since 2009.06.19
[393] 題名:2012年度後期第10回ゼミ活動報告 名前:馬 辰卿(25期) 投稿日:2012年12月13日 (木) 10時42分
≪目次≫
T.基本情報
U.DVD鑑賞 及び 二つの外食業企業比較討論「物語 」「AP company」
V.忘年会--上海飯店
W.今週の課題・今後の予定
X.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】12月12日(水)17:00〜23:00
【場所】経営学部A棟204号室→経営学部B棟333号室→上海飯店
【出席情報】(敬称略)
・高橋/松井チーム:浦林、馬(松井、高橋、中島)
・新山チーム:新山、安藤、李、道幸(木田 in Canada)
・石嶺チーム:三厨、藤田、坂本(石嶺)
・大学院生:中村U.DVD鑑賞 及び 二つの外食業企業比較討論「物語 」「AP company」
V.忘年会--上海飯店
W.今週の課題・今後の予定
来週のゼミ活動の予定は、
@ カレンダーの交換会
各自一人ずつ、(千円前後の)カレンダーを持ってき、皆に紹介し、交換する。
A 十大ニューズ
各チームごとに、用意した十大ニュースの案を発表し、評価する。
B ピザ企画
三厨君に一括注文を任せているので、来週までは体調管理をしっかりするように。X.刮目、今日イチ
○ 馬 辰卿(25期)
楽しい忘年会でした!
上海飯店のおいしさと安さは半端ないものです、
この一軒でしたら、個人的にもう料理のために上海に帰ることもないでしょう。
来れなかった皆は、本当に損しましたよ。
忘年会の意味について、ずっと「年を忘れる」ためにやるものだと思っていましたが、
興味があって、WIKIで調べたが、
起源として最古の例は、古い文章のなかで、宴の様子がまるで「としわすれ」のようだと書いてあるものです。
やっぱり年を忘れることは、経験を捨てることになりますね。
(2012.12.15 13.32)
○浦林幸輝(25期 12/16 1:29)
今回のゼミで見たDVDは外食産業のものだった。自分もアルバイトとしてではあるが、一応大手外食産業のチェーン店で働いているのでいろいろと考える所があった。その職場はアルバイトとして働くには、時給の低さを除けば、なかなか良い所だとは思うが、正社員としては働きたくない。その理由として、徹底的にマニュアル化されているため仕事にやりがいをもてないことと、食材に対しての敬意が無いこととがあると、それぞれ物語コーポレーションとAPカンパニーと比較して気付いた。マニュアル化のおかげで誰でもそつなく仕事がこなせるようになっているが、その分仕事自体が簡単であったり、他の人と仕事に違いを生み出す事が難しかったりして、仕事に対して大きなやりがいが持てない。また、お客により新鮮な食品を提供する為に時間が経ったらすぐに食品を捨ててしまう。今回のDVDを見て、そういう所が改善されている外食産業もあるんだな〜と、日本企業を見直した。
○坂本 恵理奈(25期 12/17.09:32)
今回の議論で、私はAPカンパニー側に立ち、第1次産業に貢献しているAPカンパニーのほうが
社会的にいい企業なのではないか、と主張しました。しかし、もう1度考え直すと、
物語コーポレーションも雇用問題に貢献していると考えれば、社会問題の解決に取り組んでいると
考えられるのではないかと思います。
私が1番驚いたのは、社会では入社3年目までの離職率が約28%であるのに対し、
物語コーポレーションは4分の1の約7%ということです。これはほんとにすごいことだと思います。
社員を大切にする、という姿勢は、他企業も見習うべき点ではないかと感じました。
〇三厨昌平(25期、12/17、14:37)
昨晩、帰宅してから自分からテレビのスイッチを入れて開票速報を見始めた自分にびっくりしました。
それまでは選挙速報にはあまり興味がなかったのです。
前回の衆議院選挙の時は政権交代することへの野次馬的な関心はありましたが。
今まではあまり政治に関心は持ちませんでしたが、選挙権を持って投票した(期日前投票)今、
たとえ一票でも自分の意見がどのように反映され、それがどう社会に影響するかを考えるようになる気がしました。
あ、社会に関心を持つことってこういうことから始まるのか、という感じです。
昨日までの1週間でツイッターやFacebookでは「投票に行こう」のメッセージが随分と流れていました。
また昨夜は投票率の低さ(59.32%)、特に若者の投票率の低さを嘆くツイートや投稿が多く散見されました。
残りの40%の人が何かしらの投票をしていたら結果が大きく変わっていたであろうことは言うまでもないですが、
自分には投票をせずに他人が決めた制度やシステムの中で生きることはできないです。
○松井 敬祐(2012/12/18/13:00)
先生、ゼミのみなさん、前回のゼミに参加できず申し訳ありませんでした。
正直言うと、予定は前から決まっており、
みんなで上海飯店に行くことに決定したときは大変落胆しました。
また、DVDで会社比較して学べなかったことも……
「物語コーポレーション」は以前に見たことがあり、
各店舗の人の管理やお金の管理を若い社員がやっており、
壁に社員の写真が飾ってあることを記憶しています。
しかし、そういった若い社員に店舗の管理を任してよいのでしょうか!?
ましてお金の管理までも……
それが私の気づきでありました。
最近、日本の素晴らしさに感心する機会がありました。
他国に行くことを通して、改めて日本の豊かさを感じました。
これは、他国と日本を比較することで初めてわかったことです。
衛星環境・公共施設・交通手段システムなどは日本が圧倒的に優れています。
最近の調査によると、旅行に行って良かった国で日本が第1位だそうです。
それは、
○電車が秒単位という時間システムの中で循環している。
○公共のトイレ掃除を定期的にしている。
○引ったくりや盗みが大都会でも極めて少ない。
○観光地でのガイドの対応がしっかりしている。
○日本料理だけでなく、様々な国の料理を食べることができる。
○都会であっても、夜中に外出することができる。(海外のダウンタウンはヤバい…)
などの理由からです。
私自身、全ての項目に「確かに!!」と頷くことができます。
アメリカに行った際、公園を歩いていると、なんだかすごい臭いがするなと思い、
辺りを見回すと、若者たちが“葉っぱ”をやっていたのです。
日本では、まずあり得ないその光景に唖然としました。
そういったドラックや銃が普通に売られていると思うと、
正直日本に生まれて良かったと安堵します。
今現在カナダのトロントに住む木田君は、留学を通して、
日本とカナダとの違いに気づきがあったのだろうか!?
また、ジヨンの韓国やマー君の中国との比較も楽しみである。
教科書では学べないことを学びたい。
○ 木田 (25期)12月19日 12時24分
>松井先輩
ご無沙汰しております、お元気でしょうか!?
確かに、日本の良さというのを感じることが度々あります。トロントでは、トイレで手をふいたあとのペーパータオルが散乱しているのを見かけるたびに嘆きながら拾い集めています…‼
あと、寮や学食の食堂の料理が”雑”です。厨房の様子が見えるのですが、料理をしているというよりかは食品を”生産”しているというか、やらされ感があって働いている印象を受けます。日本の学食だと、学生にうまいもん食べさせようという意気込みで料理をしている人が多いと思います。(ああ、シェルシュが懐かしい…!!!今、吉牛食べたら泣きそうです!笑)ホスピタリティを持ち働くことに積極的な意味を見出している人が多いという点で日本は良いなと思います。働くの語源が傍に楽を与えるだということがつくづく実感できました。もっとも、トロントの食堂で働いている人は、他の職が見つからずそこで働かざるをえない移民が多いということもあり、働くこと積極的な姿勢ではないというのは必ずしも文化の違いによるものではないかもしれません。
法制度上の差別はもちろん既に存在しないですが、差別の歴史的な影響、不平等が世代間で継承される(高等教育を受けず低収入の家庭出身の移民の二世三世は、経済的な理由や家庭での”社会資本”がないことから、教育を受けず”良い”職を得られないパターンが多いです。”良い”職(高給、高い地位、安定、昇進、技能の蓄積がある、)と”悪い”職(低給、低い地位、不安定、昇進や技能の蓄積がない=より良い職を得られないまま)に就くグループが分かれ格差が定着する、という構造があるようです。また、就職に関しては実力主義ということを予想していたのですが、大学職員として働くアフリカ系の男性の話によると、能力よりも”コネ(知人や出身国ごとのネットワーク)がなければトロントでロクな仕事に着けない”らしく、意外に感じました。コネが必要ということの背景については、様々な国からの移民の労働者が集まり労働者の競争が激しく能力だけでは他の労働者と差別化できないのか、伝統的に移民どうしがネットワークをつくり助け合っていたからなのか、確かではありません。
○松井 敬祐(日本時間2012/12/19/15 :36 トロント時間2012/12/19/1:36)
>>木田 世界
ご無沙汰です!!僕は日本で元気で頑張っています。
先月サンフランシスコに一週間滞在していたのですが、
若干日本よりも暖かく、最高の旅を満喫することができました。
ところで、現在世界中では、クリスマスシーズンですが、
日本でもイルミネーションやクリスマスツリーが街角の至る所にあります。
トロントのクリスマスは日本よりも楽しそうですね!!
またFacebookでクリスマスの様子を投稿してくださいね!! ☆Merry Christmas☆
トイレでのペーパータオルの散乱は僕も経験しました。
観光地や空港のトイレでさえ汚かったので、
ホテルのトイレしか使わないようにしていました。
(日本でも駅や公衆トイレを使わず、横浜ではシェラトンのトイレを使います!!!!)
世界は寮や学食の料理が“雑”と言っているが、
私はスタンフォード大学で学食を食べた際、
シェルシュ以上の料理の味と振る舞いに、今でもその記憶を忘れません。
まるで高級レストランで食べているかのようでした。
大学によって違うのでしょうね。
しかし、日本と決定的に違うところがあります。
それは“サービス・接客対応”です。
料理の味は美味しいものの、接客対応が非常に悪いと感じました。
(高級レストランは別でしたが……)
日本ではメニューを見て、食べたい料理を決めると、
手を挙げて呼ぶか、ボタンを押して店員を呼びますが、
欧米では、ウェイターが来るまで待たなくてはいけません。
そして、チップ制度から一つのテーブルに一人の担当者がつくので、
その人が来るまで待つのですが、来るのが非常に遅かったのです。
店内は忙しくもなく、店員同士で話しているんです。
(思いっきり睨みつけてやりました!!)
日本では、接客対応の研修を受けて初めて、ホールに立てますが、
アメリカの友達によるとそのようなものが一切無いと言っていました。
そう考えると、日本のサービス精神・顧客第一の考えは地方であれ都市であれ、
非常に優れていると改めて実感できます。
吉野家での注文してから、「○○いただきました!!」という店員の大声は、
決してアメリカ文化には無いものですね。
世界は“働くこと”に関心を持っていますが、
先週の日曜日の朝『サンデーモーニング』を見て、
アメリカと日本の働き方の違いには改めて考えさせられました。
その中でも、一番印象に残ったことがあって、
『金曜日に作られた車は買うな!!』という言い伝えです。
車の生産が多いアメリカのデトロイトで言われている言葉です。
アメリカの労働者は仕事とプライベートは全く別だと考え、
金曜日に仕事する際は次の日から休日ということもあって、
どうしても手を抜くのです。
それゆえに、金曜日に作られた車は不良品が多く、誰も買わないそうです。
日本ではまずあり得ません。
その労働者たちと日本の職人とが比較されていたのですが、
企業に就職するのが当たり前という日本社会の中で、
人生を捧げてまで品を作り上げる職人の精神には感銘を受けます。
自分自身、海外の文化に興味があり、様々な国に旅したいと思っていますが、
日本のことがまだまだ無知なので、
外国人に日本のことをもっと上手く紹介できるような人間になりたいです。
後半の“良い職”のテーマに関しては、後日書かせてもらいます。
Dear Sekai、
Don’t catch a cold,!!
And you should do what you wanna do!!
削除キー 「1212」
[392] 題名:2012年度後期第9回ゼミ活動報告 名前:道幸 祐太郎 投稿日:2012年12月06日 (木) 02時24分
≪目次≫
T.基本情報
U.第2回討論会 マイケル・サンデル『それをお金で買いますか』(2012年、早川書房)
V.忘年会企画
W.今週の課題・今後の予定
X.刮目、今日イチT.基本情報
【日時】12月5日(水)17時00分〜23時00分
【場所】経営学部B棟333号室
【出席情報】(敬称略)
・松井/高橋チーム:松井、浦林、馬、中島、(高橋)
・石嶺チーム: 藤田、三厨、坂本、石嶺
・新山チーム:新山、安藤、李、道幸(木田in Canada)
・大学院生:中村U.第2回討論会 マイケル・サンデル『それをお金で買いますか』(2012年、早川書房)
(※以下敬称略)
17:30〜18:30 松井・高橋チーム(功利主義)<司会:新山チーム>
発表:浦林
18:40〜19:40 石嶺チーム(自由主義) <司会:松井・高橋チーム>
発表:藤田・坂本・石嶺・三厨
19:50〜20:50 新山チーム(共同体主義) <司会:石嶺チーム>
発表:新山V.忘年会企画
・石嶺チーム:カレンダー交換
・松井・高橋チーム:ボウリング+上海
(忘年会に関しては話し合いの結果後述の今後の予定の通り決まりました。)W.今週の課題・今後の予定
今週の課題
<課題1>選挙の政策(TPP、原発再稼働、消費増税)に関して3つの正義の立場から考えてみる。
<課題2>3つの正義それぞれの立場に相応しい履修姿勢
<課題3>3つの正義における人間観の考察
今後の予定
12日:DVD観賞、本の交換会、上海 (16:20〜 行います)
※来週の本の交換会に関して
来週の本の交換会は時間の関係で
@土・日までに掲示板に5行程度でアップする
・三厨(25期)
村上春樹『ノルウェイの森』(上下巻)講談社文庫
今回ご紹介する本は、村上春樹の『ノルウェイの森』です。1987年に出版されたこの本は、たちまち上下430万部を売るベストセラーを記録し、村上春樹ブームを呼び起こしました。以来、彼は国内のみならず世界から支持を受けています。僕の手元にある文庫本は43刷目のものであり、一昨年2010年には映画化もされました。
僕は、このストーリーの展開の仕方と、白黒はっきりしない微妙な感じがとても好きです。大学生が主人公ですから、なんとなく親近感というか、甘酸っぱさも感じつつ・・・。
評価はAです。
・安藤(25期)
山崎豊子『大地の子』(全四巻)文春文庫
〜紹介〜
過去を知りたい。日本と中国、そして世界の歴史を学びたい。壮絶な主人公の人生と共に心を震わせたい。そんな人にお勧めの本がこちら『大地の子』。
この本を初めて読んだのは大学に入る前の春休み。父親に「勉強になるから」と薦められました。そして読み進め、
この本の衝撃的な内容と、著者山崎豊子の文章力に圧倒され、大学へ向かう電車の中で涙が出そうになったのを覚えている。
歴史の知見が広まり、そして感動できる。読んで後悔することはない。ぜひ一読を。(評価A+,水曜日には第一巻を持っていきます。)
○浦林幸輝(25期) (12/9 19:07)
綾辻行人『十角館の殺人<新装改訂版>』講談社文庫
ミステリ小説に少しでも興味のあるという人に是非オススメしたいのが、この『十角館の殺人』です。
正統派の本格ミステリ小説であるこの作品は1987年に刊行されました。その衝撃的な内容は日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる名作です。これを抜きに日本のミステリ小説は語れません。
その内容は、とある大学の推理小説研究会の一行が殺人事件の起きた島に一週間滞在する中で、一人、また一人と何者かに殺されていくという、アガサ・クリスティーの不朽の名作『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせるストーリーです。ありきたりにも思える、まさに「ミステリ」というストーリーですが、そのラストにはしてやられました。特に僕みたいな生半可なミステリ好きなどは気持ちいいぐらい引っかかってしまうでしょう。果たしてその犯人は誰なのか?殺人はどのようにして行われたのか?是非読んで確かめてください。評価はAです。
李 芝ヨン(25期,12/09 21:00)
浅田次郎 「活動写真の女」
「活動写真の女」は浅田次郎の中でもっとも印象に深く残った小説です。彼の作品の中でもファンタジーの要素が深くて、現実的ではありえないエンディングです。しかし、彼の他の作品と同じく、最近みたいな寒い日に読むのにいい、暖かい本だと思います。ネタバレになるかも知れませんので詳しくは話せませんが、タイトルの「活動写真」で分かるように、日本映画に興味のある方なら、映画マニアである主人公と一緒に、この本をより楽しめると思います。評価はbです。
○坂本恵理奈(25期 12/09 23:20)
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』新潮文庫
私は「ミステリー」というジャンルにまったく興味がなかったのですが、初めて伊坂幸太郎の本を読み、それ以来ミステリーが好きになりました。今回紹介するこの本も、ミステリーをあまり読まない人でも「おもしろい!」と思える1冊だと思います。思わぬ発見とまったく先の読めない展開で、わくわくしながら一気に読み進められます。最後に物語の全貌が見えた時の爽快さと、すべてが分かった上で繰り返し読み、新たな発見をする楽しさをぜひ味わってほしいと思います。(評価A)
○中村貴治(20期、23:52)
・中島敦『李陵・山月記』(新潮文庫,1969年)
初版は40数年前だが、2009年6月の時点で実に「76刷」目が刷られている、名作中の名作。
四つの短編が収められているが、特に「名人伝」、「弟子」は読んでほしい。
2週前のゼミで先生がお話された「学ぶとはどういうことか?」ということについて
感銘を受けた人は、より理解が深められるはず。(評価A)
(同じ「学ぶ」ということに関しては内田樹『下流志向』(講談社文庫,2009年)も併せてお勧め)
○藤田航平(25期 12/10 23:59)
伊坂幸太郎『重力ピエロ』新潮文庫 2006年
作品が次々に映画化・ドラマ化・舞台化され
今間違いなく日本のエンタメ界の中心にいるであろう人気作家伊坂幸太郎
そんな彼の作品の中でもおさえておくべき代表作『重力ピエロ』は
魅力的な登場人物!さわやかな感動!ちょっと悲しいんだけどそこがイイ!
流行を押さえておきたいなら読んでおくべき作家・作品です
(評価B+)
○馬 辰卿 (25期 2012.12.10 01:31)
有沢まみず『いぬかみっ』電撃文庫 2006
みなさん、もし駅のホームについて、ちょうど自分の乗りたい電車のドアが閉めたら、
どんな気持ちだろう、きっと「ああ、最悪」と思うのでしょう。
しかし、私はそう思わない、むしろ「ラッキー」と喜ぶぐらいです。なぜなら、
この『いぬかみっ』を読む時間ができちゃうからです。
自分の読んだ本の中で、面白くて、笑いが止まらない一冊というなら、これを超えるものはないだろう。
電車待ち、バイトや勉強で疲れた時にこの一冊があれば、まさに「ラッキー」です。
(もし授業中で読んで声を出して笑ったらしらないからね)
評価 B
○道幸祐太郎(25期)
小松左京 「夜が明けたら」(ハルキ文庫)
遅くなってしまい申し訳ありません。
みなさんは「日本沈没」をご存知ですか?今年、惜しくも逝去されたSF界の巨匠、小松左京氏の超大作です。
かの田中角栄元総理も読んだといわれる本です。そこで今回ご紹介したいのはこの日本沈没…ではなく同じ小松左京氏の書いた短編集
「夜が明けたら」です。短い文章の中に様々な恐怖が織り交ぜられた作品です。
日本沈没などとは一味違う小松左京ワールドを是非ご覧頂けたらと思います。
評価はA
○三戸(12/10,12:42)
「本の交換会」での、私の順番は最後と決まっていたので、月曜日となってしまったが、了として欲しい。
ストックの中から、出す機会が少なそうなものと、2冊用意しているものから出品する。
A、A+がないのは、ここで出すとき小説に対しては評価は厳しいことと、A+以上の「古典」が入っていないからだ。
だが、どれも面白いことは保証する。
紹介文は敢えて、3行ほどに押さえてみた。
・加藤 廣『信長の棺』日本経済新聞社(A−)
小泉以来、「改革、変革ブーム」の中で、織田信長が人気が高い。
数ある「信長本」の中では最近のものであるが、一、二の高い評判を取った。
一躍注目された著者はその後立て続けで豊臣秀吉・明智左馬助などを題材にした作品を発表している。
・山本周五郎『町奉行日記』新潮文庫(A−)
日本的倫理を知るなら山本周五郎を読んだらいい。
武士の「滅私奉公」と町人の「義理と人情」の美しさに感動しないものは、日本人ではない!
ユーモアあふれる作品もあり、『日本婦道記』以外の周五郎作品も読んでみて欲しい。
・藤沢周平『用心棒日月抄』新潮文庫(A−)
近年、時代劇が映画化されているが、藤沢周平の小説は、その中心的存在だ。
「雨あがる」など何作も映画化されているその藤沢作品の中で、私はこれがイチ押し。
必ず続編を読みたくなるだろう。
・清水義範『蕎麦ときしめん』講談社文庫(B+)
文学的価値の観点からならあまり高い評価は受けないであろうが、
楽しい読み物を求めているなら、お薦めだ。
司馬遼太郎の「パロディ」は一読の価値有り。
・D.フランシス『血統』ハヤカワ・ミステリ文庫(A−)
面白いのに、日本ではあまり人気があるとは言えず、また書き手もあまり多くないのが冒険小説であろう。
その面白さで次々と続編が出ているのが、ディック・フランシスの「競馬シリーズ」だ。
(1962年の『本命』以後、『大穴』『血統』のように全て2文字タイトルで44冊を数える)。イギリスを知ることもできて、お得と言えよう。
○中島亨(12/10 18:49)
東野圭吾 「名探偵の呪縛」(講談社文庫 1996)
言わずと知れた東野圭吾が贈る推理小説。
その作風から次に起こること、展開は予想外なことばかりで、
話のスタイルが非常に小説の良さを感じさせるものです。
量も適度なので手軽に読めます。
評価はBです。
○新山公太 (24期)
ジッド/山内義雄訳『狭き門』新潮文庫 (評価:A)
フランスのノーベル文学賞受賞作家であるジッドが手掛けた代表作。
10年後に読んだらまた違った感想を抱くのだろう、と感じる本が何冊かありますが、
この本はそのうちの一冊であり、学生のうちに読むことができて良かったと思っています。
文章量自体は少ないですが、時代と場所を超えて人間が悩み続ける普遍的なテーマを、
精緻な人間の心情描写と瑞々しいフランスの田園描写とともに描いたこの作品は、読み応え十分の一冊です。
○石嶺佑騎(24期 12/12 )
司馬遼太郎「梟の城」新潮文庫(評価:A)
みなさんご存知司馬遼太郎の「デビュー作」です。 聞いたことはあっても実際に司馬遼太郎の作品を読んだ人は少ないのではないでしょうか。 そんな貴方にオススメなのがこの「梟の城」。
何がいいかって他の司馬遼太郎の作品に比べて圧倒的に読みやすい! 司馬遼太郎の作品は上・下など2〜3作品を跨いでいるのが多いのに対し、梟の城は一冊で完結するし、また主人公が伊賀忍者と、忍者というインパクトのある、興味深い存在をメインに据えているので、凄く面白く読めると思います。 また忍者の生き方、友情、恋路といった要素がてんこ盛りの為、恐らく司馬遼太郎の歴史小説の中で最も読みやすい小説であろうと思います、是非読んでみて下さい!
A火曜日までに入札
◯三厨(25期、12/11、23:55)
ぎりぎりになってしまって申し訳ないです。
1.山本周五郎『町奉行日記』
2.藤沢周平『用心棒日月抄』
3.浅田次郎『活動写真の女』
の順に欲しいです。(欲張りなのは分かっていますが、ここじゃないと手に入らない気が…笑)
先週末に帰省したとき、実家にPCのACアダプタを忘れてきてしまい、入札希望はiPhoneから書き込んでいます。行のズレ等ありましたら、すみません。
○石嶺佑騎(24期 12/12 0:49)
「町奉行日記」
「蕎麦ときしめん」
「十角館の殺人<新装改訂版>」
の順に希望します。
大分遅れてしまい、申し訳ありません。
◯馬 辰卿 (25期、12/12、01:24)
『町奉行日記』
加藤 廣『信長の棺』
中島敦『李陵・山月記』(新潮文庫,1969年)
○安藤(25期)
1.浅田次郎『活動写真の女』
2.村上春樹『ノルウェイの森』
○浦林幸輝(25期)
1.村上春樹『ノルウェイの森』
2.ジッド/山内義雄訳『狭き門』
3.伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
の順に希望します。
○中村貴治(20期)
山崎豊子『大地の子』(全四巻)文春文庫
○藤田航平(25期)
小松左京『夜が明けたら』ハルキ文庫
○新山(24期)
1.小松左京『夜が明けたら』 ハルキ文庫
2.綾辻行人『十角館の殺人<新装改訂版>』 講談社文庫
○坂本(25期)
1.加藤 廣『信長の棺』日本経済新聞社
2.司馬遼太郎「梟の城」新潮文庫
○李 ジヨン(25期)
綾辻行人『十角館の殺人<新装改訂版>』 講談社文庫
Bただし、競合した際のじゃんけん等はゼミ内で行う
19日:2012年10大ニュース
カレンダー企画、ピザ企画X. 刮目、今日イチ
○道幸祐太郎(25期 12月6日 2:05)
今日は帰宅次第、書き込みを行いましたので不十分な部分があると思うので今後加筆修正していきます。
少し考えたことを述べてみたいと思います。
私たちは日本の歴史についてどれほど知っているでしょうか?日本という国号がいつから使われ始めたか知っているでしょうか?多くの日本人はNOというでしょう。そんな大昔のことは知らない、と多くの方が考えるでしょう。
しかし、本日、先生が刮目で李さんの発言を受けておっしゃっていたことを鑑みるとそうもいかないように思います。
日本と中・韓の軋轢はたしかに20世紀以降の日本の行為に原因があるでしょう。しかし、先生がおっしゃっていた中国を中心とした東アジアの外交秩序が根底にあると思います。5世紀に倭の五王が宗に朝貢した際、既に日本は百済とその序列を争っていたし、遣唐使は朝鮮半島との関係悪化でルート変更を余儀なくされています。つまり、今の日・韓の関係悪化、ひいては東アジアの緊張はこの時代に既に見え隠れ知ていたのです。そのことは果たして本当に知らなくていいのでしょうか。
何がいいたいかというと、日本人はもっと「歴史に目を向けるベキ」だと僕は思うのです。以前、高等学校での世界史の履修問題がありましたが、グローバル化の現在、私たちは日本と言う国をもっときちんと知り世界に自信を持って説明できなければならないのではないでしょうか。
どんな職業に就いても多かれ少なかれ世界を相手に「戦って」いかねばならない昨今、「敵」を知り「己」を知らば百戦危うべからず、なのではないでしょうか。そのことは先生がお話しになっていた「民族」や「国籍」といった話にもつながるような気がします。
長々となりましたが、李さんが韓国の大統領選挙で考えたように僕も総選挙を前にもう一度「日本」と「日本人」について考えてみたいと思います。
○坂本恵理奈(25期 12/07 11:15)
今回は討論会の2回目ということで、私たちのチームは前回よりも主義の理解に力を入れました。
様々な資料を読んだりチームで話し合ったりしたので、かなり理解はしているつもりでしたが、
実際に質問されると説明が足りず、なかなか理解してもらえませんでした。先生がおっしゃっていましたが、
原理に照らし合わせて具体的なケースを考えることで、より理解しやすくなり、他者に伝わりやすくなり、
そして納得してもらえるのだと思います。課題でも出ましたが、今の政策を自由主義の立場で考えることで、
私たちの理解ももっと深まると思うので、次の討論会までにしっかり考え、理解を深めたいと思います。
○安藤陽介(25期,12/9,15:14)
今回の討論を通じて感じたことは、他人の文章を読む際にいかに「反論してやる」と思って読むかということ。
反論しようと何度も考えそれでも出てこない場合は相手の意見が正しかったんだとうくらい、
反論するために文章をしっかり読み込んでいかないと、相手の意見が論理的でない場合にその意見を
そのまま受け入れてしまう。今後文章を読む際にはそれらに気をつけて読んでいきたい。
○馬 辰卿 (25期 2012.12.10 01:31)
1)今回の発表会で、自分のチームのレジュメがやっと一位の評価をもらえました。本当にうれしかった。
「博物館」の発表で、高橋チームはレジュメすら作らなかった。
そして、サンデルの一次討論でいい加減なレジュメで最下位だった。
今度先生と中村さんからいただいた評価は、高橋チームへの最大な激励である。
これからのゼミ活動もその姿勢でやっていきます。
2)...
○浦林幸輝(25期 12/11 1:37)
今回のゼミの議論で、相手の質問に対してすぐに明確な返答をできないのが悔しかったです。それはひとえにレジュメの作り込み方が甘かったということです。自分達の中で功利主義に対しての理解や自分のケースについての分析・評価・議論が不十分であったという事がよく分かりました。このことを反省して次回までに改善しなければいけません。その為には先生の仰っていた「否定できなくなるまで否定して、否定して、否定し尽くす」ことをしようと思います。そうすれば自分の主義やケースの理解が深まり、堂々と「それは分かりません」と言う事すらできるのでしょう。「否定し尽くす」のはかなり大変な作業であると思いますが、年をまたいである討論会に向けてそれをやってみようと思います。難しいだけにそうすればひとつ自分が成長できるだろうと思い、楽しみでもあります。
○李 芝ヨン(25期 12/12,14:00)
刮目でも話しました通り、今週は在外国民の大統領選挙がありました。
韓国語が全く分からない在日韓国人の方、留学中だがここでも投票が出来るようになって嬉しがってた方、人生初の投票だと仰いながら泣いたおじいさんなど、様々な人々に会って少し心境が複雑になりました。
投票「権」と言いますが、その国に住んでいなくて、その言語さえ知らない人達もその権利を持てるのでしょうか。権利ではなく義務と言ったら、その義務を負う人々の範囲はいったい何処までなんでしょうか。韓国語は全く話せず、祖父母または親が言うとおり投票をする方々を見ながら(秘密投票なのに!)、この投票に果たして意味があるのかと疑問を持ちました。選挙が終わった今でもずっと考えていますが、答えは出てないままです。
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[391] 題名:2012年度後期第8回ゼミ活動報告 名前:石嶺 佑騎 投稿日:2012年11月29日 (木) 17時07分
≪目次≫
T.基本情報
U.主要課題〜サンデルの討論会〜
V.本の交換会
W. お菓子企画
X. 今週の課題・次週の予定
Y. 括目、今日イチ
T.基本情報
【日時】11月28日(水)17時00分〜22時45分
【場所】経営学部B棟333号室
【出席情報】(敬称略)
・松井/高橋チーム:松井、浦林、馬 、中島(高橋)
・石嶺チーム: 藤田、三厨 、坂本、石嶺
・新山チーム:新山、安藤、(李 、道幸、木田in Canada)
・大学院生:中村
U.主要課題〜サンデルの討論会〜
V.本の交換会
W.お菓子企画
今回登場したお菓子は じゃがりこ:クラムチャウダー、ポッキー:アイボリーでした。
集計結果
→じゃがりこ パッケージ 35/60 (2*2,3*5,4*4) ポッキー 44/60 (3*3,4*7,5*2)
インパクト 32/60 (1*1,2*5,3*3,4*3) 35/60 (2*5,3*3,4*4)
ネーミング 30/60 (1,2*5,3*7,4) 35/60 (2*5,3*3,4*4)
価格 30/60 (2*5,3*4,4*2) 35/60 (3*3,3*6,4*2)
買いたい? Yes 5 No 7 Yes 2 No 9
-----------------------------------------------------------------------------
見た目 35/60 (2,3*7,4*3) 43/60 (2*2,3*2,4*7,5)
味 46/60 (3*2,4*5,5*4) 38/60 (1,3*4,4*5,5)
価格 32/60 (2*5,3*2,4*4) 30/60 (2*4,3*6,4)
買いたい? Yes 9 No 3 Yes 3 No 9
X.今週の課題、次週の予定
Y.刮目・今日イチ
石嶺佑騎(24期 11/29 17:46)
今回のゼミで私は、先生が「あなたと共にできて良かった」ということが幸福だ、と仰られたのがとても印象に残りました。 それは先生が先生なりに出した幸福というものの形なのだと思い、それじゃあ私にとっての幸福ってなんだろうと考えました。
私は幸福と喜び、嬉しさというものを混同して認識していました。 辞書では幸福とは「満ち足りていること」を意味していて、それでも自分の幸福というものが分かりませんでした。 何をすれが、何があれば自分が幸福であるのか。 それを念頭に置きながらこの一週間を過ごしてみようと思います。
馬 辰卿(25期 11/30 20:46)
1.今週のゼミでは、先生からoutput(成果)とinput(投入した時間、資源など)の話を聞きました。
生産者論理から消費者論理への転換のように、
勉強においても、今の私たちはoutputの伸びを重視しているのではなく、
inputの削減に目を向いている現状にある。しかしoutputこそが自分
自身の成長であり、それがまさに勉強の目的である。
この点をよく理解できていなかった(今も理解したとはいえないかもしれない)自分のことを反省しなければなりません。
2.「学ぶ」とは
型をわがものにする
型通りにやる
型を使う
型がわかる
型を生み出す
私は対戦ゲームが好きで、いつもゲーム達人たちのプレーを真似し、
またそこからヒントを得て、自分なりの戦い方を考え出している。
今回先生のこの「学ぶ」への解説を聞き、もの凄く共感があった。
それと同時に、ゲームにしか「学ぶ」の応用に気付くことができない自分の学び方が
本当に正しいかどうかという疑問を感じた。
早速今回「本の交換会」で先生に指摘から学んだつもりの「型」を使ってみたいと思います。
3.『若者はなぜ三年でやめるのか』の紹介
今日皆さんに紹介したい本は、『若者はなぜ三年でやめるのか』です。
著者は城 繁幸で、彼は大手メーカー富士通の人事部に9年勤めていて、
そこから作者となって、この本も彼の数多くのベストセラーの中の一つです。
普通世の中ではこの問題について「若者の辛抱が足りない」っていう一言で回答しちゃうが、
この本ではあえて企業側から問題を根底から解説してくれている。
自分はこの本を読んで、すごく納得できて、1年後自分が就活する時のすっごく大事なヒントも得ました。
絶対皆さんにもこの本を読んでほしいです!
○坂本恵理奈(25期)(12/02.1:50)
今回、先生から様々なお話を聞き、本当にいろいろなことを考えさせられました。
その中で、やりたいことだけ頑張るのはだめだ、というお話があったのですが、
それがとても印象に残っています。当たり前といえば当たり前ですが、
私たちは知らず知らずのうちに、自分がやりたいことだけ一生懸命頑張り、
やりたくないことから逃げようとしてしまいます。
しかし、先生がおっしゃっていたように、自分がやりたいことよりも、
他者がしたほうが良いと思うことをするほうが大切なことが多いと思います。
いくら頑張っていたとしても、それが自分のしたいことだけであるならば、
それはただの独りよがりです。私は今までそのように意識したことはありませんでした。
今回お話を聞いて気付くことができたので、これからは、色々なことに取り組んでいきたいです。
○浦林幸輝(25期)(12/2 13:32)
誰よりも才能があるわけでも、誰よりも努力できるわけでもない人間は、工夫で勝負するしか無いというお話にすごく共感できました。そろそろ就職についてうっすら考え始めていて、自分はいったい何が出来るんだろう、他人より秀でた何かを持っているのだろうかなどとよく考えます。しかし、自分には特別な才能があるとは思えませんし、特に大学生になってから、自分は努力ができない人間だということがよく分かりました。ではどうすれば他人と差を付けられるかと考えた結果、自分の個性を出していけば良いのではと考えていました。そんな中先生のこのお話を聞いて、やっぱりそうなんだなと自分の考えにより確かな物を感じました。自分にしか出来ない工夫が出来るようになれば、才能のある人からも、努力できる人からも、無視できない存在になるでしょう。残りの大学生生活をそういう工夫が出来るように成長する為に過ごしたいと思いました。
○藤田航平(25期 12/3 1:44)
三戸先生の「自分を大切にする」というお話が強く印象に残りました。人は一人では生きていけないものですが、結局のところ最後まで自分の人生を責任をもって面倒をみられるのは自分自身です。それなのに自分で自分を大切にしないとはなんと愚かなことでしょう。当たり前のようでも案外できていないことだと思います。ゼミの課題をサボるという行為は、先生への敬意を欠くばかりではなく、まさに自分を、自分の選択を大切にしていなかったと深く反省しています。
「人にやさしく自分に厳しく」という言葉がありますが、自分に厳しくすることは、つまりは自分を大切にする、自分にやさしくすることなんだと気づきました。私もこのゼミに入ったという自分の選択を大切にし、「人にやさしく自分にもやさしく」ありたいと思います。
○松井 敬祐(2012/12/03/2:58)
今回のゼミで先生のある言葉が私の頭の中から離れない。「追い出し合宿ができるように、残りの時間振る舞っていこう」
実際、私は三戸ゼミに所属して以来、追い出し合宿を経験したことがない。
なので、それがどういったものなのか、夏合宿とどう違うのか、全くわからない。
中村さんや竹田さん、大野さんから間接的に聞いただけである。
しかし、先生がおっしゃるように、追い出し合宿の重みは、
大学生として、三戸ゼミ生として、非常に大きいものであるように感じられる。
現在、日本の大学に存在するゼミで、
ゼミを追い出すための“合宿”をするゼミは少ないであろうし、
大半がお別れ会などの類で終えているのでしょう。
なので、もし今回追い出し合宿が実施されることになるのであれば、
私は非常に幸せなゼミ生であるし、
また、それが実施されるように自分も行動していきたい!!
これは先生が述べていた“inputとoutput”のセオリーに当てはめられる。
Inputは私が残りの時間において、
○ゼミに費やすエネルギー
○ゼミ生と過ごしていく時間
○忘年会・本の交換会などに懸けるお金
であると考えられる。
Outputはinputによって
○先生や私以外のゼミ生が「追い出し合宿をしよう」と思うこと
○ゼミ生が、私がゼミから離れるのは寂しいと感じること
○私が成長し、立派に社会人として働けるような“知”を獲得すること
だと想定することができます。
こう見ると、前者は自分の都合、後者は他者の都合と理解できます。
現在、私の下には後輩が“たくさん”います。
当然、全員の名前を知っているし、それぞれの性格も段々と理解してきました。
彼らと共に学ぶ時間もあと少ししかないですし、
かと言って私はもっともっと学ぶことがたくさんあります。
楽しんでいきましょう!!!
○木田世界 (25期 12/3 15:07)
>松井先輩、馬くん
なるほど、当たり前かもしれませんが、inputはoutputのためにあるんですね!
教授という職を目指しているので、余計にoutputをしっかりせねばと感じています。どの職でも必要とされるものだとは思いますが。
今自分はinputを増やして、分析のための型を身につけ、そして独自の技術に昇華させることを目標にしていますが、outputがどのようなものになるか、松井先輩のように具体的なイメージを持っていきたいです。自分の帰国後にはすぐ後輩が入ってくることになりますが、その時には一番しっかりと後輩に教えられる先輩になるつもりです!(松井先輩は帰国前に卒業されてしまうんですね…今更ですがもっと話せなかったかと後悔しています。 ぜひ×7合宿でお会いしましょう!!!)
>>木田くん、自分の書き込みがまさか木田くんの参考になれるとは、本当にうれしいです。
今後私も書き込みをする時に、常に「見られている」意識をしながら、「見せる」つもりで頑張っていきたいと思います。
ちなみに、インターネットの時代で松井さんと話せないことはないでしょう、この掲示板はいい場になれます :)
(馬 辰卿 2012.12.3 21:21)
○安藤(25期,12/4,12:08)
このゼミに参加するたび、大学で学ぶことが何かに気づく。
「大学で学ぶことは目に見えないものを見えるようにすること(=説明できるようにすること)」と
いうことに今回のゼミで気づいた。
ただ知識を吸収するだけでなく知識を吸収して今までになかった考えや見えなかった考えをアウトプットする能力を身に着ける。
これこそが大学で学んでいるものにしかできないことである。
それらを念頭に置いてまた今日から学ぶ。
○中島亨(25期 12/4 18:14)
私は今回の三戸先生のお話を聞きながら、勝手に自分の人生を振り返っていた。幸福に関してのお話の際に、「あなたと共にできて良かった」と言われた経験があったかどうか、ずっと考えていた。果たして自分はそう思われるような生き方をしてきただろうか、あるいはこれからもそのような姿勢で何事にも取り組めるだろうか、そんなことを考えていた。また、松井さんのお話にあった先輩としての風格というものを考えたとき、逆に自分は後輩としてあるべき姿でいられているのだろうか、これまでの生活で何を学んでこれたのだろうか、と改めて考えるいい機会になった。それこそ今しかできないこと、大学生活の中でしかできないこと、この三戸ゼミの中でしかできないことに関して、「あなたと共にできて良かった」と思われるような生き方をしたいし、そこから学べることをどんどん吸収して自分を高めたい。
〇三厨昌平(25期 12/5 1:48)
「花屋の店先に並んだ花は、その店のマーケティングや生命としての強さなど全てにおいてNo.1に輝く花である。
努力せずに今のままで良い、と訴えるOnly Oneは醜いだけだ」
という言葉に思わずハッとしました。
自分は自分、他人は他人。どんなに頑張ったって自分と他人を分け隔てるものは存在するし、それぞれの生き方がある、
と考えていた私ですが、
自分に周りとの違いをつくりだして、一番の輝きを放つための努力は、やはりいくらでもする余地があるものだと思い直しました。
また、どうも私は昔からいろいろなところで、言われるまで待とう、と様々なことをタイミングを見ながら先延ばしがちにしがちですが
その思いはinputを下げる姿勢である、とも実感しました。
早さ(時間的迅速性)もinputの一つであり、outputを最大にするためにはまた必要な要素なので、
自分を育てるには何事にも攻めの姿勢をとって行こうと思います。
○新山公太(24期)
先生は「自分を大切にする」という言葉をよく口にされます。
それは「自らを甘やかす」という意味ではなく、
「自らが選んだ選択を大切にする」、「自らの周りの縁を大切にする」、
といった意味が一つ含まれます。
そこで、
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[390] 題名:報告の形式 名前:三戸 投稿日:2012年11月20日 (火) 01時57分
毎週の報告だが、ずっと気になっていたことを書きたい。
(1)目次(報告の順番)
「基本情報」が最初、「今週の課題・次週の予定」そして「 括目、今日イチ」で最後はいいだろう。
だが、その他の項目の順番はどうしたらいいか?
適当と思われない時がある。
メインの「勉強」とその他の項目との間の軽重が意識されていない。
行われた順番での報告にする「意味」は?
「今後のスケジュール・テーマの決定」や「お菓子企画」の順番は?
(2)メインの「勉強」の表現の仕方
10/18 DVD鑑賞
10/25 U.博物館比較、(V.お菓子企画)、W. サンデルの3つの正義の割り当て
11/01 U.スピーチ大会テーマ・本の交換会テーマの決定、(V.お菓子企画)、W. 3つの主義からのケース分析
11/08 文書のセクション分けやそれのタイトル付け
11/15 スピーチ大会
どうだろうか?
私だったら、
「主要課題〜DVD鑑賞「終身犯」〜」
「主要課題〜DVD鑑賞「スピーチ大会(テーマ)」〜」
などとし、
「文書のセクション分けやそれのタイトル付け」は、
目次では、「U.主要課題〜論文の読み方〜」とし、
「U.主要課題〜論文の読み方〜」の報告のところで、
「文書のセクション分けやそれのタイトル付け」と記したい。
(3)担当者の「枠」を書くとき、どこまで書くか?
中島君は、T.基本情報、U.お菓子企画、X.括目、今日イチ、だけを書いている。
@最低、T.基本情報、U.スピーチ大会、V.お菓子企画、W. 今週の課題・次週の予定、X. 括目、今日イチ、と全部記す。
(目次と本文で、「お菓子企画」のナンバーが異なっているゾ!(^_^;))
A各項目に、最小限情報だけは書こう。たとえば、スピーチ大会のテーマなど。
(お菓子企画の情報だけあって、メインのスピーチ大会のテーマがないのは…(^_^;))
B原則として、翌日には、枠を書き込む。
(4)担当者以外の書き込みについて
@原則として、日曜までに「今日イチ」書き込む。
できる限り早いことが当然望ましい。
A担当者以外でも、担当チームは責任を持って、書き足し、修正を行うこと。
Bまた、担当チームも、積極的に書き足し、修正を行うことが望ましい。
活動報告は、担当者にとっては、「勉強」であり、
担当チームにとっては「責任」、全員にとっては「記録」であるが、
全員の「他者にわかりやすく・面白く、後日に役立ち、懐かしくなる記録」書けるような勉強なのだ。
(5)ゴチック体の使い方
一目で構造がわかるように積極的にゴチック・イタリック体などを使おう。
また、強調のための、アンダーライン、拡大文字
、色文字なども上手く使えるようになろう。
書き込み遊具置き場参照
(6)「括目、今日イチ」
かつて、ゼミの最後の各自の話は「最後の一言」と呼ばれ、後に「刮目」と呼ばれるようになった。
webに「活動報告板」が書かれるようになり、
「刮目」は「今日イチ」と呼ばれるようになった。
それは、「刮目」を全員でやったらそれだけで30分〜1時間となるため、
時短も兼ねて、その日のゼミで「学んだこと」「残したいこと」を「一つでいいから」書こう、ということになったからだ。
今のように、全員が書かないのなら、
また、その日に学んだこと以外を書くのなら「刮目」にもどし、
「今日イチ」は使わないようにした方がいいと思う。
○中村(20期)(11/20,07:49)
三戸先生、再度の投稿を有難うございます。
※[389]は管理人用パスワードにより、削除しました。
私から補足ですが、「かつもく」がいつも「括目」などと表現されていますが、
「刮目」です。「目を刮(こす)らせる」ことです。
漢字に意味が込められており、「かつもく」は「刮目」と表現するから意味があります。
1)予め辞書登録をしておく、でなくても、2)検索窓に「かつもく」と入れて実行してみる、
ことで問題は解決します。(さらに言うと、これは上記2)位のことは試してみる、
もしくは過去の報告に遡ってコピペしてくる、位のことを言われずとも自分ですることが、
社会人としては有能と目される第一歩だと思いますよ)
また、現在は少し報告の形式が変わってきてますが、
ページ上部の「● 報告の前に… @まずは、報告の「型」を確認しよう!」の
リンク先を見ると、大いに参考になると思います。
「いい報告」を書くには、是非とも確認しておきましょう。
【keisiki】
管理人さん、[389]は修正キーが使えないので、削除してください。
[388] 題名:2012年度後期第7回ゼミ活動報告 名前:中島 亨(25期) 名前:中島 亨(25期) 投稿日:2012年11月15日 (木) 13時14分
≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会
V.お菓子企画
W. 今週の課題・次週の予定
X. 括目、今日イチ
T.基本情報
【日時】11月8日(水)17時00分〜22時45分
【場所】経営学部B棟333号室
【出席情報】(敬称略)
・松井/高橋チーム:松井、浦林、馬、中島、(高橋)
・石嶺チーム: 藤田、三厨 、坂本、石嶺
・新山チーム:新山、安藤、李 、道幸、木田in Canada)
・大学院生:中村
U.スピーチ大会(三厨が立てておきます)
課題1:原稿をアップすること(中村さんにリンクを貼り付けていただいた、スピーチ大会用の掲示板に書くこと!)
2:スピーチ大会の評価表を見て、納得できる評価と納得できない評価を挙げること
3:次回のスピーチで気を付ける点、あるいは課題を挙げること
〇三厨 昌平(25期)(11/19,15:00)
課題2
納得できる評価
〜話し方部門〜
・黒人のバックグラウンドを語るときに、もっと具体的に、イメージが湧くように話すと良い
・もう少しゆっくり話すと良い
・間を取るようにするべき、話すスピードが速い
・「では僕のスピーチを始めます」は要らない
・「えー」といった間延びが多い
〜内容部門〜
・パンフを持ってきたのは工夫したところ
・もっとポイントに分けて離さなければ、聴衆には素晴らしさが伝わらない
・映画の内容が詳細に語られすぎている、自分が映画館で感じたことなどをより強調した方が分かりやすい
・説明ばかりになってしまっていた
納得できなかった評価
・映画の紹介の後で「観なければわからない」と言われたら、今までの紹介には意味があったのか、と思ってしまう
→自分としては音楽系映画を扱う上での「決めゼリフ」だと思っていた
・テーマとネタがあるだけで、原稿があるように感じない
⇒三厨君、自分の原稿を見直して御覧。
(2)〜(5)は「映画の説明・解説」じゃないか?
君の書いた原稿は「スピーチ」ではなく、「映画解説」だと感じる。
「納得できる評価」に書いてあることが「本心・本当のこと」ならば、
君の原稿は「人に聞かせ、聞き手を動かす」ものではないことがわかろう。
つまり、「(スピーチ)の原稿があるように感じない」のだ。
⇒三戸先生、コメントしていただいたにも関わらず、返信が遅くなって申し訳ありません。
以後、頂いたコメントにはすぐに返信します。
原稿を作った時は項立てと展開から映画の魅力をいかに語ろうかと考えていましたが、
いま一度原稿を見返してみると、先生の仰る通り、映画の説明に終始して魅力を語るまでいってないです。
映画を観たときの自分の心情や、聴き手目線から考えた見どころをしっかり盛り込めばよかったと思います。
課題3
・本題に関係ない言葉を発さない。そのために原稿準備のみならずスピーチ練習もしてくる
・映画の内容を語ることと、その魅力を伝えることの違いは何か?
○坂本恵理奈(25期)(11/23.22:25)
課題2
(1)納得できる評価
@話し方部門
・抑揚・メリハリがない。感情を載せて話したほうが良い
・原稿を読んでいる
・間違えた時の「すみません」はいらない
・「以上で終わります」はいらない
・トピックごとに何を言いたいかを最初に言う
・間を意識する
A内容部門
・「100万円」が生かせていなかった。
・コンセプトの理解が曖昧
・エピソードがあったのはよかった
(2)納得できなかった評価
・話すスピードが速かった
→自分としては結構ゆっくり話したつもりだったので、意外だった
課題3
・抑揚をつけた話し方
・原稿を読むのではなく、「話す」ことを意識する
・余計なことを言わない
・間を意識する
・テーマをよく考える
○安藤陽介(25期,11/27,10:50)
(1)納得できる評価
@話し方
・声が大きくて聞き取りやすい
・スピードが前回より落ちていた
A内容
・前フリが長い!
雑談とスピーチは違いますね。
早くすっと本題に入ることが大事だと感じました。
(2)納得できない評価
@話し方
・本当にそのスピーカーを欲しいと思えなかった
A内容
(3)次回気を付けること
導入部分をわかりやすく明快に作り、聴衆を話に引き込むようにする。
また、原稿を少し見すぎていたので原稿を見ずにゆっくりと相手にかたりかけるように話したい。
○藤田航平(25期 2012/11/28 17:33)
課題2
(1)納得できる評価
・話すスピードが早い
・声の強弱が少ない
・もっと感情をこめて
・オチがあって良かった
(2)納得できない評価
・前置きが活かしきれていなかった
課題3
次回気をつけること
・ゆっくりと感情をこめて話す
・大事な単語を選びメリハリをつける
・各部が構成上本当に必要かを再確認する
○浦林幸輝(25期 11/28 17:52)
(1)納得できる評価
(2)納得できない評価
(3)次回のスピーチでの課題
・ゆっくりしゃべること。今回も速かった。
・原稿をただ話すのではなく、相手に聞かせようという意識を持ってスピーチする。
・スピーチの趣旨に関係ない、意味なく余計な部分をなくす。
・同じ言葉を何度も繰り返さない。強く伝えたい感情はエピソードと交えて伝える。
○石嶺佑騎(24期 11/28 18:16)
(1)納得できる評価
@話し方
・表情が作りきれていない
・途中笑ってしまう
・DVDはずっと持っていた方がいい
A内容
・アンジェリーナジョリーの生い立ちの部分が最後に来ていたので、構成がおかしい
・「面白い」と言ってしまったのが惜しい
・自分がどう変わったのかということをもう少し膨らませて欲しかった
(2)納得できない評価
女優と監督の話が微妙だった
→自分にとっては有名女優や監督についての知識というのは雑学:役立つ話 として書き加えたつもりだったので、納得できないというか意外だった。
(3)次のスピーチに向けての課題
・感情表現をしっかりとする。
・結論の後余計なことを話さない。
・原稿を何度も音読して内部化する。
・抑揚や話の調子をもっと自然に、相手が聴きやすいように工夫する。
○新山(24期) (2012/11/28)
<課題2>
<課題3>
・時間配分にも気を配り、原稿と話の構成を練る
・原稿をしっかり暗記し、話す現場ではアイコンタクトとその場に応じた話の進行を行えるようにする
○中島亨(25期 11/28 18:26)
(1)納得できる評価
(2)納得できない評価
(3)次回のスピーチへの課題
・話術、特に声にメリハリを持たせる。
・話を聞いて良かったと思わせる、うなずかせる、喜ばせる。
・出だしと結びの言葉のチョイス。
V.お菓子企画
今回の担当は高橋チームでした。
◎100%APPLE りんごグミ
X.刮目、今日イチ
○中島 亨(25期 11.15 13:13)
第2回スピーチ大会ということで改めて話すことの難しさを感じました。しかし坂本さんや中村さんが刮目のときに言っていたように、自分も話すことは得意ではないので、少しでも上手くなれるよう、努力を重ねていきたいです。自分は反省点ばかりが残る結果となったわけですが、先生方からのコメントを糧にして、次回に向けて成長していきます。
○安藤(25期,11.16,0:25)
テーマに合わせスピーチを作り、スピーチを読む練習をする。これまで僕はこのことに大きな意味を置いていました。
しかし、「人のスピーチをきき評価し、また自分のスピーチを評価してもらう」このことこそがこのスピーチ大会の
一番大きな意義なのだと、今回のスピーチを終えて気づきました。
スピーチを作り上げた時点や、練習をした後などは、「絶対いける」と思ったのですが、
いざ、人のスピーチを聞いたり、自分でスピーチをして聞いてもらうと、まったく想像していたものとは違う結果になり驚かされました。
なので今回スピーチをして肌で感じたことを次回に生かせるようにしたいと思います。
あと中島君!
課題はここに書くのでは???場立てお願いします。
○松井 敬祐(23期)【2012/11/16/0:28】
中島ありがとうな!!さすが俺と同じチームメンバーだな!!
今回のスピーチ大会での今日イチは別で投稿したので、それは書きません。
違う内容を書きます!!
わたくし、松井敬祐は来週火曜日の11/20から11/27にかけて、
サンフランシスコに行ってまいります。(少し自慢話でごめんなさい!!)
そして、終審犯でも舞台になった、
“アルカトラズ”へ行くのです!!ストラウド待っておれ!!
自分の目で実際に確かめ、自分の体で空気を感じてきます。
この話は次回のゼミの刮目で話すでしょう!!いや、話すに違いない!!
当然、観光・ショッピング・グルメが目的でありますが、
三戸ゼミ生として、お土産を選ぶ際に、
日本の商品の陳列方法とサンフランのそれとを比較して、
どんなお土産が売られているのかをしっかり見てきます。
日本の東京バナナ並みのベタなお土産なんて買いません!!
⇒松井君、この文は、「スピーチ大会」の「今日イチ」ではない。
この文は「活動報告」ではなく「掲示板」に書くべきものだ。
また、中村君が貼ってくれたリンクを使って、「スピーチ原稿」を載せることが先だろう。
そして、「先輩の心構え」を書くなら、木田君の書き込みにまず答えてからにしなさい。
浦林 幸輝(25期)
今回のスピーチ大会で、自分を客観的に評価することの難しさ、不正確さを痛感しました。正直自分が用意したスピーチは、最高とまでは言いませんが、自分ではなかなか良いんじゃないかと思っていました。しかし、実際にスピーチをして評価を聞くと、思ってもいなかった批評が返ってきて驚きました。その批評の中には最初納得できない物もありましたが、その後の他の人のスピーチを聴いていると、ああ成る程そういうことか、と納得しました。「他人は自分を映す鏡」という言葉を聞いた事があるのですが、それはこういうことなんだなと実感しました。
(11.18 10:12)
○馬 辰卿(25期)
今回のスピーチ大会では、実に大変勉強になりました。
そして、皆のスピーチへの評価から気付いたことから、自分なりの反省をしたいです。
@スピーチのコンセプトからいいますと、
自分の選んだ今回のスピーチのテーマは「人生で一番好きな映画」です。
しかし、自分のスピーチでは、「映画」を主体とせず、
「自分はこの映画が好きであること」を中心に書きました。
その時点で、もうずれが生じて、いいスピーチになれませんでした。
Aスピーチの話術面では、
「スピードが速すぎる」という先生のご指摘がありました。
原因を探してみると、やっぱり練習が足りなかったことが致命的です。
皆の前に立つ時点で少し緊張感が沸いてきて、つい勢いまかせでスピーチをしてしまいました。
以上がスピーチ大会への反省でした。
自分は勉強の仕方をもの凄く重視してます、そして今回のゼミでまた凄い勉強法を知りました。
ゼミの最後の刮目で、中村さんの言った「毎回の刮目に対して、原稿を書いていた」ということから
凄くインスピレーションを得ました。
自分その貴重な経験を無駄にせず、来週から実践します。
(2012.11.18 18:45)
○藤田航平(25期)
他の人のスピーチを聴くことで勉強になることがたくさんありましたが、今回はそれよりもみんなの評価のポイントを聴いて勉強になったと思います。1番印象が強いのは、テーマの重要性についてです。
今回のテーマで言えば、なぜ100万円なのか、1億でもなく、10万でもなく100万円であることの意味を考える必要があるというのは、あまり意識していなかった点でした。このスピーチは本当に100万円というテーマにそっているのか、改めて考えさせられました。
スピーチのテーマについてまずよく考えることでより素敵なスピーチになるのだと感じました。
○石嶺 佑騎(24期)
今回のスピーチ大会では、実は3年生になって初めてのスピーチ大会で、とても緊張していました。 話し方や抑揚、声の大きさなど気をつけようと思っていたことは沢山あったのですが、いざ本番となると全て吹っ飛んでしまい、思うようなスピーチができませんでした。 まだまだ自分の中で原稿が自分の中に内部化できていなくて、今後のスピーチは何度も何度も音読し、スラスラと喋れるようになってからスピーチに挑もうと思います。
また、テーマ選びもしっかりと吟味していなかったり、自分の映画を観たときのbefore/afterを表していなかったことなど、全てをひっくるめて、ちゃんと次に生かそうと思います。
○新山(24期) ('12.11.28)
12年度第2回目のスピーチ大会を終えて、昨年の自分の様子はどうであったか少し気になり、
過去の記事を振り返ってみました。
そこでスピーチ大会の経験と先生のアドバイスから、
「スピーチの心得を作ろう」という話題が上がっていたことを思い出しました。
その内容を列挙してみると、
心得⓪語り聞かせたいキーワードを絞り、聞き手にとってクリアな話とする
@話にはタイトル・サブタイトル・小見出しを付けて話す
A原稿は読まず、またリズムや強弱をつけて「楽譜」にする
B抽象的な話は、キーワードを絞って強調する
Cスピーチの内容はテーマそのものからではなく、コンセプトから考える
D正論を正論として(反論の出そうにない当たり前のこと)語らない
との6つがあります。
この内で今回意識できた心得は⓪・A・B・Cに限られ、
さらに実践まで移せたものは、より少なくなります。
学ぶべきことを我が物とできていなかったので、
次回、3年生最後のスピーチ大会では今まで教わってきたことにきちんと学び、
これまでの集大成になれるよう、臨みたいと思います。
削除キー1114
[386] 題名:スピーチ大会原稿はこちらへ! 名前:院生N 投稿日:2012年11月15日 (木) 11時00分
昨日のゼミでも挙がっていた、「スピーチ大会用掲示板」のリンクです。
→ 三戸ゼミ「スピーチ大会用掲示板」
みんなの原稿がズラーっと並ぶと壮観でしょう。
読むのも楽しみですね。みんな宜しく!
【speech.bbs】
[385] 題名:スピーチ大会で意識したこと〜会話って…〜 名前:松井 敬祐(23期) 投稿日:2012年11月15日 (木) 02時29分
23期の松井敬祐です。
今回のゼミ活動は三戸ゼミ恒例の“スピーチ大会”でした。
私が就職活動を終え、ものすごく気づいたことがあります。
それは“スピーチ大会で学んだ・身に付けた力”です。
就職活動の面接や自己PRで余裕を持ってできたのも、
三戸ゼミに所属し、このスピーチ大会のおかげであったと言っても、
過言ではありません。
これから就職活動を受ける三年生と二年生に是非アドバイスしておきたいと思い、
この掲示板に書き込みたいと思います。
======================================
正直言うと、私自身は人見知りすることがなく、
普段の何気ない友達との会話も積極的にできる方だと自負しています。
しかし、私も一般的人間ですので、大勢(10人以上〜)の人前で話すとなると、
緊張もするし、言葉を噛んでしまうし、頭が真っ白になっていました。
それ故に、二年生の時のスピーチ大会では散々な結果だったと、
今振り返ると恥ずかしいくらいです。
先輩たちは声の大きさ・テンポ・抑揚などを上手く操り、
表現方法も豊かでした。
その時、私は「大人だな〜」と感心していたのを忘れません。
ですが、私のプライドとして、
@絶対に負けたくない
A悔しい
B先輩の良い部分を盗んでやる(真似てやる)
C先生・先輩のアドバイスを次に絶対に活かしてやる
というスポーツマン的な気持ちが込み上げてきたのです。
誰よりも上手くなりたいし、
経験値の違いはあるが、上下関係問わずに先輩に勝ちたかったのです。
だから、コミュニケーションの関する本を読み漁りましたし、
普段の日常会話も次のようなことを意識しました。
@相手の気持ちはどういう感情なのか。
A体を使って話そう。(ジェスチャー)
B前⇒中⇒終の構成を常に意識しよう。
Cプラスの内容はプラスの感情で話し、マイナスはマイナスの感情で話す。
D相手の頭の中に話の内容を投影させ、臨場感を与える。
E相手と話す距離感を適切なものにする。
F相手が聞いている時に違和感を与えないようにする。
これらは全てではなく、細かく分けるとかなりありますが、大きく分けるとこの程度です。
そして私はこれらのことを自然にできるようにするまでに成長させることにしました。
@アクションプランを列挙する。(マニュアル作成)
↓
A実際の会話でそれらを意識して実行する(アクション)
↓
Bそして、足りない部分を再び列挙し、補っていく。
↓
C数を熟していくことで無意識化する。(マニュアルの消去)
これは自分の経験を下にした、オリジナルセオリーです。
このプロセスを辿ることで、私自身全てが改善されたわけではありませんが、
圧倒的に大学入学当初と比べると歴然とコミュニケーションスタイルが変化しました。
しかし、大前提として、それまでの自分のコミュニケーションを否定することが大事です。
自己否定するのは覚悟がいりますし、
人間は否定されたらそれに反発しようとします。
今までの自分の会話スタイルが間違っていると認め、
会話の上手い人からのアドバイスを得て、それを実行しれば、
人間は絶対に一瞬で変わるはずです。と私は信じています。
実際は、今まで育ってきた環境や人間関係がそういった会話スタイルを生み出したので、
それを直そうとすると、かなり難しいというのはわかりますが。
=======================================
これらのことを踏まえた上で、スピーチ大会という、
大勢の前で話すという次元に戻ってみます。
今回のスピーチ大会を素晴らしいものにするために次のことを意識しました。
@共感ポイントを多く作る。(みんなの考えと自分の考えが同じ)
A“聞いてみたい・聞きたい”と思う好奇心を聞き手に作らせる。
B自分→聞き手のベクトル、聞き手→自分のベクトル(リアクション)の意識
C言葉・フレーズを感情という箱に包んで相手にぶち込む。
D自分の言葉が相手の頭の中で絵になるような臨場感を与える。
実際、スピーチ大会を終えて、できた部分とできなかった部分もあります。
また、他人のスピーチを見ていて二つの点が多く見られました。
@「え〜と」「その〜」「ま〜」の口癖が多い。
⇒この数が多いと、聞き手はその言葉にしか集中しなくなり、
揚句にはその言葉を何回言っているのかを数えるようになります。
それでは、いくら良い内容でもその内容が頭に残りません。
普段の生活でも使っているはずなので、普段から意識することです。
そして、原稿(マニュアル)をしっかり覚えていれば、
「え〜と」を挟むことなく、スムーズに話せるようになります。
Aテンポが一定で、強弱や抑揚が無い。
⇒正直聞いていて“つまんない”“飽きる”“眠たくなる”と感じてしまいます。
人間なのだから(現代のロボットでさえ感情的に話すのだから)、
感情(喜怒哀楽)を添えて、相手に言葉を伝えることを意識すれば、
自然と強弱や抑揚が出来上がります。
そもそもテンポが一定だと、聞き手は絶対つまんない顔をしているだろうし、
話し手もそれに気づいて、話し続けづらいはずです。
これら二点が最も気になったものです。
私自身もまだまだだし、先生からのアドバイスをもっと吸収したいです。
しかし、私は誰よりも次のスピーチ大会『この人を語る』に向けて、
準備し、ブラッシュアップさせ、最高の評価を得るつもりでいます。
なんせ、私にとって三戸ゼミ生最後のスピーチ大会ですから!!
是非みなさんも意見・コメントお願いします。
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三戸(11/15,8:22)
掲示板には、中村君が「オマーン戦bettig」の結果報告をやっていた。
昨日ゼミが10:50頃終わった後、ガストに行ったはずだ。
なのに、もう書き込んでいた。
(太田君の良き後輩と言える。
中村君のこのところの成長は顕著だ。)
続けてこっちに来たら、
こっちじゃ松井君が書き込んでいた (書き込み時刻は02時29分)。
おそらく彼もガストに寄ってからの書き込みだろう。
二人とも良いスピーチだった。
「すばらしい」とは残念ながら言えないが、
「(「見事」までではなくとも)実によくできた、実に上手い、手本となる」スピーチだった。
(評価されるという意識で作り、語るのだから無理はあるまい。)
13人の参加者で長時間にわたったが、最後のこの二人で「しまり」、
参加してよかったと思わせる大会となった。
この彼の書き込みを見ると、
彼の今回のスピーチに対する「思いの深さ」が本当(「以上に」)現れており、
良いスピーチだったのも当然だと頷ける。
帰宅後、まだ興奮が冷めやらず、
後輩たちに、そして(無意識の裡に)将来と未来の自分書きたくなるほどの
今回のスピーチだったんだなぁ…。
時間がない。もう出かけねばならん。
後でまた書く。
後輩どもよ、「良いスピーチ」の背景には、
このような「思い」があることに気付けよ!
「スピーチの出来」では適わなくとも、
「思い」に迫ることはできるはずだ。
○松井 敬祐(23期)【2012/11/16/0:14】
先生、評価していただきありがとうございます。
私は今回のスピーチ大会に臨むにあたり、
“自分は数回のスピーチ大会を通して、これだけ成長したんだぞ!!”
という先輩としてのプライドを持っていました。
絶対に後輩からなめられたくないので!!
また、この書き込みをする際、
ガストから家までの帰路の中で、
どのように書こうか、どうすればみんなに伝わるか、
を考えていました。
私にとってアドバイスとは
「自分のアドバイスで相手が“変わる”こと、
あるいは“変えたい”という気持ちを抱かせること』
だと最近になって定義しました。
先生もスピーチ大会の休憩時におっしゃっていたように、
『スピーチ大会で時間が長くなるのは、
スピーチ後のコメント・アドバイスが長くなるからだ!!』
この言葉はものすごく納得いきました。
確かに、各ゼミ生は自分のスピーチをどうしていくかを考え、
当日までに準備し、望むわけでありますが、
それよりもスピーチに対するコメントをどうしようか、
を考えることも大事だという気づきを発見しました。
むしろ、後者の方がスピーチ大会においては重要だと思います。
なぜなら、そのコメント・アドバイスで、
それを受けた話し手は“変わる”のであるから!!
ですので、生半可な気持ちでアドバイスできないですし、
“とりあえず感想言っておけばいいや”
ではスピーチを実施している意味がありません!!
“絶対に相手を変えてやるんだ(=トランスフォームさせてやる)!!”
という気持ちで、相手にエネルギーのベクトルを向けていかなけれいけません。
相手が変わらなければ、そのアドバイスした時間は無駄であるし、
相手にはマイナスの感情しか残らないはずです。
ですので、アドバイスのやり方をもう少し勉強したいと思います。
「人は目的・目標を設定しないと、行動しない」
それは僕も含めて、全人間がそうであります。
面倒臭い・ダルいという感情があまりに強いので!!
しかし、私はこれから社会人になるにあたって、
必ず他人にアドバイスする機会を持つので、
そこでしっかり相手を“変えれる”ように今勉強します。
ただ、一つ言いたいことは、
今のゼミの三年生に本当に伝えたいです。
これから数多くの後輩を持つにあたって、
なめられてほしくないので!!
また、就職活動を迎えるにあたって!!
【speech】
[384] 題名:留学報告 こんなレポート、あり? 名前:木田世界 (25期) in Canada MAIL 投稿日:2012年11月12日 (月) 15時15分
木田 世界 (25期) from Canada
11月12日 留学報告 ”こんなレポート、あり?”
みなさん、ご無沙汰しております。ご報告が途切れ途切れで本当に申し訳ないです。
これほどか!という量の課題に直面して、教室と自習室に朝夜こもる毎日です。寮の自習室には深夜二時三時にもかなり人がいて、感心させられます。日本にいた時は、色々な情報が入ってきて、どうしても学びに集中できなかったのですが、その点でこちらは悪くないなと感じます。
先ほど、人類学のレポートを書き終えました。講義の一つでは、文化とは何か?というテーマもと、トロビリアンのクリケット(Trobriand cricket)という映画ー植民地時代にイギリス人からパプアニューギニアの島民に伝えられたクリケットが、そこでどのように変容し独自のスタイルを築いたのか?というテーマの映画を見ました。このクリケットですが、参加者が儀式様の装飾を纏い、村対抗で戦い人数制限なく村の若い男全員が参加、チーム間で贈り物の交換をする、ホスト側のチームが勝てるよう終了間際にアウェイ側のチームが得点を書き換える、などスポーツというよりは、政治的な側面、社会の秩序構築という儀礼的な意味が強いものに変容していました。このクリケットは、村落間の交流や力関係の調整、村ごとの指導者のリーダーシップがチームメンバーに試され認められていく場という面があったと思います。
レポートのテーマとして、トロブリアンの人々がクリケットを受け入れた時、その文化は真正さ(Authenticity) を減じてしまったのか?など幾つかの問いが与えられ、文化の定義 〈1.ある集団に共有、継承、創造された生活や思考の様式 2.人間という種、特定の社会や集団の存続のために行われる象徴的を活動を創り出し模倣することができるという人間の特徴的な性質〉 に照らし合わせて答えていくというものでした。
標題に関係するテーマの選択肢の一つは、以下のようなものです。
もしもトロブリアンの人々が教室に入ってきた時に、ほとんどの学生が青い服(時々穴が空いている)を足に着ているのを見て、「何が起こっているのでしょうか?」と聞かれたら?( トロブリアンの人々にとって服装は機能的なものだけではなく、communincativeな意味のあるもの、着ている人々を社会的な関係と意味を与えるものだ。)どのような社会における関係を中心にして説明すれば、トロブリアンの人は青い服を足に着ている人々を理解できるだろうか?
人類学の授業では、自分たちと全く異なる世界に住む人々について知ることができ、自分たちの社会にある暗黙の前提は何か?ということを考える機会が多く、かなり面白いと思います。学際的な姿勢や
、人類学者の主観性ー例えばフィールドワークにおいてその学者がどのように地元の住人と関係を結び、その地域の文化社会をどのように学者自身の育った文化社会に結びつけて考えるか、ということに依存する観察結果の性質ーは人類学者を答えのない問いの探求にしているよう感じます。
授業に関して書きたいことはつきませんが、今日はこれぐらいにしておきましょう。
P.S
こちらのコーヒーショップに度々立ち寄るのですが、コーヒーの値段の安さに驚くことがあります。雰囲気はドトールと変わらないTim Hortonsというお店ですが、高めのカプチーノでさえSサイズで2カナダドル(160円ほど)です。ものの値段って、需要・供給の関係だけでなく、歴史的な要因も関係するのかなってふと思いました。原産地からの距離だけでは値段の差が説明できるか疑問ですし、日本にコーヒーが渡来した時は、日本では随分な贅沢品であったかもしれません。
次回は11月20日か21日には投稿します! 乞うご期待。
三戸先生、留学の報告はゼミ全体の方の掲示板に書いて差し支えないでしょうか?
○三戸(11/12,18:37)
木田君、元気そうで嬉しい。
また「(価値ある)やるべき事」がたっぷりあるとのこと、羨ましい。
「P.S」も興味深い。いや、学校で習ったことはそのままでは忘れる。
自分で考えたこと・気づいたことこそ貴重だ。
先生などに振ってみたり、他の学生に話してみたりすると、自分のものになるだろう。
(民俗学を実地に検証できる場にいるのだから。)
次回も楽しみにしている。
あと、そちらで「日本がどう報道され、捉えられているか」も聞きたいな。
「ゼミナール掲示板」に書いていいよ。
前後に、卒業生に対する「挨拶、よびかけ」を置くなど配慮をして、
レスが来るようなら、「成功」だ。
○ 木田世界 (25期) 質問です!
三戸先生、早速のご返信ありがとうございます。先生が、ゼミ報告が翌朝に書き込まれているのをご覧になって、
「これを見たうれしさを、わかってもらえるだろうかなぁ…。」
とおっしゃっていた時と同じ気持ちであるかもしれません。
そうですね、民俗学を地で、生活の中で行える貴重な機会なので、ぜひそちらの方も何とか機会を作ります。ところで、一言でも良いのでお言葉がいただきたいのですが、先生が文化人類学、民族学ではなく民俗学、という言葉をお使いになるのはどのようなご考慮からでしょうか。文化人類学というと、西欧社会以外の社会の探求に中心がおかれがちかもしれなおですし、民族学は、ネットで調べた印象だとどのようなデータ資料を用いるか定義された制約はない印象を受けます。民俗学は、ウィキペディアでの定義ですが、「風俗や習慣、伝説、民話、歌謡、生活用具、家屋など古くから民間で伝承されてきた有形、無形の民俗資料をもとに、人間の営みの中で伝承されてきた現象の歴史的変遷を明らかにし、それを通じて現在の生活文化を相対的に説明しようとする学問である。」とのことで、生活の中で"民俗資料"に基づき、歴史的変遷から"現代の生活文化"を相対的に説明する"ことにフォーカスをあてている、という理解で構わないでしょうか。
⇒やぁ、早速のレス、何千キロも離れているとは思えないなぁ…。
すまない、民俗学という言葉をそれほど厳密に使ったつもりはないんだが、
コーヒーショップの話は、(文化)人類学とはちょっと違うだろうが、
歴史的観点も入れて社会風俗を分析するのなら民俗学かな?と思い、
学んでいる人類学とも近縁の学問であるので、意識してみたらどうか、
程度で使ったのだ。
君の理解でいいよ。
>
先生、超特急の返信ありがとうございます。世界中どこだって使える掲示板、確かに有り難いです。
なるほど、少々考えすぎてしまったようです。"歴史的観点も入れて社会風俗を考える"という点、参考にしておきます。
先生もゼミのみんなも、お元気でっ
○安藤(25期)
木田世界!報告ありがとう。羨ましく思いながら読ませてもらいました。
海外でも同じゼミの学友が必死で学んでいると思うと、日本にいる自分もますます勉強に身が入るような気がします。
カナダは寒いと思いますが体調には気をつけてお互い頑張りましょう。
簡単なコメントになってしまいましたがまたの報告楽しみにしています。
○木田 (25期)am11:31
>陽介 コメントありがとう。 こちらもみんな先生の指導のもと成長しているだろうと羨ましがって勉強してます、大きくなってまた会おう!
○新山(24期生) (11/14 14:35)
木田君、お久しぶりです。
まずはお元気そうで、それが何よりです。
「ティム・ホートンズ」という名前は聞いたことがなかったですが、
カナダでは最もメジャーなコーヒー&ドーナッツカフェらしいですね。
リーズナブルな価格が人気のお店らしいのですが、
他のお店も同様に安価でコーヒーを頂けるんでしょうか。
だとしたら羨ましいですね。
短いですが、それでは、来週を心待ちにしています。
⇒新山さん
コメントありがとうございます。新山先輩もお元気でしょうか。ご健康を祈ってます。
他のお店、second cupなどでもリーズナブルですよ。スタバだけは高いです。
〇三厨(25期)(12/5 4:00)
木田!元気そうでなにより!異国の地で、母国語じゃない言葉で勉強できる環境がとてもうらやましいよ!
そしてカナダの大学がカナダじゃない土地の文化について考察するという機会は、きっと日本の文化についての理解も深めてくれるんだろうね!
また報告待ってるよ!
【削除キー: 1112】
[383] 題名:2012年度後期第6回ゼミ活動報告 名前:李芝ヨン(25期) 投稿日:2012年11月08日 (木) 01時04分
≪目次≫
T.基本情報
U.文書のセクション分けやそれのタイトル付け
V.本の交換会
W. お菓子企画
X. 今週の課題・次週の予定
Y. 括目、今日イチT.基本情報
【日時】11月8日(水)17時00分〜22時45分
【場所】経営学部B棟333号室
【出席情報】(敬称略)
・松井/高橋チーム:松井、浦林、馬 (中島、高橋)
・石嶺チーム: 藤田、三厨 (坂本、石嶺)
・新山チーム:新山、安藤、李 (道幸、木田in Canada)
・大学院生:中村T.基本情報
U.文書のセクション分けやそれのタイトル付け
「現代経営学の位相−文眞堂版、序にかえて」を読み、それを自分なりに幾つかのセクションに分けました。
そして、どういう理由でそう分けたかを基に各セクションにタイトルを付けました。V.本の交換会
今回のテーマは「講談社現代新書」でした。
<出品者> <著者> <タイトル> <評価> <譲り先>
先生 佐伯 啓思 『「欲望」と資本主義』 A- 三厨
山本 雅男 『ヨーロッパ「近代」の終焉』 A 藤田
北沢 方邦 『構造主義』 A- 馬
新山 村上 陽一郎 『科学の現在を問う』 B+ 浦林
馬 福岡 伸一 『生物と無生物のあいだ』 B 安藤
浦林 福岡 伸一 『生物と無生物のあいだ』 B+ 三厨
中村 福岡 伸一 『生物と無生物のあいだ』 A+ 新山
藤田 野矢 茂樹 『哲学の謎』 B+ 中村
三厨 上田 和夫 『ユダヤ人』 B 浦林
安藤 高橋 和夫 『アラブとイスラエル』 B+ 李
李 堀井 憲一郎 『いつだって大変な時代』 B+ 新山
松井 増田 四郎 『大学でいかに学ぶか』 B 安藤
・松井さんの本は最後までその主人が出なかったんですが、活目のあと、安藤くんが貰うことになりました。めでたし、めでたし。W. お菓子企画
今週の担当チームは高橋チームでしたが、用意されていなかったため、できませんでした。
(でも、馬くんと浦林君は、ゼミ中ずっとお菓子をボリボリ食べていました…(^_^;) )
来週はお菓子企画ができるように、お願いします。X. 今週の課題・次週の予定
(1)今週の課題
今日読んだ文書の3ページの4段落(企業を学問対象として〜)からを第3セクションにして、これを何処で切るか書くこと。
そしてそのセクションにタイトルを付けること。以下の答え方(表記法)はまちまちだ。「良い、適切」と思われる表記法に変えよ!
○安藤(25期)(11/13,10:03)
I(@戦後五十年〜〜) 「戦後社会の鍵としての経営学」
II(B想えば〜〜) 「市場の登場と共同体の破壊」
III(F企業を学問対象として〜〜)「経営学の趨勢」
IV(L組織的行為は合目的〜〜)「何故、人類は今、危機なのか」
このように分けました。IVの題名がしっくりくるのが見つかりませんでした。
しかしこうやってセグメントすることで、文章全体の意図がようやく見えてきました。
○新山(24期) (11/13 15:00)
・第1セクション 「現代において決定的な経営学」
(@ページ始め から 7行目 まで)
・第2セクション 「市場・組織主体の社会による時代の変容」
(@ページ「想えば、人間は……」 から Aページ15行目 まで)
・第3セクション 「経営学の歩み」
(Aページ「企業を学問対象として、……」 から Cページ10行目 まで)
・第4セクション 「現代の経営学の在り方」
(Cページ「組織的行為は合目的行為として……」 から 終わりまで)
○李 芝ヨン(11/13,21:53)
@戦後五十年〜組織である(1ページの11行):世界の鍵を握っている経営学
A市場による〜混迷の度を加えた(2ページの15行):市場が主役になった社会
B企業を学問対象として〜新しい次元に入ってきた(3ページの13行):テイラーから生まれたアメリカの経営学
C企業・政府・学校〜知識創造論なども生まれてきた(4ページの7行):組織理論を研究した経営学者達
D今や経営学は〜最後まで:現在の経営学やそれについての悲観的展望
○馬 辰卿
安藤君と新山さんの枠が結構読みやすかったので、参考させていただいて、ありがとうございます。
第1セクション 経営学という存在
「戦後五十年」 〜〜
第2セクション 共同体から市場へ
「想えば」 〜〜
第3セクション 科学としての経営学
「企業を学問対象として」〜〜
第4セクション 企業影響の巨大化と新しい経営学
「組織的行為は」 〜〜
(2012.11.14 02.23)
○浦林 幸輝(25期)
1:「戦後五十年、〜追い込まれつつあるかにみえる。」:序章
2:「想えば、人間は〜昏迷の度を加えた。」:現代社会に台頭してきた組織の矛盾
3:「企業を個別資本と〜学問というべきものとなった。」:経営学の歴史
4:「組織的行為は合目的的行為を〜おぞましく暗い。」:組織の随伴的結果にも目を向けよ
(2012.11.14 7:54)
〇三厨 昌平(25期)
1:(START〜)
序章
2:(思えば〜)
伝統社会を解体した市場と組織に存在する矛盾
3:(企業を学問対象として〜)
社会の中枢に位置する学問に成長した経営学
4:(組織的行為は〜)
組織的行為の随伴的結果に対処せよ(そして経営学がその助けとなる)
(11/14 12:38)
○藤田航平(25期 11/14 13:23)
1:「戦後50年…」 『経営学の立ち位置』
2:「市場による共同体の解体…」 『個人から組織へ』
3:「企業を学問対象として…」 『経営学の発展』
4:「組織的行為は…」 『組織の在り方』
(2)次週の予定
スピーチ大会
テーマ:「人生で一番好きな映画」、「100万円があったらどう使う?」Y. 括目、今日イチ
○李 ジヨン(25期 11.8 12:45)
実はまず今週の課題を書くべきだと考えますが、それは後からまた書き足します。
ゼミ報告を書くのはこれが初めてですが、思ったよりも難しいですね。
今回のゼミの内容を忘れる前に掲示板に乗せたいと思ってすぐ書きましたが、どれをどうやってそしてどの順序に書いたら良いのかを考えるだけでもけっこう迷ってしまいました。今日ゼミのみんなの写真を取ったことも書くべきですが、どこら辺に書き込めば良いか結局分からず、一応この形で乗せることになりました。申し訳ございません。誰かが修正してくださったら本当に助かります。もちろんそれだけではなく足りないところや間違っているところも修正大歓迎です。もしくは言ってくださると自分で書き直します!:)
○三戸(11/08,8:46)
@朝 掲示板をのぞいてみたら、早速昨日のゼミ活動報告ver.01があがっているじゃないか!
これを見たうれしさを、わかってもらえるだろうかなぁ…。
李さんのこの姿勢を高く高く評価します。
A「本の交換会」報告で、松井君の本のことを書き留めていたことも大切で、かつ評価したいことだ。
>・松井さんの本は最後までその主人が出なかったんですが、活目のあと、安藤くんが貰うことになりました。めでたし、めでたし。
(a)「主人」じゃなく、「貰い手」や「落札者」などがいいな。
(b)なぜ、こうなったのか?「松井君が先に帰ったこと」を付けて置く必要があるね。
(c)安藤君が貰うことになった「いきさつ」を書くと、面白い「読み物」になったと思う。
松井君が帰ったところから、交換会、括目、安藤君の「購入」というストーリーを書いて、
「ルポルタージュ」の勉強とするのもいいな。一人じゃ大変なら、3人位で分担執筆するなりして。
(d)これからこういう「できごと」も書き残していくといいなぁ…。
B新山チームのみんな、どんどん書き加えて李さんと一緒に「手本」となるようなものに仕上げてくれ。
もちろん、他チームが手を出してもいい。それも「かっこいい!」
○馬 辰卿(25期)
今日図書館で『ことばと文化』、『日本語と外国語』、『日本社会と法』を入手しました、
二週間後の返却日までは、とても読みきれないと思うが、頑張って多く読むようにします。
(2012.11.9 01:19)
⇒折角読むのなら、「大切」と思った点、「心に残った点」を3カ所でいいからノートしておくといいな。
すれば、書いたことが「残る」可能性が高い。
この二日間ゼミのRPGの作り方を研究してます。
順調でしたら、来週で皆がゲーム作りに参加できるようになると思いますので、
出来次第にゼミで皆さんに通告します。
⇒楽しみにしている。(o^-^o)♪
ベースは [Minecraft]というネットゲーで、
くれぐれも、ゲームで授業やゼミをサボらないようにしてください(笑)
(2012.11.11 22.35)
○浦林 幸輝(25期)
ゼミの刮目の時に、文章を深く読む事ができるようになったと言いましたが、それは論文や論述だけでなく、小説を読む際にも言えることに気付きました。読書の秋ですし最近小説を読むようにしているのですが、その文章から色々な事が読み取れます。別に自分に優れた読解力があると言うわけではないですが、高校時代までの自分では考えられない程読む力がついたなぁと少し感動していました。特に傑作と呼ばれる作品は読んでいて沢山の発見や気付かされる事があります。それだけ内容の濃く、様々な事を読み取れ、様々な見方、解釈ができるからこそ傑作なのだなあと、その理由が少し分かった気がしました。
(2012 11.12 0:25)
○三戸(11/12,18:39)
>その文章から色々な事が読み取れます
とある。
「理解する」とは「意味づける」ことだ。
だから、自分が「変化・成長」すれば、理解も変わる。
このことが、「わかり」そして「嬉しく」なり、「楽しく」なれば、
「学生」として「本物」だな。
○中村(11/13,03:05)
お〜い!「今日イチ」はもちろん、課題の
>今日読んだ文書の3ページの4段落(企業を学問対象として〜)からを第3セクションにして、
これを何処で切るか書くこと。そしてそのセクションにタイトルを付けること。
は、この掲示板上でやるんじゃないのかい?
このままだと、課題が達成される気がしないぞ!とにかく書いてみよう!
○安藤(25期)(11/13,09:40)
本日の交換会では馬君、浦林君、中村さんが福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』を紹介した。
中村さんが先生のお墨付きのA+と評価した後の2年生両氏はかなり気まずそうであった。
本の評価は人によって異なるとはいえ、もし自分が彼らの立場だったら同様に気まずかっただろう。
隔週で行われる本の交換会を通じて、本当にいい本とは何かということが感覚レベルではありながらも
少しずつ養われていると感じている。それがこの企画の大きなメリットの一つといえるだろう。
これからもより多くの本に触れその素晴らしさを発見し、より多くのゼミ生に伝えられるようにしたい。
⇒折角「本当にいい本とは何か」をわかりかけてきたというなら、
とにかく、「いい本の条件」を思いつくままに挙げてごらん。
挙げられないなら・浮かばないなら、それは私の紹介を「聞いていない」からだな。
「聞く・聴く」とは「どういう風に聞けばいいのか?」
「見る・観る」とは「どういう風に見ればいいのか?」
○新山(24期) (11/14 14:29)
本や論文の内容を理解する上で、
筆者の意図を記したまえがきの重要性をはじめて認識したのは、
去年の夏合宿で三戸公氏の『ドラッカー』をテキストに学んでいた際であったと思います。
あのときは本のまえがきからここまで展開できるのか、
と素直に驚き、
今まで日常的に接していた“本”という存在に対しての見方が変わりました。
それから交換会等の機会で本を選ぶ際、
まえがき、あとがきを読んでから目次の頁を開くようになりました。
ものによっては「ここからこう展開するのでは」、
とアタリをつけられるような時が時々あって、
経験による自身の変化を少しばかり実感します。
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[382] 題名:2012年度後期第5回ゼミ活動報告 名前:藤田航平(25期) 投稿日:2012年11月01日 (木) 14時43分
≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会テーマ・本の交換会テーマの決定
V.お菓子企画
W. 3つの主義からのケース分析
X. 今週の課題・次週の予定
Y. 括目、今日イチT.基本情報
【日時】10月31日(水)16時30分〜22時30分
【場所】経営学部B棟333号室A棟204号室
【出席情報】(敬称略)
・松井/高橋チーム:松井、浦林、馬、中島、(高橋)
・石嶺チーム:石嶺、藤田、坂本、(三厨)
・新山チーム:新山、道幸、安藤、李、(木田in Canada)
・大学院生:中村U.スピーチ大会・本の交換会テーマの決定
投票によって今後のスピーチ大会のテーマと本の交換会のテーマが決定しました。
スピーチ大会テーマ
・「人生で一番好きな映画」(提案者:李)
・「100万円があったらどう使う?」(坂本)
本の交換会テーマ
・「小説」(石嶺)
・「宇宙、心」(三厨)
・「旅」(高橋)
・「エッセイ」(三厨)
・「歴史」(三厨)
予備の候補として
・「人間」(高橋)V.お菓子企画
今回の担当は新山チームでした。
◎冬のパイの実 まろやかミルクW.3つの主義からのケース分析
各チームでケースを選びそれぞれの主義から分析しました。
石嶺チーム:自由主義 「血液の商品化」
松井/高橋チーム:功利主義 「CO₂排出権取引」
新山チーム:共同体主義 「プロスポーツにおける商業主義の浸透」X. 今週の課題・次週の予定
(1)今週の課題
(2)次週の予定
三戸先生が準備してくださる資料を使って勉強します。Y. 括目、今日イチ
○藤田君、翌日すぐに「報告枠」を書き込んだことを評価したい。
だが、先週の私の以下の書き込みを、読んだ上での書き込みであろうか?
意識的に無視したのではないだろうが、無視されたものの気持ちを忖度せよ。(-_-#)
>Z.刮目、今日イチ
>○三戸(10.26,9:17)
ゼミ活動報告の「枠」を書いたら、
ついでに「Z.刮目、今日イチ」も書き込もう。
数行でもいい。箇条書きでもいい。
あとから書き足していけばいいのだから。
「まず隗より始めよ」という言葉を知っているかな?
○坂本 恵理奈(25期 11.06.10:18)
今回初めてサンデルの本を使った報告と議論をして、いかに自分の理解が浅かったかを思い知らされました。
先生がおっしゃったように、自分が書いたことに対する質問に答えられないというのはあまりに無責任だなと 感じました。また、他のチームの発表を聞いて疑問点が出てくるにもかかわらず、自分達の作ったレジュメに 対して疑問を抱かなかったというのは、自分達に批判する姿勢が足りなかったのではないかと思いました。本 を読むときに批判しながら読むのと同じようにレジュメを書いた後に批判しながら読み返せば、客観的に読む ことができ、今回のように質問に答えられないということは減るのではないかと思いました。
もう1度報告会があるので、その時までに自分の中で理解を深められるよう、まずは本を読みなおしたいと思います。
○浦林 幸輝(25期 11.6 14:33)
今回のゼミで得た一番の収穫は、議論する際レジュメをどのように読んだら良いか学べたことです。レジュメに書いてある理論を理解できるか、理解できても納得できるか、またそれから出された結論に対しても理解、納得できるかという風に読んでいけば、議論で発言しても恥ずかしくない批判や意見が出てくる事を知りました。とは、言ってもまだまだその読み方が身に付いていないので、今後経験を重ねていきしっかりとみにつけたいと思います。
○安藤(25期 11.6 21:11)
今回は各班でレジュメを作成し、討論するという体験を初めてした。
そこで新山チームは一番の評価を得ることができた。初めてした討論ではあったが、
一番の評価をもらえるということの喜びは予想以上に大きいものであった。
もっともっと議論を詰めて、完璧だといえるようなレジュメを作ればより達成感は大きいだろう。
その達成感を得られることを目指して今後も臨んでいきたい。
○馬 辰卿(25期 11.7 01:30)
子曰く、學を好むは知に近づき、力めて行うは仁に近づき、恥を知るは勇に近づく。
恥じを知ることが自分の努力の源となったことが多かった。
いつもいつも悔しい思いをしてから、初めて努力を惜しまずに、ことを挽回するために動く。
なんで自分はこうした「受動的な勉強」しかできないだろう。
考えると、私には、はっきりした目標や夢がなく、
「積極的」になれない原因はそれではないでしょうか。
いきなり大きな夢をもてなくても、今は毎日の目標からはじめたいです。
達成状況を後日掲示板で書き込んでみたい。
○李 ジヨン(25期 11.7 11:38)
今回のゼミだけではなく前から考えたことなんですが、本または論文などを読む時に批判的な視点を持ちながら読むということはかなり難しいと感じました。特にその分野において既に有名である人の文を読むと、「素人である私よりこの人がより詳しく分かっているだろう」という考えが自分に頭の中にあります。このような姿勢は良くないと言うのは自分でも分かっていますが、無くすことが中々難しいです。ので、これからのゼミでものをより批判的に見る力を身に付けていきたいと思いました。
○藤田 航平(25期 11/7 14:03)
先生の書き込みを見逃してしまいました。申し訳ありませんでした。
レジュメを作るという作業は、自分の知識や理解をはっきり形にすることで再確認できるのだと感じました。
なんとなく頭の中で分かっていたつもりでも、レジュメにしてみるとあやふやであったり、知識が乏しかったりと気づかされます。
今回はそこをあいまいにしたままで議論の場で突っ込まれてしまいました。
自分のレジュメくらいは完璧に理解したいと思いました。
○三厨 昌平(25期 11.7 15:33)
常盤祭も終わり、私がトロンボーンを吹いているビッグバンドもそろそろ代替わりの時期になってきた。今度は自分たち2年生がバンドを引っ張っていく番である。自分たちが来年の12月にどのような形で引退したいのかというゴールを決め、逆算して1年間何をしていくか考えて、かつ後輩にどんな形でバンドを引き継ぐかも頭に入れながら過ごす1年間になると思う。つくづく思うのは、創設3年目で大して規則も方向性もバンドカラーもなにも決まってない横国のビッグバンドって本当にベンチャー企業に似ているということである。学校やゼミで学んだことで応用できることばかりなので、学問としても面白いと思う。
○松井敬祐(23期、11/7、16:08)
今回のゼミでは、最後の刮目しか参加することができませんでした。
正直、この4年間の中で、
地下鉄三ッ沢上駅とゼミ室間を最も必死に走ったと思います。
ゼミ室のドアを開けた瞬間、
「まだゼミがやってる!!」という安心感が込み上げてきました。
刮目でも話した通り、
現在勉強で扱っている“正義論”は、
答えのない、考えると果てしない、しかし人間として価値あるものだと実感しています。
私が2回生だった頃、22期の近藤さんの家で、
中村さんを始め、21期・22期の先輩方と一晩中悪戦苦闘していたのを、
その苦しさ故に、今でも忘れることはありません。
しかし、それは私のゼミ活動にとって一つの大事な思い出となっています。
ここだけの話、サンデルを見るたびに、
「あれだけ悩ませやがって!!また、現れたな!!」
と心の中で呟いています。
今後は24期・25期の新メンバーとともに彼の“正義論”に挑むわけです。
彼が来日して、特別講義をすることになったとき、我々はそれに参加し、
積極的に手を挙げ、意見を述べ、最後に「君の名前は?」と聞かれたのなら、
自信を持って自分の名前を言ってやりましょう!!
○新山 公太(24期生) (11/7 16:30) (加筆前)
今回、今年度に入ってから初めてテキストを使っての勉強が始まりました。
それに伴って、レジュメ作成の機会にこれから恵まれていくと思います。
藤田くんも同様のことを書かれていますが、
レジュメ書きといった<書く>という作業を通じては、
「わかること」と「わからないこと」が何であるのか、
そうした思考の整理に大変役立ってくれます。
ここで何より、
「わかっているつもり」であることの発見が大きいのではないでしょうか。
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