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[415] 題名:2013年度前期第7回ゼミナール活動報告 名前:安藤陽介 投稿日:2013年05月23日 (木) 10時14分
≪目次≫
T.基本情報
U.みなとみらいなどの方針決め
V.工場見学先候補
W.ディスカッション:消費税還元セール禁止法案の是非
X.ディスカッション:現代文明論講義 第6講
Y.先生のお話
Z.刮目・今日イチT.基本情報
【日時】5月22日(水)16時30分〜23時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
チームF:(藤田、浦林、ジヨン)
はぴスタ:坂本、馬、(高橋)
ラファール:安藤、(道幸、中島)
study ground:木田、石嶺、三厨、(新山)
<院生>:中村、阪本、陳、黄
<2年生>:渡辺
<特別ゲスト>藤永(学部3年他ゼミ所属)U.みなとみらいなどの方針決め
V.工場見学先候補決め
以下の候補の中から、行きたいところの横に名前を書いていってください!
1人1つ以上、いくつでも構いません!この投票を参考に、行き先を決定したいと思います。
○アサヒビール神奈川工場(映像鑑賞、ビール製造工程見学、ビール試飲)
○キリン横浜ビアビレッジ(ビール製造工程見学、ビール試飲) (三厨) (ジヨン)
○森永製菓株式会社鶴見工場(映像鑑賞、ダースチョコレート、小枝チョコレートの包装工程)
○株式会社崎陽軒横浜工場(映像鑑賞、展示見学、シウマイ・月餅の製造工程見学、試食)(浦林)
○オギノパン(パンの製造、梱包)
○味の素川崎工場(映像鑑賞、ほんだし工場等見学)
○日清オイリオ横浜磯子事業場(展示見学、食用油製造工程) (坂本)
○日産自動車横浜工場(映像鑑賞、エンジン組立ライン見学) (笹井)(安藤)
○日産自動車追浜工場(映像鑑賞、車両組立・検査ライン見学、専用埠頭見学) (木田)(笹井)
○ライオン小田原工場(ハミガキ・薬品などの製造見学)
○花王株式会社川崎工場(柔軟仕上剤、衣料用洗剤などの充填、包装ラインと自動倉庫) (坂本)(三厨)(ジヨン)
○株式会社朝日プリンテック川崎工場(新聞の印刷、梱包、発送) (藤田)W.ディスカッション:消費増税還元セール禁止法案の是非
各チーム4者(消費者、小売業者、メーカー・納入業者、政府)の立場からみた法案の是非およびその他の感想
・Study Ground(小売業)
小売業界にとってこの法案は、消費税増税による売り上げ減対策の有効手段が
封じられるということで、大きな損失である。一方で、値下げできない
大手以外の小売業者はこの法案で安心しているかもしれない。
・はぴスタ(政府)
政治家は、国民を代表し、法律を作り、国民の最大な幸福を追求するのが目的だ。そのために、国民が納得する法律、または納得できるような説明をするべきである。この前提に立ち、今回の議論をしてみる。
政府にとって、「セール禁止」法案によって、
得られるもの:利益の守られた企業(法案の本意は中小企業)からの支持(名称だけの規制ではないとしたら)
失われるもの:国民の信頼や支持(途中で規制内容を変更し、目的がはっきりとしないため)
よって、この法案は政府から見てもよいとは言えない。
【感想】
政治家は法律を作るのが仕事であり、国民の代表として選ばれている以上、国民が納得する法律、
または納得できるような説明をするべきだ。しかし、今回このように多くの批判があったことを考えると、
そのどちらもできていなかったのだと思われる。財務省にとっての念願の消費税増税を何とか成功させようとした
結果だと思うが、規制内容を途中で変えるなど、目的がはっきりしないまま、また、この法案は本当に必要なのかを
考えないままに法案が出されたのは、残念だと思う。その他の法案も、このように熟考されずに提出され、
私たちの知らない間に新しい法律ができているのかと思うと、なんだかぞっとする。正直に言えば、
消費税増税が決まったのも、「あれ、いつのまに」という感じだった。今回の議論を通して、私たち国民は、
もっと政府の動きに関心を持つべきだ、と実感した。
・Rafale(消費者)
・チームF(メーカー、納入業者)X.ディスカッション:現代文明論講義 第6講
・各自学んだこと・感想
○坂本恵理奈(25期 5/28 20:16)
私は今まで、
@徴兵制は反対(いざというときに大切な人が死んでしまうかも)、
Aたとえ国が失われても命だけは守るべき(命がなければすべて終わり)
と、なんとなく、ただ漠然と考えていました。
@の立場では、残された選択肢は(1)金で軍を雇う(2)降参
の2つがありますが、(1)をとると、アメリカ人の血で日本を守ってもらうのはいいのかという問題になります。
今までこんな風に考えたことはなかったので、先生のこのお話はとても衝撃的でした。
日本の多くの人々も、このような問題意識を持っている人は少ないのではないかと思います。
憲法改正が騒がれる中、この問題は真剣に議論していくべきだと思います。
私ははじめ、(1)で問題があるのなら(2)でもいいのではないか、Aのように命を優先させるなら、
降参はベストな方法かもしれないと思いました。しかし、先生がおっしゃっていたように、
「守るべきもの」とは、歴史や文化、どのような生き方をしているかという「アイデンティティ」
であり、これが失われればただ生きている人になってしまう、ということです。
私はこれを聞き、これが国家を守る意味なのだと思いました。人間らしく生きれなければ、
たとえ命があっても虚しいだけです。
しかし、降参が必ずしも悪い手段なのかと言えば、それは違うと思います。
沖縄戦のように、捕虜になるくらいなら、と自決した人々がいる一方で、白旗を掲げ捕虜になった人々は、
その後米軍の占領はあったものの、また日本人としての生活を取り戻しました。
このようなことを考えると、やはり、どう守るか、という問題はとても難しいと思います。
徴兵制を引くべきか、金で軍を雇うか、はたまた降参するか。
前期は正義論を続けるので、自分の中で考えを深めていきたいと思います。Y.先生のお話
〇「戦争反対」についての態度には3つあって、
(1)いかなる戦争も反対:日本国憲法
――<自衛隊…有効性
(2)侵略戦争反対 :自衛隊
――<『坂の上の雲』
(3)勝てない戦争反対 :現代日本世論
という3つである。
終戦直後の日本はどんなことがあっても他国と戦争はしたくない、と考えて(1)のような態度を採った。
経済的にも大きくダメージを受けていた日本の隣、朝鮮半島では北朝鮮が南下して、朝鮮半島を併合しようとしていた。
アメリカはそれを防ぐため、日本を拠点にし、食料や毛布などの物資を日本から調達したため、日本は朝鮮特需で復興が進んだ。
(1)は他国に攻め込まれた時は、なす術がなく、それではやはり安全上問題があるということで、自衛隊が設置された。
これが(2)侵略戦争反対、という立場である。国家を守るため(のみ)の軍隊が必要であった。
しかし自衛隊についても、その有効性が問われている。
『坂の上の雲』★★生協発見!!コーナー!★★
この1週間で生協の中で見つけた発見(新商品や陳列)を各自最低1つ上げていきましょう!1番乗り人の所属チームには10ポイントを!
〇三厨
「健康応援セール」と題して大量のエクレアが仕入れられていたこと!
しかも賞味期限は5/23!!
○木田 5/25 23:00
ただいまキャンペーン中、グリコ対象商品を二個以上お買い上げの方に、ポッキーケースをプレゼント!
このコピーの下に、ペンケースのように細長いプラ製のポッキーケース(赤、黄色、黒)が置かれていた。
…
誰が欲しいのだろうというツッコミが聞こえてきそうな代物だ。企画した人はどのような意図があったのだろう?現状だと良く分からない。
全体として、どこに着目すればいいか分からなかったので、次回から定点観測的に商品の配置の写真を撮って変化を見つけるなり、コンビ二など他の店と比較して考えたい。生協はコンビ二より固定客が多いので、それがどのように売り方の差につながっているか見てみるのも面白そうだ。
○坂本(25期 5/27 23:06)
今まで全く気が付かなかったのですが生協内に国大生協掲示板がありました。、
やはり意識してみると、普段気が付かないことに色々気が付きます。
ただ、この日掲示されていたのは「YNUオリジナルリストウォッチ」のポスターだけでした。
もっとこの掲示板の活用方法があるのではないかなあ、と思いました。
たとえば、1か月ごとに季節の情報を掲示して、それに関連した商品を売り出すなどをしたら
今よりも掲示板を有効活用できるのではと思います。
○笹井 (5/19 12:12)
商品が大学生向けに置かれています。アイス売り場で言えば、コンビニやスーパーと比べて安い商品が多いです。箱のアイスはなく、個包装のものしかありません。また、スペースの割に種類も多いと思います。
他の売り場では、カロリーメイトが目につきやすいところにある、幼児向け(おもちゃ付きお菓子、ポケモンパンなど)や年長者向けの商品(高めのかりんとうなど)がない事も大学生を意識しているのではないかと思いました。Z.刮目・今日イチ
○安藤(25期、05/23、10:10)
取り急ぎ場立をしました。
昨日のゼミでの戦争論、@いかなる戦争も反対A侵略戦争は反対B勝てない戦争は反対という戦争に対する3つの立場は自分にとって非常に明快なものでわかりやすい区分けでした。
また、歴史認識の話についても同感です。
歴史を学ぶ上、観るうえで一番やってはいけないことは「今の価値観で過去の歴史を検討すること」だと思います。
慰安婦問題にしても、韓国を併合したことにしても、太平洋戦争についてももちろん悲しむべきことであり、それらについて日本も責任を持たねばならない立場であることは間違いないでしょう。
しかし、日本のみが、今後一生その十字架を背負うのかというとそれは違うでしょう。当時の帝国主義の状況、太平洋戦争後に多くのアジア諸国が独立したという事実などを考えれば今の価値観では測りきれないものがあると思います。
そして太平洋戦争のような状況を引き起こしたのは誰なのか。東京裁判で日本が一方的何さばかれたが日本だけが責任を負う必要があるのか。
帝国主義を作り出した欧米こそもっとこの問題について考える必要があるのではないかと思います。
先生の話の中でもう一つ興味深い話がはありました。
それは先生の「非核武装国を集めての国際会議と武器を輸出しない国を集めての国際会議を隔年ずつで行う」という提案です。
私は憲法改正ですが、平和憲法の理念もこのような使い方をすれば、国際社会からの尊敬を得られ、地位を高めることができるのだはないかと思いました。
護憲派の政党や昨年まで政権を握っていた民主党もただ護憲と叫ぶだけではなくてこのようなことを提案していけばもう少し支持を得られるのではないでしょうか。
とはいってもアメリカ国民に血を流して守ってもらっているこの現状では何の説得力もないでしょうが。
(5/26,11:50追記)
〇三厨(25期)
昨日の刮目で話したことを、忘れないうちに書いておきます。
思ったことを自分のノートか何かにメモしておけたらと思ったのですが、ここにとりあえず書いて他の人とシェアするのが一番良い方法ではないかと。
現代の若者は生に無関心ではないかと感じる。
生きていくためには命(死なないこと)と金(生活する糧)が必要である。
今の日本の政治の方向では憲法改正とその後の徴兵制というものが大いに窺うことができる状況であるが、
それについて関心を(危機感を)持って生きている若者は少ない。
また自分でお金を稼いでいく、なんらかの生活の手段を得ながら生きていくことに関心を持てている人も少ないと思う。
インターンや起業、企業見学について、どう考えるかということを話すと「意識高いwww」といって敬遠される。
(僕の周りには多いですw というか音楽関係はそうなのだろうか。)
もっと生きることやお金を稼いで生活することに興味を持って生きないといけないと今日のゼミを聴いて思った。
どう生きて、どう死ぬのか。本当に差し迫った問題であり、常に考えていなければならない。
私は特に政治については現代の多くの若者と同じように関心を持てていないので、もっと興味を持たないといけない。
というか、興味を持てるような情報のかかわりあい方を探さなければいけないと思った。(5/23)
それから、企業や国家という言葉があっても、その実情は人間の集まりであるのだ、ということを実感しました。
だから企業間の競争は人同士の競争だし、国家間の戦争は人の殺し合いであり、
争いを考えたときにに初めて人間臭さ(or生きるための闘争心)が感じられるというのは
いかに私たちが企業や国家という看板に躍らされているか、ということだなあ、と思いました。(5/29)
木田>
「意識高い」という言葉についてもう少し考えてみるのも面白そうだね。
○木田世界 (25期 5/25 02:50)
(⇒三厨 たしかに自分の周りでも、意識高いっていう言葉を使う奴がいる。ある意味、自身の無関心や現状維持を正当化する言葉として使われているかもしれない。一方で、自分がそういう言葉を言われたとき、自分が目標や、こう生きねばならないという思いにとらわれ過ぎて、自分にプレッシャーをかけすぎているというか、柔軟じゃなくなっている気がしてしまう。)
戦争の定義について、日本の防衛問題と関連づけた定義ができていなかったです。
何度も言われてしまっていることですが、まだテーマ・目的への意識が薄いと感じます。
ゼミの時のみならず、日常での様々な活動でも常に目的を考えるよう習慣づけていこうと思います。
今回のゼミでは、@いかなる戦争も反対A侵略戦争は反対B勝てない戦争は反対という分類で議論が進められ、
@は日本国憲法、Aは自衛隊、Bは最近の日本をそれぞれ象徴する立場だと説明されました。坂の上の雲では、
日露戦争は防衛戦争として正当化されましたが、太平洋戦争については、勝てない戦争として戦争に踏み切った
軍部が批判されました。この見方は、戦争の歴史について日本人の一般的な見方と言えます。
しかし、この見方に立てば、勝てない戦争でなければ戦争をしていいということが暗黙の了解に
されかねません。このようなねじれは、日本の戦争と安全保障に関する議論を混乱させていると言えます。
朝鮮半島を巡る国家間、国民間の緊張の高まりから、日本が数十年後に戦争を行う可能性は否定できません。
そのような状況で、日本はA徴兵制B金で軍を「雇う」(安保)C降参という選択肢があります。
この議論の中で、三戸先生は、日本が、アメリカの若者の血によって守られるのはおかしいのではないかと問われました。
私としては、たしかにアメリカ人の血で日本人が守られるのは、筋が通らないとも思います。
一方で、兵士に選ばれた誰かが戦場で死に、他の人々は税負担という形で戦争に貢献することは、
日本人が日本を守っても起こってしまいますし、これも不条理でしょう。(リベラリズムにたてば
全員が平等に負担すべき責務です。)
また、郷土を守るという立場にたてば、尖閣を守るために神奈川の、横浜の若者が死ぬのは
おかしいということになります。郷土を守る、という立場は、日本が47の都道府県を含む一つの国である
ということを否定しかねないと思います。国は想像の(幻想の)共同体に過ぎないかもしれませんが、
国の出発点が幻想であったとしてもその幻想は社会の前提条件となった以上、無意味なものにとらえる
べきではないと思います。
これらの問題について、現代文明講義のボートで誰が助かるべきか、という話や生命至上主義・尊重主義との
関連で考えてみるのも面白いと思います。刮目をこれから書く人は参考にしてみても良いかもしれません。
また、従軍慰安婦などの問題については、他国の軍でもおこなわれており当時それが標準であったとしても、
やはり正当化することはできないと思います。たしかに、戦勝国の軍がどのような振る舞いをしたか
追及されないのは無念であります。
日本による「植民地」(というより日本化された地域)で現地の人に行われた差別は、
日本社会に存在してきた階統性の枠組みで理解できるということは、盲点でした。日本人の
中でも統にもとづく階位の上限の決定があることは聞いてはいましたが、
例えば朝鮮出身の人でも陸軍少将のような、日本人が統によっては手の届かないような階位
に昇進できたというのは意外でした。この問題は、当時の日本という特定の国の外交的な
問題というよりも、より根源的な、社会における階級差別の問題と捉えるべきだと感じます。
先生のお話をまとめて、何らかの形にして後に残す、発信するということは、
ぜひやってみたいと思います。次回のゼミは、可能であれば録音してみたいです。
最近気づいたのですが、僕の刮目のテーマが僕個人の反省に限られ、
ゼミ全体の問題や他のゼミ生、後輩についてのコメントがあまり無かったのは、惜しいと思いました。
○坂本(25期 5/28 21:07)
今回、すべての書き込みが日曜日に間に合いませんでした。
忙しいことを言い訳にして、甘えていたなと反省しています。
1つの項目でも間に合うように、少しずつ課題を進めていこうと思います。
今回の先生のお話は、これから正義論をさらに勉強していくうえで、
指針になるお話だったのではないかと思います。
しかし今回も欠席者が多く、このお話を聞けなかった人が半分いるというのは
とても残念でした。この1か月ほどゼミ生が揃わないことばかりですが、
体調管理や予定管理などをしっかりし、みんなで学べるようにしていきましょう!
削除キー【8888】
[414] 題名:消費税還元セール禁止法案について 名前:坂本 恵理奈 投稿日:2013年05月21日 (火) 19時43分
先週のオープンゼミで消費税還元セール禁止法案について議論をしましたが、
先生がおっしゃったことや背景についてなど、まだ疑問が残っていると思います。
先週いただいた資料を読み、背景や考えたこと、疑問に思ったことなどを書き込みましょう!
急で申し訳ないですが、期限は明日のゼミまでです!
○坂本恵理奈(25期 5/22 0:12)
資料を読み、一応自分の考えがまとまったのでそれを書きたいと思います。
初めこの法案は、納入業者だけに消費税負担を負わせないという趣旨で出されましたが、
その目的のためならば、「中小企業いじめ」自体を規制すればよく、消費者還元セール
そのものを規制する理由にはならないと思います。従ってこれは表向きな理由であるといえます。
資料に挙げられていた真の目的は、「消費者に製品を高く売りたい大手メーカーの保護」
「日銀の物価上昇率2%目標の達成」の2つあげられていましたが、どちらもアベノミクスの観点から見れば
正当性があるといえそうです。
しかし、その後政府は「消費税還元セール」「消費税は転嫁しません」などの表現を禁止しており、
「春の生活応援セール」「価格据え置き」などは認めています。つまり、広告規制の問題です。
ということは、この法案はアベノミクスに基づくものではなく、何としてでも消費税増税を行いたい財務省が、
「消費税増税は生活が苦しくなるから反対」と思われることを恐れた結果出されたものだと考えられます。
では、「消費税還元セール」などの表現を禁止すれば、国民が消費税増税に反対しなくなるのか。
私はならないと思います。
消費税増税をスムーズにしたいのであれば、景気が回復し、庶民の生活が向上したタイミングで増税を行うのが良いと思います。
増税すれば確実に消費は減るので、景気回復を目指している今行うべきことではないといえます。
以上のことから、消費税増税をスムーズに行うためという理由は正当でないので、
消費税還元セール禁止法案に反対です。また、増税は景気が回復するまで先延ばしすべきだと思います。
○石嶺佑騎
私はこの法案に反対です。
坂本とほぼ同じですが、政府はこの法案を通す理由として大手流通による下請けいじめの阻止・中小企業の保護を挙げていますが、この法案はセールする方法を規制するものなので、下請けいじめや中小企業の保護にはほぼ影響が無いでしょう。 なので、私もこの法案の目的はやはり増税に対するイメージ悪化の抑制を考えた法案だと考えます。 しかもこの法案は政府が意図したほどの効果をもたらすとは思わないので反対です。
また、この法案は政府が経済的自由を侵しているという意味でも反対です。 政府が企業に対して「売り方」にまで規制をするこの法案が通れば、今後政府が更なる合理性の伴わない、自己中心的な法律を提出していく可能性が在ります。 そういった可能性を排除するためにも、この法案は通すべきではないと考えます。
〇三厨昌平
まだ先生から頂いた資料を全部読み切っていない段階でメモ書きとして書き込みます。
分からないことがあるのですが、
甘利大臣が
「『消費税還元セールはやめてください』とお願いをしている。消費税は還元するものではなく、納めるもの」
と記者会見で述べていることについて、
・「消費税は還元するもの」と国民に思わせてしまうことのデメリット
・「消費税は納めるもの」と国民に思わせるメリット
は何なのでしょうか。
○安藤陽介
この法案を出した政府の意図が僕にはわからない。
「表示」がいけないのか「値引きがいけないのか」
表向きには値引きすることにより、納入業者が不当に値引きを迫られるのを防ぐ、いわゆる弱者救済が
この法案の大義名分になっているが、それならば何故ほかの値引きを許すのだろうか。
政府の本音はデフレの脱却なのか。そして増税分を転嫁したらそれはデフレ脱却につながるのか。
それならば何故そもそも増税を行うのか。三党合意で固まってしまったとはいえ、デフレ脱却をしようとしているときに増税はあまりにも無謀ではないだろうか。
以上が僕の思った疑問点です。
○馬 辰卿(25期 5/22 15:00)
先週ゼミの議論に参加できなかったけど、資料だけをよんで、自分の考えを書きます。
私はこの法案に本当に意味のあるものなかということを疑問におもう。理由は以下である。
「消費税増税時に認められる表現、禁止される」表現という規則があるが、これはすなわち、消費税と関連しない文句であれば、いくらでもセールして構わないっていうことになる。言い換えれば、この法案は「売り文句」だけへの規制になる。これはいったい何の意味があるのか。
○イ ジヨン(25期 5/22 15:45)
私はこの法案が景気を回復させようとするアベノミクスに、何の役も立たないと思うのです反対します。
政府が広告及び販売までしつこく干渉するのは流通業界の営業自由を侵害することに過ぎないし、業界が消費を促進させるための努力を否定することであると思います。こうなると、せっかく長い間のDeflationから抜け出ようとするアベノミクスの努力とも相反することであると思います。
そして政府が本当に小売業者たちを保護したいのなら「消費税還元セールはダメだが、春秋セールはいい」という、基準の曖昧な法案ではなく、小売業者を捧げ支援する方向の法案が必要であると思います。
○木田 世界 (25期 16:45)
この法案に関する賛成・反対はさておき、背景にどのような問題があるか、関連するものにどのような問題があるか考えたとき、なぜ財源確保のために他の手段ではなく消費税の一律引き上げなのか疑問に思いました。生活必需品への消費税低減、所得税の増税、新産業の創造と経済活性による税収増など色々対策はあると思いました。そもそも、日本の財政はどのような状態でしょうか?借金が何百兆円とか、対外債務がないから大丈夫とか断片的な情報しかもっていないと気づかされました。
削除キー【0521】
[413] 題名:2013年度前期第6回ゼミナール活動報告 名前:木田世界 MAIL 投稿日:2013年05月16日 (木) 21時47分
≪目次≫
T.基本情報
U.ディスカッション:消費増税還元セール禁止法案の是非
V.本の交換会
W.今週の課題・次週の予定
X.刮目、今日イチ
三戸ゼミにはいってもう1年がたつとは…! まさに光陰矢のごとしです。
オープンゼミは新入生五人参加のみと残念でしたが、勉強でもゼミ運営でもよいお手本となる先輩として、
ゼミの準備において調べることもスピーチの用意も丹念にやっていきましょう!
いつもより広い部屋の中に現役が半数欠席していて、かなり寂しかったです…
次回は全員が参加できることを切に願っています!T.基本情報
【日時】5月15日(水)16時30分〜22時15分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
チームF:藤田、浦林、(ジヨン)
はぴスタ:坂本、(馬)、(高橋)
ラファール:安藤、(道幸)、(中島)
study ground:木田、(石嶺)、(三厨)、(新山)
<院生>:中村、阪本、陳、黄
<2年生>:渡辺はじめ五人U.ディスカッション:消費増税還元セール禁止法案の是非
ゼミ生によるディスカッションでは、還元セールが下請けいじめにつながる、または消費税=悪いものだという
風潮につながりかねないという理由から、法案へ賛成の意見が出た。これらの意見に対し先生から、既存の法案を用いた
中小企業の不当な圧迫を禁止すべき(禁止法案反対)という立場と、セール禁止により値下がりを抑えて
インフレ目標達成をねらうアベノミクスとの整合性をとる(禁止法案賛成)という立場から質問を頂いた。
先生は最終的に、インフレによる輸出産業の海外移転や石油と食料の輸入価格の上昇などの理由でアベノミクスは
的を射ていないとおっしゃられ、この法案に関しては反対の立場をとられました。V.本の交換会
報告をお願いします!
テーマ「企業・経済小説」
安藤:池井戸潤『鉄の骨』講談社文庫 A
阪本:松村美香『利権鉱脈』角川書店 B
木田:城山三郎『総会屋錦城』新潮文庫B+
黄:原宏一『極楽カンパニー』集英社文庫
中村:牛島信『株主総会 社外取締役株主代表訴訟』幻冬舎文庫 B+
陳:エリヤフ・ゴールドラット『The Goal』ダイヤモンド社 A
浦林:高杉良『青年社長』角川文庫 B+
藤田:高杉良『人事異動』新潮文庫 B+
坂本:清水一行『虚構大学』光文社文庫B+
三戸先生:清水一行『擬制資本』角川文庫B+
『系列』集英社文庫B+
『小説財界』徳間文庫B+
「企業・経済小説」
三戸ゼミらしい本の交換会になったと思います。
企業小説から学ぶものは働いたことのない私たちにとっては学ぶものは多いのではないかと思います。
なかでも私のプレゼンした池井戸潤の作品などは学生、特に銀行志望の方が読んだらとても役に立つのではないでしょうか。
是非またこのテーマで開いてみたいと思います。(安藤)
次回の交換会は5/29、テーマは宗教・哲学です。早めの準備を!
W.今週の課題・次週の予定
@消費税還元セール禁止について、先生から頂いたプリントなどを使って背景を調べる。
A戦争・平和・暴力について各チームの定義に対する反論と自チームの定義の修正
(B現代文明講義 第一章の読み込み)
次週は、道幸のレジュメの論点@〜Cに関するディスカッションを、
上で考えた各チームの定義も用いながら行っていきます。X.刮目、今日イチ
○木田(25期 21:50)
前回のゼミでは、第六章の戦争と防衛の問題に関して、『現代文明講義』の全体を通したテーマであるニヒリズムや、
第一章の生命〈至上/尊重〉主義との関連づけることができず、なぜ著者はこの本で防衛問題を取り上げたかという、
著者の問題意識への注意も不足しておりました。
今回のディスカッションにおいても、背景にあるアベノミクスや消費税の是非そのものに関して論じることができず、
知識も物事を関連付けていく思考力も不足しているとまた痛感させられてしまいました。賛成または反対の立場で
意見を押し通すことにとらわれ、構造を見つけていくことができなかったとも思います。議論は勝ち負けではなく、
コミュニケーションを通して考えを深めていくものだという原点を次回のゼミでは忘れないで議論に参加したいです。
本当にすみません、削除キーを入力し忘れてしまったため、再投稿致しました。同じ間違いを繰り返してしまい、面目ないです…!
○三厨昌平(25期)
幹事でありながらオープンゼミを欠席して大変みんなに迷惑をかけました。
5/3のビッグバンド全国大会予選からずっと体調を取り戻せず、1週間以上まともに授業に出られない日々が続いています。
先生もおっしゃっていましたが、体調が優れないときor良くない兆しが感じられるときに
自分の体を元気にするのにどれだけ工夫できるか(1日2日は全休してゆっくり過ごす、栄養価の高いものを食べるなど)把握すること、それも学びですね。生存力。うまく調節できなければ倒れるので、本当に切実な問題です。(とくに独り身の下宿生!笑)
オープンゼミで頑張ってくれた方々本当にありがとうございました。
自分も何か他のところで貢献するようにします!
浦林もありがとう!
○坂本恵理奈(25期 5/20 20:26)
書き込み遅くなってしまい申し訳ありません。
今回はオープンゼミでしたが、ゼミ生が少なかったことに加え、来てくれた2年生は5人と少なく、残念でした。
しかし、かなりやる気のあるメンバーで、積極的に議論に参加していた様子から推察するに、
きっと三戸ゼミを第1志望にしてくれるのではないか、とひそかに期待しています。
話は変わりますが、私は毎回何らかの反省をしており、ただ反省するだけでは成長できないので、
先生がおっしゃっていたように、過去何回かのゼミを振り返ってゼミ生ができていないと思うことを
考えてみました。
(1)本の読み方(筆者の言いたいことをつかむ、本の主題を意識する)
(2)議論の仕方(@賛成・反対の理由を列挙し1つずつ批判的な意見をぶつけて考察
A残った意見の論拠・背景は何なのか、背景に納得できるかを考察)
(3)何故やるか、何のためにやるのかを意識した学び(出された課題に答えるのではなく)
(4)感想・意見を持つ、質問ができるようにする
の4点が今あげられる主なものではないかと思います。
(1)(3)は行っているテキストを通じた勉強で行えると思います。
特に(3)は何人かのゼミ生が今までの刮目に書いてきたように、ゼミ全体の課題だと思います。
今回の勉強はなんのためにやるのか、というのを事前に全体で確認したほうがいいのではないかと思ったのですが、
それをしなくてもできるようにすることが大切な気もします。みなさんの意見をお聞きしたいです。
○藤田航平(25期 5/21 21:18)
今回はオープンゼミでしたが、来てくれた2年生は5人、最後までいてくれたのは渡邊君1人と、僕としては残念な結果となりました。
しかしそれよりも、半数が欠席したゼミを見せるしかなかったことが大変悔しかったです。
まだ2年生がゼミを見学に来る可能性は大いにあります。みなさん体調に気をつけましょう。
坂本がこれまでのゼミでゼミ生ができていなかったことをいくつか挙げていますが、
僕としては(1)の力がまだまだ足りていないと思います。本に限らず、記事や映像作品などでも、その本質を捉え、
何が論点となっているのかを理解する力をもっと伸ばす必要があるのではないでしょうか。
○石嶺佑騎(24期)
書き込み遅れて申し訳ありません。
今回は大事なオープンゼミでしたが、残念ながら体調を悪化させてしまい出席することが出来ませんでした。 みなさんすみません。
今回特に悔しいことは、オープンゼミに来てくれた2年生に会えなかったことです。 なぜなら、新ゼミ生(仮)と一緒に議論し、一緒に話し合う機会を逃しただけではなく、自分の担当した説明会がどれだけ成功したか確認できなかったからです。 ゼミが始まっている時間帯、私は部屋でどれだけ今2年生が来てくれているのかずっと気になっていました。
こんな思いを二度としないためにも、体調管理をしっかりしていこうと思います!
○馬 辰卿(25期 5/22 15:31)
ゼミにとって肝心な日に個人的な理由でゼミに参加できず、しかも書き込みも遅く、本当に申し訳ない。そして、ゼミに参加したみんなの努力に感謝する。
近頃の自分をみると、責任への意識がまた薄れている感じがして、自分の困難だけを考え、準則を守りきらなかったことをたくさんしてしまった。間もなく先輩となるが、今の状態ではとても後輩たちの手本にはなれない。
今は、責任を果たすことの重要さを再び意識し、みんなと一緒に頑張っていきたい。
○安藤陽介(25期)
オープンゼミの参加者は5人だった。
説明会を担当したのは自分だったが、もっと2年生にアピールすることができたのではないかと反省している。
また、説明会以外にもチラシや、広告、Facebookやツイッターなどで広報する方法などいろいろなことが考えられた。
これは自分たちの商品やサービスをいかに広告するかの勉強にもなる。
この経験を来年にも生かしていきたい。まずはまだできていない説明会の報告書作りを頑張ります。
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[411] 題名:2013年度前期第5回ゼミナール活動報告 名前:馬 辰卿(25期) 投稿日:2013年05月09日 (木) 20時57分
≪目次≫
T.基本情報
U.現代文明論発表
V.新歓報告
W.今週の課題・次週の予定
X.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】5月8日(水)16時30分〜22時00分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
チームF:藤田、浦林、ジヨン
はぴスタ:馬、坂本(高橋)
ラファール:安藤、道幸(中島)
study ground:木田、石嶺、三厨(新山)
<院生>:中村、阪本、陳、黄
<2年生>:笹井U.現代文明論発表
第一章にある、現代社会=ニヒリズム社会を前提と意識せずに討論をするのが間違いだった。V.新歓報告
各自報告をお願いします!W.今週の課題・次週の予定
今週の課題
1.チーム「ラファール」のレジュメへの質問を各チーム一点以上考え、書き込んでください。(今週中で)
チームF:
筆者は「国土を守れ」ではなく「郷土を守れ」と言うべきだと述べていますが、
尖閣諸島を「国土」ではなく「郷土」と呼ぶ方が違和感を感じます。
ここで言う「郷土」とはどのようなものだと考えていますか?
はぴスタ:
p2の下か5・66行目「平和憲法を堅持して国際社会に平和主義憲法をブランド化する必要がある」
とありますが、筆者はp213・214で今の日本にはそれは無理だといっています。それについてどう思いますか?
なぜ無理なのかがはっきり書かれていないのでいまいちこの筆者の意見に納得できないのですが、いかがでしょうか。
study ground:
三島由紀夫は[文化を守るのに文化を守ることはできず、文化を守るのは常に
「剣の原理」である〕と主張し、日本の文化が[菊と刀のように文武が表裏一体に
なっている]と主張しています。
なぜ、「文武が表裏一体になっている」と言えるのでしょうか?
軍事的な敗退は、文化の敗退または衰退を意味する、ということでしょうか?
2.各チームの戦争についての解釈に、反論を (来週まで)
チームF
・平和とは、他社からの危害がない状態。
・暴力とは、他人が受け入れ難い、その人に対して、積極的なその人を直接傷つける行為。
・戦争とは、問題解決の為のてっとり早い行為。
チームFへの反論はここで、
○戦争について、ベトナム戦争のように、戦争は泥沼化することもあり、
手段として用いやすいとはしても、決して「手っ取り早い行為」ではないと思います。(はぴスタ)
○暴力について、「言葉の暴力」のように直接その人を傷つけるわけではないものもあるのでは? (Study Ground)
○平和 冷戦で、仮に軍隊が直接弾を撃ち合ってない場合は、危害はないといえるかもしれないが、この状態は平和ではないかもしれない。(Study Ground)
○平和について「危害」とは何を指すのか?物理的な危害、精神的な危害。たとえば物理的な危害がない日本と中国などの関係は平和といえるのだろうか。(Rafale)
はぴスタ
・戦争とは、暴力で自分たちの利益(領土、平和、金など)を得る為の手段である。
はぴスタへの反論はここで、
宗教戦争など、利益に限定できない目的の戦争もあるのではないでしょうか(Study Ground)
・上に同じで戦争にはさまざまな正義があり、それは石油資源などの利益目的もあれば、互いの価値観を戦わせた戦争もある。冷戦期の代理戦争はほとんどそうではないだろうか。(Rafale)
•この定義では冷戦が説明できない。ソ連とアメリカは冷戦の間、相手から何かを得たのではなく、自分たちの技術力をあげただけだ。(チームF)
study ground
・戦争とは、複数の集団が武力を用いて利害の対立と主張の相違から争っている状態。
・暴力 対象を物理的・精神的かつ意図的に傷つける行為 (対義語は? 平和、対話、愛?)
→修正 ・戦争とは、複数の集団が<主張や利害の対立の基>武力・軍事力を用いて
争っている状態、またどの集団にも何らかの正義が在る。
study groundへの反論はここで、
暴力について、力の行使する側の「意図」を要求しているが、酔っ払って人を殴った場合は、暴力でなくなるであろうか。(はぴスタ)
主張や利害の対立に限らず、宗教やイデオロギーの違いからも戦争は起こるのではないだろうか(チームF)
Rafale
・戦争:相手より上位に立つための大規模で組織的な暴力。→自然
・平和:平らで和やか。→全てのものが同じ立場 →不自然な状態
Rafaleへの反論はここで、
○反論にはなっていませんが質問です。
平和について、「すべてのものが同じ立場」とは具体的にどういうことでしょうか。
これだけでは共産主義的なものを思い浮かべてしまうのですが…。(はぴスタ)
○戦争が自然とありますが、暴力が大規模に組織化されていることが自然とは思えません。
どうしてそれが自然と言えるのでしょうか。(チームF)
〇戦争:相手より上位に立つことが必ずしも目的になっていない場合もあるのではないか。
戦争は2か国以上が参加するので、全ての国がその目的に立って動くかというと必ずしもそうではない。(study ground)
次週の予定
1、オープンゼミ(消費税の記事について、自分の立場をとった理由二つ以上考えること)
2、本の交換会(企業、経済小説)X.刮目、今日イチ
○坂本恵理奈(25期 5/12 21:10)
今回初めて「現代文明論講義」を使った議論をしましたが、各章についての議論をすることで、
「正義とは何か、現代はどういう社会なのか」ということをつかむことが目的であるのに、
レジュメが「はじめに」について触れていないことに対して、先生からご指摘があるまで私をはじめ、
誰も質問しませんでした。昨年の正義論の反省があったのもかかわらず、「なぜやるか、何のためにやるのか」
をまだまだ意識できていないのだなと思いました。また、今回私は報告を聞く立場でしたが、聞く側だから
とりあえず報告にしたがって議論すればいい、というように考えおり、「なぜ・何のために」を考える意識が特に低かったなと反省しています。
自分が報告者であれ報告を聞く側であれ、もっと積極的に考えるように。していきたいです。
○浦林幸輝(25期 5/13 16:15)
僕は今回のゼミで本の読み方を今一度改めなければなと思いました。本には著者が言いたい事が書かれているという、当たり前と言えば当たり前なことをよく理解せずに今まで本を読んできたように思います。なので今まであまりよく読んでいなかった序章や前書きなどから、この著者は何が言いたいのか、どういう立場で考えているのかといったことを読み取るように心がけて本を読み、著者の言いたい事を本当に理解していけるよう心がけていこうと思いました。
次回のゼミはオープンゼミです。あまり2年生が来なかったら、または来た2年生に良いゼミだと思われなかったらどうしようと不安でもありますが、先生、中村さん、そしてゼミ生の皆の協力を受けてこれまでいろいろとやってきたことを考えれば前向きにどれだけ2年生が来るのだろうかと楽しみでもあります。皆さん協力してくださり有り難うございます。来週は2年生にこのゼミすごいな!入りたいな!と思わせられるようなゼミにしましょう。
○藤田航平(25期 5/13 19:45)
「尖閣諸島は自衛できるか」というテーマをなぜ考えなくてはならないのか、
またしてもこの、「なんのために学ぶのか」という点を意識出来ていませんでした。
「はじめに」を大切にし、常にその本の主題を意識しながら読むということがまだまだ不十分でした。
何度も何度も同じ反省をすることになって大変恥ずかしい限りです。
また、日本語の使い方にももっと敏感にならなければなりません。
先生がお話されていた、「生命尊重主義」と「生命至上主義」についても、
僕は2つの言葉の違いなんて全く考えずに読み飛ばしてしまっていました。
常に主題を意識しながら、筆者の言葉の選び方にも注意を払い、本当に「本が読める」ようになりたいと思います。
○安藤陽介(25期)
ゼミのガイダンスで説明したときに感じたことを、うまく説明できなかったことを悔やんでいます。
私は説明会でプレゼンをすることのみに集中してしまい、のちにゼミでフィードバックするということが頭から抜けていました。
人が減り、後半で疲れている聴衆にどのようにしたら注目を受けるスピーチができるか、それらを深く考えていきたいと思います。
○笹井純也(5/15 11:40)
ゼミ説明会に参加してきました。多くのゼミが輪読をします、仲が良いですと紹介していました。私には輪読の具体的なイメージがつかず、サークルやバイト先、高校時代と比べてどのくらい仲が良いのかもわかりませんでした。
せっかくの一年に一度の機会だったので、もっと下調べをするべきでした。準備については前回の本の紹介でも後悔していたので、同じ間違いを繰り返しています。よほど気を付けないとまた私は同じ間違いをしてしまいます。
また逆に、誰かに物事を説明する場合には相手の理解の度合いを考える事が重要になるとも思いました。このゼミでは普段の授業よりも意見を交換する機会が多いです。せっかくなので、私や皆様がどのように相手を意識した発言をしているかを確認してみたいと思います。
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[410] 題名:2013年度前期第4回ゼミナール活動報告 名前:浦林幸輝 投稿日:2013年05月02日 (木) 15時16分
≪目次≫
T.基本情報
U.DVD視聴『京の老舗』
V.本の交換会
W.新歓・町興しプラン報告
X.今週の課題・次週の予定
Y.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】5月1日(水)16時30分〜22時50分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
チームF:藤田、浦林、ジヨン
はぴスタ:馬、(坂本、高橋)
ラファール:安藤、(道幸、中島)
study ground:木田、(石嶺、新山、三厨)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:笹井
今回はなんと、カナダに留学していた木田が帰ってきました!!
突然の参加と、8ヶ月間延ばし続けていた髪の毛のボリュームに一同ビックリでした!
今週も欠席者が多く、先週とはまた別の人が風邪をひいて欠席とのことです。安藤もまだ風邪が完治してなくて辛そうでした。
昨日暑かったと思えば今日寒かったりと、最近気温が安定しないので体調を崩しやすいですね。
皆さん健康には気をつけましょう!U.DVD視聴『京の老舗』
(作成中)
<DVDを観ての課題>
@今回見たDVDの中でキーワードを探して、それを元にこの番組がどういうものであったのかまとめる
ADVDを見た感想(浦林くん、まず1行でいいから書いておこう。呼び水になる。「先ず、隗より始めよ」だ)
○笹井純也(5/8 16:00)
書き方とかが間違っていたらすみません。
このDVDのキーワードは「伝えること(察すること)のむずかしさと大切さ」だと思いました。今回、自分の感じた事と先生の考えた事が大きく違いました。また、解説を受けても何となく程度にしかわかっていません。このDVDでも伝える場面が多く出ました。先代から後継者へ、日本から外国へ、NHKから視聴者へ、自分の料亭から仲間の料亭へといったように、察しようとして悩んでいる姿ばかりだったとも受け取れます。
一方、あえて直接伝えなかった事には理由があるのだと思いました。直接表現した方が伝わるのなら、NHKも昔の日本の京都料亭という番組にせず、リストラするかの相談を受けた先輩も「すればええやんけ」とは言わなかったはずです。後継者の試験の意味が分からず受けるよりも、理解しながら試験を受けた方が手っ取り早いと思います。
そこで、完全に想いを伝えることは難しいですが、伝わらないからこそ新しい境地にたどり着けるのではないかと思いました。もし外国人の後継者シェフが日本文化を完全に理解した場合、キャビア?を使わず、新しい感覚の料理が生み出せなかったかもしれません。初代の想いだけでは料亭はつぶれていたかもしれません。直接表現するのではなく、婉曲表現でないと本当の意味では伝わらないこともあることを、この番組は伝えたかったのだと思います。V.本の交換会
今回のテーマは、「漫画・雑誌・ライトノベル」でした。
<出品者> <著者> <書名> <出版社> <交換相手> <評価>
浦林 漆原友紀 蟲師 講談社 安藤 B
李 冨樫義博 レベルE 集英社 藤田 A
藤田 手塚治虫 火の鳥 未来編 角川文庫 浦林 A
馬 有沢まみず いぬかみっ 電撃文庫 安藤 B
笹井 天野こずえ 浪漫倶楽部 エニックス 木田 B−
安藤 江川達也 マンガ最終戦総論石原莞爾と宮沢賢治 PHPコミックス 三戸先生 B−
木田 中村光 聖★おにいさん 講談社 坂本 B−
坂本夏見 ― グローバル経営の教科書 日経BP社 − B
中村 武宮健治 鈴木先生 双葉社 藤田 B
三戸先生 − 文藝春秋2013.4 坂本 −
− SAPIO ?年11月号 馬 −
− AERA2010.11.8 馬 −W.新歓・町興しプラン報告
各自報告をお願いします!X.今週の課題・次週の予定
<今週の課題>
@今回観たDVDがどういうものであったか、その内容からキーワードを探してそれを中心にまとめ、書く。
ADVDを観た感想を書く。
上に課題を書く場所を設けているのでそこに書く。
<次週の予定>
課題図書の『現代文明論講義』最終発表 or DVD視聴Y.刮目、今日イチ
浦林幸輝(25期 5/2 16:29)
僕は大きな休みの度に京都に行くぐらい京都が好きなので、今回のDVD視聴はとても興味深くて面白かったです。
日本の象徴と言っても過言ではない京都ですが、最近別の日本の象徴について大きなニュースがありますね。
それは、富士山がユネスコの世界文化遺産になったことです。
夏休みに登ろうと思っているのですが、世界遺産になってしまったので登山客が多くなりそうだな〜と危惧しております。
前々からユネスコに自然遺産として申請したがゴミ問題などが原因で認可されなかったのを、文化遺産として申請したら認められたと
ニュースで聞ききましたが、それを聞いて、果たしてゴミ問題がなくても自然遺産として認められたのだろうかと疑問を抱きました。
富士山周辺の自然は特別豊かであったり、珍しかったりはしなくて、むしろ日本文化における富士山という存在の意味こそが
評価されるべきなのではないかと僕は思います。
申請者はそういうところをよく考えずに申請していたのかと思うと、素直に富士山の世界遺産登録が喜べなかったです。
○藤田航平(25期 5/7 21:16)
今回のDVDでは京都の老舗料亭の主人とその跡取りが登場しましたが、
僕の友人にもラーメン屋の息子がいて、彼も店を継ぐと言って修行しています。
僕もそのラーメン屋に何度か行きましたが、彼にとって僕のようなお客はどういうものでしょうか。
親の代から来てくれるお客はとても嬉しいものでしょうが、
親と比べられるという意味でそれが大きなプレッシャーにもなるでしょう。
もし自分が継ぐことになったらいっそこれまでのお客をリセットしたいと思うかもしれません。
京都の老舗料亭と街のラーメン屋の跡取りがまったく同じだとは言いませんが、
やはり相当な覚悟が必要なことなのだと思います。
浦林が富士山の世界遺産認定について書いていますね。僕も登りたい。
富士山といえば、僕は小学校低学年の時に「ふじさん」と呼ばれていました。
○安藤陽介(25期)
今回は三厨の代わりとして幹事の代理を務めましたが、ゼミの進行を行う難しさを改めて思い知りました。
「他人は皆師なり」の言葉にあるように普段から三厨がどのようにふるまっているかを注意深く見ていきたいと思います。
富士山ですが、今年こそ登ろうと思っていた時に世界遺産に登録されてしまったので複雑な思いです。
世界遺産というのは世界的にはどれくらい注目されていて、評価されているかということも調べてみたいと思います。
○笹井純也(5/8 16:00)
2年の笹井と申します。今回もお邪魔させていただきました。ゴールデンウィーク中に仙台へ行ったのですが、そこで後継者の若い漁師さんにお会いしました。
そこでは東日本大震災により、家や船、取引先の喪失といった大きな変化に遭っていました。その変化にめげず、その漁師さんは釣り体験を企画して関係者との信頼を築き始めていました。
跡継ぎになる時の試験は課されないそうですが、京都の老舗料理屋だけでなく、今でも昔の日本の共同体が残っているのだと思いました。
どちらの共同体にもどこか不思議なたくましさがありました。もし京都に震災のような大きな変化が起きたとしても、少しずつの変化を維持している京都の料亭は変化に対応できるのではないかと感じました。
釣り体験での釣りたての魚や漁師さんが育てたわかめを食べました。普段食べている海産物とは同じだと思えないほど味が違い、とてもおいしかったです。
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[409] 題名:2013年度前期第3回ゼミナール活動報告 名前:藤田航平 投稿日:2013年04月25日 (木) 18時27分
≪目次≫
T.基本情報
U.ピケンズ-小糸事件意見発表
V.DVD視聴『X社を買収せよ』
W.新歓プラン報告
X.町興し状況報告
Y.今週の課題・次週の予定
Z.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】4月24日(水)16時30分〜22時30分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
チームF:藤田、浦林、ジヨン
はぴスタ:坂本、(馬、高橋)
ラファール:道幸、(安藤、中島)
study ground:石嶺、(三厨、新山、木田in Canada)
<院生>:中村、阪本、陳
<2年生>:笹井U.ピケンズ-小糸事件意見発表
先週視聴したDVDのピケンズ-小糸事件について、各チームで意見を発表しました。
チームF :「ピケンズは正義ではない」
ラファール:「ピケンズは正義ではない」
スタグラ :「ピケンズは正義」
はぴスタ :「どちらも支持できない」V.DVD視聴『X社を買収せよ』
DVD:NHKスペシャル『X社を買収せよ』
1980年代、当時積極的なM&Aによって急成長を続けたミネベアは、
次なるターゲットとして三協精機の買収を画策するも抵抗にあい苦戦。
当時の三菱銀行の仲介でついにミネベアは三協精機の株を売却し買収を諦め、
その後三協精機は三菱銀行の仲介で新日鉄と業務提携することとなった。
DVD視聴後3チームに分かれ
ミネベア社長高橋氏、三協精機社長山田氏、三菱銀行副頭取奈良氏
以上の三者にとって何が正義だったのかを考察し発表しました。
石嶺チーム(仮) チームF 中村チーム(仮)
<高橋氏> 自由主義 自由主義 自由or功利主義
<山田氏> 自由主義 共同体主義 共同体主義
<奈良氏> 共同体主義 功利主義 功利主義
●DVDの感想・主な登場人物以外の視点や正義について考えたこと
○石嶺佑期(24期 04/26 16/38)
ひとまずこの場に簡単なメモだけ書いておきます。 後日追記します。
・登場人物候補ー三協で解雇された従業員、ミネベアの従業員
・彼らの正義ってなんだ・・、
三協従業員:三協という職場で会社に貢献し、家庭を支える。(彼らなりの正義とは?)
ミネベア従業員:・・?
○坂本恵理奈(25期 4/28 19:56)
私は石嶺チーム(仮)でしたが、私のチームだけ他の2チームと意見が違いました。
奈良氏については、意見を聞き確かに功利主義かもしれない、と思ったのですが、
山田氏についてはやはり自由主義なのではないかと思います。
共同体主義の主張として、『事業を大切にする』という共通善を守った、というのがありましたが、
はたしてそれが本当に従業員も含んだ共同体の共通善なのか、というのは疑問があります。
それよりも山田社長の信念として『事業を大切にする』というのがあり、自分のしたいこと・
自分の快を求めている、という意味で自由主義者だといったほうが納得できるのではないかと思います。
ここで私が考えたのは三協の従業員の視点です。
彼らはミネベアに買収を狙われるほどの技術を持っていたにも関わらず、会社の業績が低いことから
給料がそんなに良かったとは考えられず、最終的には1000人リストラされるという事態に直面しています。
これらのことを考えると、三協の従業員は、自分の生活を守ることに必死で、会社の事業を守ることについて
考える余裕があったようには思えません。むしろミネベアと合併して、安定した給料を望む人も
中にはいたと思います。
また、少し調べてみたのですが、三協は一族人事が横行し、社員の志気は著しく低下、無気力感は社内に充満し、
優秀な若き技術者も数多く退職する、というようなこともあったようです。
これらのことから、従業員たちも、会社という共同体の共通善のもとで生きているというより、
自分たちの快を重んじる自由主義者なのではないかと思います。
○笹井純也(5/1 13:15)
一見ただの悪者の高橋さんの行動も自由主義(もしくは功利主義)の観点からみると、筋の通った行動をしていました。また逆に、今までの私の考え方では高橋さんが変人と受け取っていたことも発見しました。とりあえず私は自由主義ではなさそうです。
親としての従業員の立場では、ミネベアがどのような形であれ目立つことは良いと思います。まず、自分の所属する会社の名前が知られる事は子供に紹介できるのでうれしいと思います。息子や娘(幼稚園生から小学校中学年までを想定)に紹介してもわからない小さな企業から、テレビにも出る注目の企業になることは父親として誇らしくなります。ミネベアを批判された場合は子供へ説明しにくくなりますが、子供たちは会社全体への批判ばかりの報道と現実の頑張っている父親の差を目の当たりにできるはずです。そのため、良い教育の機会にできそうです。
○藤田航平(25期 5/1 14:12)
DVDを見ていて、主要な登場人物達の正義はなんとなく掴めるのですが、それ以外の人々の正義はなかなか見えてきません。
ミネベアの社員にしてみれば、他企業の買収にそこまで興味があったとは思えませんし、
三協のリストラされた社員にしてみれば、さっさとミネベアに買収されて業績を改善させるべきだったと考えるかもしれません。
しかし、このような彼らの考えと、経営者達の正義とが同じ類のものだったのかというとまだ疑問があります。
経営者達の正義にはなんらかの理念があるように見えますが、従業者達のそれは、自分たちの利害の範囲に終始しているように見えます。
そもそも一つの会社において意思決定者以外の人々の正義に意味はあるのでしょうか。
いくら従業員が経営者と異なる正義を持っていたとしても、彼らが会社の意思決定をする事は困難です。
正義が、なんらかの力の行使に伴うものだとするならば、その力を持たない者の正義とはなんのためのものなのでしょうか。
まだまだ勉強が必要なようです。
浦林幸輝(25期 5/1 15:54)
ミネベアの社長、高橋高見は何故それほどまで自社の規模拡大を目指したのか。あのDVDを見る限りだと、高橋社長は自社を大きくしようという意思が強く、それだけの為に動いていたように感じられました。DVDで高橋社長は部下に企業買収の為に買収すると得になりそうな幾つかの企業をリストアップさせましたが、これはつまり買収して儲かりそうなら相手はどこでもいいということではないでしょうか。そこには今後我が社はどういう方針でどういう事業を進めていきたい、だからこの企業の持っている設備やノウハウが欲しい、といった意図が無いのではないように思われます。高橋社長は自分の会社を大きくする事それ自体の為にミネベアを経営していたのだと思います。事業を拡大するということ自体は企業を経営していく上で必要ですが、それ自体が経営の至上目的となってしまうのは少し違う気がして、高橋社長の考え方には共感できませんでした。それと比べて三協の山田社長は、自社の事業を大切にしたいという理念を持っており、それに基づいて行動しているところに僕は共感できます。なので、高橋社長と山田社長の経営方針では山田社長の方が正義だと思います。
ただ、従業員、特にリストラされた人達からしてみたら、ミネベアの買収に素直に応じていた方が良かったのかもしれません。高橋社長の仕掛けた大した理念のない買収は僕は正義だとは思いませんが、買収を仕掛けられた時点では合理的に(または最大多数を三協の社員に設定した功利主義的に)判断すれば、自分達にミネベアに対抗できる力が足りていないのだから、社員を守る為に買収されるのが正しかったのだろうと思います。また、三協の一般株主(特に投機目的の株主)からすれば、ミネベアのTOBによってキャピタルゲインが得られるので買収に賛成するかもしれません。
結局この問題を論じる上で考えなければいけないのは「企業は誰のものなのか?」ということなのかと思いました。経営者、従業員、株主のそれぞれの立場に立てばこの事件の何が正しかったのかという考えが変わっていきます。そしてその判断を下す為には、何が正しいのか・人々はどうするべきかという「正義」についてしっかりと学ばなければならないなと思いました。正義論についてゼミで扱うのは残りわずかですが、より真剣に考えていこうと思いました。
○中村貴治(20期)
【奈良氏について】
議論の場では、奈良氏は「功利主義」であると主張したのですが、
しばらく考えてみて、奈良氏は「共同体主義」と言った方がいいのかもしれないと思い始めました。
というのも、奈良氏が説得の言葉として「〜〜した方が、お互いにとって得になるよ。(敵対的M&Aはお互い損だ)」と
言っていたことから、奈良氏を「功利主義」であると初めは判断していたのですが、
それは「説得のための方便」かもしれず、奈良氏の本来の意図としては、
日本で「良し」とされてきた考え方・慣習に従い、その通りにするのがいいのである、
という考えがあったかもしれない、と考え始めたからです。
人の発言や振る舞いには、必ず背景・動機が存在するのであり、発言の一端をとらえたものでは、
あまりにも表層的、浅薄な理解しかならないでしょう。もちろん、今回観たDVDの中でも奈良氏の情報は極端に少なく、
難しいところがあったでしょうが、自分が無意識の内に奈良氏の発言だけを捉えて評価をしており、
動機・背景まで考えを巡らせようとしていなかったことに、反省をしたいと思います。
【正義(共同体主義)について】
また、坂本さんの書き込みを読んで、共同体主義について気づいたことがあります。
それは、共同体のメンバー(の大半?)が肯定するものが共通善として肯定されるのだ、
という考えに、私自身は違和感がある、もしくは認識が違ったということです。
というのも、私自身は、例えばある共同体で引き継がれてきた伝統・文化、価値観は、
その共同体のその時のメンバーの大勢が肯定しようがしまいが、
大切にする立場に立つのが、共同体主義であるという理解をしていたからです。
実際のところ、マイケル・サンデルの共同体主義の主張は坂本さんの書いている通りだと思うのですが、
それで共同体の価値観や伝統・文化は大切にされ、引き継がれて行くのでしょうか。(従来の民主主義とどうちがうのか…?)
Wikipediaですが、サンデルのページに「ドイツでサンデル型のコミュニタリアニズムを実践した結果、
その土地の文化・伝統が消え去ってしまい、サンデルの主張は危険視されている」といったような
趣旨のことが書いてあったのですが、それも頷けると感じました。
それを「共同体主義」と言っていいのか、随分イメージが違います。
共同体主義を引き出してきた理路には同意するのですが、最終的にサンデルも「共同体」ではなく、
「個人」に立ってしまったのだろうか(実にアメリカ的だ)、と感じました。W.新歓プラン報告
HP(担当:馬)
ゼミ説明会(担当:安藤)
オープンゼミ(担当:浦林)
また、5/9、5/14の昼休みに行うゼミ説明会の担当者が決定しました。
5/9 担当:三厨 サブ:(三厨が指名)
5/14 担当:石嶺 サブ:ジヨン、藤田X.町興し状況報告
みなとみらい班
野毛班Y.今週の課題・次週の予定
○今週の課題
・今回見たDVDの感想と、主な登場人物以外からの視点や彼らにとっての正義について
考えたことを書き込む。(Uに枠があります)
・三戸ゼミ写真館から3-5つの写真を選び、コピータイトルをつける。
(詳細は担当者の方からお願いします)
・本の交換会の準備
次回テーマ:漫画・雑誌・ライトノベル
○次週の予定
・DVD視聴
・新歓プラン報告
・町興し状況報告
・本の交換会(テーマ:漫画・雑誌・ライトノベル)
・刮目
※来週から行う予定だった
佐伯啓思『現代文明論講義』(ちくま新書、2011)を使っての
議論は再来週からに変更になったので各チーム準備をお願いします。Z.刮目、今日イチ
○藤田航平(25期 4/25 18:15)
今回のゼミは欠席者が多く大変寂しかったですね。体に気をつけて、みんな揃って活動できることを願っています。
去年からゼミでいくつかのDVDを見ていますが、見たものに対してなんらかの自分なりの感想を持ち、またそれを人に伝えることの難しさを実感します。他のゼミ生の感想を聞いて、自分が思いもよらなかった視点や疑問に気づかされ、毎回大変勉強になります。感想を持ち、それを伝える訓練のためにも、日頃から無意識に情報に触れるのではなく、もし自分がこの情報に対してコメントするなら、という意識を常に持って過ごしたいと思います。
○石嶺佑期(24期 4/26 16:37)
今回DVDの感想を述べるにあたり、グリーンメーラーや株主の権利、そしてその権利は使用してよいかという定義を調べてくることができず、自チームの意見を相手に納得させることのできなかったので、次回はもっと自分達の意見を何度も見直し、必要な定義を整えたうえで発表や議論に臨もうと思います。
ところで今回は三厨をはじめとするメンバーが多く欠席していたにも関わらず、坂本を中心に有意義なゼミの時間が過ごせ、改めて今年のメンバーの力を見ることができました。 今いるゼミメンバーとともに過ごせる時間は残り1年と半年ちょっとしかありません。 このゼミをよりよいゼミにするべく、共通目的の確認や、伝達に力を入れて残りのゼミをより充実したものにしようと思います!
○浦林幸輝(25期 4/27 4:09)
ゼミのチラシを作るのが遅れてしまったのは申し訳ないです。期限ギリギリにならないように余裕のある計画を立てて、それを守れるように気を付けます。
昨年度はずっと功利主義の立場から正義について考えてきましたが、今年度に入ってチームが変わって功利主義以外の立場の意見も織り交ぜつつ話し合うようになり(ちょうどウチのチームのメンバーは3つの正義がそろっています)、その中で自分の中の正義がどうやら功利主義と共同体主義をあわせたようなものだと思うようになりました。
まだ明確にこうだ!と言える段階ではないですが、今のところ大まかに言うと「人々は自分の属する共同体の文化や歴史に基づいた善を考慮して、共同体に大きな迷惑をかけないように行動すべきである。もっと言えば共同体の幸福が最大になるような行動を選択するのが望ましい。だが、その共同体の善が社会全体の幸福を損なうものであれば、その共同体の善は否定し改善するべきである」みたいな感じです。自由主義的な考え方は自分にはどこかしっくりこなくて、人々の自由は尊重すべきですが、それを至上のものとして押し出すべきではないのかなと思いました。少なくともリバタリアニズムは社会の善として採用すべきではないと思います。
まだ、満足できるものではありませんが、少なくとも1年前の自分が今の自分を見たら、これだけ物事を考えられるようになった事に驚くと思います。正義について真剣に考えるようになったこと、より深く考える材料が自分の中に出来たこと、そして漠然としているものの自分なりに答えみたいなものが出せたことにゼミで成長できたなと思う今日この頃です。
○李 芝ヨン(25期 4/27 10:45)
今回ゼミの活目で話したように、敵対的M&Aについて色々探してますが思った以上に複雑で調べれば調べるほど何が何かどんどん解らない状態になっています。一応「誰」に対して敵対的であるか、の答えを探すために敵対的M&Aの概念やその手段について調べました。「既存の大株主の協議なしで行われる企業支配権の奪取」という概念を読んだときには株主に対して敵対的なのか、と思いました。しかし敵対的M&Aの手段の一つであるプロクシー・ファイト(委任状争奪戦、株主総会において株主から議決権の委任状を取り付けて買収しようとする企業の経営陣を辞退させる方法)の場合は株主ではなく経営陣がその敵になりますね。
このままでは元々知りたかった「成功した敵対的M&A」の定義さえ曖昧ですので、もっと調べて追記します。
○馬 辰卿(25期 4/28 16:10)
今週体調を崩し、ゼミにこれなかったことにお詫びします。
さて、自分の勉強状況について書きます。
最近 内田樹の『寝ながら学べる構造主義』を読み始めたのです。最初は、先生から頂いた『構造主義』を読もうと思ったが、私にとってはあまりにも難解だったので、「わかりやすい」ことを売りにする『寝ながら』にしました。
構造主義を理解したとは全然いえないが、
本から重要だと思ったことを三点書いてみたい。
1.人間は自分の思ってるほど、自由に生きているではなく、予めそこに存在する環境から影響を受けている。
2.マルクスの人間観でいうと、人間は自分のしたことから、初めて自分とは何かを知ることになる。
3.身体からひとを操作することができる。ラジオ体操などもそのための存在であった。
○坂本恵理奈(25期 4/28 19:15)
今回幹事の三厨君と副幹事の安藤君が欠席だったため、私がゼミ幹代理としてゼミの進行役をしました。
初めてこのような立場になり、どのように進めたらいいか、どういう順番で進めていけばいいか、など、
普段ゼミに参加しているよりも色々なことを考えながら参加することで、より全体のことを考えるようになりました。
私としては、ゼミ幹事が欠席ということで、ゼミ生みんなが積極的に動いてくれたおかげでうまくいったなと
思ったのですが、中村さんが「責任感を持った人がいたからゼミがうまく回ったのだと思う。」とおっしゃっていて、とても嬉しく思いました。
自信を持つためには、実績または準備が必要だ、というお話を先生がしてくださいましたが、
自信がない人は人からも信頼されないと思います。
先週の刮目でも準備のことを書きましたが、できる限りの準備をし、自分に自信を持って行動できるように
していきたいと思います。
○笹井純也(5/1 13:16)
今回突然ゼミに参加させていただきました、2年の笹井純也と申します。
活発な意見のやり取りや頭の回転の速さに驚いてばかりでした。特に一つ一つの言葉に責任を持って発言をしなければならないと感じました。正義、良い本とは何か、どこに重点を置いた意見なのかなど、このゼミでは自分が普段意識せずに発した言葉を掘り下げていました。私が普通だと思っていることは他の誰かには普通でないかもしれないという前提に立って、これからコミュニケーションをしていきたいです。
厚かましくも、この次もぜひ参加させていただきたいと思います。今回は圧倒されていたので、次回はもっと冷静になり自分の考えを持ちたいと思います。
最後となりましたが、投稿が遅くなりすみません。ありがとうございました。
削除キー【0424】
[408] 題名:Buskerの映像です! 名前:木田世界 (25期) 投稿日:2013年04月22日 (月) 08時49分
ご無沙汰しております、25期の木田です。
先生のご提案を受け、Buskerの動画をアップロードしようと思います。
これは、僕がNYで撮影したものの中で、一番面白いと感じたダンサーのものです。思わず見入ってしまったため、画面に指が写ってしまいましたが…
Busking
では、すぐに日本で!
【削除キー 0422】
[407] 題名:2013年度前期第2回ゼミナール活動報告 名前:石嶺佑騎 投稿日:2013年04月18日 (木) 16時53分
≪目次≫
T.基本情報
U.新歓プラン中間報告
V.DVD視聴ー会社は誰のものかー
W.チーム名、コンセプト発表
X.正義論テーマの決定
Y.町興しの中間報告
Z.本の交換会(SF、ファンタジー)
[.今週の課題・次週の予定
\.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】4月17日(水)17時00分〜22時45分
【場所】経営学部C棟506号室
【出席情報】(敬称略)
<24期生>石嶺、期生>三厨、浦林、馬、李、安藤、藤田、坂本、道幸(中島、木田in Canada)
< 院生 >中村、阪本U.新歓プラン1次報告
HP(担当:馬)
ゼミ説明会(担当:安藤)
オープゼミ(担当:浦林)V.DVD視聴ー会社は誰のものかー
会社は株主のものだとするピケンズ氏と、会社は従業員のもだとする日本企業<小糸>の対立を撮ったDVD。
「小糸製作所株の買い占め事件」として世間では知られている。W.チーム名、コンセプト発表
●チームF(☆藤田、浦林、ジヨン)
コンセプト:物事に積極的に活動して「失敗(Fale)」を重ねつつも、そこから学び「最終的に(Finally)」「未来(Future)」に繋げていく「Fighter」であろう。
●はぴスタ(☆馬、坂本、高橋)
コンセプト:はぴ=happy スタ=study&star
つまり、
楽しく楽しく勉強をし、チームメンバー一人ひとりが成長でき、星のように輝くチームである。
●ラファール(Rafale)(☆安藤、道幸、中島)
コンセプト:Rafaleはフランス語で「突風」という意味があります。
我々この三戸ゼミにそんな突風を巻き起こしたく、このチーム名を付けました。
とくに新しい試みや新しい企画などには積極的に挑戦していきたいと思います。
●study ground(☆三厨、石嶺、木田、新山)
コンセプト:ground は 「物事の本質となる『地盤』」と、「どんなことも際限なくできる(走り回れる)グラウンド(場)」であることを意味し、 study は「学ぶ」こと。
私達のチームは、どんなことからでも学び、そしてどんな時でも物事の本質、何のために学ぶか、をしっかりと捉え、楽しく、真剣に学んでいきたいと思います!X.正義論テーマの決定
再来週から話し合う正義論の章は、
2章、3章、5章、6章Y.町興しの1次報告
みなとみらい班
アンケートの内容・予算を先方に提出。
大学の先生にお願いし、授業前等にアンケート実施。
野毛班
22日に先方と話しあい、調査の細かい内容、方針を決める。
その後メンバーで調査を実地し、報告書を作る。Z.本の交換会(ファンタジー・SF)
この項は本の交換会幹事の安藤がお送りします。
今回の本の交換会のテーマは「ファンタジー・SF」です。
A+の高評価の作品が多数出品された史上稀にみる交換会になりました。
紹介されたA+はこちらです。
作者/作品名/出版社/出品者
呉茂一『ギリシア神話』新潮文庫(馬)
マイケル・クライトン『アンドロメダ病原体』早川書房(阪本)
ジョージ・オーウェル『1984年』早川文庫(道幸)
ミヒャエル・エンデ『モモ』岩波書店(三厨)
ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』早川書房(三戸先生)
それ以外は以下の「三戸ゼミ本棚」にて掲載しているのでご確認を!!
ウェブ上で本棚を管理することのできるサービスです。
自分で本を追加しWebで閲覧することができます!是非見てみてください!
三戸ゼミ本棚[.今週の課題・次週の予定
・今週の課題
課外活動幹事を決定。
→☆メイン藤田、サブ坂本に決定。
今回見たDVDの考えをまとめて発表できるようにしておく。(正義論と絡めて考えよう)
それぞれ新歓プランを深めておく。
町興しの中間報告。
各チームでチームカラーやチームロゴを考えておく。
三戸ゼミ写真館から3-5つの写真を選び、コピータイトルをつける。
・次週の予定
先週見たDVDに対する意見発表
新しいDVD視聴
新歓プラン中間報告
町興し中間報告
刮目\.刮目、今日イチ
○安藤(25期)
石嶺さん素早い報告ありがとうございます!
今回のゼミで改めて気づいたことが2つあります。それは本当の勉強時間はゼミの時間ではなく、ゼミ以外の日であるということです。
これは当たり前のことでしたが、ゼミの中で先生からポルポトの話や、DVDで観たピケンズの問題、それに基づく企業統治の問題、
次回のゼミまでに予習しなければいけないことがたくさんあることに気づきました。予習することで次回のゼミでの
理解も深まり、また新たな学習課題に取り組んでいくことができるのです。
次回までに最低一つは必ず予習していきたいと思います。
また、本の交換会では自分の苦手なテーマでしたが、苦手なテーマほど勉強になるのだなと感じました。このテーマについては疎すぎて、
ほとんど知っている本がなく、自分のこれまでの視野の狭さに落胆しました。そういう意味では本の交換会とは自分の可能性を広げるチャンスでもあるので、
幹事としてもっと力を入れていきたいと思います!三戸ゼミブクログも開設いたしましたのでよろしくお願いします。
○高橋祥太朗(24期)
石嶺、早い場立てありがとう。
自分にとっては久々のゼミとなった今回、やはり勘が鈍っているのか
本の交換会ではもう自分自身訳のわからないくらいに言いたいことが言えなかった。
劣化したまま終わりたくない、次回からのゼミでは先生、中村さん、ゼミの仲間の発言を一言一句
聞き逃さない姿勢で、自分の発言における表現力を取り戻し高めて行きたいと思う。
また野毛調査、みなとみらい調査は斬新なものでこれからのゼミが楽しみで仕方がない。
積極的に関わって行きたい。
○道幸祐太郎(25期)
今、自分は自分の人生の中で最も忙しいと思います。学校、ゼミ、アルバイト、自分の将来…。でも、しんどい、もう嫌だ、のような負の感情はありません。楽しみながら積極的に臨むことが多いからです。ゼミでは野毛や安藤チーム(Rafale)の一員として、アルバイトではチーフとして、将来に向けてはもちろん自分のため、そういった数々のインセンティブがあるため本当に楽しみながら日々を送っています。
それぞれのことには当然責任が生じていますが、先生がおっしゃっていた通り「困難な」ときに「準則を守りきること」をめざし、同時にその責任すらも楽しみながら一つ一つクリアしていきたいと思います。同時に自分が先頭になって何かをするときは楽しみながらしないと一緒にやってくれる人が楽しめるとは思えません。楽しむことは責任を果たすときに最低限必要になってくるのではないか、などとも思いました。
○馬 辰卿 (25期)
DVDの感想について書きます。
DVDのなかで、「greenmailer」への反発が始終絶えなかった。
しかし、「greenmailer」のどこが悪いのかっていうことは全く取り上げられてなく、
ひたすら企業や民間の反対の姿を出しているだけであった。
だから個人的には、短期的な利益を追求する「greenmailer」は「悪」だって言うことを疑問に思う。
2013.4.21 15:11
グリーンメーラーの悪影響について調べているが、今のところ実例がまだみつかっていない。
2013.4.21 15:56
○浦林幸輝(25期 4/21 23:25)
「『責任』とは困難な状況においても準則を守り切ること。」というお話は以前にも聞きましたが、その時はピンとこなかったのか、この話を聞いたことがあるということしか覚えていませんでした。今思えば非常にもったいないことをしていたのだと思います。最近は所属サークルの新歓が忙しさを理由にゼミの準備が十分にできなかったと自分の中で言い訳をしていたのですが、そんな時にこのお話を聞いて、それは単に自分に責任感が足りていないだけなのだと思いました。振り返ってみれば、もうちょっと上手くやればゼミとサークルの両立は可能でした。しかし、どこか自分に対して甘えて、責任を果たす為の工夫を怠っていました。昔から僕は自信というものをイマイチ持てないのですが、それはこういうときに責任を果たせない自分に対して、自分自身が信頼できないからなのかと思いました。自分に自信を持つ為にも、責任感を持ち、自分をマネジメントして、より困難な状況においても高い準則を守っていこうと思いました。その手始めとして、まずは今自分がするべき事を逐一紙なりスマホのメモ帳なりに書き出していき、寝る前に次の日にするべき事をいつ、どうやるかを考えていこうと思います。当たり前に出来ている人には当たり前な事かもしれませんが、はじめの一歩としてこの習慣を続けていこうと思います。
○李 芝ヨン(25期 4/21 23:45)
久し振りの本の交換会で非常に良い本が多く出てさすが三戸ゼミだと思いました。
ファンタジー・SFだと言ったら何故か割りと軽いイメージがありそうですが、考えてみると古典の中ではファンタジー・SFである小説が多いですね。今更ですが、「素晴らしい新世界」とか「蠅の王」など、もっと良い本を薦めたら良かったと思ってます。
次の本の交換会は「企業・経済小説」ですが、このテーマは自分がほとんど接したことのない分野であるため、みなさんがいったいどのような本を紹介してくれるのか非常に楽しみにしています。自分も良い本を見つけられるように、再来週まで頑張って探します。
○石嶺 佑騎(24期 4/22 23:57)
今回DVDを観る時、ずっとリベラリズムの視点でこの問題を観ていました。 しかしそれではまた正義についての話し合いにならないことに気付きました。
石嶺チーム(故)が自由主義からリベラリズムにシフトしていった理由は、先生の意図することを深く考え切れず、テキストの自由主義=リベラリズムだから自分達チームが扱う自由主義はリベラリズムだ、と安直に考えてしまったことです。
今回刮目のとき中村さんも仰っていましたが、今からやる勉強は何のためにやるのか、一歩一歩にきっちりとそれを考え、次の議論をよりよいものにしたいと思います。
○藤田航平(25期)
久しぶりの本の交換会では気になる本がたくさん登場しました。
「ファンタジー・SF」本は紹介を聞いているとわくわくしますね。
ファンタジーやSFはあまり読んだことがなく、紹介された本を全てもらいたいほどの気持ちだったのですが
あいにくじゃんけんに弱く、せっかくのチャンスを逃してしまいました。訓練します。
本の交換会の度にゼミ生の読書の量や質には驚かされます。
自分ももっと本を読まねばと思うのですがなかなか実行に移せません。
ゼミで本の交換会がある、という環境を最大限活用し、
魅力的な本にたくさん出会い、またそれを上手に紹介できるようになりたいと思います。
〇三厨昌平(25期)
刮目で、先生から私のため(タイミング的に)に「責任」のお話を頂きました。
それまでAかBか、0か1か、ということばかり考えていた僕は、はっとしました。
自分がやりたいと選んだことについては全部やりとげないといけないのだな、と。
サークルで音楽と組織運営を全うしながら、ゼミにおいてはゼミ幹として抜かりなく仕事を行い、
アルバイトもきちんとこなし、そして学校の勉強も自分に実りあるように取り組む。
これが今年の自分のtodoなのだ、と実感しました。
私は精神論だけで乗り切れる人間ではないので、むしろどれだけ工夫にエネルギー(精神)を割けるかだと思います。
今年の取り組みがこれからの人生を豊かにするのだと信じて頑張ります。
(と言いながら投稿が遅れてしまい、大変悔しい限りです。)
また今回は本の交換会で「モモ」を出品し、その他に「はてしない物語」(どちらもミヒャエル・エンデ)を紹介しました。
「モモ」を3人が奪い合ってくれたのはとても嬉しかったですが、
それ以上に嬉しかったのはM2の中村さんに「はてしない物語」にとても興味を持っていただけたことでした。
自分よりも3年長くゼミにいる方に本の紹介をあれほど喜んでもらえるとは、紹介者として冥利に尽きます。
○安藤君、「本の交換会」のリンク先に行ってみたが、この紹介の仕方が復活したのは嬉しい。
(多少手間取るだろうが…)
ただ、注文がある。二つの板に分けてしまうと、記録性・閲覧性が下がってしまう。
活動報告板には、紹介された本全部。そして、
「三戸ゼミ本棚」には、「A-」以上を載せるとか、一工夫が要ると思う。
○坂本恵理奈(25期 4/21 19:31)
書き込み遅れてしまい申し訳ありません。
日曜日に書き込んだのですが消えていたみたいです。毎回書き込めているか確認はしているのですが、
編集時間が重なっていると1度書き込めていても消えてしまうのでしょうか。
次回から、書き込んだら時間をおいて、再度書き込めているか確認しようと思います。
今回本の交換会がありましたが、みんなと比べ、私はあまりうまく紹介できませんでした。
原稿を作っていったのですが、他の人の紹介を聞いているうちにもっとここをこうしたほうがいいのではないかと迷い、自分の考えがまとまらないうちに自分の番になってしまったため、結局うまく紹介できませんでした。
準備はしたけどしっかり準備できていなかった。事前にもっと推敲していればこのようなことにはならなかったのに、ととても後悔しています。準備をしてそれ以上にできた時、最高に楽しいと思える。そのようにできるよう、次の交換会ではしっかり原稿を推敲して臨みたいと思います。
削除キー:0418
[406] 題名: 名前:石嶺 佑騎 投稿日:2013年04月16日 (火) 16時43分
三戸先生コメント有難うございます。
早速次の合宿をより良いものにするため投稿いたしました。
夏合宿をよりよいものにするため、また次の合宿で新2年生を巻き込んだ素晴らしい合宿にするためにも一緒にマニュアルを作りましょう!
さしあたり↓に思いつく限りの項目を上げてみましたので、各企画幹事はその概要(目的・どんなものなのか)、必要なもの、諸注意、その他 等書き込みお願いします。
また、この項目はまとめた方がいいのでは、この項目を追加しましょう等の意見あれば、是非書き込んでって下さい。
・合宿幹事
【概要】
合宿幹事はその合宿のコンセプトをよく理解したうえで、みんなが合宿に準備段階から積極的に参加し、素晴らしいものを残せるように合宿を作っていく役職です。 「やってよかった」、「また次もやろう」、「あの合宿は本当に楽しかった」そう言われるような合宿を目指そう。
【仕事内容】
・主な仕事は先生との連絡を通じて合宿の詳細を決定/確認し、それをみんなに伝え、みんなが合宿に携われるように様々な仕事をみんなに振っていく。
・合宿前から先生と小まめに連絡を取り合い、合宿の細部までしっかりと決めていき、また先生に報告する。
・合宿では様々な企画があるので、それぞれの企画をみんなに振り、また各企画の進行度合いの確認。
・「合宿中必要な道具等の作成」や、「合宿準備の時点で必要な物の用意」等の、↑で書いた以外の仕事をみんなに振る。またその進行度合いの確認。
【必要事項】
幹事のほかに最低でも4-5人のヘルパー。
様々な連絡手段(メールや電話のほかに、チャットワークやLine等)
【手順(夏合宿の場合)】
6-7月の段階で夏合宿の日程を決定 → 合宿に向けてサポート係を5人ほど指名、またその時点で決まっている企画、仕事の担当者を決める → 何度か先生とお会いし、合宿のスケジュールや細かいところまで調整、また現状の報告をする + その際新たに出てきた仕事の振り分けや、実行、また各企画幹事から作業の進行度合いを確認する → 万事確認して、合宿スタート、合宿中はサポート係も含めて開会式や閉会式、表彰式等を取り仕切り終了 → 合宿の報告を掲示板に上げる。
【注意事項】
・合宿までの準備段階をどれだけみんなで作り上げられるかが重要なので、役割分担をしっかりと行う。
・また、みんなのスケジュールが合わないこと(アルバイトやサークル)がかなりあるので、前々からスケジュールの把握をしておく。
------------------------------------------------------------------------
・掲示板
・合宿ゼミー
・合宿のしおり
・式次第
・ポイント
・ラジオ体操
・討論会
【概要】
討論会を通じて取り上げたテーマについての理解を深め、またスムーズな討論会の進め方や、自らに有利となるような議論の展開手法について学ぶ。
【該当幹事の仕事】
・討論会内容の企画
・討論会の司会進行・記録・タイムキーパー
【必要事項】
各チームで討論会テーマについてまとめ、レジュメ作成
【討論会手順】
各チームの主張プレゼン→それについて質疑応答
→小人数チームに分かれてプレ討論で論点等を確認→最終討論
【注意事項】
テーマ設定が適切でなかったり、各チームの主張が似通っていたりした場合、そもそも討論会として成り立たなくなる可能性があるため注意が必要。
また、チーム数によってスムーズにいくように進め方を工夫する必要がある。
------------------------------------------------------------------------
・砂浜企画(何かあれば)
・ブリッジ
・三戸ゼミ十大ニュース
【概要】
その年に三戸ゼミ内であった10つのニュースをゼミで議論し決める。
今年1年が三戸ゼミにとってどのような年であったのか、またそれを今後活かすためにやる。
【必要事項】
各チームで三戸ゼミで起きた10つのニュースを話し合い、模造紙に『順位、各項目のタイトルとサブタイトル』を書き込んでおく。
【手順】
各チームが用意してきた模造紙を使い発表 → 十大ニュースとして扱う10つの項目を議論して決定 → 順位、タイトル、サブタイトルを決める
【該当幹事の仕事】
各チームしっかりと模造紙を作り上げてくるように促す。
企画中の司会進行、議論がうまく進むようにこなす。
【注意事項】
・事前にどのような様子でやるのか先輩に確認しておくこと。
・当日は時間管理など疎かになりがちなので、幹事とは別で時間管理者等をセッティングした方が良い。
----------------------------------------------------------------------------
・三戸ゼミ大相撲
・食事(挨拶+BGM企画)
@食前、食後の挨拶
【概要】
食前、食後に誰か一人が食前/食後の挨拶をする。
みんなで気持を整えて「頂きます」「御馳走様」と言うための挨拶。
【必要事項】
何のための挨拶かを考えて、気持ちよく挨拶できるように言おう!
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・三戸ゼミ歌留多
・三戸ゼミカルトQ
・表彰式
・修業式
・生き返り
・御宿マナー
大広間出入り口のスリッパの履き揃え
勉強終了後の湯のみ、ポットの返却
等、前回特にできていなかったように思うので、今後注意しましょう。
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【削除キー:0110】
[405] 題名:「2013年度前期第1回ゼミ活動報告」を見て 名前:三戸 投稿日:2013年04月16日 (火) 11時21分
みなの書き込みを見た。
感動・感激、気持ち・思いなどが伝わってくる。
こういう言葉を発するゼミ(生)を持つことの有り難さ、嬉しさを心から感じている。
だが、私は教師だ。
今、感動・感激していても、その感動・感激を「残したい」。「無」にしたくない。
一年後、卒業時、10年後、数十年後にまで「残したい」。
「育てる=残す」ことが社会から期待された職務だ。
以下、皆の言葉(思い・感激)を「残すための」アドバイスをしてみたい。
>まだ具体的にどうすればといったことが考えきれていない
今年1年間、私はゼミどんなことが残せるか、
>しかし、先生が「意識的にやらなければ人は変わらない」とおっしゃっていたように、頑張ろうと思うだけでなく、意識をして行動に移さなければ何も変わりません。
>一つ一つの勉強・企画で全員が全力を出し切りながら「楽しく」学んでいけるように努力することができ、かつ全員で協力していけるんじゃないかと早くも思っています。
>去年後輩として学んだことを、今年は先輩として示していけるようになりたいと思います。まだ具体的にどうすればといったことが考えきれていないので、まずはそこから始めてみます。
「したい、やりたい」「変わりたい」「残したい」とある。
では、どうする、どう変わる、どう残す、と書いてあるだろうか?
>私はこの1年間でやりたいことがあります。 それは4年生として、2年生や3年生を全力でサポートし、活かすことです。
>副幹事というのは先生やゼミ幹事とその他の幹事たちの橋渡し的な役
全体の運営・サポートをしっかりしていきたいと
>ぜひともそういう2年生をこのゼミに入れたいです…主体的にやっていけばマネジメントの良い勉強になり自分を高める良い機会ですし
>何かしら自分にできることを見つけてやって行きたい
1年後の「総括」の場で、「やりました」「変わりました」「残しました」という言葉を聞くことができるだろうか?
ここには、「姿勢」が述べられているが「やり方、手段・方法」はない。
残念だが、具体的に「いつ、何をどうするか」がない「姿勢」では、
どれほど強い「思い」があっても、結果は残らないのではないだろうか?
なぜ、評価方法・評価項目を君たちに考えさせているか?
なぜ、合宿で一企画、一企画毎に点数で評価するか?
なぜ、スピーチ大会で、一人ひとりのスピーチを個別項目で評価させているか?
評価項目なくして、どこをどう注意して、準備し、行為することができるだろうか?
スケジュール・計画表なくして(一定以上の)成果を上げることができるだろうか?
各役職担当者として一ゼミ生として、それぞれ何をするか?せねばならないか?
みんなと一緒に過ごすゼミの場(水曜日と合宿)では何を?その他6日間では何を?
そこで「自分に課したこと」が、君たちを「育てる」だろう。
まず、
○去年を振り返り、「具体的にやること」を明らかにする。
⇒やるべきだったのに、やらなかったこと。なぜそうなったか?
やったが、より満足・良いものにするにはどうすれば?
○合宿の総括を、感想だけで終わらせず、次回の具体的な「課題、注意事項」を明らかににしておく。(準備期間から振り返る)
⇒「合宿マニュアル」を作ることができる。
○合宿写真を「作品」に仕上げる。
@5点以上の写真にコピー・キャプションを付ける。
A「良い写真」と思うものを、5点選び、かつその中からNo.1を選ぶ。
B評価が高かった写真を表彰する。
⇒こうすれば、参加しなかったOBや後輩たちも「参加(楽しむ)」ができるだろう。
○二つの掲示板にどう関わるか?何に参加するか?どれだけ・どのように?
【kitaiwokomete】