【広告】早くしないと間に合わないと楽天市場のクリスマスギフトクーポン・ポイント満載

ゼミ活動報告 掲示板


モバイル専用URL

三戸ゼミホームページへ戻る

無料カウンター

since 2009.06.19


報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

名前
Eメール
題名
内容
URL
削除キー 項目の保存

[426] 題名:北野エース見学 名前:藤田航平(25期) 投稿日:2013年07月05日 (金) 01時54分

7/4(木) 16:20〜
花王川崎工場見学の後、昨年スーパー比較をした際に出てきたスーパーの1つ、
「北野エース」を見に行きました。
実際に見てみた感想や気付いたことなどを書き込みましょう!

 北野エース LAZONA川崎店
 神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 
 LAZONA川崎プラザ1階

○一緒に行った院生の諸君はもう書き込んでいるぞ。
 印象がはっきりしているうちに考えをまとめれば、
 分析も深まり、記憶にも残る。
 
 彼らは、共に学ぶ仲間であると同時に、
 就活で、その後のビジネスで強力なライバルだぞ。

○石嶺佑騎(24期 07/06 11:34)
 実際に北野エースに行ってみて、野菜や鶏肉など、普通にスーパーでみられるような生鮮食品の類が一切無いことに気付きました。 気になって調べたところ、北野エースは一般のスーパーにある生鮮食品や総菜などを一切販売していないようです。 また、店舗を見るとほぼ全てがビルや駅、何らかの建物の中に入っていて、そういった生鮮食品等を売らないことで一般のスーパーとの住み分けを上手にしているのだと気付きました。 
 

○藤田航平(25期 7/6 23:01)
石嶺さんが書いているように、北野エースには生鮮食品が置いておらず、一般的なスーパーとは店の雰囲気がまるで違いました。
しかし生鮮食品がまったくない代わりに、それ以外の食品の品揃えがこれでもかと多く、見ていて飽きません。
他のお客さんも、あんなのもある、こんなのもあると楽しそうに買い物をしていたのが印象的でした。
スーパーというよりも、様々な商品を見て回ることで楽しさを感じる、本屋や雑貨屋に近い雰囲気です。
また、値段設定は他のスーパーに比べて全体的に高くなっているように感じました。
以前見たDVDで、お客が他のスーパーで買い物をした後に北野エースに来てまた買い物をするという描写がありましたが、
形態は似ていても、お客が北野エースに求めるものは、やはり一般的なスーパーとは違うようです。
北野エースでは、モノを手に入れる事だけでなく、買い物自体を楽しむことができます。

○坂本恵理奈(7/8 0:23)
北野エースに初めて行きましたが、私は個人的にはとても楽しかったです。
色々な種類の品物があり、どの商品を見ても見飽きることがなく、これなら色々な商品を買うために
何度も来たくなるなと思いました。しかし、価格はやや高めなので、食にこだわりを持っている人や
生活に余裕のある人など、ターゲットが絞られるのではないかと思います。
私はジャムを買おうと思って見てみたのですが、まず種類の多さにびっくりしました。
量も値段もまちまちでしたが、メーカーの種類だけでなく、同じメーカーでもマロンやレモンカードなどの
珍しいジャムがたくさんありました。
面白かったのが、普通のスーパーでは定番の「アヲハタ」ジャムが1番下の棚に
陳列されていたことです。やはり、北野エースは種類の豊富さを売りにしているだけでなく、
他のスーパーでは買えないものを提供する、ということを意識しているのだと思いました。
また、種類が多いと私のような優柔不断な人間はどれを買ったらよいか迷ってしまいますが、
「ジャム部門人気1位」「英国大室御用達」「これはうまい」「店長のおすすめ」などのポップを貼ることで、
消費者が選びやすいように工夫されています。ただ種類を増やすだけでなく、このような工夫をすることが
買い物を楽しくするのに役立っているのだと感じました。

○笹井純也(7/8 0:47)
北野エース探索は非常に面白かったです。エース内では石嶺さん、藤田さん、坂本さんと話しつつ探索をしました。そこで人によって見つける商品や見つけ方が違う事に気づきました。
藤田さんは突っ込みどころのある珍しいものや伝統の高級品、坂本さんは果物系が入った商品(メロンカレーなど)を散策しながら手に取ります。
それに対して石嶺さんは塩麹や飲む酢のように見つける目標を持ち店内を歩きます。
今回探す商品がある石嶺さんは塩麹探しに時間をとられたり、飲む酢と隣にあるフルーツソースを見間違えたりと大変そうでした。
他のスーパーと比べて北野エースは棚と商品数の密度が高いです。普通のスーパーのように見つけやすくするポップもありません。また品物の細かい分類は多い分、大枠の分類は少なくなります。
よって普段夕食の材料を考えて商品を探すような、目標(ある特定の商品)を決めて歩くやり方は北野エースには向いていないのではないでしょうか。

高級な商品が多く、私には手を出しにくかったです。
表だった安売りもしていませんでした。普通の場合は高級高価で安売りもなければ、なかなか売れないはずです。
しかし多くの種類が並んでいると、珍しいジャムや原産国の違いを比べたくなり複数買いたくなります。
だから大枠の分類は少なくて、細かい種類が多いのだと予想できます。
生鮮食品は売らずに賞味期限の長いものが多い事も、高級で似た種類のものをたくさん並べる売り方が店頭商品の回転率が低いからだと説明ができます。
⇒〈ある特定の商品)を決めて歩くやり方は北野エースには向いていないのではないでしょうか〉
という点は面白いですね。
昔、デパートに家族で行くのは、ディズニーランドに行くような、ワクワクする体験であったと聞くのですが、
北野エースもこのようなワクワクする「場」を作ろうとしているのかもしれません。
木田 25期 7月15日 19:13

【削除キー:8888】


[425] 題名:花王川崎工場見学 名前:藤田航平(25期) 投稿日:2013年07月05日 (金) 01時42分

7月4日(木) 13:30〜15:40
花王川崎工場の見学を行いました。

 花王株式会社川崎工場
 神奈川県川崎市川崎区浮島町1-2

見学内容:花王と花王川崎工場についてスライド・映像で説明
      花王洗剤の効果を実験
      生産ライン、自動倉庫等を見学
      質疑応答


T.花王川崎工場クイズ!
工場見学の中での発見をクイズにしてみんなで出題・解答しましょう! 

○藤田航平(25期 7/6 23:09)
@今回の工場見学は、花王川崎工場の数少ない女性社員の方が担当して下さり、
 繰り出される質問の一つ一つにもとても丁寧に説明して頂きました。
 では「担当者の方のお名前は?」

A見学にあたり各自での帽子の用意が必要で、見学中はインナーキャップの上からさらにその帽子をかぶるように指示されました。
 では「見学の際インナーキャップと帽子をかぶるのはそれぞれなんのため?」

B花王川崎工場では、フェリーによる海上輸送を行うことでCO2削減に取り組んでいます。
 その功績により、国土交通省からあるマークの使用を認定されました。
 では「認定されたマークの名前は?」

●坂本(25期)
@川上さん
Aインナーキャップ:髪の毛を落とさないため
 帽子:災害時など、ものが降ってきたときに頭を守るため
Bエコシップマーク?

○石嶺佑騎(24期 07/07 16:43)
@少ない量で洗濯ができる「アタックneo」ですが、現在新商品がまさに販売しようとしています。 その新しいアタックの商品名は?

A最も効率的な工場だと謳うこの川崎工場では、生産ラインにおける現場の人間を大幅に削減しています。 私たちが最初に入った生産ラインにはなんと1名しかいませんでした。 さてこの生産ラインで働く人々ですが、、どんなシフトを組んで働いているでしょう。 --:--〜--:--で答えなさい。

●藤田(25期)
@ウルトラアタック
A9:00〜17:00

●坂本(25期)
@ウルトラアタックneo

○笹井純也(7/8 0:47)
@現在花王の従業員数は減少傾向ですが、その理由として担当者の方は何を挙げたでしょうか?
A段ボールなどの荷物を運ぶ土台の部分をパレットといい、その敷き詰め法をパレットパターンと言います。パレットパターンを決める理由は何でしょうか?(2つ)
B工場内に時々オレンジ色の窓がありましたが、それは何を目的としてあるのでしょうか?

●藤田(25期)
@工場の効率化
A段ボールの形と重さ?
B防虫

●坂本(25期)
@人件費削減による高効率生産
A荷くづれしにくいため、トラックに積みやすくするため?
B防虫


○坂本恵理奈(25期 7/9 8:40)
@工場内には花王の精神を表したある標語が何か所かに掲げられていました。
 さて、その標語とはなんでしょうか?

A花王川崎工場では、輸送手段をトラックからフェリーにすることでCO2削減に取り組んでいます。
 では、トラックからフェリーにすることで、CO2をどのくらい削減できるでしょうか?
 分数で答えてください。

B花王川崎工場には自動倉庫がありましたが、地震対策として製品の積み方にある工夫がされていました。
 さて、その工夫とはなんでしょうか?「上に○○、下に○○」で答えてください。

●藤田(25期)
@清潔で美しく健やかな毎日をめざして?
A1/3?
B上に重いもの、下に軽いもの

●浦林(25期)
A1/6
B上に粉状の製品、下に液体の製品
だったかな?自信は無いけど… @はわからない。ゴメン!


〇三厨昌平(25期 7/10 11:34)
工場内の見学コースには、建築家フランク・ロイドの建築物のスケッチや花王が開催する子どもたちの絵画コンテストの絵が飾ってありましたが、
これは何のためでしょう。そしてその背景にはどのような背景があるでしょうか。

●藤田(25期)
工場の効率化で人とのコミュニケーションの機会が減っている従業員の労働環境を改善するため。

●坂本(25期)
従業員の心の健康のため。
背景としては、工場の効率化により会話がほとんどできなくなってしまった従業員のメンタルケアが
必要になった。


○浦林幸輝(25期)
@そもそも、この企業の名称である「Kao(花王)」という名前の由来はなんでしょう?

A今回行った川崎工場がもし被災して十分に稼働できなくなった際に、最優先に作られる商品はなんでしょう?

●藤田(25期)
@顔
Aビオレ

●坂本(25期)
@顔(もともとは「顔洗い」と呼ばれていた高級化粧せっけんをつくっていた)
Aビオレ

 
U.感想・気づいたこと
工場見学の感想や気づいたことを書き込みましょう!

○笹井純也(7/8 0:45)
花王のトイレに設置された「ビオレu 泡の出てくるハンドソープ フルーツの香り」はとても良かったです。手を洗った後もカサカサ感がなく、優しい香りが持続しました。我が家は石鹸派なので、ハンドソープの小さな発見ができました。
全体的に好印象でした。川上さんも丁寧でしっかりしていて、工場も清潔。工場内は珍しいものばかり。休憩時間にも花王の商品を見れました。
小学生がこんなに楽しい工場見学に行けば、洗剤を渡しながら親に報告します。
不特定多数に向けたポスターやCMよりも花王に好印象を持ってもらえる事でしょう。
ところでなぜ洗濯用洗剤なのかが分かりません。食器用洗剤や歯磨き粉ではないのには深い意味があるのでしょうか?

工場内はSFでした。一続きの巨大な機械が滞りなく動き、一種不気味な光景でした。
小学生のころ日清オイリオの工場見学に行ったのですが、その時も同じように機械の発展の眩さと同時に淡々と製造されていく過程に戦慄を覚えました。
小学生から比べると、若干ながら経営、工場、社会、環境の視点から考えるようになっていました。
機械の分業や標準化、従業員のやる気維持のための工場の工夫を見つけられるようにもなりました。
しかしそれ以上ではありません。
見つけた工夫から花王の方針を捉えたり、日清オイリオと比較したり、たくさんの疑問が生まれたりはできませんでした。
もう一歩踏み込めてこそ、大学生らしい学びです。
小学生のころ思い描いていた大学生の自分と、今の現実の自分との落差を感じます。


○坂本恵理奈(25期 7/9 21:05)
今回の工場見学で感じたのは、まず、花王は工場見学を「消費者との出会いの場」として捉えているのではないか、
ということです。担当の女性社員の方の対応はとても丁寧で、帰りのバスの時間まで調べてくださいました。
また、休憩時間にさりげなく音楽が流されるなど、配慮が行き届いていました。
そして、無料で見学できるにもかかわらずお茶が配られ、お土産として洗剤もいただけます。
さらに、見学者が使用するトイレには、普通は隠しておく掃除用品のトイレクイックルやトイレマジックリンを置き、
きれいに並べることで実際に家庭のトイレに置くことを想像してもらったり、ビオレのハンドソープや
パウダーシートを洗面台に置くことで、実際に使って良さを体感してもらったりするというような工夫もされていました。
工場見学をしてもらい、花王に対して良い印象を持ってもらうことで消費者とのつながりを作っていく。
それが花王が工場見学を無料で提供している理由だと思います。
もう一つ感じたことは、工場は雇用を生み出さない、ということです。
以前の工場のイメージは、たくさんの人がラインで働いている、大勢の人が雇用され単純作業しているというもの
でしたが、花王川崎工場では25人ほどの人しか働いておらず、ほとんどは機械が仕事をしていました。
川崎工場は、少ない人数で安く作る「世界で1番高効率」な工場だ、と社員の方がおっしゃっていましたが、
私はそれを聞いて「雇用を生み出すことも企業が目指すべきことではないのだろうか?」と疑問に思いました。
その疑問が出てきたのは、「未来工業」のような社員を大切にする製造業の会社、というのを
ゼミで最近よく見ていたからだと思うのですが、一方で自分が消費者の目線に立って考えると、
その商品が雇用を守っているかどうかに関わらず、より安くて品質の良いものを買いたいと思ってしまいます。
すべての工場がこのような少人数制ではないにしろ、これからこのような傾向はますます進んでいくのではないかと思います。
そうなったとき、雇用の問題はどうなっていくのか。効率だけを求めていてよいのか。様々な問題が出てきそうです。

○安藤(25期)
今回の工場見学は想像していた以上に発見の多いものでした。
まず、工場がここまでオートメーション化され、人がいないことに驚きを感じました。
確かに雇用という問題も出てきそうですが、オートメーション化によりそれに必要なロボットや、装置を作るというあらたな産業も創出されますし、
オートメーション化のノウハウや管理といった部分には人の存在が必要になってくるので、まだ完全に雇用を奪うという局面まで達してないのではないのかなと思います。
しかし、この工場見学のおかげで「工場の未来」というテーマを自分で見つけ出すことができました。
花王は化学工場でしたが、機械工場、製鉄所、また原子力や火力の発電所などはどのように運営されているのか、ということに関して非常に関心を持ちました。

○三厨(25期)
今の工場は効率追求と人件費削減のために、工場で働く人が限りなく少なくなっているということは想像に難くないですが、
それによって働く人同士の交流が少なくなり、工場での行動が限りなく「作業のみ」に近づいていることから
働く人の「こころの健康」をいかに守るかというところを解決しようとした→クイズ
というところに納得しました。

○藤田
見学者用に飲み物、スライド、映像、実験道具などが用意されており、
工場内でも、何の機械なのかという看板や、そこで生産されている商品の紹介があったり、とても見学者のことを大切にしている工場だと感じました。
そもそも工場は、見学するために設計しているわけではなく、わざわざそのスペースや人員を用意することにもコストがかかるはずです。
花王川崎工場でも、世界で一番効率のよい工場をうたっているにも関わらず、無料の工場見学者にこれだけの手間と場所をさくことに驚きました。
単なる生産設備ではなく、工場見学を通してその企業について知ってもらうという、
工場の持つもう一つの役割も大きいのだと実感しました。


○浦林幸輝(25期)
工場の設備が思っていたよりも小さくまとまっていたなというのが率直な感想です。工場とは大掛かりな物だという先入観があったからでもあるとは思いますが、それにしても川崎工場では関東圏で流通している花王の製品を生産しているのにしては小さいなと思いました。それだけ優れた技術を用いて効率よく生産しているということなのでしょうか。そして機械が頑張っている分働いている従業員の人数が少なかったです。絶え間なく規則的に聞こえる無機質な機械音にさらされながら数人だけでこの狭い空間で働いていたら、確かに気が病みそうです。窓を増やして外の景色を見れるようにしたら、開放感が生まれてもっと働きやすくなるのでは、などとと思いました。


○石嶺佑騎(24期)
工場というものはもっと人がいて、また男ばかりいるものだとイメージしていましたが、全く人がおらず驚きました。 またそれで職場でのコミュニケーションが少ないことなどの対応策として、
こころの健康を育むための対策を行っていることにも驚きました。 昔の工場は恐らく心の健康など考えることなく回っていたのだと考えると、今の時代がそういう人と人との繋がりがいかに犠牲にしてしまったかということを考えさせられました。

 また、この花王工場には10人の女性が働いているとのことを聞き、やはり非常に少ないなと思いました。 単に志望者が少ないということもあるのかもしれませんが、現代の工場、いわゆる肉体労働の減った機械的な工場ならば、もっと女性が働いていてもおかしくないのではと思いました。  

【削除キー:8888】


[424] 題名: 名前:石嶺 佑騎 投稿日:2013年07月04日 (木) 10時23分

≪目次≫
T.基本情報
U.DVD視聴
V.先生のお話
W.今週の課題
X.来週の予定
Y.生協発見コーナー
Z.刮目・今日イチ



T.基本情報

【日時】7月4日(水)16時30分〜23時30分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
藤田チーム:藤田、坂本、馬、浦林、道幸
安藤チーム:安藤、三厨、木田、ジヨン、石嶺
(新山)
<院生>:中村、阪本
<2年生>:渡辺、笹井、高橋、佐藤

U.DVD視聴
今回観たDVDの感想、意見等はこちらに投稿して下さい。
___________________________________________________________________________
○石嶺佑騎(24期 07/06 10:39)
 今回観たDVDの中でも特に印象に残ったDVDは、1本目のナチスのDVDでした。 
あのナチスの誕生までの、特にヒトラーが牛耳るまでのドイツの様子は今の日本と似通っていると思います。 「我が闘争」がベストセラーになったという時点で、ドイツの国民は何を考えていたのでしょうか。 民主主義においては、大衆がそのコミュニュティーの一員であることを自覚し、一人一人が真摯に国のことを考えていなければなりませんが、今の日本にも言えることですが、それが当時のドイツにも無かったのではないでしょうか。 

 市民革命直後の民は、自分たちが政治に関われることに喜び、意欲的に政治に取り組みました。 しかし時とともにその姿勢が薄れてしまったのでは、民主主義は「人民投票型独裁者」という新しい独裁者を作る主義でしかありません。 それを打破するためにも、しっかりとした教育を施せることが必要だと思いました。

○木田 世界(25期 7/08 0:52)
今回のゼミでの議論の流れを振り返り、議論を深めるためには何をすべきか考えてみたい。
まず、ナチスドイツはなぜ民主的な仕組みの中で独裁的な政治を行ったかという講義、第二次世界大戦の経過を扱ったTVシリーズ、
憲法改正後100年以上続いた黒人差別を描いた番組を見た。

<既得権で構図を作る/テーマ把握/納得できるか?>
DVDの視聴後に先生から、ある社会が限界を迎え新たな社会へ変化する際に、既得権が問題になるので、
ある社会変化と他の社会変化を既得権の構図の差異を見ること、番組の制作者は何をテーマにし、
自分は何をテーマと見たか明らかにするよう指示があった。
また、感想を聴く際に人の意見に納得できるか常に吟味するようにとのアドバイスを頂いた。

<議論の二つの軸>
議論は、独裁者とは何か?という問いから始まった。ここで、専断的な政治で悪い結果を
もたらしたのが独裁者だという見方と、専断的かつ倫理性を欠くのが独裁者だという見方で意見が対立する。
また、独裁者かどうかを決めるのは、被統治者であるか、利害を蒙った人なのか、
第三者を含んだ人々なのか、意見が対立した。この議論はなかなか決着がつかなかった。

<手段ー倫理性ー暴力・・・権力>
より具体的なイメージに基づいて議論するため、個々の独裁者がどのような要素を持っているか、
検討することとした。結論としては、結果と、手段の倫理性が問題となっているのだという結論に至った。
倫理性とはこの場合、暴力の有無を意味する。この後、暴力と権力はどう違うのかと質問を頂いた。
この答えのなかで、M.ウェーバーの支配の正当性の三類型(カリスマ、伝統、合法性)が示された。

<独裁者と独裁制>
この後、どのような点で独裁者が良くないのか、明君なら独裁でも良いのか?という質問を頂いた。
個々の独裁者の例から答えを出そうとしたが、明確な答えが出ず、
場合によって違うのではないかという流れになってしまった。
より普遍的で深い視点から議論するため、独裁者ではなく独裁制について論じるよう注意を受けた。
独裁制の問題点としては、権力の歯止めが効かないことだという意見がゼミ生から出た。
他の意見を排除してしまうという絶対性、思想の自由を認めないことが問題だということが、先生の見解であった。

<民主主義、権利、自由、公益とのつながり>
この後、先生の話は反民主的なものも許容する民主主義のジレンマ、愚行権と理性への不信、
自我中心の人間観、権利という思想に基づくエゴイズム、公益のために私権を制限すべきか、
裁判員や徴兵の拒否権などの事項をつなげていった。

<自分ごととして>
改めて感じたこととしては、裁判員制度など僕たちが生きている時代のニュースに関して、背景を調べ分析することも
足りていないと感じた。この蓄積がなければ、DVDを見ても自分ごととして考え物事をつなげて
考えることができないと感じる。支配の三類型などの知識も、完全には定着しておらず議論の
フレームワークとなるような知識を学び定着させ用いることの重要性も再認識した。自分事として考えること
などの教訓を実践するためには、その教訓の正しさを体験して納得することと、
具体的な手段(ニュースを毎日一つピックアップして調べるなど)が必要だと思った。

<言葉の関係性>
今回の議論のなかで、権力と暴力はどう違うか?という問題提起を頂いた。この質問は議論をつねげていく上で重要だと思った。
類語、同義語、反対語、対語、外国語など言葉の比較を行う習慣をつけていきたい。

○笹井純也(7/8 14:23)
ナチスが一気に第二党になった理由として3点があげられていました。国民が強力な指導者を求めた事、ベルサイユ条約への不満、女性票の獲得の3つです。このうちはじめの2つは現状を打破したい気持ちです。
2本目のDVDでも日本国民は貧しさから昭和維新を望み、さらにABCD包囲網に囲まれたため戦争を始めました。
どちらも共通して、マイナスな現状への不満から一致団結したように思えます。
満足した暮らしから更に成長を求めるのは個人差が大きく出ますが、マイナスの不満を取り除きたい気持ちは個人差が小さいので、一つにまとまれたのではないでしょうか。
また、このまとまれた時に暴力的な方向(戦争、暴君?)に行くか、科学芸術を発展させる方向(平和的発展、明君?)に行くかで後の歴史の評価が決まりそうです。
3本目のDVDは一見いままでの話と関係なさそうです。
先生は「人種差別と性差別、二つがあるから差別という概念(構造)に気づけるようになった」「意識=当たり前だと思っている事」とおっしゃっていました。
そこで1,2本目のDVDと先生の言葉を考えあわせて、アメリカの有色人種の人々や女性たちは差別という概念に気付けたから、対立する平等の概念に気付けたとします。すると自分たちはマイナスの現状にいる、現状は当たり前ではないと意識が変わりはじめます。多くの人がマイナスの現状にいるという意識になれば、一致団結して動くようになるため変革が起きたのではないでしょうか。
「意識の変化→不満の気づき→一致団結した行動」が3本のDVDの共通点だと思いました。

不満から行動や団結できる身近な例では、テストで平均点以上をとった人が頑張るかは大きく個人差がありますが、赤点をとった人は次回がんばろうとします(もちろん赤点を気にしない人もいます)。
他には個人のコンプレックスやハングリー精神、呉越同舟や敵の敵は味方も同じ構造だと考えられます。

うまく書けていませんが、投稿してしまいます。

○渡邊諒太 (7/9 23:16)
ナチスドイツの台頭した理由について、大東亜共栄圏を目指した日本と太平洋戦争の遷移について、
公民権運動と現在に至る迄について、3本のDVDを視聴しました。

一本目のDVDについて…
ナチスドイツは民主主義の正当な手続きを経て政権を確立したことも驚きなのですが、
参政権を与えられて間もない女性に人気集めを絞ったという説も非常に驚きでした。
このことを知った時、私は不意にネット選挙の解禁を思い出しました。
多くの若年利用者がいて、政治をより身近にという趣旨ではありますが、
どことなく構図に似たところを感じています。

二本目のDVDについて…
 経済の困窮を背景にファシズムに走ったという形は、
非常にドイツに構図が似ていると思いました。
しかし、DVDの主題が異なることもあってか、
大日本帝国における独裁者という表現は出てきませんでした。
ドイツと何が違っていたのか、かつての日本と、今の日本の何が違うのか。
参院選に向けてという意味も込めしっかり学んでいきたいと思います。

三本目のDVDについて…
 黒人奴隷が法的に解放されても、
人々の意識の中で差別が生き続ける限り意味をなさないということに驚き、
愕然としました。
私の中ではルールが変われば、人の行動も変わるのではないかという思考があったためです。
アメリカの中で生きている差別意識が確実に変わっていった形として
オバマ氏が登場したと考えると黒人大統領が意味するところがいかに大きかったかがわかりました。
今後は、日本人に働いている意識についても深く考えていきたいと思います。


○坂本恵理奈(25期 7/10 15:35)
今回主に1本目のDVDについて議論しました。
ナチスは民主主義のシステムをうまく利用し、人民投票型独裁を作り上げました。
これを私は初め、「民主主義は独裁を生み出す危険性がある」と単純に考えていましたが、
先生から「なぜ独裁は悪いのか、強いリーダーを求めているのではないか?」との疑問を出され、
議論をしていく中で、「独裁=悪」と根拠もなく考えることが危険なことなのではないかと思いました。
自分の価値・信条・やり方以外を認めないのが独裁であり、最も大切な「意思決定をする自由」を独裁制は
否定します。そして、独裁制には権力を抑制できないという問題があります。このようなことを考えて初めて
独裁制が良いか悪いかを判断できると思います。しかし私たちは、同じ独裁者にも関わらず、
明君はよくて暴君はだめ、と違いも分からないまま考えていました。
一方で小泉や橋本は、強いリーダーシップを持っていると捉えても、独裁者ではないと考えています。
この、なにも考えないままなんとなく良し悪しを考えていることが危険だと思いました。
ナチスを支持したドイツ国民も、強いリーダーが独裁者になり得ること、暴君にもなり得ることを
わかっていなかったからこそあのような悲惨なことが起こってしまったのだと思います。
しかし、今の日本も、同じことが起こらないとは言えません。私たちが何も考えていなかった、
わからなかったのと同じように、国民もそうだと思います。今のまま選挙が行われれば、
ドイツのようになる可能性だってないとは言えません。
選挙権を持ったからには、しっかりと色々なことを考えて投票したいと思います。

〇三厨昌平
太平洋戦争と米ソ対立のDVDについては、その前に課題として見ていたDVDも併せて、太平洋戦争の一連の流れを理解することができました。
一つ目に思ったのは、日本について言えば、太平洋戦争が起きるまでの過程、それから敗戦に至るまでの過程で重要な意思決定は何だったのか、
それに至るまでには国際的な圧力や経済的な問題、内部の政治の動き、社会の状況など様々な問題が絡み合って存在したのだと思いますが、
それをもう一度学び、自分の中で理解したいと思いました。

公民権運動の軌跡については、奴隷解放されても生活や社会の中の立場が向上しないことについて
「神(=信仰)のおかげで命をつなげたんだ!」という言葉がインタビューでありましたが、
これによってブルースやジャズが生まれたのだというところでやっと自分の中で理解できた気がします。
白人に理解されず貧しい生活環境の中で、楽器を得てリズムを得た人たちは、
日々の中で楽しさ、あるいは生きがいや表現の手段として、音楽や芸術に打ち込み、
自分たちの作品を発達させていったのだと思います。

○浦林幸輝(25期)
 このDVDで扱っているナチスの例は民主主義の危うさを示す一例です。DVD中で、何故当時のドイツ国民がヒトラーを選んだかの理由について

@強力な指導者への期待
A厳しい軍事制限への不満感
Bヒトラーの女性への人気

の3点が挙げられていました。現在の日本では、この@とAに近しい要因が存在します。ともすればナチスのような独裁制に近いものが起こりうる下地が今の日本にあると思うと、今度の選挙が心配になってきました。少なくとも自分はよく考えて投票しようと思います。

○藤田航平(25期 7/10 16:14)
アメリカの公民権運動の歴史についてDVDを見ましたが、
法律で黒人の人権が認められ、奴隷が解放され、白人と同じように権利を認められてからも、
平然と黒人への差別やリンチが行われ、それに対する黒人の抗議もしばらくは少なかったということに驚きました。
確かに、これまで当たり前のものとして人々の中にあった差別の意識が、いきなり法律を変えられたところで消えることはないのかもしれません。
日本では今憲法改正の議論が活発に行われていますが、この問題でも、
憲法を変えることで何を変えようとしているのか、それが憲法の改正だけで本当に可能なのかという議論も大切なのではないかと思いました。

○安藤(25期
今回の議論での1番の発見は民主制と独裁者は相対するものではなく、両立しうるということ。DVDではヒトラーは民主的に選ばれたが全権委任をされ、独裁者となったとあった。
私ははじめこれを見たとき、ワイマール憲法に大きな欠陥があるのではないかという感想を持ったが、そうではないというのがこの前の議論を通じての発見だった。
例えば日本でも民主的に選ばれた首相や知事が、他者の意見を排斥するようにすれば、独裁者になり得る。これは民主主義の危うさであり、非常に難しい点でもある。
今回の議論を通じて、歴史の中での様々な独裁制、独裁者の在り方を見ていきたいと感じた。

○佐藤 樹(26期)  7/10  17:30

 今回のDVDで黒人差別化問題が印象に残っています。なぜなら、「黒人を差別する」というのは、息をする、と同じような社会的思想があったということを感じたからです。黒人を差別するのが当たり前、なるほど、それなら誰も良心を傷めずにひどいことができます。では何故黒人を差別したのでしょうか。
 例えば、黒人は文化的要素がないから劣っている、白人は文化があるから優れている、優れているものが劣っているものを統治するのは当然だ、と考えられていたかもしれません。そんな考えの人に黒人の文化を壊したのはだれか、と聞けば、優れた文化が生き残るのは当然だ、などといいそうです。何がいいたいか。つまるところ、白人は黒人を使うという手段を覚えてしまった。黒人のものを奪うことを覚えてしまった。その魅力にとりつかれたのが先で、どんな理由も後付けだと思います。もっというと、黒人を奴隷にした結果が先にあり、それを受け入れるための理由を求めたのではないかということを考えました。
 だからこそ、キリスト教の倫理的に正しい奴隷解放も利権から嫌がったのではないかと思います。

○高橋篤史(26期 7/10 17:30)
今回視聴した3本のDVDに収められていた映像のほとんどが、初めて見る映像でとても衝撃的でした。DVDを見ていて、私の心に特に残ったことは二点ありました。まず一点目は、当時最も民主的と言われたワイマール憲法下で、ヒトラーという独裁者が生まれてしまったことです。そして二点目は、黒人差別が法律上は撤廃されても、その後100年以上にわたり国民の中では差別問題が存在し続けたことです。私は、この二点から、法律とはいったいどのような存在なのかということに加え、法律よりもさらに深いところにある、法律では簡単に変えることのできない人の意識というものについて考えさせられました。
 私は、これから日本で現在起こっている法改正問題について考えるとき、個人の意識や個人が集まった時に起こりうる個人の意識の変化という視点に注目したいと思いました。

○イ ジヨン(25期)
 ナチスの登場のほど歴史で大衆民主主義の危険性で表したことはないだろう、と思いました。ナチスは民主主義の原則を通じて権力を手に入れ、そのあと民主主義を否定する全体主義への道を歩みました。それなら、当時のドイツの国民たちは民主主義を通じて全体主義を望んだのでしょうか。最初にはこの問いにそうだっただろう、と思いましたが今考えると当時のドイツ人たちは全体主義やらなんやら、そこまでも考えてなかったと思います。そしてその「考えなかった」ことが彼らのミスであり、罪であると思います。ヒトラーは大衆の関心を得るために「敵意」と「劣等感」を演説で繰り返しました。彼の演説文を探してみたら、具体的数値を話しながら当時のドイツが当然受けるべきのものを他国(特にイギリス)に取れてきたと言っていました。その主張にはまってしまったドイツの大衆たちが少しの疑いもなくそれに従ってしまったのがすべての始まりだったと思う同時に、自分も選挙期間には彼らと同じだったのではないかと思いました。特に去年の大統領選挙のとき、ただある人物がいやだからその人と対立する人に自分の票を上げるという。もっとも似たくない人達から自分の姿を見つけるということはあまり嬉しくは有りませんでしたが、あらためて反発や敵意のほど手やすく人を動かせる手段はないと気づきました。「感情」より「理性」の大事さをまた感じました。



V.先生のお話
ー「明君と暴君と暗君」ー





W.今週の課題

1、「三戸ゼミ掲示板」にある記事を確認し、配布されたプリントのうち自分が納得できる意見を選ぶ。

===============================================================
以下に課題1の書き込みをして下さい。

○ 木田世界 (25期 7/10 0:49)

<憲法改正要件の修正の是非に関して>
p139 舛添 「本気で改正に望みたいなら、参議院で(も)三分の二以上とる努力をすべき」
現行の修正要件は他国の制度と比べ壁が高いことはわかりますが、これには憲法改正に向けた議論が
熟す意味があると思います。戦後一回も憲法が変わっていないのは、修正要件よりも、社会と国における議論の
仕方が稚拙であったためではないでしょうか。現状では利権や「党利党略」に縛られた虚しい議論が多い
と感じます。より普遍的で長期的な視点で議論して答えが出せれば、衆参のねじれもなくなり、
修正要件の壁も問題なくなるでしょう。

<憲法の解釈と自衛権に関して>
pp145ー146 東 「…言葉と実態のズレが放置されてきたことこそが、今の日本が抱える最大の問題だと思います。」
現行憲法に照らし合わせて、自衛隊は違憲ではないと解釈できる、集団的自衛権も認められていると
解釈できるというような議論がありますが、これらの議論は起点から意味がないです。

言うまでもなく、多様な解釈を許してしまうのは国家を規制する憲法の意味を薄めてしまいますし、
憲法は市民と世界に向けたメッセージでもあり、明確なものでなくてはならないからです。
首相も政党も選挙ごとに変わる可能性が多分にある日本との外交において、他国は長期的な日本の
姿勢を表すものとして憲法を重視すると思います。ここで、憲法を好き勝手に解釈してしまえば、
日本が国際社会における信頼を得るのは難しいのではないでしょうか。

以上の理由から、憲法は無理な解釈に頼る必要の無い明確なものであるべきだと思います。
また、集団的自衛権は、アメリカのイラク戦争のようなものも支援・参戦してしまう可能性を考えると、
認めるべきではないか、より限定的なものであるべきだと思います。


○坂本恵理奈(25期 7/10 11:55)
p148 阿部 「公益及び公の秩序という文言はだれがどのように公益と判断するのかわからない。
      「秩序」「公益」の名のもとに人権や自由権が侵害されるのではないか」

私もこの自民党草案を読んだときにこのように思いました。
十二条「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」
二十一条「1、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
     2、前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、
 並びにそれを目的として結社をすることは認められない。」
これらを読む限り、「公益及び公の秩序」のためなら国民の自由は妨げられてよい、という解釈ができてしまいます。
「公益及び公の秩序」は誰がどのように公益と判断するかも明記されていません。
私は二十一条を見た時、戦前の治安維持法を連想してしまいました。
政府が「公益」と判断さえすれば、言論の自由や集会の自由などが制限できる。
そのために国民の自由や権利が侵害されることは正当である。このような解釈が可能です。
たとえ今の自民党にそのような意図がないにせよ、そのように利用される可能性のある表現は避けるべきだと思います。

〇三厨昌平(25期、7/10、14:35)
p144中西、「九条を放置しておくことは、周辺諸国に主権侵害しても良いよ、という大変危険なメッセージを送っていることに気付くべきです。」

九条を改正することについての議論はよく見かけるが、改正しないことによってどのような影響やイメージを周辺諸国に与え、それに応じた対応をしてくることに対して国内世論が反発するかについて議論している意見はあまり見かけられないような気がする。

p145東「もっと正確に言うと、「理解しにくい」のではなく、「理解する気もない」のかなと。私はまさにここに、今の憲法論の最大の問題があると思います。……」

先週のゼミで先生が、「国民が本当に重要な問題から目を背け、参政権を活用することができなかったことで、政治を台無しにした」
という意見がここにあると思います。東氏の意見は、憲法を分かりやすく説明するべきというものですが、
私たち若者はまずは一人一人がなるべく意識を持っていくかなければ始まらないのではないか、と思います。

○笹井純也(7/10 16:11)
<九六条について>
p.139木村「三分の二という高いハードルのために、雇おうとも妥協する中で、結果として国民の様々な意見を調整しなければならず……」
現在の国民(私の近くの若者?)の政治への関心度はそれほど高くないと思います。
そもそも一つ一つの法律もより吟味して選挙に参加するべきなのに、現在は雰囲気に流されて投票しているように思えます。そのような状況では、憲法改正をしやすくしたから国民間の議論がなされることはありません。
むしろ、硬性憲法で今まで改正されなかったのに自分たちの代で憲法が変わるかもしれない、という責任感を持つことで、熟議がなされるのではないでしょうか。

また、周りの国が憲法改正を行うのに日本は憲法改正をしていない。だから憲法改正をするという理屈は変だと私は思います。

<九条について>
p.145東「「理解しにくい」のではなく、「理解する気もない」のかなと。」「現行九条が支持されたら、即時に自衛隊を解散すればよいのです。」
私はそもそも戦争をしたくありません。とても楽観的かもしれませんが、背水の陣のようにして、外交を頑張るのではないでしょうか。
また、自衛隊成立の流れ、実力と戦力の違いから、政治家を信用できません。憲法が改正されても、うまいこと言い逃れをして自分の都合の良い方向へ持っていくのではないかと疑ってしまいます。
更に言えば、第二次世界大戦において諜報、情報の戦いで負けた日本が、今からもう一度諜報技術を習ったところで他の国にはおそらく勝てません。
私はそもそも戦争自体に反対であり、さらに戦って負ける戦争ならなおの事反対です。


○安藤(25期)
p.138 宮崎
「現行憲法の最大の問題点は、この憲法が改正手続きで求める正当性の要件を満たしていない点でしょう。具体的に言えば、直接投票による国民の承認を得ていない。形式的には明治憲法の改正手続きに則ったものですが『革命』とさえ言われる体制変更をもたらしたのですから、占領終了後、少なくとも一度は国民投票にかけるべきだった。」
→憲法改正派の主要な理由の一つとして、憲法の成立過程への不満があります。私はこの点には賛成で、多少情緒的な理由にはなってしまいますが、日本国の在り方を示すべき憲法が日本国民によって決められたものではないということに対しては大きな疑問を抱かざるを得ません。なのでまず96条を改正して、大きな国民的な憲法議論を興させることは一つの案としてはありなのではないでしょうか。
改正が危険ならば国民投票の要件を2/3以上にし、国会の発議要件を1/2にしてもいいと思います。

P144 中西
九条を放置しておくことは、周辺諸国に主権侵害してもいいよ、よいう大変危険なメッセージを送っていることに気づくべきです。

→まさにその通り
現在の憲法は自国が交戦権をもたないために、アメリカという非常に強力な武器を駐在させることで辛うじて国を守ってもらっている状況にある九条は日米安保がなければ成り立たない。この状況は極めて危険で、自分の国を自分で守るという意思がまるでなく、日本国の主権、領域、国民が脅かされたときに何一つ手出しができない。確かに現在の日米安保と九条の両輪というのは便利かもしれないが、このままであってはいけない。

石嶺佑騎(24期 17:18)
<九条> p145l13 東:「理解しにくい」〜憲法論の最大の問題がある
→今の国民は、殆どが政治や憲法に関しての教育・教養が無い上、関心もあまりない。 それでいてマスコミも必要な情報ほ正確に伝えられていないから、政治や憲法改正に対して自分なりの意見が持てない状況です。 まさに、これこそが日本のダメなところで、ここをどうにかしなければ日本は腐ってしまうでしょう。 ただしこの問題は即座に解決できるものではないため、それが解決できるまでに日本が保てるのかがとても不安で、それまでの間をどうにかつけげる打開策が欲しいところです。

2、ゼミで観たDVDに対する意見・感想


X.来週の予定

来週は 

1、残ったDVD視聴 
2、本の交換会【ゼミ紹介・自己紹介】です。

Y.★生協発見コーナー★
○石嶺佑騎(24期 07/06 10:29)
七夕セール:All77円
七夕のイメージとは程遠い商品まで77円で販売。 7/7で77円になるというのがセール価格としても丁度良いのかもしれない。 ただ見る限り商品があまり売れていないところをみると、祝日やイベントというのは、その内容に応じた商品の方が顧客の目につくのかな、と感じました。

○笹井純也(07/08 0:39)
この前取り上げたビターレモンがマイバスケットに68円で売っていました。
段ボールいっぱいに詰められていました。
生協では一時は140円で売っており、2倍の価格です。大学までの通学路にマイバスケットへ行けば、同じ商品でも安く抑えられそうです。そのような時、生協へ行く意味はあるのでしょうか?
現在生協が存在する仮説を立てます。
1、めんどうくささの回避。マイバスケットは歩道橋を渡った側にあるから面倒である。
2、マイバスケットは最近できた店舗。これからマイバスケットが隆盛し、生協は衰退する。
※マイバスケットは2005年に一号店。2012年3月現在、実験店舗と店の移動以外の閉店はなし。
3、生協は友達と買える。マイバスケットでは通学中によらねばならず、和田町からくる人や時間割の合わない人とは買い物できない。

マイバスケットの方が必ず安いと思っていましたが、今週のセール商品である2食パン(チョコクリームとカスタードクリームのパン)はマイバスケットに98円で売っていました。生協では定価95円(セール価格は80円)で売っています。安いと感じるマイバスケットですが、生協の「定価」より3円高く売っています。違いはどこから生まれるのでしょうか。マイバスケットは本当に生協より安いのでしょうか。
最近スーパーとコンビニの価格に逆転現象が起こっているという記事を見ました。
スーパーとコンビニと中間のマイバスケット。価格を相争っているのかもしれません。

Z.刮目・今日イチ
○石嶺佑騎(24期、07/04 10:38)
 今回のゼミはなんと16名、そして2年生が全員出席していれば更に3名増え、三戸ゼミは院生も含めて20名以上、と大所帯となりました。 人数が増えた、ということはそれだけた沢山の意見や視点を得られるし、人数が必要なレクや行事ができるようになったということです。 ただしそれだけゼミの場での発言の機会や、発表の機会も短くなったということでもあります。
 今回、刮目で「もっと良い意見をして、より良い議論をしたい」という言がありました。 人数が多くなった今、まさにそれがとても大事なことだと思います。 私もそのために、論点や目的をしっかりと見極めたうえで、みんなにきっちり言いたいことが伝わり、まとまった意見が述べられるよう精進していこうと思いました。 
○笹井純也(07/08 0:39)
もともと東京に行く予定もあり、東京国際ブックフェアに行ってきました。
出版社別に並んでいました。多くの出版社は20%オフで、最大80%オフの在庫セールがありました。本の内容以外で、本の売り方で人気のある店舗と人気のない店舗がはっきりと分かれているように思えます。人気コーナーの一つに手塚治虫のコーナーがありました。本の紹介であった「火の鳥(鳳凰編。未来変は売れていました。)」と、戦争や正義取り上げるので「アドルフに告ぐ」を買いました。非常に考えさせられる本でした。
しかし残念ながら、手塚治虫の本は割引されていませんでした。高かったです。

○浦林幸輝(25期 7/8 18:00)
 ヒトラー率いるナチスがドイツにおいて一党独裁を成し遂げたのが、民主的な手続きに基づいてのものであるということに驚きました。民主主義は自らを否定する思想も認めるという、民主主義のパラドクスの不思議さを垣間みました。同時に、民主主義に基づいた現代の日本社会に生きる我々は、そういう民主主義の危うさもあるからこそ、政治についてよく考えなければならないのだと思いました。

○李 芝姸(25期 7/9 23:40)
 先生のおっしゃった、民主主義の素晴らしさを聞きながら思ったのは残念ながら自分の国は民主主義国家というにはまだまだであるということでした。なぜなら何より思想の自由が完璧に保障されてないからでございます。まず、韓国では現在「共産党」というのはあり得ないです。もちろん北朝鮮を肯定し、彼らを認める政治家たちがいますが、それはどこまでもみんな「暗黙的に」分かっているだけです。そして軍隊の問題もあります。韓国は現在、良心的兵役拒否が認められておりません。たとえ宗教的な意味で、武器を手にしたくないから兵役ではなく他の方法で変わりたいですと言ってもそれは受け入れておりません。現在韓国では宗教の教理を守る権利より、休戦国という特殊性がより大事にされているのです。韓国は完全な民主主義国家になれない理由のほとんどが北朝鮮と関わっていて、これはどうすれば良いのか答えが見えない状態でおります。

○陳媛
先週の水曜日、16:00−18:00 上野千鶴子先生が私の大学で講演をしました。私の指導教員が開催しましたので、私は手伝いをしました。
 講演のテーマは「ノーと言える私へ――セクハラ・アカハラの加害者にも、被害者にもならないために」です。
 主に、ジェンダーの視点から論理的にセクハラ・アカハラを説明しました。例えば、歴史、概念、類型、被害者女性の増加、および女性意識の高まりなど。
 どのようにセクハラに対応するのか。時間の制限もあって、上野先生は具体的に2点だけ説明しました。一つは、心理カウンセリング窓口の常設です。飾りではなく、相談者との本物の信頼関係を作らなければならないからです。もう一つは、自分自身を尊重していますか?そう言った状況にあった場合にノーと言えるのか?と自分に問うことです。
 セクハラは近年のデータからみれば、かなり増えています。しかし、これは、昔それほどセクハラがなかった、という意味でしょうか?答えはノーです。データ的に見て増える原因は、女性たちの意識の高まりにあります。

実際に日本の会社で働き、こういった状況にあった場合には、皆さんはどのように対応しますか?正直にいえば、直接ノーと言うのが難しいと思います。
 国際比較でみれば、日本はまだ比較的に中途採用、転職しにくい社会です。一回首にされたら、再就職するのは簡単ではないと思います。こういった背景下では、セクハラされても(男性の場合はパワハラ)仕事を失いたくないために、食べていくために、我慢するしかないと思っている女性は少なくはないでしょう。
 また、日本的経営雇用慣行――長期雇用の背景下では、会社側は簡単に労働者を解雇できないため、セクハラ、パワハラで間接的に人員削減の目的を達成する場合があります。この場合も、やはり、仕事を失いたくないため、我慢するしかないでしょう。
 そのため日本の社会で、セクハラを受けている女性労働者(男性の場合はパワハラ)を守るためには外部の環境を整えることが重要だと思います。例えば、、セクハラ、パワハラ禁止のポスターを貼るとか、ホットラインシステムの整えとか。
 自らノーというのも提唱しますが、本当に首にされても怖がらず、どこの会社でも引きぬかれる人材でなければ、現実的には難しいと思います。自らノーと言うために、有能になりましょう。

最後に、アカハラについても面白いと思います。時間があったら、みんなと意見交換したいと思います。

○藤田航平(25期 7/10 15:58)
先生のおっしゃっていた、民主主義のジレンマについてのお話が非常に印象に残りました。
民主主義は自由を掲げていますが、民主主義のシステムでは、
その自由を否定する価値観や思想・信条を認めることができてしまう。
民主主義にのっとって民主主義を否定することができるということです。
独裁者であるヒトラーが民主主義から生まれたように、
日本にもそれと同じようなことが起こる可能性は常にあります。
民主主義や選挙というものについて改めてその根本から考えようと思います。

○安藤(25期,07.10,16:13))
先週の刮目で話そうと思ったことを書きたいと思います。
企業と国、富奪い合い激しく 国境またぐ節税拡大 TAXウオーズ (1/2ページ)2013/6/30 2:09
6/30の日経の記事に↑のようなものがあったので紹介します。
現在アップルやグーグル、amazonなどのグローバル企業は租税を回避するためにタックスヘイブンとよばれる課税の少ない地域へと資金を移転し、節税を行っています。
例えばアメリカの企業として世界で資金を稼いでも、アメリカでの税負担は実際は半分以下で、そのほとんどがアイルランドなどの登記のみの会社から払われています。
このような租税回避の行動は経済学的に見れば合理的な行動ですが、企業の在り方を考えるうえで正当化されるのでしょうか。
この国家と企業をめぐる問題は、企業の在り方のみならず、国家とはなにか、グローバリズムの問題点、国家というものを超越してく企業の存在という非常に大きな問題を孕んでいると思います。
これまでは日本の企業、アメリカの企業、として企業はそれぞれの国家を背負って企業活動を行ってきましたが、グローバリズムが進むにつれて企業は「国家と同等の存在」あるいは「国家を超越した存在」になっています。国家がそのような流れについていかないと、国家の力は急速に弱まります。したがって、私たちはこのような問題について考えてく必要があると思います。

○三厨昌平(25期 7/10 16:30)
先日のゼミ面接に立ち会った時に
・本当のことを言うのは自分のため
・嘘をつくのは相手のため
であり、
「本当のことばかりを言うべき」という今の社会においては、本当のことを包み隠さず伝えるのが正しいことだと考えられているが
相手にマイナスの心証を与えてしまわないように、要所要所で相手に即した言動を行う(嘘を付く)ことは全く評価されて良い。
ということを学びました。もちろん誰から見ても変えがたい事実などは伝えるほかありませんが、
「合っていても間違っていてもどうでも良いこと」は相手に合わせる必要があります。
問題は何を相手に合わせるか、ということと、それに応じた非言語的コミュニケーションの部分です。
これが非常に難しいのではないでしょうか。色んな人と話して慣れることが必要ですね。

削除キー【0704】


[423] 題名:情報(確認しておこう) 名前:三戸 投稿日:2013年06月29日 (土) 11時07分

○5/16に議論した「消費税還元セール禁止法案の是非」に関する記事
(公取委調査「値下げ要請あった」)が6/29の日経新聞42面にのっている。
 議論しっぱなしにせず、フォロウしておくと、
その問題が自分のものとなる。

○39面「神奈川・首都圏経済」に、
 「ネットで協賛者から集金、小口資金から新製品開発」というタイトルで、
「クラウドファンディング」の記事があった。
「ミュージック・セキュリティ」と関連するぞ。

【follow6.29】


[422] 題名:2013年度前期第12回ゼミナール活動報告 名前:坂本 恵理奈(25期) 投稿日:2013年06月27日 (木) 00時55分

≪目次≫
T.基本情報
U.レジュメ発表〜鎌倉投信とミュージックセキュリティーズの比較〜
V.★★生協発見!!コーナー★★
W.今週の課題
X.今後の予定
Y.刮目


今日は本の交換会「ゼミ紹介・自己紹介」を予定していましたが、2年生が1人しかいなかったため
次回のゼミに延期することになりました。

T.基本情報


【日時】6月26日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)

藤田チーム:藤田、坂本、浦林、馬
、(道幸)
安藤チーム:安藤、三厨、木田、李(新山、石嶺)

<2年生>:笹井、(渡辺)
< 院生 >:中村、阪本、陳


U.レジュメ発表〜鎌倉投信とミュージックセキュリティーズの比較〜


先週観たDVDと議論をもとに各チームレジュメを作り、鎌倉投信とミュージックセキュリティーズの比較をしました。

1、藤田チーム
【先生からのご指摘】
@レジュメの書き方・表現について
・2社の特徴を挙げる際、鎌倉投信は「信託会社」としているが、MSは「支援する会社」となっている。
 これを○○会社とすることでそれぞれの事業内容がはっきりする。
・2社の特徴が3行で対比しながら書いてあるが、これに「事業・活動・投資先」などと見出しをつけて整理したほうが読み手が理解しやすい。
・共通性と差異性を挙げる際の順番を意識すべき。重要なものは1番最初に書く。
 また表の中での項目の順番は、その中でどういうストーリーができるかに関わるので重要である。
・共通性がただの列挙になっている。要因・条件・特徴などの項目に分けて整理する。
・表のタイトルがない。図表には必ずタイトルをつける。
・適切な表現、第三者がみてもわかる表現を考える。小口投資は1口いくらと具体的にすることでDVDを見ていない人にも伝わりやすくなる。
「お墨付き」はもっと適当な表現にする。また、鎌倉投信を「安定株主」と呼ぶのは語弊がある。

A内容について
・審査基準の考察であるのに、それを投資先に置き換えて論じてしまった。
 問題にすべきところを代替してしまい、審査基準を評価できていない。そのためせっかくの表も生きていない。
・「鎌倉投信の投資先は社会に価値を生み出しているような企業」とあるが、その内容が書かれていない。
 内容をもっと具体的に分析する。また、比較表は審査基準の考察をするためにあるにもかかわらず、表の言葉が使われていない。
 つまり表が生かせていない。
・MSの審査基準に収益性は必要。これがないとビジネスは成り立たないのだから省略すべきでない。
 そこから鎌倉投信は収益性を考えないのか?など話が広がる。

【ゼミ生の意見】
@レジュメの書き方・表現について
・出典がない(三厨)
・審査基準の考察の際に使われている「損失」という言葉が良くなかった。(阪本)
・MSの審査基準に共感性(応援したいかどうか)とあるが、この書き方では主観的な判断に見えるのでは?(陳)
⇔そもそも審査するということが主観的な基準に基づいて行われることではないのか。(馬)
・「審査基準」と「何を見て投資するか」は同じことではないか?(李)
⇔違う。「審査基準」に基づいて「経営理念や商品といったものに投資する」から。(坂本)

A内容について
・鎌倉投信の「何を見て投資するか」は「経営理念」だけではないはず。もっと資料で調べるべき。(三厨)
・どの立場からの考察なのかがわからない(木田、三厨)
・社会的投資の成功事例を出すことでそれを広めたい、というのが鎌倉投信の理念としてあるはずだが、それに全く触れられていない。(木田)
・MSの投資先はなくなっても大きな損失といえるのか。被災地応援ファンドなどはどうなのか。(安藤)
・誰の目線から見て社会的に役に立つのかがはっきりしていない。(阪本)
・なぜMSを扱ったかに触れられていない。市場の観点から見るとなくなってしまうが社会的に価値があるから投資しているのでは?
 そうでないなら既存の投資社会に任せればよい。(中村)
・MSの投資先がなくなったとしても社会の損失とは言い難いとあるが、もっと具体的にしないと説得力がない。
・どのような基準で社会への必要度を測っているのかわからない。(安藤)



2、安藤チーム
【先生からのご指摘】
@レジュメの書き方・表現について
・項目を整理する記号としてア、イ、ウ…とするのは見にくい。ほかの文字と混ざってしまう。
 もし使うとしても(ア)のようにする。
・文字の大きさがすべて同じだと読みにくい。タイトルは14〜15くらいで太字に、各項目の見出しは11〜12にする、などの工夫を。
・見た目にこだわる。1行できれいに終わる、1項目は同じページに収める。

A内容について
・比較でなくレポートで終わってしまった。比較するには結論が必要。
・せっかく出した審査基準が考察の際に使われていない。もったいない。
・MSのルーツは出さないほうがよかった。音楽の社会性について論じ、そこから社会性の議論に持っていくなら良いが、
 そうでないなら社会性を含めた議論をするのは難しい。鎌倉投信と比較するために音楽事業のことには触れない、と一言断ればよい。
・投資先(地域・業種)・事業性格・投資先の選定基準を考察し、投資先・投資家・社会全体それぞれにとっての鎌倉投信とMSの価値を
 表にして比較し、結論を出せばよかった。


【ゼミ生の意見】
@レジュメの書き方・表現について
・すべてゴシック体で見にくい。文章量が多いので明朝体のほうが良い。(笹井)
・項目ごとのまとめがない。その項で何を言いたかったのかを最後に書いたほうが理解しやすい。(浦林)

A内容について
・投資の幅の広げやすさ・社会における必要性、などは何の判断基準なのか。
→その良し悪しは、審査基準の良し悪しになるのか。(藤田)
・審査基準と事業の在り方を混同している。それは審査基準の評価になるのか。(坂本)
・2つを比較しているが結論がない。(笹井)
・「はじめに」とレジュメの内容が一致していない。(藤田)


3、レジュメの評価
先生と院生の中村さんから評価をいただきました。
先生は20点、中村さんは10点満点で評価します。

○藤田チーム
中村:6点
先生:9+1(表があったため)=10点+藤田の質問の姿勢に3点!
合計19点

相手の返答に合わせて繰り返し質問し、自分がわからないことを
明らかにするという藤田の姿勢に3点が加算されました。

○安藤チーム
中村:7点
先生:15−2(レジュメが見にくい)=13点
合計20点



V.★★生協発見!!コーナー★★



この1週間、生協で発見したことを各自一つ以上書きましょう!
「観る目を養う」ということを意識し、疑問に思ったことや関心を持ったこと、
また、新商品が10月に残っているかいないか、来週残っているかどうかなどを考えてみましょう!
1番乗りの人のチームには10ポイントを!

○ 木田 世界 (25期 6/28 23:59)
第十回ゼミ活動報告の生協書き込みをまとめてみました。紹介された商品の”安否”がわかったら書き込みましょう。
いろいろな分析があり面白いのですが、記録事項をある程度統一した方が良いデータになると思います。
記録する要素の提案として、

1.商品名 値段 メーカー(発売日) 2.感想と予想
3.パッケージについて 4.(追加情報)5.分析・コメント
を書くことにしてはどうでしょうか。


ただ、生協の観察は、一つの商品に注目するだけでなく、商品の配置なども観察対象になるのでその場合は自由な形で書き込んでも良いと思います。
●安藤(25期,06,17,23:40)
コアラのマーチ 七夕限定
お菓子という商品自体がすでに消費者の空腹を満たすものであるだけでなく、所有欲などを満たす一種のブランドアイテムになったと言える。
コーラなどのジュースでも限定カラーなども出てくるのでは。

●笹井純也(06/18 1:59
まずい ビターレモンが復活 驚き。
いろはす、あなたのお茶 常温
私にとっては普段の冷たさでは冷た過ぎますが、常温ではぬる過ぎます。中間の温度がほしい。
アンケートによれば、常温飲料を買いたい消費者は4割。

●藤田航平(25期 6/18 15:40)
不二家 カントリーマアム黒蜜かりんと風味 はちみつカステラ風味
買っても良いと思った。

●陳媛 6月11日
ブラックサンダー チョコビスケット 30円
美味しい。売れ行き好調。

●坂本恵理奈(6/19 6:50)
コントレックス ミネラルウォーター 180円
<ダイエット中のミネラル補給に役に立つとして一時期大変ブームになったそうです。>

●三厨昌平(6/19 15:34)
夕張メロンソーダ(ポッカサッポロ、6/18発売、¥140)

「数量限定」「夕張市農協 協力商品」
「北海道産夕張メロンの果汁を使用したちょっと贅沢な炭酸飲料です。」果汁1%。
メロンの風味は味わえたのでOKであるが飲んでるうちに飽きてしまうので、それ以上飲もうとは思わない。


○坂本恵理奈(25期 23:15)
そうですね、情報を統一するのはいいと思います!とりあえず木田君の案で書いてみたいと思います。
以前藤田君が紹介していた「ゆず緑茶ソーダ」の”安否”について
1、商品名:辻利ゆず緑茶ソーダ
  希望小売価格:140円⇔生協価格77円
  メーカー:JTビバレッジ
2、感想とコメントは以前の藤田君のものを引用させてもらいます。
  ●藤田航平(25期 6/11 0:10)
  JTの「辻利ゆず緑茶ソーダ」なる飲み物が新発売されていました。
  POPには、「担当者おすすめ!!緑茶・ゆず・炭酸をバランスよくブレンドした初の炭酸飲料です。
  さっぱりしていておいしいですよ」とありましたので飲んでみたのですが、
  畳味のサイダーでした。少なくとも僕の好みではありません。
  なぜJTがこのようなトリッキーな取り合わせの商品を開発したのか、
  また、なぜ担当者はこのような一見キワモノとも思える商品に比較的真面目なPOPをつけたのか。
  謎が深まります。むしろPOPで畳味のサイダーとして好奇心や冒険心を煽ってみるというのはどうでしょうか。

3、パッケージについて
  ゆずと緑茶を表現するため黄色と黄緑を使っており、和風な感じが
  表現されています。幾何学模様がおしゃれな感じを出していると思います。
4、追加情報
  価格77円というのは七夕にちなんで7/1から始まった七夕セールによるものです。
5、分析・コメント
  7/1〜在庫限りで行われている七夕セール。私は在庫を減らしたいがためのセールだと思います。
  藤田君が「畳味のサイダー」と酷評しているように、あまりにまずく在庫が減らないため、
  77円という破格にしてでも売ってしまいたい生協の策なのではないかと思います。
  パッケージはおしゃれな感じはありますが、組み合わせが組み合わせなだけに正直私は
  あまり手を出す気になりません。「緑茶のソーダ」がおいしいのかと疑ってしまいます。
  このセールで在庫を一掃したのち、生協は「ゆず緑茶ソーダ」を入荷しないと予想します。
  
○笹井純也(7/3 14:22)
俺が辛党、野菜好きなのもありますが、[野菜カレーパン(120円)]は人気がでると思います。
人参とグリーンピースの歯ごたえもあり、おいしかったです。
パッケージは全体に緑、透明です。タイのグリーンカレーと野菜カレーをかけているので緑です。
金色の文字が入り、カレーっぽさと高級感を演出しています。
生協の「大きなしましまチョコパン(105円)」は人気商品らしいです。
ニューデイズにもローソンにもファミリーマートにも似た商品があります。セブンイレブンにはありませんでした。
またニューデイズのチョコづくしも人気商品ですが、似た名前でローソンにありました。
焼きたて直送便のようなその店舗のオリジナルブランドなのに、他社のまねばかりでは面白みがありません。


W.今週の課題


来週から正義論の話をします。DVDを見て感じたこと、考えたことを各自書きましょう。

○石嶺佑騎(24期 07/02 22:07)
2つの番組を観て、日本中心の番組に比べて、よりアメリカ中心の番組を不快に感じました。 それは、アメリカの番組では戦争がゲームのように表現されているシーンや、「ばんざい突撃」という呼称等、命を軽視しているシーンが印象的だったためです。 何故アメリカ中心の番組にそれが多いのか、正義について絡めて考えてみました。

 戦争は正義と正義のぶつかりあいですが、その戦争が終結しても、戦勝国はその正義を抱え続けるのだと思います。 太平洋戦争を正当化し続ける正義のために、戦勝国であるアメリカはこのような番組ができたのだと思いました。 そして逆に、戦争に負けた日本中心の番組ではその当時の正義を抱え続けることができなかった、だからこそあの番組ができたのだと思います。  アメリカは正当化するためにどちらかというと戦争の技術や現実的な攻防や数値、アメリカの英雄等を取り上げ、日本は負けたために当時の戦争を日本の活躍したところをメインにしつつも、日本兵の精神的なところを取り上げ比較的淡々とした構成でした。 

そして、一度抱えた正義というのは、それが別の正義に打ち負かされるまでそれを放棄することはとても困難なのだろうと私は考えました。 だからこそ当時の日本は領土の拡大をやめられず、アメリカは自分たちの正しさを主張し続けているのではないでしょうか。 


○坂本恵理奈(25期 7/3 10:15)
このDVDを見てとても印象に残ったのは「バンザイ突撃」という言葉です。
「バンザイバンザイ」と言って勝てるはずもないのに命を捨てて突撃してくる日本人は、
とても奇妙な、理解しがたい人種、とアメリカ人には映ったのだと思います。
私は初めてこの言葉を聞きましたが、アメリカがこのように日本をバカにしているのも仕方ないような気がします。
日本視点の番組では「バンザイ突撃」のことを「逃げるより勇敢に戦う道を日本は選んだ」と言っていましたが、
はたして本当にそれが正しかったのでしょうか。勝てる見込みもないのにただ突撃していく日本の姿は、
私には無駄に命を捨てているようにしか思えません。
アメリカがこの行動を理解できないと思うのももっともな気がします。
戦争中の日本では、捕まるより自決、兵士は逃げずに戦うべき、と教えられていましたが、
逃げ延びて、後々国のために働いたほうがよっぽどお国のためにはなるような気がします。
このような危険な思想を国として教育していたということは、とても恐ろしいことだと
改めて感じました。

○笹井純也(7/3 14:22)
時代の変化(戦艦→空母、暗号解読の情報戦)がカギだったのだなと感じました。
流れの説明と時代の変化に気づけたアメリカ、気づけず固執した日本という比較が番組のテーマなのではないでしょうか。
ところで英語のDVDでは日本の「万歳突撃」を数回取り上げていましたが、日本では取り上げられていません。
さらに万歳突撃を「侍の精神で」と説明しつつも「多くは無駄死に」と否定的な見方でした。
もし日本の番組で取り上げたなら、もう少し情緒や精神性について掘り下げたのではないかと思います。
日本の番組ではアメリカの英雄的ストーリーに、アメリカの番組では南雲中将について取り上げていません。
どちらの番組でも一人ひとりの死については言及していませんでした。
また私の印象でしかありませんが、勝った戦いは勝ちに重きを置き、負けた戦いは戦争反対、時の運と報道しています。
全体として2本のDVDに嫌な作為性を感じました。

◯安藤(25期)
この2つのDVDは戦争においての「戦略」と「戦術」についての重要な示唆を与えてくれました。大東亜戦争はその悲惨さや、もう二度と起こってはならないということは
常に言われていますが、TVの特集などでは、何故その戦争が起きたか、何故日本は戦わねばならなかったか、そしてこの戦争が持つ意味とは何だったのかについての考察は度々抜けています。
今回のビデオでは大まかな歴史のダイジェストではなく珊瑚海海戦からミッドウェイ海戦にいたる双方の視点と当時の両軍の考え方と戦略の違い、
何が勝負の分かれ目だったのかということが描かれていました。特にアメリカ側の方はより客観的に戦力分析、結果と要因が分析されていました。

バンザイ突撃、日本でいう玉砕について坂本は述べていますが、現在の価値観でそれを論じるとそのように思うのは当たり前です。
我々が考えるべきことはなぜ玉砕が行われたか、玉砕によって戦争にどのような影響が出たかということです。
例えば硫黄島の決戦では予想以上に日本が抵抗したためにアメリカによる本土空襲に遅れが出ました。玉砕に関してはさまざまな想いがありました。
あの戦争の意味、原因を考えることこそが私たちの未来につながるのではないかと思います。
今の価値観で玉砕を評価したところで私たちの未来には何ももたらしません。



X.今後の予定


7/21に参院選があるため、それに合わせて正義論を勉強しようということになりました。
また、第1回スピーチ大会は2年生ができるだけ参加できるように日程をずらしました。
以下7月のゼミ日程です。

7/3  正義論(DVD)
    本の交換会(ゼミ紹介・自己紹介)
7/4 花王工場見学、北野エース見学
    ゼミ室にてまとめ
7/10 正義論(DVD)
    本の交換会(学校・教育)
7/17 スピーチ大会
7/24  本の交換会(経営・労働)

ゼミの進み具合により若干変更はあると思いますが、現段階ではこのような日程になりました。
新歓企画についてはテスト終了後、ゼミの時間外で行うことになりました。



W.刮目


○坂本恵理奈(25期 6/27 0:52)
とりあえず場立てをしました。U.レジュメ発表と刮目はまた追記します。
追記(6/30 18:00)
報告が遅れてしまい申し訳ありません。
今回久しぶりにレジュメを作りましたが、報告をまとめてみて、
私のチームに対する質問・意見の多さを改めて感じました。
評価の点数を見てもわかることですが、今回は安藤チームに負けてしまい、とても悔しいです。
論理の飛躍、表現方法、情報量の少なさ、考察不足など、反省すべき点が多々見つかりました。
しかしこれだけ多くの指摘をもらえたということは、それだけ学んだことが多かったということなので、
これをしっかり生かしたいと思います。

○藤田航平(25期 7/3 1:10)
改めてレジュメを作ることの難しさを実感しました。
私達のチームのレジュメはこれでもかというほどのダメ出しやアドバイスをもらいました。
自分はこんなにレジュメを作るのが下手だったのか。
果たして満点をもらえる日は来るのでしょうか。
坂本が今回作ったレジュメの問題点や改善点を詳しくまとめて報告してくれているので、
これら一つ一つをもう一度振り返り、満点に向けて復習したいと思います。

○浦林幸輝(7/3 5:12)
 読み手を意識して読ませるような文章を書くという事を練習していこうと思いました。
前回分の掲示板に、「掃除」についてコラムのような文章を書いてみましたが、
改めて読み直してみると長くて全部読む気にならないだろうなと思いました。
ただ「何を書くか」だけにとらわれて、「どう書くか・どう読ませるか」という事に気が回っていなかったです。
 そういう所を意識して、このコラムを手直しするとともに、今後文章などを書く時は
なるべく読み手の事を意識して「読ませる」ような文章にするよう心がけていきたいです。

○笹井純也(7/3 14:22)
ゼミの時間内での刮目で「受動的になるのはコンセプト(テーマ、狙い)がないから」とアドバイスを受けました。
その日の帰りの電車から(掲示板の括目の内容も考えず)時間があれば自分のコンセプトは何なのだろうかと考えています。
明確なコンセプトを見つけて掲示板に書ければ格好良いのですが、まだはっきりとはわかりません。
ぼんやりとはわかる気がしても、さらになぜかと聞かれれば答えられません。
そんな五里霧中ななか気付けた事がありました。それは自分事にする感覚です。
今週は普段の授業や食事中、吹奏楽の練習、水問題に関わる中でも自然と
このコンセプトはなんだろう? これは三戸ゼミに参加するコンセプトとつながっているのか?
と考えていました。
自分事にすること、身の回りのことを自分と結びつけて考えることは実感できていませんでしたが、今週その片鱗を感じられました。
DVD観賞と同じように、自分の行動から分析して共通点を探すこともコンセプトを見つける方法の一つだと思います。
長期的なコンセプト(1年を通して何を得るか、将来の夢と三戸ゼミで得られる事)ばかり求めていましたが、
小さな狙い(今回1回きりのテーマ、一日の目標、今から30分のうちにすること)をたくさん積み重ねる事も考えるべきかもしれません。
自分ばかり考えていて生協のまとめを木田さんに先を越されてしまいました。申し訳なく思う一方で、悔しくも感じます。

〇三厨昌平(7/3 15:35)
DVDを今やっと見られたのですが、
日本、正確には大日本帝国へのイメージが変わりました。
高校の山川の日本史教科書や大学受験の太平洋戦争の触れ方など、今まで私が受けてきた歴史教育は
大日本帝国の持つ「帝国主義」が十分に描かれていなかった感じがあり、真珠湾攻撃から始まった長い戦争がどういう経緯を経て
敗戦に至ったのかを正確に学ぶことができませんでした。

1つ目の番組ではそれが詳しく説明されていて、非常に分かりやすかったです。
また、あのような進撃の背景に『少年H』(妹尾河童、講談社、1997年)に描かれていたような金属供出があり
そして戦力補給のための「生めよ増やせよ」があったのだということを思い出しました。

(ちなみに『少年H』は今年の8/10に映画化だそうです!映画『少年H』公式サイト

2つめの番組で、(脚色もあるでしょうが)日本軍は太平洋では注目すべき存在だったのだということを知りました。
ゼロ戦は世界から称賛を浴びていますが、それは明治維新以降の日本の工業力の結晶としてあるのだと思います。
また、この番組は概して戦闘ゲームのような構成で作られており、人命の観点がありませんでしたが、これは「アメリカらしい」
と表現して良いものなのでしょうか。気になります。

日米中韓の歴史教育を比較してみたいなと思いました。

○藤田航平(25期 17:20)
僕も石嶺さんと同じように、アメリカの作品はまるでゲームのように戦争を扱っていると思いました。
CGで戦闘を再現したり、
各戦闘の戦力や死者数をTVゲームのような演出で表示しているのには違和感を感じます。
もう一つ、アメリカ側は階級の低い兵士やパイロットなどの活躍などを描いていたのに対し、
日本側は、司令官などの上層部の判断やミスについて描かれていたように感じます。
アメリカでは、国民全員での戦争。
日本では、軍部による戦争。
という意識の違いがあるのかもしれません。

【削除キー:8888】


[421] 題名:2013年度前期第11回ゼミナール活動報告 名前:道幸 祐太郎(25期) 投稿日:2013年06月20日 (木) 10時55分

≪目次≫

T.基本情報

U.DVD視聴〜鎌倉投信〜

V.DVD視聴〜ミュージックセキュリティーズ〜

W.ディスカッション〜鎌倉投信とミュージックセキュリティーズの比較〜

X.今後の予定
Y.★★生協発見!!コーナー★★
Z.刮目・今日イチ



T.基本情報


【日時】6月19日(水)16時30分〜22時50分

【場所】経営学部C棟506号室

【出席情報】(敬称略)

藤田チーム:藤田、坂本、道幸、浦林、馬

安藤チーム:安藤、三厨、木田、(新山、石嶺、ジヨン)

<院生>:阪本、陳、(中村)

<2年生>:渡辺、笹井




U. DVD視聴〜鎌倉投信〜

良い会社を100年後にも残す、ということを標榜して「結い2101」という商品を販売している。

V. DVD視聴〜ミュージックセキュリティーズ〜

小口ファンドを創設し、「かっこいいことをしている人がお金がない」ような状況を作らない、ということを標榜している会社。
酒造メーカーや牛乳の会社のファンド創設が挙げられていた。

<今週の課題>

・チーム
  鎌倉投信とミュージックセキュリティーズの共通性・差異性をはっきりさせる
  どちらの審査基準の方がよいか(→レジュメの作成)
※比較の表の注意点
→何に関して比べたものかをはっきりさせる
⇒『会社を見る目』(ポイント)になってくる
⇒自分から選択肢を生み出す勉強になる

・個人
  ミュージックセキュリティーズの感想を書く
  (いくらまでならお金を出していいかなど)

○坂本恵理奈(25期 6/25 8:19)
ミュージックセキュリティーズについて少し調べてみたのですが、
現在募集中のファンドの多くは「ソダッテ阪神沿線 新在家編」という、阪神本線「新在家」駅高架下の空き区画を
活用し、飲食を中心とする店舗の開業を支援するという地域活性化プロジェクトに関するファンドと、
宮城・岩手などの「被災地応援ファンド」に関するものでした。
「ソダッテ阪神沿線」プロジェクトは、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けたために途絶えてしまった
地域の人々ののつながりを取り戻すことに目的があります。
また「被災地応援ファンド」は、東日本大震災から立ち上がる企業と長期的にかかわり、復興を見届けることを
目的とし、応援する出資額の半分を寄付、半分を投資にするという形をとっています。
これをみて、ミュージックセキュリティーズはとても重要な存在だと感じました。
現在東日本大震災から2年が経ち、被災地ではまだまだ支援を必要としているにもかかわらず、
被災地を応援しようという意識は以前に比べて確実に薄れてきています。
ましてや神戸の震災で被害を受けた地域に、今、復興支援をしようと考える人は少ないと思います。
しかし、ミュージックセキュリティーズのやり方ならば、「復興を目指す人を応援しよう!」、
「神戸の震災でまだ困っている人がいるのか、応援しよう!」という気を起こしてくれます。
単なる寄付ではなく投資という形をとることで、応援する側も応援しやすくなると同時に、
自分が好きな事業・応援したいと思ったところに投資することで、長期的・継続的に復興を支えることが
できるのだと思います。
この「個人が個人に投資する」という形は、企業の可能性を大きく広げるものだと感じました。

○木田世界 (25期 6/25 22:43)

坂本も指摘してくれたように、"個人と個人がつながる"、新しい投資の形として、面白いと思います。また、一部のプロに限られた
投資活動の参加者をアマチュアに広げるよい仕組みだと思います。自分だったら、DVDに出ていた
投資家の一人のように、何個もの事業に小額ずつ出資して、特典品を楽しもうと思います。
鎌倉投信のように明確な投資哲学で選ばれた会社に対する投資でかつ安定した収益の見込めるものとは違うので、
多額の資産を出資しようとは思わないです。

○藤田航平(25期 6/26 0:33)
ミュージックセキュリティーズのサイトを見てみると、
投資の募集だけでなく、『買って応援「セキュリテセット」』というものの販売も行っていました。
ファンドを利用している事業者の商品の詰め合わせ「セキュリテセット」を購入できるようです。
出資だけでなく、商品を購入することで事業者の応援ができます。
その他にも、出資したファンドのプロジェクトレポートを見ることができ、ファンドの運用状況を確認できたり、
作って欲しいファンドや出資したい事業のリクエストを受け付けていたりと、
個人投資家が積極的に投資や事業の応援を行いたくなるような様々な工夫がされていました。
これまで、投資は難しかったりハイリスクだったりというイメージを持っていましたが、
ミュージックセキュリティーズでは、軽い気持ちで楽しみながら投資を行うことができそうだと感じました。

○陳媛(6/26 1:30)
鎌倉投信のフアンドの投資先に見えてきた共通的なもの(審査基準):
会社のステイクホルダーに十分な配慮を配っている会社である。
例をあげれば:未来工業 一日の労働時間7時間15分。サービス残業、
長時間労働が横行する社会では、未来工業は直接ステイクホルダーである
従業員のワーク・ライフ・バランスを考慮する有数の会社であろう。 
サクセスホールディングス株式会社(神奈川県)待機児童問題を解決するために、
各地で、保育園・保育施設を増やしている。それだけでなく、間伐材を利用した遊具
を保育現場で使っている。 地域社会、環境を考慮し貢献しているいい会社である。
 このフアンドに投資するのは収益を目的とするよりは、本当に日本の社会にもっと
元気になってもらうための寄付といえるだろう。

 ミュージックセキュリテイズのフアンドの投資先に見えてきた共通的なもの(審査基準):
自社の作ったものに対して誇り高く、事業の再建に取り組む事業者の方である。
こういった会社は本当に持続可能的に発展できるかどうか、また地域社会に
対しての影響は本当に大きいかどうかはちょっと疑問に思う。
 このフアンドに投資する投資家たちはその事業者を支えるという気持ちもあるが、
やはり特典のようなリターンを求めるのも否めないだろう。

○笹井純也 (6/26 13:10)
DVDを見たときは非常に好意的でしたが、HPが見にくく私の中の評価が下がりました
。HPからサービスを行うのに、そのHPが分かりにくくては良くないと思います。ホームを見てどんな会社かわかるようにする、
字を大きくする、横幅を広くするなど改善の余地があります。偶然誤字も発見しました。もし細かい部分に気を配れない企業ならば、
私はお金を渡したくありません。信頼度が低くなってしまいました。

ちなみに「ミュージックセキュリティズ 評判」で調べるとすぐにガイアの夜明けやカンブリア宮殿の事が出てきます。
ワールドビジネスサテライトでも取り上げられたようです(すでに公開期間は終了していました)。放送前にはどのような検索結果になったのでしょうか?

○渡邊 諒太 (6/26 14:20)
 前まではレストランやガラス工芸、酒蔵などに対して特集というわけでなく幅広く出資していたようですが、
現在は、阪神大震災後の新在家駅の空き区画を利用した出店支援のファンド、
東日本大震災に被災した地域の復興支援特集のような形で資金を募っているように思われます。
社会性が伴っていてよいと感じる反面、震災直後でなくなぜ今なのか、という疑問があります。
今後、より調べてみたいと思います。
 出資したい額は、特典を求めるならばあまりうまみのあるファンドがないので、出したいと思いません。
純粋に出資で支援したい、というファンドは雪滑り塗料のファンドです。
塗るだけで家屋の倒壊、落雪の被害の減少ができる製品を作る会社を残すことは
社会的にメリットの大きいことだと考えるからです。

○安藤(25期)
ミュージックセキュリティのファンドは新しい個人と企業のかかわり方を提示しているように思います。
共通性を感じたのがAKB48のビジネスモデルです。
AKB48は好きなメンバーを応援するためにCDを購入し投票したり、握手会に参加をしたりしています。
MSのファンドも自分の気に入った企業や事業を応援するためにファンドを購入することで企業とのかかわりをもつことができます。
株式では手が出せないという人もこのファンドなら小口で参加することができ、もっと気に入ったら多くのお金を投資することもできます。
もしかしたらこの形はこれからももっと普遍的なビジネスモデルになってくるのではないかと思います。
たとえばひとつの製品についてユーザーと開発者のかかわりなどはこれからも活発になってくるとおもうし、企業と個人はこれまで以上に
かかわりあう必要が出てくるのではないかと思います。そうした新しい形のさきがけがこのMSのファンドなのではないかと思います。





X.今後の予定
・企業にかんする内容は来週まとめて一応の終了
・7月参議院選挙をテーマに取り上げる
・新歓など



Y.★★生協発見!!コーナー!★★

この1週間、生協で発見したことを各自一つ以上書いてみましょう!1番乗りの人は自分のチームに10ポイントをあげられます!

○木田世界 (25期 6/25 22:56)

生協の本コーナーと、横浜駅の改札内の本屋を観察して比べて見たのですが、
発見の一つに、文庫本と新書の割合の差があります。
生協では、文庫本:新書が2強:1、駅の本屋では、文庫本:新書が3-4:1と駅の方で文庫の割合が多かったです。

また、旅行やまち歩きの雑誌はどちらにもありましたが、駅の方では鎌倉、横浜など近場のスポットを扱ったものが
多く、生協では比較的日本全国、海外のものが多かったです。生協で47都道府県のガイドブックが平積みになって
いたのは印象的でした。この差は、駅で忙しい社会人の客が多く、遠出の旅行がし難いことや、
旅行のトレンドが手軽なものに移っていることがあるのかな、と思います。

文庫本と新書の比の差については仮説が思い浮かばず、さらに考えてみたいです。


○藤田航平(25期 6/26 1:36)
森永から新商品の「ファッジ」という新食感のキャラメルが発売されていました。
調べてみると、コンビニ・駅売店限定商品とのことですが、横国生協にも売っていました。
商品によっては、コンビニ限定商品で大学生協では扱わないというものもあるようです。
企業にとって大学生協はどのような位置づけなのでしょうか。
人気商品「ブラックサンダー」は大学生協で売れた実績からコンビニ等へ販売網を広げていったそうです。
空腹の若者が多く集まる大学生協は、
お菓子の新商品を販売して反応を見るのにはうってつけの場所なのかもしれません。

○浦林幸輝(6/26 2:41)
 僕も木田と同じく生協の本のコーナーを、特に小説のコーナーを観察してみました。
一番奥の壁の棚の、食べ物のコーナーと隣接している辺りに、短編ミステリ・ショートショートの特集が組んでありました。
そこには電車に乗って一駅の間に読めるという触れ込みの短編ミステリ集や、短編小説を集めた『ショートショートの広場』といった「短い」ことに特化した小説が並んでいました。
この特集にどういう意味があるのか仮説を立ててみました。

 現代にはケータイ、スマートフォンなどを持つ人が多数派です。それらの電子端末では、本と比較してより読みやすく短い文章が溢れています。手軽で短い文に慣れた現代人は、昔の人と比べてじっくりと時間をかけて本のような文章を読む事が苦手になってきていると思います。また現代では昔と比べて物事を手軽でスピーディーにできます。身近に沢山あるファーストフードやコンビニではすぐに食事ができますし、ネットがあれば調べ物もすぐに出来ます。さらに現代では、読書以外にもテレビ、音楽、ゲーム、映画など沢山の娯楽があります。その中であえて読書という時間をかけて長い文章をじっくり読むという事は選択されなくなってきているのではないでしょうか。
 そうした時間をかけたがらない現代人が増える中、彼らに合わせ、短編小説という1つの物語が読み終わるのに時間がかからないジャンルを押し出して、活字離れした現代人に小説をもっと読んでもらおう(そして本を買ってもらおう)という意図があってのことではないでしょうか。

 上記はあくまで仮説なのでなんとも言えませんが、生協以外の本屋と比較してみたり、統計データや出版業界の状況などを調べたりして個人的に調査していきたいと思います。


 また、飲料コーナーも見てみました。アサヒ飲料の「スパイラルグレープ」が今月に大々的に発売され、当初は飲料コーナーの大きなスペースを取っていましたが、日に日にそれが小さくなり昨日見たときには1列分しか置いてありませんでした。生協を始め、コンビニやスーパーでも大きく取り上げられている事もあり、どんなものかと飲んでみましたが、どうしてこんなものをアサヒ飲料は許可したのかと商品開発部を疑いたくなる程全く美味しくありませんでした。個人的には日本コカ・コーラ社が販売している「ドクターペッパー」のような、癖があり(日本人には)万人受けしないが一部の人には人気がある飲料を目指したのではないかと踏んでいます(実際ドクターペッパーにファンタを混ぜたような風味でした)。しかしドクターペッパーは1885年から発売されている(現存する炭酸飲料では最古)という長い歴史と、アメリカではごくメジャーでよく飲まれている飲料だという背景があってこそ、日本人受けしない味でも日本でも販売が可能なのだと思います。ですから、「ドクターペッパー」と同じマニアックな方向性を目指すのならば、味の悪さを個性として肯定的に捉えてもらえるような大きなストーリーを作るべきで、それがない「スパイラルグレープ」は今後無くなっていくだろうというのが僕の考察です。多分半月後には無くなっているでしょう。

「スパイラルグレープ」については思うところがまだあるのですが、あまり長く書き過ぎるとよくないので次回にまわしたいと思います。

○坂本恵理奈(25期 6/26 10:59)
明治から新商品の「tororro」というチョコレートが発売されていました。
手で溶けないチョコの中にナッツクリームが入っています。
私はこれを見た時、森永の「ベイク」を思い出しました。
「ベイク」は手で溶けない夏でも食べれるチョコレートです。
「外はパリッと、中はとろける」というのを売りにしていますが、
「trotto」と違うのは中はクリームではなくチョコレートだという点です。
明治はこれを真似したのかなと思います。
「torotto」は宣伝に「外はサクッ、中はトロ〜リ」という文句を使っており、
ベイクをかなり意識しているように感じます。しかし、ただの溶けないチョコにするのではなく
中身をクリームにすることで、よりとろとろ感を出そうとしたのではないかと思います。
実際食べてみたのですが、個人的にはベイクよりもtorottoのほうがおいしいと思いました。
ライバル企業の真似をするのではなく、そこからさらに進化させようとする姿勢が大切なのだと思いました。

○笹井純也 (6/23 13:10)
今回はパンの置き方について書きます。
山崎のコロッケパンの隣にパスコのコロッケパン、というように違う会社で同じ種類のパンを固めて置いています。
同じ種類のパンの並びは2〜3列まででした。分類の仕方にも工夫があり、メロンパン、コロッケパンの分類は当然として、
スイートブールの近くには大きくて安いパンが置かれていました。味ではなく値段と大きさを気にする人向けだと思います。
店の入り口側(菓子棚の近く)には菓子パン、奥(おにぎり、丼の近く)に惣菜パンが多いです。
(なぜ入口に近くに菓子類、奥に惣菜、左奥に飲料なのでしょうか?)
棚の一番上の段はキャンペーン商品を置かれています。

「大きなしましまチョコパン」は半年後までは存在すると思います。理由として生協のオリジナル商品である事、
大きい割に安い価格、チョコという奇をてらわない選択があげられます。
ご飯は毎日食べても飽きないように、ロングセラーには不思議な共通点がありそうです。
「デリぱん 和風チキンポン酢じゅれ」はダメだと思います。来月にはなくなります。野菜が少ないのは仕方ないとしても、
歯ごたえもなければポン酢じゅれに偏りがあります。味も大きく魅力的ではありませんでした。



Z.刮目・今日イチ



○道幸祐太郎(25期 6/20 10:45)
今回取り上げられた小口ファンドにとても興味をそそられました。何より、自分と企業が近くある、という感覚が新鮮であり従来の株式投資とは違う点ではないかと思います。
同時に、このような新鮮さが一般に「受けている」のではないかとも思いました。

また後日、追記致します。

 ○木田世界 (25期 6/21 14:09)

 人の成長は直線的なものではなく階段状に上がっていくものであり、
いかに早く停滞期間から抜け出せるか、成長の幅がどれだけ大きいかは、
復習と課題を引き受けることによる、というお話に改めて気を引き締めたいです。
ゼミも、他の授業や部活、今まで読んだ本、留学などもしっかりと振り返り復習していく所存です。

 また、前々回のゼミで教わった、自分のものとして考える、直感的に引っかかったことを追求するなども、
今回のゼミの課題の中でも実践します。
もし自分が投資家や事業者であったのなら、二つのファンドにどのような印象を抱くか、考えていくつもりです。

P.S 道幸 素早い場立てありがとう。いくつか改行ミスなど(安藤チームが藤チームになってたりwww)
があったので、訂正しておいた。こういうミスがあると折角場立てしたものが、
適当にやったように見えて、もったいない。

○笹井純也 (06/24 0:36)
努力をしても、やり方や方向性が違うため身につかないのはありがちなことです。今回復習の大切さを学んだため、復習のやり方について調べました。
まず1度目の本格的復習のタイミングは、1時間後が理想です。2度目の復習は、寝る前まで(24時間以内)が目安です。そして3度目以降、全体を通して復習は徐々に間隔を広げる方が、同じ間隔で復習するよりも効果的になります(×3日ごとの復習 ○1日後、3日後、7日後……)。DWM(Day-Week-Month)システムという勉強法は、35分間1セットの勉強時間のうち40%を復習に費やすそうです。
時間感覚の鋭さ、科学的管理法がいかに重要な観点かが分かりました。この掲示板の上手な利用法が見えてきそうです。
また各個人で朝型、夜型の違いがあり、一律に朝(夜)勉強の効率が良いとは決まらないこともわかりました。なかでも「朝に生まれた人は朝型になり、夜に生まれた人は夜型になる」という話が胡散臭くも興味深かったです。私は大学に入るまでは朝型で、大学に入り帰宅が遅くなるにつれ夜勉強するようになりました。まだ夜はだらだらとしがちなので私は朝型なのかもしれません。そこで私の出生時間を調べてみたところ、なんと夕方でした。朝にも夜にも分類できません。出生時間と朝型夜型かの関係は本当にあるのか、疑わしいです。皆様はどうでしょうか?
どの分野をいつ学ぶべきか、今の習慣は本当に最適なのかを常に意識し、方向性を間違えずに行動できる人間になりたいと思います。

追記 (6/26 13:10)
今までの私の投稿を振り返ると、「いつか書きます」と言ってそのままにしている事がかず多くあります。
書いたことすら忘れていました。いかに復習していないか、いかに無責任かが露呈しました。反省しきりです。

○浦林幸輝(25期 6/24 21:32)
刮目という事で、最近自分が成長できたなと思った事について書きます。
前回のゼミ中の刮目で言った事なんですが、新たな考察を加えて改めて文章にしてみようと思います。

 当たり前にやっている人に取っては何て事無いとは思いますが、最近僕は自分の部屋を掃除するようになりました。
僕は元来ものぐさな人間ですので、自分の部屋が汚くても、面倒くさい、死ぬ訳ではないし、
などと考え、いつもそのままにしていました。
 しかし、このままではいけない!と一念発起し、最近とにかく少しでも部屋を掃除・整理整頓するようにしました。
すると、もちろん快適な部屋がきれいになった事での掃除の直接的な効果もあるのですが、
それ以上に思ってもいなかった精神的な効果もあったんです。掃除をする前と後を比べると、
掃除をするようになった後の方が物事に対する積極性が増して、自分が周りに(特に良い)影響を与えよう
と思うようになりました。自分では全くそういう事を期待せずに掃除を始めたので驚きました。
では、なぜそのような心境の変化が起こったのか自分なりに分析してみました。

 部屋が汚いと思うという事は、自分の部屋がこうあるべき、こうあって欲しい、
こうあったらいいなといった「理想」と、実際の部屋にゴミが落ちている、物が散乱している、
汚れているといった「現実」との間に乖離が生じているという事でもあります。
それのギャップが無ければ汚いとは思いません。
例えば大多数の人は森の中で枯れ葉が沢山落ちていても汚いと思わないでしょうが、
その人達も枯れ葉が落ちているのが生活する自分の部屋ならば汚いと思うでしょう。
これは森の中はこういうものだという「理想」と、
自分の生活する部屋に求める「理想」が異なるから生じる感じ方の差です。
つまり自分の部屋が汚いと思うのは、その部屋に対する「理想」と「現実」との間にギャップがあるということなのです。

 そして人間は自分の持つ「理想」と「現実」の間にギャップが生じるとストレスを感じます。
普通はこのストレスを解消する為に、そのギャップを埋める為の行動をとろうとします。
この場合だと掃除をしようとするという事です。
しかし、僕のような掃除をしない(しなかった)人は、ギャップを認識してストレスを感じても、
そのギャップを埋めようと動くという思考回路が自分の中で使われずに衰えているのです。
 だからこそ、汚いというストレスを解消する為に掃除をし、自分の持つ部屋の「理想」と「現実」の
ギャップを埋めていくいわば訓練の中で、その思考回路が養われました。そしてそのお陰で掃除以外の場面でも、
普段過ごしている中で何か「理想」と「現実」のギャップによるストレスを感じた際に、
それまでのように放っておかずに原因であるギャップを埋める為の行動を起こすようになりました。

 また、そうして自分が起こした行動によってギャップを埋めるという目的が遂げられ、ささやかな達成感が生まれます。
小さいながらも自分の起こした行動で結果が出せた事が積み重なり、ささやかな自分に対する信頼、
つまり自信が生まれてきます。そして「理想」と「現実」のギャップを埋める事が楽しくなります。
それがさっき述べた思考回路の発達と相まって、自分から積極的に
「理想」と「現実」のギャップを探して埋めるようになります。
こうしてどんどん周りの環境に対して積極的に働きかけて影響を与えるようになっていったと僕は考えました。

 以上述べたように、掃除には積極性を育むという思わぬ効用がありました。
少なくとも僕は掃除をするようになってから自分の周りの環境に対して積極的に働きかけるようになりました。
 これを読んでいる人の中に、なぜか分からないけどイマイチ物事に対して積極的になれないと悩んでいる人がいましたら、
まずは自分の部屋を見てくみてください。
もし部屋が散らかっているのであれば、まずはそこをきれいに掃除する事から始めることを強くオススメします。







削除キー 8888


[420] 題名:2013年度前期第10回ゼミナール活動報告 名前:渡邊 諒太 投稿日:2013年06月14日 (金) 12時15分

≪目次≫
T.基本情報
U.DVD視聴&ディスカッション
V.先生のお話
W.生協発見コーナー
X.本の交換会
Y.刮目・今日イチ



T.基本情報

【日時】6月12日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
藤田チーム:藤田、坂本、(道幸)、浦林、馬、(高橋)
安藤チーム:石嶺、安藤、三厨、木田、ジヨン(新山)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:渡邊、穂刈、本塚




U.DVD視聴&ディスカッション

<今週の課題>
 ・各チーム内での議論を通して出た疑問を調べる。
 ・大垣共立銀行(OKB)の独自性、OKBの独自性の障害、経営者の独自性、OKBのやり方、という形で分析し、考える。
 ・今まで見てきたDVDを希望者が同様にまとめる。


○木田世界 (25期 6・18 02:30)

DVD スーパーの経営分析

●マルエイ
・誰のためにやるか? 千葉各地の地域住民 安いものを必要にしている人、普段買い 
・何をやるか? 安売りスーパー

・人材育成、活用 
仕入れの商談会で即断即決できるバイヤーがいる
現場の社員が主体的にセール品を決め、社長が許可 現場主体の経営。
「社長、卵七円、2000個で行こうと思うのですが」
「なんで?」
「GW明けで来客見込めるので、卵で勝負したいです」
「いいけど、数出せよ」
競りで売れ残りに目星付け、「くさっちゃうよ、(一個)10円で売っちゃったほうがいい」
と買い叩ける、交渉力のあるバイヤーの存在 このような交渉術などの暗黙知の蓄積

・企業経営の独自性
8店で月2400万円赤字の目玉商品ローテーションセールという、大胆に、計画的に繰り返される安売り戦略。
・障害
コストカットの難しさ
・企業の経営者

社長「うちは当たり前のことやっている、他が変なだけ」
安売りというゴールに向け、論理的、合理的な手段を様々に考え実行している。
・(他の企業のやり方)
安売りもここまではできない
この企業は商品在庫が無くそのまま店内に運び入れるが、他のスーパーはそうしていない。

・なぜ他の企業はやらないのか、できないのか
安売りを可能にするためには、優秀なバイヤーや客の動きの分かる店長を育成する必要がある。現場の力の差。
(・その企業の提供する価値)

●京北
・誰のためにやるか 千葉各地の住民、ある程度お金のある人、良いものを買いたい人
・何をやるか? 本当に質の良いものを揃えた、高級スーパー

・人材育成、活用
本当に良いものを見つけられる熱意・技量・行動力を持ったバイヤーの育成
妥協するくらいなら、買わなくて(仕入れなくて)良いという理念、
文化がバイヤーに共有されている。バイヤーの裁量の大きさ。
カツオの鮮度が分かるなど、商品知識のあるバイヤー。いいものが来るまで
買うのを待つことが許されるという企業の姿勢。
味噌の味を見て、関東の客には会わないと判断できる、顧客を知り尽くしたバイヤー

・企業経営の独自性
高くてもいいものを置く。
8店しかないが、高品質のPBが150種もある。
・障害
人材育成
・企業の経営者
本当にいいものなら高くても買ってくれるはずという理念がある
柏で一番いいものを売っているというプライドがある

・(他の企業のやり方)
・なぜ他の企業はやらないのか、できないのか
バイヤーなどの人材育成ができない。お店へのお客様の信頼構築に時間かかる。
ここの店のものは高くてもうまいから買う、というお客の信頼。
他のスーパーはお客様に良いものを届けようという理念が無いからやらない。
・ほか かつては八百屋スーパー 近隣に高島屋などのデパートができ、
客が奪われる恐れと対抗心から高級化

●一期家一笑
・誰のためにやるか? 半径600mの住民 (一店舗のみ)
・何をやるか?良い惣菜の買えるスーパー
・人材育成、活用
従業員は3000人のお客様の顔と名前を覚えている。
・企業経営の独自性
惣菜が多い、元は弁当屋
収量の少ない地元の野菜、海産物も売っている。

・障害
末端の従業員をどのように動機付けし、多数のお客の名を覚えるようにするのか?
・企業の経営者
「大手と同じ個とをやっても負ける」工夫する精神。
・(他の企業のやり方)

・なぜ他の企業はやらないのか、できないのか
惣菜の手作り料理など、厳密にはマニュアル化できない
パートなど現場の従業員を動機付けできない
・ほか
少子高齢化、世帯の構成人数の減少→惣菜屋拡大のチャンス

●スーパー北野
・誰のためにやるか? 東京周辺の住民 他のスーパーを利用した帰りの客も
・何をやるか? 徹底的な品揃えのスーパー お客様の要望にとことん答える
・人材育成、活用

個別の商品選別も、商品構成(分野)も店長・店員の裁量
自分がうまいと思えるものを買うバイヤー、選ぶ店長
カレールーを本棚のように並べるなど、従業員のアイデア重視。

・企業経営の独自性
仕入れが本社一括でなく、店ごとに商品に根本的な違いあり
バイヤーたちは全国から商品を買い付け、ミーティングで店長たちに売り込む、
バイヤーの売る四割しかミーティングでは買われない。
バイヤー、店長が選び買う・売る際のプレッシャー、責任が大きい。

全国50店舗。(大)都市部が多いが、北海道沖縄にも出展、各地の商品発掘・開発の拠点として。
ニッチ狙い。ドレッシングやカレールーが100種以上ある。品切れないよう店舗間商品交換。
お客様のリクエストがあれば月に一本しか売れないものも置いておく一方、
常連のお客も楽しめるよう月に4分の1は商品を換える。

・障害
バイヤー、店長の養成。大きな選択権と責任を背負わせられるように。
全国の商品を集められる店舗規模が必要

・企業の経営者
社長は従業員に「自分がうまいと思えるもの売れ、それで失敗してもいい。責任は私が取るから。」
失敗を容認する企業風土
・(他の企業のやり方)
50店舗という、比較的多数あるチェーン店は仕入れは一括で行っている。
・なぜ他の企業はやらないのか、できないのか
商品開拓のために全国に店があるほうが有利、少数しか店舗が無いと厳しい
一方で各店の品揃えを変えるための人材育成。
・他
かっては安売りスーパー、しかし大型店の出店から、品揃えで勝負に。デパートなどでも出展。

〈編集後記〉
 これらのスーパーは何を共通してもち、何が普通のスーパーと違い、何がこの中で互いに違うのか?
まず、共通点としてあるのが、人材育成と信頼が一番の強みであり、他の企業が真似できないもの
だと思いました。現場に大きな責任を預け、社員を信用しまかせ、社員は安心して挑戦し、
顧客の信頼や期待があるということ、この条件が他のスーパーにとってのネックになっていると思います。
これらのスーパーの戦略の差異ですが、経営者の個性によるものも、
スーパーの歴史や規模によるものもあると思います。


○坂本恵理奈(25期 6/18 10:05)
1、OKBの独自性…@徹底した顧客目線のサービス
         A異業種研修
         B地域経済の活性化

2、OKBの障害…「銀行は金融業」としかとらえない従業員の反発?

3、経営者の独自性…徹底したサービス、ルールに縛られない考え方

4、多銀行のやり方…@鹿児島銀行:ファミマに独自のATM設置         
          「九州ATMネットワーク」により、福岡銀行・筑邦銀行・佐賀銀行・十八銀行・親和銀行・肥後銀行・大分銀行・宮崎銀行・西日本シティ銀行のカードによる出金については自行扱い。
          「九州ATMネットワーク」、及びJAバンク鹿児島とのATM手数料相互無料化 
          
OKBの独自性は、「地方銀行とは何か、どういった役割があるか」ということをしっかり考えた結果
生み出されたものだと思う。
地銀は都市銀行に比べ、誰のためにあるのか(地銀はその地域の企業や住民)ということが明確である。
私の地元でもそうだが、特に個人にとっては身近な存在であり、地元の銀行の口座は自然と開設する。
つまり、地元に愛され、信頼されることが地銀にとって重要であり、そのために、「顧客目線のサービス」が生み出されたのだと思う。
そして、その「顧客目線」というのが、「顧客が期待するもの」を提供できている要因だと思う。
また、地銀は大手都市銀行とは違い、相手にする法人は地元企業である。それをはっきり意識したからこそ、商談会を開催し、その企業が成功するようプロデュースまでしようとしたのだと思う。
OKBの独自性はそのまま経営者の独自性であるように見えるが、日頃から従業員にサービスの意識をしっかりもたせ、異業種研修を行い新しい視点を
持たせることで、仮に今の経営者が引退しても、大垣の独自性は維持されていくと思う。


○藤田航平(25期 6/18 19:00)
・OKBの独自性
 ドライブスルーATM、年中無休の店舗、移動店舗、ポイント制度、「コンビニプラザ」など、
 顧客志向の様々なサービスの提供 

・OKBの障害
 銀行の常識、銀行のイメージ
 サービス提供にかかるコスト

・経営者の独自性
 銀行をサービス業として考え、これまでのルールや金融業という枠にとらわれない自由な発想

・他行のやり方

OKBの独自性として最も顕著なのは、これまでにない徹底した顧客志向のサービスを次々に展開していった点だと思う。
その障害として、「銀行はこうあるべき」といった固定観念や、
それに当てはまらないサービスにコストをかけるのかといった問題があったが、
経営者の、銀行はサービス業だという考えや、自由な発想で乗り越えられたのではないだろうか。
OKBは、地域住民のために、サービスを提供する。というはっきりとした定義が、
この大きな変化と成功につながったのだと思う。

〇三厨昌平(25期 6/19 3:00)
1.日本M&Aセンターの独自性
 ◇ネットワーク:会長の全国の会計事務所との人脈+社長の全国の金融機関との人脈
 ◇中堅中小企業のM&A成約実績No.1:中小企業に圧倒的な信頼を得ている
 ◇分析に、社長の長年の経験からの視点が蓄積されている

2.経営者の独自性
 元々この会社は現会長の分林さんに現社長の三宅さん(二人とも外資系コンピュータメーカーに勤めていた)が協力する形で設立された。
 ◇分林さん:全国の中小企業・会計事務所にコンピューターシステムを販売していた時の人脈が
       現在の日本M&Aセンターの会計事務所ネットワークになっている。
 ◇三宅さん:金融機関にシステムを企画・販売していた時の人脈が
       現在の日本M&Aセンターの金融機関ネットワークになっている。
       また設立以来、数百社のM&A成立に関わった経験から、中小企業のM&Aノウハウを会社に確立させた。
       三宅社長のブログ→三宅卓のブログ M&A裏話
 
3.独自性から生まれる障害(目的がはっきりしているだけに思い浮かばないのですがor分析不足です。。。)
 ◇企業分析とマッチングに時間が掛かる

4.他社のやり方(「M&A仲介」でググってみて出てきた3社について見てみます。)
 ◇ストライク:公認会計士が主体となって設立
        インターネット上でM&A市場を運営
        →信頼感醸成のためではない
 ◇パートナーズ:買い手と仲介者中心のサイトを運営
         →買い手が買収案件を探す。売り手へのリスペクトが無い
 ◇MAパートナーズ:月額で着手金+成功報酬
          →日本M&Aセンターは最初に着手金を「若干」+成功報酬

5.事業規定・人材育成・人材活用
 事業規定:守るべき技術やノウハウを持った日本の価値ある中小企業の存続と発展に貢献すること
 人材育成:売り手と買い手にそれぞれ一人の担当者に企業or事業の譲渡・買収まで(もちろん先輩のサポートや助言はあるが)対応させ、
      一連の業務を全て一人で熟せるように育成させる。
 人材活用:100人ものコンサルタント(公認会計士あるいは税理士の資格保持者)が一堂に会してマッチングを行う。

V.先生のお話
 
理解のレベルには低い方から「知る」「わかる」「できる」の三段階、
意思決定のレベルには低い方から「選択肢から選ぶ」「選択肢を捜し出す」「問(題)を自ずから選定する」
の三段階があり、互いに大きくかかわりあっている。
物事の意味、機能が「わかる」、そこから「できる」、という理解と
「問(題)を自ずから選定する」という意思決定が出来るように、
今回OKBや他のDVDについての課題を含めて普段からこの形を意識することは、今後の将来に大きな力となる。



W.★★生協発見!!コーナー!★★
この1週間、生協で発見したことを各自一つ以上書いてみましょう!1番乗りの人は自分のチームに10ポイントをあげられます!
○安藤(25期,06,17,23:40)
今日生協である商品を発見しました。
その名も「コアラのマーチ 七夕限定」というものです。これまで売れていた商品の派生型の商品ですが、この商品は一味違い、
味に加えて、お菓子そのもののデザインを七夕限定にして売り出しています。
調べてみるとこれまでもロッテはひなまつり限定や受験応援限定デザインのコアラのマーチを売り出しています。
これはお菓子という商品自体がすでに消費者の空腹を満たすものであるだけでなく、所有欲などを満たす一種のブランドアイテムになったということが言えるでしょう。
そのうちコーラなどのジュースでも限定カラーなども出てくるのではないでしょうか。

○笹井純也(06/18 1:59)
前回あんなに批判していたビターレモンが復活していました。四列も並べてあり、非常に驚きました。私の味覚が少数派なのでしょうか?

「いろはす」と「あなたのお茶」が常温で売られていました。値段は冷えたものと同じです。
私は場所が余ったから生協が売りだしているだけだと予想しました。
しかしネットで調べてみると、デイリーヤマザキが導入し、@胃腸、健康を大切にしたい。A鞄を濡らしたくない。B冷えた飲み物が嫌い。という理由で売れているそうです。大手企業のアンケートによれば、常温飲料を買いたい消費者は4割もいるそうです。また、ネットで調べても1〜2日前の記事しか見つからず新しい試みでした。
常温飲料とは目からうろこでした。クールビズの浸透と、室内の冷房が当然になったから常温飲料のニーズが増えたのかもしれません。私にとっては普段の冷たさでは冷た過ぎますが、常温ではぬる過ぎます。中間の温度がほしいです。ところで、先週水曜日にはすでに常温飲料が売られていた気がします。生協はいつ導入したのでしょうか?

○藤田航平(25期 6/18 15:40)
不二家からカントリーマアム黒蜜かりんと風味と、はちみつカステラ風味が発売されていました。
カントリーマアムというお菓子の味が
かりんとうやカステラといった他のお菓子の味というのはなんとなく違和感を感じますが、
最近はチーズケーキ味や杏仁豆腐味など、そういった商品も多いような気がします。
見たこともないような商品が特殊な味で発売されてもなかなか手を出しにくいですが、
カントリーマアムのような定番商品からそのような新しい味が登場すると試してみようという気になります。
定番商品の人気の維持や再燃には有効な手段なのでしょうか。

○陳媛

ブラックサンダーは皆さんにとってすでに新鮮なものではないと思います。
しかし、私がブラックサンダーと出会ったのはつい最近のことです。
友達からもらったご褒美がきっかけでした。すごくおいしかったので、
その日(6月4日)のうちに生協でブラックサンダーを探してみました。
そこでは、ブラックサンダーは単独的に並べられ、在庫も明らかに他の
食品より多かったです。人気ナンバー1というスローガンも掲げられていました。
先週生協(6月11日)で見たところ、ブラックサンダーはすごく売れていて、
残った数本しか並べてなかったです。

 こんなに売れる理由は、まずはやはり味だろうと思います。
ザクザクの食感のプレーンビスケットと口どけのミルクチョコレートは
絶妙の組み合わせです。食べた満足感を与えられ、お値段(30円)もすごく手頃です。
このぐらいの値段の他の商品(ポテトチップスなど)と比べると、
大きさもちょうどいいですし、鞄に入れても場所を占めません。

 しかし、自分の住んでいる町(山梨県都留市)にはどこの
スーパーにもブラックサンダーを見当たりません。
なぜかとずっと疑問に思っていました。都市では人気があり、
地方ではそうでもないのでしょうか?調べたところ、

ブラックサンダーは主に若者が集まる大学の生協やコンビニで販売されています。
高齢化がすごく進んでいる地方では需要はそれほど高くないだろうと思います。

 私はよく八王子のドンキーに行っています。日本に来てからずっと。
確認したら、ドンキーにも売ってます。ずっと行ってたのに、
ブラックサンダーを買ったりしませんでした。こんなに安いのだから、
きっと美味しくないだろうと思ったからです。まだ日本に詳しくない
外国人の私のような顧客の場合に、ドンキーも生協のように
人気ナンバーワンというスローガンを掲げてあげれば、
買ってくれる人はもっと増えるでしょう。

○坂本恵理奈(6/19 6:50)
コントレックスという硬水が入荷されていました。リクエストがあったそうです。
私は初めて知りましたが、コントレックスは硬水の中では有名なブランドで、
カルシウム・マグネシウムを多く含んでいるため、ダイエット中のミネラル補給に
役に立つとして一時期大変ブームになったそうです。
日本人は普段軟水を飲んでいるため、独特な硬水の味は苦手だという人が多い中、
500mlで180円というちょっとお高い水が売れるというのはすごいことだなと思います。
一見受け入れられそうにないものでも、流行にしてしまえば売れてしまう。
そして、全く知られなかったものが、流行によって一気に知られるようになる。
認知度を上げるという点でも、流行を生み出すというのは戦略の一つになるのでしょうか。

〇三厨昌平(6/19 15:34)
新商品を買ってみました。
夕張メロンソーダ(ポッカサッポロ、6/18発売、¥140)
(ア)外観
「数量限定」「夕張市農協 協力商品」「北海道産夕張メロン」
「北海道産夕張メロンの果汁を使用したちょっと贅沢な炭酸飲料です。」に惹かれる。
ただし果汁は1%。

消費者として:値段設定は従来のペットボトル飲料と同じなので、手を伸ばしてみようという気にはなる。


(イ)実際に飲んでみて
確かにメロンの味がする。炭酸があまり強くないので、口の中を刺激せずにメロンの風味を味わえる。ただ、後になると飽きてくる。

消費者として:メロンの風味は味わえたのでOKであるが飲んでるうちに飽きてしまうので、それ以上飲もうとは思わない。




X.本の交換会
今回のテーマは「小説」でした。

渡邊 アガサ・クリスティ『そして誰も居なくなった』早川文庫 A-
石嶺 有川浩『阪急電車』幻冬舎文庫 B-
藤田 宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』文春文庫 B+
坂本 伊坂幸太郎『砂漠』新潮文庫 B+
馬  安能務『三国演義』講談社文庫 A+
中村 ジェームズ・クラベル『23分間の軌跡』集英社文庫 A-
三厨 山崎豊子『沈まぬ太陽』新潮文庫 A-
安藤 三島由紀夫『金閣寺』新潮文庫 A+
木田 川村次郎(編)『鏡花短篇集』岩波文庫 A
李  マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』集英社文庫 A+
阪本 キャスソン・ストケット『ヘルプ』集英社文庫 B+
黄  村上春樹『1Q84』新潮文庫 B+
陳  魯迅『他十篇』岩波文庫 A+
浦林 森博嗣『すべてがFになる』講談社文庫 B+

三戸先生 
E・Sガードナー『どもりの主教』ハヤカワ文庫 A
ディック・フランシス『大穴』早川文庫 A
陳舜臣『西遊記』A-
宮城谷昌光『沈黙の王』文春文庫 A-
柴田錬三郎『眠狂四郎法帖』新潮文庫 A-
山本周五郎『城中の霜』新潮社 A+    
↓先生、ご指摘有難うございます。6/17 19:00追記致しました。

下の二冊は、先生に、正義論の観点から読むべき小説としてご紹介頂いたものです。
・司馬遼太郎『坂の上の雲』文春文庫 A+
日本人の歴史観に一番大きな影響を与えた一冊。
あらゆる戦争反対という立場ではなく、勝てない戦争反対という立場が力を得ていく一端となった作品

・星新一 『人民は弱し 官吏は強し』新潮文庫 A+
厚生省や同業者が星製薬の社長、星一(星新一の父)をイジメ抜き、死に追いやった過程が書かれている。
こんなことがあっていいのか、と思える小説

⇒@『西遊記』の著者は陳舜臣だ。
 A以前から気になっており、前回もそうだが、本の交換会の時、そのテーマに関するコメントや、
  出さなかった「お薦め本」についてもきちんと書いておいて欲しい。
   何のためにこの掲示板はあるのだろうか?
   書かれた記録は最低限でいいのだろうか?

▼勝手に選んでみました、本紹介スピーチ、木田賞。
初の受賞者は……..藤田!
浦林とも少し迷いましたが、やはり藤田の紹介は技あり!だった。

30秒ほどの短いスピーチ。
ミステリー短編集ですという紹介のあと、

しかし、この本で読んで欲しいのは、唯一つ、第三編のサボテンの花。
これだけ読んでもらったら、あとはただでブックオフに引き取ってもらってもかまいません。
この話だけで一冊分の価値があります。それだけ面白い話です。
この一話で、評価はBプラス。
ぜひ読んで下さい!

本の交換会で、これはブックオフには売れない、というのは予想できるけれど、
まさか、売ってしまってよいという勧め方があるとは…!
「しかし」、という言葉をいきなり持ってくるのも、繰り返しをうまく使ってるのもいい。
五行でコピーをつくるのは、こういう形なんだなという良い一つの例だった。
▲木田世界 (25期 6.14 14:23)


Y.刮目・今日イチ

○渡邊 諒太(26期、6/13 12:10)
場立てが遅くなりご迷惑をおかけしてすみません。
本の交換会、先生のお話の項目はすぐに書き足します。
またこのようなことの無いように今回の事を踏まえ今後に活かします。

 自己紹介とは何の為にするのか、生まれて20年間、一度もこのようなことを考えたことはありませんでした。
ただ自己紹介しなさいと言われたからする、考える事無く続けていたことを恥じます。
集団に受け入れてもらう為に自分を知ってもらうこと、関心を持ってもらうこと、良い印象を持ってもらうこと。
胸に刻んで、改めて次回自己紹介をします。

(6/13 17:29追記)
 V.先生のお話をまとめました。また、木田先輩からのご指摘があったので短めに改行を加えました。
本の交換会の項目はしっかり準備でき次第掲載します。不備があったら教えてください、よろしくお願いします。

○ 木田 世界 (25期 6.14 13:59)

渡邊くん、場たてありがとう。反省点に関しては、次回に生かそう。
来週の自己紹介、楽しみにしています。
書き込みの形式について、一行の長さはもう少し短めにしてみたら見やすいかもしれません。
(この長さならほとんど問題にはならないかもしれないけれど。)

 知る、わかる、できるの違い。
意味がわかるとは、価値(大切さ)と機能(仕組み)がわかるということ。
選択肢から選ぶ、選択肢を探し出す、問題を考える・目的やコンセプトを考えることの差。
議論のテーマを決める際、選択肢を出すところまでしかできず改めて、
わかること、できることも問題を見出すこともできていないと嫌なほど痛感しています。

 思えば一年前ゼミに入った時から、自己紹介においてコンセプト、狙いを考えることの重要さを教わりました。
自分たちは本当に成長しているのか?歯がゆいです。

 また、さまざまな情報を一枚の図にする、ということを今回のゼミで学べました。
ビデオの中の一つ一つの要素の意味を抽出して、お互いどのような関係があるのか考えること、
そして、図式を使った抽象化によりほかのものと比較すること。この二つも分析の基本だと感じました。

 今までのゼミでは、二つのビデオを見てすぐの比較を行っていましたが、
ひとつのビデオからどのように情報を引き出し識見を深めていくという作業がおろそかになっていたと思います。
割り振られたDVDをしっかり分析していきたいです。

○笹井純也(6/15 19:50)
今回は体調を崩し欠席してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
また、前回(6/6)の生協発見コーナーと括目・今日イチの欄に書き込むはずが、前々回(5/31)に書いていました。このような細かい確認のミスが、ひいては体調管理不足にも及びます。5月中旬に体調を崩し、それが完全に治らないうちに心と体に負荷をかけたためぶり返したのだと思います。
本当に自分は反省を活かせているのだろうか、表面だけで活かしたつもりになっているだけではないか、と不安になります。
まずは次回以降も最低でも週末までには掲示板に書き込むことを目標とします。

ちなみに、紹介しようとしていた本は吉川英治の『宮本武蔵』です。この本は村の暴れん坊の宮本武蔵(たけぞう)から、天才宮本武蔵(むさし)への成長を描いた物語です。
武蔵、佐々木小次郎、沢庵和尚などたくさんの魅力的な登場人物が出てくるのですが、その人々と出会ううちに武蔵はどのようにして「人らしい人」になるかを模索し始めます。
生きることと人らしく生きることは決定的に違います。今、少しでも「人らしい人」とはどんな人か、どうやったらなれるか、迷った方はぜひ読んでみてください。評価は文句なしのA+です。
すでに交換用の本を購入していたので、現在家に2冊あります。欲しいという方はいらっしゃいますでしょうか? また青空文庫にもありますので、ぜひ読んでみてください。

(6/15 20:22 追記)
すみません、確かに5/31の欄にあったはずなのですが、見つかりませんでした。
5/31の分は書き直しますが、ここに暫定的な要約を書いておきます。
生協コーナーの内容は、そのゼミの日はレモン味が多かったためレモン味のパンと飲料の評価・感想を書きました。
先月は梅味、今週はレモンという旬のずれを感じ、来月はパイナップル味と予測しました。しかし週明けにはレモン味が一掃されていて予想とは全く違いました。
反省点は評価の際に値段を記録しなかった事でした。
刮目の内容は掲示板への投稿が遅くなる事への反省と、次回は早く書き込むという宣言でした。
次から投稿内容の控えをとるようにします。

○安藤(25期)
大垣共立銀行の経営をDVDで観ました。
そこで疑問に思ったことはあのように変化に適応できる企業と、一向に変わることのできない企業、
柔軟な発想で顧客満足を高めていく企業と、それができないままの企業、
それらの根本的な違いとは何なのかということです。経営者なのか、歴史なのか、
他の外的要因は何なのか。これは調べれば出てくる問ではありません。
自分の頭で考え、仮説を立て、検証していきたいと思います。

○藤田航平(25期 6/17 23:53)
本の交換会木田賞、栄えある初の受賞者に選ばれ、大変光栄です。
まだまだ未熟者ですが、もっと成長したいと気が引き締まりました。ありがとう。
去年ゼミに入ったばかりの頃と比べて、最近は本の紹介を楽しんでできるようになってきました。
その本の魅力はどんなところで、その魅力をどのように伝えれば聞き手を惹きつけることができるのか。
短く簡潔に、しかし個性的に紹介文を組み立てて行くのは難しくも楽しいものです。
本の交換会は、様々な本と出会えるだけでなく、プレゼンの力も鍛えられるということを実感します。
今はまだ紹介文の内容にばかり気が取られてしまいがちですが、
それを伝えるための話術についても、もっと勉強していきたいと思います。

○浦林幸輝(25期 6/18 19:04)
 刮目を先週の金曜日に書いていたのですが、どうやら消えてしまったみたいです…。
コピーしたものを残しておけば良かったのですが、それもつい怠っていました。ですので新しく書き込もうと思います。
 活動報告掲示板を見てみたら木田賞というのができていて驚きました。
こういう試みはやったことに対する再確認をする良い機会になるので素晴らしいと思います。
ただ、受賞は逃してしまったことは悔しいです。今回のスピーチで、
自分はスピーチの始めの部分に余計な話を組み込んでしまうという欠点が自分でもよく分かりました。
なので、今回の反省を次回からのスピーチに活かしていこうと思います。
そして次回の本の交換会ではより良いスピーチを考えて、ぜひとも木田賞を取ろうと思います。

 また、今回のゼミの最後の刮目で最近少し成長できたなと思えた話として「掃除」について話しました。
先生にその事について後でまとめて掲示板に書いてみろと言われ、ぜひやってみようと思ったのですが、
この日に書こうと決めていた日に体調を崩してしまいました。
また、他者にいい文章だと思わせるような物を書くのはそれほど文を書いた経験の無い自分には難しく、
余裕を持って書こうと多めに時間を取ったつもりでしたが、それでも足りませんでした。
ですので、申し訳ないのですがまだ掲示板に載せられるような文章にまとめる事が出来ておらず、
今回の課題として掲示板に書くのは間に合いませんでした。出来るだけ早く仕上げ来週の刮目で書いてみようと思います。

○坂本恵理奈(25期 6/18 20:31)
本の交換会木田賞、いいですね!
評価された人がうれしいのはもちろん、他の人の勉強になると思います。
私も藤田君の紹介は上手だなと思いましたが、掲示板に書いてくれたことによって参考にすべき点がわかるし、
改めて自分の紹介と比較することもできました。木田君ありがとう。
今回、大垣共立銀行のDVDを見て議論をしました。木田君も言っているように、前回の2回と比べて1つのDVDについての理解は深まりましたが、
そこから何を得たいのか、というところまでたどり着けませんでした。
1つ1つ気になったこと、疑問に思ったことを検討し、そこから何を知りたいのか。
そして、いかに「自分のこと」として考えるか。この2つができていなかったために、
ただ選択肢を出すだけになってしまったのだと思います。
次回もう1度DVDを見るので、今回の反省を生かしたいです。

〇三厨昌平(25期 6/19 4:30)
今回のゼミで一番勉強になったのは、

できる
 |
わかる[意味、機能]=価値     ・・・・現在のゼミ生学習状況
 |
知る (低次元)

という、「理解のLevel」と、


問(題)を自ら選定、設定
 |
自分で選択肢を探し出す       
 |
与えられた選択肢から選ぶ (低次元)・・・・・現代日本の教育目標

という、「意思決定のLevel」

であり、日本の戦後教育は「与えられた選択肢から選ぶ」ことを追求してきたため、
そこについてのエリートが社会にマジョリティとして日本経済や社会を動かしており、
それが現在の日本の姿である、ということです。

そして現在では大企業に限界(環境問題+資源問題、日本ではそれに加えて少子高齢化)が来ていて、
それは大企業は20世紀型教育モデルに適応したものであるから、ということ。

20世紀モデルに適応してきた人は21世紀型のビジネスには不適応になりうるので、
そこに当てはまりつつある国大生たる三戸ゼミのゼミ生は、理解のレベル・意思決定のレベルともに
高次元に引き上げて、学べ。

ということでした。



「なにをするのか、なぜするのか」と際限なく先生に問いかけさせてしまう私たちは、やはりまだ今まで受けてきた
(そして今も大学のどこかで受けている)20世紀型の教育方法から抜け切れていないのだ、ということを
改めて、それも現代社会についての理解も含めて痛感させられました。
そこから脱出するには、先生のご指導に従って、自分から学びに行かなければ何も身に付きません。
うまく「考えながら」生きる習慣を身につけるために、本当に限られた時間しかないですが
その時間を精一杯自分の学びのために使おうと思います。


削除キー 8888


[419] 題名:2013年度前期第9回ゼミナール活動報告 名前:李 芝ヨン 投稿日:2013年06月06日 (木) 00時18分

≪目次≫
T.基本情報
U.工場見学先候補決め
V.DVD視聴&ディスカッション
W.先生のお話
X.生協発見コーナー
Y.刮目・今日イチ


T.基本情報

【日時】6月5日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
藤田チーム:藤田、坂本、道幸、浦林、(馬)
安藤チーム:石嶺、安藤、三厨、木田、ジヨン(新山)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:渡辺、笹井


U.工場見学先候補決め

希望者のもっとも多かったのが花王ときりんでしたので、7月4日に花王工場見を予定しています。


V.DVD視聴&ディスカッション

<今週の課題>
 ・未来工業の成功要因について考える。
 ・亀田、MANI、いろどり、マルマツ、中村ブレイス、未来工業。6社の共通点・相違点を考える。
 ・伊那食品の成功要因やそこから得られるものについて考える。

・藤田チーム
 (1)未来工業の成功要因について考える。
 常に考える事。アイデアを広く社員から募集する体制をとり、少しでも会社が良くなる・顧客のニーズに応えるための改善を怠らない。
 従業員を大切にする。
 (2)亀田、MANI、いろどり、マルマツ、中村ブレイス、未来工業。6社の共通点・相違点を考える。
  提供するサービスを常に改善(亀田、MANI、未来工業)
  ニーズの発見(中村ブレイス、いろどり)
  競争を取り入れる(いろどり、亀田、MANI)
  サービス産業(第3次産業)でない、商品を全国や世界へと販売している(マルマツ以外)
  
 (3)伊那食品の成功要因やそこから得られるものについて考える。
  @成功要因
  年輪経営→無理をすると人財不足、管理体制などが追いつかずボロがでる
      →無理をしないから危機的な失敗をせず、少しずつ着実に成長
      →「寒天」という成熟した市場だから激しい成長が求められなかった
       (例えば家電製品業界であれば急速なイノベーションが求められ、年輪経営は出来ないだろう)
  日本的経営(終身雇用・年功序列)
      →年輪経営のおかげ。年々成長するから従業員に対して手厚い待遇を与えられる
        →社員が会社の為に能動的に働くようになる
  A得られるもの
 市場が成熟した産業では急激な成長よりも安定した低成長の方が適している
 日本的経営が成功するには安定した企業の成長が必要

・安藤チーム
 (1)未来工業の成功要因について考える。
  権限移譲に成功しており、社員全員が会社の改善のためのチャレンジをする動機付けに必要なもの(賃金、休日、生産性)を惜しまないこと。

 (2)亀田、MANI、いろどり、マルマツ、中村ブレイス、未来工業。6社の共通点・相違点を考える。
  〇商品の徹底的な改良が成長をもたらしている(亀田製菓、MANI、未来工業)
  〇新しい需要の発掘(いろどり、中村ブレイス)
  〇経営者が明確な経営理念を持ち、それが社内に浸透している(マルマツ、未来工業)

 (3)伊那食品の成功要因や(2)との共通点、そして学んだことについて考える。
  @成功要因
  ・年輪経営
   会社の急成長を防いだ。製品の値段が安定しなかった時代から製品を作っている会社だけあって、ブーム問わず安定して買って
   くれる消費者のためでもあった。
  ・安定的な雇用制度
   具体的には、年功序列の給与体系と終身雇用という日本的経営であり、
   これにより労働者数が安定し、製品も安定して供給できる。
  A共通点・相違点
   〇どうすれば会社のために社員が良い気持ちで最大限の能力を発揮できるか、という観点で雇用体制が敷かれている
    (未来工業と共通)
   〇自社商品が国内に高いシェアを持つ(MANI、未来工業と共通)
   〇高齢者が活躍する場がある(いろどりと共通)
  B学んだこと
   権限は委譲しながら責任は上が取ることができている会社は結果を出すのだということ。(特に未来工業と伊那食品)


以下はゼミで考察した、未来工業を除いたパート1の企業の成功要因です。

―亀田
・上位8位以内の商品だけを優待する→8位に入れるための競争(商品の常に改良)につながる。

―MANI
・世界一の高機能の商品ではないと売り出さない。

―いろどり
・葉っぱのニーズを初めて発見し、それを企業化/市場化させた。

―マルマツ
・データだけではなく、それと一緒に社長の経験やカンを合わせてからこそできた正確な需要予測。

―中村ブレイス
・単によく動く義足や義手ではなくて実物と同じく見える義足や義手そして指さえほしがっている人たちがいるということ、すなわち新しい需要を発掘した。


W.先生のお話
自分で考えるのがなにより大事であるが、多くの人はそれをスルーしてしまう。
人のことだと考えるのではなく自分のことだと考えること。例えば、生協でものを買うときに「どれがもっと美味しいか」を考えるのではなくて生産者がどんな工夫でこれを作り、置いてるかを考える。伊那食品の社長が出張に行くたびにスーパーマーケットに寄って何を寒天で作られるものを探してみるのように。人のことではなく、自分のことだと考えることで世界はだいぶ変わる。


X.★★生協発見!!コーナー!★★
この1週間、生協で発見したことを各自一つ以上書いてみましょう!1番乗りの人は自分のチームに10ポイントをあげられます!

○坂本(25期 6/9 0:13)
菓子パンコーナーに、レモン味のパンが新しく数種類入荷していました。
調べてみると、ジュースやお菓子、化粧品など、6月にレモンの新商品がたくさん出ています。
レモンの収穫時期なのかと思いきや、種類にもよりますが、10月下旬〜12月下旬か1月上旬〜3月下旬
が収穫時期のようです。ではなぜ今レモンなのか…。調べたのですがわかりません…。
レモンのさわやかなイメージやさっぱりとした感じが夏にぴったりだからでしょうか。
もし誰かわかった方がいたら教えてください!自分でももう少し考えてみたいと思います。
○ 木田 前にレモン関連の商品で、クエン酸による疲労回復効果をうたった商品があったと思う。夏ばて対策にも、さわやかさも売りになるのでは?


○木田世界(25期 6/ 10  15:34)

なかなか分析方法が分からないので、ひとまずご当地商品とテーマ設定して観察を暫く試してみます。

くずし豆腐の京だしスープ152円 ラベル:和傘の写真 「京都」の文字  ロゴ:ことりっぷ(*働く女性の週末旅行の雑誌 旺文社)おススメ ポップのサブタイトル:「女子に大人気!」エースコック(本社は大阪、全国展開 従業員約680名 地域限定商品に力を入れている。タニタ食堂、CoCo壱などとの提携商品、学園祭への商品提供も) 

北海道ハスカップ&メロン味 ぐみ 沖縄パッションフルーツ&シークワーサー味 ぐみ 94円 カバヤ(*従業員約570名の中規模企業 岡山、関東、大阪に工場)

くま(レ)もんキャンディー 141円 ロゴ:くまもとサプライズ(*熊本の町おこし団体)

ホイップメロン富良野パン 110円 パスコ(*名古屋に本社、全国展開 従業員3900人)

かぼちゃのクランブルケーキ 125円 ロゴ:味わう北海道 ラベル:北海道産かぼちゃの
あん使用 ヤマザキ
 
夏飴 期間限定 宮崎マンゴー&沖縄パイン170円 ラベル:沖縄産パイン果汁 宮崎県
産マンゴー使用 キャンペーン:10000円が当たる ライオン菓子 (本社東京 工場は福島のみ 従業員規模不明)

全体として、地方の団体や小さい会社がその地域の商品を売るというよりも、
全国展開している中規模・大手の会社が商品戦略の一環でやっているものが多かったです。
崩し豆腐の京だしスープが、ことりっぷの協賛で売られているのに関心しました。
スープ自体のブランディングにも、雑誌の売り上げにも、京都への集客にも貢献できる戦略だと思います。
菓子の袋は食べるときによく目に入るので、広告手段としてはwebやCMなどより強力かもしれず、
このような広告が活用されていないのはある意味もったいない気がします。

→ゼミ生 町おこしとも関わってくるので、ご当地商品があれば今後の観察日記のネタにしてはどうでしょうか?m(-_-)m

○藤田航平(25期 6/11 0:10)
JTの「辻利ゆず緑茶ソーダ」なる飲み物が新発売されていました。
POPには、「担当者おすすめ!!緑茶・ゆず・炭酸をバランスよくブレンドした初の炭酸飲料です。
さっぱりしていておいしいですよ」とありましたので
飲んでみたのですが、畳味のサイダーでした。少なくとも僕の好みではありません。
なぜJTがこのようなトリッキーな取り合わせの商品を開発したのか、
また、なぜ担当者はこのような一見キワモノとも思える商品に比較的真面目なPOPをつけたのか。
謎が深まります。むしろPOPで畳味のサイダーとして好奇心や冒険心を煽ってみるというのはどうでしょうか。

○陳媛 抹茶製品がたくさん出ています。抹茶ミルキー、抹茶カントリーマアム、抹茶KIT-KAT、抹茶入りの伊右衛門など。青香、コク、甘味がある抹茶菓子、お茶などに入れると、心地よい香りの余韻が口に残り、すごく人気を呼んでいます。抹茶はずっと前から健康的なイメージがあり、ビタミン豊富、長生きできます。抹茶製品はおしいさ、心地良さを顧客に味あわせるだけではなく、健康的であるという顧客の心理作用をも掻き立てています。これが抹茶製品の人気の原因だろうと思います。
中国にはまだ抹茶食品は日本ほど浸透していません。(少し高いイメージがあります)だが、おいしいイメージがあります。中国人の健康志向が年々高まっています。抹茶食品を中国で人気を呼ぶためには、「健康的食品」をアピールし、価格に工夫を凝らすのが課題でしょう。




Y.刮目・今日イチ

○李 ジヨン(25期、6月6日 00:10)
できるだけ早く場を立てたほうがみんなが課題などをするによりいいんじゃないかと思い、ちょっと早めに場を立てみました。
足りないところは後で書き込みますので、「これ足りない」とか「これ間違ってる」という方はぜひ話してください!

○安藤(25期,06/06,23:53)
素早い場立をありがとう。はやく場立をすれば皆が学ぶ機会が増える。素晴らしい考えですね。
この機会を逃さないように一番乗りさせてもらいます。
今回のゼミでは刮目でも述べたように、「少ない情報から自分の頭で仮説を考え検証すること」の大切さと
このゼミがその能力を身に着ける格好の場であることに気づきました。
毎回のゼミで頭をフル回転させ、知識に邪魔されないように「考える」ことで問題解決の力を身に着けていきたいと思います。(続く)

○浦林(25期 6/8 0:56)
 僕も安藤みたいに木曜の内に書こうと思っていたのですが、掲示板を書く時間ぐらいあるだろうと高をくくっていたらあれよあれよという間に次の日(正確には次の次の日ですね)になってしまいました。自分の(タイム)マネジメントもしっかりしないといけませんね。
 今回のゼミで先生のお話を聞いて、僕が色々な事に対して「自分の問題」だと考えていなかったことに気付きました。確かに今まで自分の人生を振り返ってみると、物事に対してどこか一歩引いた、他人事のような気持ちで物事に対して接してきたことが多かったように思います。折角その事に気がつけたので、これからは物事を自分の問題だと思い、それについてよく考えるようにしていこうと思います。もちろん、ゼミの課題に対してもこれまでのような受け身の姿勢ではなく、自分の課題だと思って積極的に関わっていこうと、そしてそれが出来るよう自分のマネジメンを上手にやっていこうと思います。

○坂本(25期 6/8 23:45)
今回学んだことは、2つあります。
1つ目は限られた情報から何かを引き出すことの難しさです。
安藤君が刮目で言っていましたが、DVDという限られた情報の中から、知識に頼らず考える。
いろどりの成功要因を考えるとき、「葉っぱ1枚25円は高い」と思ったにもかかわらず、ネットを使った
競争システムにしか目が行きませんでした。まずは「葉っぱ1枚25円は高い」という直観に基づき考える。
これがいかに難しいかを実感しました。
2つ目は言葉の定義の重要性です。
MANIの成功要因を考える際、「高品質」なのか「高機能」なのか、というお話がありましたが、
先生が「品質ではなくて機能じゃないのか?」とおっしゃったとき、私は正直あまりピンときませんでした。
そこで、品質の定義を調べてみたところ、品質とは「信頼性、安全性、デザインなど、性質や性能の全体」を指す言葉
であることがわかり、初めて先生のおっしゃっていることに納得できました。「高品質=優れたもの」
というようなあいまいなイメージで「品質」という言葉を使っていたので、もっと言葉の定義を意識していきたいと思います。

○藤田航平(25期 6/11 21:32)
先生がおっしゃっていた、物事を自分の事として考えるということ。
自分の力で考える機会はたくさんあるのに、それを逃してしまいがちです。
勉強にしても課題にしても、単に与えられたものとしてこなすのか、
それとも自分の問題と捉えて取り組むのとでは、それによって得られる成長の幅も変わってくるでしょう。
自分はまだまだその意識ができていないと痛感します。
日々の出来事や、見たもの触れたもの、他人事として切り捨てるのではなく、
一度自分自身の問題として考えてみる習慣を身につけたいと思います。

〇三厨昌平(25期、6/12、11:58)
遅くなって大変申し訳ないです。
私は最近、自分の身の周りのたくさんの仕事を回すことができず、
そのことについて先生から教えていただいたことがとても学びになったので、今回はそれを書こうと思います。

個々の仕事はできるかぎりルーティン化して、何曜日のいつ行うのかを決めておく。
しかしそれだけを行っていると、目先にとらわれてなぜそれをやっているのか分からなくなるので、
なぜ?を問う、全体のチェックを定期的に行う。

個々のことばかりに追われて全体に目を聞かせられない人間は、目先にとらわれ、
全体のことにしか注意できない人間は、理想主義者になる。

最近はサークルにゼミに追われて息もつけないような日々を送っていますが、
そういうときだからこそ、自分を成長させられる機会と思って
うまく自分をコントロールする術を身につけようと思います。


削除キー 8888


[417] 題名:2013年度前期第8回ゼミナール活動報告 名前:三厨昌平 投稿日:2013年05月31日 (金) 13時20分

≪目次≫
T.基本情報
U.みなとみらいなどの方針決め
V.工場見学先候補
W.ディスカッション:
X.先生のお話
Y.生協発見コーナー
Z.刮目・今日イチ



T.基本情報

【日時】5月29日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
藤田チーム:藤田、坂本、馬、浦林、(道幸)
安藤チーム:安藤、三厨、木田、ジヨン、(石嶺)
(新山)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:渡辺、笹井



U.みなとみらいなどの方針決め
アンケートについて
次週(六月一週)の火曜日または水曜日の授業でアンケートをとる予定です。
5/31現在210部回答済みアンケートがあります。


V.工場見学先候補決め

まだ決まっていないので、先週の内容を引き継ぎました。

以下の候補の中から、行きたいところの横に名前を書いていってください!
1人1つ以上、いくつでも構いません!この投票を参考に、行き先を決定したいと思います。

○アサヒビール神奈川工場(映像鑑賞、ビール製造工程見学、ビール試飲)
○キリン横浜ビアビレッジ(ビール製造工程見学、ビール試飲)              (三厨) (ジヨン)(石嶺)
○森永製菓株式会社鶴見工場(映像鑑賞、ダースチョコレート、小枝チョコレートの包装工程)
○株式会社崎陽軒横浜工場(映像鑑賞、展示見学、シウマイ・月餅の製造工程見学、試食)(浦林)
○オギノパン(パンの製造、梱包)
○味の素川崎工場(映像鑑賞、ほんだし工場等見学)
○日清オイリオ横浜磯子事業場(展示見学、食用油製造工程)              (坂本)
○日産自動車横浜工場(映像鑑賞、エンジン組立ライン見学)              (笹井)(安藤)
○日産自動車追浜工場(映像鑑賞、車両組立・検査ライン見学、専用埠頭見学)      (木田)(笹井)
○ライオン小田原工場(ハミガキ・薬品などの製造見学)
○花王株式会社川崎工場(柔軟仕上剤、衣料用洗剤などの充填、包装ラインと自動倉庫)  (坂本)(三厨)(ジヨン)
○株式会社朝日プリンテック川崎工場(新聞の印刷、梱包、発送) (藤田)(石嶺)

担当の藤田、進捗状況を以下に書き込んでください。

W.DVD視聴&ディスカッション:B級ご当地グルメ+後継者選抜プログラム
[今週の課題]
二つのDVDを観て、その共通点・比較などを、
自分で町おこしについて調べたことや以前から知っていたこと、各々の地元の状況などを交えながら書く。

○木田世界 (25期 5/31 22:07 )

B1グランプリについて、少し調べたのですが、現在は必ずしも順調ではないようです。
B1グランプリへの出場権は愛bリーグ(ここも親父ギャグか!)という組織の正会員になることで得られるようですが、
過去に優勝した団体も含め、最近いくつもの団体が愛bリーグから脱退しています。

脱退の理由としては、毎年場所を変えて行われるグランプリに多数の人員を動員することにコストがかかる、
より地域密着の活動にしたい、などが挙げられています。
また、愛bリーグの委員会の方から、町ぐるみの活動になっていない、ボランティアの数が少なすぎるなどの
理由で正会員から準会員に降格させることもあるようです。一部の常連が上位を独占しグランプリにオープンさ
がないなどの批判もあります。

 町ぐるみの活動であること、物や料理ではなく街を売る、というB1リーグのコンセプトを徹底させることは理解できる
のですが、B1リーグへの参加へのハードルが高すぎれば元気のある地域と元気の無い地域の差が大きくなってしまうのではないでしょうか。

共通点に関しては、また追記します。


○坂本恵理奈(25期 6/5 0:35)
B1グランプリの効果がどれほどのものか気になり、観光客数を調べてみたのですが、
私の地元山梨県甲府市では、「鳥もつ煮」が優勝した年は426万人、その翌年は245万人、
さらに翌年は299万人と、優勝年には多くの観光客が訪れたもののそれを維持することは
できなかったようです。(それ以前のデータは見つかりませんでした。)
また、2001年から2006年の累計経済効果が217億円とされている富士宮市も、
中心市街地は閑散としており、観光客が素通りしている状況のようです。
これらのことから、やはりB1グランプリは町おこしのきっかけであり、継続して
街の活性化を図っていくこと、そしてB1グランプリをブームで終わらせないような
独自の工夫が必要なのだと思います。

また、今回の2つの話の共通点は、「その場にどういった意味を持たせられるか」
ということではないかと思います。
B1グランプリで言えば、「ストーリーを作る」、スターバックスでコーヒーを飲むというように、
富士宮に行ってそこでしか味わえない富士宮焼きそばを食べる。そこに行くことで何かえられるものを作る。
後継者プロジェクトで言えば、商店街を存続させるためには、「商店街という場所で買い物をする意味」が必要で、
例えばお店の人との会話を楽しむことであったり、自分にとって有益な情報を得られたりすること。
どちらも地域の活性化を目指しており、そのためにはその場所に行く意味や価値をどう与えられるか、ということが
大切なのだと思います。

○藤田航平(25期 6/5 12:08)
B-1グランプリと後継者選抜プログラム。どちらにとっても重要になるのは、
理念の共有や継承がうまくできるかどうかだと思います。
B-1グランプリでは、渡辺さんが主導して生み出した、各地の料理に当地で食べるという意味を与え、
まちおこしのきっかけとするというコンセプト。
清水の乾物屋では、金子さんの、客との対話を大切にし買い物自体を楽しんでもらいたいという想い。
それぞれ受け継ぐ人にうまく伝わらなければ、
B-1グランプリはデパートの物産展と変わらなくなってしまうかもしれませんし、
商店街の乾物屋からお客が離れていってしまうかもしれません。
事業の継続において重要な問題なのだと感じました。

また、DVDに登場した我が地元八戸市の八戸せんべい汁研究所は、
B-1ブランプリを発案・企画・主催し、第1回は八戸市で行われたようです。
その後のルールづくりや、愛Bリーグの組織にも関わっています。
まちおこしといっても、地域によってその熱意や、行動力にも差があり、
まちおこしの活動がしやすい地域、しにくい地域というものがあるのかもしれません。

○笹井純也(6/5 13:28)
B1グランプリとかんばら屋の後継者プロジェクトは地域活性の側面では同じでも、目標とする規模の方向性は逆だと感じました。B1グランプリは全国から参加者をたくさん集めています。これからも参加団体を広げて幅広い人々に来てもらうことを目指しています。それに対してかんばら屋や軒先.comは今商店街にいる人たちに向けアプローチをして、何度も来てもらうことを目指しています。

冷凍食品でB1グランプリの受賞商品が売られていたので食べたことがありました。私含め家族は口をそろえてグランプリを受賞するほどおいしくない、と言っていました。問題はいくつかあると思います。例えばそもそも地域活性を目標とするのに冷凍食品が売られていること、B1グランプリの名前が先行して料理名を覚えていないこと、仮においしければ本場に行きたくなるがおいしくないことです。まずB1は地域活性のためであり、料理はおいしいことが最優先なはずです。もっと地域活性と料理の味に気を付ければ、仮に冷凍食品として売ってもきっかけの地域活性になったはずです。本末転倒には気を付けます。

○陳媛
まず、本当に皆さんに感謝したいと思います。ここに投稿することができて嬉しいです。ぜひ、ここで皆さんと意見を交換したいと思います。これからよろしくお願いします。
地方で働き、暮らすには様々な利点があります。自然環境が豊かで地価が安く良質な住環境を確保できる、物価が安い、地元に溶け込めば世情人情が暖かい、などをメリットとして挙げることができます。反対に欠点としては、情報が遅い、働く場が少ない、給与水準が低い、ということになるでしょうが、実際、情報の格差はパソコンなど通信手段の発達で十分にカバーすることができますし、給与水準の低いところは物価の安さで補うこともできます。このように、地方にはいっぱい利点があり、欠点もカバーできますが、なぜ若者たちがみんな都市に行きたいのでしょうか?
ゼミで、皆様と討論し、また先生の話を聞き、なるほどと思いました。都市のストリーは魅力的で、地方にはそういう魅力的なストリーがないというところが非常に大きな原因になっています。そのため若者は夢、あるいはストリーを求め、都市に行ってしまいます。結果的に、町はどんどん高齢化になり、活気を感じなくなってしまいます。町の活気を取り戻すためには、町自らストーリーを作り若者に戻ってきてもらう町おこしが必要です。
調べてみたところ、山梨県では甲州のトリモツ煮はB級グルメになっています。しかし、山梨県ではトリモツ煮より吉田のうどん、かぼちゃの入ったほうとう(麺の一種)のほうが有名だと思います。実際、山梨県に来て一年半、最近の芝桜祭り(5月23日‐6月2日)で初めてトリモツ煮を聞きました。それではなぜ吉田のうどんは広く知られていないのでしょうか?
それはまず当地の政府の役職員また当地の特徴と関係があると思います。例えば、甲府市の役職員は仕事後5時半以降に何か活動することによって、市民のために甲府市を何とかできないかと考え、縁をトリモツ隊(甲府鳥もつ煮で甲府を元気に)という活動を起こしました。また市の職員たちは一切税金を使わず、自腹で活動しています。甲府市の役職員たちの市民への熱意でB−1グランプリに登場させてもらい、トリモツ煮を広く知っていただくことになりました。しかし、富士吉田市では富士山があるという特徴があり、みんな富士山に目を配り、活動を起こしても富士山と関連する活動であり、料理を用い、活動するのは調べた段階ではないです。富士吉田市の役職員の熱意は富士山にあり、吉田のうどんにはなっていないと思います。そのため、吉田のうどんはトリモツ煮のようにB−1グランプリの全国的な舞台に立つことができなかったです。
吉田のうどんはB−1グランプリの全国的な舞台に立つことができなかったもう一つの原因は木田さんが言ったことの中にあると思います。全国的な舞台に立つためには、コストがかかります。富士吉田市の予算は富士山に使い、あるいは他の市民活動に費やしているため、残った予算はそれほどないのではないかと思います。富士吉田のうどんはすごくコシがあり、富士山観光の名物にも入っています。しかし、広く知ってもらうためには、富士山に来た観光客にアピールだけではなく、B−1グランプリのような全国的な舞台また富士吉田市の役職員の熱意が必要でしょう。


X.先生のお話(先週の続き)

まだ三厨がまとめきれていないので、新しい回の活動報告に引き継ぎながら書かせてくださいm(_ _)m

〇「戦争反対」についての態度には3つあって、
(1)いかなる戦争も反対:日本国憲法
                ――<自衛隊…有効性
(2)侵略戦争反対   :自衛隊
                ――<『坂の上の雲』
(3)勝てない戦争反対 :現代日本世論
という3つである。
終戦直後の日本はどんなことがあっても他国と戦争はしたくない、と考えて(1)のような態度を採った。
経済的にも大きくダメージを受けていた日本の隣、朝鮮半島では北朝鮮が南下して、朝鮮半島を併合しようとしていた。
アメリカはそれを防ぐため、日本を拠点にし、食料や毛布などの物資を日本から調達したため、日本は朝鮮特需で復興が進んだ。

(1)は他国に攻め込まれた時は、なす術がなく、それではやはり安全上問題があるということで、自衛隊が設置された。
これが(2)侵略戦争反対、という立場である。国家を守るため(のみ)の軍隊が必要であった。
しかし自衛隊についても、その有効性が問われている。

『坂の上の雲』



Y.★★生協発見!!コーナー!★★


この1週間で生協の中で見つけた発見(新商品や陳列)を各自最低1つ上げていきましょう!1番乗り人の所属チームには10ポイントを!
○石嶺佑騎(24期)
場所:アイスボックスの向かいの棚(生活用品やスーツや白衣、部着などが売られている棚)
発見:春にはスーツがディスプレイされていたが今は白衣がディスプレイされている。就活などを意識して春にスーツがあるのは分かるが、この時期に白衣を飾る意図は何だろうか?

○坂本恵理奈(25期 6/3 0:52)
「細巻マラソン」なるものの宣伝ポスターがおにぎりコーナーの上に掲示されていました!
6月の1か月間で細巻を多く食べた人上位3人にハーゲンダッツをプレゼントするという企画のようです。
横国の生協独自の施策かと思いきや、実は色々な大学で行われている生協全体のキャンペーン。
そして、他大学のチラシを見たところ「順位に応じて」もらえる個数も違うらしい。
横国のポスターにはない情報ですが、その情報があるだけで参加人数も変わる気がします。

○笹井純也(6/5 1:04)
生協で図書を買うと10%オフです。実際には完全な10%オフではなく、下二桁を切り捨ててからカットしている事に気づきました。「生協加入で10%オフ」とうたっている割には、少し納得がいきません。レシートをあまり確認しない、周りの友達の視線を気にして文句もしつこくならない大学生だから、この状況なのかと思いました。
それはともかく、書店の割引で10%(実質7%?)は破格です。たとえば、TSUTAYAのTポイントカードは100円(端数切り捨て)につき1ポイントです。近所の書店のポイントカードは5000円分(200円×25回)買って250円割引です。ラスカ内の有隣堂では100円につき1ポイント、500ポイントで500円分商品券がもらえます。ブックエキスプレス、有隣堂自身、三省堂にはカードがありません。
ポイントカードはどんな業種や場合に適して、どれくらいの見返りが良いのでしょうか。見返りは商品券とプレゼントのどちらが良いのでしょうか。また、ラスカやTカードのように企業を横断するカードの意図もまだわかりません。更にポイントカードの元の狙いもはっきりとはわかっていません。
だんだん面白くなって調べたくなった一方、こんな事ならもっと早くから調べ始めればよかったと後悔しています。もっと先を調べて来週にも書きたいです。

追加 本の交換会
テーマ「宗教・哲学」
笹井 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫 B-
陳 ニクラス・ルーマン『宗教論』法政大学出版局 B
阪本 アリストテレス『こころとは何か』講談社学術文庫 B+
馬 内田樹『寝ながら学べる構造主義』文春新書 A-
中村 島田裕巳『神も仏も大好きな日本人』ちくま新書 A-
三厨 ビアス『悪魔の辞典』岩波文庫 B+
安藤 藤田正勝『哲学のヒント』岩波新書 B
木田 石川輝吉『カント 信じるための哲学』NHKブックス B
渡邊 養老孟司『無思想の発見』ちくま新書
李  本橋哲也『ポストコロニアリズム』岩波新書 B
三戸先生
立花隆『宇宙からの帰還』中公文庫 A-
島田裕巳『日本の10大新宗教』幻冬舎新書 B-
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』新潮文庫 A+
ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』NHK出版 A-


Z.刮目・今日イチ
○三厨昌平(25期)
みんながどうすれば掲示板を書きやすいか、
テーマの引き継ぎがもれなくできるかも考えて、今回は構成をわずかながら変更してみました。
しかし、、、削除キーの書き込みを不注意で忘れてしまい、、、以下の通りになっています。
ツメが甘くて反省です。

○石嶺佑騎(24期)

○李芝ヨン(25期 6/3 17:00)

町興しという言葉を初めて聞いたのが今年のゼミからでしたので、これにあたる韓国語そして似ている活動があるか探してみました。しかし町興しにあたる単語は特になく、韓国では日本の「町興し」についてまだ研究し始めたばかりのようです。その中でB1グランプリの話はもちろん、新宿の「染の小道」や徳島の「妻物」の例がよくあげられました。その中で徳島の「妻物」に非常に興味ができ、(ゼミで学んだほかの町興しとは違う、町に人が集めるのではない方法で町興しをした点とか)新聞記事だけではなくこれについての映像(ドキュメンタリなど)もみたくてYoutubeなどで探してますが、中々見えませんね…。もっと探してみて、みんねでゼミで見られるようなものがあったらまた追加します!

○浦林幸輝(25期 6/4 6:25)
未だに議論の仕方が身に付いていないなというのを実感したゼミでした。議題を与えられてもそこから建設的な意見を言い合い、議論をしていくのは上手く出来ない。そういう自分が情けなく思います。ですが、今回のゼミで、「なぜか?」という問いを突き詰めより大きな前提を議論して1つの構造を見出し、また別の事を論じていく内に、より全体的な構造を把握していくという議論のやり方を知りました。あとはこれが上手にできるように精進していきます。

○坂本恵理奈(25期 5/6 0:35)
私は今、化粧品をカウンセリングしながら販売するお店(中小企業)でアルバイトをしていますが、
以前お客様に「ここのお店は高島屋みたいにバタバタしていなくて、ゆっくり選べていいね。」と言われたことがあります。
中小企業が大手に勝つためには、買い物をするという行為そのものへの満足が必要、という話がありましたが、
この会話を思い出し、確かにそうだなと思いました。中小企業が大手企業に勝てることは、大手よりも
顧客との距離が近いということだと思います。私のバイト先の例で言えば、高島屋はいろいろなブランドが取り揃えてあって、
お店も広く立地もよい、店員数も多い、しかし、私のバイト先のように店員とゆっくりおしゃべりをしたり、
自由に商品を選んだりすることはできない。そういう風に買い物を楽しみたいという人は、高島屋よりも、中小企業であっても
私の働いているお店を選ぶのだと思います。
このように、中小企業にしかできないこと、町おこしで言えばそこにしかないもの、をいかに押し出していくのか、ということが
大切なのだと思いました。
また、今回町おこしに役立ちそうなことが他にもたくさん出てきたので、これから野毛の町おこしに生かしたいと思います。

○この日には、「本の交換会」があったのではないだろうか?
 @前々回も「本の交換会」が報告されていない。
 ・「本の交換会」の担当者?
 ・ゼミ幹?
 ・他のゼミ生?
 誰も気にならないの?
 A私がその時の「テーマ」に関する話は掲示板に書かれていないのだが…?
 
○笹井純也(6/5 13:30)
先生はおっしゃっていた「雇用がなければ観光に力を入れ、観光地がなければ原発導入を考える」という構図が印象に残りました。
今回の震災後は原発がある地域は人口が少ない地方におかれるとしばしば報道されています。今までは自分に原発が安全だと説明されても、承諾しなかっただろうと感じていました。しかし、もし自分の故郷が雇用も観光地もなく,さびれる一方だったら、甘い誘惑に誘われたかもしれないと思いなおしました。
実際に全国の原発の位置を調べてみると、都会ではなさそう地域にあります。原発には地域活性化、雇用増大、経済効果波及の利点があるようです。その一方で原発と地域振興は結びついていないと示すサイトも見つけました。震災後の原発のイメージは完全にマイナスでしかありませんが、プラスの部分も考えなければ建設的な案は出せないと感じました。町おこしと原発が深くかかわるとは予想していなかったので、興味深いです。

○藤田航平(25期 6/5 15:03)
DVDで青森県のご当地B級グルメとして、八戸市のせんべい汁と十和田市のバラ焼きが紹介されました。
青森県出身の私はどちらも食べたことがあるのですが、
正直言ってどちらも全国から人を集めることができるほど素晴らしく美味しい物だとは思いません。
ご当地B級グルメのほとんどは、食べようと思えば自分でも簡単に作れるものばかりですし、
B級と言うくらいですから、味も庶民的なものばかりです。
しかしそんな私も秋田県横手市の横手焼きそばがB-1グランプリで優勝した時には、
わざわざ秋田県横手市まで焼きそばを食べに行ったことがあります。
B-1グランプリの戦略に見事にハマってしまいました。自分がいかに記号消費にこだわっているのかを実感します。
もっと記号論というものについて勉強してみたいと思いました。

「8888」


[416] 題名:2013年度前期第8回ゼミナール活動報告 名前:三厨昌平 投稿日:2013年05月31日 (金) 13時16分

≪目次≫
T.基本情報
U.みなとみらいなどの方針決め
V.工場見学先候補
W.ディスカッション:
X.先生のお話
Y.生協発見コーナー
Z.刮目・今日イチ

削除キー「「「8888」」」




T.基本情報

【日時】5月29日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
藤田チーム:藤田、坂本、馬、浦林、(道幸)
安藤チーム:安藤、三厨、木田、ジヨン、(石嶺)
(新山)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:渡辺、笹井



U.みなとみらいなどの方針決め




V.工場見学先候補決め

まだ決まっていないので、先週の内容を引き継ぎました。

以下の候補の中から、行きたいところの横に名前を書いていってください!
1人1つ以上、いくつでも構いません!この投票を参考に、行き先を決定したいと思います。

○アサヒビール神奈川工場(映像鑑賞、ビール製造工程見学、ビール試飲)
○キリン横浜ビアビレッジ(ビール製造工程見学、ビール試飲)              (三厨) (ジヨン)
○森永製菓株式会社鶴見工場(映像鑑賞、ダースチョコレート、小枝チョコレートの包装工程)
○株式会社崎陽軒横浜工場(映像鑑賞、展示見学、シウマイ・月餅の製造工程見学、試食)(浦林)
○オギノパン(パンの製造、梱包)
○味の素川崎工場(映像鑑賞、ほんだし工場等見学)
○日清オイリオ横浜磯子事業場(展示見学、食用油製造工程)              (坂本)
○日産自動車横浜工場(映像鑑賞、エンジン組立ライン見学)              (笹井)(安藤)
○日産自動車追浜工場(映像鑑賞、車両組立・検査ライン見学、専用埠頭見学)      (木田)(笹井)
○ライオン小田原工場(ハミガキ・薬品などの製造見学)
○花王株式会社川崎工場(柔軟仕上剤、衣料用洗剤などの充填、包装ラインと自動倉庫)  (坂本)(三厨)(ジヨン)
○株式会社朝日プリンテック川崎工場(新聞の印刷、梱包、発送) (藤田)

担当の藤田、進捗状況を以下に書き込んでください。

W.DVD視聴&ディスカッション:B級ご当地グルメ+後継者選抜プログラム
[今週の課題]
二つのDVDを観て、その共通点・比較などを、
自分で町おこしについて調べたことや以前から知っていたこと、各々の地元の状況などを交えながら書く。








X.先生のお話(先週の続き)

まだ三厨がまとめきれていないので、新しい回の活動報告に引き継ぎながら書かせてくださいm(_ _)m

〇「戦争反対」についての態度には3つあって、
(1)いかなる戦争も反対:日本国憲法
                ――<自衛隊…有効性
(2)侵略戦争反対   :自衛隊
                ――<『坂の上の雲』
(3)勝てない戦争反対 :現代日本世論
という3つである。
終戦直後の日本はどんなことがあっても他国と戦争はしたくない、と考えて(1)のような態度を採った。
経済的にも大きくダメージを受けていた日本の隣、朝鮮半島では北朝鮮が南下して、朝鮮半島を併合しようとしていた。
アメリカはそれを防ぐため、日本を拠点にし、食料や毛布などの物資を日本から調達したため、日本は朝鮮特需で復興が進んだ。

(1)は他国に攻め込まれた時は、なす術がなく、それではやはり安全上問題があるということで、自衛隊が設置された。
これが(2)侵略戦争反対、という立場である。国家を守るため(のみ)の軍隊が必要であった。
しかし自衛隊についても、その有効性が問われている。

『坂の上の雲』



Y.★★生協発見!!コーナー!★★


この1週間で生協の中で見つけた発見(新商品や陳列)を各自最低1つ上げていきましょう!1番乗り人の所属チームには10ポイントを!

Z.刮目・今日イチ
○三厨昌平(25期)




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】早くしないと間に合わないと楽天市場のクリスマスギフトクーポン・ポイント満載
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板