか
 →資本主義と民主主義の関係。
  

Bそもそも資本主義とは何か。
 →資本主義とは「周辺」を広めることで「中心」が利益率を高め、資本の自己増殖を推進していくシステム。
  →広義の資本主義(13c〜)、狭義の資本主義(18c〜)、
   筆者はどの資本主義について論じているのか。
  

C新しいシステムの可能性は資本主義の枠内にあるのではないか。

2日目:4Ryu◆第二章「新興国の発展が生み出すパラドックス」

<課題・論点>

二章の流れ
@価格革命(どのようにして起こったのか、どのように収束するのか)
A価格革命の背景にある経済変動(他の価格体系を持つ地域との統合や、カルテルの結成等)
B新しい政治・経済システムの誕生

・@〜Bの関係は何か?(4Ryuチームの論点に)
・@〜Bと利子率の変動の関係は?(ラ・フレーズチームの論点に)

・中間層の崩壊と民主主義の危機の関係は?
・資本と労働の分配構造はどのように変化してきたか?(PS4チームの論点に)
・「歴史の危機」とは何か?(温協チームの論点に)

2日目:PS4◆第三章「日本の未来をつくる脱成長モデル」
○概要
@日本が新しい経済システムを生み出す可能性が最も高い
A現行のアベノミクスは機能しないばかりか結果として格差を広げてしまうこと
B資本主義に変わる新たなシステムの構築の必要性とそれを迎えるために社会の均衡を保たせるゼロ成長及びエネルギー問題の解消

○PS4があげた論点
1.「ゼロ成長社会」とはどのような社会か
2.「雇用なき経済成長」について
3.日本があたらし経済システムを生み出す可能性が最も高い、とはその通りか

〇今後議論していきたいこと
@日本資本主義の始まり
    複数レベルの資本主義概念に照らし表しながら日本資本主義の始まりを調べる。
    →1章や2章の担当者がやる場所でもある。それらを突き合わせる。(三戸先生)
A新しい価値思想による社会システムの考察
 a.)江戸時代の社会の再考察
 b.)コミュニティ経済の再考察
→この2つを考えて新しい社会システムを考えていく

質疑応答のやりとりなどは下記参照願います
議事録 

3日目:温協◆第四章「西欧の終焉」
温協チーム
〇論点まとめ
@蒐集の定義
 蒐集が「何(ヒト・モノ・資本)を対象」としているのかはっきりさせる
 →蒐集の終焉を検討する
Aグローバリゼーションがどのような定義で使われているのか

質疑応答のやりとりなどは下記参照願います
議事録

←「議事録」システムはいい。だが、それも含めて、すべて後で読んで理解可能なものになっているのか?合宿に参加しなかったものと共有し、秋学期の勉強の役に立つのか?

<DVD感想>

バングラデシュの衣料工場など発展途上国における労働環境を取り扱った番組を視聴しました。

各自、視聴して、気づいたことや学んだことを3点あげましょう。

○高橋篤史(26期 10/7 2:07)
@「周辺」の中にさえ「中心/周辺」構造は存在する。
Aなぜ発展途上国は新興国に肩入れするのだろうか?
B発展途上国の劣悪な労働環境(貧しさ)によって我々の豊かさは支えられている。


〇阪本夏美(10/7 11:25)
@大企業の大量生産における不透明な生産過程を情報公開、説明責任を果たすことも
企業の社会的責任として問われている。
Aサンドブラストは先進国で人間の人体への悪影響を原因として禁止されているにも関わらず、
他国の人は何故それでジーンズを加工することが許されるのか?
B2009年の(評価)データ(しかも状況改善前)が出たのは何故か?
誰が流したのか?競合他社を陥れようとするライバル会社によるものではないかと思うのですが…。
大企業、NGO・NPO、メディアはどのような関係にあるのか。

○坂本 恵理奈(25期 10/07 15:30)
@少女が働いている現実を取り上げ、番組製作者側は企業を非難していたが、
企業を批判するだけでよいのか。バングラディシュという国の状態にも
問題があるのではないか。もし仕事を失ったらあの少女は同夜て生きていくのだろうか。
A「周辺」を作らずとも機械化やイノベーションによって「中心」は発展することができるのだろうか。
B番組では労働時間の長さを問題点として取り上げていたが、それよりも適正な賃金が払われていないことに
着目すべきではないかと感じた。例えば、彼らに適正な賃金を払うとZARAの洋服の値段は何%高くなるのか、
そのようなことを取り上げたほうが、消費者である私たちが身近な問題としてより考えられるのではないか
と思う。

○浦林幸輝(25期 10/9 17:10)
@まだまだ「周辺」がなくなる日は来ないのでは?
 水野は「周辺」がもうすぐ無くなり、資本主義が終焉すると述べているが、このDVDを観ていたら
感覚的にまだまだ「周辺」は「周辺」としてあり続けるように思えた。
A「中心」とは大企業なのか?
 水野の論における「中心」は、国やと特定の社会だと僕は受け取っているのだが、現代における「中心」とは
国家を跨いでグローバルに活動する「大企業」なのではないかと思った。そもそも『資本主義の終焉と〜』では
グローバルな大企業について語られていない。大企業という観点を水野の論に加えなければならないと思った。
Bフランスの企業のいい訳が印象に残った
 DVD内でのフランスのアパレル企業の釈明が、おそらく日本企業のそれと全く異なっているように見受けられ、
個人的にとても印象に残った。仏企業は自分達が質問者と同じ倫理観を持っており、違法行為を行っていることを
そこで初めて知らされて質問者と同様に憤っているように振舞ってた。具体的にどこがどうと言えないのだが、
その釈明に大きな衝撃を受けた。日本企業(ユニクロとか)にも同じような質問をしているものを見てみたい。

V.各企画報告

 
歌留多企画幹事:木田 書き込み済み
ソフトボール幹事:佐藤 書き込み済み
三戸ゼミ大相撲幹事:(無記名)

歌留多企画 幹事:木田
〇ルール
チームあたりの平均取札枚数をポイントに +最多獲得者にボーナス3ポイント
〇最多獲得者 
PS4:佐藤18枚石嶺さん18枚 浦林26枚 平均20.66枚+ボーナス3点

〇反省点
差が付き過ぎたので、もう少し全員に札を覚えてもらう工夫が必要。
ルールの説明をレジメにまとめておくべきだった。
歌の詠み直しをしても良かったかもしれない。

◯感想
どちらのグループでも、白熱した戦いになっていたと思います。
やはり一試合だけだともう少しやりたいという気持ちが残ってしまうので、
札を多く取った人どうし、少なかった人どうしで二試合目をしたいと思います。


ソフトボール 幹事:佐藤
合宿3日目、台風が通過し、晴れました。
2日目雨で流れたソフトボールをやりました。

〇場所:砂浜(相撲をやる“あの”場所です)

〇ルール
@2チームVS2チームの形で試合をする。
(今回はPS4&温故知新共同組合 VS ラ・フレーズ&4ryu)
Aアウトは全てフォースアウトで。(タッチ不要)
B経験者は2ベースヒット以上でヒット(2塁まで到達できなければアウト)
Cボールはカラーボールを使用(面積の関係上)
D打球が海に入ったらアウト

2日目に予約していたグラウンドが雨で使えなかったために砂浜でやることになり、
その結果カラーボールを使用することになりました。
しかし逆にこれが功をなし、誰でも楽しめる形になったと思います。

〇反省点
@野球のルールを知らない人がいることを想定できていなかった。
→簡単なルールブックは作ったほうがよかった
A安全面の配慮ができていなかった
→砂浜のゴミや石等、の除去・キャッチャーとバッターの位置の確認等の徹底。

〇ポイント計算
(合宿チームのヒット数)+(野球チームでの得点/2)
勝利した野球チームには+5

〇結果
☆PS4&温故知新協同組合 チーム(7点) 
★ラ・フレーズ&4ryu チーム(5点)

感想(木田、10/10 10:03)
カラーボールを使ったので、野球を全然やったことのない人も楽しめていたと思います。
僕自身もかなり楽しめました。
砂浜でやるのは、色々不便はあるかもしれないですが、
開放感があってのびのびと遊ぶことができて良かったと思いました。


←以上の「結果報告」には、各企画の「満足度」がないが、次回もやることが前提?


三戸ゼミ大相撲
合宿3日目、今年度初めての三戸ゼミ大相撲が開催されました!
今回は団体戦のみとなりました。

○ポイント計算
・白星数×3ptを個人の得点とし、チームに加算
・優勝チームにボーナスとして10pt、準優勝チームに5pt付与
・行司は1・3・5ptの3段階評価

○試合結果
〈温協・ラフレーズ〉  〈4ryu〉
 伸び放題(木田) vs 量産ザク(渡邊)☆
 すまし顔(藤田) vs 中ボス(鄭)  ☆
☆尾瀬(高橋)   vs 球小僧(安藤)

〈4ryu〉 〈PS4〉
☆量産ザク vs すいみんボーガイ(佐藤)
中ボス   vs 海の幸(浦林) ☆
 球小僧  vs 栄養失調(石嶺)☆

〈PS4〉          〈温協・ラフレーズ〉   
☆すいみんボーガイ vs  伸び放題
 海の幸       vs  すまし顔 ☆
☆栄養失調     vs  尾瀬   

〜番外編〜
先生のご提案で、勝ち星をあげられなかった人同士の勝負、さらに負けた人からの
指名での勝負が行われました!
 伸び放題 vs 球小僧 ☆
☆伸び放題 vs 栄養失調

○団体戦結果

優勝 PS4


準優勝 4ryu
第三位 温協・ラフレーズ

○行司評価
阪本 4pt+7pt(先生よりボーナスpt)
陳  3pt+5pt(〃)
坂本 4pt+7pt(〃)

○昇進
今回新たに昇進ルールを設定しました。
これにより、
石嶺・渡邊の2名が序の口から序二段に昇進しました!

○反省
今回は型を重視した相撲になるよう意識しました。
皆にそれを意識してもらうよう呼びかけをしたり、注意することはできましたが、
自分が行司としての型をしっかり意識できませんでした。
今回、期待の意味を込めて行事にボーナスポイントを頂いたので、
さらに「型」を大切にした相撲になるようにしたいと思います。

◯感想(木田、10/02 10:05)
やはり体格で劣る分、しっかりと戦略・戦術を考えなければ勝てないと感じました。
その点、事前の準備研究も含めての本気なのだと分かった気がします。

W.結果発表

 ←何の「結果報告」?
◎チーム順位 ←こういう表記が必要では?

 団体優勝   PS4  


       三戸ゼミ大相撲、ゆるきゃらGPといった企画を制し、
       レジュメ報告、ソフトボールなどでも好成績を収めたPS4が見事優勝!!!

 団体準優勝  ラフレーズ


       勉強企画で最多得点など、人数が少ないながらも健闘したラフレーズが準優勝!!

 団体三位   温故知新協働組合

 団体四位   4ryu
←獲得pointを記す必要はある/ない?

◎個人部門各賞 ←こういう表記が必要では?

 MVP  該当者なし


   今回も該当者者なしという結果になりました。
   ちなみに最多得票者は、25期木田さんでした。
   MVPにはならなかったものの今回の木田さんの働きは非常に大きかったといえます。

 刮目賞  安藤陽介


   刮目賞は、25期安藤さん。勉強はもちろん、多くの企画における姿勢が評価されました。
   安藤さん導入のPCを使用した議事録は今後も活用されるでしょう。

 期待賞  高橋篤史


   残念ではなく、期待。その意味を自分の中で考え、次頑張ります。

X.先生のお話



みんな纏めていきましょう。
←「先生のお話」コーナーは、いつも立てられているが、ほとんど書かれたことがない!
私が、他の人がどう感じるだろうか?とは思わないのだろうか?
私が同じ事を何度も言わねばならないのは…。
もう、次回からはこのコーナーは止めたらどうだ?


 
〇 ラフレーズ (10/12 18:42)

書き込みが大変遅くなり、申し訳ありません。

<未来と将来>
将来とは、「まさにきたらんとす」と読み、未来は「いまだきたらず」と読む。
将来とは、さしせまったものであり、過去の延長線上であって、予測可能なものである。
未来とは、作り上げていくものであり、過去の延長線上では捉えられず、予測することは出来ない。

未来だけを見ても非現実的であり、将来だけ見るのは受動的である。
だから、片目で将来を見、もう片方で未来を見据えなければならない。

将来を見て、環境の変化に適応しながら、自己と未来を創造しなければならない。
そのためには〇〇が必要である。(この〇〇は各自考えなさい、ということです。)

Y.刮目



○高橋篤史(26期 10/02 21:30)

今回は、「合宿幹事」と「チームリーダー」という二つの役割を通じて、初めて合宿に主体的に取り組みました。

<合宿幹事として>
合宿幹事として臨んだ夏合宿でしたが、端的に言えば務めをほとんど果たせていなかったと思います。
準備の段階から自分が積極的に指揮をとらなければいけなかったのですが、計画的な行動ができずすべてが合宿ぎりぎりになってしまいました。
例えば、勉強企画の決定が9月に遅れ、結果としてレジュメの準備期間が短くなってしまい、個人的には納得のいく内容にできませんでした。

合宿幹事としては散々でしたが、唯一良かったことは、ゼミ生が楽しかったと
言ってくれたことです。
これは各企画幹事が企画を面白くするための工夫をしてくれたことにも起因すると思います。
また、ポイントを各自の努力や結果に応じた分配にしたことで最後の最後まで優勝が分からず全チーム気の抜けない展開にできたことも大きかったと思います。

良かった点と反省すべき点は次につなげたいと思います。

<チームリーダーとして>
チームリーダーとしての役割を十分に果たせていなかったことに対して大いに反省があります。
この失敗は、明らかに自分のコミュニケーション不足に原因があると感じます。
LINEの返信が遅れること、直接話し合う約束を取り付けないこと、
などなどチームメンバーとの伝達に関して自分がひと手間を惜しんだ結果だと思います。
伝達の重要性を再確認したことも大きな収穫の一つですが、それ以上に大きなものがありました。
それは、チームメンバーに恵まれていると再確認できたことです。
三位という結果に終わりましたが、頼りない自分を支えてくれたことに感謝しています。
組織の器はそのリーダー器に左右されるというのが自分の持論であるため、
チームの躍進のためにはまず自分が成長しなければならないと考えています。
今回の合宿で学んだことを成長の糧とすることが今後の大きな課題になるので、
その課題を果たすためにもさらなる努力をします。

○安藤陽介(25期,2014/09/28,1:36)
・合宿全体を通して
ついに最後の夏合宿が終ってしまいました。
僕自身3度目の合宿だったわけですが、これまでの2度の合宿と比べたら、
より本気で取り組むことができ、より多くの学びを引き出すことできたと思っています。
ただ、最初の決意表明で「学生生活の中で云々ではなく、人生を振り返った時にも残る合宿にしたい」と
述べたのですが、現時点ではそのようにはなっていません。
三戸ゼミナール掲示板の岩切さんのお言葉にもあるように、学びに対して、学問に対して、
本気で入り込めていない点、先生に言われたことの意味に気付けていない点、
それらの自分の至らなさを、帰宅してからひしひしと痛感しています。
何のために学ぶのか?それは「自分を変える」ためであり、将来を予測することで、未来をつくる力をつけるためである
ということを、合宿を通して、意識することは出来ました。
ただその意識を、習慣として、自分の振る舞いとして、身体化しなければなりません。
そのために、あらゆることに対してコンセプトを明確にする。
「何をやるのか」「誰にやるのか」「なぜやるのか」「どのようにやるのか」
ゼミの場では、本の交換会、刮目、スピーチ大会、その他企画、ゼミの場以外でも、
本を読んでいる時、コンビニに行った時、人と話している時、人の話を聞いている時、
すべての場面で学ぶことを忘れずに過ごし、卒業の場で先生に少しでも変わったと言ってもらえるように、
そして最後の合宿で、4年の中からMVPが出るように、切磋琢磨していきたいと思います。


・その他合宿において気づいたこと
今回の合宿では、幹事の高橋をはじめとする3年生が、人数が少ないながらも
合宿を盛り上げ、必要な準備をしてくれたことが目に見えてわかりました。
自分自身が合宿で学べたのは、ひとえに彼らのおかげだと思っています。
ただそれでも進行でまだ慣れない部分があり、時間に対する意識などは、個人としては評価できない部分も多かったです。
そのような合宿の進行の難しさを目の当たりにしながら自分が改めて考えさせられたことは
「リーダーシップとは何か」ということと「フォロワーシップの重要性」です。

2つめの「リーダーシップとは何か」というのは学問的には様々な定義がありますが、
私はリーダーシップとは「周りに信頼され、信頼する力」だと思っています。
リーダーは周囲に自分を信頼させ、また自分が周囲を信頼していく存在であるべきだと思います。
その点で今回の合宿のリーダーである高橋を見た時に、目の前のことをどう回していくかということだけで
頭がいっぱいになっていて、周囲の仲間を信頼する余裕や、自分を信頼させていこうという気持ちが
まだまだ見えて来なかったような気がします。それが期待賞という合宿幹事としては、あまり喜ばしくない賞を
受賞する結果になってしまったのかなと、先輩目線で言わせてもらうとそう思いました。
ここにすぐに活動報告の場があるように、高橋には目の前のことを真摯にやり遂げる姿勢はあると思うので、
そこに「信頼」を重ねあわせて、頑張ってもらいたいと思います。そして私も先輩として負けないように、また見本となれるように精進していきます。

2つめに「フォロワーシップの重要性」を私は感じました。
「フォロワーシップ(Followership)」とは「リーダーシップ(Leadership)」の対概念ですが、
辞書レベルの意味で言うとリーダー以外のフォロワーのリーダーを補助していくための機能ことです。
三戸ゼミでいうと「随所に主となれ」ということだと思います。自らが客ではなく主として、
合宿に参加ができていたかどうか、それを振り返るとまだまだだなと感じています。
もちろんリーダーシップも大切ですが、リーダー以外がこのフォロワーシップを意識してどこまで振る舞えるか、
ということが、組織の成果を最大限にするためには最も重要な事なのではないでしょうか。
これからのゼミではより、随所で主であれるような振る舞いをしていきたいと思います。


⇒安藤の書き込みの中の
「リーダーは周囲に自分を信頼させ、また自分が周囲を信頼していく存在であるべき」
目の前のことで頭が一杯にせずに、「周囲の仲間を信頼する余裕や、自分を信頼させていこうという気持ち」を持つべき
というのは、本当にそのとおりだと思いました。

結局、今回ラフレーズチームがうまくいかなったのも、
「信じて」「頼る」ことができていなかったからだと思います。

合宿後、どうやったら「信じて」「頼る」ことができるのかかんがえているのですが、
自分にはできないことが何か、を意識することが「頼る」ことの始まりだと思います。

「信頼」をどう深めていくのか、今後考えていきたいです。 (木田 10/3 0:46)

○佐藤(26期 9/28 16:15)
この夏合宿では、刮目で述べたように少し成長できたと思います。
しかしそれ以上に反省も多いです。

@準備
チームのレジュメ等、直前になってあわてて作りました
そのため形式を整えたり考察を深めたりということが
できていませんでした。
その結果、合宿中、睡眠不足で、何回か意識が飛びそうにもなりました。
準備が十分に終わらずに合宿の貴重な時間を無駄にしてしまったことが悔やまれます。
準備をしなかった理由としては、
何のためにやるのか、ということを考えずにただやらなくては、と思っていたために
モチベーションを維持できなかったからです。
何を目的にやるのか、ということをしっかり考えることで、
モチベーションの向上や学びの向上につながるはずですので、
秋学期はもちろん、日常生活でも実践していきたいです。

A姿勢
ゼミ生として、チームリーダーとして、チームメンバーとして。
今回の合宿ではそのどれにもなりきれてなかったと思います。
自分が何をすべきか、よりも、自分がしたいことを優先していたと思うからです。
@でも書いているように、するべきことになぜするのかという意味づけをし、
取り組み方を変えていきたいです。

B企画の運営
2日目の雨企画、詰め込みが甘くてだらけてしまいました。
また3日目にできたソフトボールも、ルールを知らない人への説明等、
想定外のことが起きてしまい、最初の時間を無駄にしてしまったと思います。
参加者はソフトボール企画を楽しんでくれたといっていましたが、
それはスポーツそのものの楽しさが大きく占めている気がします。
次、企画を立てる機会があるならば、
ルールブックの作成等で工夫したいと思います。

C遊びと学び
チームカラーの発表の際に、三戸先生が
ゼミの学びと遊びをまだわかっていない、
とおっしゃっていました。
この言葉がすごく引っかかっています。
ゼミの活動からこの言葉の真意を考え行きたいです。

今回の合宿で、また課題が見つかりました。
反省を活かし、他の人を刮目させられるように、
全てにおいて頑張りたいです。

○藤田航平(25期 9/30 20:20)
・勉強について
合宿後半の勉強では、テキストの各章で何が書かれていて、
それぞれの章がテキスト全体を通してどのような役割を担っているのかということを各チームでまとめていましたが、
特に第四章について各チームで意見が割れていたように感じます。
第四章を報告したチームとして、とても悔しく思いました。
自分たちの報告では、第四章に何が書いてあるのか、筆者が何を論じているのかということすら満足に読み取れず、
ゼミ生の次の勉強につなげるための報告になっていませんでした。
それは岩切さんがおっしゃったように、正解ばかり求めてしまい、
何の為にやるのか、そこから何を生み出すのかという視点が欠けていたからだと思います。
レジュメを切り、全体で理解を深め、後期に向けた課題を出してそれでおしまいという、形だけの勉強になってしまいました。
今更ながら、何の為にやるのか、目的をはっきりと持って勉強に本気で取り組んでいきます。

・チームについて
今年はチームの結成以降、求人票の作成やチームカラーの設定などチームそのものについて考える機会が多く、
チームごとの個性が出たり、チームで活動するモチベーションが高まったりと、
これまでに比べてチームとしての活動がとても充実していると感じます。
またそれと同時に、自分はそのチームという組織とどのように関わっていくのか、
どのような関わり方をすれば、その組織に関わる人間を全員満足させられるのかということも考える必要があります。
それらについてもう一度よく考え、秋学期からのチーム活動をさらに充実させていきます。

・ポイントについて
今回の合宿の各企画で、負けたチームにも成績に応じてポイントが入るようになっていたのはとても良い仕組みだったと思います。
ブリッジなどの各企画単位では、負けが確定した後もポイントの為に最後まで集中して取り組めましたし、
合宿全体を通しては各チームのポイント差が極端に広がらず、最後まで優勝チームが読めない展開で盛り上がりました。
ただそれと同時に、せっかく企画で優勝しても他チームとあまり差がつかないといった事態も発生していたので、
どこで差をつけるのかという点を意識すればさらに良い合宿になると思います。


◯坂本 恵理奈(25期 10/02 15:42)
私にとって最後の夏合宿が終わりました。私は決意表明で「最後の夏合宿を悔いの内容にしたい」
と述べましたが、刮目で述べたように、悔いの残る結果となりました。
それは、私が合宿に、ゼミ活動に、そして学びに本気でなかったからです。
勉強では、筆者の言っていることの理解もままならず、他チームに私達が理解したことを伝えることも
出来ませんでした。結果、後期の勉強につながり、みんなの理解や学びが深まるレジュメにはなりませんでした。
岩切さんがおっしゃっていたように、ただ正解を求めていたのだと実感しました。
また、各企画についても、いつも以上に勝ち負けを意識して取り組んでいましたが、それが本気かと問われれば
そうではありませんでした。自分たちが本気で取り組む企画とそうでない企画があったと思います。
そういった点で、反省ばかりですが、合宿に参加してよかったことが2点あります。
1つは、ゼミで学ぶ楽しさを再発見したことです。
今回は3年生が幹事となって動いてくれましたが、私は各企画にとても楽しく取り組めましたし、
ポイント制度が負けチームや個人の努力が反映される形になるなど工夫も見られました。
3年生が頑張ってくれたからこそ、私達は学べたのだと感謝するとともに、それを見ていいところ、
まだまだ改善できるところなどを学べるのはやはりゼミだからだなと感じました。
2点目は、私が4年生として、ゼミ生として学べる時間はあと僅かしかないということを心から実感出来たことです。
前期ゼミで学べなかった分、4年生として学べる時間が短くなりました。
今までそのように学んでなかったからこそ、今回の合宿で4年生として振舞おう、学ぼうという気持ちが
なかったのだと思います。しかしチームで準備をし、合宿で活動する中で、段々とそれに気がつきました。
私も高橋君に期待賞の投票をしましたが、それは高橋君に期待しているという気持ちだけではなく、
同じチームの先輩として、彼が3年生の自覚を持てるように振る舞えなかった自分への戒め
(間違っているかもしれませんが)の気持ちがあっての投票です。
あと半年。残された時間はあと僅かですが、まだ学べる時間は残っています。
岩切さんもおっしゃっていましたが、少しでも正解を求める勉強から「学び」になるよう
努力したいと思います。

○石嶺 佑騎(24期 10/2 21:09)
 今回の夏合宿は、チームで優勝することができて非常に嬉しく思う反面、多くのことを
反省する機会となった夏合宿でした。 

@勉強の姿勢
 今回決意表明にて「佐藤に勉強に真剣に取り組むことで得られるものを教えたい。」と言ったものの、
私自身がそれを知っておらず、学びの姿勢ができていないと痛感しました。
だからこそ後輩にその姿勢が伝わっておらず、そのことに気付かずかないままあのような決意表明を
してしまったのかと思うととても恥ずかしく感じます。

 レジュメ準備の段階から慌ただしく始まり、あまり時間の無いのにも関わらず
「すべきこと」より「したいこと」を優先することが多くありました。 またチーム全体でなぜ学ぶのか共有し、
またその為に頑張ろうという意欲も欠けていました。
その結果が最も形式の整っていないレジュメということであり、自分たちの書いたことを質問されても
相手に分かるように説明できないという事態でした。

Aチームについて
 今回私たちのチームの勉強の姿勢の低さが一番出ていたのがチームカラー企画だったと思います。
そもそも何のためのチーム制なのか。先生が仰った、チーム名やシンボルカラーとはこの三戸ゼミで
自分たちがどう振舞うのという目標であり、原則だという理解に基づき、
改めて考え直そうと思います。

 また、私が過年度生としてどのようにチームメンバー、リーダーに接するのかという点でも、
より深く考え接しようと思います。夏合宿を過ごす中で、3年生にどうやって「自分たちがゼミをまわしていく」
という自覚をさせるかということを話しました。秋学期、そのことを十分に心がけゼミを過ごしていきたいです。

B体調管理について
 今回合宿を休むことにはならなかったものの、二日目体調を崩し半日以上の時間をベッドの上で過ごしてしまいました。
非常に貴重な勉強の機会を失っただけでなく、先生や中村さんを、ゼミの皆を心配させてしまいました。
刮目の時先生は「社会に出ては通用しない」と仰ってくれ、本当にその通りだと思います。
今年度の新年会で発表した目標は「体重60キロ」です。「本気」も勉強も遊びも、健康が無ければ成り立ちません。
一日三食から始めていこうと思います。


 今回の合宿、反省することも多かったですが、それは様々なことを学ぶきっかけになったということです。
少しも無駄にすることなく自分のモノにして、良い合宿だったと言ってみせます!
また、今回は三年生が様々な企画を考えてくれて、それぞれの企画を十分に楽しむことができました(私たちのチームは特に!)。また、勝ち負けが全てではなく、頑張った個人にもポイントが入るという工夫は
本当に良かったです。逆にコマとコマの間の時間や司会進行は、もっと全体でフォローしたり
各幹事に仕事を振ることで改善できると感じました。次の合宿では是非これまでの合宿を糧に
よりよい合宿を作っていきましょう!

〇木田 世界 (25期 10/03 0:40)

<チームリーダー(代行)としての姿勢>
今回の合宿の一番の反省点は、ラフレーズチームがチームとして機能できていなかった点です。
結果的に合宿に参加できるのが二人だけになってしまいました。
当日に参加できなくても、もっと準備の段階から参加してもらえば良かったのですが、
合宿前に他のチームメンバーが忙しく予定が合わない、作業時間が取れないということになってしまいました。
チームで集まる日程も、前日や数日前に相談したりして、行き当たりばったりに作業を進めていたと思います。
自分の場合は、やるべきことは多くても日程の自由度はあったのですが、
他のメンバーの都合はどうなのかという意識が薄かったです。

ではなぜそうなったのかというと、極端な言い方をすれば僕はチームメンバーを信頼も期待もしていなかったかもしれません。
だから、今となっては非常に傲慢だったと思うのですが、いざとなったら自分ひとりでやってしまおうという意識間違いなくどこかにありました。
学ぶことは、人と自分が納得できる答えを求め作り出すためにあるはずですが、
非常に一人よがりな学びの姿勢になってしまいました。

<レジメ・報告について>
「第一章の報告ではテキストで使われる基本的な用語の定義と概念の整理をする必要がある」ということを認識できていませんでした。
狭義・広義の資本主義など調べておけば、資本主義の終焉というのがどのレベルで起こるのか議論できたかもしれません。
また、「利子率革命」などのキーワードの検討を抜かしてしまっていました。
単なるあらすじの把握となっていて、鍵となる概念の把握や、結局どういう話だったのか、ということが十分詰められていなかったです。

また、この第一章だけでなくテキスト全体を見て考える意識が薄かったです。
レジメの第一章の「主旨」は、第一章のタイトルに注目して書いたのですが、
この「主旨」が全チームの報告を受けた後に書き出した、最終日のキーワード要約の中の第一章の要約とずれてしまっていました。
レジメの「主旨」も、テキスト全体の深い理解に立っていればこうはならなかったはずです。

また、テキストの中に入りこんで視野が狭まってしまって、根拠となる統計データの検証を中心とした考察になってしまいました。
統計データの検証も重要ですが、そもそもこの一章の中で資本主義の概念が十分に説明されてい「ない」ことに着目すべきでした。
今後「この章に何が書いてあるのか、それは正しいのか」だけでなく、「書いてあるべきことが抜けていないか・何が書かれていないのか」も検証したいです。

佐伯啓思の欲望と資本主義の概要も添付しましたが、それと水野の論の差異と共通性の詰めが甘く、
「自分で納得する為に本を読めていない」と指摘されてしまいました。
今勉強していることと、今までにならったこと・最近のニュース・自分の未来などを結びつけて考えていこうと思います。

<まとめ>
@チームメンバーをもっと信頼して協力する。人と学び、人と生きてこそ得られるものがあるという信念を持つこと。
Aその章の役割(一章であれば基礎的な概念の把握)を意識した考察を行う。
B常に全体と部分を見る。テキスト全体を見ながら各章を論じる。
C「書かれていないことは何か」という視点も持って考察する。
D学びと、自分の過去(知識・経験)及び未来を結びつける。


○陳媛(10/06 11:18)
夏合宿のまとめ:
1.質問に対して すぐに答えるのではなく、相手が質問する意図を尋ね、
コミュニケーションをしながら、答えを導き出すこと。
 質問者の立場に立ってよく考えてみると、質問がすぐ答えられたら、
自分のした質問が簡単で面白くない、よく考える余地がないと思ってしまう
かもしれません。考えずにすぐ答えを出してしまうことが質問者には失礼だと考えます。
特に、何も聞かずにただひたすら間違った答えを出すことは非常に失礼だと考えます。
質問者の意図を無視し、質問者とのコミュニケーションを損なう恐れがあリます。
 よって、質問された時には、質問者と交流しながら、質問の意図を尋ね、
よく考えて答えを出す必要があると考えます。

2.チームカラークイズ。クイズはなんだろうか、なぜクイズをやるかを考えるのを抜きで、
カラー考案していました。その結果、自分のチームのカラーの意味があまり伝わらなかった。
コンセプトが大事だと分かるが、いざとなる時に、やはり忘れてしまいます。これから、
どのような企画でもまず事前にコンセプトを考える習慣を身につけたいと考えます。

3.「雨が降った、佐藤の不コのせい」分析の仕方
 自分の最初の答えは「なぜソフトボールが出来なかったかを反省する必要がある。
しかし、不徳のせいという言葉は直接過ぎで人を傷づける」となりました。
 しかし、「雨が降って、佐藤の不徳のせいだ」とおしゃったのは先生でした。
先生は決して意図的に人を傷つけたりはしません。そのため、先生がおしゃった
言葉の内容をばかりを考えるのではなく、なぜ先生はその場でその言葉をしゃべったか
を考える必要があります。それは、二つの原因が考えられます。一つはソフトボールを
計画通りにやれなくて、少しがっかりしているみんなの気持ちを和らげるためである。
もう一つは佐藤さんに「今度はそう言われないように、どうすればいいか」を考えさせ、
成長させることです。よって、人柄から出発し、人の発した言葉を分析する必要があると認識しました。

4.一言で簡潔に内容をまとめる。粗筋ではなく、結論から出発し、その結論に導く論点を
探し出すこと。これは章の要約をするときに気をつけるべきことです。要約をするときに、
最初から最後までの内容を引っ張るのではなく、その章での筆者の結論またはその結論の
裏付けを探し出すべきである。裏付けプラス結論はその章の要点である。

5.グループ討論のまとめ。必ずしも正確を求めるのではなく、どこまで議論してきたかをまとめれば。
グループ討議のときに、思うように進まらず、全然結論が出ないときに、すごく心配性なります。
そのため、「で、結論は何、何で?」と不適切に急がせるような言葉を出してしまいます。
それは、「結論がない、報告できない」とばかり考えていたからだと思います。議論そのものを
楽しんでいなかったです。今回の夏合宿のみんなのグループ議論の報告を聞いて気づきました。
必ずしも、短時間ですべてを答える必要はなく、自分グループがどこまで進んで来たか、
どういう風に考えたかが重要です。

〇阪本夏美(10/7 11:5)
私にとって、今回は2回目の夏合となりました。
25周年記念合宿を含めると学部ゼミの合宿に4回参加したことになります。
初めて参加したのは去年の夏合宿です。
「合宿に参加するか?」と先生に言われたように記憶していますが、
行ってみてまず驚いたのはその勉強時間の長さでした。
これまで朝から晩まで3泊4日みっちりとあのように議論を交わすことはこれまでの経験ではありませんでした。
そして、本気を見せる数々の企画。
私は初めて行司として三戸ゼミ相撲に関わったとき、
普段、ゼミ室で勉強を通して関わる学部生のそれ以外での真剣な表情を見たように思います。
あの合宿をきっかけに学部生との距離がちょっと縮まったかな?と思います。
このように、初めての夏合宿はとても思い出深いものでありました。
そんな合宿を過ごせた今の学部生、特に今の4・5年生は、私にとって特別な存在です。
他大学から横国に入学した私を快く向かい入れてくれたことにとても感謝しています。
私の学部ゼミでの「初めて」にはいつも皆との思い出があり、
この1年半、共に勉強した大切な仲間です。
そんな4年生の最後の夏合宿を満足できるものにできなかったことは
私が「学部生と共」にそして「院生として」、
何をしなければならないのかをわかっていなかったからだと思います。
だからこそ、4年生が卒業する残りの数か月を皆が三戸ゼミで学べてよかったと、
藤田君、坂本さんには、このチームで良かったと思ってもらえるように、
私にできることを考えていきたいです。

そして何よりも、自分を育て、仲間を育ててくれる三戸ゼミ合宿が無くなってしまうかもしれないことをとても悲しく思います。
三戸先生は前回の合宿でも「これを最後にしよう」とおっしゃっていました。
私は、まだ追い出し合宿に参加したことはありませんが、
三戸ゼミで、追い出しのない卒業とはどのようなものだろう…。
特別な存在の学部生だからこそ、春の合宿で、皆を追い出したいです。


←各自がバラバラに書き込んでいる。
後で読み返すことも、参加していない人のことも考慮されていない!
全員のメモですらない(;_;)!
何人もがコンセプト(なぜやる?)の重要性を感じているのに、この報告の「コンセプト」は?
みんなの書き込みは「嘘ではないが本当ではあるまい」
むなしくないのか?
読み返さないから、そう感じないんだろうな?
私は心からさびしく思うよ。


○修正した場合、元の文も残したほうがいいのか、それともきれいな形にした方がいいのかを判断してください。
 言われたことだけに、ただ従っていては…。

【記事番号:503 削除キー:2014natsugasshuku】


[502] 題名:★エフピコ見学★学部生用 名前:安藤陽介(25期) 投稿日:2014年09月05日 (金) 22時24分

エフピコの見学で学んだことを共有しましょう!!



○基本情報
【日時】2014年9月5日(金) 10時00分〜18時00分
【場所】エフピコ関東リサイクル工場など
【出席情報】
三戸先生、中村さん、雛さん、黄さん、阪本さん、陳さん、
木田、藤田、坂本、安藤

○本日のエフピコ見学で得たこと・学んだこと・疑問点
今日目で見た情報から得たこと、学んだことから自ら問いを立てていきましょう。
特に今日感じたことは頭のなかで整理できていないことが多いはず。
1行でもいいので書いてみて、頭を整理しましょう。


-------以下記入
○安藤陽介(25期)
今日は凄いものをみたな、という思いでした。
重度の知的障害をもつ人々が、あそこまで自立的に楽しく働く環境があるんだ、というのは
目で見て初めて分かることであり、心が動かされました。
且田さんいわく、「障害というのは概念でしかない。」「重要なのは多様性を受けいれることだ」と
おっしゃっていました。英語で障がい者のことを”disabled people"というように、
私達は障がい者の方々を「何もできない人々」と思っています。それを「たまたまできないことがあるけど、できることもある」という視点で見るだけで、
彼らの可能性を引き出すことができるということは、なかなかできない発見だと思います。
まず感想は以上です。


○藤田航平(25期 9/5 23:30)
且田社長が、障がい者雇用が企業にとって有効であることを、
コストや効率、また多様性の面から説明してくださっていたのが強く印象に残っています。
慈善事業ではなく、企業の業績を伸ばす為に障がい者を雇うのだというお話は、とても明解で、納得できる論理でした。
慈善ではないと言っても、素晴らしい取り組みだと思います。
ひとまず以上です。

○木田世界(25期 9/6 18:05)

せっかく一日かけて工場見学に行ったので、それだけ得るものがあるように、
見たこと/感じたことについてじっくりと考えてみたいです。

<工場見学>

やはり実際に働いているところを見ると、仕事によっては訓練次第で障碍者は健常者以上に働いて、
成果を出すことができるのだとわかった。

また、二番目に見学した透明容器のリサイクル工場では障碍者がただ単に選別作業を行うだけでなく、
工程の前後で様々なコミュニケーションを行うことで、安全性と効率性を高めていること、
健常者のスタッフが改善提案を行い、障碍者が作業方法の変更を柔軟に学習していることを実感した。

<且田社長のお話し>

且田社長の話されたことで特に印象に残ったことは、小中学校では障碍者は健常者と同じ学校に居るが、
高校、大学では一部を除き健常者と障碍者の接点が無く、この段階で、障碍者のことが完全に頭から消える、
障碍者は自分と全く関わりのないものとなるということだ。

<見学後、先生とゼミ生の感想を聞いて>

・いい/悪い論からいったん離れること 
いい悪いはどの視点に立つかによっていくらでも変わりうるし、障碍者雇用や環境問題は
エフピコという企業が生んだ問題ではなく、社会のあり方から生まれる問題だと言える。

・エフピコから見る企業社会の矛盾
@「顧客の創造」(マーケティング・イノベーション)により生み出された多様な製品と
環境/資源問題(リサイクル・リデュース)という矛盾。

A障碍者は企業により地位・機能・収入を得られるようになったが、
有給も使わず仕事をしているというのは、望ましいことなのだろうか。
(ただし、本人は満足しているし、家族にも安心を与えている。)

<疑問>
2%の障がい者法定雇用義務は障害者のためのものだろうか?

且田社長のお話しを聞く中で、法律により各企業に障碍者を一人二人雇わせることは、
障碍者のためになるのだろうかという疑問を持った。
会社の「お荷物」として、仲間の居ないまま雑用をするか暇を持て余すかというのは、
自分であれば絶対に耐えられない。
また、企業としても効果的に障碍者を活用できているわけでもない。

エフピコのような会社が増えて、そこで障碍者が働くことができれば、と思う。

先生からは、法の視点、ビジネスの視点という二つを区別するようにご指摘を受けた。

法的観点に立てば、障碍者もどの企業で働くかを自由に選ぶことのできる権利を持っているのだから、
全ての企業が障碍者を雇用せねばならないということになるのだろう。
それはそれで筋が通っているが、結局のところ法律だけでは現実の問題を解決することはできない。

企業としては、エフピコのように障碍者の持つ能力を活用することが、
最も賢い「戦略」になる。これは障碍者に社会における位置・役割と収入を与えることにもなる。
だが、企業で働くことでのみ位置と役割、収入が得られるのが良いのだろうかという疑問が残る。

だとすれば、地域社会・共同体の中が障碍者の居場所を作るべきなのだろうか。

柳田国男『遠野物語』では、「芳公馬鹿」という"白痴者”が登場するが、
この男は路を歩くたびに家の柱の匂いを嗅ぎ、時には石を家に投げつけて、
「火事だ、火事だ!」と叫んでいた。言い伝えによれば、石を投げつけられた家では
その晩か次の日には必ず火事が起こり、火事を免れた家はなかったらしい。

前近代の社会では、知的障碍者だからといって社会から隔離されていたわけではなく、
どのような内容のものであるにしろ、社会における位置を持っていたのだと言えるのではないか。
そして、上のような言い伝えは"白痴者”が祟られた人、神と関わりを持つ人と信じられていたことと関係するようだ。

神や超越性を否定し、人間の「知」がそれらにとって代わった近代・現代の社会において、
知的障碍者がどのような位置を持つのだろうか、今後考えていきたいです。

○三戸
遅くなったが、私の感想も載せておこう。

@これは、「企業よし、障碍者よし、その家族よし、財政によし」の「四方よし」だ。

A最初に説明を受けた建物・部屋でまず感じたのは、
 見学者のための配慮がされていること。
 障碍者雇用の社会的認知のために工場見学をさせているのではないか?
 それだけの「すごさ」を持っている、とみんなも感じたはずだ。
 ここに見学客が来なくなる日が来るといいなぁ(社会にとって)。

B彼らの仕事は自動化が進むとなくなる単純作業である。
雇用者の労働力と(低)賃金という冷厳なビジネスのロジック!
且田社長は「経済・ビジネスの論理」で説明されていたが、
その背後・基底には「ヒューマニズム、ミッション」などがあるからこそ
この工場は成り立っている。
10年位は持つかもしれないが、自動化した方がトータル・コストが低くなれば、
どういうことになろうか?

C他社が自動化して低コストでやりだしても雇用し続けられるだろうか?
個別の工場レベルでなく、エフピコ全体の視点から「仕事の創造、雇用の創出」が必要ではなかろうか?
エフピコ、デジタル・ハーツ、アイ・エス・エフ・ネットのような企業が出てきていることは、
この社会に対する信頼性が高まることであり、すばらしいことだ。
だが、単純労働は歴史の流れとして淘汰される運命にあろう。
自動化しにくい農業・漁業などに、植物工場なども考慮に入れて、新しい可能性を求めていくことにならないか?
食の安全を大事にする、と言っている企業などに検討してもらいたい。

D「トータル・コスト」と言えば、今回は障碍者雇用ということで、工場内が中心であったが、
全国のトレイなどの回収システムと工場設立のコストには頭が下がる。
人と環境にこれだけの配慮する企業が永続しないはずはない(もし続かないなら、それは社会が悪い)。
 


【記事No.502 削除キー:fp.co】


[501] 題名:打ち合わせ・打ち上げ 名前:木田世界(25期) 投稿日:2014年08月31日 (日) 14時17分

LINEでも告知しましたが、
9月2日、14;30から先生が研究室にいらっしゃるので、
合宿・卒論等の相談がある人は(無い人も)来ましょう。
ミーティングのあとには、研究室の作業が一段落したことを記念して、◆◇◆プチ打ち上げ◇◆◇を行います。

詳しい時間場所等は当日。

【uchiage】




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