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報告の前に・・・


@まずは、報告の「型」を確認しよう!
(該当ナンバーをクリックすれば、詳細が確認できます)
1.文献の表記の仕方
2.構造を意識してまとめる
3.記録と評価・感想を分けてまとめる
4.エピソードに語らせる
5.タイトルを工夫する


A投稿時の注意点
投稿する際は、初めに「削除キー」を設定してください(設定キーは自由)。
「削除キー」を設定すれば、投稿後、加筆、修正、削除が可能となります。

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[330] 題名:2011年度後期第9回三戸ゼミ活動報告 名前:タバスコJAPAN 松井敬祐(23期) 投稿日:2011年11月30日 (水) 12時09分

今回のゼミの日は11月29日でした。ということは…
1129⇒良い肉(=^・^=)!!
みなさん、お肉は食べましたか?
私は当然……あっ、食べませんでした(@_@)

さて、今回からP.F.ドラッカー『ポスト資本主義社会』の勉強に突入しました。
DVD視聴からは少し遠ざかってしまいますが、
ドラッカーを勉強することで白熱し、
このウィンターシーズンを乗り越えていきましょう。

※随時更新していきます。

≪目次≫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
T.基本情報
U.こころQUIZ
V.勉強〜『ポスト資本主義社会』第1部〜
W.今週の課題と次週の予定
X.刮目
Y.今日イチ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

T.基本情報


【日時】2011/11/29 16:20〜10:30
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※敬称略、( )内は欠席者、< >内は各チーム名
  ○衛藤、新山、坂倉、(小泉)、(石嶺)  :<亀ビール>
  ○松井、近藤、清野、(勝又)、(坂井)  :<タバスコJAPAN>
  ○中村、市川、(小林)、(高橋)  :<TNI+1>

U.こころQUIZ


(↑タイトルは適切か?行なったことはクイズというよりゲームといったほうが
 正しいと思う。また、ただ単にゲームと書くのではなく、もっと問題の本質に
 関わるものがいいかもしれない。タイトルは、内容を一言で指すものが相応しいと思う。
 とはいえ、自分としても悩みます。「心の概念についての勉強」とでも書くべき? 近藤より)

ゼミ活動の序盤で、先生より
“こころ”が付く言葉はどれくらいあるのか、
どのように使われているのか、
ということが議論され、チーム対抗で提示していった。
形としては、『こころ○○』『○○こころ』であったが、
『心+助詞+動詞』の形も思いつかれた。

実際、世には“心”が使われている言葉が多いことがわかるが、
では一体“心”とは何であるのか?これが議論のコアポイントとなった。

課題@【心が使われている言葉を参考に、“心”とは何かを考えよう!!】
注意:投稿する際は、投稿時間を記入するようにお願いします!!

⇒この課題を改めて考えるには、クイズの結果出た答えのリストが無いと、
 書く人にとっても、見る人にとっても、難しい。記録はとっていなかったのかな?
 また、これは三戸先生から「三戸ゼミナール掲示板」進行させるように
 お話をいただいていたと思います。移動しましょう。(中村より 12/02 15:00頃)
 (と、既にメールでも連絡したはずですが…)

【中村貴治(20期)】
少しずつ、考えていきます。
○「心」に似た言葉として、「(感)情」や「精神」、「魂」などがある。
 しかし、「心」の持つバリエーションの豊かさには、どれも敵わないだろう。
○我々が「行動」をするとき、「心」はどう動いているのだろうか。
 どのように作用し、どのようにそれが表れているのだろうか。
 (そもそも、「行為」に対応するのは「心」でよいのか、という問いもある)


【近藤(22期)】
既に松井君から「ゼミ報告」としての部分が挙げられていますが、
自分ならどう書くかと考えてみたところ、もう少し加えたいところがあったので、
「ゼミ報告」としての役目も果たしつつ、自分がテーマについて考えたことも紹介します。

↓ ↓ ↓

今回のゼミで、先生からのご提案で、「ゲーム」を行いました。
「こころ」という言葉が入る単語や表現を、チーム対抗で順番に挙げていくというものです。
(挙げられた言葉や表現、チームの成績等の情報は、担当者が報告してくれると思います。
 ちなみに、このような「ゲーム」は、以前からゼミでよく行なっていたそうです。
 過去にはどんなゲームをしたのか、気になります!)

このゲームを行なったのは、「心とは何か」ということを考える叩き台とするためです。
まずは「心」が含まれる言葉や表現を列挙し、それをヒントとして深めていきます。


私の捉え方ではありますが、このようなテーマを先生が挙げられたのは、
「心」が「人が人として生きていくために失ってはいけないもの」であるからだと思っています。
最近のゼミであった、機械でできることを全て機械に任せるべきではない
といったお話にも関連すると思います。(この話の本質とは少しずれますが)
先生の授業でも、学生が心で「察する」力が落ちているというお話もありました。
そして何より、ゼミ掲示板の、先生のこの書き込みがあります。

このように考えていると、「心とは何か」ということは、
人間の本質に関わるテーマだと、私は強く思いました。
これから自分たちが心をなくさないようにし、善い人間に近づけるように、
このテーマを大切に考えたいと思います。


さて、ゼミ中に先生のお話の中から、
いくつか考え方やヒントをいただいていたと思います。
(まだまだ力が及ばず、以下の紹介がうまく書けません。すみません。
 ※印としたところは、私がそれについて考えたことを書きました。)

1.「心」と「感情」の違い
「心」は、他者に向けられるものであるのに対し、
「感情」は自分の中に留まるものではないか、という先生のお話がありました。

※感情は、一般的に「喜怒哀楽」等が考えられると思いますが、
 たしかに、これら自体には積極的に誰かに伝えるといった意味は含まれておらず、
 自分が感じている、状態や様子を表すと思います。
 それに対し、心は、相手への思いやり、配慮、心配、期待といった、相手が存在するものが
 含まれると考えれば、なるほど!と納得できます。


2.「こころ」とつく、他の言葉との関連
「心」との関連として、「こころ」とつく他の言葉から考えることができます。
「志」、「快い」、「試みる」等があります。

※「志」は、心を自分のエネルギーにして、何かに情熱を燃やすこと、
 「快い」は、相手の心を嬉しく思うこと、なのかな、と私は推測します。
 (こうやって見ると、「試みる」は少しずれるのかな、とも思いました。)



V.勉強〜『ポスト資本主義社会』第1部〜


今週から本格的にP.F.ドラッカーの『ポスト資本主義社会』の勉強が始まった。
まず、第一回は第一部【社会】である。担当はTNI+1チーム。

第一部【社会】は、
第1章【資本主義社会から知識社会へ】
第2章【組織社会の到来】
第3章【資本と労働の未来】
第4章【生産性】
第5章【組織の社会的責任】
で構成されており、全てのページ数を合計すると、
約120ページにも及ぶことから、
今回の勉強では第1章【資本主義社会から知識社会へ】、第2章【組織社会の到来】
を第1部の前半として、勉強を進行していくことになった。

W.今週の課題と次週の予定


@心が使われている言葉を参考に、“心”とは何かを考えよう!!
 ⇒U.こころQUIZの方に投稿ブースを設けていますので、
  随時投稿していってください。

A『ポスト資本主義社会』第1部の再読&質問考察
 ⇒我々はなぜ『ポスト資本主義社会』を勉強するのか、
  ということを改めて考えた上で、再度第1部を読み、
  また今回TNI+1チームが作成してきたレジュメを元に、
  各自質問を考えてくる。

X.刮目


本日の刮目より、印象に残ったものをピックアップします。

○清野(22期)の刮目
毎回、様々な話題を提供してくれる彼女の今回の刮目は、
テレビ番組より、「職人」に関するトピック。
銀座で寿司屋を営む、寿司職人についてです。

寿司屋の店長である以前に、寿司職人であることを
強く意識しているからこそ、寿司の命とも言える食材を、
納得のいく仕入れができなかったとき、どうするか。
お客さんの予約が入っている日に、最高の食材を揃えられなかったとき、
どうすべきか。

職人であれば、多くを語らず、「もの」のみで勝負すべきだという、
先生のお話もありました。


○市川(23期)の刮目
勉学に集中したいなら、まずは身の回りの整理!
ということで、部屋の掃除をしたら、ゴミ袋が30にも及んでしまったという…。
(←どれだけ溜めてんだ…)

それからは、本は進み、PCを打つ手はスピードを増したようです。
皆さんも、なかなかはかどらない時は、まず掃除から入ってはどうでしょう?



その他、勉強がなかなか進められなかったということで、
学ぶことへの反省や学んだことが、中村さん、近藤、衛藤君が挙げていました。
次回、しっかりと挽回していきましょう!

Y.今日イチ


注意:投稿する際は、投稿時間を記入するようにお願いします!!

【新山 公太(24期)】 <加筆前>  12/30 12:40

≪人間≠排した官僚制≫

HCDにおける先生の講義とも関わりのある題であるため、、
前回のQUIZへの参加が叶わなかった自分としては、こちらで考えてみたいと思います。
官僚制が発達した組織においては、
各役職にある人材が「その人でなければならない」ということはない。
定まったマニュアル・システムの下、それに従って機能する限りでは、
企業に「所属しない」人間でも誰であっても構わない。

現代では「マニュアル化」がさらに進展して、
数値で表せないもの以外は評価されない、
すなわち株主を重視した結果、“わかりやすい”企業が目指すよう求められてきている。
結果として、アマチュアを尊重する一方、プロを軽視する傾向が表れてきた。

【中村貴治(20期)】12/01 15:00

《成長するためにはどうすればいいか》

@手本から“真似ぶ”

A自分の力より少し高めに課題を設定し、越えていく

⇒だから、力を見極め、課題を設定してくれる指導者がとても大切。
 Ex/高橋尚子は、コーチの元を離れてしまい、成果をあげられなかった。
⇒“卒業”とは、自分で自分を学ばせ、成長することができるようになることである。


【近藤(22期)】12/02 13:30
○学ぶことの意味付け、その意識
 (↑タイトルが納得いっていません。もう少し考えます。)

現在、ゼミではドラッカー『ポスト資本主義社会』をテキストとしています。
今回のゼミでは、第一部の「社会」についての検討でしたが、
ゼミとして全くうまく進めることができませんでした。

ドラッカーは、「体制としての資本主義」から「ポスト資本主義」に
変わったのだと主張していますが、それが結局どういうことなのか、
深く理解しようとせず、納得できるかどうかを考えることができませんでした。
例えば、「体制として」とはどういうことなのか、「ポスト資本主義」というならば、
「プレ資本主義」(=資本主義の前段階)はないのか、等々、論理として
納得するために必要な検討を、ゼミ全員できていませんでした。

「筆者がなぜその本を書いたのか」ということを強く意識することで、
筆者が伝えたいこと、つまりそのテキストの最も決定的な主張が何なのか
ということを押さえることができます。
本のタイトルや各章、各節のタイトルを強く意識し、また自分でタイトルを付ける
ということも、先生から教えていただいていたはずなのに、情けないです。

また、上記のようなことを刮目として話した際、さらに先生からアドバイスをいただきました。
「筆者がなぜその本を書いたのか」ということに加え、「自分がなぜその本を読むのか」
(=「なぜそれについてを学ぶのか」)意識せよ、ということです。
先生は度々、現在問題になっているのは資本主義である、とおっしゃっていることを
知っています。だからこそ、このテキストを選んでくださったことも知っています。
まだまだ、なぜドラッカーの『ポスト資本主義』を学ぶのか、
明確に答えることはできませんが、さらに読み込んでいく中で、
自分の中でもきちんと意味付けができるよう、意識して学んでいきます。

○市川宗近(11/12/3)
何が大切なのかを見極めることが大切。
勉強であっても、人生であっても。
 
まず、まだ“学ぶ”ということが分かっていないのだ
ということに、改めて気づかされました。
・みんなで何を共有したいために作ったレジメなのか
・何が分かって、何がわからないのか。
・わからない ことは わからない ままでよいのか。
 
テキストにおいて、
資本主義とは何で、かつての資本主義はどうで、
そして、知識社会とはなにで、ポスト資本主義とはなにか
ということには、全く詳しくは触れられていません。
私の中で、そこは、テキストからは分からないところでありながら、
しかし、分からなければならないところである、という矛盾が
強くあったのだと思います。

【衛藤雄介(23期)】(12/3 8:42)
○“読む”こと、“報告する”こと
テキストを始め本を読む際、
ここまでが「わかった」、この部分が「わからない」。
という二つに内容を整理できて、初めて“読んだ”ということになる。

また報告を行う際は、
「わかったことをわかったように説明すること」が大切。
わからないこと(書いてないこと)は、「わからない(書いていない)」と
明言すべきである。

上の話をTNI発表の後で先生からされましたが、
自分自身その観点での学び方がまだまだできていないと再認識しました。
第二部でのレジュメ作成や報告の際にぜひ意識して実践し、身につけたいです。

○三戸(11/12/05,13:30)
今回の近藤君の二つの書込は、質量とも、「さすが4年にもなれば…」と思わせてくれる、なかなかのものじゃないか!

○近藤(22期)
先生、評価してくださり、ありがとうございます。
報告は、誰が読んでもわかるように、徹底的に読み手の立場に立って書く、ということは、
昨年、先輩から何度も何度も何度も指導、叱責をいただいていたことです。
今になってようやく、自分としても少しずつわかってきたのかな、という手応えを感じつつあります。
(もちろんまだまだですが)
これからも、意識的に文章を読み、書いていきたいと思います。

【編集キー】1129


[329] 題名:すいません(-。-)y-゜゜゜ 名前:タバスコJAPAN 松井敬祐(23期) 投稿日:2011年11月30日 (水) 12時08分

No.328【2011年度後期第9回ゼミ活動報告】を投稿する際、
削除キーを記入するのを忘れてしまいました。

このNo.328を削除していただける人はいませんか??
お願いします。

【削除キー】mistake


[327] 題名:今週の"先生から学んだこと" 後期第8回 名前:中村貴治(20期) 投稿日:2011年11月28日 (月) 21時12分

投稿が大変遅くなり、お恥ずかしい限りだと思います。
自分が学ぶためにやっていることと自覚を持って、投稿していきます。

最近は、佐々木さん、大野さんにならい、
先生の講義に出席するようにしています。
◇◇今週の講義の風景◇◇として記しているように、
今後も、生協(スケカク日記)、研究室の風景と共に、
適宜書いていきたいと思います!


■■今週の“スケカク日記”■■

1.「あまおうとデコポンのど飴」(ライオン菓子)

(1) 先生の視点
今まで、「イチゴの〜」や「〜みかん」など、
果物そのものの名称を用いて商品名にすることはあったが、
“個別のブランド”を商品名にすることは無かった。
新しい商品の売り方の一つとして、注目したい。

(2) 感想
「他国に比べ、日本の農産物は質が高い」と言われてきましたが、
その中でも「ブランド」によって、
同種の農産物の中でも質の差が顕著になってきた、
そして、それが当然のこととして一般にも知れ渡り、
受け入れられるようになってきた、ということだと思います。

「TPPで日本の農産物は危うい―――」という言説は頻繁に聞かれますが、
このように独自の工夫で質の高さを引きあげてきた農産物は、
今後どのような位置づけを占めていくのでしょうか。
注目していきたいです。

2.今週の先生の購入本

○森岡孝二『就職とは何か――〈まともな働き方〉の条件』(岩波新書,2011年11月)
○『SAPIO 2011/12/07号』(小学館)  ⇒見出し:欧州危機が誘発する「中国大崩壊」

SAPIOの見出しは「中国大崩壊」。
今週の「三行提報」でも触れられていましたが、
「今後の中国の行く末」について考えるためにご購入されていました。


◇◇今週の講義(「企業と社会」)の風景◇◇

(1) 心で「察する」ということ

「君達は『察する』ことができないだろう?」と、先生。
日本の強みは、「察する」と言う文化だった。
それは、「相手が何故それをするのか」、
つまり、相手の動機・意図・目的がわかるということであり、
お客の望みが“言葉にせずとも”、「心」でわかることだった。
それが端的に表れるのが、日本の接客の良さであった。

そして、「何故それをするのか」に沿った行動をとることで、
相手に評価をされる形になり、
ブランド・ロイヤリティにつながっていくのである。
今は、その文化は消えていっている。

(2) 感想

「察する」ということは、自分でも気を付けているつもりでいても、
それを満足のいく形で行うことは難しい、と感じています。
それは、相手のちょっとした仕草、素振りや、口調の変化など、
言葉にしようとすれば削ぎ落されてしまうような部分に属することを、
感じとらなくてはならないからかもしれません。

そういう意味では、何でも「言葉にする」、「目に見える」形にすることが重んじられ、
それ以外のものの価値を認めることの少ない昨今の流れの中では、
「察する」という文化が薄れていってしまうのも、当然のことなのかもしれません。

“サービス”は今後の日本の産業の中で重要な位置づけを占めていくと思われますし、
そのように認識されていると思いますが、「察する」文化を失った、
つまり以前と同じような形では同レベルの“サービス”を提供することが難しくなる中で、
どのようにして有効性を保っていくのか、とても不安に思います。

=====================================
【編集キー】konzemi




[326] 題名:後期第四回本の交換会報告 名前:衛藤雄介(23期) 投稿日:2011年11月25日 (金) 17時32分

代理として自分が書き込みます。

テーマ:講談社現代新書



紹介者
先生 佐伯啓思『「欲望」と資本主義〜終わりなき拡張の論理〜』講談社現代新書 A →勝又
   山本雅男『ヨーロッパ「近代」の終焉』講談社現代新書 A →松井
   貝塚茂樹『論語』講談社現代新書 A(-) →新山

勝又 林成之『<勝負脳>の鍛え方』講談社現代新書 B →小林

中村 渡辺昇一『知的生活の方法』講談社現代新書 A- →衛藤

小林 原尻淳一『アイデアを形にして伝える技術』講談社現代新書 B →松井

近藤 森有正『生きることと考えること』講談社現代新書 B+ →中村

松井 岡崎勝世『世界史とヨーロッパ』講談社現代新書 A- →近藤

新山 立花隆『「知」のソフトウェア』講談社現代新書 A- →中村

衛藤 春木豊『動きが心をつくる〜身体心理学への招待〜』講談社現代新書 B+ →新山

(欠席者)
坂倉 中野剛志『国力とは何か―経済ナショナリズム理論と政策』講談社現代新書 A−
−紹介
「グローバル化」というテーマについて関心があったため読んだが面白かった。
大学の講義を聞いていても「グローバル化」は日本企業が適応すべき環境変化として
前提となっているが、よく考えてみるとそれが何であるか分からない。
グローバル化により国家の役割は小さくなるというのは本当か。
現在の世界的な経済危機の問題を解決するには「国家」「国民」の力が必要である
という主張には「なるほど」と思わされた。
著者はTPPの反対派として一気に世間の注目が集まった(一部では神格化?されている)中野剛志である。
今、世間で注目されている研究者がどのような本を書いているのかを知ってみるのも良いのではないか。

⇒坂倉君、体の方はどうだ?
 院生になればより大事になる、「健康管理」に気をつけろよ。
 「欠席者も(予定した本を)紹介すること」という呼びかけに、
 すぐ答えたものがいたのは、この掲示板とゼミにとって「目出度いこと」だ。
 (続くものがあるといいなぁ…)
  (´▽`) ホッ &(^-^)//""ぱちぱち

〇坂倉
 三戸先生、体調の方はすっかり良くなりました。
 ご心配をお掛けして申し訳ありません。
 お気遣いの言葉をかけて頂き有難うございます。
 健康管理にはしっかり気をつけます。

  



今週から、病欠などの理由からゼミに欠席した人も、
交換会に出す予定だった本をこの場で紹介するようにしましょう。

上のような必要情報に加え、本についての紹介を数行で書き込むようにお願いします。
【編集キー】koudansya


[325] 題名:2011年度・後期・第8回ゼミ活動報告  〜 "ゼミ"という組織を見つめ直す 〜   名前:新山 公太(24期生) 投稿日:2011年11月23日 (水) 11時40分

今回、冒頭でゼミの今後のあり方について話し合う場がもたれました。

結論として、
ゼミという組織は確かに三戸先生から教えを頂く場であるものの、
同時にゼミ生一人ひとりが「ゼミを作り上げてゆく」という、他では得られないかけがえのない勉強をする場であり、
なによりゼミ生自身のために学んでゆく場であるという答えが得られました。

私もこの三戸ゼミを通じ、自分の人生を豊かなものにしたいと強く思います。





≪目次≫
T.基本情報
U.DVD<300円均一> 視聴
V.議論 〜DVD<三行提報> 感想に対して〜
W.本の交換会 〜講談社現代新書〜
X.刮目
Y.今週の課題と次週の予定
Z.今日イチ


削除キー【1122】


T.基本情報


【日時】11月22日(火) 16時30分〜22時50分
【場所】経営学部B棟334号室、A棟104号室(DVD視聴用)
【出席情報】※敬称略、( )内は欠席者、< >内は各チーム名

  ○衛藤、新山、(小泉)(坂倉)(石嶺)  :<亀ビール>
  ○松井、勝又、近藤、(清野)(坂井)  :<タバスコJAPAN>
  ○中村、小林、(市川)(高橋)  :<TNI+1>

出席率:47%(7/15)



U.DVD<300円均一> 視聴


 視聴DVD:
   カンブリア宮殿 ≪"300均"スペシャル〜新たな消費を生む"300円"の価値≫
     (テレビ東京系 2011年7月7日放送分)

 番組公式HPからのあらすじ:
   渋谷、代官山、自由が丘・・・若者が集う街に次々と店をオープンさせている業態がある。
   300円均一ショップ、"300均"だ。
   安価と実用性を重視した"100均"にはない、
   デザイン性や付加価値の加わった生活雑貨やアクセサリー、小物ファッショングッズを中心に扱っている。

   中でも、「スリーコインズ」、「ミカヅキモモコ」、「クゥクゥ」の主要3社は、
   商品構成や店作りに独自の工夫を凝らし、客のコア層である若い女性たちの心を掴み、売り上げ・店舗数を伸ばしている。

   今回は、トップ3社のリーダーをスタジオに招き、女性客をつかむ300均独自の戦略を分析。
   さらに「かわいい」「わくわく」「どきどき」を求めて300均で商品する"2011年の女心"も村上龍が解き明かす。



≪DVDの感想≫


DVD感想を書き込む場はこちらとなります。

【近藤(22期)】
@「均一」の意味
「○円均一」の社会にとっての意味は、「こんなものが○円!?」というお得感で、
客に楽しく買い物をさせることであることに、間違いないと思う。
居酒屋の190円均一は大いに納得できるが、住宅の1000万円均一には、
自分だったら魅力を感じない。大きい買い物ほど、個別で丁寧に対応してくれることを
重要だと思う。

A商品と価格
「300円がもったいなくない限度だ」という話があって、最初は本当にそうか?と疑った。
例えば500円にしたら、より良い品質を保てるであろうから、そのほうが良い場合もあるはずだと
思っていた。ただ、どの300円均一でも、細かい生活雑貨を扱うということがわかり、
300円という価格に納得した。扱う商品を決めてから価格を決めるのが普通の店だと思うが、
その逆の順序をたどっていて、面白い。


B「かわいい」を見抜く力
仕入れの際、一目で「かわいい」かどうか見極める力は、そのように伸ばしたのか、
維持しているのか。流行のチェックをしているからできるのか、天性のものなのか、
気になる。


【松井敬祐(23期)】TEAM:タバスコJAPAN

 今回300円均一の商品を提供している企業を3社取り上げられた。
 今から列挙する各社の特徴は、
 番組で取り上げられていた内容からまとめたものである。

■ミカヅキモモコ
 “小さなテーマパーク”をスローガンとしている。
 メーカーの仕入れた在庫品であるアウトレット商品を販売している。
  ⇒他社のキャラクター商品(ディズニーやサンリオなど)が販売できている。
 仕入れ値を全て150円にしている。
  ⇒なぜ、150円なのかというと、取引先が断れない価格であるからである。
 女性の直感で商品企画、販売をしている。
  ⇒女性は買う側の女性の心理を直感から読み取ることができるという。
 上司(男性)が女性に商品販売までのプロセスを任せている。
  ⇒また、上司は情勢に対して定期的に接待をしている。

■クゥクゥ
 ピンク色にこだわった商品を販売している企業。
  ⇒ピンク色の中でも“売れるピンク”と“売れないピンク”があり、
   女性従業員はそれを区別することができ、「この商品はこのピンク!!」
   と直感で判断できる。
 店舗内でも色に拘った“色陳列”を使用していて、入口から奥の順に
  濃いピンク、あるいは赤商品⇒薄いピンク商品⇒他の色の商品
  というふうに陳列されている。これは人間の心理効果を利用して、
  店舗に来た人はその順に商品を見物、購入している。
 商品部は女性従業員で構成されていて、工場で作られた商品に対して彼女らが指摘する。
その指摘を受けて従業員が製造先の工場まで行って、
商品作成の変更を申し出るという形を取っていた。

■3coins
 “シンプルで付加価値の高い商品”をテーマに商品を提供する企業。
 40社あるファッションブランドの一つであり、
生活雑貨とファッション雑貨が店舗には陳列されている。
  ⇒陳列されている商品は上の2社に比べて落ち着いていて、デザインが良い。
 店舗拡大を図っていて、主要都市を筆頭ぬい現在もなお拡大している。
※私も一度「みなとみらい ワールドポーターズ 3coins plus」
 に訪れたことがあるのだが、どの商品もうるさくなく、
 女性だけでなく、男性でもほしくなる商品があった。
 現在でも3coinsでかった商品を使っている。

これから加筆していくので、とりあえず各社の特徴を列挙しました。


【新山公太(24期)】
≪DVD三行提報@≫
どの企業も商品戦略に対して(女性の)感性・直感に大きく依拠している。
ターゲットとなる女性のニーズを掴むため有用に機能しているが、 明確な根拠はない。
経営上層部に一人でも少人数でも良い勘をした人材がいる間は良いが、教育ができないため新しい人材を育てることは難しいのではないか。

≪DVD三行提報A≫
100円均一と300円均一は商品の安さをウリにしている点で共通しているが、その質は異なってくる。
前者が「安かろう悪かろう」であるのに対し、後者はアウトレット商品を扱ったり、商品部が納得ゆくものでなければ売らない。
「良いものを安く」という意識が企業側にあり、成功要因の一つであると考えられる。


【衛藤雄介(23期)】

自分の気付いた点は、紹介された3つの企業において
@女性社員に対する信頼度A意思決定のあり方
の二点に違いがあるということでした。
(もちろん、これは番組の中で発見した違いであり、
実際の現場では必ずしもそうではない可能性があることを先に述べておきます)

(@)ミカヅキモモコ…@女性を全面的に信頼し、A意思決定も女性が行う。
  ⇒この企業では98%を占める女性社員らの意見を尊重しており、
   社長は口出しをせず、彼女らもそれを拒んでいるような発言をしていた。
   その理由は女性の直感(感性)を企業が大切にしているからで、
   メーカーとの交渉の場でも女性社員らは「かわいい」という言葉を頻繁に使用していた。

(A)クゥクゥ…@女性を信頼しているが、A意思決定は社長が行う。
  ⇒この企業では商品部の女性社員らの意見が重視され、
   社長の提案した商品であっても彼女らによってダメ出しされていた。
   しかしダメ出しされた意見をもとに、商品を製造している中国の工場へ交渉に向かうのは
   社長が行い、作り直しに対しての相手方の条件を承諾したのも社長であった。

   もちろんこれは役割分担という観点から見れば当たり前のことではあるが、
   上のミカヅキモモコと比べると、女性社員への信頼のあり方が違うように思われる。

(B)スリーコインズ…@女性への信頼は低く、A意思決定は情報に基づいて行われる。
  ⇒この企業でも上の2社と同様に、DVDでは女性らが中心に会議をしていたが、
   ミカヅキモモコと違う点としては発言の中に「市場の傾向は〜」といった内容があったり、
   バイヤーの女性社員がスリーコインズと同グループに属するアパレル系の企業の会議に出席し、
   ファッションに関する情報を仕入れることを行っていたことから、
   この企業では女性の感性よりも市場における情報を重視していることが読み取れた。

以上3つの企業を比較してみると、自分が気になるのは(@)ミカヅキモモコである。
仮に自分が採用するシステムを選ぶのであれば、客観的で信頼のおける「情報」を重視する
(B)スリーコインズのあり方であり、主観的な「直感」を重視する(@)ミカヅキモモコの方針は
意思決定においてそこまで有効と言えるのか?というのが自分の主張です。

確かに直感も大切であるとは思いますが(女の勘は怖いですからね)、失敗した際のリスク等を考えると、
自分は女性の「かわいい」という感性は一般のモニターから集めれば十分ではないか、と思いました。


【小林裕生(22期)】

【住宅1000万均一から考える均一の意味】

住宅一軒を1000万均一という価格設定で建ててくれる会社もあるとのこと。
真っ先に思いついたのが現金掛け値なしという言葉だった。
家や車、電気製品といった類のものは値切られることがそう珍しいものでもない。むしろ当然(?)だろうか。
値切りの余地があるのに、値切らないで買ってしまっては損をする可能性もある。しかし、1000万の掛け値なしじゃあ損のしようがないというもの。
均一のウケがよいのはやはり今が不況だからなのだと思う。
いかに無駄な出費を抑えるかに目がいきがちなので、目に見える損をしなくて済む○○均一は安心を提供してくれるのだろう。


【「カワイイ」に進歩はあるのか】
できれば追記したいです。


〈男性は何故300円均一で買い物をしないのか〉
※今回のDVDでは、「如何に300均一のターゲットとして、女性にアピールするか」綴られる一方、
「何故男性は300円均一で買い物をしないのか」については、説得力のある回答が為されませんでした。
「男性客を取り込むには如何にすればいいのか」を考える意味でも、
〈男性は何故300円均一で買い物をしないのか〉についても、考えてみたいと思います。※

【中村貴治(20期)】

考えられた仮説として、論拠は充分でないが、二つ記したい。

仮説@:男性には、「安かろう、悪かろう」がまだ息づいている。
⇒近年コストカットなどによって、企業が提供する製品の価格が低下してきている。
また、それに伴って、消費者側の「安かろう、悪かろう(安いものにはそれなりの“ワケ”があるのだから、
敬遠しておこう)」という知恵が薄れてきている。(その一つの表れが「焼き肉屋えびすの食中毒事件だったろう)
もしかしたら、女性よりも男性の方に「安かろう、悪かろう」の意識が、まだ残っており、
だから、300円均一という(極度の)安値で販売されている製品を敬遠しようとしているのかもしれない。

仮説A:男性は、「いつかはクラウン」と思っている
⇒消費行動には、そのものの使用にあたっての価値を求めて購買を行う場合だけでなく、
そのものを所有することで、自分がどの階級に所属しているかの象徴とすることを求めて購買を行う場合がある。
「自分が何者であるか」を自分がどのような製品を所有しているか、という事実に託すのである。
「いい車をもつ」、「いい家に住む」というのも、その一つの表れである。
300円均一では価格が安すぎて、「誰もがもつことができる」ため、
この象徴価値を認めることができないのではないか。

  

V.議論 〜DVD<三行提報> 感想に対して〜


前回の課題であったDVD<三行提報>の感想に対して、
それぞれの意見が皆にとって納得のゆくものであったか議論が行われました。

【松井敬祐(23期)】TEAM:タバスコJAPAN


■私はサトーの三行提報に対して、
“たった三行で本当に伝わるのか?”
という疑問を抱き、前回のゼミ活動版にそう書き込んでいた。
というのも、私の先入観として三行堤報には[提案・企画案]
が含まれているものだと思っていたからである。
しかし、それは誤った考えであることが今回のゼミで議論の末わかった。
三行堤報は[その日の変化、気付いたこと]を書くのである。
確かに、サトーでは毎日従業員から送られた三行堤報から、
40通を選別するということで、
それぞれの堤報の良し悪しはあると思うが、
評価者はそれを選別し、価値判断することに、
それほど重要視していないと思われる。
よく考えると、
毎日選ばれる40通の堤報全てが企業トップの意思決定の対象にはならないのである。
(年間で約1500通もの堤報が意思決定の対象になっているとは到底思えない…)
とりわけ、40通という数は重要ではなく、
1通でも意思決定の対象になれば、
三行堤報の役割が発揮されているということなのである。
ここで大事なのは、
@従業員が[日々の変化・気付いたこと]を発見する。

Aそれを三行堤報に書いて、評価者に報告する。

B評価者がそれを選別する。(ここでの40通は形だけ…)
↓ ※当然ここで価値ある三行堤報が選ばれないということが起こっていると考えられ、
↓   つまるところ、選別するという行為は重要ではないのである。
Cその一部が企業の意思決定の対象となる。
というプロセスがサトーの企業内に完成されているという《環境》なのである。

■そして、私は一日三行というルールに拘らず、
文字数をフリーにしても良いのではないかという考えも以前に提起していた。
しかし、今回のゼミ討論で、
文字数がフリーだと評価者は選別しにくくなる。
 (Aさんが20行、Bさんが3行、Cさんが50行…となると確かに毎日選別は厳しい)
日常は日々変化するものなので、毎日書くべきであり、
  スパンを一週間、一ヶ月にすると、メモしていない限り、
  人間の脳から忘れ去られてしまう。

という意見が出たが、確かにその通りである。
元々、三行堤報に対して[企画になるもの]
を書くという先入観があったが故に、
この考えを提起したので、
そうではなく[日々の変化・気付いたこと]
を書くとなると、
やはり“一日三行のルール”で良いと結論付けました。

⇒松井君、一番乗り、感心!
 「速さ」で一番を獲ったのなら、
 (他の人が最初の書き込みをしている時に)手を入れて、
 続けて「内容」で一番、
 そして「わかりやすさ(文章)」で一番を狙ってくれ!V(^-^)/~~
 (それが、「早さ・速さを"活かす"」ということじゃないか。)

⇒先生、アドバイスありがとうございます!(^^)!
 他のゼミ生が投稿し、そこから発見したことを活かして、
 内容面でBrush Upしていきます。

【衛藤雄介(23期)】TEAM:亀ビール
前回の自分の感想の要点をまとめると、

主張:「三行提報はサトーなどの一部の企業でしか活かせないシステムではないか。」

根拠@:ハチミツなどの食品業界は新たな可能性は無い。
根拠A番組で紹介された情報は商品開発部のメンバーでも集められる範囲である。

となったのですが、根拠@について周りを納得させることができず、
最終的に先生から「 現在、みんなハチミツを毎日食べているだろうか?
という問いを立てられたことで論破されてしまいました。

根拠Aについても、「指摘はもっともであるが、番組の紹介の仕方が悪い 」とコメントをいただき、

衛藤君、@A共、言葉足らずで、読む人はり甲斐しづらい文章だ。wakarasenakereba toiu kimotiga doredakeattaka kanngaetemiyo
こうした議論のためにはDVD以外にも、自主的に根拠の材料を集めてくる必要があることを実感しました。
今回の300円均一も、自分なりに調べてみようと思います。

【中村貴治(20期)】(第二稿:11/26 12:50)

<「三行提報が経営者を育てる」について>

番組の中では、「集まってくる三行提報が経営者の経営の道標となって経営者を育てる」
と言う意味で、三行提報を“経営者のため”のものとして扱っていたが、実際には、
別の角度から三行提報を書く“従業員のため”のものにもなってといえるのではないだろうか。

@:(良い)三行提報を書くには、経営に役立つ情報に常に目を光らせる必要があるため、
一人一人が経営の目線をもって日々の業務にあたらなければらならない。
「どのような情報が経営に役立つのか」という、視点を養う訓練にもなるだろう。
「良い」三行提報を書くために、40通に選ばれる情報がどんなものかを社内に定期的に公表したり、
動機づけとして、多く選ばれた提報を書いた社員を表彰するなどしたら、
より効果が望めるのではないだろうか。

A:また、その日にあったあらゆることから一つ絞り込んで書くと言う意味では、
自分達が毎週行っている“今日イチ”とほぼ同じ効果もあるだろう。
すなわち、その日にあったことを思い返して吟味することで確認、復習し、
一つを選別して報告することで、着実に自分の中に経験として残していく試みである。

三行提報として選ばれる回数の多い人間と、社内の優秀な人間には、
ある程度の一致が見られるのではないだろうかと思う。


W.本の交換会 〜講談社現代新書〜


中公新書、岩波新書に続いて、今回のテーマは<講談社現代新書>でした。
交換会の内容に関しては、交換会幹事の市川さんがお休みされているため代理の方に一任しています。


そして次回のテーマは<その他の新書>。
みなさんが果たしてどんな本を持ってくるのか、
前三回より一層幅広いテーマであるため楽しみにしています ((o(^∇^)o))ワクワク


X.刮目


今回は先生のご用事の都合により締めを早めに行いました。
そのため、当日のゼミ内にて刮目は行われていません。

欠席した方も含め、その週の刮目がある方はこの場でお願いします。

【近藤(22期)】11.26 17:50
就活報告をしなければならないことは、今までも何度も自覚していたのですが、
なかなかできておらず、すみません。
もう時期としてはかなり遅いのですが、いろいろなところを回っていく中で、
感じることとして、ひとつ明確なことがあります。

「本気でそこで働くことができる」という覚悟がもてるかどうか、
これが決定的に重要な基準だと思っています。
(一般論じゃないかと思われてしまうでしょうが…)

そのような覚悟をもつためには、各自いろいろな要素があると思いますが、
私の中では、以下のようなことを考えています。

・社会にとってプラスになっていること
 これは、すべての職場に意味はあるはずですので、選ぶ基準にはなりません。
 ただ、利益とか数字ばかりを目指すことは、自分はできないのではないかと
 思ってしまいます。(現実として、数字は重要であると思いますが、
 それだけをモチベーションにはできない、という意味です。)

・・・他にもいくつかまとめようと思ったのですが、うまく言葉にできません。
固まったときに、また改めて書きます。

とにかく、自分のやりたいことがはっきりとわからないとき、あらゆる可能性があるので、
いろいろ模索しながら、考えるしかないと思っています。
大学を卒業したら働くということは、「すべき」こととして強く意識はしています。


Y.今週の課題と次週の予定


 (@)今週の課題
   (1)DVD<300円均一>の感想を当報告板に書き込む。 
   (2)先週の報告板において、DVD<三行提報>感想の加筆訂正を行う。


 (A)次週の予定
   次週から新テキスト、ドラッカー著『ポスト資本主義社会』を用いて勉強を進めてゆきます。

   次回の勉強は一章の内容について、担当チームは<TNI+1>となります。


Z.今日イチ


 削除キー【1122】

○新山君、簡単でいいから、「仮」でもいいから、君の「今日イチ」を書き込んでみないか?
また、何か、昨日のゼミにあったことの何かを書き込まないか?
この、「基本枠」だけの作成では、昨日の「話」はなかったことになる。
報告は誰のためにあるのか、の一つの答えは、
「2年生が担当する」にある。
「やらされていること」ならば、「定まったこと」をやればいい。
ゼミでやることは、
「自分のためにやる(=自分が伝えたいこと、自分の勉強になること、など)」
のではないだろうか?

みんなにも望みたい。
昨日の「話合い」が意味あったことになることを。

 ⇒ ご教示ありがとうございます。
   今回得られたことを即座に活かせなかったのは、そもそも「得られた」ということをも揺さぶる行為でした。
   今後も自分の行為の意義について考え、活動報告においても、自他ともにとって有意義なものとすることを目指します。  [新山]



【松井敬祐(23期)】TEAM:タバスコJAPAN

『公式組織と非公式組織』


私はこの三戸ゼミという組織において、
組織を上手く機能させていくためには、
どのようにしていったら良いのか!?

ということをものすごく考えるようになっている。
というのも、今回のゼミ活動の冒頭で、
先生からの課題をやることを約束するか、どうか。
欠席しているゼミ生をどのように巻き込んでいくか。
が議論の対象になったからである。
また、チームでレジュメを作成しようとなった時に、
連絡取れる人と取れない人の差が歴然としていて、
役割分担を決めることが困難になっているのである。
(これはタバスコJAPANの話である!!)
また、連絡が取れない人は掲示板でも顔を出していないということがわかる。
さ~このような現状の中でどのように組織を機能させていこうか!?
これが、私が思う課題であるし、みなさんもそう思っているであろう!!
私自身としてはまだまだ勉強の姿勢がなっていなく、
ゼミ活動において“自分”という人間を活かしきれていない。
だが、組織の所属する中で、
「他者をどう巻き込んでいくか」
この能力を私は身につけたいし、それに向けて様々な面で工夫をしていきたい。

そして、三戸ゼミナール全体として、

非公式組織での活動を現状より活性化させていこう!!


という案が参加したゼミ生で結論付けられた。

三戸ゼミにおいて公式組織での活動は当然、
毎週火曜日のゼミ活動
365日可動している三戸ゼミ掲示板(BBS)
である。
一方非公式組織での活動は、私の考えだと、
ゼミ後のガスト
集まった人だけで実施する飲み会
である。

私も“非公式組織での活動の活性化”には賛成である。
もちろん、公式組織の活動の場で【学ぶ】ということが一番の活動である。
だが、非公式組織の活動では何か感情的で、人間染みた関係が築かれ、
公式組織とは違うものを得れるはずである。

また、欠席しがちなゼミ生に対しての対策も入念に考えていく必要があります。
何とかして、素晴らしい組織を作り上げていきましょう!!
それは、私ひとりの力では到底不可能なので、
みなさんとのチームワークの下で頑張っていきましょう


【新山公太(24期)】 <加筆前>

≪結果≠出す≫

学ぶということは自身を成長させるということです。
ですが「学んだ」ことを見直さずにやりっ放し、放置したままでは確かな成長は望めません。

考え、導き出した結論がその場において成功したか失敗したかに拘泥せず、
そこで合っていたことや間違っていたことは何だったか、本当に正しかったか、よりよいものにできないかを考える。
自分自身が結果≠認識して、そこから更に学びとってゆくことこそ重要です。

何度も、何度でも再考・内省することを自分も心掛けたいと思います。


【中村貴治(20期)】

《人間は機械にできることは全て機械に任せるべきか》

人間は脳、身体のどちらも持ち合わせるべきである。
人間のすることには、「人間にしかできないこと」と、「機械でもできること」がある。
「機械にできることは全て機械に任せ、人間は人間にしかできないことをすべきだ」というのも、
一つの考えであり、一つの哲学として存在する。
しかし、人間には“脳”と“身体”、どちらも必要である。
「考えること(=脳)」のみを人間が行い、「作ること(=身体)」を機械に任せていくことは、
“脳”と“身体”が分離し、人間が“脳”でしか生きなくなることを意味ており、危険である。
その一つの表れが原発事故であり、
「情報化社会」には、まさしくその点に落し穴があるのではないだろうか。
――――――――――――――――――――――――――
私自身が理解しきれていないことなであり、
充分にわかりやすい文章にはなっていないかとは思いますが、
非常に重要なことであると感じたので、“今日イチ”として残すことにしました。
“脳”と“身体”、どちらも人にとって重要なテーマとして、関心をもっていきたいです。


【衛藤雄介(23期)】
先週のDVD感想の書き込みについてのまとめが必要と、
研究室にて先生から言われましたが、
「それぞれのゼミ生がバラバラに感想を述べているのに、
どのようにまとめればよいのだろうか?」とその場では方法がすぐに浮かびませんでした。

しかしゼミの場で、先生が黒板で三行提報のシステムを
[現場(発見)]→[書く]→[選ぶ]→[意思決定]のプロセスに分解し、
中村さんの意見は「現場→書く」について、
松井の意見は「書く→選ぶ」について、
自分の意見は「意思決定」についてなど、
一つの道筋として整理できることがわかりました。

以前に教わった、「わかる」ことは「分ける」ことだということを
改めて実感できたように思います。
⇒この"今日イチ"は、なかなかいいんじゃないか?
 内容も、文章もすっきりしている。
 衛藤君、次も期待している。文章がもう少し上手くなるといいな…。

ところで、次々に書き込みが加わる。
できたら、書き込みした日時を書いてくれるとありがたい。



【近藤(22期)】11.26 17:30

今回のゼミで、ひとりひとりのビデオへのコメントに対して、
本当に納得できるかという観点で話し合いました。
この中で、これからも強く意識したいと思った点を挙げます。

まず、コメントに対して意見を言っていくという形で進めたのですが、
どこか噛み合っていないし、目的が共有できていないと感じていました。
そこで途中で先生から、結論(一番伝えたいこと)と論拠(その理由)に
整理して考えるように、と教えていただき、それからは
一気にスムーズに進んだ印象をもっています。

話し合いの場でも当てはまることですが、伝えたいことが明確にあるならば、
考えられるその理由を、はっきりと添えていないと、相手に伝わる話や
文章になっているとはいえません。
私自身としても、昨年度やってきたゼミ報告や、掲示板での書き込みでも、
誰が読んでもわかるように書くように、と何度も何度も教えていただき、
強く「意識」できるようになってきたとは思っています。

文章を書いた後に、再度読み直し、読み手に疑問に思わせることが
ないようにする、という意識を自分の中で改めて強めていこうと思いました。
そして、ゼミ全体としても、より良い文章を書けるように、互いに
意識を高めていきたいと思います。

【坂倉(22期)】11/26 18:27
欠席したため、その週に考えたこと(気づいたこと)について書きます。

三戸ゼミ非公式組織活動の本拠地であるガストのメニューを見て目を疑った。
キッズプレートの価格がなんと「39円」!!
ハンバーグ、ポテト、ライス、ジュース、ゼリー3個で「39円」。
「39円」は当然「サンキュー」である。
ただ今「サンクスフェア」開催中であり、このキッズプレート「39円」は
「サンクスフェア」の第三弾ということである。
(第一弾はチーズインハンバーグセット「390円」だったらしい)

「なぜこんな(明らかに儲からない)ことをやっているのか」と思い、
ネットで調べた所、背景には今年の8月に起こった赤痢菌問題があるらしい。
「サンクスフェア」は赤痢菌問題によって遠のいた客足を取り戻すための措置であり、
第三弾(キッズプレート「39円」)は中でも最も安全に対して敏感な家族連れの回復を狙ったものであるらしい。

食の安全に対する不信によって起こっている消費者の不買行動に対して、
破格の値段設定と問題をぼかしたサンクスフェアで対応するのは正しいのか。
少なくとも問題となった食の安全に対しては何も対応したことになっていない。
にもかかわらず「第一弾」「第二弾」は相当な成功を収めたらしい。なぜなのだろうか。


[324] 題名:ポイント制度についての説明 名前:松井敬祐(23期) 投稿日:2011年11月21日 (月) 13時18分

2011年度後期第7回ゼミ活動において、
「ポイント制度」を導入するという案が議論された。
それに際して、中村さんが「ポイント制度」のレジュメを作成してきてくださった。
今回、そのレジュメを元にポイント制度の概要を記載する。
レジュメを作成してきてくださった中村さんには本当に感謝をしています。
ありがとうございます。

1.何故「ゼミ活動報告版」に、「ポイント制度」を導入するのか



今回のポイント制度の導入に踏み切るのは、
主には、最近の「ゼミ活動報告」、
及び活動報告内における「今日イチ」の取り組みが滞っているためである。
それは、やりたい人だけがやるのではない。
やらなければならないことである。
また、回によっては出席率が芳しくないことも、
一因として挙げられよう。ポイント制を導入することで、
取り組みへの“動機づけ”とし、更なるゼミ活動、
及び活動報告の活性化を図りたい。
なお、ポイントはチーム毎で合算する。
チームワークを高めることが、ポイントゲットの秘訣となることであろう。

2.「ポイント制度」概要



(1)ポイントの対象
@出欠
Aゼミ活動報告
B今日イチ
Cその他(先生がゼミ活動内で提起した課題、DVDの感想など)



(2)ポイント加減の仕組み
≪ポイント一覧≫
@「出欠」    出席した場合      ±0P(2年生は+2P)
         欠席した場合      −3P
      ⇒「今日イチ」記入で±0(2年生も同じ)
A「ゼミ活動報告」週末(日曜)までに完成!  +7P
         次週のゼミまでに未完成 −10P
B「今日イチ」   早めに書き込んで、ポイントアップ。
         〈1番目〉+5P
         〈2,3番目〉+4P
         〈4,5番目〉+3P
         〈6,7番目〉+2P
         〈8番目〜〉 +1P
         〈未記入〉 −3P
⇒週末(日曜)までに「今日イチ」コーナーに記入しなかったゼミ生を“未記入者”と判断する。

   ≪補足≫
@「出欠」について、要は、「参加できなかったからといって関われないわけではない。
 今日イチを書こう!!」とかこうということである。
A「ゼミ活動報告」の担当者は、基本的に2年生だが、
 ポイント制にすることで、3・4年生とのチームワーク自体の向上と、
 それに伴う完成の確実性を引き上げたい。
B「今日イチ」は、報告担当者の今日イチは報告の一部であるため、
 含めない。(順番もカウントしない。)

(3)ポイントによって、“イイコト”が!!
 これに関しては、只今検討中であるが、忘年会や追い出し合宿で……

3.各チーム構成員の確認


○亀ビール    :衛藤、小泉、坂倉、石嶺、新山
○タバスコJAPAN:松井、近藤、清野、勝又、(坂井)
○TNI+1     :市川、中村、小林、高橋

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2011年度後期第7回ゼミ活動のポイント結果




出欠ポイント


[2年生プラスポイント]
新山(21期) 2P
[欠席マイナスポイント]
小泉(19期)  −3P
勝又(21期)  −3P
石嶺(24期)  −3P
高橋(24期)  −3P
清野(22期)  −3P
坂井(24期)  −3P

活動報告ポイント


衛藤(23期)  7P

今日イチポイント



No.1衛藤(23期)  5P
No.2新山(23期)  4P
No.3中村(21期)  4P
No.4近藤(22期)  3P
No.5松井(23期)  3P
No.6坂倉(22期)  2P
   小泉(19期)  −3P
   勝又(21期)  −3P
   清野(22期)  −3P
   小林(22期)  −3P
   市川(23期)  −3P
   高橋(24期)  −3P
   坂井(24期)  −3P
   石嶺(24期)  −3P

チーム別ポイント


亀ビール:6P
タバスコJAPAN:−12P
TNI+1:−8P

【編集キー:point7】
○松井君、まだ途中報告で、加筆されるのかもしれないが、感想を書く。

@この「書込み、報告」自体が当日の参加者以外にはわからないだろう。
A「卒業した」小泉(19期)勝又(21期)と他者の評価pointが同じでいいのか?
B"who is 坂井(24期)?"
C《DVDの感想》を「したもの/していないもの」の評価は?

評価項目、point数など、みんなどんどん意見を。
松井君、みんなが「納得」し、「動機付け」られるpoint制を作り上げてくれ。

【松井敬祐】
先生、問題点の提示ありがとうございます。

@に関して、それは作成していてすごく感じました。とりあえず結果だけと思い…
欠席していて、ポイント制度のことを知らないゼミ生からすれば、
疑問に思うかもしれません。
ですので、ポイント制度の説明を加えたいと思います。
ただ、中村さんが作成してくださったレジュメがあるので、
それを欠席者に配布するのも一つの案だと考えます。

Aについては、もう一度ポイント制度の定義を改めます。

B“WHO IS 坂井(24期)?”
 I probably think that he is one of Mito seminar members.
But, if not, I will reject his name….
What dose everyone think about it?

Cポイントの対象が「出欠」、「活動報告」、「今日イチ」であったので、
 DVDについては対象外にしていました。
 ただ、それに関しても「今日イチ」同様のシステムで対象内にしたいと思います。

みんなが「納得」し、「動機付け」られるポイント制度を作り上げたいと思います。
とりあえず、このポイント制度は正式に導入されるということでいいのでしょうか?

⇒松井君、早速のレスポンス、気持ちがいい。(o^-^o)♪
B“WHO IS 坂井(24期)?”は、彼を出欠の対象にすべきか?
 という「問い」のつもりだったのだが…。

>このポイント制度は正式に導入されるということでいいのでしょうか?
これは、ゼミの場でみなに諮っていく、などしないと、
「納得」し、「動機付け」るものにはならないと思う。


○近藤(22期)
松井君、まずポイント計算ありがとう。
先生にご指摘を頂いているように、この報告全体に関して言うと、
最初にポイントシステム導入に関する説明を加えなければならないと思います。
掲示板で報告するのであれば尚更、誰が読んでもわかるように書くことが求められます。
(もちろん私自身もまだまだで、実力をつけていかなければならないのですが、
まず「意識」しないことには始まりません。)

坂井君に関してですが、これはポイントの問題だけでなく、
ゼミとしてどうしていくか、考えなければなりません。
お互いに納得できるように、早急に対応しなければなりません。

小泉さんと勝又さんのポイントに関して、チームのメンバーとして
現役ゼミ生と同じ扱いになるのであれば、ポイントも同じになると思いますが、
相談役等の一つ上の立場としてチームに関わっていただくのであれば、
ポイントに入れるべきかどうかも、考えなければなりません。
ご本人に相談し、ゼミ全体としてもはっきりさせていきましょう。

チームポイント制を進めていくとき、レジメやその他の多くの活動も
ポイントの対象にしていくことができると思います。
ゼミ全体として士気を上げていくために、ポイント制を導入しようとしている訳ですから、
どのようにしたら目的を達成できるか、松井君を中心にということではありますが、
ゼミとして考えていきましょう。

○中村(20期)
松井君、有難う。
どんどんブラッシュアップしていこう!

とりあえず「自分のたたき台に基づけば」ですが、
今回の報告者は残念ながらその週の内に報告させることはできませんでしたので、
+7ポイントにはならないと思います。
また、報告者の【今日イチ】は報告の一部に含まれていますので、
基本的にはカウントしないはず…。

変更したなら、別で話し合いたいことですけど、どうでしょう?
(最初は「場所の予約」をしていたので、純粋な早さでも新山君と自分の方が早かったのでは)

みんなが「納得」し、「動機付け」られるポイント制度
 →松井君、なぜpoint制を創設すると思うか?
  その理由、目的は?


【松井敬祐(23期)】
先生、1回目はすぐさまレスポンスしたのですが、
今回は1日置いての返信で申し訳ありません。
バイトかつ家のパソコンが壊れたので、
図書館のパソコンで掲示板を開いてます。
(つい4カ月前も壊れたので、買い替え時です……)
先生の顔文字(o^-^o)♪がすごく気に入ったので使わせていただきます(o^-^o)♪

○すいません。
 “WHO IS 坂井(24期)?”の解釈を勘違いしていました。
 坂井君を出欠の対象とするべきですが、
 私は“対象外”とするべきであると思います。
 坂井君はタバスコJAPANに所属しているのですが、
 坂井君が欠席し続けると、必然的にチームから毎週ポイントが引かれるのです。
 同チームに所属する私にとっても絶対それは避けたいです。
 同チームのメンバー方、他チームの方はどう思われますか(@_@)?

○この“ポイント制”が三戸ゼミの主要システムになるように、
 何とかブラッシュアップしていきたいです。
 このポイント制の導入に当たってゼミの現状を鮮明に
 再確認することができました。


【編集キー:point7】
 


[323] 題名:今週のゼミで学んだこと 後期第7回 名前:中村貴治(20期生) 投稿日:2011年11月20日 (日) 18時21分

後期第7回の「今週のゼミで学んだこと」を投稿します。

今までは大学生協で学んだことを中心に投稿していましたが、
現在自分は先生の研究室にお邪魔してお話を伺う機会を週に何度か頂いていますので、
そこで先生より伺ったお話も、□□今週の研究室□□というかたちで、
今後積極的に記していきたいと思います。


■■今週の大学生協にて 〜今週の“スケカク日記”〜■■

1.戸田山 和久『「科学的思考」のレッスン ―学校で教えてくれないサイエンス』(NHK出版新書,2011年)Amazonリンク

【目次】
第 I 部 科学的に考えるってどういうこと?
 第1章 「理論」と「事実」はどう違うの?
 第2章 「より良い仮説/理論」って何だろう?
 第3章 「説明する」ってどういうこと?
 第4章 理論や仮説はどのようにして立てられるの? どのようにして確かめられるの?
 第5章 仮説を検証するためには、どういう実験・観察をしたらいいの?
 第6章 なぜ実験はコントロールされていなければいけないの?
第 II 部 デキル市民の科学リテラシー――被曝リスクから考える
 第7章 科学者でない私がなぜ科学リテラシーを学ばなければならないの?
 第8章 「市民の科学リテラシー」って具体的にはどういうこと?
 終章 「市民」って誰のこと?

(1) 先生の視点 〜文章が“軽い”ということ〜
 目次全体を見渡して、何を思うだろうか。文章が“軽い”ということである。
 まず、目次が軽くつくられていると、内容まで軽く見られてしまう。
 また、目次が軽いと、「軽くて読みやすそうだから読む→
 “軽く”読めるようになっているので、“何も残らない”」という、
 悪循環が起こってしまい、本にとっても、読者にとっても結局全く好ましくない。
 昔は、言葉が軽いと、「誰が読むか!」と、読者の側から遠ざけていたものなのだが…。

(2) 感想
 自分としてもこの目次は、あまり魅かれるものにはなっていないと思います。
 各節の大まかな内容が予測出来る気になってしまうことが原因かもしれません。
 もちろん、「読んでみるとそんなことは無かった」ということがあるのでしょうが、
 目次が問いをストレートに表わしている分、その問いのもつ深みを伝え、
 読み手に期待させてくれるかたちにはなっていないと言うことだと思います。
 ただ、ここが一番“軽さ”を感じる点でもありますが、
 「デキル市民」とは何を指すのでしょうか。
 「市民」とは「デキル」「デキナイ」に分けて語られるものなのでしょうか。
 またその必要性はあるのでしょうか。
 この点を知るだけでも立ち読みをする価値はあるかもしれません。

2.今週の先生の購入本

○ 宮城谷昌光『三国志 第7巻』(文春文庫,2011年)

 今週の「三行提報」の中で先生も述べられておりますが、
 宮城谷昌光『三国志 第7巻』をご購入されました。
 三戸先生が、吉川英治『三国志』、三上修平『三国志VS三国演義』(光栄)と並び、
 お勧めされる三国志本の最新冊です。(『三国志VS三国演義』は私も初めて知りました)


□□今週の研究室□□

誤認されている「自律(自立)」と「個性」
 近年の学生と接していて思うことは、
 「自分が良いと思ってすること、したいと思ってすることが、
 ほぼ無条件に受け入れられる」と、どこかで考えているということである。
 これは、近年の教育が「自律(自立)」や「個性」ということを、
 過剰に重視しているにもよるであろう。
 また、企業の求める「自律(自立)」、
 「個性」も就職活動の際にもよく聞かされる言葉だが、
 あくまで企業の目的に貢献する行動を自らとると言う意味での「自律(自立)」「個性」である。
 今、急激に「自分が良いと思ってすること、したいと思ってすることが、
 ほぼ無条件に受け入れられる」という傾向が強まっていることに、
 危惧を抱かなくてはならないだろう。

感想
 先生のおっしゃったことは、自分にも全く無関係ではありません。
 自分自身としても、そのような考えがどこかにあったことを認め、
 戒めなくてはならないでしょう。
 また、今後(研究者の道を考えるならば)
 そのような生徒とどのように付きあっていくのか、
 ということは改めて考えねばなりません。
 企業に勤めておられる方々にとっては、
 新入社員との関わりと言う点で、尚更身近なことだと思われます。
 自分がやったことを、"やった"というだけで満足し、
 相手に受け入れられようとするのではなく、
 やった上で、それに対する批判を受けながらも、
 より良いものを相手に"伝えよう"とする「意識の高さ」を、
 積極的に涵養していきたいと思います。

=====================================
【編集キー】konzemi
自分だけではなく、他の人にとっても豊かなものにしていきたいと考えていますが、
今一つ方向性が定まっていないというのが、実際であると思います。
「こういう情報が聞きたい!」「ここが意味がわからない」でも何でもいいので、
よろしければ感想などをいただければ、とても嬉しいです。

○中村君、卒業生たちから感想があるといいなぁ…。
 私の「好み」では、改行してほしいが…。

⇒ご指摘有難うございます。
 若干ではありますが、改行を細かく訂正致しました。


[322] 題名:2011年度後期第7回ゼミ活動報告〜期待の新人登場!?〜 名前:衛藤雄介(23期) 投稿日:2011年11月17日 (木) 07時09分

遅れてすみません。後期第七回ゼミ活動報告です。

今回は一年生が参加という、自分たちにとってとても珍しいゼミとなりました。
当初はレポートの発表のみ参加という予定でしたが、
その一年生はなんと最後の刮目まで参加してくれました!
お互いにとって、とてもいい経験になったと思います。

≪目次≫
T.基本情報
U.一年生よりレポート発表
V.DVD視聴
W.本の交換会〜岩波新書〜
X.刮目
Y.今週の課題と次週の予定
Z.今日イチ


削除キー【1115】
 

T.基本情報


【日時】11月15日(火)16時30分〜21時30分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<19期生>(小泉)
<20期生>中村
<21期生>(勝又)
<22期生>近藤、坂倉、小林、(清野)
<23期生>市川、衛藤、松井
<24期生>新山、(石嶺)(高橋)(坂井)(菊池)
出席率:53%(8/15)



U.一年生よりレポート発表


先生の「経営学総論」の講義に出席している一年生が、講義中の先生の問いに対しレポートを作成し、
講義後声をかけたところゼミの方でレポートを発表してくれることになりました.
名前は小林俊毅君です!ようこそ三戸ゼミへ!

1.今週の勉強

【報告者】
【レポートタイトル】「KYに代わる新語についての考察」

<レポート目次>
1、「KY」の概要 
2、新語の条件 
  (1) 「空気が読めない」に近い意味を持つ言葉の書き出し 
  (2) 文節や単語の先頭のローマ字を組み合わせた略語への変換
  (3) 発音のしやすさの検証
  (4) 知っている人には確実に意味が伝わるか
3、結論 


2.今週の勉強内容

(1) やったこと

まず小林君からレポートの内容を発表してもらい、その後小林君とゼミ生とで質疑応答を行いました。
初めは緊張していた小林君でしたが、だんだんと後半につれて力も抜け、
質問に対ししっかりとした受け答えをしていました。

ゼミ生からの質問としては、
「なぜ、アルファベットニ文字の表現に限定したのか?」
「概要で紹介されている例(MMK)と、新語の条件での(3)での
 “Mは発音しづらいから新語になりえない”という記述は矛盾していないか?」
「KYは“空気が読めない”という言葉が頻繁につかわれることで流行した表現で、
 新語の条件(1)で出てきた表現はあまり使われないのでは?」
といったものがでました。

(2) 確認されたこと

現在作成中です
※現在外出先で報告を完成させようとしたのですが、
 ゼミのノートを忘れてしまったため、
 この個所の記入は今夜行います。

≪勉強の感想≫

現在作成中です
※同上

V.DVD視聴



使用教材:テレビ東京「カンブリア宮殿」
     「目からウロコのつぶやき経営!〜これが驚異の情報掌握術だ〜」(2010年7月26日放送)

簡単なあらすじ:
いまや流通になくてはならない「バーコード」。
QRコードやRFIDなども含めたそれら認識技術の分野で、
世界初の技術を開発し続け、国内トップをひた走るのがサトーである。

その成長の理由は、ユニークな社内制度「三行堤報」にあった。
サトーの社員は、全員が毎日ある報告書を社長宛に作成する。
その文字数たるや、どんなに多くても3行。127文字以内で納めなくてはならない。
社員のちょっとした“つぶやき”でサトーはこれまで業界シェアトップに立っただけでなく、
働きやすい職場つくりにも貢献した。

この制度は他企業からも大きな注目を受け、
現在では自社に取り入れている企業もある。

≪DVDの感想≫


ゼミ生は、ここにDVDの感想を書き込むようにしましょう。
削除キーは【1115】です。

【衛藤雄介(23期)】
ハチミツを扱う企業が三行堤報を取り入れている事例を見ましたが、
自分はこのシステムはサトーなどの一部の企業でしか活かせないシステムではないかと思いました。

理由は、サトーで扱っている自動認識システムはスーパーやコンビニだけでなく、
病院での取り違え予防や図書館の貸し出し管理など、可能性がまだまだ広がる分野で、
まさに社員全員で新たな可能性を追及することのができますが、
一方でハチミツなどの食品分野は、多くの場合新たな可能性はほぼ出尽くしており、
成功事例として紹介されていた「しょうが漬けハチミツ」についても、
しょうが漬けに注目が集まっているという情報は商品開発部のメンバーでも集められる範囲であり、
本当に三行堤報というシステムを取り入れたことによる成功なのか?
と両社を比較して疑問に思ったからです。

【中村貴治(20期)】

○三行提報が経営者を育てる
番組の中では、「集まってくる三行提報が経営者の経営の道標となって経営者を育てる」.
と言う意味で使われていたが、それは三行提報を書く従業員にもいえることではないだろうか。

(良い)三行提報を書くには、経営に役立ちそうな情報に常に目を光らせる必要があるため、
一人一人が経営の目線をもって日々の業務にあたらなければらならない。
また、その日にあったあらゆることから一つ選んで書くと言う意味では、
自分達が行っている“今日イチ”とほぼ同じ効果もあるだろう。

社内で毎日の40通に選ばれる情報がどんなものかを定期的に公表したり、
多く選ばれた提報を書いた社員を表彰するなどしたら、より効果が望めるのではないだろうか。

【近藤(22期)】

「いきなり大きな変革は不可能だから、小さな変化から起こしていく」ということは、
いろいろな企業で言われそうなことだと思いました。その小さな変化を具体的にどう起こしていくのか、
と考えていくときに、従業員の小さな気づきから注目していく「三行提報」が出てきた、
とも捉えられるように思いました。
やや抽象的な指針を立てたら、それをいかに具体的にしていくか、ということが重要であると確認できました。

【松井 敬祐(23期)】
三行提報について、私は一つ驚いたことがある。
それは“三行とは言え、365日もよく毎日書けるな〜”ということだ。
しかも毎日40通が良い提報だとして選ばれるということなので、
一年間に約1500通もの提報が会社に反映されるということである。
そう考えると、三行提報の役割は非常に大きいものであり、
他企業もそれを取り入れていく価値はあると思う。

ただ、疑問に思うのは、【たった三行で本当につたわるのか?】である。
三行で40通に選ばれるものと、
選ばれないものに分けられるほどの価値はあるのか?
現に、サトーはそれで成功しているということであるが、
私は非常に疑問に思う。

それならスパンを一日ではなく、
一週間で気づいたことを週末に提出の方良いのではないだろうか?
三行提報という名前はなくなるが、文字数制限フリーにしてやっていく。
他企業が取り入れる際も一日三行という概念にこだわる必要はないと思う。


【新山公太(24期)】 <微加筆後>
DVDの観賞中に思ったのは、
サトーの「三行提報」と、扱っている商品「バーコード(関連器械)」とにおいて、
<情報の圧縮>という点で共通性が見られたこと。

前者は経営者が、社員一人々々の提案・報告を継続的に把握可能なものとして戦略決定に寄与できるよう、
後者は機械に読み取りを任せて、ミスを少なくしたり別の労働に従事できるよう、
情報に対して仕組みが施されている。 
前者と後者の場合では情報の質が異なってくるものの、
両者は共に情報の受け手である人間を補助し、その能力を活かすために機能している。

ただし、このDVDから認められることに、サトー内はこの情報の圧縮を活かし、
「人間は人間だけができる労働にのみ従事すればよい」という考えがある。
先生はそれに対し、人間の身体的部分を置き去りにして脳(思考・心の部分)のみに価値を置くことは、人間認識として誤りではないかと疑問視されていました。

機能的なシステムを作り上げたサトーだが、
そこから導き出されたアウトプットが企業内外に対してどのような影響を及ぼしていくか、関心がある。


【坂倉尚道(22期)】
三行提報の何が本質的に優れているのか、という点が非常に気になった。
様々な面から三行提報の優秀性について取り上げられていたと思うが
私は特に経営トップの意思決定にとって三行提報の情報がどれほど有用なものであるのか、
という点が気になった。
日本企業の経営トップは現場を大事にするということが言われているがそれと同じことかもしれない。
従業員の日々の気づきの中に利用価値の高く、可能性のある情報が含まれているということだろう。
また、従業員とトップのコミュニケーションがあることによって、トップの意思決定が従業員に受け入れられやすくなる
という効果もあると思った。
三行提報ではトップが直接目で見て入手する一次情報ではなく、従業員の頭を数回通った二次情報なので、
ある程度洗練された情報を入手できるという点が効率的なのだろうと感じた。
気になったのは、千通近くあると思われる従業員の提報すべてに毎日応えられるのか、という点である。
三行提報の中には、新商品の提案から従業員の不満や悩みまで様々な因子を持った情報が含まれていると思うが、
それぞれに対してきちんと応えられていなければ、経営トップと従業員の間で意識の対立が生まれるのではないだろうか。
受け入れられない提報についてはどう対処されているのだろうか。

【小林裕生(22期)】
社内の挨拶をコミュニケーションの図りやすいものにということで「お疲れ様です」を使わないという話があった。
代わりに「こんにちは」と社員は挨拶をしていた。「こんにちは」は確かに柔らかい表現であるし、なによりこれから会話を始めるための挨拶であるのだと認識させられた。
「お疲れ様です」は一仕事終えたかのような挨拶だともいえるし、終わりの挨拶なら会話を始める必要性がなくなってしまうだろう。
もっとも、「お疲れ様です」は働く人、つまり社会人が用いる言葉でTPOを踏まえた言葉であるとは考えられる。


W.本の交換会〜岩波新書〜


誰が、どのような本を紹介したのか、といった情報は
本の交換会幹事の報告をお待ちください。

X.刮目


≪発言者とテーマ(敬称略)≫

 1.小林(俊毅) 「参加してみての感想」
   ≪補足≫
   小林君はその日のゼミの中から、本の交換会が非常に興味深く、
   楽しかったとコメントしてくれました。
   他にも、レポート発表についても自分の気付かなかった点を指摘してもらえた
   という点などから、参加してよかったと言っていました。

 2.新山 「自らの掲示板企画について」

 3.中村 「みなさん頑張りましょう!」

Y.今週の課題と次週の予定


(1) 今週の課題

@(個人)DVDの感想をVに書き込む
A(チーム)勉強掲示板にP.F.ドラッカー『ポスト資本主義社会』(2007、ダイヤモンド社)の
     序章の内容をまとめる。

(2) 次週の予定

1、DVD視聴
2、休憩
3、本の交換会「講談社現代新書」  
4、刮目

Z.今日イチ



削除キー【1115】

【衛藤雄介(23期)】
《著者の重要性》
本の交換会で、先生から著者名の紹介の仕方について指摘をされました。

そもそも著者名を紹介するのは本の交換会での基本的なルールであり、
特に新書の場合は著者名によって参加者の本への興味が変わるため、
本によっては強調すべき要素である。

自分は毎週3冊の本を紹介するルールを自分に課していますが、
一冊一冊の著者の思いを尊重するためにも、
内容だけでなく著者名の紹介を丁寧に行いたいです。

【新山公太(24期)】

≪本との関わり方≫

今回本の交換会において、先生から小林(一年)君へ
「本は例え読まなくても、買うだけでも意味がある」
という話をされていました。

本を購入するという行動は、自分がどういったことに関して興味を抱いているのか、
自分を理解する一助になる。
本棚に今どんな本が並べられているか、
交換会でどんな本を選ぶか、
という行動に関しても同様の試みが可能ですね。

今まで自分は本に対して“本単体”として以上の認識を持ち合わせてはいなかったため、
新しい視点を得ることができました。

【中村貴治(20期)】

《“友達”と“仲間”》
友達:人生を一緒にする「キーワード=『信頼』」
仲間:ある目標に向かい、同じことをする「キーワード=『一致』」

○友達とは、(濃淡はあれど)人生を通じて付き合っていこうとする対人関係である。
 それは、「信頼」によって結び付いており、信条や趣味その他の一致を問うものではない。
 だから、お互いに意見が違ったり、時に批判し合ったりしても、付きあっていける。
○仲間とは、ある目標にむかって活動をするときに形成される対人関係である。
 キーワードは「一致」であり、活動にあたってもし意見や信条の不一致がおこれば、
 その関係性は瓦解してしまう。
○近年では、特に若い世代の間で「友達」、「仲間」の意味内容は逆転しているといえる。
 かつては、“友達”とは今のようにすぐにできる関係性のことではなかった。

【三戸】
○小林君の報告に対して、「ゼミ生からどういう質問が出たか?」などが、 
 卒業生などが知りたい情報ではないか?

○遅くとも、土曜日の昼までには、絶対に報告を完成させよう。
 その週の内に終わらせる必要もあるが、
 卒業生にも読んでもらいたいなら、当然ではないか?
 次の週になった「過去の」報告に与えられる感想は、「   」のただ一つであろう。

⇒今、11/20(日)の11:35だ………。

【衛藤雄介(23期)】≪追記≫
三戸先生
報告の滞り、本当に申し訳ありませんでした。
今週は多忙な週だったとはいえ、
土曜日昼までの期日を守れなかった点や読み手への配慮の欠けている点などの
“やらなければならない”ことが不十分であったことについて深く反省します。

【坂倉尚道(22期)】
三戸先生、今日イチの報告が遅れ、
先生にこのような書き込みを頂く事態になってしまい申し訳ありません。
卒業生の方々に読んで頂くためにも、土曜日の昼までには報告を完成させることを
ルールとして定めたいと思います

【近藤(22期)】

衛藤君が報告しているように、今回は一年生の小林君のレポートに関して、
ゼミ生から質疑応答をしていきました。
私は、KYに代わる新語が、どうしてアルファベット2字でなければならないのか、と疑問に思って、
どのように質問するのが良いのか考えながら聞いていました。

結局、そのまま「どうしてアルファベット2字に限定して考えたのか」という形で質問したのですが、
やはり自分の質問の仕方が悪く、「KYに代わる新語ということで、アルファベット2字で考えた」という
答えをもらってしまいました。
どのように質問するのが良かったのか、考えていましたが、最後の先生のコメントから、
新語の条件として、「どのようにして新語は登場するのか」ということが、新語の条件を考える前に
検討されていないから、納得する形ではなかったのだと、わかりました。

問いの立て方を詰め、テーマの理解を深めてからでないと、相手に納得させるような
報告はできないのだと、改めて実感しました。また、今回のように一年生を相手に
質問する際には、相手より上の理解に立って、より深めるものでなければならなかったのですが、
それができなかったことが悔しいです。

【松井 敬祐(23期)】
今回のゼミ活動では1回生の小林君が参加した。
1年とは言え、堂々とした振る舞いで、
自分の作成してきたレポートを説明し、それについて議論していた。
私が1年の時には無いような勉強の姿勢を彼は持っていたのである!!

【坂倉尚道(22期)】
≪テーマの意味を確認する≫
二年生の小林君のレポートのテーマは「KYに代わる新語についての考察」であった。
小林君のレポートには、「KY語」(KYの法則性)についての考察はあったが、
「新語」(新たな言葉が流通し、使われなくなる背景)についての考察が十分でなかった。
ゼミ生の質問も、小林君の行っている「KY語」についての考察の中に限定されるものであり、
本質に迫るものではなかった。(そもそもKYに代わる言葉を考えるには
「新語論」が必要であるとにも気づかなかった。)
それは、なぜそのテーマ(「KYに代わる新語についての考察」)について検討するのか、
というテーマの意味・問題意識が明確につめられていなかったからである。
「テーマ」というものは突然生まれるものではなく、検討する際は、
その「テーマの意味」について考えることから出発することの重要性を改めて認識させられた。

【小林裕生(22期)】
一年生の小林君が来てくれて質問の機会が設けられたのだが、三戸先生からご指摘いただいたように本質的な質問をぶつけることはできていなかった。
新語とは何か?という根本的な問いではなく、KYというたたき台にこだわった問いをしてしまったからだ。
新語とは何か?さらにいえば、言葉とは何か?という本質的な部分をまず思考するべきだったと思う。それが基本なのだろう。

ただ今回、小林君のレポートが既にあり、そこに囚われたというか、それに対する考えをもち質問をしてしまいがちな状況ではあったと思う。
既に見えているわかりやすいものが示されたなら、それに沿うべきか注意を払わなくてはならないのかもしれない。


[321] 題名:今週のゼミで学んだこと 後期第6回 名前:中村貴治(20期生) 投稿日:2011年11月14日 (月) 06時02分

11月8日の「今週のゼミで学んだこと」を投稿します。
今週は、残念ながら先生が購入された本を確認することができなかったため、
「今週の先生の購入本」の記録は無しになります。
次回は、見逃さずに記録をとりたいと思います

1. 宝島社系『まんがと図解でわかる〜』出版物について

○『別冊宝島1710 まんがと図解でわかるドラッカー』(宝島社,2010年)
○『別冊宝島1729 まんがと図解でわかるニーチェ』(宝島社,2011年)
○『別冊宝島 1767 まんがと図解でわかる正義と哲学のはなし』(宝島社,2011年)

(1) 先生の視点
 ニーチェ、ドラッカー、更に正義はここのところの「流行」である。
宝島社はそれらのそれぞれに関する本を出版しているが、それ以上のことはしていない。
それだけで、宝島社に力があまりないことがわかる。
有力なテーマを見つけられる力があれば、「こんなものもあるんだ」といって、
新しいものを提供するはずだからである。

(2) 感想
 宝島社の『まんがと図解でわかるドラッカー』は、女性層に受け、50万部を突破したそうです。
確かに同社は消費者のニーズを掴み、成功を収めました。
しかし、それはあくまで流行に乗っただけ、ということもできるでしょう。

 三戸公の『ドラッカー』(未来社)においては、明確な分け方が為されているというわけでは無いように
思われますが、企業の目的を「顧客の“創造”(to create customers)」という限りは、
単に既にある消費者のニーズに応えるだけでなく、何も無いところに新たに顧客を作り出す活動を、
期待したいと思います。
(「顧客の創造」という概念には、まだしっかりと理解できていないところが有ると感じます。
一般的には「手つかずの市場を発掘し、新たな顧客を作り出す」などと説明され、
それが「企業の経済的利益になる」、と理解されているように思いますが、
自由論、社会論を論じてきたドラッカーが、単にそれだけで終わるとは思えません。
「顧客の創造」とそれが社会に与える影響、もっと関係性を詰めて考えたいです)


2.本の表紙と帯について

(1) 先生の視点
平積みでおいてある本の表紙を見ていると、帯ばかりが目立って、せっかくの表紙の装丁が目立ってこない。
文字ばかりの帯なども、見た目をうるさくしてしまうばかりである。
「本が売れない」というが、それ以上に「売り方が悪い」のではないだろうか。
例えば、帯の全面は完全に表紙の続きになるようにプリントして、本の裏、そして何よりも装丁がなく、
棚に入った時によく見られる側面の部分に何か施すといった、工夫ができるだろう。

(2) 感想
 作っている方としては、帯こそが「腕のみせどころ」でもあるのでしょうが、あまりにも煩いものは目にあまります。
特に、季節ごとの「○○フェア」の宣伝のための帯など、刺激的な色調に加え、
全く本の内容と無関係にもかかわらず合わせられてしまうものは、
本自体の魅力を殺すことにしかなっていないのではないでしょうか。
本自体の魅力で売ろうとしていないのですから、本の売り上げが次第に下がっていくのは自明に思われます。

 スティーブ・ジョブスが亡くなった時、彼の自伝の装丁で日本だけが表紙に、
文字をふんだんに置いたことが話題になりました※。
自分などは、帯に文字が躍っているもの以外は想像できなくなってしまっている世代ですが、
本屋から帯が消えたら、どのような景色になるのでしょうか。
出版社側も、もしかしたら一度当たり前になったことを辞めるということが恐ろしくて、
もしくはどのようなことになるのか想像ができなくて、できない、ということかもしれません。
各国のスティーブ・ジョブズ伝記の装丁。なんで日本だけこうなった?
 ジョブズ氏伝記 日本語版装丁のデザインが話題に


3.今週の先生の購入本

今週は、残念ながら確認することができませんでした。
次回は必ず確認します!

=============================
【konzemi】


[320] 題名:2011年度・後期・第6回ゼミ活動報告 名前:新山 公太(24期生) 投稿日:2011年11月09日 (水) 13時50分

2012



今回は2011年度、第二回目のスピーチ大会が執り行われました。

前回とは形式が変わって二部構成仕様です。

そのため、
常盤祭を間に挟んだことも手伝って準備に苦心しましたが、
その分先輩方の語りぶりを多く見聞させてもらいました。

第一回目から小泉さんと勝又さんが加わったことも、また大きいですね。
二年生である自分にとって、良い経験となりました。


≪目次≫
T.基本情報
U.スピーチ大会 〜大切なもの〜
 (@)第一部
 (A)第二部
V.刮目
W.今週の課題と次週の予定
X.今日イチ

削除キー【1108】

 

T.基本情報



【日時】11月8日(火)16時30分〜23時10分
【場所】経営学部B棟334号室
【出席情報】※カッコ内は欠席者、敬称略
<19期生>小泉
<20期生>中村
<21期生>勝又
<22期生>近藤、坂倉、(清野)(小林)
<23期生>市川、衛藤、(松井)
<24期生>新山、石嶺、(高橋)(坂井)(菊池)
出席率:60%(9/15)

 

U. 


今回は大切なもの≠共通のテーマに、二部構成で行われました。

スピーチの詳細に関してはスピーチ大会用掲示板を参照願います。


  

(@)第一部


制限時間が3〜5分と設けられています。
  

(A)第二部


こちらは時間の規定を設けずに行ってみました。



 

V.刮目


≪発言者とテーマ(敬称略)≫

 1.石嶺 「今回の反省 〜次回へ向けて〜」

 2.市川 「人を評価するということ 〜常盤祭を経て〜」

 3.新山 「開催宣言」


 

W.今週の課題と次週の予定


 (@)今週の課題
  ・スピーチ大会用掲示板に自分の原稿を上げる。
  ・上げた原稿に対し、赤文字で添削をしてブラッシュアップする。

 (A)次週の予定
  ・KY≠ノ関するレポートを書き上げてきた一年生をゲストに迎える。
   それとも道場破りとしてでしたっけ?
  ・DVD観賞
  ・本の交換会 テーマ≪岩波新書≫

 

X.今日イチ


【新山 公太(24期生)】

≪今回の反省点≫

みなさんからの評価を読ませていただきました。
そこで共通して認められたことは、
  1.話術面は前回より良い評価となっている、
  2.今回のコンセプト納得性≠ナは成功していない。
これはスピーチをするにあたり、話し手である私が自身に対して意識できること≠ヘ工夫がしていたけれど、
私から聞き手を意識をしての作りはなされていない。
すなわち原稿作成等の戦略段階において欠陥を抱えていたということです。

次回のスピーチ大会は「この人を語る」がテーマということでしたね。
今度は語り聞かせたいキーワードを絞り、聞き手にとってクリアな話とすることを心得⓪にしたいと思います。

 > 市川さんへ
  今日イチを立ち上げてから30分以内に書き込まれている……。
  石嶺くんの素晴らしい≠通り越して恐ろしい°@動力ですね。
  ゼミ生としての意識の高さを見せつけられました。

     でも最後脱字がありますよー。

">

  
【市川宗近(23期)】
スピーチの心得

スピーチ大会が始まる前、先生から、
スピーチの心得というのをつくろうではないか
と、ご提案頂きました。
(勿論、これからどんどん加えてよりよくしていくものです。)

そこで、
・話にはタイトル、サブタイトルをつける。
・サブタイトルは、話のしめにするといいかも(?)
・小見出しをつけて話す


この三つが主に上がったものだと思います。

私自身、自分の話に、タイトルをつける、サブタイトルをつける
という意識が非常に弱いものだったので、
これからは、意識して話していきたいです!

指摘ありがとう!(^^)!





おお!!俺の一所懸命書いたけど消されてしまった(;O;)
レインボースピーチ大会が
今ここに復活している!(^^)!


【中村貴治(20期)】

<マトリクスについて>
マトリクスを作成する、評価する際は、
用いる概念同士が重なってはならない。
例えば、"正""善"という二つの概念を用いるなら、
「正しい」ことはすなわち「善」いことではないのか、
という疑問が生まれてしまう。
この場合は、"正""善"二つの概念に付いて、
それぞれ詰め、違いは何かを明らかにした上で用いらねばならない。

―――――――――――
スピーチの心得A


・原稿は読まない。
・原稿を楽譜にする。(話のリズム、強弱など)


今回挙がったことではありませんが、
常に先生よりアドバイス頂いていることですね。
特に「原稿は読まない」という意味では、
石嶺君、新山君の二年生コンビは、今回見事でした!!
(原稿を「全く見ない」、むしろ、
頭に入れているから「持っていく必要がない」というのは、
初めて見ました。)


【近藤(22期)】

スピーチの心得B
抽象的な話は、キーワードを絞って強調せよ。

話が抽象的になれば、その分伝わりにくくなる。
全てを伝えることはなかなか難しいから、キーワードを
いくつかに絞り、強調することで、話を相手に残す。

(今回のようなテーマでは、特に当てはまりそうです。)

【坂倉尚道(22期)】

スピーチの心得C
スピーチの内容は「大切なもの」というテーマから考えるのではなく、
「納得させる(制限時間5分)」というコンセプトから考える。

「大切なものか…。自分にとって大切なものってなんだ。」と、凝り固まった発想しかできなかったために、
先生から「5分という制限時間に見合わない話をした」という評価を頂く話をしてしまいました。

<学ぶ者としての姿勢>
にもかかわらず、第二回目のスピーチでは「第一回目のスピーチの内容を1分で話します。」と、
先生のアドバイスに全く立たないスピーチをし、しかもその話は中身が全く詰められていない無惨なものでした。
「学ぶ者」としての根本的な姿勢について先生からお叱りを受けました。とても恥ずかしく情けなかったです。
自分の言動が「学ぶ場」であるゼミに相応しいものであるか、十分に気をつけたいと思います。


【衛藤雄介(23期)】

スピーチの心得D
正論を正論として語るのはやめるべき

テーマ選びの際に必要なポイントです。
今回の第一部での自分のスピーチにおける、「野菜ジュースが大切」
という主張は、聞いてて特に誰も反論しないような内容であり、
これでは相手に伝わらないスピーチになってしまう。

よって人に伝えるためには、ユーモアをまぜる、反論としてやってみる、
実例をあげてみるなどの工夫が必要となる。




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